JPH11321745A - 自転車、自動二輪車 - Google Patents

自転車、自動二輪車

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JPH11321745A
JPH11321745A JP10139195A JP13919598A JPH11321745A JP H11321745 A JPH11321745 A JP H11321745A JP 10139195 A JP10139195 A JP 10139195A JP 13919598 A JP13919598 A JP 13919598A JP H11321745 A JPH11321745 A JP H11321745A
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JP
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bicycle
plate
phosphorescent
light
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JP10139195A
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Yoshihiko Watanabe
好彦 渡辺
Tomoo Takeda
智夫 武田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車などとの衝突事故防止のための反射鏡
は自転車のペダルの前後、後輪の泥よけ、後輪上のキャ
リアの背面あるいはスポークに取り付けられるものが知
られている。しかし、側面から視認するためのスポーク
に取り付けられる反射鏡は採用されないことが多く、自
転車への側面からの衝突事故を有効に避けることができ
なかった。 【解決手段】 スポーク22のタイヤ21に近い外縁に
一乃至複数の透明樹脂をベースとして10〜30%の蓄
光材及び1%以下の蛍光染料及び又は顔料を添加して得
る蓄光板3を取り付け、前照灯51及び補助灯52にて
蓄光板3を照射するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最近開発された蓄
光材であるN夜光(商標 根本特殊化学株式会社製造以
下同じ)の特徴を生かした樹脂成型品からなる蓄光板を
自転車、自動二輪車の安全部品として用いるようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来自転車、自動二輪車ではその存在を
示し、他人の自動車との衝突事故防止のための反射鏡は
ペダルの前後、後輪の泥よけ、後輪上のキャリアの背面
あるいはスポークに取り付けられるものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に自転車、自動
二輪車では、反射鏡は後輪の泥よけ等の背面部やペダル
の前後に取り付けられるのみであり、自転車走行中に背
後より自動車のヘッドライトに照射されると反射して光
ることになるが、幅が狭いので視認し難いこともあり、
また急速に近づく自動車では運転者が確認したときには
事故を避ける間がないということもあった。さらには、
側面から視認するためのスポークに取り付けられる反射
鏡は採用されないことが多く、自転車への側面からの衝
突事故を有効に避けることができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、従来
の欠点を悉く解消した自転車、自動二輪車を提供するも
のである。請求項1の発明は、スポークのタイヤに近い
外縁に一乃至複数の蓄光板を取り付けた車輪を備えたこ
とを特徴とするものである。請求項2の発明は、上記蓄
光板を、ABS樹脂、アクリル樹脂、スチロール樹脂等
の透明樹脂をベースとして重量比で10〜30%の蓄光
材及び1%以下の蛍光染料及び又は顔料を混練し成形し
て得たものとしたことを特徴とするものである。
【0005】請求項3の発明は、特に自転車に関するも
ので、前照灯が前輪の側面に配置され蓄光板をも照射
し、かつ後輪の蓄光板に臨む補助灯を設けるようにした
ことを特徴とするものである。請求項4の発明は、特に
自動二輪車に関するもので、前輪の蓄光板及び後輪の蓄
光板に臨む補助灯を設けるようにしたことを特徴とする
ものである。請求項5の発明は、自転車で採用されるこ
とが多いもので、ペダルの前面及び後面に蓄光板を取り
付けたことを特徴とするものである。請求項6の発明
は、これまでの発明を前提にして背面部に取り付ける反
射鏡の中央に蓄光板を取り付けたことを特徴とするもの
である。請求項7の発明は、請求項5までの発明を前提
に背面部に取り付ける反射鏡を蓄光板としたことを特徴
とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
た図面に基づき、本発明の構成についてさらに詳細に説
明する。まずこの発明に係る自転車には、一般自転車、
通学用自転車、学童用自転車、二人乃至三人乗りのタン
デム車、美容・遊戯・曲技用の一輪車、三輪自転車、競
技用の自転車をも含む。一般道に出ない自転車では事故
防止の効果は期待できないが夜間、蓄光材の光輝性によ
る幻想的な色彩の現出の効果がある。自動二輪車は、モ
ータで駆動するものであれば良く、原動機付き自転車、
スクーター(三輪も含む)、オートバイ、スノーモービ
ルを含むものとする。
【0007】図1は学童用の自転車1で、主として昼間
に乗るものであることから、前照灯(ヘッドライト)や
反射鏡を有しないものとしてある。この自転車1の車輪
2のタイヤ21に近いスポーク22の間に蓄光板3を取
り付けるようにしてある。取り付け手段は、ねじ、かし
め、嵌め込みなど適宜の手段により車輪2が回転しても
外れないようにすればよい。図2は複数の蓄光板3を取
り付けたものを示す。複数の蓄光板3、3を取り付ける
と走行スピードが比較的遅くてもリングを形成すること
になる。この蓄光板3の片面は角錐が四方に連続する鋭
角な反斜面としておくようにする。夜間自動車等のヘッ
ドライトが照射したときに蓄光板の機能に相反する現象
が生じるがその防護策として蓄光板の片面に反斜面を設
ける。蓄光板3は、ABS樹脂、アクリル樹脂、スチロ
ール樹脂等の透明樹脂をベースとして重量比で10〜3
0%の蓄光材及び1%以下の蛍光染料と顔料を混練し成
形して得たものとする。
【0008】蓄光材は、予め光エネルギーを蓄え、外部
からの光を取り去った後でも自ら光を発する性質のもの
で、具体的には現在根本特殊化学株式会社により製造販
売されているN夜光(商標)と称される蓄光材(G−3
00Mグリーン直径10μの粒子状のパウダー)であ
る。この蓄光材の含有量が10%を下回ると光輝性が劣
ることになり、30%であるとコスト高となるが光輝性
は良くなり、30%を越えると母材の樹脂が弱くなって
実用に耐えないものとなってしまう。蛍光染料及び顔料
を付加するのは、昼間太陽光の下でのカラーバリエーシ
ョンを付するためと、夜間蓄光材と蛍光染料の相乗効果
として長時間残光特性を保持させ、かつ蓄光材本来の色
彩のみでなく発光色をブルー、オレンジ等に変えるため
である。なお、蛍光染料を付加するのみで、昼間太陽光
の下と夜間の発色のカラーバリエーションを増すことも
できる。
【0009】透明樹脂に蓄光体(G−300Mグリー
ン)を混練したものであると太陽光の下では色彩に乏し
いが、夜間グリーンの蛍光色が出るので蛍光染料及び顔
料を付加しないものを用いてもよい。蓄光体の種類によ
って夜間発色する色彩を変更することもできる。《BG
−300Mブルー、V−300Mバイオレットを想定》
しかし、昼間の車輪2の回転に伴うサークルの色調が鮮
やかでないため好印象を与えることにはない。夜間時は
蓄光材の性能が発揮するが、製品に対するカラーバリエ
ーションを付けられないために昼間目に触れる箇所で用
いると付加価値に乏しいものとなっていた。
【0010】図3は一般的な自転車1の前後の車輪2、
2のリム23に近い箇所のスポーク22に、前述の通り
片面を反斜面とした蓄光板3を取り付けるようにしてあ
る。蓄光板3は図4乃至図5に示すように浅底容器状と
し、内面を角錐が四方に連続する反射面31とし、両側
にはスポーク22の嵌り込む溝条32を設け、溝条32
に隣接して可撓性を備えた爪片33を設けるようにして
ある。この蓄光板3は、図6Aに示すように別途爪片3
3を受け入れ掛け止める段付穴41を穿った取付板4に
てスポーク22を挟み込むようにしてワンタッチにて取
り付けが完了するようにしてある。
【0011】図6B以下は別の取り付け手段を示すもの
である。図6Bは、爪片33に代えてボルト34を植立
させ、ナット42にて取付板4を介してスポーク22を
挟み締めつけるようにしたものである。図6Cは、蓄光
板3に取付板4をビス35及びナット42にてスポーク
22を挟み付けるように締め付けたものである。図6D
は、取付板4をスポーク22にあてがい、取付板4から
ビス35を蓄光板3にねじ込むことにより取り付けるよ
うにしてある。図6Eは溶着による取付板4の固定を示
すもので、蓄光板3にボス36を突設させ、スポーク2
2にあてがった取付板4にボス36を貫通させ、突出す
る先端を加熱圧潰してかしめるようにしたものである。
【0012】発電ランプ5を構成する前照灯51は、前
の車輪2(前輪)の側面に配置され蓄光板3をも照射す
るようにし、かつ後の車輪2(後輪)の蓄光板3に臨む
補助灯52を設けるようにする。これらの電源は自転車
の車輪2のタイヤ21の側面に圧接させた発電機53と
し、配線することにより給電する。電源はこれに限らず
車輪2の回転軸に発電機53を配置するようにしたもの
や、別途電池により前照灯51及び補助灯52に給電し
たり、前照灯51は発電機53で、補助灯52のみ電池
により給電することもできる。蓄光板3を照射するの
は、昼間の太陽光のエネルギーを蓄え発光するのである
が、樹脂に混ぜ込むために輝度が落ちたり、残光時間が
短くなったりするのを補助するためである。
【0013】図7はベダル11で、図8に示すようにこ
のペダル11の前面及び後面に蓄光板3を取り付けるよ
うにする。図9、図10は自転車1の背面、具体的には
泥よけ12に取り付ける反射板13の中央に蓄光板3を
接着、嵌め込みなどの手段にて取り付けるようにしたも
のを示すものである。これらペダル11及び反射板13
の中央に取り付ける蓄光板3は表面となる片面を角錐が
四方に連続する反射面31となるように形成し、薄暮の
時は昼間の太陽光のエネルギーにより発光し、暗闇では
背後より自動車等のライトが照射された時に乱反射して
存在を確実に知らせることになる。自転車1の背面すな
わち泥よけ12などに取り付ける反射板13の全体を蓄
光板3にて形成することもできる。
【0014】図11、図12は蓄光板3の取り付け手段
を別の実施形態を示すもので、一対の浅底容器状の蓄光
板3、3を嵌め合わせて取り付けるようにするもので、
前述の取付板4に代わって段付穴41を穿った蓄光板3
にてスポーク22を挟むようにしてなるものである。取
り付け手段としては内側縁に互いに引っ掛かり爪片を設
けるなど適宜の手段を採用することが可能であり、要は
走行中に蓄光板3が外れないようにすれば良い。図13
は車輪2に夫々4枚又は4対の蓄光板3を取り付けた実
施形態を示すものである。これに限らず2枚、2対、3
枚、三対など複数の蓄光板3を取り付けるようにしても
よい。多数取り付けると走行スピードが遅くても蓄光板
3がリング状を呈することができる。しかし、高価な蓄
光材を用いるのでコストからすれば、各車輪2に各1個
の蓄光板3を取り付けるようにすれば足りる。
【0015】図14は自動二輪車としてのオートバイ6
の車輪2に蓄光板3を取り付けた例を示すものである。
詳細な図示は省略するが、オートバイ6の車体と車輪2
を繋ぐフロント油圧フォーク61やリアショックアブゾ
ーバ62に補助灯52を設けて走行中に蓄光板3を照射
するように構成することが望ましい。またテールライト
に蓄光板3を前述と同様な手段で採りつけるようにして
もよい。
【0016】なお、これまでの説明及び図示の例では車
輪2、2に取り付ける蓄光板3はスポーク22のリム2
3に接するように取り付けているが、スポーク22の外
縁に近い途中に取り付けるようにしてもよい。回転軸に
近いと昼間や夜間に蓄光板3の回転に伴い現れるサーク
ルの径が短くなのと、後輪等の蓄光板の機能を維持する
ための補助灯の効果及び取り付けを勘案すると好ましく
ない。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スポークのタ
イヤに近い外縁に一乃至複数の蓄光板を取り付けた車輪
を備えるようにしたので、昼間の間に蓄積された光エネ
ルギーがトンネル内や薄暮、夜間に現れ自転車、自動二
輪車の存在を側面から視覚にて容易に認識でき、交通事
故低減に多大の効果が期待できるのである。また、周囲
が暗いと走行中に側面からみてサークルが現出するので
意匠性が格段に向上することになる。請求項2の発明で
は、蓄光板を、透明樹脂をベースとして重量比で10〜
30%の蓄光材及び1%以下の蛍光染料及び又は顔料を
混練し成形して得たものとし太陽光の下での様々な色彩
を付するようにしたので、従来の透明樹脂と蓄光材を混
練したものとは昼間の意匠性において格段に優れたもの
となるのである。発光時間は着色のための顔料の含有に
よりダウンするが、そのダウン分の補正を蛍光染料を付
加することにより発光時間を助成し、これら蛍光染料、
顔料を付加しないスタンダード品と同等の発光時間とす
ることができるのである。主として発光時間を助長する
ために蛍光染料のみを付加したり、太陽光の下での色彩
を得るために、顔料のみを付加することもできる。
【0018】請求項3の発明に係る自転車では、前照灯
が前輪の側面に配置され、蓄光板をも照射し、かつ後輪
の蓄光板に臨む補助灯を設けるようにしたので、夜間蓄
光板に光が照射されることになるので、長時間走行して
も蓄光板によるサークルが消滅することがないのであ
る。請求項4の自動二輪車に係る発明では、前輪の蓄光
板及び後輪の蓄光板に臨む補助灯を設けるようにしたの
で、夜間長時間走行中に蓄光板の回転に伴うサークルが
減衰したり消滅することがない。
【0019】請求項6の発明に係る自転車、自動二輪車
では、背面部に取り付ける反射鏡の中央に蓄光板を取り
付けるようにしたので、特徴ある反射鏡を備えた車とな
り識別し易くなるのである。請求項7の発明に係る自転
車、自動二輪車では、背面部に取り付ける反射鏡を蓄光
板としたので、暗闇となっても簡単に識別することがで
きるのである。請求項8の自転車、自動二輪車では蓄光
板の片面を角錐が連続してなる反斜面としたので、車輪
に取り付けるものにあっては、万一発光性能が落ちても
自動車のヘッドライトに照射されることにより存在が明
らかになり事故防止に資することになる。また、ことに
自転車のペダルや泥よけに取り付ける反射板を蓄光板に
より形成し、表面を反斜面とすれば蓄積された昼間の太
陽光による光エネルギーの持続性が失われても反射板と
しての機能は保持されることになる。
【0020】なお、これまでの発明では、十分に光エネ
ルギーを蓄光板に与えておけば、薄暮の中や暗闇でも蛍
光色が持続するので、盗難防止の機能もあわせ持つこと
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る学童用の自転車の側面図であ
る。
【図2】同じくこの発明に係る学童用の自転車の側面図
である。
【図3】この発明に係る一般用の自転車の側面図(A)
及び発電ランプの斜視図(B)である。
【図4】蓄光板の正面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】(A)乃至(E)は蓄光板のスポークへの取り
付け状態を示す要部断面図である。
【図7】ペダルの正面図である。
【図8】ペダルの側面図である。
【図9】反射板の正面図である。
【図10】反射板の断面図である。
【図11】蓄光板のスポークへの取り付け状態を示す要
部側面図である。
【図12】蓄光板のスポークへの取り付け状態を示す要
部断面図である。
【図13】別の実施形態の一般用自転車の側面図であ
る。
【図14】別の実施形態である自動二輪車としてのオー
トバイの側面図である。
【符号の説明】
1 自転車 11 ペダル 12 泥よけ 13 反射板 2 車輪 21 タイヤ 22 スポーク 3 蓄光板 4 取付板 5 発電ランプ 6 オートバイ 61 フロント油圧フォーク 62 リアショックアブゾーバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最近開発された蓄
光材であるN夜光(商標)の特徴を生かした樹脂成型品
からなる蓄光板を自転車、自動二輪車の安全部品として
用いるようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】図1は学童用の自転車1で、主として昼間
に乗るものであることから、前照灯(ヘッドライト)や
反射鏡を有しないものとしてある。この自転車1の車輪
2のタイヤ21に近いスポーク22の間に蓄光板3を取
り付けるようにしてある。取り付け手段は、ねじ、かし
め、嵌め込みなど適宜の手段により車輪2が回転しても
外れないようにすればよい。図2は複数の蓄光板3を取
り付けたものを示す。複数の蓄光板3、3を取り付ける
と走行スピードが比較的遅くてもリングを形成すること
になる。この蓄光板3の片面は角錐が四方に連続する鋭
角な反面としておくようにする。夜間自動車等のヘッ
ドライトが照射したときに蓄光板の機能に相反する現象
が生じるがその防護策として蓄光板の片面に反面を設
ける。蓄光板3は、ABS樹脂、アクリル樹脂、スチロ
ール樹脂等の透明樹脂をベースとして重量比で10〜3
0%の蓄光材及び1%以下の蛍光染料と顔料を混練し成
形して得たものとする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】透明樹脂に蓄光体(G−300Mグリー
ン)を混練したものであると太陽光の下では色彩に乏し
いが、夜間グリーンの蛍光色が出るので蛍光染料及び顔
料を付加しないものを用いてもよい。蓄光体の種類によ
って夜間発色する色彩を変更することもできる。《BG
−300Mブルー、V−300Mバイオレットを想定》
しかし、昼間の車輪2の回転に伴うサークルの色調が鮮
やかでないため好印象を与えることはない。夜間時は蓄
光材の性能が発揮するが、製品に対するカラーバリエー
ションを付けられないために昼間目に触れる箇所で用い
ると付加価値に乏しいものとなっていた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図3は一般的な自転車1の前後の車輪2、
2のリム23に近い箇所のスポーク22に、前述の通り
片面を反面とした蓄光板3を取り付けるようにしてあ
る。蓄光板3は図4乃至図5に示すように浅底容器状と
し、内面を角錐が四方に連続する反面31とし、両側
にはスポーク22の嵌り込む溝条32を設け、溝条32
に隣接して可撓性を備えた爪片33を設けるようにして
ある。この蓄光板3は、図6Aに示すように別途爪片3
3を受け入れ掛け止める段付穴41を穿った取付板4に
てスポーク22を挟み込むようにしてワンタッチにて取
り付けが完了するようにしてある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図7はダル11で、図8に示すようにこ
のペダル11の前面及び後面に蓄光板3を取り付けるよ
うにする。図9、図10は自転車1の背面、具体的には
泥よけ12に取り付ける反射板13の中央に蓄光板3を
接着、嵌め込みなどの手段にて取り付けるようにしたも
のを示すものである。これらペダル11及び反射板13
の中央に取り付ける蓄光板3は表面となる片面を角錐が
四方に連続する反射面31となるように形成し、薄暮の
時は昼間の太陽光のエネルギーにより発光し、暗闇では
背後より自動車等のライトが照射された時に乱反射して
存在を確実に知らせることになる。自転車1の背面すな
わち泥よけ12などに取り付ける反射板13の全体を蓄
光板3にて形成することもできる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図11、図12は蓄光板3の取り付け手段
を別の実施形態を示すもので、一対の浅底容器状の蓄光
板3、3を嵌め合わせて取り付けるようにするもので、
前述の取付板4に代わって段付穴41を穿った蓄光板3
にてスポーク22を挟むようにしてなるものである。取
り付け手段としては内側縁に互いに引っ掛かり爪片を設
けるなど適宜の手段を採用することが可能であり、要は
走行中に蓄光板3が外れないようにすれば良い。図13
は車輪2に夫々4枚又は対の蓄光板3を取り付けた実
施形態を示すものである。これに限らず2枚、対、3
枚、三対など複数の蓄光板3を取り付けるようにしても
よい。多数取り付けると走行スピードが遅くても蓄光板
3がリング状を呈することができる。しかし、高価な蓄
光材を用いるのでコストからすれば、各車輪2に各1個
の蓄光板3を取り付けるようにすれば足りる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】なお、これまでの説明及び図示の例では車
輪2、2に取り付ける蓄光板3はスポーク22のリム2
3に接するように取り付けているが、スポーク22の外
縁に近い途中に取り付けるようにしてもよい。回転軸に
近いと昼間や夜間に蓄光板3の回転に伴い現れるサーク
ルの径が短くなと、後輪等の蓄光板の機能を維持する
ための補助灯の効果及び取り付けを勘案すると好ましく
ない。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項6の発明に係る自転車、自動二輪車
では、背面部に取り付ける反射鏡の中央に蓄光板を取り
付けるようにしたので、特徴ある反射鏡を備えた車とな
り識別し易くなるのである。請求項7の発明に係る自転
車、自動二輪車では、背面部に取り付ける反射鏡を蓄光
板としたので、暗闇となっても簡単に識別することがで
きるのである。請求項8の自転車、自動二輪車では蓄光
板の片面を角錐が連続してなる反面としたので、車輪
に取り付けるものにあっては、万一発光性能が落ちても
自動車のヘッドライトに照射されることにより存在が明
らかになり事故防止に資することになる。また、ことに
自転車のペダルや泥よけに取り付ける反射板を蓄光板に
より形成し、表面を反面とすれば蓄積された昼間の太
陽光による光エネルギーの持続性が失われても反射板と
しての機能は保持されることになる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62J 6/02 B62J 6/02 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポークのタイヤに近い外縁に一乃至複
    数の蓄光板を取り付けた車輪を備えたことを特徴とする
    自転車、自動二輪車。
  2. 【請求項2】 蓄光板を、ABS樹脂、アクリル樹脂、
    スチロール樹脂等の透明樹脂をベースとして重量比で1
    0〜30%の蓄光材及び1%以下の蛍光染料及び又は顔
    料を混練し成形して得たものとし蛍光染料及び又は顔料
    にて太陽光の下での鮮やかな色彩を付するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自転車、自動二輪車。
  3. 【請求項3】 前照灯が前輪の側面に配置され蓄光板を
    も照射し、かつ後輪の蓄光板に臨む補助灯を設けるよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自
    転車。
  4. 【請求項4】 前輪の蓄光板及び後輪の蓄光板に臨む補
    助灯を設けるようにしたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の自動二輪車。
  5. 【請求項5】 ペダルの前面及び後面に蓄光板を取り付
    けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3
    記載の自転車。
  6. 【請求項6】 背面部に取り付ける反射鏡の中央に蓄光
    板を取り付けたことを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4又は請求項5記載の自転車、自動二
    輪車。
  7. 【請求項7】 背面部に取り付ける反射鏡を蓄光板とし
    たことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
    求項4又は請求項5記載の自転車、自動二輪車。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5又は請求項6記載の自転車、自動二輪車に
    おいて、蓄光板の片面を角錐が連続してなる反斜面とし
    たことを特徴とするもの。
JP10139195A 1998-05-07 1998-05-07 自転車、自動二輪車 Pending JPH11321745A (ja)

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