JPH1132051A - セル導通試験方法 - Google Patents

セル導通試験方法

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JPH1132051A
JPH1132051A JP18477197A JP18477197A JPH1132051A JP H1132051 A JPH1132051 A JP H1132051A JP 18477197 A JP18477197 A JP 18477197A JP 18477197 A JP18477197 A JP 18477197A JP H1132051 A JPH1132051 A JP H1132051A
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JP
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cell
test
qcp
unit
class
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JP18477197A
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Takamitsu Saito
孝充 斎藤
Masatoshi Takita
雅敏 瀧田
Kazuhide Onishi
和栄 大西
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話路系装置の導通試験を行うセル導通試験
方法に関し、サービス品質QCPの全クラスにわたるセ
ル導通試験を行う。 【解決手段】 診断部10の試験セル発生部6から試験
セルを発生させ、その試験セルを被試験装置を含む経路
に送出してセル導通試験を行う方法に於いて、診断部1
0は、サービス品質QCPの高いクラスから順にサービ
ス品質QCPのクラスを設定した試験セルを所定数発生
させて被試験装置に入力し、被試験装置の入側セルカウ
ンタ1,11による試験セルのカウント値と、出側セル
カウンタ2,12による試験セルのカウント値とを、診
断部10の判定部8に於いて比較判定し、比較一致の場
合は良好、比較不一致の場合は不良と判定する。又セル
導通試験時に、入側セルカウンタ1,11のカウントが
0の場合、セル導通試験のリトライを行い、リトライ回
数が最大値を越えたときにグッドスキップとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス品質クラ
スに対応した試験セルを用いて通話路系装置の導通試験
を行うセル導通試験方法に関する。ATM(Asynchron
ous Transfer Mode )交換機に於ける通話路系装置に
於いては正常性を確認する為の導通試験を行うものであ
る。又サービス品質について複数のクラスが定められて
おり、サービス品質が高い程、セル損失が生じないよう
に制御され、サービス品質が低い程、セル損失が生じる
可能性が高くなる。このようなサービス品質が低い場合
についても導通試験により正常性を確認できることが要
望されている。
【0002】
【従来の技術】図4は通話路系装置の説明図であり、2
1−0,21−1は二重化構成のスイッチング装置(T
CSW#0,TCSW#1)、22−0,22−1は二
重化構成の加入者インタフェース部(MIFCOM#
0,MIFCOM#1)、23は加入者端末(図示せ
ず)を収容する一重構成の個別部、24は診断部(BT
SU)、25−0,25−1は二重化構成の中央処理装
置(CP0,CP1)、26−0,26−1は二重化構
成のプロセッサアクセス制御装置(PAC0,PAC
1)、27はシステムバスを示す。
【0003】個別部23と診断部24とを除いて0系と
1系との二重化構成を有するATM交換機に於ける通話
路系装置を示し、0系を現用系とすると、中央処理装置
25−0からシステムバス27とプロセッサアクセス制
御装置26−0とを介してスイッチング装置21−0を
制御し、加入者端末(図示せず)から個別部23と加入
者インタフェース部22−0とを介して入力されたセル
のヘッダ部のVPI(仮想パス識別子)とVCI(仮想
チャネル識別子)とに従ってスイッチングし、そのセル
を加入者インタフェース部22−0を介して相手加入者
端末が収容された個別部23に転送するものである。
【0004】この通話路系装置の診断制御は、中央処理
装置からプロセッサアクセス制御装置を介して行うもの
であり、診断部24は試験セル発生部とチェック部とを
含み、この試験セル発生部で発生させた試験セルを、ス
イッチング装置のパスを通過させ、指定された個別部2
3に於いて折返してチェック部に入力させることによっ
て導通試験を行うものである。
【0005】図5はセル導通試験の説明図であり、加入
者インタフェース部22−0,22−1をスイッチング
装置21−0,21−1の両側に展開して22−0a,
22−0b,22−1a,22−1bとして示し、又I
NSはインサービス中、OUSはアウトオブサービス中
の状態を示す。又診断部(BTSU)24は、特定のV
PI,VCI、例えば、VPI=0,VCI=5とした
試験セルを発生する試験セル発生部及び被試験経路を通
過させた試験セルを回収してチェックするチェック部と
を含むものである。
【0006】例えば、1系の加入者インタフェース部2
2−1を被試験装置としてセル導通試験を行う場合、0
系は全てインサービス中INSとし、加入者インタフェ
ース部22−1a,22−1bをアウトオブサービス中
OUSとする。又加入者インタフェース部の上位装置と
しての1系のスイッチング装置21−1はインサービス
中INSとし、診断部24の試験セル発生部から導通試
験に必要な情報をセットした試験セルを発生させて、ア
ウトオブサービス中OUSの加入者インタフェース部2
2−1aに試験セルを入力する。
【0007】この加入者インタフェース部22−1aか
らインサービス中INSのスイッチング装置21−1に
入力された試験セルは、加入者インタフェース部22−
1bに入力され、この加入者インタフェース部22−1
bからインサービス中INSの個別部23に入力され
る。この個別部23では導通試験の為の折返しのループ
が形成され、試験セルは折返されて加入者インタフェー
ス部22−1bに入力され、この加入者インタフェース
部22−1bからスイッチング装置21−1に入力さ
れ、試験セルはこのスイッチング装置21−1から加入
者インタフェース部22−1aに入力され、診断部24
に転送されて、診断部24のチェック部に於いて試験セ
ルをチェックする。従って、実線矢印の経路の被試験装
置の加入者インタフェース部のセル導通試験を行うこと
ができる。
【0008】このような導通試験は、加入者インタフェ
ース部に接続された個別部23の個数に従って繰り返し
実行される。即ち、被試験装置としての加入者インタフ
ェース部には、個別部23対応の経路が存在することに
より、全経路について導通試験を行うことになる。又ス
イッチング装置21−0,21−1を被試験装置とし
て、セルをスイッチングする為の全パスについての導通
試験を行うことも可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ATM網に於いて提供
するサービスとして、(a) セル伝送遅延CTD(Cell
Transmission Delay)と、(b) セル損失レートCLR
(Cell Loss Rate )とのパラメータにより定義され
るサービス品質QOS(Quality of Service)があ
り、セル伝送遅延CTDとセル損失レートCLRとを保
証するサービスと、セル損失レートCLRのみ保証し、
セル伝送遅延CTDは保証しないサービスとがある。
【0010】又B−ISDN(Broadband Integrate
d Services Digital Network)に於いて、固定ビッ
トレートCBR(Continuous Bit Rate )と可変ビ
ットレートVBR(Variable Bit Rate )とに分け
ることができ、固定ビットレートCBRのサービスを適
用するものとして、音声や動画等があり、セル伝送遅延
CTDとセル損失レートCLRとの保証が必要となる。
又可変ビットレートVBRのサービスを適用するものと
して、無音圧縮処理の音声や圧縮処理された動画等があ
り、セル伝送遅延CTDとセル損失レートCLRとの保
証が要求され、又トランザクション処理等については、
セル損失レートCLRの保証が要求される。
【0011】又ネットワークの資源を有効に利用する為
に、上位のフロー制御を用いて制御し、ATM交換機
は、セル伝送遅延CTDとセル損失レートCLRとを保
証しないベストエフォート型のUBRと、ネットワーク
内でフィードバック制御を行い、輻輳を回避して通信を
行うサービスであって、ATM交換機としてはセル損失
レートCLRを保証するABR(Availavle Bit R
ate )サービスとが知られている。
【0012】前述のようなサービスをQCP(Quality
Control Path )として、仮想的に分割されたシス
テム内の帯域にマッピングすることによって、個々のサ
ービスに従った特性を意識して制御するものであり、サ
ービス品質QCPとしては、前述のCBR及びリアルタ
イムVBRをマッピングしたクラス0、ノンリアルタイ
ムVBRをマッピングしたクラス1、ABRをマッピン
グしたクラス2、UBRをマッピングしたクラス3の4
クラスが設けられている。なお、更に多数のクラスを設
ける傾向にある。そして、前述のサービス品質としての
QCPとQOSとの関係は、QCPのクラス0は、QO
SのCTD=保証あり、且つCLR=保証あり、クラス
1は、CTD=保証なし、且つCLR=保証あり、クラ
ス2は、CTD=保証なし、且つCLR=保証あり、ク
ラス3は、CTD=保証なし、且つCLR=保証なしと
なる。
【0013】このようなサービス品質QCPのクラス0
〜3に対応したバッファメモリを備えて、セルの透過の
制御を行う構成が適用されており、セル導通試験に於い
てはクラス0については、セル損失が殆ど生じないもの
であるから、試験セルを透過させることが可能である
が、クラス3のようにサービス品質QCPが低い場合に
は、インサービス中INSの装置に於いてセル損失が生
じることがあり、導通試験を確実に行うことができない
ものであった。従って、バッファメモリ等を含む被試験
装置に対して、クラス対応の導通試験を行っていないの
が実情である。その為に、サービス品質QCPのクラス
全部にわたって正常性の確認ができない問題があった。
本発明は、サービス品質のクラス対応の試験を可能とす
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のセル導通試験方
法は、(1)診断部10から試験セルを発生させ、この
試験セルを被試験装置を含む経路を通過させて試験を行
うセル導通試験方法であって、診断部10からサービス
品質の高いクラスの順にサービス品質のクラスを設定し
た試験セルを発生させ、この試験セルを被試験装置に入
力し、この被試験装置の入側セルカウンタ1,11によ
るカウント値と、出側セルカウンタ2,12によるカウ
ント値とを比較して、比較一致の時は、被試験装置のセ
ル導通試験は良好と判定し、比較不一致の時はセル導通
試験は不良と判定する過程を含むものである。
【0015】又(2)診断部10から試験セルを出力し
てセル導通試験を行った時に、被試験装置の入側セルカ
ウンタ1,11のカウント値が0の場合は、セル導通試
験のリトライを行う過程を含むものであり、被試験装置
をアウトオブサービス中としても、試験セルの通過経路
にインサービス中の装置が含まれていると、セル損失に
より試験セルが被試験装置まで到着しない場合がある。
この場合は、入側セルカウンタ1,11のカウント値と
出側セルカウンタ2,12のカウント値とは等しい0と
なるが、入側セルカウンタ1,11のカウント値が0で
ある条件でリトライを行う。
【0016】又(3)セル導通試験のリトライ回数をカ
ウントし、このリトライ回数が予め設定した最大値を越
えた時に、グッドスキップと判定する過程を含むことが
できる。このグッドスキップは、一応良好と判定して処
理のスキップを行うことを示す。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の要部
説明図であり、ATM交換機のスイッチング装置と個別
部との間の加入者インタフェース部の要部を示し、1,
11は入側のセルカウンタ、2,12は出側のセルカウ
ンタ、3,13はバッファ部、4−0,4−1,4−
2,4−3,・・・はQCPクラス0,1,2,3,・
・・対応のバッファメモリ、5は多重処理部、6は試験
セル発生部、7はチェック部、8は判定部、9はリトラ
イカウンタ、10は診断部である。
【0018】サービス品質QCPのクラス情報は、セル
のヘッダ部に設定するものであり、例えば、ヘッダ部の
ヘッダ誤り制御HECのフィールドに設定するか、或い
は、ATM交換機内ではタグを付加し、そのタグに設定
することができる。従って、バッファ部3,13に於け
るクラス対応のバッファメモリ4−0,4−1,4−
2,4−3,・・・にはサービス品質QCPのクラス対
応にセルを格納することになる。このバッファ部3,1
3に於いて、クラス対応のバッファメモリ及び多重処理
部に於いてサービス品質QCPの低いクラスについては
セル損失が生じる可能性が大きくなる。
【0019】又入側のセルカウンタ1は、スイッチング
装置から入力されるセルをカウントし、出側のセルカウ
ンタ2は、個別部へ出力されるセルをカウントする。又
入側のセルカウンタ11は、個別部から入力されるセル
をカウントし、出側のセルカウンタ12は、バッファ部
13を介してスイッチング装置へ出力されるセルをカウ
ントする。そして、入側のセルカウンタ1,11による
セルのカウント数が1以上の場合に、出側のセルカウン
タ2,12によるセルのカウント数と比較することによ
り、クラス対応のバッファメモリ及び多重処理部5に於
けるセル損失の有無を判定し、セルが通過する経路の正
常性を確認することができる。
【0020】診断部10は、試験セル発生部6と、チェ
ック部7と、判定部8と、リトライカウンタ9とを含む
構成であり、各部の機能はプロセッサによって実現する
ことができる。この診断部10の試験セル発生部6か
ら、サービス品質QCPのクラスを設定した試験セルを
発生させて、図示を省略した被試験経路に送出する。そ
の場合、図5に示すように、被試験経路に含まれる加入
者インタフェース部を被試験装置とすると、その被試験
装置をアウトオブサービス中OUSとし、スイッチング
装置等はインサービス中INSとする。
【0021】又チェック部7は、試験セル発生部6から
発生させた所定数の試験セルが被試験経路を通過して入
力され、発生セル数と受信入力セル数とを比較する。又
判定部8は、前述の入側セルカウンタ1,11のカウン
ト値と、出側セルカウンタ2,12のカウント値とを比
較して、セル導通試験の結果の判定処理を行うのであ
る。又リトライカウンタ9は、試験セル発生部6から所
定数の試験セルを発生してセル導通試験を行った時に、
入側セルカウンタ1,11のカウント値が0の場合にリ
トライを行い、そのリトライ回数をカウントするもので
ある。
【0022】図2及び図3は本発明の実施の形態のフロ
ーチャートであり、先ず、前述の診断部10のリトライ
カウンタRETRY CNTに0を設定する(a)。即
ち、リトライカウンタ9をリセットする。次に、サービ
ス品質QCPのクラスを設定する(b)。最初は、QC
P=0、即ち、最も高いサービス品質QCPのクラス0
を最初に設定する。
【0023】そして、QCP≧4か否かを判定する
(c)。即ち、サービス品質QCPのクラスを0〜3と
すると、クラス4以上は処理しないことを示す。従っ
て、このサービス品質QCPのクラスを例えば0〜15
の16段階とすると、ステップ(c)に於いては、QC
P≧16の判定を行うことになる。
【0024】このステップ(c)に於いて、QCP≧4
の場合は、サービス品質QCPのクラス0〜3を順次設
定した試験セルによる被試験装置のセル導通試験が終了
したことを示すから、導通試験は良好(GOOD)と判
定し(d)、セル導通試験は終了(END)とする
(e)。
【0025】又QCP≧4でない場合、即ち、サービス
品質QCPの全クラスについてのセル導通試験が終了し
ていない場合、試験セルに、セル導通ルート情報,発生
セル数等のセル導通に必要な情報を試験セルのセルフォ
ーマットに設定する(f)。そして、診断部10(BT
SU)の試験セル発生部6から予め設定された所定数の
試験セルを発生させる(g)。この試験セルは、例え
ば、図5について説明した導通試験経路を通過して、診
断部10のチェック部7に入力されてチェックされるも
のであり、図1に於いて、例えば、導通試験経路のイン
サービス中INSのスイッチング装置を通過した試験セ
ルが、アウトオブサービス中OUSの被試験装置として
の加入者インタフェース部に入力されるセル導通試験時
に、入側セルカウンタ1により試験セルがカウントさ
れ、又個別部から折返して入力された時は、入側セルカ
ウンタ11により試験セルがカウントされる。
【0026】又試験セルは、前述のようにサービス品質
QCPのクラスが設定されるから、バッファ部3,13
のクラス対応のバッファメモリに試験セルが格納され
る。又バッファ部3の多重処理部5を介して個別部に送
出される試験セルは、出側セルカウンタ2によりカウン
トされ、バッファ部13からスイッチング装置へ送出さ
れる試験セルは、出側セルカウンタ12によりカウント
される。
【0027】そして、診断部10は入側セルカウンタC
EL CNT Aの値を読出す(h)。その時の試験セ
ルに設定したサービス品質QCPのクラスが0か否か
を、診断部10の判定部8に於いて判定し(i)、クラ
ス0の場合は、入側セルカウンタCEL CNT Aの
値と、診断部(BTSU)10の試験セル発生部6から
発生したセル数とが等しいか否かを判定部8に於いて判
定し(n)、等しくない場合は、サービス品質QCPが
最高のクラス0に於いてもセル損失が発生していること
を示すから、セル導通試験の結果は不良(NG)と判定
し(o)、セル導通試験は終了(END)とする
(p)。
【0028】又ステップ(n)に於いて、入側セルカウ
ンタCEL CNT Aの値と、診断部(BTSU)1
0の試験セル発生部6から発生したセル数とが等しい場
合、出側セルカウンタCEL CNT Bの値を読出し
(r)、入側セルカウンタCEL CNT Aの値と、
出側セルカウンタCEL CNT Bの値とを比較して
一致するか否かを判定部8に於いて判定する(s)。こ
の時、例えば、図1の入側セルカウンタ1と出側セルカ
ウンタ2とのカウント値が不一致であると、バッファ部
3に於いてセル損失が生じたことを示すことになる。従
って、セル導通試験の結果は不良(NG)と判定し
(o)、セル導通試験は終了(END)とする(p)。
【0029】又ステップ(i)に於いて、サービス品質
QCPのクラスが0でない場合、入側セルカウンタCE
CNT Aの値が0か否かを判定部8に於いて判定
し(q)、0の場合は前述の診断部10のリトライカウ
ンタ(RETRY CNT)9によるリトライ回数が予
め設定した最大値を越えているか否かを判定し(k)、
越えていない場合は、RETRY CNT=RETRY
CNT+1として示すように、リトライ回数をカウン
トアップして(j)、ステップ(g)に移行する。
【0030】又リトライ回数が最大値を越えた場合は、
セル導通試験をグッドスキップ(GOOD−SKIP)
とし(l)、セル導通試験を終了(END)とする
(m)。この場合のグッドスキップ(GOOD−SKI
P)は、導通試験経路の中のインサービス中INSの他
の装置に於いてセル損失が発生した可能性があり、例え
ば、入側セルカウンタ1のカウント値が0の場合、図1
のバッファ部3に試験セルが入力されないことにより、
バッファ部3のセル導通試験を行うことができないもの
であるから、被試験装置としてのバッファ部3は一応良
好と判定して、次の処理に移行することを示すものであ
る。
【0031】又ステップ(s)に於いて、入側セルカウ
ンタCEL CNT Aの値と、出側セルカウンタCE
CNT Bの値とが等しい場合、例えば、被試験装
置としてのバッファ部3に於けるセル損失が発生しない
ことを示すことになる。従って、試験セルに設定したサ
ービス品質QCPのクラスについてのセル導通試験は良
好(GOOD)とし(t)、サービス品質QCPのクラ
スを+1し(u)、ステップ(c)に移行する。
【0032】従って、サービス品質QCPのクラス0か
らクラス3まで、サービス品質QCPの高いクラスから
低いクラスの順にセル導通試験を行うことができる。即
ち、セル損失が生じない確率が高いサービス品質QCP
のクラスから順に全クラスにわたって被試験装置のセル
導通試験を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、サービ
ス品質QCPの高いクラスから順にサービス品質QCP
のクラスを設定した試験セルを、診断部10の試験セル
発生部6から発生させ、その試験セルをバッファ部3,
13等の被試験装置を含む経路に送出し、被試験装置の
入側セルカウンタ1,11と、出側セルカウンタ2,1
2とによる試験セルのカウント値を判定部10で比較
し、比較一致の場合はセル導通試験は良好、比較不一致
の場合はセル導通試験は不良と判定する過程を含むもの
であり、ATM交換機の通話路系装置のセル導通試験時
に、加入者インタフェース部等の被試験装置をアウトオ
ブサービス中OUSとし、スイッチング装置等をインサ
ービス中INSとした時に、インサービス中INSの装
置に於けるセル損失が発生したとしても、被試験装置に
於けるセル損失の有無の判定を確実に行うことが可能と
なる利点がある。
【0034】又サービス品質QCPの高いクラスから順
に、即ち、セル導通試験の結果が良好となる可能性の高
い順から全クラスにわたって導通試験を行うことによ
り、サービス品質QCPの全クラスにわたる導通試験が
容易となり、その試験結果が不良のクラスの判別が容易
となる。
【0035】又所定数の試験セルを発生させるセル導通
試験時に、被試験装置の入側セルカウンタ1,11のカ
ウント値が0の場合は、導通試験経路の途中のインサー
ビス中INS等の他の装置に於いてセル損失が発生して
いる場合であり、セル導通試験のリトライを行う。その
リトライ回数をカウントアップし、予め設定した最大値
を越えるリトライ回数となる場合、グッドスキップとす
る。即ち、被試験装置は一応良好として次の処理に移行
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部説明図である。
【図2】本発明の実施の形態のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態のフローチャートである。
【図4】通話路系装置の説明図である。
【図5】セル導通試験の説明図である。
【符号の説明】
1,11 入側セルカウンタ 2,12 出側セルカウンタ 3,13 バッファ部 4−0,4−1,4−2,4−3 バッファメモリ 5 多重処理部 6 試験セル発生部 7 チェック部 8 判定部 9 リトライカウンタ 10 診断部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断部から試験セルを発生させ、該試験
    セルを被試験装置を含む経路を通過させて試験を行うセ
    ル導通試験方法に於いて、 前記診断部は、サービス品質の高いクラスの順にサービ
    ス品質のクラスを設定した試験セルを発生させ、該試験
    セルを前記被試験装置に入力し、該被試験装置の入側セ
    ルカウンタによるカウント値と、出側セルカウンタによ
    るカウント値とを比較して、比較一致の時は該被試験装
    置のセル導通試験は良好と判定し、比較不一致の時はセ
    ル導通試験は不良と判定する過程を含むことを特徴とす
    るセル導通試験方法。
  2. 【請求項2】 前記診断部から前記試験セルを出力して
    セル導通試験を行った時に、前記被試験装置の入側セル
    カウンタのカウント値が0の場合は、該セル導通試験の
    リトライを行う過程を含むことを特徴とする請求項1記
    載のセル導通試験方法。
  3. 【請求項3】 前記セル導通試験のリトライ回数をカウ
    ントし、該リトライ回数が予め設定した最大値を越えた
    時に、前記診断部はグッドスキップと判定する過程を含
    むことを特徴とする請求項1又は2記載のセル導通試験
    方法。
JP18477197A 1997-07-10 1997-07-10 セル導通試験方法 Withdrawn JPH1132051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0450581A2 (en) * 1990-04-04 1991-10-09 Sony Corporation Polymerization method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0450581A2 (en) * 1990-04-04 1991-10-09 Sony Corporation Polymerization method

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