JPH11316416A - プロジェクター - Google Patents

プロジェクター

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JPH11316416A
JPH11316416A JP11090024A JP9002499A JPH11316416A JP H11316416 A JPH11316416 A JP H11316416A JP 11090024 A JP11090024 A JP 11090024A JP 9002499 A JP9002499 A JP 9002499A JP H11316416 A JPH11316416 A JP H11316416A
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liquid crystal
crystal projector
lens
lower case
projection lens
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勉 百瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で傷つきにくく、付属部品の装着が容易
なプロジェクターを提供する。 【解決手段】 投射レンズ20を覆い保護するレンズカ
バー21が曲面を有しており、上ケース及び下ケース1
には、当該曲面と同曲率の凹溝1pを設け、レンズカバ
ー21を上ケース及び下ケース1の内部に摺動可能とす
ることにより、小型で傷つきにくいプロジェクターを提
供することができる。また、投射レンズ20の光出射側
に、投射レンズ20から発する光線経路を妨げない窓部
を有するレンズ固定板23を設けることにより、アナモ
フィックレンズや反転ミラー等を、容易に、ワンタッチ
で着脱することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ライトバルブ
を用いた液晶プロジェクターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、特開平1−302387号公報
の図面に記載されているように外装ケースとしての直方
体ケース1は、底板1Aと正面板1Bと背面板1Cと天
板1Dの四部材から構成され、外部より入力される映像
・音声信号を取り込むインターフェース回路及び入出力
端子は背面板1Cに直接組み込まれ、各入出力端子の名
称及び用途は垂直に立てられた背面板1Cの各入出力端
子装置部近傍に刻印・印刷等で表示されていた。また、
インターフェース回路及び入出力端子は背面板1Cに直
接ネジ固定したり他部材にネジ固定しその他部材を背面
板1Cにネジ固定または溶着し底板1A、天板1Dに数
点でネジ固定していた。更に従来技術では、冷却用ファ
ンの近傍に配置される排気孔は外部より直接冷却用ファ
ンを触れないような孔を有するカバーで覆われ、そのカ
バーは例えば天板1Dと兼用しているとか背面板1Cに
ネジ固定するとかして構成され更にその裏側に排気ダク
トを設置していた。更に従来技術では、投射レンズ18
を保護するレンズカバー5は正面板1Bの外側に左右方
向に摺動可能に装着されていて開閉操作により使用され
ていた。更に従来技術では、液晶プロジェクター本体を
固定する際又は天井に設置したり壁に設置する際、専用
取付機枠に収納するか液晶プロジェクター本体をバンド
等で固定したりしていた。更に他の従来技術では、投射
レンズの外側に例えばアナモフィックレンズや反転ミラ
ー等の別部材を取り付ける場合、投射レンズに直接取り
付けられないものは、外装ケース(正面板1B)に溝を
設けたりネジ部を設けたりして、それらを引っ掛けたり
ネジ固定をしていた。更に従来の技術では、高さ調整を
行ったり液晶プロジェクター本体を傾けるために取り付
けられているフット及びフットアジャスター2は外形が
ほぼ円筒形をなし底部はフラットな形を有していた。更
に他の従来技術では、冷却用ファンの吸気側に設けられ
た防塵フィルターは、液晶プロジェクター本体の側面に
配置されフィルターカバーで液晶プロジェクター本体に
挟み込んで固定し着脱可能なようにもなっていた。ま
た、液晶プロジェクター本体に設けられた溝に防塵フィ
ルターを挿入し防塵フィルターの断面形状に設けられた
任意の角度傾斜及びR形状の変形でシメシロを発生させ
固定し着脱可能にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
於ては外装ケースが底板、正面板、背面板、天板と四部
材に大別され構成されているため、各部材とも大型部品
となり、射出成形及びプレス成形等する際に金型費用が
莫大となり取り扱いも大変になる。更に各部材が分かれ
ているため接合部が増えて接合方法・固定方法が繁雑化
し部品点数・組立工数が増加し大幅なコストアップにつ
ながる。また、接合部が多いとか固定方法が繁雑化する
ため外観上・デザイン的にも規制が生じ、造形美のある
外装ケースを具備した液晶プロジェクターの提供が難し
かった。更に、これを改善するために大型部品である正
面板・背面板を廃止し、底板・天板にその機能を持たせ
た上ケース・下ケースの二体構造にすると大型部品の点
数は減少し金形費用は低減できるが、実際には上・下ケ
ースの二体構造だけでは、部品の加工性・組立性を考慮
すると単純に構成できないので、必要に応じ各機能別に
部品をブロック化しているが機能上及び使用取り扱い上
で以下のような課題を有している。
【0004】(1)外部より入力される映像・音声信号
を取り込むインターフェース回路及び入出力端子は背面
板に直接組み込まれ、各入出力端子の名称及び用途は垂
直に立てられた背面板の各入出力端子装置部近傍に刻印
・印刷等で表示されているが液晶プロジェクターの使用
方法により床置き状態・机上設置・天井設置・高所壁設
置が考えられ、設置場所によっては入出力端子装置部の
名称及び用途表示を見降したり見上げなければならず、
それでも高所・低所では垂直な背面板に記載された表示
はその場所まで目を近づけていかなければ確認ができな
い。
【0005】(2)インターフェース回路及び入出力端
子を背面板に直接ネジ固定した場合は、外観上、ネジが
外観に露出しデザイン上の自由度に制約が生じる。又、
インターフェース回路及び入出力端子を他の部材にネジ
固定しその部材を背面板にネジ固定又は溶着し、底板・
天板に数点でネジ固定する場合は、ネジ固定では同上の
課題が生じ溶着では他の部材が増加し加工工数も増加す
る。更に入出力端子部は装着時の挿抜に大きな力が加わ
るため背面板の固定も底板・天板へ数点のネジ固定では
強度上対応が難しく、逆にネジ固定部を増すと外観上の
制約になるという課題がある。
【0006】(3)冷却用ファンカバーは、直接冷却フ
ァンに触れないような孔で構成し、その配置は天板と兼
用しているか背面板にネジ固定しているため、上記
(2)のような課題がある。又、排気ダクトが設置され
ているため部品点数増、スペース増の課題もある。
【0007】(4)レンズカバーは、正面板の外側にあ
り左右方向の摺動により開閉操作するよう設置されてい
るため、液晶プロジェクター本体の形状が投射レンズ部
だけ突出させ小型化を図る場合、レンズカバーの左右ス
トローク分は液晶プロジェクター本体の最小突出分とし
てスペースを確保しなければならず、実際には投射レン
ズが小さくても省スペース化が計れない。又、レンズカ
バーが正面板の外側に常に露出していて取り扱い操作
(開閉操作)が頻繁なため、外観上キズ・汚れ等が付き
易い欠点もある。
【0008】(5)液晶プロジェクターを固定する際又
は天井に設置したり壁に設置する際に液晶プロジェクタ
ー本体が簡単に欠落したり移動したりしないように専用
の取付機枠に収納するかバンド等で固定していたが、専
用取付機枠に収納しても液晶プロジェクター本体にネジ
等の固定部が無いため完全な取付にならなかったり、バ
ンド固定も液晶プロジェクター本体を縛るためキズが付
く等の問題がある。
【0009】(6)投射レンズの外側に他の部品を取り
付ける場合、例えばコンバージョンレンズのように投射
レンズに直接装着して投射レンズが動いても何ら機能に
影響ないものはよいが、例えばアナモフィックレンズや
反転ミラーのように投射レンズに直接取り付けると投射
レンズの動きにより初期に設定した機能が動いて影響す
るものは、投射レンズと分離して設置する必要があり、
外装ケースに溝を設けたりネジ部を設けこれらの部品を
引っ掛けたりネジ固定しているが外装ケースにキズを付
けたり、外観上デザイン的にも制約が生ずるという課題
がある。
【0010】(7)フット及びフットアジャスターの形
状がほぼ円筒形をなしていて底面がフラットのため、液
晶プロジェクターの高さ調整や本体を傾けたい時フット
アジャスターを可動すると円筒形の外端が接地して稼働
するため不安定で且つ位置が決まらないという課題があ
る。
【0011】(8)防塵フィルターは、液晶プロジェク
ター本体の側面に位置しフィルターカバーで本体に挟み
込まれて着脱可能なようになっているがフィルターカバ
ーという一部品が必要となり部品点数が増えてしまう欠
点がある。又、液晶プロジェクター本体に設けられた溝
に防塵フィルターを挿入する構造でこれは防塵フィルタ
ーを断面的に見て任意の角度傾斜させたりR形状を付け
防塵フィルター挿入時の変形でシメシロを発生させ固定
し着脱可能なようにしているが任意の角度傾斜やR形状
の設定に難があり、部品の変形利用をしているため形状
がへたってしまうとシメシロ固定ができなくなるといっ
た課題がある。
【0012】そこで本発明は、上述したような課題を除
去し、部品点数・加工工数・組立工数が少なく、安価で
デザイン的に造形美に優れた小型液晶プロジェクターと
して機能上・使用取扱上にも優れた品質の商品を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶プロジェク
ターは、(1)白色光源、反射体、該白色光源を駆動す
る光源駆動電源回路、前記白色光源、反射体を保持し光
線を発する窓を有しその他を覆い遮光・補強するランプ
ハウジング、画像形成用の液晶ライトバルブ・光分離合
成用のダイクロイックミラー・光学フィルター・プリポ
ラライザー・コンデンサレンズ・箱体ライトガイド及び
投射レンズを組み込んだ光学ユニット、発熱体を冷却す
る冷却ファン、外部より入力される映像・音声信号を取
り込むインターフェース回路、映像信号のアナログ信号
をデジタル信号に変換し制御するビデオ回路、該ビデオ
回路からの信号により画像形成用液晶ライトバルブを駆
動制御するドライブ回路、前記各回路群の駆動エネルギ
ーを供給する電源回路、前記各回路群及び各部材を保持
し塔載する機枠、前記各回路群及び各部材を搭載した該
機枠を収納・装着する下ケース、該下ケースを覆い封止
する上ケース、サイドカバー、冷却ファンカバー、イン
ターフェース枠、操作パネル、レンズカバー、赤外フィ
ルター等により構成される液晶プロジェクターに於て、
前記インターフェース枠は、入出力端子装着面と少なく
とも一種類以上の前記入出力端子装着面と異なった角度
を有する面より構成されることを特徴とする。
【0014】(2)上記請求項1の前文で構成される液
晶プロジェクターに於て、前記インターフェース枠は、
入出力端子装着面と直交する面を根元基盤に配置し、前
記下ケースに設けた凹溝に前記インターフェース枠端部
が係合し、前記下ケースの凸部に前記インターフェース
枠の入出力端子装着面と直交する面の凹部が係合し、該
係合部にネジ固定部を設け、前記上ケースと前記下ケー
スで前記インターフェース枠を挟持するように配置する
ことを特徴とする。
【0015】(3)前記請求項1の前文で構成される液
晶プロジェクターに於て、前記冷却ファンカバーは、全
周二段の凸形状を形成し、該凸形状の一段目(全周最突
出部)の下部が下ケースの凹溝に係合し、側部が下ケー
ス側壁とリブの間に挟まれるように配置され、前記係号
部にネジ固定部を設け、前記下ケースと上ケースで前記
冷却ファンカバーを挟持するように配置することを特徴
とする。
【0016】(4)前記請求項1の前文で構成される液
晶プロジェクターに於て、前記投射レンズを覆い保護す
る前記レンズカバーは、R面で構成され、前記上・下ケ
ース各々に前記R面と同曲率の凹溝を設け、該凹溝を前
記レンズカバーが摺動するように設置することを特徴と
する。
【0017】(5)前記請求項1の前文で構成される液
晶プロジェクターに於て、前記下ケース底面(外側)に
他部材と接合可能なマウントネジ部を設けることを特徴
とする。
【0018】(6)前記請求項1の前文で構成される液
晶プロジェクターに於て、前記投射レンズの外側(光出
射側)に前記投射レンズより発する光線経路を妨げない
ような窓を有するマウンタ固定部材を設け、該マウンタ
固定部材の窓部には他の部材が容易に装着可能なマウン
タ爪を少なくとも一ヶ所以上設けるか若くはネジ部を設
け、装着する他の部材にも各々に対応する爪若くはネジ
部を設けることを特徴とする。
【0019】(7)前記請求項1の前文で構成される液
晶プロジェクターに於て、前記各回路群及び各部材を保
持し搭載する機枠の側壁に角Z型のマウンタ固定部材を
設置し、該マウンタ固定部材は前記投射レンズの外形の
一部若くは全部を逃げる脚部と前記投射レンズより発す
る光線経路を妨げないような窓部を具備することを特徴
とする。
【0020】(8)前記請求項1の前文で構成される液
晶プロジェクターに於て、前記投射レンズに具備される
オートフォーカスの測距離部を保護する前記赤外フィル
ターはL字形状の断面を有し、前記下ケースに設けられ
た凹部溝へ収納され、レンズ枠にて封止固着される構造
で、更に前記赤外フィルターは前記投射レンズのオート
フォーカスの測距離部の赤外線出射光部と受光部を分離
する仕切りリブを有することを特徴とする。
【0021】(9)前記請求項1の前文で構成され、液
晶プロジェクター本体の前後どちらか一方に一対の可動
式のフットアジャスタと他の前後どちらか一方に一対の
固定式のフットを有する液晶プロジェクターに於て、前
記フットアジャスタ及びフットの底部をR面若くは概球
面形状で構成することを特徴する。
【0022】(10)前記請求項1の前文で構成される
液晶プロジェクターに於て、発熱源となる回路群の下部
に存在する前記各回路群及び他の各部材を保持し搭載す
る機枠と下ケースに通風孔を設け、各通風孔は完全に一
致しない様に任意にずらすか若くは完全にずらして構成
することを特徴とする。
【0023】(11)前記請求項1の前文で構成され、
前記冷却用ファンの吸気側が本体の底面に設置される液
晶プロジェクターに於て、前記下ケースの前面側に前記
下ケースと一体観のある防塵フィルターを液晶プロジェ
クター本体の底部に設け、前記下ケースと防塵フィルタ
ー固定枠とで形成される溝の中を前記防塵フィルターが
摺動するように構成し、前記防塵フィルターの一部に凹
凸のどちらか一方を設け、該凹凸のどちらか一方に対応
した位置に前記防塵フィルターと逆の凸凹どちらか一方
を前記防塵フィルター固定枠に設けることを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶プロジェクタ
ーの実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の一実施例を示す液晶プロジ
ェクターの平面から見た内部構造図、図2は本発明の同
実施例である図1から光学ユニット10,ドライブ回路
14を除いて平面から見た内部構想図、図3から図7は
本発明の同実施例の外観を見た図で図3は平面図、図4
は正面図、図5は背面図、図6は側面図、図7は底面図
を示す。
【0026】本発明の外装ケースは、図3から図7に示
すように下ケース1と上ケース2により大半を構成し、
更に機能ごとにユニット化され下ケース1や上ケース2
と分離した方が有利なインターフェース枠3,冷却ファ
ンカバー4,サイドカバー5により構成され、ケースネ
ジ固定部1a,1b,2aにより分離可能な構造となっ
ている。図1から図6に示すように下ケース1は部分的
に切欠き部1e,1f,1g,1h,を有するが概弁当
箱形状となっている。下ケース1の上には各回路群及び
各部材を搭載する機枠(以下ベースプレートと呼ぶ)6
が設置され、ベースプレート6には強度・剛性を確保す
るための補強リブ6aと折曲げ部6bが具備され、更に
下ケース1と数カ所のネジ固定により一体化を図り強度
向上させている。ベースプレート6の上には白色光源及
び反射体7,白色光源及び反射体7を保持し光線を発す
る窓を有しその他を覆い遮光、補強するランプハウジン
グ8,白色光源(図示せず)を駆動する光源駆動電源回
路(以下バラストと呼ぶ)9,画像形成用の液晶ライト
バルブ10a,10b,10c・光分離合成用のダイク
ロイックミラー・光学フィルター・コンデンサレンズ等
を組み込んだ箱体ライトガイド10dと投射レンズ20
を組み込んだ光学ユニット10,発熱体を冷却する冷却
ファン11,外部より入力される映像・音声信号を取り
込んだインターフェース回路12からの映像信号のアナ
ログ信号をデジタル信号に変換し制御するビデオ回路1
3,ビデオ回路13からのデジタル信号により画像形成
用液晶ライトバルブへの情報を制御駆動するドライブ回
路14,前記回路群の駆動エネルギーを供給するため電
源回路15が搭載され、各々ベースプレート6に直接ネ
ジ固定するか若くは各々の固定金具11a,13a,1
4a等を介してネジ固定している。
【0027】図8,図9,図10に示すようにインター
フェース回路12は外部より映像・音声信号を取り込む
入力端子と出力端子(特に入力端子にはビデオ入力端子
12a,音声入力端子12R・12L,S入力端子12
S,アナログRGB端子12b等)が実装され、インタ
ーフェース枠3に設けられたボス3aにネジ固定されて
いる。インターフェース枠3及びインターフェース回路
12は液晶プロジェクター本体に対し垂直に立てられる
よう下ケース1に切欠き部1eの左右近傍に凹溝部1k
を設け、この凹溝部1kにインターフェース枠3の側端
部3bを係合させ位置決めをし、下ケース1と上ケース
2でインターフェース枠3を挟み込んで固定している。
インターフェース枠は入力端子周辺の垂直な面の他に垂
直な面に対し任意の角度を持った面の上斜面3d及び下
斜面3eを持ち、これらの斜面上にインターフェース回
路12に搭載された各入出力端子の名称及び用途を刻印
叉は印刷等により表示されている。このような構造に於
ては、液晶プロジェクターの使用方法により床置き状態
・机上設置・天井設置・高所壁設置が考えられ、設置場
所によっては入出力端子装置部の名称及び用途表示を見
降したり見上げなければならないが、各入出力端子の名
称及び用途表示が上斜面3d及び下斜面3eに表示され
ているため、その場所のままで視線をもっていかなくて
も確認ができる効果を有する。更にインターフェース枠
3及びインターフェース回路12は液晶プロジェクター
本体に対し垂直に立てられる様下ケース1に切欠き部1
eの左右近傍に凹溝部1kにインターフェース枠3の側
端部3bを係合させ位置決めをし、下ケース1と上ケー
ス2でインターフェース枠3を挟み込んで固定している
ため、外観上、ネジが外観に露出しないのでデザイン上
の自由度に制約がなくスッキリとしたデザインが提供で
きる。叉、入出力端子部は装着時の挿抜に大きな力が加
わるが強度上も対応が容易でがっしりとした構造を提供
できるものである。
【0028】図1、図2、図11、図12に示すように
冷却ファンカバー4は全周二段の凸形状で形成され、凸
形状一段目(全周最突出部)低部4bが下ケース1の冷
却ファンカバー入り凹溝1mに、凸形状一段目側部4a
が下ケース1の側壁1qと補強リブ1nに各々係合し、
位置決めされてネジ固定部4cでネジ固定し、更に下ケ
ース1と上ケース2で冷却ファンカバー4を挟み込んで
固定している。このため、実施例1と同様に外観上、ネ
ジが外観表面に露出しないのでデザイン上の自由度に制
約がなくなりスッキリとしたデザインが提供できる他、
外部からの大きな力に対し強度上も対応が容易でがっし
りとした構造を提供する効果を有する。
【0029】図1、図2、図16、図17に示すように
レンズカバー21は、R面形状に形成されて投射レンズ
20の動きを妨げない位置で投射レンズ20を覆い保護
するように配置されている。下ケース1のレンズカバー
入り溝1p、上ケース2のレンズカバー案内部2d、レ
ンズ枠24は、レンズカバー21のR面と同曲率Rを有
しレンズカバー21がスムースにR形状に添って摺動可
能なようにレンズカバー21を挾持している。このよう
な構造では、レンズカバー21をR面にすることでレン
ズカバー21の軌跡は、従来の左右開閉と比べ円周方向
の回転軌跡となるため上下ケースの投射レンズ部突出部
1d,2bはこの軌跡に合わせた形状で小型化になり、
且つ、レンズカバー21が上下ケースの内側にあるため
取り扱い操作(開閉操作)が頻繁でも、外観上キズ・汚
れ等が付き難いという効果がある。
【0030】図7に示すように下ケース1の外側底面部
に他部材と接合可能なマウントネジ部1cが任意の位置
に一ケ所以上設けてあるため、他の部材とネジ固定が容
易になり、天井に設置したり壁に設置する際に液晶プロ
ジェクター本体の落下や移動・ズレがなくなりキズが付
く等の問題も解決する。
【0031】図13、図14、図16に示すようにマウ
ンタ固定部材のレンズ固定板23は、投射レンズ20の
外側(光出射側)にあって投射レンズ20より発する光
線経路を妨げない窓部と投射レンズ20の外形の一部若
くは全部を逃げる脚部23aと断面的に角Z型の形状を
有し、ベースプレート6の折曲げ部6bにネジ固定さ
れ、更にレンズ枠24を介して下ケース1の投射レンズ
突出部1dにネジ固定されている。又、レンズ固定板2
3は、強度向上のため折曲げした補強部23bと前記窓
部に他の部材が容易に装着可能なマウンタ爪23dが少
なくとも一ケ所以上設置されている。このような構造で
は、レンズ固定板23の前記窓部のマウンタ爪23dに
対応する爪を他の部材の例えばアナモフィックレンズや
反転ミラー等(いづれも図示せず)の取付け部に設ける
ことにより容易にワンタッチで着脱が可能になる効果が
ある。このため、投射レンズ20の動きと関係なく初期
設定の機能を損なわずに他部材の装着使用が可能になる
効果があり、他部材の装着にあたり、外装ケースに溝を
設けたりネジ部を設けて固定することも不要になるので
外装ケースにキズを付けたりすることがなく、外観上デ
ザイン的にも優れたデザインを提供できる。又、マウン
タ爪23dの替わりにネジ部の設置によるネジ式着脱方
法も可能である。更にレンズ固定板23の脚部23a
は、投射レンズ20の外形の一部若しくは全部を逃げる
形状になっているので投射レンズ20の特にオートフォ
ーカス測距離部20aの組込み性が向上する効果もあ
る。
【0032】図15、図16に示すように赤外フィルタ
ー22は、L字形状の断面を有し、投射レンズ20のオ
ートフォーカス測距離部20aの赤外出射部20bと赤
外受光部20cに対応する平面部、赤外出射部20bと
赤外受光部20cを分離する仕切りリブ22a、赤外フ
ィルター22を下ケース1の赤外フィルター入り溝1r
に係合する位置決め凸部22bより構成されている。赤
外フィルター22は、下ケース1の赤外フィルター入り
溝1rに位置決め凸部22bが係合するように収納さ
れ、レンズ固定枠24、レンズ固定板23を介しネジに
て封止固定されている。赤外フィルター22は、投射レ
ンズ20のオートフォーカス測距離部20aの前面に位
置し、赤外出射部20bと赤外受光部20cを含むオー
トフォーカス測距離部20aを覆っている。このような
構造に於いては、下ケース1の内側よりレンズ固定板2
3とレンズ固定枠24を介してネジ固定されているので
外観上ネジが表面に出ないためデザイン的自由度が向上
し、部品点数・加工組立工数も低減される効果がある。
更に下ケース1の赤外フィルター入り溝1rに赤外フル
ター22の位置決め凸部22bが係合し収納され外部と
完全に仕切られた密封状態になることと、仕切りリブ2
2aによりオートフォーカス測距離部20aの赤外出射
部20bと赤外受光部20cを分離することで赤外出射
部20bと赤外受光部20cの赤外線間の干渉や外光及
び不要光によるオートフォーカス測距離部20aの誤動
作を防止し、外乱によるキズ・汚れから保護する効果を
兼ね備えている。
【0033】図6に示すようにフットアジャスター16
及びフット17の底部は、R面若くは概球面形状になっ
ている。このような構造では、高さ調整や液晶プロジェ
クター本体を傾ける場合、底部接地部が点接触になり、
又、本体設置面が多少の凹凸でも点接触するため操作時
に不安定で且つ位置が決まらないという課題を解決でき
る。
【0034】図18に示すように発熱源となる回路群
(例えば電源回路15・電源回路シールド板15a等)
の下部に位置するベースプレート6と下ケース1に通風
孔1i,6cが設けられ、各通風孔1i,6cは互いに
平面的に見て完全に一致しないように任意の位置にずら
すか若くは完全にずらして配置されている。このような
構造に於いては、発熱源を冷却する通風孔の通気性の確
保と向上を容易に実現しながら、且つ、外部より発熱源
や高電圧源に直接触れ難くなり危険防止が計れる効果が
ある。又、通風孔の形状は、1i,6c同一形状若くは
異形状でも同様な効果が得られる。更に下ケース1の前
面側で下ケース1と一体観のある防塵フィルター18を
液晶プロジェクター本体の底部に設け、下ケース1と防
塵フィルター固定枠19とで形成される溝の中を防塵フ
ィルター18が摺動するように構成されている。防塵フ
ィルター18は、防塵フィルター18の位置決め凸部1
8aと防塵フィルター固定枠19の位置決め凹部19a
の係合により位置決め固定出来る構造になっている。こ
のような構造に於いて防塵フィルター18は、下ケース
1と防塵フィルター固定枠19とで形成された溝の中を
摺動するだけで容易に着脱可能となるのでゴミ・ホコリ
の除去が容易にワンタッチでできる他、位置決め凸部1
8a,位置決め凹部19aの係合によってクリック感の
ある着脱固定が容易に提供できるので部品を変形させた
シメシロ固定も不要で加工も簡略化できる効果がある。
又、位置決め凸部・凹部は部品構成を逆にしても同様の
効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上前述した如く、(1)液
晶プロジェクターの使用方法によりどの様な場所に設置
しても、特に高所・低所への設置でもインターフェース
枠に上斜面及び下斜面を設けそこに記載した表示を見降
ろしたり見上げたりする視線の移動だけで容易に確認で
きる。更に外観上、ネジが外観に露出しないのでデザイ
ン上の自由度に制約がなくすっきりとしたデザインが提
供できる。叉、入出力端子部は装着時の挿抜に大きな力
が加わるが強度上も対応が容易でがっしりとした構造を
提供できるものである。
【0036】(2)冷却ファンカバーの凸形状一段目
(全周最突出部)低部が下ケース1の冷却ファンカバー
入り凹溝に、凸形状一段目側部が下ケースの側壁と補強
リブに各々係合し、位置決めされてネジ固定部でネジ固
定し、更に下ケースと上ケースで冷却ファンカバーを挟
み込んで固定している。このため、外観上、ネジが外観
表面に露出しないのでデザイン上の自由度に制約がなく
なりスッキリとしたデザインが提供できる他、外部から
の大きな力に対し強度上も対応が容易でがっしりとした
構造を提供する効果を有する。
【0037】(3)レンズカバーをR面形状に形成し投
射レンズの動きを妨げない位置に配置し投射レンズを覆
い保護することと、下ケースのレンズカバー入り溝、上
ケースのレンズカバー案内部、レンズ枠をレンズカバー
のR面と同曲率RにしレンズカバーがスムースにR形状
に添って摺動可能なようにレンズカバーを挾持すること
で、レンズカバーの軌跡は、従来の左右開閉と比べ円周
方向の回転軌跡となるため、上下ケースの投射レンズ部
突出部はこの軌跡に合わせた形状で小型化になり、且
つ、レンズカバーが上下ケースの内側にあるため取り扱
い操作(開閉操作)が頻繁でも、外観上キズ・汚れ等が
付き難いという効果がある。
【0038】(4)下ケースの外側底面部に他部材と接
合可能なマウントネジ部が任意の位置に一ケ所以上設け
てあるため、他の部材とネジ固定が容易になり、天井に
設置したり壁に設置する際に液晶プロジェクター本体の
落下や移動・ズレがなくなりキズが付く等の問題も解決
する。
【0039】(5)レンズ固定板の窓部は投射レンズの
外側(光出射側)にあって投射レンズより発する光線経
路を妨げないため映像に影を映すことを防ぎ、レンズ固
定板の窓部のマウンタ爪に対応する爪を他の部材の例え
ばアナモフィックレンズや反転ミラー等(いづれも図示
せず)の取付け部に設けることにより容易にワンタッチ
で着脱が可能になる効果がある。このため、投射レンズ
の動きと関係なく初期設定の機能を損なわずに他部材の
装着使用が可能になる効果があり、他部材の装着にあた
り、外装ケースに溝を設けたりネジ部を設けて固定する
ことも不要になるので外装ケースにキズを付けたりする
ことがなく、外観上デザイン的にも優れたデザインを提
供できる。又、マウンタ爪の替わりにネジ部の設置によ
るネジ式着脱方法も可能である。更にレンズ固定板の脚
部は、投射レンズの外形の一部若しくは全部を逃げる形
状になっているので投射レンズの特にオートフォーカス
測距離部の組込み性が向上する効果もある。
【0040】(6)赤外フィルターは、L字形状の断面
を有し、投射レンズのオートフォーカス測距離部の赤外
出射部と赤外受光部に対応する平面部、赤外出射部と赤
外受光部を分離する仕切りリブ、赤外フィルターを下ケ
ースの赤外フィルター入り溝に係合する位置決め凸部よ
り構成され、下ケースの赤外フィルター入り溝に位置決
め凸部が係合するように収納され、レンズ固定枠とレン
ズ固定板を介しネジにて封止固定され、更に投射レンズ
のオートフォーカス測距離部の前面に位置し赤外出射部
と赤外受光部を含むオートフォーカス測距離部を覆って
いるため、下ケースの内側よりレンズ固定板、レンズ固
定枠を介してネジ固定されているので外観上ネジが表面
に出ることがなくデザイン的自由度が向上し、部品点数
・加工組立工数も低減される効果がある。更に下ケース
の赤外フィルター入り溝に赤外フルターの位置決め凸部
が係合し収納され外部と完全に仕切られた密封状態にな
ることと、仕切りリブによりオートフォーカス測距離部
の赤外出射部と赤外受光部を分離することで赤外出射部
と赤外受光部の赤外線間の干渉や外光及び不要光による
オートフォーカス測距離部の誤動作を防止し、外乱によ
るキズ・汚れから保護する効果を兼ね備えている。
【0041】(7)フットアジャスター及びフットの底
部は、R面若くは概球面形状になっているため、高さ調
整や液晶プロジェクター本体を傾ける場合、底部接地部
が点接触になり、又、本体設置面が多少の凹凸でも点接
触するので操作時に不安定で且つ位置が決まらないとい
う課題を解決できる。
【0042】(8)発熱源となる回路群(例えば電源回
路・電源回路シールド板等)の下部に位置するベースプ
レートと下ケースには、通風孔が設けられ、各通風孔は
互いに平面的に見て完全に一致しないように任意の位置
にずらすか若くは完全にずらして配置されているため、
発熱源を冷却する通風孔の通気性の確保と向上を容易に
実現しながら、且つ、外部より発熱源や高電圧源に直接
触れ難くなり危険防止が計れる効果がある。又、通風孔
の形状は、同一形状若くは異形状でも同様な効果が得ら
れる。更に下ケースの前面側で下ケースと一体観のある
防塵フィルターを液晶プロジェクター本体の底部に設
け、下ケースと防塵フィルター固定枠とで形成される溝
の中を防塵フィルターが摺動するように構成され、防塵
フィルターは、防塵フィルターの位置決め凸部と防塵フ
ィルター固定枠の位置決め凹部の係合により位置決め固
定出来る構造になっている。このような構造に於いて防
塵フィルターは、下ケースと防塵フィルター固定枠とで
形成された溝の中を摺動するだけで容易に着脱可能とな
るのでゴミ・ホコリの除去が容易にワンタッチでできる
他、位置決め凸部,位置決め凹部の係合によってクリッ
ク感のある着脱固定が容易に提供できるので部品を変形
させたシメシロ固定も不要で加工も簡略化できる効果が
ある。又、位置決め凸部・凹部は部品構成を逆にしても
同様の効果が得られる。
【0043】そこで本発明は、上述したような効果を得
たことにより、部品点数・加工工数・組立工数が少な
く、安価でデザイン的に造形美に優れた小型液晶プロジ
ェクターとして機能上・使用取扱上にも優れた品質の商
品を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
の平面から見た内部構造図。
【図2】 図1から光学ユニット10,ドライブ回路1
4を除いて平面から見た内部構造図。
【図3】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
の外観を見た平面図。
【図4】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
の外観を見た正面図。
【図5】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
の外観を見た背面図。
【図6】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
の外観を見た側面図。
【図7】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
の外観を見た底面図。
【図8】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
のインターフェス枠周辺の拡大平面図。
【図9】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
のインターフェス枠周辺の拡大断面図。
【図10】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーのインターフェス枠周辺の他の拡大断面図。
【図11】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーの冷却ファンカバー周辺の拡大平面図。
【図12】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーの冷却ファンカバー周辺の拡大断面図。
【図13】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーのレンズ固定板の形状を示す正面図。
【図14】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーのレンズ固定板の形状を示す平面図。
【図15】 (a)は、本発明の一実施例を示す液晶プ
ロジェクターの赤外フィルターの形状を示す平面図。
(b)は、本発明の一実施例を示す液晶プロジェクター
の赤外フィルターの形状を示す正面図。(c)は、図1
5(a)(b)の※−※部を示す断面図。
【図16】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーの投射レンズ部周辺の拡大断面図。
【図17】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーの投射レンズ部周辺の下ケース1の拡大平面図。
【図18】 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ
ーの防塵フィルター部周辺の拡大断面図。
【符号の説明】
1 下ケース 1a・1b・2a ケースネジ固定部 1c マウントネジ部 1d・2b 投射レンズ部突出部 1e・1f・1g・1h 切欠き部 1i 吸気孔 1j 手掛け部 1k インターフェース枠入り凹溝 1l インターフェース枠係合凸部 1m 冷却ファンカバー入り凹溝 1n 補強リブ 1p レンズカバー入り凹溝 1q 下ケース側壁 1r 赤外フィルター入り凹溝 2 上ケース 2d レンズカバー案内部 3 インタフェース枠 3a ボス 3b 側端部 3c 固定用凹部 3d 上斜面 3e 下斜面 4 冷却ファンカバー 4a 凸形状一段目側端部 4b 凸形状一段目底部 4c ネジ固定部 5 サイドカバー 6 ベースプレート 6a 補強リブ 6b 折曲げ部 6c 通気孔 7 白色光源及び反射体 8 ランプハウジング 9 バラスト 9a シールド板 10 光学ユニット 10a・10b・10c 液晶ライトバルブ 10d 箱体ライトガイド 11 冷却ファン 11a・13a・14a 固定金具 12 インターフェース回路 12a ビデオ入力端子 12b アナログRGB端子 12c シールド板 12L・12R 音声入力端子 12S S入力端子 13 ビデオ回路 14 ドライブ回路 15 電源回路 15a 電源回路シールド板 16 フットアジャスター 17 フット 18 防塵フィルター 18a 位置決め凸部 18b ネット部 19 防塵フィルター固定枠 19a 位置決め凹部 20 投射レンズ 20a オートフォカス測距離部 20b 赤外出射部 20c 赤外受光部 21 レンズカバー 21a レンズカバー突出部 22 赤外フィルター 22a 仕切りリブ 22b 位置決め凸部 23 レンズ固定板 23a 脚部 23b 補強部 23c 投射レンズ逃げ部 23d マウンタ爪 24 レンズ枠
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 プロジェクター
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライトバルブによ
って画像を形成し、投射レンズによって投射するプロジ
ェクターに関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のプロジェ
クターは、ライトバルブによって画像を形成し、投射レ
ンズによって前記画像を投射するプロジェクターであっ
て、外装ケースと、前記投射レンズを覆い保護するレン
ズカバーと、を有し、前記レンズカバーは曲面形状を有
し、前記外装ケースには前記曲面と同曲率の凹溝が設け
られ、前記凹溝は、前記レンズカバーが摺動するように
設置されてなることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】(2)また、上記のプロジェクターにおい
て、前記レンズカバーは、前記外装ケースの内側に摺動
可能とされていることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】(3)また、本発明のプロジェクターは、
ライトバルブによって画像を形成し、投射レンズによっ
て前記画像を投射するプロジェクターであって、前記外
装ケースの外側面に、他部材と接合可能なマウントネジ
部が設けられてなることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】(4)さらに、本発明のプロジェクター
は、ライトバルブによって画像を形成し、投射レンズに
よって前記画像を投射するプロジェクターであって、前
記投射レンズの光出射側に、前記投射レンズより発する
光線経路を妨げないような窓を有するマウンタ固定部材
を設けることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(5)また、上記のプロジェクターにおい
て、前記マウンタ固定部材の窓部には他の部材を装着可
能なマウンタ爪またはねじ部を少なくとも一ヶ所以上設
けることを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(6)また、上記のプロジェクターにおい
て、前記マウンタ固定部材は、前記投射レンズの外形の
一部若くは全部を逃げる脚部を具備することを特徴とす
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上前述した如く、レンズカ
バーが曲面を有し、外装ケースに曲面と同曲率の凹溝が
設けられ、凹溝がレンズカバーが摺動するように設置さ
れてなることにより、レンズカバーの軌跡は、従来の左
右開閉と比べ円周方向の回転軌跡となるため、外装ケー
スの投射レンズ部はこの軌跡に合わせた形状で小型化に
なる。また、このレンズカバーを、外装ケースの内側に
摺動可能とすることにより、レンズカバーを外装ケース
の内側に収納することができるようになるため取り扱い
操作(開閉操作)が頻繁でも、外観上キズ・汚れ等が付
き難いという効果がある。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、本発明のプロジェクターは、外装ケ
ースの外側面に、他部材と接合可能なマウントネジ部が
設けられているため、他の部材とのネジ固定が容易にな
り、天井に設置したり壁に設置する際にプロジェクター
本体の落下や移動・ズレがなくなり、キズが付く等の問
題を解決できる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、本発明のプロジェクターは、投射レ
ンズの光出射側に、投射レンズより発する光線経路を妨
げないような窓を有するマウンタ固定部材を設けること
により、投射画像に影を映すことを防ぐことができる。
また、マウンタ固定部材の窓部に、他の部材を装着可能
なマウンタ爪を少なくとも一ヶ所以上設けることによ
り、例えばアナモフィックレンズや反転ミラー等を、容
易に、ワンタッチで着脱することが可能になる。このた
め、投射レンズの動きと関係なく初期設定の機能を損な
わずに他部材の装着使用が可能になり、他部材の装着に
あたり、外装ケースに溝を設けたりネジ部を設けて固定
することも不要になるので外装ケースにキズを付けたり
することがなく、外観上デザイン的にも優れたデザイン
を提供できる。又、マウンタ爪の替わりにネジ部の設置
によるネジ式着脱方法も可能である。更に、前記マウン
タ固定部材に、前記投射レンズの外形の一部若くは全部
を逃げる脚部を設けることにより、投射レンズの特にオ
ートフォーカス測距離部の組込み性が向上する効果もあ
る。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】削除
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】本発明は、上述したような効果を得ること
により、部品点数・加工工数・組立工数が少なく、安価
でデザイン的に造形美に優れた小型プロジェクターとし
て機能上・使用取扱上にも優れた品質の商品を提供する
ものである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色光源、反射体、該白色光源を駆動す
    る光源駆動電源回路、前記白色光源、反射体を保持し光
    線を発する窓を有しその他を覆い遮光・補強するランプ
    ハウジング、画像形成用の液晶ライトバルブ・光分離合
    成用のダイクロイックミラー・光学フィルター・プリポ
    ラライザー・コンデンサレンズ・箱体ライトガイド及び
    投射レンズを組み込んだ光学ユニット、発熱体を冷却す
    る冷却ファン、外部より入力される映像・音声信号を取
    り込むインターフェース回路、映像信号のアナログ信号
    をデジタル信号に変換し制御するビデオ回路、該ビデオ
    回路からの信号により画像形成用液晶ライトバルブを駆
    動制御するドライブ回路、前記各回路群の駆動エネルギ
    ーを供給する電源回路、前記各回路群及び各部材を保持
    し塔載する機枠、前記各回路群及び各部材を搭載した該
    機枠を収納・装着する下ケース、該下ケースを覆い封止
    する上ケース、サイドカバー、冷却ファンカバー、イン
    ターフェース枠、操作パネル、レンズカバー、赤外フィ
    ルター等により構成される液晶プロジェクターに於て、
    前記インターフェース枠は、入出力端子装着面と少なく
    とも一種類以上の前記入出力端子装着面と異なった角度
    を有する面より構成されることを特徴とする液晶プロジ
    ェクター。
  2. 【請求項2】 上記請求項1の前文で構成される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記インターフェース枠は、入出
    力端子装着面と直交する面を根元基盤に配置し、前記下
    ケースに設けた凹溝に前記インターフェース枠端部が係
    合し、前記下ケースの凸部に前記インターフェース枠の
    入出力端子装着面と直交する面の凹部が係合し、該係合
    部にネジ固定部を設け、前記上ケースと前記下ケースで
    前記インターフェース枠を挟持するように配置すること
    を特徴とする請求項1記載の液晶プロジェクター。
  3. 【請求項3】 前記請求項1の前文で構成される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記冷却ファンカバーは、全周二
    段の凸形状を形成し、該凸形状の一段目(全周最突出
    部)の下部が下ケースの凹溝に係合し、側部が下ケース
    側壁とリブの間に挟まれるように配置され、前記係号部
    にネジ固定部を設け、前記下ケースと上ケースで前記冷
    却ファンカバーを挟持するように配置することを特徴と
    する液晶プロジェクター。
  4. 【請求項4】 前記請求項1の前文で構成される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記投射レンズを覆い保護する前
    記レンズカバーは、R面で構成され、前記上・下ケース
    各々に前記R面と同曲率の凹溝を設け、該凹溝を前記レ
    ンズカバーが摺動するように設置することを特徴とする
    液晶プロジェクター。
  5. 【請求項5】 前記請求項1の前文で構成される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記下ケース底面(外側)に他部
    材と接合可能なマウントネジ部を設けることを特徴とす
    る液晶プロジェクター。
  6. 【請求項6】 前記請求項1の前文で構成される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記投射レンズの外側(光出射
    側)に前記投射レンズより発する光線経路を妨げないよ
    うな窓を有するマウンタ固定部材を設け、該マウンタ固
    定部材の窓部には他の部材が容易に装着可能なマウンタ
    爪を少なくとも一ヶ所以上設けるか若くはネジ部を設
    け、装着する他の部材にも各々に対応する爪若くはネジ
    部を設けることを特徴とする液晶プロジェクター。
  7. 【請求項7】 前記請求項1の前文で構成される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記各回路群及び各部材を保持し
    搭載する機枠の側壁に角Z型のマウンタ固定部材を設置
    し、該マウンタ固定部材は前記投射レンズの外形の一部
    若くは全部を逃げる脚部と前記投射レンズより発する光
    線経路を妨げないような窓部を具備することを特徴とす
    る請求項6記載の液晶プロジェクター。
  8. 【請求項8】 前記請求項1の前文で構成される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記投射レンズに具備されるオー
    トフォーカスの測距離部を保護する前記赤外フィルター
    はL字形状の断面を有し、前記下ケースに設けられた凹
    部溝へ収納され、レンズ枠にて封止固着される構造で、
    更に前記赤外フィルターは前記投射レンズのオートフォ
    ーカスの測距離部の赤外線出射光部と受光部を分離する
    仕切りリブを有することを特徴とする液晶プロジェクタ
    ー。
  9. 【請求項9】 前記請求項1の前文で構成され、液晶プ
    ロジェクター本体の前後どちらか一方に一対の可動式の
    フットアジャスタと他の前後どちらか一方に一対の固定
    式のフットを有する液晶プロジェクターに於て、前記フ
    ットアジャスタ及びフットの底部をR面若くは概球面形
    状で構成することを特徴する液晶プロジェクター。
  10. 【請求項10】 前記請求項1の前文で構成される液晶
    プロジェクターに於て、発熱源となる回路群の下部に存
    在する前記各回路群及び他の各部材を保持し搭載する機
    枠と下ケースに通風孔を設け、各通風孔は完全に一致し
    ないように任意にずらすか若くは完全にずらして構成す
    ることを特徴とする液晶プロジェクター。
  11. 【請求項11】 前記請求項1の前文で構成され、前記
    冷却用ファンの吸気側が本体の底面に設置される液晶プ
    ロジェクターに於て、前記下ケースの前面側に前記下ケ
    ースと一体観のある防塵フィルターを液晶プロジェクタ
    ー本体の底部に設け、前記下ケースと防塵フィルター固
    定枠とで形成される溝の中を前記防塵フィルターが摺動
    するように構成し、前記防塵フィルターの一部に凹凸の
    どちらか一方を設け、該凹凸のどちらか一方に対応した
    位置に前記防塵フィルターと逆の凸凹どちらか一方を前
    記防塵フィルター固定枠に設けることを特徴とする液晶
    プロジェクター。
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