JPH11318326A - 魚加工ペンチ - Google Patents

魚加工ペンチ

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JPH11318326A
JPH11318326A JP17528398A JP17528398A JPH11318326A JP H11318326 A JPH11318326 A JP H11318326A JP 17528398 A JP17528398 A JP 17528398A JP 17528398 A JP17528398 A JP 17528398A JP H11318326 A JPH11318326 A JP H11318326A
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JP
Japan
Prior art keywords
bone
hole
tip
fish
spine
Prior art date
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Pending
Application number
JP17528398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichiji Shoji
吉治 小路
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Original Assignee
Individual
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚を切り開かずに、魚の外部や内部にダメー
ジを与えず、背骨を切り、抜き取ることが簡単に出来る
ペンチである。 【構成】 請求項1 片方の背面側には、握り手(1
3)側から先端に近ずくにしたがい内側に向い、曲線を
描き内側まで達する、通り抜け穴(1)を持つ溝(2)
があり、その溝の中に骨切り刃(3)と骨切りレバー
(4)からなる細長いスライド式骨切り板(6)を収め
たもので、もう片方の先端付近には骨切り刃(3)が骨
を切るため最後に通る、骨切り刃通り穴(8)があり、
それぞれが向き合い一対で一組になり、それぞれの延長
上に握り手(13)を持つペンチである。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、魚の背骨を簡単に加工出来るペンチであ
る、従来、魚の骨抜きの道具では、背骨の位置が外部か
ら分かりにくく、挿入時には勘に頼って作業を行うため
上手に背骨に沿って進まず、魚の身や皮を傷つけたり失
敗も多かった。又、道具の先端部が爪切り状の刃の場合
も同様に、挿入の際、刃の部分が、身を押しつぶすよう
に入る時や、背骨の節や骨に対し、ひっかかり易い角度
になっているため大きな抵抗となり、スムーズに作業が
出来ないし、さらに強靱な背骨や腱を一度で完全に切断
するのは、遠く距離のある先端部で行うため、要の少し
の緩みでも、先端では刃の噛み合わせの不備や切れ味低
下を招き、非常に困難であり、腱の一本でも残っている
のを、無理やり引き抜くと、魚の形がくずれ、商品価値
は無くなってしまう。又、魚の骨を抜き取ったあと、そ
の骨を手で取り除いていたが手間がかかる上、刃によっ
てケガを負うこともあった。さらに、内側の両面に複数
の溝がないため2枚の板で強く挾んだ時、中に入った背
骨やそれに付いている身の逃げる所がなくて、ピッタリ
挾み切ることが出来ず、うまく取れなかった。さらに、
握り手を開いた時、どちらの刃の内側に、取り出した骨
が貼り付くのか分からないし、一定の位置ではなかっ
た。 本発明は、それらの欠点を除くために考案された
もので、これを請求項1について(図1)により説明す
ると、一方の背面側には、握り手(13)側から一定の
幅と深さの溝が直線的に通っていて、先端に近ずくにし
たがい、内側に向ってなだらかな曲線を描き、内側まで
通り抜けている、通り抜け穴(1)を持つ溝(2)があ
る。この溝(2)の中に、先端が骨きり刃(3)で反対
側が直角に曲がっている骨切りレバー(4)があるもの
で、それらが一体になった、柔軟性のある細長いスライ
ド式骨切り板(6)を収め、それらが背骨を切るため、
溝(2)に沿って往復出来るものであり、バネ(17)
により自動的に戻るようになっている。又、もう一方の
先端付近には、骨切り刃(3)が骨を切断後に通る、骨
切り刃通り穴(8)があるもので、それぞれが向き合
い、一対で一組になり、それぞれの延長上に握り手(1
3)を持つペンチ状のものである。請求項2について
(図2)により説明すると、一方には通り抜け穴(1)
を持つ溝(2)の中にスライド式骨切り板(6)の片方
に付いている、骨切りレバー(4)にペンチの先端部が
どの位置にあるのかを、外部から分かり易くするため
の、背骨確認棒(5)を先端に向けて付けたもので、挿
入の際はこれを魚の中心にしながら作業を行うと、正確
に背骨に沿って挿入出来るものである。請求項3につい
て(図3)により説明すると、一方には通り抜け穴
(1)を持つ溝(2)の中に、スライド式骨切り板
(6)を収めた方と、又、もう一方の先端部に骨切り刃
通り(8)を持つ方には、握り手(13)側から先端に
向い細長い穴(14)が空いていて、その穴の中に骨外
しレバー(9)が付き、かつ、可動出来るよう心棒(1
8)の通る穴がある骨外し棒(10)を収めたもので、
取り出した背骨を直接手で取らずに骨外し棒(10)を
押すことにより、危険もなく骨を捨てられるもので、バ
ネ(19)により前の位置に自動的に戻るようになって
いるものと、それぞれが向き合い、一対で一組になり、
それぞれの延長上に握り手(13)を持つペンチ状のも
のである。請求項4について(図5)により説明する
と、一方には通り抜け穴(1)を持つ溝(2)の中にス
ライド式骨切り板(6)を収めた方の内側面には、奥の
狭い溝(7)が複数あり、又、先端部に骨切り刃(8)
を持つ、もう片方の内側面には奥の広い溝(11)が複
数あるもので、挾んだ時、どちらの溝にも背骨や、それ
に少し付いた身が入り込むことにより容積が少なくな
り、二枚のv字型樋状板(12)どうしがピッタリ合い
やすくなり、骨と身が分かれ、取り出し易くなるもので
ある。又、骨を捨てる時、二枚のv字型樋状板(12)
を開くと、奥の広い溝(11)の方が抜けにくい構造な
ので、一方の決めた位置に骨を張り付けることが出来、
それぞれが向き合い、一対で一組になり、それぞれの延
長上に握り手(13)を持つペンチ状のものである。請
求項5について(図6)により説明すると、一方には通
り抜け穴(1)を持つ溝(2)の中にスライド式骨切り
板(6)を収めた方の内側面には、奥の狭い穴(15)
が複数あり、又、先端部に骨切り刃通り穴(8)を持
つ、もう片方の内側面には奥の広い穴(16)が複数あ
るもので、挾んだ時、どちらの穴にも背骨や、それに少
し付いた身が入り込むことにより容積が少なくなり、二
枚のv字型樋状板(12)どうしがピッタリ合いやすく
なり、骨と身が分かれ、取り出し易くなるものである。
又、骨を捨てる時、二枚のv字型樋状板(12)を開く
と、奥の広い穴(16)の方が抜けにくい構造なので、
一方の決めた位置に骨を張り付ける事が出来、それぞれ
が向き合い、一対で一組になり、それぞれの延長上に握
り手(13)を持つペンチ状のものである。これを作業
実施例で(図7)により説明すると、魚の頭部を切り落
とした後、2枚のv字型樋状板(12)の先端を、頭部
側から背骨の厚みの分だけ少し開き挾む状態で、尾部に
向い背骨に沿って挿入して行くが、この時、魚の内部の
背骨の位置が分かりにくいので、外部から見て、背骨確
認棒(5)を、魚の中心にしながら挿入して行くと、大
きく背骨から外れないで作業が出来る。こうする事によ
り、正確に骨と身が切り分かれて行くが、その際、骨切
り刃(3)はバネ(17)により、引っ込んだ状態なの
で、背骨や骨にひっかかる事もなく、2枚のv字型樋状
板(12)の間に、背骨が抵抗なく入り込んで行く事に
なり、尾部側の適当な位置まで板の先端が来たら、握り
手(13)に力を入れると、2枚のv字型樋状板(1
2)の内側にある奥の狭い溝(7)と奥の広い溝(1
1)の中に背骨や、それに少し付いている身がそれぞれ
入り込むと、入った分だけ中の容積が少なくなり、2枚
のv字型樋状板(12)どうしがピッタリ合って、さら
に背骨と身とが分かれることになり、そのあと、骨切り
レバー(4)を押すと、溝(2)の中で、スライド式骨
切り板(6)が動き、その先端にある骨切り刃(3)
が、尾部付近の強靱な背骨や腱を切り、骨切り刃通り穴
(8)まで達する時、この穴の周りの部分が、うしろで
支えとなり、簡単に骨を切断できるものである。こうす
る事により、背骨と身が完全に分かれるもので、そのあ
と骨切りレバー(4)がバネ(17)により元に戻り、
引き抜く抵抗がなくなり、2枚のv状樋状板(12)で
包み込むように引き抜くと、その間に背骨が残り、その
後、握り手(13)を開くと奥の狭い溝(7)の方が外
れ易くて、奥の広い溝(11)の方に、背骨に付いた身
が入り込み抜けにくくなり、貼り付くものである。その
あと骨外しレバー(9)を押せば軸(18)を中心に、
シーソー状態になり骨外し棒(10)が内側に動き、骨
を押し出して簡単に捨てられ骨外し棒(10)はバネ
(19)により自動的に戻るものである。又、奥の狭い
溝(7)と奥の広い溝(11)のかわりに、奥の狭い穴
(15)と奥の広い穴(16)の方式を使用しても同様
の効果を得ることができる。本発明は、このような構造
であるから、挿入時および引き抜く時には抵抗になる部
分はなく、今迄の道具以上に魚の内部を極力傷めず簡単
に挿入が可能であり、さらに尾部付近の背骨や腱を完全
に切断出来、かつ、内側の構造により骨を薄く挾むこと
が出来るので、抵抗なく骨を抜き取ることも問題はな
く、それを捨てるのもワンタッチで簡単に捨てられるの
で、危険も少なく時間も短縮し、作業効率向上により作
業代も少なくてすみ、外部はもちろん骨を取った魚の内
部は、身崩れも少なく、しっかりとした、きれいな空洞
又は袋状になりそこに他の食材を入れても、はみ出しに
くいので調理がしやすく、魚を今迄にない商品価値の高
いものに出来るペンチである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の全体の一部断面斜視図
【図2】請求項2の一部分の斜視図
【図3】請求項3の全体の一部断面斜視図
【図4】請求項3の一部分の斜視図
【図5】請求項4の全体の一部断面斜視図
【図6】請求項5の全体の斜視図
【図7】請求項1と請求項2と請求項3と請求項4を取
り入れた全体の一部断面斜視図
【符号の説明】
(1) 通り抜け穴 (2) 溝 (3) 骨切り刃 (4) 骨切りレバー (5) 背骨確認棒 (6) スライド式骨切り板 (7) 奥の狭い溝 (8) 骨切り刃通り穴 (9) 骨外しレバー (10) 骨外し棒 (11) 奥の広い溝 (12) v字型樋状板 (13) 握り手 (14) 細長い穴 (15) 奥の狭い穴 (16) 奥の広い穴 (17) バネ (18) 軸 (19) バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片方の背面側には、握り手側から付いてい
    る溝が先端付近で内側に通り抜けて穴が空いており、そ
    の溝の中に先端が刃で反対側に骨切り操作レバーが付い
    た、スライド式骨切り板が、往復出来るように収めてあ
    るものと、又、もう片方の先端部には、背骨切り刃の先
    端の刃が、最後に通る穴が空いていて、それぞれが向き
    合い、一対で一組になり、それぞれの延長上に握り手を
    持つ、魚加工ペンチ。
  2. 【請求項2】スライド式骨切り板に付いている骨切り操
    作レバーに、先端に向かって、背骨確認棒を付けた、請
    求項1の、魚加工ペンチ。
  3. 【請求項3】スライド式骨切り板が付いていない一方
    の、握り手側から先端の方向に向い、細長い穴が空いて
    いて、その穴の中に骨外しレバーが付き、かつ、可動出
    来るよう、軸の通る穴の空いた骨外し棒を収めた、請求
    項1の、魚加工ペンチ。
  4. 【請求項4】一方のスライド式骨切り板が付いている方
    の、内側には、奥の狭くなった溝が複数あり、もう片方
    の内側には、奥の広くなった溝が複数ある、請求項1
    の、魚加工ペンチ。
  5. 【請求項5】一方のスライド式骨切り板が付いている方
    の、内側には、奥の狭くなった穴が複数あり、もう片方
    の内側には、奥の広くなった穴が複数ある、請求項1
    の、魚加工ペンチ。
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