JPH11315576A - 局部洗浄装置 - Google Patents
局部洗浄装置Info
- Publication number
- JPH11315576A JPH11315576A JP14055998A JP14055998A JPH11315576A JP H11315576 A JPH11315576 A JP H11315576A JP 14055998 A JP14055998 A JP 14055998A JP 14055998 A JP14055998 A JP 14055998A JP H11315576 A JPH11315576 A JP H11315576A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- switch
- human body
- local
- radiation
- Prior art date
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- Pending
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水で人体の局部を洗浄する局部洗浄装置にお
いて、局部の乾燥時間を短くするとともに快適な使用感
を得る 【解決手段】 便座に着座している使用者が乾燥スイッ
チ10cを押すと、制御部17に入力され、制御部17
は、送風手段13とランプ14を駆動させる。送風手段
13によって、図1の送風口3より使用者の局部に向け
て送風される。ランプ14によって、人体局部に向け
て、赤外線が放射される。乾燥ランプ方向スイッチであ
る前スイッチ10e、右スイッチ10f、後スイッチ1
0g、左スイッチ10hのいずれかを押すと、放射方向
変更性御部17bに入力され、放射方向変更性御部17
bは、ランプ方向変更手段15を駆動して、赤外線放射
の向きを、押されたスイッチに応じて変更する。
いて、局部の乾燥時間を短くするとともに快適な使用感
を得る 【解決手段】 便座に着座している使用者が乾燥スイッ
チ10cを押すと、制御部17に入力され、制御部17
は、送風手段13とランプ14を駆動させる。送風手段
13によって、図1の送風口3より使用者の局部に向け
て送風される。ランプ14によって、人体局部に向け
て、赤外線が放射される。乾燥ランプ方向スイッチであ
る前スイッチ10e、右スイッチ10f、後スイッチ1
0g、左スイッチ10hのいずれかを押すと、放射方向
変更性御部17bに入力され、放射方向変更性御部17
bは、ランプ方向変更手段15を駆動して、赤外線放射
の向きを、押されたスイッチに応じて変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局部洗浄装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来の局部洗浄装置は、腰掛式大便器に
便座本体が取り付けられ、この便座本体に局部洗浄手段
と温風乾燥手段とリモコン手段が接続されている。リモ
コン手段には、お尻スイッチとビデスイッチと乾燥スイ
ッチと停止スイッチがある。便座本体に着座している使
用者が、リモコン手段のおしりスイッチ又はビデスイッ
チを押すと、局部洗浄手段により、所定方向へ温水シャ
ワーが送出される。停止スイッチを押すと、温水シャワ
ー送出は終了する。また便座本体に着座している使用者
が、リモコン手段の乾燥スイッチを押すと、温風乾燥手
段が駆動され所定方向へ温風を当てることで人体局部の
乾燥を行なうものである。これも停止スイッチを押すこ
とで温風乾燥手段における乾燥動作は終了するようにな
っていた。温風乾燥手段は、電動ファンで風を起こし、
その風をヒーターで暖めることで得られる。人体の局部
に風を当てることにより、表面に付着した水滴を取り去
り、また、温風であるので周辺の飽和水蒸気圧を高める
とともに、人体表面を暖めて付着した水を蒸発し易くす
る効果が有った。
便座本体が取り付けられ、この便座本体に局部洗浄手段
と温風乾燥手段とリモコン手段が接続されている。リモ
コン手段には、お尻スイッチとビデスイッチと乾燥スイ
ッチと停止スイッチがある。便座本体に着座している使
用者が、リモコン手段のおしりスイッチ又はビデスイッ
チを押すと、局部洗浄手段により、所定方向へ温水シャ
ワーが送出される。停止スイッチを押すと、温水シャワ
ー送出は終了する。また便座本体に着座している使用者
が、リモコン手段の乾燥スイッチを押すと、温風乾燥手
段が駆動され所定方向へ温風を当てることで人体局部の
乾燥を行なうものである。これも停止スイッチを押すこ
とで温風乾燥手段における乾燥動作は終了するようにな
っていた。温風乾燥手段は、電動ファンで風を起こし、
その風をヒーターで暖めることで得られる。人体の局部
に風を当てることにより、表面に付着した水滴を取り去
り、また、温風であるので周辺の飽和水蒸気圧を高める
とともに、人体表面を暖めて付着した水を蒸発し易くす
る効果が有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、人体
局部の洗浄後に、局部に温風をあてても乾燥するのに時
間がかかりすぎていた。また、温風は人体に当たった後
でも多くの熱量を持ったまま流れ去ってしまっていっ
た。即ち、ヒーターで加えられた温風の熱量の内で、人
体を暖めることに使われるのは極一部分であって、大半
は無駄に捨てられている。この為、人体を充分に暖める
には、多量の熱量が必要となって、大容量のヒーター及
び大容量のヒータの回路が必要であった。また、これ
は、省エネルギーの観点からも好ましくなかった。
局部の洗浄後に、局部に温風をあてても乾燥するのに時
間がかかりすぎていた。また、温風は人体に当たった後
でも多くの熱量を持ったまま流れ去ってしまっていっ
た。即ち、ヒーターで加えられた温風の熱量の内で、人
体を暖めることに使われるのは極一部分であって、大半
は無駄に捨てられている。この為、人体を充分に暖める
には、多量の熱量が必要となって、大容量のヒーター及
び大容量のヒータの回路が必要であった。また、これ
は、省エネルギーの観点からも好ましくなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決する為に本発明の局部洗浄装置は人体局部に向け
て赤外線を放射するランプを備えるものである。ここ
で、赤外線を放射するランプとは、例えば、ハロゲンラ
ンプ、白熱ランプ等を指す。便座に着座した使用者が、
局部洗浄部手段により局部を洗浄した後にランプが点灯
される。ランプより放射される赤外線は、リフレクタ
ー、レンズ等により、人体に高率良く当たる様に配光す
ることが可能である。赤外線の空気への吸収は無視でき
る程度であり、大半が皮膚に付着した水及び皮膚に吸収
される。赤外線は皮膚に付着した水及び皮膚に吸収され
ると、波長が長いのでフォトンのエネルギーが小さいの
で、光化学反応や光生化学作用は、殆ど生ずることな
く、熱エネルギーに変換される。ここで、分解光化学反
応とは、分解、架橋等を指し、光生化学作用は、細胞の
励起等を指す。以上により、付着した水は直接、或い
は、暖められた皮膚を介して間接的に暖められ乾燥させ
る。
を解決する為に本発明の局部洗浄装置は人体局部に向け
て赤外線を放射するランプを備えるものである。ここ
で、赤外線を放射するランプとは、例えば、ハロゲンラ
ンプ、白熱ランプ等を指す。便座に着座した使用者が、
局部洗浄部手段により局部を洗浄した後にランプが点灯
される。ランプより放射される赤外線は、リフレクタ
ー、レンズ等により、人体に高率良く当たる様に配光す
ることが可能である。赤外線の空気への吸収は無視でき
る程度であり、大半が皮膚に付着した水及び皮膚に吸収
される。赤外線は皮膚に付着した水及び皮膚に吸収され
ると、波長が長いのでフォトンのエネルギーが小さいの
で、光化学反応や光生化学作用は、殆ど生ずることな
く、熱エネルギーに変換される。ここで、分解光化学反
応とは、分解、架橋等を指し、光生化学作用は、細胞の
励起等を指す。以上により、付着した水は直接、或い
は、暖められた皮膚を介して間接的に暖められ乾燥させ
る。
【0005】さらに、第二の発明の局部洗浄装置は人体
局部に向けて風を送る送風手段を備えるものである。こ
の構成により、ランプで局部を乾燥する際に、局部に向
けて風を送る。この作用により、人体表面に付着した水
滴を取り去り、局部周辺に乾燥した空気を送り込めるの
で、乾燥の効果が一層高まるという効果が得られる。
局部に向けて風を送る送風手段を備えるものである。こ
の構成により、ランプで局部を乾燥する際に、局部に向
けて風を送る。この作用により、人体表面に付着した水
滴を取り去り、局部周辺に乾燥した空気を送り込めるの
で、乾燥の効果が一層高まるという効果が得られる。
【0006】さらに、第三の発明の局部洗浄装置はラン
プ放射の方向を指示する指示部と、ランプ放射の方向を
変更する放射方向変更手段と、前記指示部の指示に基づ
いて前記放射方向変更手段へ制御信号を与える放射方向
変更制御部とを備えるものである。ランプ放射方向変更
手段は、ランプ自体を動かしても良いし、リフレクタ
ー、レンズ等の配光手段を作動させても良い。上記構成
によって、使用者はランプ放射の方向を指示部へ指示
し、この指示に応じて放射方向変更制御部が、放射方向
変更手段へ制御信号を与え、この制御信号に応じて放射
方向変更手段はランプ放射の方向を変更する。以上によ
って、使用者は局部洗浄水で濡れた箇所を確実に乾燥で
きる。
プ放射の方向を指示する指示部と、ランプ放射の方向を
変更する放射方向変更手段と、前記指示部の指示に基づ
いて前記放射方向変更手段へ制御信号を与える放射方向
変更制御部とを備えるものである。ランプ放射方向変更
手段は、ランプ自体を動かしても良いし、リフレクタ
ー、レンズ等の配光手段を作動させても良い。上記構成
によって、使用者はランプ放射の方向を指示部へ指示
し、この指示に応じて放射方向変更制御部が、放射方向
変更手段へ制御信号を与え、この制御信号に応じて放射
方向変更手段はランプ放射の方向を変更する。以上によ
って、使用者は局部洗浄水で濡れた箇所を確実に乾燥で
きる。
【0007】さらに、第四の発明の局部洗浄装置は人体
の表面温度を計測する温度検出手段と前記温度検出手段
により検出した人体の表面温度が所定の範囲になるよう
に赤外線ランプの点灯状態を制御する点灯制御部とを備
えるものである。人体の表面温度を計測する手段とは、
例えば、サーモパイル等を用いたものである。上記構成
によって、ランプにより局部の乾燥を行なっている間
は、温度検出手段により人体の表面温度を計測し、点灯
制御部により、前記人体の表面温度が所定の範囲になる
ように赤外線ランプの点灯状態を制御する。上記の作用
によって、人体の表面温度を所望の範囲に収められるの
で、使用者は、快適に利用でき、また、やけどの心配も
無くなるという効果が得られる。
の表面温度を計測する温度検出手段と前記温度検出手段
により検出した人体の表面温度が所定の範囲になるよう
に赤外線ランプの点灯状態を制御する点灯制御部とを備
えるものである。人体の表面温度を計測する手段とは、
例えば、サーモパイル等を用いたものである。上記構成
によって、ランプにより局部の乾燥を行なっている間
は、温度検出手段により人体の表面温度を計測し、点灯
制御部により、前記人体の表面温度が所定の範囲になる
ように赤外線ランプの点灯状態を制御する。上記の作用
によって、人体の表面温度を所望の範囲に収められるの
で、使用者は、快適に利用でき、また、やけどの心配も
無くなるという効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施例を以下に述
べる。本発明による局部洗浄装置は図2に示すように、
便器1に便座本体2が取り付けられ、この便座本体2に
幾つかの機能が備えられている。その機能は、具体的に
は、図1の機能ブロック図に示すように、リモコン手段
10とお尻洗浄手段11とビデ洗浄手段12と送風手段
13とランプ14とランプ方向変更手段15と人体表面
温度検出手段16と制御部17からなる。リモコン手段
10は、お尻スイッチ10a、ビデスイッチ10b、乾
燥スイッチ10c、停止スイッチ10d、乾燥ランプ方
向スイッチである前スイッチ10e、右スイッチ10
f、後スイッチ10g、左スイッチ10hを備えてい
る。便座に着座している使用者がお尻スイッチ10aを
押すと、制御部17に入力され、制御部17は、お尻洗
浄手段11を駆動させ図1の局部洗浄ノズル4より所定
方向へ温水シャワーが送出される。停止スイッチ10d
を押すとお尻洗浄手段11による温水シャワーは終了す
る。同様に便座に着座している使用者がビデスイッチ1
0bを押すと、制御部17に入力され、制御部17は、
ビデ洗浄手段12を駆動させ図1の局部洗浄ノズル4よ
り所定方向へ温水シャワーが送出される。停止スイッチ
10dを押すとビデ洗浄手段12による温水シャワーは
終了する。また、便座に着座している使用者が乾燥スイ
ッチ10cを押すと、制御部17に入力され、制御部1
7は、送風手段13とランプ14を駆動させる。送風手
段13によって、図1の送風口3より使用者の局部に向
けて送風される。尚、送風手段13で送り出す風は、温
風であれば局部周辺の飽和水蒸気圧を高めるので、人体
に付着した水を蒸発させるのに効果的である。ランプ1
4によって、人体局部に向けて、赤外線が放射される。
乾燥ランプ方向スイッチである前スイッチ10e、右ス
イッチ10f、後スイッチ10g、左スイッチ10hの
いずれかを押すと、放射方向変更性御部17bに入力さ
れ、放射方向変更性御部17bは、ランプ方向変更手段
15を駆動して、赤外線放射の向きを、押されたスイッ
チに応じて変更する。また、人体表面温度検出手段16
は、ランプ放射を受ける人体表面の温度を計測して、制
御部17へ出力する。制御部17は、人体表面温度検出
手段16で得られる温度が所定の範囲になるように点灯
制御部17aにより、ランプ14の点灯状態を制御す
る。停止スイッチ10dを押すと送風手段13による送
風とランプ14による赤外線放射は終了する。
べる。本発明による局部洗浄装置は図2に示すように、
便器1に便座本体2が取り付けられ、この便座本体2に
幾つかの機能が備えられている。その機能は、具体的に
は、図1の機能ブロック図に示すように、リモコン手段
10とお尻洗浄手段11とビデ洗浄手段12と送風手段
13とランプ14とランプ方向変更手段15と人体表面
温度検出手段16と制御部17からなる。リモコン手段
10は、お尻スイッチ10a、ビデスイッチ10b、乾
燥スイッチ10c、停止スイッチ10d、乾燥ランプ方
向スイッチである前スイッチ10e、右スイッチ10
f、後スイッチ10g、左スイッチ10hを備えてい
る。便座に着座している使用者がお尻スイッチ10aを
押すと、制御部17に入力され、制御部17は、お尻洗
浄手段11を駆動させ図1の局部洗浄ノズル4より所定
方向へ温水シャワーが送出される。停止スイッチ10d
を押すとお尻洗浄手段11による温水シャワーは終了す
る。同様に便座に着座している使用者がビデスイッチ1
0bを押すと、制御部17に入力され、制御部17は、
ビデ洗浄手段12を駆動させ図1の局部洗浄ノズル4よ
り所定方向へ温水シャワーが送出される。停止スイッチ
10dを押すとビデ洗浄手段12による温水シャワーは
終了する。また、便座に着座している使用者が乾燥スイ
ッチ10cを押すと、制御部17に入力され、制御部1
7は、送風手段13とランプ14を駆動させる。送風手
段13によって、図1の送風口3より使用者の局部に向
けて送風される。尚、送風手段13で送り出す風は、温
風であれば局部周辺の飽和水蒸気圧を高めるので、人体
に付着した水を蒸発させるのに効果的である。ランプ1
4によって、人体局部に向けて、赤外線が放射される。
乾燥ランプ方向スイッチである前スイッチ10e、右ス
イッチ10f、後スイッチ10g、左スイッチ10hの
いずれかを押すと、放射方向変更性御部17bに入力さ
れ、放射方向変更性御部17bは、ランプ方向変更手段
15を駆動して、赤外線放射の向きを、押されたスイッ
チに応じて変更する。また、人体表面温度検出手段16
は、ランプ放射を受ける人体表面の温度を計測して、制
御部17へ出力する。制御部17は、人体表面温度検出
手段16で得られる温度が所定の範囲になるように点灯
制御部17aにより、ランプ14の点灯状態を制御す
る。停止スイッチ10dを押すと送風手段13による送
風とランプ14による赤外線放射は終了する。
【0009】ランプ放射方向変更手段15の一例を図3
及び図4に示す。図3は、ランプ放射方向変更手段15
を前方から見た図である。赤外線は、ランプ部20より
紙面手前側に放射される。また、図4は、ランプ放射方
向変更手段15の内部のうち上下に放射方向を変更させ
る機構を側方から見た図である。ランプ部20はケース
22に4ヶのバネ21で支持されている。また、ランプ
部20より放射される赤外線は透光材23を介して外部
へ放射される。放射方向変更性御部17bからの指示で
モーター24が駆動されると減速ギア25を介してカム
26が回転し、ランプ部20の一部分を押す量が変化
し、結果的にランプ部20の向きが変えられる。
及び図4に示す。図3は、ランプ放射方向変更手段15
を前方から見た図である。赤外線は、ランプ部20より
紙面手前側に放射される。また、図4は、ランプ放射方
向変更手段15の内部のうち上下に放射方向を変更させ
る機構を側方から見た図である。ランプ部20はケース
22に4ヶのバネ21で支持されている。また、ランプ
部20より放射される赤外線は透光材23を介して外部
へ放射される。放射方向変更性御部17bからの指示で
モーター24が駆動されると減速ギア25を介してカム
26が回転し、ランプ部20の一部分を押す量が変化
し、結果的にランプ部20の向きが変えられる。
【0010】図5は、ランプ部20の詳細な断面図であ
る。ランプ14は、電源コードと接続されたソケット3
2に差し込んで接続される。ランプ14はケースを兼ね
るリフレクター30に固定されている。リフレクター3
0はアルミ等の反射率の高いものを利用している。ま
た、ランプ14から放射される赤外線は、リフレクター
30とレンズ31によって、使用者がお尻洗浄手段11
またはビデ洗浄手段12で局部を洗浄した後に水が付着
した部分に赤外線を集中させる。
る。ランプ14は、電源コードと接続されたソケット3
2に差し込んで接続される。ランプ14はケースを兼ね
るリフレクター30に固定されている。リフレクター3
0はアルミ等の反射率の高いものを利用している。ま
た、ランプ14から放射される赤外線は、リフレクター
30とレンズ31によって、使用者がお尻洗浄手段11
またはビデ洗浄手段12で局部を洗浄した後に水が付着
した部分に赤外線を集中させる。
【0011】以上により、局部の乾燥の際は、送風手段
13により付着した水滴を除くとともにランプ14から
の赤外線により、付着した水は直接、或いは、暖められ
た皮膚を介して間接的に暖められ乾燥させるので、人体
局部が乾燥するまでの時間は短くなる。ランプ14から
の赤外線の効果により蒸発が進み、周辺の水蒸気量は増
加するが、送風手段13により乾燥した空気を送り込む
ので、ランプ14からの赤外線の効果による蒸発は継続
する。また、便座本体2に対する人体局部の位置は体
形、座り方などにより差があるが、ランプ放射方向変更
手段15を設けることにより、使用者は局部洗浄水で濡
れた箇所を確実に乾燥できる。さらに、人体表面温度検
出手段16で得られる温度が所定の範囲になるように点
灯制御部17aにより、ランプ14の点灯状態を制御す
ることにより、人体の表面温度を所望の範囲に収められ
るので、使用者は、快適に利用でき、また、やけどの心
配も無くなるという効果が得られる。
13により付着した水滴を除くとともにランプ14から
の赤外線により、付着した水は直接、或いは、暖められ
た皮膚を介して間接的に暖められ乾燥させるので、人体
局部が乾燥するまでの時間は短くなる。ランプ14から
の赤外線の効果により蒸発が進み、周辺の水蒸気量は増
加するが、送風手段13により乾燥した空気を送り込む
ので、ランプ14からの赤外線の効果による蒸発は継続
する。また、便座本体2に対する人体局部の位置は体
形、座り方などにより差があるが、ランプ放射方向変更
手段15を設けることにより、使用者は局部洗浄水で濡
れた箇所を確実に乾燥できる。さらに、人体表面温度検
出手段16で得られる温度が所定の範囲になるように点
灯制御部17aにより、ランプ14の点灯状態を制御す
ることにより、人体の表面温度を所望の範囲に収められ
るので、使用者は、快適に利用でき、また、やけどの心
配も無くなるという効果が得られる。
【0012】尚、ランプ部の設置箇所は、局部洗浄ノズ
ル部4の中でも良い。局部洗浄ノズル部本体46にラン
プ部40を備える一例を図6に示す。図7は、図6にお
けるランプ部の断面図で、ランプ43はリフレクター4
4の一部に固定され、ランプ43から放射される赤外線
は透光材42を介して便座に着座した使用者の局部に向
けて放射される。また、リフレクター44により、ラン
プ43から放射される赤外線は便座に着座した使用者の
局部に集中される。局部洗浄ノズル部本体46は洗浄効
果を高める為に、長手方向における前後移動手段と、長
手方向の中心を中心軸とする揺動手段を備えているが、
局部洗浄ノズル部本体46にランプ部40を備えること
により、前記前後移動手段と前記揺動手段をランプ43
の点灯中に用いることにより、放射方向変更性御部17
bの指示に基づいて赤外線の放射方向を変更させること
が可能になる。
ル部4の中でも良い。局部洗浄ノズル部本体46にラン
プ部40を備える一例を図6に示す。図7は、図6にお
けるランプ部の断面図で、ランプ43はリフレクター4
4の一部に固定され、ランプ43から放射される赤外線
は透光材42を介して便座に着座した使用者の局部に向
けて放射される。また、リフレクター44により、ラン
プ43から放射される赤外線は便座に着座した使用者の
局部に集中される。局部洗浄ノズル部本体46は洗浄効
果を高める為に、長手方向における前後移動手段と、長
手方向の中心を中心軸とする揺動手段を備えているが、
局部洗浄ノズル部本体46にランプ部40を備えること
により、前記前後移動手段と前記揺動手段をランプ43
の点灯中に用いることにより、放射方向変更性御部17
bの指示に基づいて赤外線の放射方向を変更させること
が可能になる。
【0013】さらに、図8に示すようにランプ部50を
複数設けることも可能である。これにより、便座に着座
した使用者の局部に向けて多方面から赤外線を放射する
ので、局部において赤外線の陰の部分ができるのを防げ
る。また、ランプ部50を複数設けることで、1ヶ当り
の出力を小さくでき、ランプ部50での発熱量もこれに
応じて小さくなるので、安全である。また、ランプ部5
0及び周辺での使用材料の選択範囲も広がる等の効果も
得られる。
複数設けることも可能である。これにより、便座に着座
した使用者の局部に向けて多方面から赤外線を放射する
ので、局部において赤外線の陰の部分ができるのを防げ
る。また、ランプ部50を複数設けることで、1ヶ当り
の出力を小さくでき、ランプ部50での発熱量もこれに
応じて小さくなるので、安全である。また、ランプ部5
0及び周辺での使用材料の選択範囲も広がる等の効果も
得られる。
【図1】本発明の第一の実施例に係る機能ブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第一の実施例に係る全体図である。
【図3】ランプ放射方向変更手段を前方から見た図であ
る。
る。
【図4】ランプ放射方向変更手段の内部のうち上下に放
射方向を変更させる機構を側方から見た図である。
射方向を変更させる機構を側方から見た図である。
【図5】ランプ部の断面図である。
【図6】ランプ部を局部洗浄ノズル部に設置した例に係
る図である。
る図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】ランプ部を複数設ける例に係る図である。
1…便器、2…便座本体、3…送風口、4…局部洗浄ノ
ズル部、10…リモコン手段、10a…お尻スイッチ、
10b…ビデスイッチ、10c…乾燥スイッチ、10d
…停止スイッチ、10e…前スイッチ、10f…右スイ
ッチ、10g…後スイッチ、10h…左スイッチ、11
…お尻洗浄手段、12…ビデ洗浄手段、13…送風手
段、14…ランプ、15…ランプ放射方向変更手段、1
6…人体表面温度検出手段、17…制御部、17a…点
灯制御部、17b…放射方向変更性御部、20…ランプ
部、21…バネ、22…ケース、23…透光材、24…
モーター、25…減速ギア、26…カム、27…電源コ
ード、30…リフレクター、31…レンズ、32…ソケ
ット、33…電源コード、40…ランプ部、41…洗浄
ノズル、42…透光材、43…ランプ、44…リフレク
ター、45…電源コード、46…局部洗浄ノズル部本
体、50…ランプ部、51…便座本体
ズル部、10…リモコン手段、10a…お尻スイッチ、
10b…ビデスイッチ、10c…乾燥スイッチ、10d
…停止スイッチ、10e…前スイッチ、10f…右スイ
ッチ、10g…後スイッチ、10h…左スイッチ、11
…お尻洗浄手段、12…ビデ洗浄手段、13…送風手
段、14…ランプ、15…ランプ放射方向変更手段、1
6…人体表面温度検出手段、17…制御部、17a…点
灯制御部、17b…放射方向変更性御部、20…ランプ
部、21…バネ、22…ケース、23…透光材、24…
モーター、25…減速ギア、26…カム、27…電源コ
ード、30…リフレクター、31…レンズ、32…ソケ
ット、33…電源コード、40…ランプ部、41…洗浄
ノズル、42…透光材、43…ランプ、44…リフレク
ター、45…電源コード、46…局部洗浄ノズル部本
体、50…ランプ部、51…便座本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 浩史 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 水で人体の局部を洗浄する局部洗浄装置
において、人体局部に向けて赤外線を放射するランプを
備える局部洗浄装置。 - 【請求項2】 人体局部に向けて風を送る送風手段を備
えることを特徴とする請求項1に記載の局部洗浄装置。 - 【請求項3】 ランプ放射の方向を指示する指示部と、
ランプ放射の方向を変更する放射方向変更手段と、前記
指示部の指示に基づいて前記放射方向変更手段へ制御信
号を与える放射方向変更制御部とを備えることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の局部洗浄装置。 - 【請求項4】 人体の表面温度を計測する温度検出手段
と、前記温度検出手段により検出した人体の表面温度が
所定の範囲になるように赤外線ランプの点灯状態を制御
する点灯制御部とを備えることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2または請求項3に記載の局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14055998A JPH11315576A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14055998A JPH11315576A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 局部洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11315576A true JPH11315576A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=15271505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14055998A Pending JPH11315576A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 局部洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11315576A (ja) |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP14055998A patent/JPH11315576A/ja active Pending
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