JPH11313704A - フットウェア製品 - Google Patents
フットウェア製品Info
- Publication number
- JPH11313704A JPH11313704A JP11056964A JP5696499A JPH11313704A JP H11313704 A JPH11313704 A JP H11313704A JP 11056964 A JP11056964 A JP 11056964A JP 5696499 A JP5696499 A JP 5696499A JP H11313704 A JPH11313704 A JP H11313704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- upper portion
- slit
- boot
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 claims description 10
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/14—Footwear with health or hygienic arrangements with foot-supporting parts
- A43B7/1495—Footwear with health or hygienic arrangements with foot-supporting parts with arch-supports of the bracelet type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0401—Snowboard boots
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/14—Footwear with health or hygienic arrangements with foot-supporting parts
- A43B7/18—Joint supports, e.g. instep supports
- A43B7/20—Ankle-joint supports or holders
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、非対称なサポート部材を有するス
ノーボードブーツに関する。 【構成】 サポート部材は内側と外側とを有し、各側は
アッパー部と下部とを有する。外側は内側より大きい。
内側はストラップ部を含み、ストラップ部はブーツ内を
内側のアッパー部から下部にのびる。ストラップ部およ
びサポート部材の相対的配置は、ブーツに、ブーツの外
側向きの傾斜に応じて剛性を与え、内側向きの傾斜に応
じて可撓性を与える。
ノーボードブーツに関する。 【構成】 サポート部材は内側と外側とを有し、各側は
アッパー部と下部とを有する。外側は内側より大きい。
内側はストラップ部を含み、ストラップ部はブーツ内を
内側のアッパー部から下部にのびる。ストラップ部およ
びサポート部材の相対的配置は、ブーツに、ブーツの外
側向きの傾斜に応じて剛性を与え、内側向きの傾斜に応
じて可撓性を与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非対称な支持部を
有するスノーボードブーツに関し、より詳細には、ブー
ツに対して、一方向への傾斜に応じて可撓性を与える一
方で、反対傾斜方向への傾斜に応じて剛性を与える支持
部に関する。
有するスノーボードブーツに関し、より詳細には、ブー
ツに対して、一方向への傾斜に応じて可撓性を与える一
方で、反対傾斜方向への傾斜に応じて剛性を与える支持
部に関する。
【0002】
【従来技術】スノーボードブーツは、高度に専門化され
た靴であり、スノーボードを巧く操作するために特別な
足の支持構造を提供する。スノーボードに乗っている
際、方向転換やブレーキなどの動きの制御は、スノーボ
ードが雪を咬んで乗り手を所望の方向へ導くよう、特定
の方向に傾斜することにより操作される。例えばある方
向へターンするためには、スノーボーダーは、スノーボ
ードがその方向に傾斜するように、その方向と同じ方向
に傾かなくてはならない。
た靴であり、スノーボードを巧く操作するために特別な
足の支持構造を提供する。スノーボードに乗っている
際、方向転換やブレーキなどの動きの制御は、スノーボ
ードが雪を咬んで乗り手を所望の方向へ導くよう、特定
の方向に傾斜することにより操作される。例えばある方
向へターンするためには、スノーボーダーは、スノーボ
ードがその方向に傾斜するように、その方向と同じ方向
に傾かなくてはならない。
【0003】一般的には、スノーボードに乗る者はスノ
ーボードブーツを着用し、スノーボードブーツはスノー
ボードに固定されるよう設計されている。乗る者の体の
前面は、通常、スノーボードの前端に対して90度の角
度であり、ブーツも同様の角度でスノーボード上に取り
付けられている。例えば人の左側は、スノーボードを装
着した時前方を向いていることもあり、この向きにおい
ては、人は、左手へターンするためには後方へ傾かなく
てはならず、右手へターンするためには前方へ傾かなく
てはならない。スノーボードを操るにはその他様々な動
きが要求される。
ーボードブーツを着用し、スノーボードブーツはスノー
ボードに固定されるよう設計されている。乗る者の体の
前面は、通常、スノーボードの前端に対して90度の角
度であり、ブーツも同様の角度でスノーボード上に取り
付けられている。例えば人の左側は、スノーボードを装
着した時前方を向いていることもあり、この向きにおい
ては、人は、左手へターンするためには後方へ傾かなく
てはならず、右手へターンするためには前方へ傾かなく
てはならない。スノーボードを操るにはその他様々な動
きが要求される。
【0004】スノーボードブーツに求められるのは、ス
ノーボードの乗り手がどの方向に傾いても、その傾斜の
動きをブーツがスノーボードに伝えることである。その
ため、スノーボードブーツは傾斜方向に対して高い剛性
を有することが必要である。
ノーボードの乗り手がどの方向に傾いても、その傾斜の
動きをブーツがスノーボードに伝えることである。その
ため、スノーボードブーツは傾斜方向に対して高い剛性
を有することが必要である。
【0005】適切な方向付けのために、以下の相関関係
が与えられる。スノーボードブーツに関しては内側と外
側とがあり、例えば内側は右手側のブーツの左側と定義
される。同様に、内側は左のブーツの右側と定義され
る。外側は、左のブーツの左側、および右のブーツの右
側と定義される。スノーボードブーツの各内側と外側と
は、同じ剛性を持たないことが理想的である。スノーボ
ーディングの技術が進むにつれて、スノーボーダーは、
ブーツの内側向きの傾斜を調節できるように、ブーツの
内側に可撓性を持たせるべきであることに気づくように
なった。さらに、理想的な状況は内側が常に可撓性を有
していることである。外側は、内側向きの傾斜時に高い
剛性を有する必要があり、また、外側向きの傾斜時に高
い剛性を有する必要がある。
が与えられる。スノーボードブーツに関しては内側と外
側とがあり、例えば内側は右手側のブーツの左側と定義
される。同様に、内側は左のブーツの右側と定義され
る。外側は、左のブーツの左側、および右のブーツの右
側と定義される。スノーボードブーツの各内側と外側と
は、同じ剛性を持たないことが理想的である。スノーボ
ーディングの技術が進むにつれて、スノーボーダーは、
ブーツの内側向きの傾斜を調節できるように、ブーツの
内側に可撓性を持たせるべきであることに気づくように
なった。さらに、理想的な状況は内側が常に可撓性を有
していることである。外側は、内側向きの傾斜時に高い
剛性を有する必要があり、また、外側向きの傾斜時に高
い剛性を有する必要がある。
【0006】スノーボードブーツには、角度のついたス
トラップをブーツの外側に備えたものがある。このブー
ツでは、ストラップの長手方向に向かって傾斜する時は
内側及び外側に剛性を与えられるが、内側に傾斜する時
は外側に剛性を与えることができる。
トラップをブーツの外側に備えたものがある。このブー
ツでは、ストラップの長手方向に向かって傾斜する時は
内側及び外側に剛性を与えられるが、内側に傾斜する時
は外側に剛性を与えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スノ
ーボードブーツの内側に、外側向きに傾斜する時には剛
性を、内側向きに傾斜する時には可撓性を与えることで
ある。
ーボードブーツの内側に、外側向きに傾斜する時には剛
性を、内側向きに傾斜する時には可撓性を与えることで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、フットウェア製品は装着機構を組み込んだソール部
を含む。アッパー部はソール部に装着されている。ま
た、アッパー部は、外層、サポート部材及び内側裏地か
ら形成され、サポート部材は外層と内側裏地との間に積
層されている。サポート部材は内側と外側とを有する。
内側は足首内側に相当し、外側は足首外側に相当する。
内側と外側とは互いに非対称である。サポート部材はさ
らに、内側の下部と内側のアッパー部との間にのびるス
トラップ部を含む。ストラップ部は、内側の下部および
アッパー部の間に引張り剛性を、また圧縮力に応じて可
撓性を与える。
ば、フットウェア製品は装着機構を組み込んだソール部
を含む。アッパー部はソール部に装着されている。ま
た、アッパー部は、外層、サポート部材及び内側裏地か
ら形成され、サポート部材は外層と内側裏地との間に積
層されている。サポート部材は内側と外側とを有する。
内側は足首内側に相当し、外側は足首外側に相当する。
内側と外側とは互いに非対称である。サポート部材はさ
らに、内側の下部と内側のアッパー部との間にのびるス
トラップ部を含む。ストラップ部は、内側の下部および
アッパー部の間に引張り剛性を、また圧縮力に応じて可
撓性を与える。
【0009】好ましくは、サポート部材の内側アッパー
部および外側アッパー部には所定の幅を有するスリット
がその間に形成され、スリットの両辺は互いに固定され
ており、内側アッパー部と外側アッパー部との間にアー
チ形状部が形成され、アーチ形状部はアッパー部の背側
にさらにアーチ形状を形成するようになっている。
部および外側アッパー部には所定の幅を有するスリット
がその間に形成され、スリットの両辺は互いに固定され
ており、内側アッパー部と外側アッパー部との間にアー
チ形状部が形成され、アーチ形状部はアッパー部の背側
にさらにアーチ形状を形成するようになっている。
【0010】好ましくは、スリットの両辺は縫合により
結合されている。または、スリットの両辺は接着剤によ
り結合されている。ストラップ部は、外側向きの傾斜に
応じて剛性を、内側向きの傾斜に応じて可撓性を与える
ことが好ましい。
結合されている。または、スリットの両辺は接着剤によ
り結合されている。ストラップ部は、外側向きの傾斜に
応じて剛性を、内側向きの傾斜に応じて可撓性を与える
ことが好ましい。
【0011】本発明の他の態様によれば、フットウェア
製品はソール部を含む。ソール部は装着機構を組み込ん
でいる。アッパー部はソール部に装着されている。アッ
パー部は、外層、サポート部材及び内側裏地から形成さ
れ、サポート部材は外層と内側裏地との間に積層されて
いる。サポート部材は内側と外側とを有する。内側は足
首内側に相当し、外側は足首外側に相当する。内側と外
側とは互いに非対称である。内側アッパー部、および外
側アッパー部には所定の幅を有するスリットがその間に
形成される。スリットの両辺は、内側アッパー部および
外側アッパー部の間にアーチ形状部が形成されるよう、
互いに固定されている。サポート部材はさらに、内側下
部と内側アッパー部との間にのびる可撓性を有するスト
ラップ部を含み、可撓性を有するストラップ部は、内側
の下部とアッパー部との間に、引張り剛性を与え、また
圧縮力に応じて可撓性を与える。
製品はソール部を含む。ソール部は装着機構を組み込ん
でいる。アッパー部はソール部に装着されている。アッ
パー部は、外層、サポート部材及び内側裏地から形成さ
れ、サポート部材は外層と内側裏地との間に積層されて
いる。サポート部材は内側と外側とを有する。内側は足
首内側に相当し、外側は足首外側に相当する。内側と外
側とは互いに非対称である。内側アッパー部、および外
側アッパー部には所定の幅を有するスリットがその間に
形成される。スリットの両辺は、内側アッパー部および
外側アッパー部の間にアーチ形状部が形成されるよう、
互いに固定されている。サポート部材はさらに、内側下
部と内側アッパー部との間にのびる可撓性を有するスト
ラップ部を含み、可撓性を有するストラップ部は、内側
の下部とアッパー部との間に、引張り剛性を与え、また
圧縮力に応じて可撓性を与える。
【0012】好ましくは、スリットの両辺は縫合により
結合されている。または、スリットの両辺は接着剤によ
り結合されている。または、スリットの両辺は接着によ
り結合されている。ストラップ部は、外側向きの傾斜に
応じて剛性を与え、内側向きの傾斜に応じて可撓性を与
えることが好ましい。
結合されている。または、スリットの両辺は接着剤によ
り結合されている。または、スリットの両辺は接着によ
り結合されている。ストラップ部は、外側向きの傾斜に
応じて剛性を与え、内側向きの傾斜に応じて可撓性を与
えることが好ましい。
【0013】本発明に関わるこれらのおよび他の目的、
特徴、態様、利点は、添付の図面と共に以下の本発明の
詳細な説明から、より完全に明らかになるであろう。図
面中、同じ参照番号は、全体を通じて相当する部分を示
すものである。
特徴、態様、利点は、添付の図面と共に以下の本発明の
詳細な説明から、より完全に明らかになるであろう。図
面中、同じ参照番号は、全体を通じて相当する部分を示
すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態によるスノー
ボードブーツ1は図1に示されている。スノーボードブ
ーツ1はソール部2を含む。ソール部2は装着機構2a
を組み込んでいる。装着機構2aは、本願出願人によっ
て既に出願された米国特許出願番号第08/914、9
49号に記載されているような構成を採用することがで
きる。
ボードブーツ1は図1に示されている。スノーボードブ
ーツ1はソール部2を含む。ソール部2は装着機構2a
を組み込んでいる。装着機構2aは、本願出願人によっ
て既に出願された米国特許出願番号第08/914、9
49号に記載されているような構成を採用することがで
きる。
【0015】この装着機構2aはブーツ1をスノーボー
ド(図示せず)に取り付けるためのものである。アッパー
部6はソール部2に装着されている。アッパー部6は、
外層8、サポート部材11、内側裏地9から形成され、
サポート部材11は外層8と内側裏地9の間に積層され
ている。サポート部材11は、図2、3、4および5に
示されるように内側20と外側25とを有する。内側2
0は足首内側に相当し、外側25は足首外側に相当す
る。具体的には、内側は右手側のブーツの左側に相当す
る。同様に、内側は左のブーツの右側に相当する。同じ
く外側は、左のブーツの左側に相当し、右のブーツの右
側に相当する。サポート部材11は、概して堅いプラス
チックあるいは高分子材から成ることが好ましいが、代
わりに他の堅い(しかし僅かに屈曲可能な)材料から形
成することもできる。
ド(図示せず)に取り付けるためのものである。アッパー
部6はソール部2に装着されている。アッパー部6は、
外層8、サポート部材11、内側裏地9から形成され、
サポート部材11は外層8と内側裏地9の間に積層され
ている。サポート部材11は、図2、3、4および5に
示されるように内側20と外側25とを有する。内側2
0は足首内側に相当し、外側25は足首外側に相当す
る。具体的には、内側は右手側のブーツの左側に相当す
る。同様に、内側は左のブーツの右側に相当する。同じ
く外側は、左のブーツの左側に相当し、右のブーツの右
側に相当する。サポート部材11は、概して堅いプラス
チックあるいは高分子材から成ることが好ましいが、代
わりに他の堅い(しかし僅かに屈曲可能な)材料から形
成することもできる。
【0016】図2に示されるように、内側20と外側2
5は互いに非対称である。図2において、支持部11
は、ブーツ1から取り外され、平らに広げられている。
内側20のアッパー部21は、図2に示すように外方へ
のび、以下に詳述するストラップ30に接続している。
外側25のアッパー部26は、図2において、アッパー
部21の反対方向へ外方にのびている。内側20の下部
22と外側25の下部27もまた、図2において反対方
向にのびている。
5は互いに非対称である。図2において、支持部11
は、ブーツ1から取り外され、平らに広げられている。
内側20のアッパー部21は、図2に示すように外方へ
のび、以下に詳述するストラップ30に接続している。
外側25のアッパー部26は、図2において、アッパー
部21の反対方向へ外方にのびている。内側20の下部
22と外側25の下部27もまた、図2において反対方
向にのびている。
【0017】図3は、ブーツ1内にある時のサポート部
材11を斜視的に示す。ただし、明瞭にするためブーツ
1は取り除いて示している。図3において、下部22お
よび下部27は概ね互いに平行な方向にのび、ブーツ1
の両側に強度を提供している。同様に、アッパー部21
およびアッパー部26は互いにいくらか平行にのびて、
ブーツ1のアッパー部に支持を与えている。
材11を斜視的に示す。ただし、明瞭にするためブーツ
1は取り除いて示している。図3において、下部22お
よび下部27は概ね互いに平行な方向にのび、ブーツ1
の両側に強度を提供している。同様に、アッパー部21
およびアッパー部26は互いにいくらか平行にのびて、
ブーツ1のアッパー部に支持を与えている。
【0018】サポート部材11は、その下方のエッジに
フィンガーFが形成され、フィンガーFは、ソール部2
とアッパー部6との間の、ブーツ1中、足を置く部分の
下にのびている。
フィンガーFが形成され、フィンガーFは、ソール部2
とアッパー部6との間の、ブーツ1中、足を置く部分の
下にのびている。
【0019】スリットSはアッパー部21とアッパー部
26との間に形成されている。スリットSは、サポート
部材11から切り出されていてもよく、またはサポート
部材11が形成される製造工程中に形成されてもよい。
ブーツ1の組み立ての間に、スリットSの側面は互いに
固定されてスリットSにより形成される隙間Gを閉じ、
そのようにしてアッパー部21とアッパー部26とを互
いの方向に引き寄せる。隙間Gを閉じる動作により、ア
ッパー部21とアッパー部26は、サポート部材11の
背側にアーチ形状Aを形成し、これにより、図4および
5に示すように、ブーツ1が形成される。スリットSの
側面とアーチ形状の輪郭の固定は、ブーツ1に堅い背面
を与える上で一般的に望ましい。ブーツ1における堅い
背面は、スノーボードに乗っている際のスノーボーダー
による傾斜操作のために必要である。
26との間に形成されている。スリットSは、サポート
部材11から切り出されていてもよく、またはサポート
部材11が形成される製造工程中に形成されてもよい。
ブーツ1の組み立ての間に、スリットSの側面は互いに
固定されてスリットSにより形成される隙間Gを閉じ、
そのようにしてアッパー部21とアッパー部26とを互
いの方向に引き寄せる。隙間Gを閉じる動作により、ア
ッパー部21とアッパー部26は、サポート部材11の
背側にアーチ形状Aを形成し、これにより、図4および
5に示すように、ブーツ1が形成される。スリットSの
側面とアーチ形状の輪郭の固定は、ブーツ1に堅い背面
を与える上で一般的に望ましい。ブーツ1における堅い
背面は、スノーボードに乗っている際のスノーボーダー
による傾斜操作のために必要である。
【0020】サポート部材はさらに、内側20の下部2
2と内側20のアッパー部21との間にのびるストラッ
プ部30を含む。ストラップ部30は、内側20の下部
22およびアッパー部21との間に引張り剛性を与え、
また、圧縮力に応じて可撓性を与える。ストラップ部3
0は、織物、プラスチックなどの様々な材料のいずれか
ら成っていてもよい。アッパー部21および下部22へ
のストラップ部30の固定は、サポート部材11を形成
する材料との縫合、接着、または熱接着などの様々な手
段のいずれによってもよい。同様にスリットSを閉じる
には、縫合、接着剤による結合、または熱接着による結
合などの様々な手段により側面を互いに固定する。
2と内側20のアッパー部21との間にのびるストラッ
プ部30を含む。ストラップ部30は、内側20の下部
22およびアッパー部21との間に引張り剛性を与え、
また、圧縮力に応じて可撓性を与える。ストラップ部3
0は、織物、プラスチックなどの様々な材料のいずれか
ら成っていてもよい。アッパー部21および下部22へ
のストラップ部30の固定は、サポート部材11を形成
する材料との縫合、接着、または熱接着などの様々な手
段のいずれによってもよい。同様にスリットSを閉じる
には、縫合、接着剤による結合、または熱接着による結
合などの様々な手段により側面を互いに固定する。
【0021】ストラップ部30の主要な目的の1つは、
以下に詳述するように、ブーツ1に対して、外側向きの
傾斜に応じて剛性を、内側向きの傾斜に応じて可撓性を
与えることである。
以下に詳述するように、ブーツ1に対して、外側向きの
傾斜に応じて剛性を、内側向きの傾斜に応じて可撓性を
与えることである。
【0022】スノーボーダーがスノーボードに乗ってお
り、ブーツ1を着用している時、スノーボーダーは方向
転換するために多様な方向に傾斜する。スノーボーダー
はブーツ1によってスノーボードに固定されており、ブ
ーツはスノーボードの長さ方向に対してほぼ垂直な方向
にのびている。ブーツののびる前後方向に対して後方に
傾斜すると、スノーボードはある方向にターンする。ブ
ーツののびる前後方向に対して前方に傾斜すると、スノ
ーボードは反対の方向にターンする。ブーツののびる前
後方向に対して左または右へ傾斜することにより、多様
な方向転換および操縦作用が提供される。ブーツはスノ
ーボーダーの要望に応じるものであることが望ましく、
具体的には、特定の体の動きを、スノーボーダーからブ
ーツを介してスノーボードに伝えることが望ましい。ス
リットSが閉じられることにより与えられる高い剛性に
よって、ブーツ1の背側に高い剛性が与えられ、スノー
ボーダーによる後方傾斜の動きがスノーボードに伝えら
れることとなる。スノーボーダーは、(ブーツ1に対し
て)右側および左側へ傾斜することもできる。
り、ブーツ1を着用している時、スノーボーダーは方向
転換するために多様な方向に傾斜する。スノーボーダー
はブーツ1によってスノーボードに固定されており、ブ
ーツはスノーボードの長さ方向に対してほぼ垂直な方向
にのびている。ブーツののびる前後方向に対して後方に
傾斜すると、スノーボードはある方向にターンする。ブ
ーツののびる前後方向に対して前方に傾斜すると、スノ
ーボードは反対の方向にターンする。ブーツののびる前
後方向に対して左または右へ傾斜することにより、多様
な方向転換および操縦作用が提供される。ブーツはスノ
ーボーダーの要望に応じるものであることが望ましく、
具体的には、特定の体の動きを、スノーボーダーからブ
ーツを介してスノーボードに伝えることが望ましい。ス
リットSが閉じられることにより与えられる高い剛性に
よって、ブーツ1の背側に高い剛性が与えられ、スノー
ボーダーによる後方傾斜の動きがスノーボードに伝えら
れることとなる。スノーボーダーは、(ブーツ1に対し
て)右側および左側へ傾斜することもできる。
【0023】そのような動きにおいて、ブーツ1は、ブ
ーツ1の外側27に向かって傾斜する際、高い剛性を有
することが望ましい。ストラップ部30と、外側25の
垂直部28の厚さによりブーツ1の剛性が保証される。
ブーツ1の内側20に向かって傾斜する際は、可撓性を
有していることが望ましい。内側20のより小さい垂直
部23とストラップ部30との可撓性により、内側20
に向かって傾斜する際に可撓性が与えられる。
ーツ1の外側27に向かって傾斜する際、高い剛性を有
することが望ましい。ストラップ部30と、外側25の
垂直部28の厚さによりブーツ1の剛性が保証される。
ブーツ1の内側20に向かって傾斜する際は、可撓性を
有していることが望ましい。内側20のより小さい垂直
部23とストラップ部30との可撓性により、内側20
に向かって傾斜する際に可撓性が与えられる。
【0024】上記の説明において、ブーツ1の支持部材
11は内側と外側に関して説明された。したがって理解
されるべきは、一個のブーツのみが記述されたが、説明
は一足の対称なブーツに言及しており、各ブーツが内側
と外側とを有するということである。
11は内側と外側に関して説明された。したがって理解
されるべきは、一個のブーツのみが記述されたが、説明
は一足の対称なブーツに言及しており、各ブーツが内側
と外側とを有するということである。
【0025】その精神および範囲から逸脱しない限り、
本発明の様々な細目は変更が可能である。さらに、本発
明による実施形態の上述の記載は、説明のためにのみ提
供されたものであり、添付の請求項およびその同等物に
より画定される発明を限定するものではない。
本発明の様々な細目は変更が可能である。さらに、本発
明による実施形態の上述の記載は、説明のためにのみ提
供されたものであり、添付の請求項およびその同等物に
より画定される発明を限定するものではない。
【発明の効果】本発明によれば、スノーボードブーツの
内側に、外側向きに傾斜するときには剛性が、内側向き
に傾斜するときには可撓性が与えられる。
内側に、外側向きに傾斜するときには剛性が、内側向き
に傾斜するときには可撓性が与えられる。
【図1】本発明によるサポート部材を有するスノーボー
ドブーツの内側を示す側面図である。
ドブーツの内側を示す側面図である。
【図2】スノーボードブーツから取り外して平らに広げ
たサポート部材を示す図である。
たサポート部材を示す図である。
【図3】より明瞭にするためにブーツを取り外したサポ
ート部材を示す斜視図である。
ート部材を示す斜視図である。
【図4】サポート部材の外側を示すサポート部材の側面
図である。
図である。
【図5】サポート部材の内側を示すサポート部材の側面
図である。
図である。
1 スノーボードブーツ 2 ソール部 2a 装着機構 6 アッパー部 8 外層 9 内側裏地 11 サポート部材
Claims (7)
- 【請求項1】装着機構を組み込んだソール部と、 前記ソール部に装着され、外層とサポート部材と内側裏
地とから形成されるとともに、前記サポート部材が前記
外層と前記内側裏地との間に積層されているアッパー部
と、を含むフットウェア製品において、 前記サポート部材が、足首内側に相当する内側と、足首
外側に相当する外側とを有し、前記内側と前記外側が互
いに非対称であり、 前記サポート部材はさらに、前記内側の下部と前記内側
のアッパー部との間にのびるストラップ部を含み、 前記ストラップ部が、前記内側の下部およびアッパー部
の間に引張り剛性を与え圧縮力に応じて可撓性を与え
る、フットウェア製品。 - 【請求項2】前記サポート部材の前記内側アッパー部お
よび前記外側アッパー部は、所定の幅を有するスリット
部がその間に形成され、 前記スリットの両辺が、互いに固定されて、前記内側ア
ッパー部および前記外側アッパー部の間にアーチ形状部
が形成されるよう、 前記アーチ形状部はアッパー部の背側にアーチ形状を形
成している、請求項1に記載のフットウェア製品。 - 【請求項3】装着機構を組み込んだソール部と、 前記ソール部に付着し、外層とサポート部材と内側裏地
とから形成されるアッパー部であって、前記サポート部
材が前記外層と前記内側裏地との間に積層されているア
ッパー部と、を含むフットウェア製品において、 前記サポート部材が、足首内側に相当する内側と、足首
外側に相当する外側とを有し、前記内側と前記外側が互
いに非対称であり、 前記内側アッパー部および前記外側アッパー部は、所定
の幅を有するスリット部がその間に形成され、 前記スリットの両辺が、前記内側アッパー部および前記
外側アッパー部の間にアーチ形状部が画定されるよう、
互いに固定され、 前記サポート部材はさらに、前記内側の下部と前記内側
のアッパー部との間にのびる可撓性を有するストラップ
部を含み、 前記可撓性ストラップ部が、前記内側の下部およびアッ
パー部の間に引張り剛性を与え、圧縮力に応じて可撓性
を与える、フットウェア製品。 - 【請求項4】前記スリットの前記両辺は縫合により結合
されている、請求項2又は3に記載のフットウェア製
品。 - 【請求項5】前記スリットの前記両辺は接着剤により結
合されている、請求項2又は3に記載のフットウェア製
品。 - 【請求項6】前記スリットの前記両辺は接着により結合
されている、請求項2又は3に記載のフットウェア製
品。 - 【請求項7】前記ストラップ部は、前記外側向きの傾斜
に応じて剛性を与え、前記内側向きの傾斜に応じて可撓
性を与える、請求項1から3のいずれかに記載のフット
ウェア製品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US3962398A | 1998-03-16 | 1998-03-16 | |
US09/039623 | 1998-03-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313704A true JPH11313704A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=21906475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11056964A Pending JPH11313704A (ja) | 1998-03-16 | 1999-03-04 | フットウェア製品 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0948910B1 (ja) |
JP (1) | JPH11313704A (ja) |
DE (1) | DE69911288T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103040197A (zh) * | 2011-10-11 | 2013-04-17 | 戴卡特隆有限公司 | 包括将足部保持在鞋帮中的保持系统的鞋类物品 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10211362B4 (de) * | 2002-03-14 | 2014-12-18 | Mammut Sports Group Ag | Sportschuh |
US8302329B2 (en) | 2009-11-18 | 2012-11-06 | Nike, Inc. | Footwear with counter-supplementing strap |
US8857077B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-10-14 | Nike, Inc. | Footwear with internal harness |
CA2776110A1 (en) * | 2011-05-19 | 2012-11-19 | Under Armour, Inc. | Foot support article |
US9259049B2 (en) | 2013-01-22 | 2016-02-16 | Nike, Inc. | Ultralightweight adaptive heel member |
EP3488724B1 (en) * | 2016-07-19 | 2021-01-27 | ASICS Corporation | Footwear |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5430961A (en) * | 1991-09-27 | 1995-07-11 | Converse Inc. | Reactive energy apparatus providing a custom fit and ankle support in a shoe upper |
FR2702935B1 (fr) * | 1993-03-24 | 1995-06-09 | Salomon Sa | Chaussure pour sport de glisse. |
DE4333503C2 (de) * | 1993-10-01 | 1995-07-27 | Usp Markeing & Vertriebs Gmbh | Snowboard-Stiefel |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP11056964A patent/JPH11313704A/ja active Pending
- 1999-03-10 EP EP99104781A patent/EP0948910B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-10 DE DE69911288T patent/DE69911288T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103040197A (zh) * | 2011-10-11 | 2013-04-17 | 戴卡特隆有限公司 | 包括将足部保持在鞋帮中的保持系统的鞋类物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0948910A2 (en) | 1999-10-13 |
EP0948910B1 (en) | 2003-09-17 |
EP0948910A3 (en) | 2000-04-12 |
DE69911288D1 (de) | 2003-10-23 |
DE69911288T2 (de) | 2004-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11122855B2 (en) | Hockey skate | |
US9004502B2 (en) | Hockey skate | |
JP5594911B2 (ja) | 保護ブーツ | |
CN105307529B (zh) | 具有张拉结构的鞋具 | |
US8806776B2 (en) | Footwear which improves foot support | |
JP2764805B2 (ja) | スノーボードブーツのバックサポート | |
EP1954154B1 (en) | Flexible shank for an article of footwear | |
EP1947970B1 (en) | Article of footwear with a flexible arch support | |
JPH07171002A (ja) | スノーボードブーツ | |
JP2004174251A (ja) | シューズ | |
CN108378466A (zh) | 具有跟靠补足条带的鞋 | |
JPH11313704A (ja) | フットウェア製品 | |
US20040020081A1 (en) | Sport boot | |
JPH025903A (ja) | スポーツ靴及びその製靴方法 | |
CA2801233C (en) | Hockey skate | |
US7257908B2 (en) | Boot having a floating articulation | |
AU775756B2 (en) | Footwear securement system | |
CN211932831U (zh) | 一种提升切向动作的支撑稳定性的鞋结构 | |
JP4336090B2 (ja) | スキーブーツ等のインナーシューおよびそれを作製するための材料 | |
JP2000152802A (ja) | スノ―ボ―ドブ―ツ | |
CN107404963B (zh) | 包括具有不同人字形牵引模式布置的部分的鞋底结构 | |
JP2004167050A (ja) | 靴 | |
JP2000225227A (ja) | ラチェットベルト | |
JP2004121284A (ja) | スノーボード用ブーツ |