JPH11312316A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH11312316A
JPH11312316A JP10117644A JP11764498A JPH11312316A JP H11312316 A JPH11312316 A JP H11312316A JP 10117644 A JP10117644 A JP 10117644A JP 11764498 A JP11764498 A JP 11764498A JP H11312316 A JPH11312316 A JP H11312316A
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JP
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diffraction grating
holder
light
laser light
optical
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JP10117644A
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English (en)
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Toru Hotta
徹 堀田
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回折格子で生成したメインビームの光スポッ
トとサブビームの光スポットとの間隔を調整できるよう
にした光ピックアップ装置を提供すること。 【解決手段】 光ピックアップ装置のフレーム2には、
レーザダイオード52から出射するレーザ光の光軸Lの
方向に延びる溝状のホルダ搭載部3が形成されている。
ホルダ搭載部3には、回折格子53を保持した回折格子
ホルダ7が嵌め込まれている。回折格子ホルダ7は、板
ばね8によってホルダ搭載部3の内面31に押し付けら
れている。ホルダ搭載部3の内面31は、ホルダ7の外
周面72が当接すると回折格子ホルダ7の中心軸線7L
が光軸Lと一致するように回折格子ホルダ7の姿勢を規
定する案内面となっている。回折格子ホルダ7をホルダ
搭載部3の内面31に沿って光軸方向に移動させると、
光検出器上に形成されるメインビームとサブビームとの
光スポットのピッチを変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)やDVD(ディジタルビデオディスク/ディ
ジタルバーサタイルディスク)等の光記録ディスクの記
録、再生に用いられる光ピックアップ装置に関するもの
である。さらに詳しくは、光ピックアップ装置における
回折格子の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDやDVD等の光記録ディスクの記
録、再生に用いられる光ピックアップ装置では、レーザ
発光素子から出射されたレーザ光を対物レンズによって
光記録ディスクに集光させる際に、レーザ光が光記録デ
ィスクのトラックを確実に走査するように、光記録ディ
スクからの戻り光を光検出器で検出しながら対物レンズ
をトラッキング方向およびフォーカシング方向に移動さ
せている。
【0003】この場合のトラッキングエラーの検出方法
としては、差動プッシュプル法が知られている。差動プ
ッシュプル法では、レーザ発光素子から出射されたレー
ザ光を回折格子によってメインビームと2つのサブビー
ムに分割し、そのうちのメインビームは光記録ディスク
のトラック上に光スポットとして集光させ、2つのサブ
ビームはそれぞれメインビームが集光したトラックと半
トラックずれた位置に光スポットとして集光させてい
る。このような各ビームの光スポットの位置合わせは、
回折格子をフレームに取り付ける際に、入射するレーザ
光の光軸回りに回折格子を回転させることにより行って
いる。
【0004】一方、光検出器では、4分割された受光面
を備える受光器によってメインビームの戻り光を受光
し、2分割された受光面を備える2つの受光器によって
それぞれ2つのサブビームを受光している。各ビームの
光スポットの中心は受光器の分割線上に配置され、光ス
ポットの分割線を挟んだ左右の強度分布の差(プッシュ
プル信号)を検出することで、トラッキングエラー信号
を生成している。
【0005】ここで、差動プッシュプル法では、メイン
ビームのプッシュプル信号から2つのサブビームのプッ
シュプル信号を適当な倍率で除去することによりトラッ
キングエラー信号を生成している。従って、トラッキン
グエラーを補正するために対物レンズを移動させること
により、各ビームの光スポットの中心が各受光器の分割
線上からずれても、そのために発生する各受光面での受
光量の変動量(トラッキングエラーオフセット)を除去
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、回折格子を取り付ける際に回折格子の光軸回り
の角度位置を調整するだけでは、メインビームの光スポ
ットとサブビームの光スポットとの間隔は変わらない。
従って、メインビームの光スポットの中心を受光器の分
割線上に合わせたとしても、サブビームの光スポットの
中心が受光器の分割線上に合わない場合がある。このよ
うに、最初から光スポットの中心が受光器の分割線から
ずれていては、差動プッシュプル法でも、トラッキング
エラーオフセットを完全には除去できないという問題が
ある。
【0007】そこで、本発明の課題は、回折格子によっ
て生成したメインビームの光スポットとサブビームの光
スポットとの間隔を調整できるようにした光ピックアッ
プ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、レーザ発光素子と、該レーザ発光素子か
ら出射されたレーザ光を複数の回折光に分割する回折格
子と、前記回折光を光記録ディスクに集光させる対物レ
ンズをフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆
動する対物レンズ駆動装置と、前記光記録ディスクから
の戻り光を検出する光検出器と、前記レーザ発光素子、
前記回折格子、前記対物レンズ駆動装置、および前記光
検出器が搭載されたフレームとを有する光ピックアップ
装置において、前記回折格子の表面が中心軸線に直交す
るように当該回折格子を保持する筒状の回折格子ホルダ
と、前記フレームにおいて前記レーザ発光素子から出射
されたレーザ光の光軸方向に延びる溝状に形成され、内
部に嵌め込まれた前記回折格子ホルダの外周面が当接し
て当該回折格子ホルダの中心軸線を前記レーザ光の光軸
と一致させるように前記回折格子ホルダの姿勢を規定す
る案内面を備えたホルダ搭載部と、前記回折格子ホルダ
を前記ホルダ搭載部の前記案内面に向けて押し付ける付
勢部材とを有することを特徴とする。
【0009】本発明では、回折格子ホルダの外周面を溝
状に形成されたホルダ搭載部の案内面に当接させると、
回折格子ホルダの中心軸線がレーザ光の光軸と一致する
ようにホルダの姿勢が規定される。回折格子ホルダには
中心軸線と直交するように回折格子が取り付けられてい
るので、このようにすれば回折格子にレーザ光を入射さ
せることができる。また、付勢部材によって回折格子ホ
ルダがホルダ搭載部の案内面に押し付けられているの
で、回折格子ホルダは光軸に対する姿勢が規定されたま
まホルダ搭載部に保持される。但し、ホルダ搭載部は光
軸方向に延びる溝状に形成されているので、回折格子ホ
ルダに光軸方向の力を加えれば、回折格子ホルダは付勢
部材の押し付け力に抗して光軸方向に移動する。その結
果、回折格子から光記録ディスクを経て光検出器に戻る
までの光路長が変わる。従って、光検出器上に形成され
る複数の回折光の光スポット同士の間隔が変わるので、
光検出器に構成された各受光部の適切な位置に回折光の
光スポットを配置することができる。それ故、差動プッ
シュプル法によってトラッキングエラーオフセットを確
実に除去することができる。また、回折格子ホルダは筒
状に形成されているので、付勢部材の押し付け力に抗し
て回折格子ホルダを中心軸線の回りに回転させることも
できる。従って、ホルダ搭載部において回折格子を光軸
回りに回転させれば、各回折光の光スポットを光記録デ
ィスクのトラックに対して適切な位置に配置することも
できる。しかも、このような調整を行う間、回折格子ホ
ルダの外周面はホルダ搭載部の案内面に当接したままな
ので、回折格子ホルダの光軸に対する姿勢は変わらな
い。従って、回折格子の光軸に対する角度の調整は不要
である。さらに、回折格子ホルダは付勢部材によってホ
ルダ搭載部の案内面に押し付けられているので、回折格
子ホルダに与えた力を除去した時点でホルダの移動や回
転が止まり、そこに保持される。従って、回折格子の光
軸方向の位置調整および光軸回りの角度調整を容易に行
うことができる。また、本発明では、回折格子を保持す
る筒状のホルダと、溝状のホルダ搭載部と、付勢部材と
からなる簡単な構成により、回折格子の光軸回りの角度
調整と光軸方向の位置調整が可能である。
【0010】本発明において、前記回折格子ホルダの外
周面には、前記ホルダ搭載部内の前記案内面に沿って前
記回折格子ホルダを軸線方向に移動させる際、および軸
線回りに回転させる際に用いる調整具が係合可能な係合
部が形成されていることが好ましい。このように構成す
ると、回折格子ホルダが溝状のホルダ搭載部内にあって
指を差し込めなくても、調整具を用いて回折格子ホルダ
の移動や回転を行うことができる。また、回折格子ホル
ダに直接触れるよりも力を入れやすい。
【0011】本発明において、前記付勢部材は、前記回
折格子ホルダの外周面のうち前記ホルダ搭載部から露出
している部分に被さるように前記フレームに取り付けら
れた板ばねであり、該板ばねには、前記係合部の周囲を
開放状態にするように切欠きが形成されていることが好
ましい。このように構成すると、係合部の周囲が開放状
態となっているので、板ばねにじゃまされずに、係合部
に取り付けた調整具を介して回折格子ホルダの移動や回
転を行うことができる。
【0012】本発明において、前記フレームには、前記
レーザ発光素子から出射されたレーザ光を前記対物レン
ズに導くと共に、前記光記録ディスクからの戻り光を前
記光検出器に導くハーフミラーが搭載されていてもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の光ピックアップ装置の実施の形態を説明する。
【0014】(全体構成)図1(A)、(B)はそれぞ
れ、本発明を適用した光ピックアップ装置を示す平面
図、およびその底面図である。図1(A)、(B)に示
すように、光ピックアップ装置1は、略長方形の厚板状
に形成されたフレーム2と、フレーム2の上面21に搭
載された対物レンズ駆動装置4と、フレーム2の底面2
2の側に搭載された光学系5とを有している。
【0015】対物レンズ駆動装置4は、対物レンズ51
を保持する円筒状のレンズホルダ41と、レンズホルダ
41を支持する摺動軸42と、レンズホルダ41の外周
面を取り囲むと共に摺動軸42が固定されたカップ状の
ヨーク43とを備えている。レンズホルダ41の外周面
とヨーク43の内周面との間には、レンズホルダ41を
摺動軸42の軸線方向に移動させるフォーカシング磁気
回路(図示せず。)と、レンズホルダ41を摺動軸42
の回りに回転させるトラッキング磁気回路(図示せ
ず。)が構成されている。従って、対物レンズ51をフ
ォーカシング方向およびトラッキング方向に移動させる
ことができる。
【0016】光学系5は、フレーム2の側面24から差
し込まれたレーザダイオード52(レーザ発光素子)
と、フレーム2の底面側に区画形成された部分に収納さ
れた回折格子53、ハーフミラー54、コリメートレン
ズ55、および全反射ミラー56を備え、レーザダイオ
ード52から出射されたレーザ光(図1(B)では、光
軸Lとして示す。)の進行方向に沿ってこの順に配列さ
れている。
【0017】レーザダイオード52から出射されたレー
ザ光は、回折格子53によって、メインビーム(0次回
折光)と2つのサブビーム(+−1次回折光)の3ビー
ムに分割される。このレーザ光は、ハーフミラー54に
よって反射され、コリメートレンズ55に導かれる。コ
リメートレンズ55によって平行光にされたレーザ光
は、全反射ミラー56によってフレーム2の上面側に反
射される。全反射ミラー56の上側には、フレーム2を
厚さ方向に貫通する円形孔23が形成されている。フレ
ーム2の上面側には、対物レンズ駆動装置4が保持した
対物レンズ51が円形孔23に対応する位置に配置され
ているので、全反射ミラー56によって反射されたレー
ザ光は対物レンズ51に導かれ、対物レンズ51によっ
て光記録ディスクに集光する。
【0018】光記録ディスクからの戻り光は、再び対物
レンズ51を通り、全反射ミラー56によってコリメー
トレンズ55に導かれ、ハーフミラー54に照射する。
ハーフミラー54では、この戻り光を透過させ、フレー
ム2に固定されたセンサーレンズ57に導く。センサー
レンズ57を通過した戻り光は、フレーム2の側面25
に取り付けられた光検出器6に受光される。この光検出
器6の検出結果に基づいて、トラッキングエラー信号お
よびフォーカシングエラー信号を生成し、対物レンズ駆
動装置4によって対物レンズ51をトラッキング方向お
よびフォーカシング方向に駆動する。
【0019】(回折格子53の取付構造)このように構
成された光ピックアップ装置1では、回折格子53の取
り付け時に回折格子53の光軸回りの角度および光軸方
向の位置を調整している。この調整を容易に行うことが
できるように、本形態では、以下に説明する構造をもっ
て回折格子53をフレーム2上に搭載している。
【0020】まず、回折格子53は、図2(A)、
(B)に示すように、回折格子ホルダ7に保持されてい
る。回折格子ホルダ7は、レーザ光が通る貫通孔70が
形成された円筒状の胴部71を備えている。胴部71の
一方の端部では、やや引っ込んだ位置から内側に向かっ
て三方から突出した突起73が形成され、この突起73
の外面に回折格子53が接着されている。この状態で、
回折格子53の格子パターンが形成された表面531が
胴部71の中心軸線7Lと直交する。また、胴部71の
外周面72のうち軸線方向の略中央部には、後述する調
整ピン(調整具)を係合可能な係合孔74が開口してい
る。
【0021】図3は、回折格子ホルダ7をフレーム2に
取り付けた様子を拡大して示す斜視図である。この図に
示すように、フレーム2の底面22のうち、レーザダイ
オード52が差し込まれた側面24の付近には台座32
が形成されている。この台座32の側方には回折格子ホ
ルダ7のホルダ搭載部3が形成されている。ホルダ搭載
部3は、半円状の断面形状をもってレーザダイオード5
2が出射するレーザ光の光軸Lの方向に延びた溝状に形
成されている。このホルダ搭載部3に回折格子ホルダ7
を嵌め込むと、回折格子ホルダ7の外周面72がホルダ
搭載部3の内面31に密接する。ホルダ搭載部3の内面
31は、回折格子ホルダ7の外周形状と同じ断面半円状
の案内面となっており、回折格子ホルダ7の外周面72
が当接すると、回折格子ホルダ7の中心軸線7Lがレー
ザ光の光軸Lと一致するように回折格子ホルダ7の姿勢
を規定する。従って、回折格子ホルダ7の内側にはレー
ザダイオード52から出射されたレーザ光が通過するよ
うになるので、レーザ光は、回折格子ホルダ7に取り付
けられた回折格子53を通過して回折される。なお、回
折格子ホルダ7は、外周面72のうちの係合孔74が形
成されている上半部がホルダ搭載部3から露出する向き
に設定される。
【0022】また、台座32には、回折格子ホルダ7を
ホルダ搭載部3に押し付ける板ばね8(付勢部材)が取
り付けられている。板ばね8は金属板から形成され、台
座32に固定される基部81と、基部81からホルダ搭
載部3に向けて張り出して回折格子ホルダ7の外周面7
2に当接する張り出し部82が形成されている。基部8
1は略正方形に形成され、基部81の1箇所にねじ孔8
5が形成されている。また、張り出し部82は、基部8
1から斜め上方に向けて若干折れ曲がって延びており、
基部81を台座32にねじ84で固定したときに、弾性
変形しながら回折格子ホルダ7の外周面72のうちホル
ダ搭載部3から露出した上半部に被り、回折格子ホルダ
7をホルダ搭載部3に向けて押し付ける。また、張り出
し部82は、係合孔74の周囲を開放状態にする矩形の
切欠き83によって2本に分割され、回折格子ホルダ7
の中心軸線7Lの方向に離間した2箇所で回折格子ホル
ダ7をホルダ搭載部3に向けて押し付けている。従っ
て、回折格子ホルダ7の外周面72はホルダ搭載部3の
内面31に押し付けられるので、回折格子ホルダ7は光
軸Lに対する姿勢が規定されたままホルダ搭載部3に保
持される。ここで、板ばね8は、調整ピン75を用いて
回折格子ホルダ7を軸線方向に移動させ、或いは軸線回
りに回転させることに支障のないばね力で回折格子ホル
ダ7をホルダ搭載部3に押し付け固定している。
【0023】このようにフレーム2に取り付けられた回
折格子53の光軸回りの角度を調整するには、回折格子
ホルダ7に形成された係合孔74に調整ピン75の先端
を差し込み、矢印Aで示すように、回折格子ホルダ7の
周方向に向けて調整ピン75を操作する。このようにす
れば、回折格子ホルダ7は円筒状に形成されているの
で、板ばね8によって発生する回折格子ホルダ7の外周
面72とホルダ搭載部3の内面31との摩擦力に抗して
回折格子ホルダ7を光軸Lの回りに回転させることがで
きる。その結果、回折格子ホルダ7に取り付けられた回
折格子53は光軸Lの回りに回転する。また、回折格子
53の光軸方向の位置を調整するには、矢印B、Cに示
すように、回折格子ホルダ7の軸線方向に向けて調整ピ
ン75を操作する。このようにすれば、ホルダ搭載部3
は光軸Lの方向に延びる溝状に形成されているので、板
ばね8によって発生する回折格子ホルダ7の外周面72
とホルダ搭載部3の内面31との摩擦力に抗して回折格
子ホルダ7を光軸Lの方向に移動させることができる。
従って、回折格子ホルダ7に取り付けられている回折格
子53を光軸Lの方向に移動させることができる。この
ような回折格子53の光軸回りの角度調整および光軸方
向の位置調整は、レーザダイオード52からレーザ光を
出射させ、光検出器6で受光量を検出しながら行う。回
折格子53を後述する最適な角度および位置に調整した
後は、調整ピン75を取り外し、図1(B)に示すよう
に、回折格子ホルダ7の外周面72と板ばね8との間、
および回折格子ホルダ7の外周面72とフレーム2との
間に接着剤76を付けて、回折格子ホルダ7をフレーム
2に接着固定する。
【0024】このように、本形態の光ピックアップ装置
1では、回折格子53を光軸方向に移動可能、および光
軸回りの角度を調整可能である。従って、後述するよう
に、回折格子53によって形成された回折光を光記録デ
ィスク上、および光検出器6上の適切な位置に集光させ
ることができる。しかも、このような調整を行う間、回
折格子ホルダ7の外周面72はホルダ搭載部3の内面3
1に当接したままなので、回折格子ホルダ7の光軸Lに
対する姿勢は変わらない。従って、回折格子53の光軸
Lに対する角度の調整は不要である。さらに、回折格子
ホルダ7は板ばね8によってホルダ搭載部3の内面31
に押し付けられているので、回折格子ホルダ7に与えた
力を除去した時点で回折格子ホルダ7の移動や回転が止
まり、そこに保持される。従って、回折格子53の光軸
方向の位置調整および光軸回りの角度調整を容易に行う
ことができる。さらに、本形態では、回折格子53を保
持する円筒状の回折格子ホルダ7と、溝状のホルダ搭載
部3と、板ばね8とからなる簡単な構成により、回折格
子53の光軸回りの角度調整と光軸方向の位置調整が可
能である。
【0025】また、回折格子ホルダ7の外周面72に
は、調整ピン75を係合可能な係合孔74が形成されて
いるので、回折格子ホルダ7が溝状のホルダ搭載部3内
にあって指を差し込めなくても、調整ピン75を用いて
回折格子ホルダ7の移動や回転を行うことができる。ま
た、回折格子ホルダ7に直接触れながら回折格子ホルダ
7を動かすよりも力を入れ易い。従って、回折格子ホル
ダ7の微調整等を行うことができる。
【0026】さらに、板ばね8には、回折格子ホルダ7
の外周面72のうち係合孔74の周囲を開放するように
形成された切欠きを83が形成されているので、板ばね
8にじゃまされずに、係合孔74に取り付けた調整ピン
75を介して回折格子ホルダ7の移動や回転を行うこと
ができる。
【0027】(光スポットの位置合わせ)このような回
折格子53の光軸回りの角度調整および光軸方向の位置
調整は、以下に説明するように、回折格子53によって
回折されたメインビームおよびサブビームを光記録ディ
スクおよび光検出器6の適切な位置に集光させるために
行っている。
【0028】図4(A)は、光記録ディスクにレーザ光
が集光した様子を示す説明図である。図4(A)に示す
ように、光記録ディスク9には、回折格子53によって
回折されたレーザ光のメインビーム10および2つのサ
ブビーム11、12が光スポット101、111、12
1として集光している。メインビーム10の光スポット
101は記録ピット92が並んだトラック91上に配置
する。一方のサブビーム11の光スポット111は、メ
インビーム10の光スポット101に先行する位置で、
トラック91からトラックピッチTの半分だけずれた位
置に配置する。他方のサブビーム12の光スポット12
1は、メインビーム10の光スポット101に後続する
位置で、トラック91から光スポット111とは反対側
にトラックピッチTの半分だけずれた位置に配置する。
【0029】このように各光スポット101、111、
121を配置するには、前記した方法により、回折格子
53を光軸Lの回りに回転させればよい。回折格子53
を光軸Lの回りに回転させると、サブビーム11、12
の光スポット111、121は、メインビーム10の光
スポット101を中心として回転する。従って、各光ス
ポット101、111、121の配列方向10Lが光記
録ディスク9のトラック方向91Lに対してなす角θを
設定できるので、各光スポット101、111、121
のトラック91に対する位置を合わせることができる。
【0030】一方、図4(B)に示すように、光記録デ
ィスク9からの戻り光を検出する光検出器6は、メイン
ビーム10を受光する第1の受光器61と、2つのサブ
ビーム11、12をそれぞれ受光する第2および第3の
受光器62、63を備えている。第1の受光器61の受
光面は、十字に交差した分割線615、616によって
分割され、4つの受光面611〜614となっている。
メインビーム10の光スポット102の中心は、対物レ
ンズ51がトラッキング方向の中立位置にあれば、分割
線615、616の交差する点に合うように設定する。
また、第2および第3の受光器62、63はそれぞれ、
第1の受光器61の両側に第1の受光器61に対して一
定の間隔をあけて配置されている。第2の受光器62の
受光面は分割線623によって分割され、2つの受光面
621、622となっている。第3の受光器63の受光
面も分割線633によって分割され、2つの受光面63
1、632となっている。サブビーム11、12の光ス
ポット112、122の中心はそれぞれ、対物レンズ5
1がトラッキング方向の中立位置にあれば、分割線63
1、632に合うように設定する。
【0031】ここで、第1の受光器61の各受光面61
1〜614での受光量をそれぞれA〜D、第2の受光器
62の各受光面621、622での受光量をそれぞれE
1、E2、第3の受光器63の各受光面631、632
での受光量をそれぞれF1、F2とすると、差動プッシ
ュプル法により、トラッキングエラー信号DPPは下式
(1) DPP=−(A+D)+(B+C)+K((E2−E1)+(F2−F1)) ・・・(1) なお、Kは定数 で求めることができる。
【0032】このトラッキングエラー信号DPPに基づ
いて、対物レンズ51をトラッキング方向に移動させれ
ば、メインビーム10は光記録ディスク9のトラック9
1を走査することができる。
【0033】また、対物レンズ51をトラッキング方向
に移動させた場合には、図4(C)に示すように、光検
出器6上においてメインビーム10およびサブビーム1
1、12の光スポット102、112、122が同じ方
向に移動する。このため、第1の受光器61の各受光面
611〜614、第2の受光器62の各受光面621、
622、および第3の受光器63の各受光面631、6
32での受光量が変動するが、式(1)によれば、その
ために発生するトラッキングエラーオフセットを除去す
ることができる。但し、トラッキングエラーオフセット
を除去するには、対物レンズ51が中立位置にあるとき
に、メインビーム10の光スポット102の中心および
サブビーム11、12の光スポット112、122の中
心が第1〜第3の受光器61〜63の分割線615、6
23、633に合っていなければならない。
【0034】ここで、本形態の光ピックアップ装置1で
は、前記したように、回折格子53を光軸Lの方向に移
動させることができるので、各光スポット102、11
2、122の中心を分割線615、623、633に合
わせることができる。すなわち、回折格子53を光軸方
向に移動させると、回折格子53から光記録ディスク9
までの光路長が変わる。このため、図4(A)に示すよ
うに、光記録ディスク9に形成されたメインビーム10
の光スポット101とサブビーム11、12の光スポッ
ト111、121とのピッチPが変わる。同時に、図4
(B)に示すように、光検出器6に形成されたメインビ
ーム10の光スポット102とサブビーム11、12の
光スポット112、122とのピッチP1が変わる。従
って、メインビーム10の光スポット102の中心を第
1の受光器61の分割線615に合わせ、ピッチP1を
変えれば、サブビーム11、12の光スポット112、
122の中心を第2および第3の受光器62、63の分
割線623、633に合わせることができる。
【0035】例えば、図4(B)に一点鎖線で示す光ス
ポット113、123のように、ピッチP1が広すぎる
場合には、図3に矢印Bで示すように、回折格子53を
光記録ディスク9から遠ざける方向に移動させれば、サ
ブビーム11、12の光スポット113、123を内側
に移動させることができる。また、図4(B)に二点鎖
線で示す光スポット114、124のように、ピッチP
1が狭すぎる場合には、図3に矢印Cで示すように、回
折格子53を光記録ディスク9に近付ける方向に移動さ
せれば、サブビーム11、12の光スポット114、1
24を外側に移動させることができる。
【0036】具体的には、レーザダイオード52から出
射されたレーザ光が光記録ディスク9に到達するまでの
往路の光学系の倍率が4.1倍、かつ、光記録ディスク
9から光検出器6に戻るまでの復路の光学系の倍率が
9.4倍であるとき、回折格子53を矢印Cの方向に
0.1mm移動させると、光記録ディスク9上のピッチ
Pを約0.5μm、光検出器6上のピッチP1を約5μ
m拡げることができる。従って、光記録ディスク9上で
のピッチPは21.2μmから21.7μmになり、光
検出器6上でのピッチP1は200μmから205μm
になる。なお、この場合の回折格子53の調整の分解能
は0.01mm、精度は0.02mmとする。
【0037】このようにすれば、第2および第3の受光
器62、63の分割線623、633上にサブビーム1
1、12の光スポット112、122の中心を合わせる
ことができる。従って、差動プッシュプル法によってト
ラッキングエラーオフセットを確実に除去することがで
きる。
【0038】(その他の実施の形態)なお、上記形態で
は、ホルダ搭載部3の断面形状が半円状であるが、内面
31が回折格子ホルダ7の姿勢を規定する案内面として
機能すれば、ホルダ搭載部3の断面形状はV字形やU字
形等でもよい。
【0039】また、上記形態では板ばね8を用いている
が、回折格子ホルダ7をホルダ搭載部3に向けて押し付
けることができれば、板ばね8に限らず他の付勢部材を
用いることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ピック
アップ装置は、回折格子を保持した回折格子ホルダを溝
状に形成されたホルダ搭載部の案内面に当接させ、回折
格子ホルダの中心軸線がレーザ光の光軸と一致するよう
にホルダの姿勢を規定した状態で、付勢部材によって回
折格子ホルダをホルダ搭載部に保持している。ホルダ搭
載部は光軸方向に延びる溝状に形成されているので、回
折格子ホルダを光軸方向に移動させることができる。こ
のようにすれば、回折格子が光軸方向に移動するので、
光検出器上に形成される複数の回折光の光スポット同士
の間隔を変えることができる。従って、光検出器に構成
された各受光部の適切な位置に回折光の光スポットを配
置することができる。それ故、差動プッシュプル法によ
ってトラッキングエラーオフセットを確実に除去するこ
とができる。また、回折格子ホルダは円筒状に形成され
ているので、回折格子ホルダを中心軸線の回りに回転さ
せることができる。このようにすれば、回折格子が光軸
回りに回転するので、各回折光の光スポットを光記録デ
ィスクのトラックに対して適切な位置に配置できる。こ
のような回折格子ホルダの位置調整を行っている間、回
折格子ホルダの外周面はホルダ搭載部の案内面に当接し
たままなので、回折格子ホルダの光軸に対する姿勢は変
わらない。従って、回折格子の光軸に対する角度の調整
は不要である。しかも、回折格子ホルダは付勢部材によ
ってホルダ搭載部の案内面に押し付けられているので、
回折格子ホルダに与えた力を除去した時点で回折格子ホ
ルダの移動や回転が止まり、そこに保持される。従っ
て、回折格子の光軸方向の位置調整および光軸回りの角
度調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明を適用した光ピックアップ装
置の平面図、(B)は、(A)の底面図である。
【図2】(A)は、図1に示す装置に用いたホルダの断
面図、(B)は、図1に示す装置に用いたホルダの正面
図である。
【図3】図1に示す装置の回折格子のホルダ搭載部を拡
大して示す斜視図である。
【図4】(A)は、光記録ディスクにレーザ光が集光し
た様子を示す模式図、(B)は、図1に示す装置の光検
出器にレーザ光が集光した様子を示す説明図、(C)
は、図1に示す装置の光検出器にレーザ光が集光した様
子のうち対物レンズがトラッキング方向に移動したとき
の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置 2 フレーム 3 ホルダ搭載部 4 対物レンズ駆動装置 5 光学系 6 光検出器 7 回折格子ホルダ 8 板ばね(付勢部材) 9 光ディスク 10 メインビーム 11、12 サブビーム 31 ホルダ搭載部の内面(案内面) 51 対物レンズ 52 レーザダイオード(レーザ発光素子) 53 回折格子 54 ハーフミラー 55 コリメートレンズ 56 全反射ミラー 57 センサーレンズ 61 第1の受光器 62 第2の受光器 63 第3の受光器 72 ホルダの外周面 74 係合孔 101、102 メインビームの光スポット 111〜114、121〜124 サブビームの光スポ
ット 531 回折格子の表面 L 光軸 7L ホルダの中心軸線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発光素子と、該レーザ発光素子か
    ら出射されたレーザ光を複数の回折光に分割する回折格
    子と、前記回折光を光記録ディスクに集光させる対物レ
    ンズをフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆
    動する対物レンズ駆動装置と、前記光記録ディスクから
    の戻り光を検出する光検出器と、前記レーザ発光素子、
    前記回折格子、前記対物レンズ駆動装置、および前記光
    検出器が搭載されたフレームとを有する光ピックアップ
    装置において、 前記回折格子の表面が中心軸線に直交するように当該回
    折格子を保持する筒状の回折格子ホルダと、前記フレー
    ムにおいて前記レーザ発光素子から出射されたレーザ光
    の光軸方向に延びる溝状に形成され、内部に嵌め込まれ
    た前記回折格子ホルダの外周面が当接して当該回折格子
    ホルダの中心軸線を前記レーザ光の光軸と一致させるよ
    うに前記回折格子ホルダの姿勢を規定する案内面を備え
    たホルダ搭載部と、前記回折格子ホルダを前記ホルダ搭
    載部の前記案内面に向けて押し付ける付勢部材とを有す
    ることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回折格子ホルダ
    の外周面には、前記ホルダ搭載部内の前記案内面に沿っ
    て前記回折格子ホルダを軸線方向に移動させる際、およ
    び軸線回りに回転させる際に用いる調整具が係合可能な
    係合部が形成されていることを特徴とする光ピックアッ
    プ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記付勢部材は、前
    記回折格子ホルダの外周面のうち前記ホルダ搭載部から
    露出している部分に被さるように前記フレームに取り付
    けられた板ばねであり、 該板ばねには、前記係合部の周囲を開放状態にするよう
    に切欠きが形成されていることを特徴とする光ピックア
    ップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記フレームには、前記レーザ発光素子から出射された
    レーザ光を前記対物レンズに導くと共に、前記光記録デ
    ィスクからの戻り光を前記光検出器に導くハーフミラー
    が搭載されていることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005100613A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Thomson Licensing Sa 光記録媒体の読取り又は書込み装置の走査装置
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