JPH1132310A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JPH1132310A
JPH1132310A JP18555097A JP18555097A JPH1132310A JP H1132310 A JPH1132310 A JP H1132310A JP 18555097 A JP18555097 A JP 18555097A JP 18555097 A JP18555097 A JP 18555097A JP H1132310 A JPH1132310 A JP H1132310A
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JP
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program
broadcast
decoding
signal
channel
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JP18555097A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Tsuda
賢治郎 津田
Satoru Inagaki
悟 稲垣
Hiroshi Nio
寛 仁尾
Atsushi Ishizu
厚 石津
Tetsuji Maeda
哲司 前田
Shuhei Taniguchi
周平 谷口
Etsumi Sakaguchi
悦美 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェア放送方式において、視聴者が快
適にザッピング操作をすることのできる放送受信装置を
提供する。 【解決手段】 放送信号より2以上のチャンネルの信号
を同時に分離し、出力することのできるチャンネル分離
手段12と、チャンネル分離手段12の出力の一つから
番組信号を受け取り、これをデコードして表示画面に表
示する放送データ受信表示手段(13,14,15)
と、チャンネル分離手段の放送データ受信表示手段が番
組信号を受け取る出力とは異なる出力からデコードソフ
トウェアプログラムを受け取るプログラム受信手段19
と、選択したチャンネルをデコードするためのデコード
ソフトウェアプログラムがプログラム蓄積手段20に保
持されていないときに、プログラムを上記プログラム受
信手段19を用いてダウンロードする必要性を判定する
手段18とを備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は放送受信装置に関
し、特にデコード方式の異なる複数の放送方式の番組を
受信する放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は放送衛星を用いた放送システムの
構成を示す図であり、図において201はそれぞれ1ま
たは複数のチャンネルの放送信号を放送するテレビジョ
ン放送局等の放送業者、202は複数の放送業者201
からの放送信号を受け、この放送信号を処理し視聴者端
末(放送受信装置)に対し送信する放送衛星から構成さ
れる放送事業者である。
【0003】従来の放送システムは、全ての放送業者が
全てのチャンネルについて、番組制作,放送送出を例え
ばMPEG等の共通の放送方式(映像伝送方式、映像符
号化方式など)で行ない、視聴者側においてこの共通の
放送方式に対応した専用のハードウェアを用いて放送を
受信,再生するものであった。すなわち、従来の放送シ
ステムにおいては、図9に示すように、放送業者201
から放送され、放送事業者202を経由したMPEG等
のデータを放送受信装置の専用ハードウェアで受信して
TV等にフルスクリーン表示が行われていた。
【0004】一方、コンピュータの性能向上により、従
来は専用ハードウェアでしか処理できなかった映像信号
処理も、汎用ハードウェアを用いたソフトウェア処理に
より実現できる。すなわち、このようなソフトウェアに
よる信号処理を用いれば、汎用ハードウェアにそれぞれ
の放送データをデコードするためのデコードソフトウェ
アプログラム(ライブラリ)をロードすることにより、
放送方式の異なる複数の放送データをデコードすること
が可能である。このように受信側で放送方式の異なる複
数の放送データをデコードすることが可能となれば、C
G放送やアニメーション放送など従来の映像/ 音声放送
とは異なる形態のデータ放送等、各種放送方式が混在し
た放送が可能となる。このような放送システムでは、従
来の映像だけの放送に加えて、テキストデータやCG等
のデータ等を関連付けて配信できることになり、制作側
も凝ったコンテンツを作成することが可能であるし、ユ
ーザも従来の見るだけのサービスから、インタラクティ
ブなサービスを含め多種多様なコンテンツを受信するこ
とができるメリットがある。たとえば、図10に示すよ
うに1チャンネルの番組中に放送方式の異なる複数のデ
ータを混在させて放送し、受信側において一画面上に異
なる放送方式による複数のコンテンツを表示すること等
も可能である。
【0005】さらに、放送データをデコードするための
デコードソフトウェアプログラムを放送により配信する
ようにすれば、ある放送データをデコードするためのデ
コードソフトウェアプログラムを放送受信装置側が保持
していない場合でも、このデコードソフトウェアプログ
ラムを放送からダウンロードして放送データをデコード
することができるので、受信装置側が多種類のデコード
ソフトウェアプログラム(ライブラリ)を常に保持して
いる必要がなく、受信装置側に大容量の記憶手段を設け
る必要がないという利点があり、また、番組提供者側で
新たな放送方式を使用した場合にも適応できる利点があ
る。
【0006】放送により放送データをデコードするため
のデコードソフトウェアプログラムを配信する形態とし
ては、図7(a) に示すように、チャンネル毎にそのチャ
ンネルで放送される放送データをデコードするための放
送データをデコードするためのデコードソフトウェアプ
ログラムを多重して放送する方法や、図7(b) に示すよ
うに、放送データを放送するチャンネルとは別に放送デ
ータをデコードするためのデコードソフトウェアプログ
ラムのみを放送するプログラム専用チャンネルを設け、
放送データを放送するチャンネルで放送される放送デー
タをデコードするためのデコードソフトウェアプログラ
ムをこのプログラム専用チャンネルで繰り返し放送する
方法が考えられる。
【0007】このような放送データをデコードするため
のデコードソフトウェアプログラムを配信する放送シス
テムで用いられる放送受信装置は、デコードソフトウェ
アプログラム(ライブラリ)を保持するプログラム蓄積
手段(ライブラリバッファ)を備え、このプログラム蓄
積手段に蓄積されたデコードソフトウェアプログラムを
用いて放送データのデコードを行ない、受信した放送デ
ータをデコードするためのデコードソフトウェアプログ
ラムがプログラム蓄積手段に保持されていない場合は、
上述のようにして放送されるデコードソフトウェアプロ
グラムを必要に応じてダウンロードして用いるという構
成が考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から視
聴者がチャンネルを短時間の間にランダムに切り替えて
同一時刻に放送されている番組内容を確認する「ザッピ
ング」という操作が行われる。この「ザッピング」にお
いて、従来の放送のように、全ての放送業者が全てのチ
ャンネルについて単一の放送方式をしている場合は、視
聴者が放送のチャンネルを切り替えても瞬時に番組映像
を切り替えることが可能であるが、上述したソフトウェ
アによる信号処理を利用した放送システムの場合は、ザ
ッピングの際にあらかじめ放送受信装置にチャンネルを
切り換えた先の放送データをデコードするためのソフト
ウェアプログラムが保持されていない場合には、プログ
ラムをダウンロードするための遅延時間が必要になり、
その間は画面上に映像が表示されない状態となるため、
視聴者が不快感を感じるという問題がある。
【0009】本発明は、かかる問題点を解消するために
なされたもので、ソフトウェアによる信号処理を利用し
た放送システムで用いられる放送受信装置において、ザ
ッピング時に画面上に映像が表示されない状態を回避で
きる放送受信装置を提供することを目的とする。また、
本発明は、ソフトウェアによる信号処理を利用した放送
システムで用いられる放送受信装置において、ザッピン
グ時に、ザッピング可能なチャンネルを効率よく増加さ
せ、快適にザッピングを行なうことのできる放送受信装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかる放送受信装置は、複数
のチャンネルで2種類以上の放送方式の番組信号,及び
放送される番組信号をデコードするためのデコードソフ
トウェアプログラムを放送するデータ放送方法により放
送された放送信号を受信する放送受信装置において、デ
コードソフトウェアプログラムを保持するプログラム蓄
積手段と、上記放送信号より2以上のチャンネルの信号
を同時に分離し、出力することのできるチャンネル分離
手段と、該チャンネル分離手段の複数の出力の一つから
番組信号を受け取り、これをデコードして表示画面に表
示する放送データ受信表示手段と、上記チャンネル分離
手段の複数の出力のうち上記放送データ受信表示手段が
番組信号を受け取る出力とは異なる出力からデコードソ
フトウェアプログラムを受け取るプログラム受信手段
と、上記複数のチャンネルのうちから受信するチャンネ
ルを選択するチャンネル選択手段と、該チャンネル選択
手段が選択したチャンネルで放送される番組信号をデコ
ードするためのデコードソフトウェアプログラムが上記
プログラム蓄積手段に保持されていないときに、放送信
号より当該番組信号をデコードするためのデコードソフ
トウェアプログラムを上記プログラム受信手段を用いて
ダウンロードし、上記プログラム蓄積手段に蓄積する制
御を行なうプログラム受信制御手段とを備えたものであ
る。
【0011】また、本発明(請求項2)にかかる放送受
信装置は、複数のチャンネルで2種類以上の放送方式の
番組信号,及び放送される番組信号をデコードするため
のデコードソフトウェアプログラムを放送するデータ放
送方法により放送された放送信号を受信する放送受信装
置において、デコードソフトウェアプログラムを保持す
るプログラム蓄積手段と、上記チャンネル選択手段が選
択したチャンネルで放送される番組信号をデコードする
ためのデコードソフトウェアプログラムが上記プログラ
ム蓄積手段に保持されていないときに、上記チャンネル
選択手段が選択したチャンネルとは異なるチャンネルを
選択するように制御するチャンネル選択制御手段を備え
たものである。
【0012】また、本発明(請求項3)にかかる放送受
信装置は、請求項1記載の放送受信装置において、デコ
ードソフトウェアプログラムのダウンロードを行なうと
きに、ダウンロードの実行中であること、及びダウンロ
ードが完了したことを表示画面上に表示するダウンロー
ド表示手段をさらに備えたものである。
【0013】また、本発明(請求項4)にかかる放送受
信装置は、請求項1記載の放送受信装置において、上記
プログラム受信制御手段が、複数のデコードソフトウェ
アプログラムのダウンロードの必要が生じたときに、該
複数のデコードソフトウェアプログラムのダウンロード
に必要な時間を比較し、ダウンロードに必要な時間の短
いプログラムから優先的にダウンロードを行なうもので
ある。
【0014】また、本発明(請求項5)にかかる放送受
信装置は、複数のチャンネルで2種類以上の放送方式の
番組信号,及び放送される番組信号をデコードするため
のデコードソフトウェアプログラムを放送するデータ放
送方法により放送された放送信号を受信する放送受信装
置において、デコードソフトウェアプログラムを保持す
るプログラム蓄積手段と、上記放送信号より2以上のチ
ャンネルの信号を同時に分離し、出力することのできる
チャンネル分離手段と、該チャンネル分離手段の複数の
出力の一つから番組信号を受け取り、これをデコードし
て表示画面に表示する放送データ受信表示手段と、上記
チャンネル分離手段の複数の出力のうち上記放送データ
受信表示手段が番組信号を受け取る出力とは異なる出力
からデコードソフトウェアプログラムを受け取るプログ
ラム受信手段と、上記放送データ受信表示手段が上記複
数のチャンネルのうちの1つのチャンネルの番組を表示
している間に、上記1つのチャンネルとは異なるチャン
ネルで放送される番組信号をデコードするためのデコー
ドソフトウェアプログラムが上記プログラム蓄積手段に
保持されているかいないかを調べ、保持されていないと
きに、放送信号より当該番組信号をデコードするための
デコードソフトウェアプログラムを上記プログラム受信
手段を用いてダウンロードし、上記プログラム蓄積手段
に蓄積する制御を行なうプログラム受信制御手段とを備
えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1による放送
受信装置の構成を示す図であり、図において、11は放
送事業者より配信される放送データを受信する放送受信
手段である。12は受信した放送信号のうちから特定の
チャンネルの信号を分離して出力するチャンネル分離手
段であり、このチャンネル分離手段12は2チャンネル
の信号をそれぞれ独立に分離し、それぞれ出力端子a,
bに出力することができるものである。13はチャンネ
ル分離手段12の出力端子aに出力される信号より番組
の放送データを取得する放送データ受信手段、19はチ
ャンネル分離手段12の出力端子bに出力される信号よ
り放送データをデコードするためのデコードソフトウェ
アプログラムを取得するプログラム受信手段である。2
0はプログラム受信手段19が取得したデコードソフト
ウェアプログラムを蓄積,保持するプログラム蓄積手段
である。14は放送データ受信手段13が取得した放送
データをプログラム蓄積手段20に保持されたデコード
ソフトウェアプログラムを用いてデコードするプログラ
ム実行手段である。15はプログラム実行手段14でデ
コードされた信号を入力として画面表示,音声表示等を
行なう画面表示手段である。16はリモコン等の外部の
入力手段17からの入力に基づいてチャンネル分離手段
12で出力端子aに出力するチャンネルを指定するチャ
ンネル指定手段である。18はチャンネル分離手段12
で出力端子aに出力されるチャンネルの番組データとプ
ログラム蓄積手段20に保持されているデコードソフト
ウェアプログラムとを比較等して放送信号からデコード
ソフトウェアプログラムをダウンロードするか否かを決
定するダウンロード有無決定手段である。
【0016】図2は本実施の形態による放送受信装置の
動作を説明するためのフローチャート図である。以下、
本実施の形態による放送受信装置の動作を図に沿って説
明する。
【0017】視聴者がリモコン等の入力手段17を用い
てザッピングを開始すると(S1)、ダウンロード有無
検出手段18は、チャンネル指定手段16により選択さ
れたチャンネルの放送データのデコードに必要なデコー
ドソフトウェアプログラムを検知する(S2)。ここ
で、放送事業者から配信される放送データは、そのデー
タをデコード処理するために使用するデコードソフトウ
ェアプログラム名が記述されたタグ部を有しており、ダ
ウンロード有無検出手段18はチャンネル指定手段16
により選択され、チャンネル分離手段12で分離された
チャンネルの放送データのこのタグ部を見て放送データ
のデコードに必要なデコードソフトウェアプログラムを
検知する。次に、ダウンロード有無検出手段18はステ
ップS2で検知したデコードソフトウェアプログラムが
プログラム蓄積手段20に保持されているか否かを調べ
る(S3)。そして、ステップS2で検知したデコード
ソフトウェアプログラムがプログラム蓄積手段20に保
持されているときは、このデコードソフトウェアプログ
ラムがプログラム実行手段14にロードされる。そして
チャンネル分離手段12は選択されたチャンネルを出力
端子aに出力し、放送データ受信手段13はチャンネル
分離手段12の出力より放送データを取得し、プログラ
ム実行手段14は放送データ受信手段13の出力をデコ
ードし、画面表示手段15はプログラム実行手段からの
デコード出力に基づいて画像等を表示する(S4)。
【0018】一方、ステップS3において、ステップS
2で検知したデコードソフトウェアプログラムがプログ
ラム蓄積手段20に保持されていないと判断されたとき
は、このデコードソフトウェアプログラムの放送信号か
らのダウンロードを開始するとともに、選択されたチャ
ンネルの次のチャンネルを選択してステップS2に戻
る。ここで、デコードソフトウェアプログラムの放送信
号からのダウンロードは、放送事業者からのデコードソ
フトウェアプログラムの配信形態が図7(a) に示すよう
に、チャンネル毎にそのチャンネルで放送される放送デ
ータをデコードするための放送データをデコードするた
めのデコードソフトウェアプログラムを多重して放送す
るものである場合は、チャンネル分離手段12が選択さ
れたチャンネルの放送信号を出力端子bから出力し、プ
ログラム受信手段19がチャンネル分離手段12の出力
する放送信号に多重されたデコードソフトウェアプログ
ラムを抽出してプログラム蓄積手段20に対し出力する
ことにより行ない、放送事業者からのデコードソフトウ
ェアプログラムの配信形態が図7(b) に示すように、放
送データを放送するチャンネルとは別に放送データをデ
コードするためのデコードソフトウェアプログラムのみ
を放送するプログラム専用チャンネルを設け、放送デー
タを放送するチャンネルで放送される放送データをデコ
ードするためのデコードソフトウェアプログラムをこの
プログラム専用チャンネルで繰り返し放送するものであ
る場合は、チャンネル分離手段12がプログラム専用チ
ャンネルの放送信号を出力端子bから出力し、プログラ
ム受信手段19がチャンネル分離手段12の出力する放
送信号に多重されたデコードソフトウェアプログラムを
抽出してプログラム蓄積手段20に対し出力することに
より行なう。チャンネル分離手段12は異なる2つのチ
ャンネルの放送信号をそれぞれ出力端子a,bに独立に
出力することができるので、デコードソフトウェアプロ
グラムのダウンロードの間に、放送データのデコードに
必要なデコードソフトウェアプログラムがプログラム蓄
積手段20に保持されている他のチャンネルの放送信号
を出力端子aより出力することができ、番組の画面表示
をすることができる。
【0019】図3は本実施の形態による放送受信装置の
ザッピング時におけるチャンネル選択動作を説明するた
めの図であり、図において、白抜きのチャンネルは放送
データのデコードに必要なデコードソフトウェアプログ
ラムがプログラム蓄積手段20に保持されているチャン
ネルであり、ハッチングを施したチャンネルは放送デコ
ードのデコードに必要なデコードソフトウェアプログラ
ムがプログラム蓄積手段20に保持されていないチャン
ネルである。図3(a) に示す状態では、まず、ch1の
放送データのデコードに必要なデコードソフトウェアプ
ログラムはプログラム蓄積手段20に保持されているの
で、このチャンネルをザッピングで選択したときはその
番組の画像等が表示手段に即座に表示される。次にch
2の放送データのデコードに必要なデコードソフトウェ
アプログラムはプログラム蓄積手段20に保持されてい
ないので、このチャンネルをザッピングで選択したとき
は、図2のフローチャートのステップS5の動作により
ch2の放送データのデコードに必要なデコードソフト
ウェアプログラムのダウンロードが開始されるととも
に、ch2の次のチャンネルであるch3が選択され、
ch3の放送データのデコードに必要なデコードソフト
ウェアプログラムはプログラム蓄積手段20に保持され
ているので、その番組の画像等が表示手段に即座に表示
されることにより、選択したチャンネルの放送データの
デコードに必要なデコードソフトウェアプログラムがプ
ログラム蓄積手段20に保持されていないことにより表
示画面上に何も表示されないという状態となることが回
避される。そして、ch2の放送データのデコードに必
要なデコードソフトウェアプログラムのダウンロードが
完了すると図3(b) に示す状態となり、この後にch2
を選択したときには、その番組の画像等が表示手段に即
座に表示される。即ち、ザッピングをしているうちに、
ザッピング可能なチャンネルが増加していくこととな
る。
【0020】また、デコードソフトウェアプログラムの
ダウンロードが必要なチャンネルが選択され、ダウンロ
ードを開始したときに、表示画面上に図4(a) に示すよ
うに「ダウンロード中」の表示を行ない、ダウンロード
が完了したときに、図4(a)に示すように「ダウンロー
ド完了」の表示を行なうようにすれば、視聴者がこの表
示を見て、ザッピング可能なチャンネルが増加したこと
を容易に認知することができ、より快適なザッピング操
作を行なうことができる。
【0021】このように本実施の形態1による放送受信
装置では、プログラムのダウンロードを必要とするチャ
ンネルと必要としないチャンネルとを判別し、ダウンロ
ードを必要とするチャンネルのプログラムのダウンロー
ドを、放送データを受信する手段と独立したチャンネル
でプログラムを受信することができるプログラム受信専
用の受信手段を用いて行なう構成としたから、放送デー
タを受信する手段を用いてプログラムのダウンロードを
必要としないチャンネルのザッピングをしながら、ザッ
ピング可能なチャンネルを増加させることができる。
【0022】また、本実施の形態1による放送受信装置
では、ザッピングの際に、ダウンロードが終了していな
いチャンネルが選択されたとき、このチャンネルをスキ
ップして、ダウンロードが終了して映像表示が可能なチ
ャンネルのみをザッピング表示する構成としているの
で、選択したチャンネルの放送データのデコードに必要
なデコードソフトウェアプログラムがプログラム蓄積手
段に保持されていないことにより表示画面上に何も表示
されないという状態となることが回避され、快適なザッ
ピングを行なうことができる。また、本実施の形態にお
いては、ダウンロードが終了していないためにスキップ
されたチャンネルは、そのダウンロードが完了すること
によりスキップされなくなるので、視聴者が何ら特別の
操作をすることなく、自動的にザッピング可能なチャン
ネルを増加させることができるものである。
【0023】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2による放送受信装置について説明する。本実施の形態
2による放送受信装置の構成は、図1に示す実施の形態
1の放送受信装置と同様であるが、動作アルゴリズムが
異なる。すなわち、本実施の形態2による放送受信装置
は、例えば配信されるデコードソフトウェアプログラム
のデータに記述されたプログラムのダウンロードに必要
な時間を計算可能な付加情報に基づいて、ダウンロード
の優先順位を決定し、ダウンロードに必要な時間がもっ
とも短いプログラムを優先的にダウンロードするもので
ある。
【0024】図5は本実施の形態2による放送受信装置
の動作を説明するためのフローチャート図である。以
下、本実施の形態2による放送受信装置の動作を図に沿
って説明する。
【0025】まず、視聴者がリモコン等の入力手段17
を用いてザッピングを開始し、ダウンロード有無検出手
段18が、チャンネル指定手段16により選択されたチ
ャンネルの放送データのデコードに必要なデコードソフ
トウェアプログラムを検知し、このデコードソフトウェ
アプログラムがプログラム蓄積手段20に保持されてい
るか否かを調べ、プログラムがプログラム蓄積手段20
に保持されていないと判断されたときに、このデコード
ソフトウェアプログラムの放送信号からのダウンロード
が開始される点は実施の形態1による放送受信装置の動
作と同様である。上述のようにしてデコードソフトウェ
アプログラムの放送信号からのダウンロードが開始され
ると(S1)、ダウンロード有無検出手段18は、この
ダウンロードが開始されたプログラムとは異なる他のプ
ログラムであってダウンロードの必要が発生したプログ
ラムがあるか,あるいはダウンロードを待機中の他のプ
ログラムがあるかを調べ(S2)、いずれもないときは
ステップS1でダウンロードが開始されたプログラムの
ダウンロードをそのまま継続する(S3)。
【0026】一方、ステップS2において他のプログラ
ムであってダウンロードの必要が発生したプログラムが
あるか,あるいはダウンロードを待機中の他のプログラ
ムがあるときは、ステップS1でダウンロードが開始さ
れたプログラムのダウンロードに必要な時間(既に一部
がダウンロードされている場合はダウンロード完了まで
の残り時間)とステップS2において検出された他のプ
ログラムのダウンロードに必要な時間(既に一部がダウ
ンロードされている場合はダウンロード完了までの残り
時間)とを、例えば配信されるデコードソフトウェアプ
ログラムのデータに記述されたプログラムのダウンロー
ドに必要な時間を計算可能な付加情報に基づいて比較し
(S4)、他のプログラムのダウンロードに必要な時間
の方が短いかどうかを判定し(S5)、そうであるとき
は、ステップS1でダウンロードが開始されたプログラ
ムのダウンロードを待機させ、この他のプログラムのダ
ウンロードを開始して(S7)、ステップS2に戻る。
【0027】一方、ステップS5においてステップS1
でダウンロードが開始されたプログラムのダウンロード
に必要な時間の方が短いと判定されたときは、他のプロ
グラムのダウンロードを待機させ(S6)、ステップS
3に移行し、ステップS1でダウンロードが開始された
プログラムのダウンロードをそのまま継続する。
【0028】ここで、ステップS7でダウンロードが開
始された他のプログラムについては、ステップS2でこ
のダウンロードが開始された他のプログラムとは異なる
他のプログラムであってダウンロードの必要が発生した
プログラム,あるいはダウンロードを待機中の他のプロ
グラムがあるかを調べ(S2)、いずれもないときはス
テップS7でダウンロードが開始された他のプログラム
のダウンロードをそのまま継続し(S3)、ステップS
2でいずれかがあるときはステップS4に移行する。ま
た、ステップS2の他のプログラムのダウンロードの必
要の発生については、ステップS3によるプログラムの
ダウンロードの継続中常にその検出動作を続け、発生を
検知したときは割り込み動作でステップS4に移行させ
る。
【0029】また、上記実施の形態1の場合と同様、デ
コードソフトウェアプログラムの放送信号からのダウン
ロードは、放送事業者からのデコードソフトウェアプロ
グラムの配信形態が図7(a) に示すように、チャンネル
毎にそのチャンネルで放送される放送データをデコード
するための放送データをデコードするためのデコードソ
フトウェアプログラムを多重して放送するものである場
合は、チャンネル分離手段12が選択されたチャンネル
の放送信号を出力端子bから出力し、プログラム受信手
段19がチャンネル分離手段12の出力する放送信号に
多重されたデコードソフトウェアプログラムを抽出して
プログラム蓄積手段20に対し出力することにより行な
い、放送事業者からのデコードソフトウェアプログラム
の配信形態が図7(b) に示すように、放送データを放送
するチャンネルとは別に放送データをデコードするため
のデコードソフトウェアプログラムのみを放送するプロ
グラム専用チャンネルを設け、放送データを放送するチ
ャンネルで放送される放送データをデコードするための
デコードソフトウェアプログラムをこのプログラム専用
チャンネルで繰り返し放送するものである場合は、チャ
ンネル分離手段12がプログラム専用チャンネルの放送
信号を出力端子bから出力し、プログラム受信手段19
がチャンネル分離手段12の出力する放送信号に多重さ
れたデコードソフトウェアプログラムを抽出してプログ
ラム蓄積手段20に対し出力することにより行なう。チ
ャンネル分離手段12は異なる2つのチャンネルの放送
信号をそれぞれ出力端子a,bに独立に出力することが
できるので、デコードソフトウェアプログラムのダウン
ロードの間に、放送データのデコードに必要なデコード
ソフトウェアプログラムがプログラム蓄積手段20に保
持されている他のチャンネルの放送信号を出力端子aよ
り出力することができ、番組の画面表示をすることがで
きる。
【0030】図6は本実施の形態2による放送受信装置
の具体的な動作例を説明するための図であり、図におい
て、白抜きのチャンネルは放送データのデコードに必要
なデコードソフトウェアプログラムがプログラム蓄積手
段20に保持されているチャンネルであり、ハッチング
を施したチャンネルは放送デコードのデコードに必要な
デコードソフトウェアプログラムがプログラム蓄積手段
20に保持されていないチャンネルである。まず、ch
1の放送データのデコードに必要なデコードソフトウェ
アプログラムはプログラム蓄積手段20に保持されてい
るので、このチャンネルをザッピングで選択したときは
その番組の画像等が表示手段に即座に表示される。次に
ch2の放送データのデコードに必要なデコードソフト
ウェアプログラムはプログラム蓄積手段20に保持され
ていないので、このチャンネルをザッピングで選択した
ときは、ch2の放送データのデコードに必要なデコー
ドソフトウェアプログラムのダウンロードが開始され
る。このとき、ch2の放送データのデコードに必要な
デコードソフトウェアプログラムのダウンロードに必要
な時間が15秒であったとする。そしてch3が選択さ
れ、ch3の放送データのデコードに必要なデコードソ
フトウェアプログラムはプログラム蓄積手段20に保持
されているので、その番組の画像等が表示手段に即座に
表示され、この後にch4を選択すると、ch4の放送
データのデコードに必要なデコードソフトウェアプログ
ラムはプログラム蓄積手段20に保持されていないの
で、このデコードソフトウェアプログラムのダウンロー
ドの必要が発生する。このとき、ch2の放送データの
デコードに必要なデコードソフトウェアプログラムのダ
ウンロードの開始からch4の選択までに5秒が経過し
ており、ch4の放送データのデコードに必要なデコー
ドソフトウェアプログラムのダウンロードに必要な時間
が12秒であったとすると、図5のステップS5の判定
でnoと判断されるので、ch4の放送データのデコー
ドに必要なデコードソフトウェアプログラムのダウンロ
ードは待機状態となり、ch2の放送データのデコード
に必要なデコードソフトウェアプログラムのダウンロー
ドが継続される。その後、ch5〜ch8のザッピング
が行なわれた後、ch9が選択されると、ch9の放送
データのデコードに必要なデコードソフトウェアプログ
ラムはプログラム蓄積手段20に保持されていないの
で、このデコードソフトウェアプログラムのダウンロー
ドの必要が発生する。このとき、ch2の放送データの
デコードに必要なデコードソフトウェアプログラムのダ
ウンロードの開始からch9の選択までに12秒が経過
しており、ch9の放送データのデコードに必要なデコ
ードソフトウェアプログラムのダウンロードに必要な時
間が2秒であったとすると、図5のステップS5の判定
でyesと判断されるので、ch2の放送データのデコ
ードに必要なデコードソフトウェアプログラムのダウン
ロードは待機状態となり、ch9の放送データのデコー
ドに必要なデコードソフトウェアプログラムのダウンロ
ードが開始される。そして、ch9の放送データのデコ
ードに必要なデコードソフトウェアプログラムのダウン
ロードの完了後、ダウンロード待機中のプログラムのう
ちダウンロード完了までの時間が最も短いものからダウ
ンロードが再開される。すなわち、まず、ch2の放送
データのデコードに必要なデコードソフトウェアプログ
ラムのダウンロードが再開され、このデコードソフトウ
ェアプログラムのダウンロードが完了した後、ch4の
放送データのデコードに必要なデコードソフトウェアプ
ログラムのダウンロードが行なわれる。上記の例で、ダ
ウンロード時間による優先順位を付けずにダウンロード
を行なった場合、まずch2の放送データのデコードに
必要なデコードソフトウェアプログラムのダウンロード
が完了した後にch4,及びch9の放送データのデコ
ードに必要なデコードソフトウェアプログラムのダウン
ロードを順に行なうこととなるので、例えば、ch2を
選択してから17秒後においては、ch2の放送データ
のデコードに必要なデコードソフトウェアプログラムの
ダウンロードが完了しch4の放送データのデコードに
必要なデコードソフトウェアプログラムのダウンロード
を開始して2秒経過した時点であるので、ch2,ch
4,ch9のうち視聴できるのはch2のみであるが、
本実施の形態のように、ダウンロード時間が短いものか
ら優先的にダウンロードすると、ch2を選択してから
17秒後においては、ch9の放送データのデコードに
必要なデコードソフトウェアプログラムのダウンロード
とch2の放送データのデコードに必要なデコードソフ
トウェアプログラムのダウンロードが完了しており、視
聴できるチャンネルが多くなっており、ザッピングを行
なうに際し、極めて有効である。
【0031】このように、本実施の形態2による放送受
信装置では、プログラムのダウンロードに必要な時間を
計算可能な付加情報に基づいて、ダウンロードに必要な
時間がもっとも短いプログラムを優先的にダウンロード
する構成としたから、ザッピング可能なチャンネルを最
短時間で増加させることができる。
【0032】なお、上記実施の形態では、ダウンロード
が必要な複数のプログラムのダウンロードに必要な時間
を比較して、自動的にダウンロード時間が短いものから
順にダウンロードする構成としたが、ダウンロード時間
が短い順にチャンネルリストを画面に表示して、視聴者
がダウンロード順序を所定の入力手段により指定可能な
構成としてもよく、このような構成とすれば、視聴者の
要求に応じた、かつ時間効率のよいダウンロードを可能
とできる。
【0033】また、上記実施の形態1,2においては、
視聴者によりチャンネルが選択されたことを条件とし
て、この選択されたチャンネルの放送データのデコード
に必要なデコードソフトウェアプログラムがプログラム
蓄積手段にあるか否かを調べ、ないときにこのデコード
ソフトウェアプログラムを放送からダウンロードするも
のについて示したが、チャンネルの選択の有無にかかわ
らず、視聴者が1つのチャンネルを視聴中に、他のチャ
ンネルの放送データのデコードに必要なデコードソフト
ウェアプログラムがプログラム蓄積手段にあるか否かを
調べ、ないときにこのデコードソフトウェアプログラム
を放送からダウンロードするようにしてもよく、このよ
うに動作するようにすれば、視聴者が番組を視聴してい
る間に、デコード可能なチャンネルを自動的に増加させ
ることができ、ザッピングを開始したときに快適にザッ
ピングを行なうことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)にに
よれば、複数のチャンネルで2種類以上の放送方式の番
組信号,及び放送される番組信号をデコードするための
デコードソフトウェアプログラムを放送するデータ放送
方法により放送された放送信号を受信する放送受信装置
において、デコードソフトウェアプログラムを保持する
プログラム蓄積手段と、上記放送信号より2以上のチャ
ンネルの信号を同時に分離し、出力することのできるチ
ャンネル分離手段と、該チャンネル分離手段の複数の出
力の一つから番組信号を受け取り、これをデコードして
表示画面に表示する放送データ受信表示手段と、上記チ
ャンネル分離手段の複数の出力のうち上記放送データ受
信表示手段が番組信号を受け取る出力とは異なる出力か
らデコードソフトウェアプログラムを受け取るプログラ
ム受信手段と、上記複数のチャンネルのうちから受信す
るチャンネルを選択するチャンネル選択手段と、該チャ
ンネル選択手段が選択したチャンネルで放送される番組
信号をデコードするためのデコードソフトウェアプログ
ラムが上記プログラム蓄積手段に保持されていないとき
に、放送信号より当該番組信号をデコードするためのデ
コードソフトウェアプログラムを上記プログラム受信手
段を用いてダウンロードし、上記プログラム蓄積手段に
蓄積する制御を行なうプログラム受信制御手段とを備え
た構成としたから、プログラムのダウンロードを必要と
しないチャンネルのザッピングをしながら、ザッピング
可能なチャンネルを増加させることができ、快適なザッ
ピングを行なうことができる効果がある。
【0035】また、本発明(請求項2)によれば、複数
のチャンネルで2種類以上の放送方式の番組信号,及び
放送される番組信号をデコードするためのデコードソフ
トウェアプログラムを放送するデータ放送方法により放
送された放送信号を受信する放送受信装置において、デ
コードソフトウェアプログラムを保持するプログラム蓄
積手段と、上記チャンネル選択手段が選択したチャンネ
ルで放送される番組信号をデコードするためのデコード
ソフトウェアプログラムが上記プログラム蓄積手段に保
持されていないときに、上記チャンネル選択手段が選択
したチャンネルとは異なるチャンネルを選択するように
制御するチャンネル選択制御手段を備えた構成としたか
ら、選択したチャンネルの放送データのデコードに必要
なデコードソフトウェアプログラムがプログラム蓄積手
段に保持されていないことにより表示画面上に何も表示
されないという状態となることが回避され、快適なザッ
ピングを行なうことができる効果がある。
【0036】また、本発明(請求項3)によれば、請求
項1記載の放送受信装置において、デコードソフトウェ
アプログラムのダウンロードを行なうときに、ダウンロ
ードの実行中であること、及びダウンロードが完了した
ことを表示画面上に表示するダウンロード表示手段をさ
らに備えたから、視聴者がこの表示を見て、ザッピング
可能なチャンネルが増加したことを容易に認知すること
ができ、より快適なザッピング操作を行なうことができ
る効果がある。
【0037】また、本発明(請求項4)によれば、請求
項1記載の放送受信装置において、上記プログラム受信
制御手段が、複数のデコードソフトウェアプログラムの
ダウンロードの必要が生じたときに、該複数のデコード
ソフトウェアプログラムのダウンロードに必要な時間を
比較し、ダウンロードに必要な時間の短いプログラムか
ら優先的にダウンロードを行なう構成としたから、上記
請求項1の発明の効果に加えて、ザッピング可能なチャ
ンネルを最短時間で増加させることができる効果があ
る。
【0038】また、本発明(請求項5)によれば、複数
のチャンネルで2種類以上の放送方式の番組信号,及び
放送される番組信号をデコードするためのデコードソフ
トウェアプログラムを放送するデータ放送方法により放
送された放送信号を受信する放送受信装置において、デ
コードソフトウェアプログラムを保持するプログラム蓄
積手段と、上記放送信号より2以上のチャンネルの信号
を同時に分離し、出力することのできるチャンネル分離
手段と、該チャンネル分離手段の複数の出力の一つから
番組信号を受け取り、これをデコードして表示画面に表
示する放送データ受信表示手段と、上記チャンネル分離
手段の複数の出力のうち上記放送データ受信表示手段が
番組信号を受け取る出力とは異なる出力からデコードソ
フトウェアプログラムを受け取るプログラム受信手段
と、上記放送データ受信表示手段が上記複数のチャンネ
ルのうちの1つのチャンネルの番組を表示している間
に、上記1つのチャンネルとは異なるチャンネルで放送
される番組信号をデコードするためのデコードソフトウ
ェアプログラムが上記プログラム蓄積手段に保持されて
いるかいないかを調べ、保持されていないときに、放送
信号より当該番組信号をデコードするためのデコードソ
フトウェアプログラムを上記プログラム受信手段を用い
てダウンロードし、上記プログラム蓄積手段に蓄積する
制御を行なうプログラム受信制御手段とを備えた構成と
したから、視聴者が番組を視聴している間に、デコード
可能なチャンネルを自動的に増加させることができ、ザ
ッピングを開始したときに快適にザッピングを行なうこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による放送受信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】実施の形態1による放送受信装置の動作を説明
するためのフローチャート図である。
【図3】実施の形態1による放送受信装置の動作を説明
するための図である。
【図4】実施の形態1による放送受信装置による画面表
示の一例を示す図である。
【図5】実施の形態2による放送受信装置の動作を説明
するためのフローチャート図である。
【図6】実施の形態1による放送受信装置の動作を説明
するための図である。
【図7】放送により放送データをデコードするためのデ
コードソフトウェアプログラム配信する形態の例を示す
図である。
【図8】放送衛星を用いた放送システムの構成を示す図
である。
【図9】従来の放送システムにおいて放送業者から放送
されるデータ及びこれを受信した放送受信装置の画面表
示の一例を示す図である。
【図10】ソフトウェアによる信号処理を利用した放送
システムにおいて放送業者から放送されるデータ及びこ
れを受信した放送受信装置の画面表示の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
11 放送受信手段 12 チャンネル分離手段 13 放送データ受信手段 14 プログラム実行手段 15 画面表示手段 16 チャンネル指定手段 17 入力手段 18 ダウンロード有無決定手段 19 プログラム受信手段 20 プログラム蓄積手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石津 厚 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 前田 哲司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷口 周平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 坂口 悦美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルで2種類以上の放送方
    式の番組信号,及び放送される番組信号をデコードする
    ためのデコードソフトウェアプログラムを放送するデー
    タ放送方法により放送された放送信号を受信する放送受
    信装置において、 デコードソフトウェアプログラムを保持するプログラム
    蓄積手段と、 上記放送信号より2以上のチャンネルの信号を同時に分
    離し、出力することのできるチャンネル分離手段と、 該チャンネル分離手段の複数の出力の一つから番組信号
    を受け取り、これをデコードして表示画面に表示する放
    送データ受信表示手段と、 上記チャンネル分離手段の複数の出力のうち上記放送デ
    ータ受信表示手段が番組信号を受け取る出力とは異なる
    出力からデコードソフトウェアプログラムを受け取るプ
    ログラム受信手段と、 上記複数のチャンネルのうちから受信するチャンネルを
    選択するチャンネル選択手段と、 該チャンネル選択手段が選択したチャンネルで放送され
    る番組信号をデコードするためのデコードソフトウェア
    プログラムが上記プログラム蓄積手段に保持されていな
    いときに、放送信号より当該番組信号をデコードするた
    めのデコードソフトウェアプログラムを上記プログラム
    受信手段を用いてダウンロードし、上記プログラム蓄積
    手段に蓄積する制御を行なうプログラム受信制御手段と
    を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】 複数のチャンネルで2種類以上の放送方
    式の番組信号,及び放送される番組信号をデコードする
    ためのデコードソフトウェアプログラムを放送するデー
    タ放送方法により放送された放送信号を受信する放送受
    信装置において、 デコードソフトウェアプログラムを保持するプログラム
    蓄積手段と、 上記チャンネル選択手段が選択したチャンネルで放送さ
    れる番組信号をデコードするためのデコードソフトウェ
    アプログラムが上記プログラム蓄積手段に保持されてい
    ないときに、上記チャンネル選択手段が選択したチャン
    ネルとは異なるチャンネルを選択するように制御するチ
    ャンネル選択制御手段を備えたことを特徴とする放送受
    信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の放送受信装置において、 デコードソフトウェアプログラムのダウンロードを行な
    うときに、ダウンロードの実行中であること、及びダウ
    ンロードが完了したことを表示画面上に表示するダウン
    ロード表示手段をさらに備えたことを特徴とする放送受
    信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の放送受信装置において、 上記プログラム受信制御手段は、複数のデコードソフト
    ウェアプログラムのダウンロードの必要が生じたとき
    に、該複数のデコードソフトウェアプログラムのダウン
    ロードに必要な時間を比較し、ダウンロードに必要な時
    間の短いプログラムから優先的にダウンロードを行なう
    ものであることを特徴とする放送受信装置。
  5. 【請求項5】 複数のチャンネルで2種類以上の放送方
    式の番組信号,及び放送される番組信号をデコードする
    ためのデコードソフトウェアプログラムを放送するデー
    タ放送方法により放送された放送信号を受信する放送受
    信装置において、 デコードソフトウェアプログラムを保持するプログラム
    蓄積手段と、 上記放送信号より2以上のチャンネルの信号を同時に分
    離し、出力することのできるチャンネル分離手段と、 該チャンネル分離手段の複数の出力の一つから番組信号
    を受け取り、これをデコードして表示画面に表示する放
    送データ受信表示手段と、 上記チャンネル分離手段の複数の出力のうち上記放送デ
    ータ受信表示手段が番組信号を受け取る出力とは異なる
    出力からデコードソフトウェアプログラムを受け取るプ
    ログラム受信手段と、 上記放送データ受信表示手段が上記複数のチャンネルの
    うちの1つのチャンネルの番組を表示している間に、上
    記1つのチャンネルとは異なるチャンネルで放送される
    番組信号をデコードするためのデコードソフトウェアプ
    ログラムが上記プログラム蓄積手段に保持されているか
    いないかを調べ、保持されていないときに、放送信号よ
    り当該番組信号をデコードするためのデコードソフトウ
    ェアプログラムを上記プログラム受信手段を用いてダウ
    ンロードし、上記プログラム蓄積手段に蓄積する制御を
    行なうプログラム受信制御手段とを備えたことを特徴と
    する放送受信装置。
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