JP3097996U - 電気暖房機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】一定時間だけ作動するようにした安心モードスイッチが設置された電気暖房機器を提供する。
【解決手段】電気ヒーターと、操作スイッチと、前記操作スイッチの操作による信号を受けて前記電気ヒーターを制御する制御機と、これらを結合して支持するスタンドとを有する電気暖房機器において、作動すれば前記電気ヒーターを一定の期間以下の期間だけ動作させるようにした安心モードスイッチと、設置面に平らにおいてある前記スタンドの上部面に操作ボタンが突設されるイージースイッチとをさらに備える。
【選択図】 図3
【解決手段】電気ヒーターと、操作スイッチと、前記操作スイッチの操作による信号を受けて前記電気ヒーターを制御する制御機と、これらを結合して支持するスタンドとを有する電気暖房機器において、作動すれば前記電気ヒーターを一定の期間以下の期間だけ動作させるようにした安心モードスイッチと、設置面に平らにおいてある前記スタンドの上部面に操作ボタンが突設されるイージースイッチとをさらに備える。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は電気暖房機器に係り、特に安心モードスイッチ及び/またはイージースイッチが設置された電機暖房機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
暖房機器としては、燃料油を燃焼させて熱を発生させる方式、ガスを燃焼させて熱を発生させる方式、電気熱線に電力を加えて熱を発生させる方式、電気ランプを点灯させるか電気ヒーターに電力を加えて放射熱を発生させる方式など実に多様な種類がある。
【0003】
これら方式のうち電力を使って熱を発生させる方式は衛生的で且つ便利であるので、冬季補助暖房用として多く使われている。
【0004】
燃料を燃消させる方式では、電気的に燃料ポンプの作動を制御する電気コントロールスイッチが使われる場合が多く、電気的なエネルギーを使う方式では、電力の制御のためにやはり電気コントロールスイッチが使われる。
【0005】
図1は従来の反射型電熱暖房機器の一例を示す斜視図であり、図2は従来の電熱暖房機器の代表的な回路図である。反射型暖房機器の外形は図1に示すように、電気エネルギーを放射エネルギーに変換させる変換装置(主にランプまたは発熱線、ニクロム線を使う)12が、放射エネルギーを一方向に送るための反射鏡11の中央に設置され、変換装置12と反射鏡11とを支持するためのスタンド13及び壁などに付着するための付着器具(図示せず)が結合され、電力を接続するための電気配線と電源コード(図示せず)及び、供給される電力を制御するためのコントロールスイッチが、スタンド13に設置される。回路配線について説明すると、図2に図示する如く、変換器22と、変換器22に供給される電力を制御するためのコントロールスイッチ24(CSW)とが導線でつながれ、コントロールスイッチ24はプラグ25を介して電源に接続される。
【0006】
このような従来の電熱機器は火事の危険があるので、機器には火事防止のための装置が設置されている。この火事防止装置には、暖房機器が正しく立って正常に動作する場合には電気回路に連結されるが、動作途中で倒れたり傾いたりして危険になる場合には電力の供給を遮断する火事防止スイッチが設置される。このスイッチは通常図2に示すコントロールスイッチ24に含まれているが、別途設置して電源接続を遮断する構成を取ることも可能である。
【0007】
しかし、今までの火事防止用スイッチの構成としては、暖房機器が傾いたり倒れたりすると動作を止める方式や、暖房機器から一定距離以内に物体があれば過熱による発火の恐れがあるため、動作を停止させる方式などが採用されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、ユーザが暖房機器を使っている途中しばらく席をはずしているときや、暖房機器の消し忘れで動作状態のまま放置してしまうときなどには、暖房機器の継続的な動作による熱気で周辺が過熱されて火事につながるケースが発生する恐れがあり、しかもエネルギーの無駄使いになる。また、タイマー付き暖房機器は、タイマーでの時間設定が必ずしも容易ではなく、機器をONにする度にタイマーを操作することも煩わしかった。
【0009】
さらに、従来の電気ヒーターはスタンドに設置されたON・OFFスイッチ、タイマースイッチ、または回転スイッチなどをいちいち手で操作するように設計されているので、たまに足で操作しようとしても思うとおりに動かせない。仮に操作できたとしても他のスイッチをも押してしまい、故障してしまうケースが多い。
【0010】
加えて、従来の電気ヒーターは、高電力または低電力を採用して動作させる場合、ハロゲンランプを低電圧で動作させるので、遠赤外線発生及び放射エネルギーの效率が低いという短所がある。
【0011】
本考案はかかる従来の暖房機器が解決できない、見逃していた危険要素と不便事項とを改善するためになされたものである。
【0012】
本考案の目的は、一定時間だけ作動するようにした安心モードスイッチが設置された電気暖房機器を提供することにある。
【0013】
本考案の他の目的は、足で作動可能なイージースイッチをスタンドに設置した電気暖房機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、電気ヒーターと、操作スイッチと、操作スイッチの操作による信号を受けて電気ヒーターを制御する制御機と、これらを結合して支持するスタンドとを有する電気暖房機器において、作動すれば前記電気ヒーターを一定の期間以下の期間だけ動作させるようにした安心モードスイッチ及び/または設置面に平らにおいてある前記スタンドの上部面に操作ボタンが突設されるイージースイッチをさらに備えることを特徴とする。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図3〜図5を参照しつつ本考案の具体的な実施例を詳細に説明する。
【0016】
本考案の電気暖房機器は、電気ヒーター63、64と、反射板と、回転動力を作るモーター65とが設置された頭部30と;複数の操作スイッチと、複数の操作スイッチの操作による信号を受けて電気ヒーターを制御する制御機とが設置された首部40と;頭部30と首部40とを安定的に支えている座板50;とを有する。
【0017】
首部40には電源ON/OFFスイッチ71、電気ヒーターの強弱を調節する強/弱スイッチ70、タイマー設定スイッチ69、回転選択スイッチ68、安心モードスイッチ67などが設置される。また、首部40には各操作スイッチが発生する信号を受けて電気ヒーター63、64及びモーター65を制御する制御機60が設置される。制御機60は印刷回路基板からなり、電気入力導線にヒューズ72が直列に装着される。安心モードスイッチ67は一般的なON/OFFスイッチを使えば良い。
【0018】
座板50には電気コード61が結合され、座板50の下部には、座板50が傾いたり倒れたりする場合に電気コード61から入力される電力を遮断する安全スイッチ62が設置され、座板50の上部には、足で容易に操作できるようにしたイージースイッチ66が設置される。
【0019】
イージースイッチ66は足で踏まれてもスイッチの構造が変わらない程度の強度を持つ構造になっており、踏まれると制御機60に信号を送るプッシュボタン方式のスイッチを使えば良い。
【0020】
頭部30には、反射鏡34の中央部に電気ヒーター32が設置され、その前に安全網36が設置される。電気ヒーター32としては一般的なニクロム線ヒーター、またはハロゲンランプを使えば良い。
【0021】
タイマースイッチは10分、30分、60分、120分など任意にタイマー時間を設定できるようにし、この時間をスライドボタンで設定するとさらに便利になる。
【0022】
頭部30では、図6及び図7に示すように、ランプアセンブリが支持体210に結合される。
【0023】
支持体210の前面にはランプアセンブリが結合される。ランプアセンブリは反射板230にハロゲンランプ240がクランプ234で結合されたものである。ハロゲンランプ240を2つ設置して、高熱量を発生させる場合は2つのランプを一緒に点灯し、低熱量を発生させる場合は1つのランプだけを点灯する。これにより、低熱量を発生させる場合にも遠赤外線を良い周波数帯で発生させることができて、熱效率が向上させることができる。
【0024】
ハロゲンランプ240に電力を供給するための電気配線241は、支持体の側面に形成された導線通路を通して首部40の制御機60に連結される。
【0025】
本考案で用いられるランプアセンブリには2つのハロゲンランプ240を使用することが便利である。そこで、暖房機器を高熱で動作させるときは2つのランプを一緒に使用するが、低熱で動作させるときは1つだけを使用する。
【0026】
支持体210は前端が、セラミックス部材250に形成された溝に挿入され、その外周に沿って多数の結合突起が形成される。ランプアセンブリは、中央部にボルト275で締結される通孔が形成され、その外周に前記結合突起が挿入される多数の組立孔が形成される。よって、ボルト275とナット276で反射板220と結合されるとき、支持体の結合突起が反射板230の組立孔に挿入結合され、反射板の滑りを防止する。
【0027】
支持体210の外周には、遠赤外線の放出を増大させる目的で最大限表面積を広くするために外表面に多数の長溝251が形成されたセラミックス部材250が設置される。
【0028】
セラミックス部材250には前後端を貫通している多数の長孔252が形成され、反射板220には長孔252と同一軸上に位置するナット孔が形成され、これによりセラミックス部材250が反射板220の中央部にボルト270で締結される。
【0029】
ハロゲンランプ240に電源が印加されると、ハロゲンランプ240から遠赤外線及び放射エネルギーが発生し、このような遠赤外線及び放射エネルギーは反射板220によって反射して室内に放出することになる。一方、ハロゲンランプ240から発生した遠赤外線によって、反射板220の中央部に固定設置されたセラミックス部材250も加熱され、セラミックス部材250からも多量の遠赤外線が発生して室内に放出される。
【0030】
セラミックス部材250は台形の断面を持ち、同時に外表面に多数の長溝251を形成して表面積を最大限広くすることにより、遠赤外線放出量を増大させるようになっている。
【0031】
ランプアセンブリの反射板230はランプを支持すると共にランプの放射光を反射する役割をも果たすので、ハロゲンランプ240から照射される強い光を反射板220の表面から反射させて反射板220の熱効率を向上させる。
【0032】
反射板220はフレーム221に結合され、安全網260はフレーム221に結合手段261によって結合される。
【0033】
ランプアセンブリのハロゲンランプ240を反射板220の中央部に位置するように取り付けることにより、ハロゲンランプ240から照射される光が均一に発散され、熱効率を高めることができる。
【0034】
このように構成された本考案の動作は次の通りである。
【0035】
暖房機器のユーザは電源ON/OFFスイッチ71を操作して暖房機器を作動させる。
【0036】
タイマー設定スイッチ69を調節してヒーターを必要時間分だけONにし、、強/弱スイッチ70を操作して電気ヒーターの強弱を調節し、回転を必要とすると回転選択スイッチ68をONにし、安心モードスイッチ67をONにする。安心モードスイッチ67は1回ONにしておけば、電源をOFFしてもON状態を続けて保持するようになっており、次回に電源をONにすると、また安心モードで動作するようになっている。
【0037】
安心モードスイッチ67をONにして安心モードにすると、180分程度まで連続的にヒーターが動作することが好ましい。もちろん、180分になる前にもタイマーがOFFされるか、電源ON/OFFスイッチ71をOFFにするか、またはイージースイッチ66で電源をOFFにすると、電源が遮断される。その後、次回に暖房機器が再びONになると、また安心モードになり、ヒーターが約180分程度だけ動作するようになる。安心モードを不要とする場合は、OFFしておけば何時間も連続して動作することができる。
【0038】
動作中の暖房機器をOFFするためには、電源ON/OFFスイッチ71をOFFするか、イージースイッチ66を足で1回踏み込んで電源をOFFする。
【0039】
電源ON/OFFスイッチ71がON状態になっていると、イージースイッチ66で電源をON/OFFすることができる。
【0040】
そこで、電源ON/OFFスイッチ71がON状態になっているときにイージースイッチ66でOFFにしたならば、次回は足でイージースイッチを1回踏み込んで電源をONにする。
【0041】
また次々回はイージースイッチ66を足で1回踏み込んで電源をOFFさせる。
【0042】
【考案の効果】
本考案の電気暖房機器は安心モードで動作させると、一定の時間がたってからは電源が強制遮断され、火事を未然に防止することができ、また、足で電源をON/OFFすることができるので、使用に便利である。
【0043】
ランプアセンブリーの構造を簡単にして、支持体に容易に組み立てることができ、しかも2つのハロゲンランプを構成することにより、低電力で動作させる場合にも熱效率の低下を防止することでき、さらに使用上の便利性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の反射型電熱器具の斜視図である。
【図2】従来の電熱器具の代表的な回路図である。
【図3】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の回路図である。
【図4】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の斜視図である。
【図5】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の正面図である。
【図6】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の頭部の断面図である。
【図7】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の頭部の断面図である。
【符号の説明】
63,64:電気ヒーター
66:イージースイッチ
67:安心モードスイッチ
【考案の属する技術分野】
本考案は電気暖房機器に係り、特に安心モードスイッチ及び/またはイージースイッチが設置された電機暖房機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
暖房機器としては、燃料油を燃焼させて熱を発生させる方式、ガスを燃焼させて熱を発生させる方式、電気熱線に電力を加えて熱を発生させる方式、電気ランプを点灯させるか電気ヒーターに電力を加えて放射熱を発生させる方式など実に多様な種類がある。
【0003】
これら方式のうち電力を使って熱を発生させる方式は衛生的で且つ便利であるので、冬季補助暖房用として多く使われている。
【0004】
燃料を燃消させる方式では、電気的に燃料ポンプの作動を制御する電気コントロールスイッチが使われる場合が多く、電気的なエネルギーを使う方式では、電力の制御のためにやはり電気コントロールスイッチが使われる。
【0005】
図1は従来の反射型電熱暖房機器の一例を示す斜視図であり、図2は従来の電熱暖房機器の代表的な回路図である。反射型暖房機器の外形は図1に示すように、電気エネルギーを放射エネルギーに変換させる変換装置(主にランプまたは発熱線、ニクロム線を使う)12が、放射エネルギーを一方向に送るための反射鏡11の中央に設置され、変換装置12と反射鏡11とを支持するためのスタンド13及び壁などに付着するための付着器具(図示せず)が結合され、電力を接続するための電気配線と電源コード(図示せず)及び、供給される電力を制御するためのコントロールスイッチが、スタンド13に設置される。回路配線について説明すると、図2に図示する如く、変換器22と、変換器22に供給される電力を制御するためのコントロールスイッチ24(CSW)とが導線でつながれ、コントロールスイッチ24はプラグ25を介して電源に接続される。
【0006】
このような従来の電熱機器は火事の危険があるので、機器には火事防止のための装置が設置されている。この火事防止装置には、暖房機器が正しく立って正常に動作する場合には電気回路に連結されるが、動作途中で倒れたり傾いたりして危険になる場合には電力の供給を遮断する火事防止スイッチが設置される。このスイッチは通常図2に示すコントロールスイッチ24に含まれているが、別途設置して電源接続を遮断する構成を取ることも可能である。
【0007】
しかし、今までの火事防止用スイッチの構成としては、暖房機器が傾いたり倒れたりすると動作を止める方式や、暖房機器から一定距離以内に物体があれば過熱による発火の恐れがあるため、動作を停止させる方式などが採用されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、ユーザが暖房機器を使っている途中しばらく席をはずしているときや、暖房機器の消し忘れで動作状態のまま放置してしまうときなどには、暖房機器の継続的な動作による熱気で周辺が過熱されて火事につながるケースが発生する恐れがあり、しかもエネルギーの無駄使いになる。また、タイマー付き暖房機器は、タイマーでの時間設定が必ずしも容易ではなく、機器をONにする度にタイマーを操作することも煩わしかった。
【0009】
さらに、従来の電気ヒーターはスタンドに設置されたON・OFFスイッチ、タイマースイッチ、または回転スイッチなどをいちいち手で操作するように設計されているので、たまに足で操作しようとしても思うとおりに動かせない。仮に操作できたとしても他のスイッチをも押してしまい、故障してしまうケースが多い。
【0010】
加えて、従来の電気ヒーターは、高電力または低電力を採用して動作させる場合、ハロゲンランプを低電圧で動作させるので、遠赤外線発生及び放射エネルギーの效率が低いという短所がある。
【0011】
本考案はかかる従来の暖房機器が解決できない、見逃していた危険要素と不便事項とを改善するためになされたものである。
【0012】
本考案の目的は、一定時間だけ作動するようにした安心モードスイッチが設置された電気暖房機器を提供することにある。
【0013】
本考案の他の目的は、足で作動可能なイージースイッチをスタンドに設置した電気暖房機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、電気ヒーターと、操作スイッチと、操作スイッチの操作による信号を受けて電気ヒーターを制御する制御機と、これらを結合して支持するスタンドとを有する電気暖房機器において、作動すれば前記電気ヒーターを一定の期間以下の期間だけ動作させるようにした安心モードスイッチ及び/または設置面に平らにおいてある前記スタンドの上部面に操作ボタンが突設されるイージースイッチをさらに備えることを特徴とする。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図3〜図5を参照しつつ本考案の具体的な実施例を詳細に説明する。
【0016】
本考案の電気暖房機器は、電気ヒーター63、64と、反射板と、回転動力を作るモーター65とが設置された頭部30と;複数の操作スイッチと、複数の操作スイッチの操作による信号を受けて電気ヒーターを制御する制御機とが設置された首部40と;頭部30と首部40とを安定的に支えている座板50;とを有する。
【0017】
首部40には電源ON/OFFスイッチ71、電気ヒーターの強弱を調節する強/弱スイッチ70、タイマー設定スイッチ69、回転選択スイッチ68、安心モードスイッチ67などが設置される。また、首部40には各操作スイッチが発生する信号を受けて電気ヒーター63、64及びモーター65を制御する制御機60が設置される。制御機60は印刷回路基板からなり、電気入力導線にヒューズ72が直列に装着される。安心モードスイッチ67は一般的なON/OFFスイッチを使えば良い。
【0018】
座板50には電気コード61が結合され、座板50の下部には、座板50が傾いたり倒れたりする場合に電気コード61から入力される電力を遮断する安全スイッチ62が設置され、座板50の上部には、足で容易に操作できるようにしたイージースイッチ66が設置される。
【0019】
イージースイッチ66は足で踏まれてもスイッチの構造が変わらない程度の強度を持つ構造になっており、踏まれると制御機60に信号を送るプッシュボタン方式のスイッチを使えば良い。
【0020】
頭部30には、反射鏡34の中央部に電気ヒーター32が設置され、その前に安全網36が設置される。電気ヒーター32としては一般的なニクロム線ヒーター、またはハロゲンランプを使えば良い。
【0021】
タイマースイッチは10分、30分、60分、120分など任意にタイマー時間を設定できるようにし、この時間をスライドボタンで設定するとさらに便利になる。
【0022】
頭部30では、図6及び図7に示すように、ランプアセンブリが支持体210に結合される。
【0023】
支持体210の前面にはランプアセンブリが結合される。ランプアセンブリは反射板230にハロゲンランプ240がクランプ234で結合されたものである。ハロゲンランプ240を2つ設置して、高熱量を発生させる場合は2つのランプを一緒に点灯し、低熱量を発生させる場合は1つのランプだけを点灯する。これにより、低熱量を発生させる場合にも遠赤外線を良い周波数帯で発生させることができて、熱效率が向上させることができる。
【0024】
ハロゲンランプ240に電力を供給するための電気配線241は、支持体の側面に形成された導線通路を通して首部40の制御機60に連結される。
【0025】
本考案で用いられるランプアセンブリには2つのハロゲンランプ240を使用することが便利である。そこで、暖房機器を高熱で動作させるときは2つのランプを一緒に使用するが、低熱で動作させるときは1つだけを使用する。
【0026】
支持体210は前端が、セラミックス部材250に形成された溝に挿入され、その外周に沿って多数の結合突起が形成される。ランプアセンブリは、中央部にボルト275で締結される通孔が形成され、その外周に前記結合突起が挿入される多数の組立孔が形成される。よって、ボルト275とナット276で反射板220と結合されるとき、支持体の結合突起が反射板230の組立孔に挿入結合され、反射板の滑りを防止する。
【0027】
支持体210の外周には、遠赤外線の放出を増大させる目的で最大限表面積を広くするために外表面に多数の長溝251が形成されたセラミックス部材250が設置される。
【0028】
セラミックス部材250には前後端を貫通している多数の長孔252が形成され、反射板220には長孔252と同一軸上に位置するナット孔が形成され、これによりセラミックス部材250が反射板220の中央部にボルト270で締結される。
【0029】
ハロゲンランプ240に電源が印加されると、ハロゲンランプ240から遠赤外線及び放射エネルギーが発生し、このような遠赤外線及び放射エネルギーは反射板220によって反射して室内に放出することになる。一方、ハロゲンランプ240から発生した遠赤外線によって、反射板220の中央部に固定設置されたセラミックス部材250も加熱され、セラミックス部材250からも多量の遠赤外線が発生して室内に放出される。
【0030】
セラミックス部材250は台形の断面を持ち、同時に外表面に多数の長溝251を形成して表面積を最大限広くすることにより、遠赤外線放出量を増大させるようになっている。
【0031】
ランプアセンブリの反射板230はランプを支持すると共にランプの放射光を反射する役割をも果たすので、ハロゲンランプ240から照射される強い光を反射板220の表面から反射させて反射板220の熱効率を向上させる。
【0032】
反射板220はフレーム221に結合され、安全網260はフレーム221に結合手段261によって結合される。
【0033】
ランプアセンブリのハロゲンランプ240を反射板220の中央部に位置するように取り付けることにより、ハロゲンランプ240から照射される光が均一に発散され、熱効率を高めることができる。
【0034】
このように構成された本考案の動作は次の通りである。
【0035】
暖房機器のユーザは電源ON/OFFスイッチ71を操作して暖房機器を作動させる。
【0036】
タイマー設定スイッチ69を調節してヒーターを必要時間分だけONにし、、強/弱スイッチ70を操作して電気ヒーターの強弱を調節し、回転を必要とすると回転選択スイッチ68をONにし、安心モードスイッチ67をONにする。安心モードスイッチ67は1回ONにしておけば、電源をOFFしてもON状態を続けて保持するようになっており、次回に電源をONにすると、また安心モードで動作するようになっている。
【0037】
安心モードスイッチ67をONにして安心モードにすると、180分程度まで連続的にヒーターが動作することが好ましい。もちろん、180分になる前にもタイマーがOFFされるか、電源ON/OFFスイッチ71をOFFにするか、またはイージースイッチ66で電源をOFFにすると、電源が遮断される。その後、次回に暖房機器が再びONになると、また安心モードになり、ヒーターが約180分程度だけ動作するようになる。安心モードを不要とする場合は、OFFしておけば何時間も連続して動作することができる。
【0038】
動作中の暖房機器をOFFするためには、電源ON/OFFスイッチ71をOFFするか、イージースイッチ66を足で1回踏み込んで電源をOFFする。
【0039】
電源ON/OFFスイッチ71がON状態になっていると、イージースイッチ66で電源をON/OFFすることができる。
【0040】
そこで、電源ON/OFFスイッチ71がON状態になっているときにイージースイッチ66でOFFにしたならば、次回は足でイージースイッチを1回踏み込んで電源をONにする。
【0041】
また次々回はイージースイッチ66を足で1回踏み込んで電源をOFFさせる。
【0042】
【考案の効果】
本考案の電気暖房機器は安心モードで動作させると、一定の時間がたってからは電源が強制遮断され、火事を未然に防止することができ、また、足で電源をON/OFFすることができるので、使用に便利である。
【0043】
ランプアセンブリーの構造を簡単にして、支持体に容易に組み立てることができ、しかも2つのハロゲンランプを構成することにより、低電力で動作させる場合にも熱效率の低下を防止することでき、さらに使用上の便利性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の反射型電熱器具の斜視図である。
【図2】従来の電熱器具の代表的な回路図である。
【図3】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の回路図である。
【図4】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の斜視図である。
【図5】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の正面図である。
【図6】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の頭部の断面図である。
【図7】本考案の一実施例に係る電気暖房器具の頭部の断面図である。
【符号の説明】
63,64:電気ヒーター
66:イージースイッチ
67:安心モードスイッチ
Claims (6)
- 電気ヒーターと、操作スイッチと、前記操作スイッチの操作による信号を受けて前記電気ヒーターを制御する制御機と、これらを結合して支持するスタンドとを有する電気暖房機器において、
作動すれば前記電気ヒーターを一定の期間以下の期間だけ動作させるようにした安心モードスイッチをさらに備えたことを特徴とする電気暖房機器。 - 前記安心モードスイッチを1回ONにしておけば、180分程度まで前記電気ヒーターがONを保持することを特徴とする請求項1記載の電気暖房機器。
- 電気ヒーターと、操作スイッチと、前記操作スイッチの操作による信号を受けて前記電気ヒーターを制御する制御機と、これらを結合して支持するスタンドとを有する電気暖房機器において、
設置面に平らにおいてある前記スタンドの上部面に操作ボタンが突設されるイージースイッチをさらに備えたことを特徴とする電気暖房機器。 - 前記イージースイッチを1回押すごとに前記電気ヒーターがONまたはOFFを繰り返すことを特徴とする請求項3記載の電気暖房機器。
- 電気ヒーターと、操作スイッチと、前記操作スイッチの操作による信号を受けて前記電気ヒーターを制御する制御機と、これらを結合して支持するスタンドとを含む電気暖房機器において、
作動すれば前記電気ヒーターを一定の期間以下の期間だけ動作させるようにした安心モードスイッチと、
設置面に平らにおいてある前記スタンドの上部面に操作ボタンが突設されるイージースイッチとをさらに備えたことを特徴とする電気暖房機器。 - 前記電気ヒーターは2つのハロゲンランプを使用し、
前記ハロゲンランプの放射光はハロゲンランプアセンブリの反射板及びフレームの反射板によって反射され、
前記ハロゲンランプアセンブリは支持体の一端部に結合され、前記支持体の他端部の外周には遠赤外線発生用セラミックス部材が結合されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電気暖房機器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014033762A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Panasonic Corp | 洗濯機の操作表示装置 |
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