JPH11311213A - シリンダ用位置検出装置 - Google Patents

シリンダ用位置検出装置

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JPH11311213A
JPH11311213A JP11680198A JP11680198A JPH11311213A JP H11311213 A JPH11311213 A JP H11311213A JP 11680198 A JP11680198 A JP 11680198A JP 11680198 A JP11680198 A JP 11680198A JP H11311213 A JPH11311213 A JP H11311213A
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magnetic
external magnetic
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cylinder
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JP11680198A
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Mitsutaka Yoshida
光孝 吉田
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Koganei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の磁気センサを用いて設計時間およびコ
ストの増加などを招くことなく、直流磁界による外部磁
界にも対応でき、かつ検出時の遅延時間を大幅に少なく
することができるシリンダ用位置検出装置を提供する。 【解決手段】 直流磁界による外部磁界にも対応できる
位置検出装置であって、それぞれ2つの磁気抵抗素子を
有する位置検出用の2つの磁気センサMR1,MR2
と、2つの磁気抵抗素子を有する外部磁界検出用の磁気
センサMR3と、磁気センサMR1〜MR3からの出力
信号を論理演算する論理回路などから構成され、外部磁
界が磁気センサMR1,MR2をONまたはOFFさせ
るように作用した時に、このON側、OFF側への作用
を磁気センサMR3により検出し、外部磁界検出信号k
により論理回路を制御して、最適動作範囲表示信号、位
置検出信号、許容動作範囲表示信号の外部磁界による変
化を禁止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダ用位置検
出装置の回路技術に関し、特に直流磁界による外部磁界
にも対応でき、かつ検出時の遅延時間を大幅に少なくす
ることが可能なシリンダ用位置検出装置に適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、シリンダ用位置検出装置においては、磁石が取り付
けられたピストンの位置を検出するために、シリンダの
摺動方向に互いに位置をずらして2つの磁気センサを配
置し、これらの磁気センサの出力信号を論理演算して最
適動作範囲表示信号と許容動作範囲表示信号とを発生さ
せ、緑色LEDの点灯により最適動作範囲を表示し、赤
色LEDの点灯により許容動作範囲を表示する技術など
が用いられている。
【0003】このようなシリンダ用位置検出装置におい
ては、磁気センサからの出力信号の電圧レベルが外部磁
界などの影響により変動することがあり、そのためにこ
の出力信号を論理演算する場合の基準電圧との間で、出
力信号の電圧レベルと基準電圧の電圧レベルとの電圧差
マージンをある程度大きくとり、誤動作することなく、
最適動作範囲、許容動作範囲を適正に表示させる必要が
ある。
【0004】たとえば、特開平8−145611号公
報、特開平8−145612号公報、特開平8−145
613号公報、特開平8−152301号公報に記載さ
れた技術においては、磁気センサに内蔵される磁気抵抗
素子のパターンの形状、ピッチなどを工夫して磁気セン
サからの出力信号の波形を変更し、最適動作範囲と許容
動作範囲との検出範囲を同じ程度の大きさにして、外部
磁界などによる誤動作を防止し、適正な最適動作範囲と
許容動作範囲とを設定することができる位置検出装置が
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な公報に記載の位置検出装置においては、たとえば自動
車組み立てラインのシリンダなどに取り付けられ、スポ
ット溶接などのロボット装置に用いられる。このスポッ
ト溶接機では主に交流電源が用いられているが、それに
対応して、前記公報に記載の位置検出装置においても交
流磁界による外部磁界に対応できるものと考えられる。
【0006】たとえば、現在実用に供されているもの
は、スポット溶接機の電源として交流電源を用いる場合
に対応した位置検出装置で、図8のように検出器21、
増幅器22、積分回路23,24、保持回路25からな
り、外部磁界の影響を除くために積分回路23,24を
使用している。これらの積分回路23,24はそれぞ
れ、ONディレー側はセンサがOFFからONするとき
の誤動作を防止するために設けられ、センサがONする
ときの遅延用で、OFFディレー側はセンサがONから
OFFするときの誤動作を防止するために設けられ、セ
ンサがOFFするときの遅延用であり、この遅延時間は
十ms程度である。
【0007】しかし、このような自動車組み立てライン
においては、設置スペースなどの問題からスポット溶接
機も小型化が求められてきており、そのためにトランス
を小さくできる直流電源を用いたスポット溶接機への移
行も考えられている。さらに、車体の軽量化とも相まっ
て、フレームの鉄からアルミニウムへの移行について
も、直流電源を用いたスポット溶接機が有望と考えられ
る。
【0008】また、前記公報に記載の位置検出装置にお
いては、磁気抵抗素子のパターンの形状、ピッチなどを
変更する必要があるために、この位置検出装置が取り付
けられるシリンダの設置環境などに対応して、新たに磁
気抵抗素子、さらには磁気センサを作り直すことが必要
となり、このために設計時間が増えるとともにコストの
増加などを招くことも考えられる。
【0009】そこで、本発明の目的は、既存の磁気セン
サを用いて設計時間およびコストの増加などを招くこと
なく、直流磁界による外部磁界にも対応でき、かつ検出
時の遅延時間を大幅に少なくすることができるシリンダ
用位置検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるシリンダ用
位置検出装置は、シリンダの摺動方向に互いに位置をず
らして配置され、それぞれピストンに取り付けられた磁
石により形成される磁界の磁束密度により電気抵抗が変
化する磁気抵抗素子を有する第1、第2の磁気センサ
と、シリンダの摺動方向に第1、第2の磁気センサが磁
石による磁界を検出しているときに同時に検出しないよ
うにこの磁気センサと位置をずらして配置され、外部磁
界のX軸方向、Y軸方向の磁束密度により電気抵抗が変
化する2つの磁気抵抗素子を有する第3の磁気センサ
と、この第3の磁気センサにより外部磁界のX軸方向、
Y軸方向の磁束密度を検知して出力される第1、第2の
信号を入力として、これらの信号を論理演算して外部磁
界による第1、第2の磁気センサからの位置検出出力の
変化を禁止するための外部磁界検出信号を出力する第1
の論理回路と、第1、第2の磁気センサにより磁石によ
る磁界の磁束密度を検知して出力される第3、第4の信
号と第1の論理回路からの外部磁界検出信号とを入力と
して、外部磁界検出信号が入力されていないときには第
3、第4の信号を論理演算して位置検出信号を出力し、
外部磁界検出信号が入力されたときには外部磁界が作用
する直前の状態の保持された第3、第4の信号を論理演
算した位置検出信号を出力する第2の論理回路とを有す
るものである。
【0011】よって、前記シリンダ用位置検出装置によ
れば、既存の磁気センサを用いて設計時間およびコスト
の増加などを招くことなく、直流磁界による外部磁界に
も対応でき、かつ検出時の遅延時間を大幅に少なくする
ことができる。この結果、シリンダ用位置検出装置の自
動車組み立てラインなどへの設置においては、スポット
溶接機などのシリンダ結合機器の小型化により狭いスペ
ースへの設置を可能とし、さらに車体の軽量化に伴うア
ルミニウムへの移行についても対応することができる。
特に、外部磁界が作用する直前の状態を保持するため
に、常に第3、第4の信号を保持するラッチ回路を設け
ることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態であるシリン
ダ用位置検出装置を示す回路図、図2は本実施の形態に
おいて、シリンダ用位置検出装置とシリンダとの取り付
け状態を示す概略断面図、図3は磁気センサを示す説明
図、図4はシリンダ用位置検出装置の通常動作を示す波
形図、図5はラッチ回路の真理値表を示す説明図、図6
および図7は外部磁界が作用している場合の動作を示す
波形図である。
【0014】まず、図1により本実施の形態のシリンダ
用位置検出装置の構成を説明する。
【0015】本実施の形態のシリンダ用位置検出装置
は、たとえば直流磁界による外部磁界にも対応できる位
置検出装置とされ、それぞれ2つの磁気抵抗素子を有す
る位置検出用の2つの磁気センサMR1,MR2と、同
様に2つの磁気抵抗素子を有する外部磁界検出用の磁気
センサMR3と、磁気センサMR3からの出力信号を論
理演算する第1の論理回路と、磁気センサMR1,MR
2からの出力信号と第1の論理回路からの出力信号とを
論理演算する第2の論理回路などから構成され、位置検
出信号、最適動作範囲表示信号、許容動作範囲表示信号
が出力されるようになっている。
【0016】2つの磁気センサMR1,MR2は、それ
ぞれピストンに取り付けられた磁石により形成される磁
界のX軸方向の磁束密度により電気抵抗が変化する磁気
抵抗素子と、磁界のY軸方向の磁束密度により電気抵抗
が変化する磁気抵抗素子とを有する電流磁気効果センサ
が用いられ、この出力信号の高レベル側が磁界のX軸方
向の磁束密度の検知による出力、低レベル側が磁界のY
軸方向の磁束密度の検知による出力となる。なお、必ず
しも2つの磁気抵抗素子を有する必要はなく、本実施の
形態においては、高レベル側の検知出力を得るためにX
軸方向の磁束密度による磁気抵抗素子のみを備えていれ
ばよい。
【0017】また、2つの磁気センサMR1,MR2
は、たとえば図2に示すように、シリンダ1内を摺動す
るピストン2の磁石3の位置を検出するために、このシ
リンダ1の摺動方向に互いに位置をずらして配置されて
いる。この各磁気センサMR1,MR2には一般的な既
存のものが用いられ、磁気センサMR1,MR2内の磁
気抵抗素子のパターン4,5は、たとえば図3に示すよ
うに磁界のX軸方向、Y軸方向の磁束密度により電気抵
抗が変化するような形状となっている。
【0018】磁気センサMR3は、特に外部磁界検出用
として設けられ、外部磁界のX軸方向の磁束密度により
電気抵抗が変化する磁気抵抗素子と、外部磁界のY軸方
向の磁束密度により電気抵抗が変化する磁気抵抗素子と
を有する電流磁気効果センサが用いられ、この出力信号
の高レベル側が外部磁界のX軸方向の磁束密度の検知に
よる出力、低レベル側が外部磁界のY軸方向の磁束密度
の検知による出力となる。なお、この磁気センサMR3
においても、前記磁気センサMR1,MR2と同様に磁
石3による磁界の磁束密度は検知されるが、位置検出に
関係することはない。
【0019】また、この磁気センサMR3は、たとえば
図2に示すように、特に外部磁界を検出するために、シ
リンダ1の摺動方向に磁気センサMR1,MR2が磁石
3による磁界を検出しているときに同時に検出しないよ
うにこの磁気センサMR1,MR2と位置をずらして配
置されている。この磁気センサMR3にも、前記磁気セ
ンサMR1,MR2と同様に一般的な既存のものが用い
られ、この磁気抵抗素子のパターン4,5も、たとえば
図3に示すように外部磁界のX軸方向、Y軸方向の磁束
密度により電気抵抗が変化するような形状となってい
る。
【0020】第1の論理回路は、外部磁界検出用の磁気
センサMR3からの出力信号を論理演算する論理回路か
らなり、2つの電圧比較器COM1,COM2、2つの
ダイオードD1,D2、インバータINV1、抵抗Rな
どから構成されている。
【0021】2つの電圧比較器COM1,COM2は、
それぞれ磁気センサMR3からの出力信号を入力とし
て、この入力信号と高レベルまたは低レベルの基準電圧
とを比較し、この比較結果が出力信号として出力され
る。このうち、電圧比較器COM1は、磁気センサMR
3からの出力信号を正入力端子の入力として、高レベル
の基準電圧Vhと比較される。また、電圧比較器COM
2は、磁気センサMR1からの出力信号を負入力端子の
入力として、低レベルの基準電圧Vlと比較される。
【0022】2つのダイオードD1,D2は、それぞれ
電圧比較器COM1,COM2からの出力信号を入力と
して、この信号を論理和し、この論理結果が出力信号と
して出力される。このダイオードD1,D2からの出力
信号は、インバータINV1により反転されて外部磁界
検出信号k(Enable)として出力される。
【0023】第2の論理回路は、磁気センサMR1,M
R2からの出力信号と第1の論理回路からの出力信号と
を論理演算する論理回路からなり、2つの電圧比較器C
OM3,COM4、2つのラッチ回路LAT1,LAT
2、5つの2入力の論理積回路AND1〜AND5、2
入力の論理和回路OR、2入力の排他的論理和回路EX
OR、2つのインバータINV2,INV3などから構
成されている。
【0024】2つの電圧比較器COM3,COM4は、
それぞれ磁気センサMR1,MR2からの出力信号を入
力として、この入力信号と高レベルの基準電圧とを比較
し、この比較結果が出力信号として出力される。このう
ち、電圧比較器COM3は、磁気センサMR1からの出
力信号を正入力端子の入力として、高レベルの基準電圧
Vrefと比較される。また、電圧比較器COM4は、
磁気センサMR2からの出力信号を正入力端子の入力と
して、高レベルの基準電圧Vrefと比較される。
【0025】2つのラッチ回路LAT1,LAT2は、
それぞれ電圧比較器COM3,COM4からの出力信号
に基づいて、常に新しい検出信号が入力されるまではそ
の直前の検出信号を保持する回路であり、特に外部磁界
が作用した場合には、この外部磁界が作用する直前の状
態の保持された検出信号が出力され、また外部磁界が作
用しない場合にはそのときの検出信号が出力されるよう
になっている。
【0026】このうち、ラッチ回路LAT1は、電圧比
較器COM3,COM4からの出力信号を論理積回路A
ND1により論理積演算し、さらにこの論理結果と外部
磁界検出信号kとを論理積回路AND2により論理積演
算し、この論理結果がセット端子S1の入力信号とな
る。またリセット端子R1には、セット端子S1への入
力信号がインバータINV2により反転され、さらにこ
の反転信号と外部磁界検出信号kとを論理積回路AND
3により論理積演算し、この論理結果が入力信号として
入力される。このラッチ回路LAT1の出力端子Q1か
らは最適動作範囲表示信号が出力される。
【0027】また、ラッチ回路LAT2は、電圧比較器
COM3,COM4からの出力信号を論理和回路ORに
より論理和演算し、さらにこの論理結果と外部磁界検出
信号kとを論理積回路AND4により論理積演算し、こ
の論理結果がセット端子S2の入力信号となる。またリ
セット端子R2には、セット端子S2への入力信号がイ
ンバータINV3により反転され、さらにこの反転信号
と外部磁界検出信号kとを論理積回路AND5により論
理積演算し、この論理結果が入力信号として入力され
る。このラッチ回路LAT2の出力端子Q2からは位置
検出信号が出力される。
【0028】排他的論理和回路EXORは、ラッチ回路
LAT1,LAT2の出力信号を入力として、この2つ
の入力信号を排他的論理和演算し、この演算結果が出力
信号として出力される。この排他的論理和回路EXOR
からは許容動作範囲表示信号が出力される。
【0029】以上のように構成される位置検出装置の、
ラッチ回路LAT2から出力される位置検出信号は外部
制御機器の制御信号として用いられ、さらにラッチ回路
LAT1から出力される最適動作範囲表示信号を入力と
して、たとえば図2に示す緑色LED6が点灯され、こ
の緑色LED6の点灯によりシリンダ1内のピストン2
と位置検出装置との間の最適動作範囲が表示され、また
排他的論理和回路EXORから出力される許容動作範囲
表示信号を入力として、赤色LED7が点灯され、この
赤色LED7の点灯によりシリンダ1内のピストン2と
位置検出装置との間の許容動作範囲が表示されるように
なっている。
【0030】また、この位置検出装置は、たとえば2つ
の磁気抵抗素子を有する2つの磁気センサMR1,MR
2が1つのチップ8に形成され、さらにこの磁気センサ
MR1,MR2と磁石3による磁界を同時に検出しない
ように位置をずらして配置される磁気センサMR3が1
つのチップ9に形成され、また第1、第2の論理回路も
1つのチップ10に形成され、この3つのチップ8〜1
0が基板11上に実装され、合成樹脂のケース12の中
に一体的に成形されて埋設されるような構成も可能と考
えられる。
【0031】次に、本実施の形態の作用について、始め
にシリンダ1内のピストン2の摺動に伴う位置検出装置
の通常動作を、図1の回路図を参照しながら図4の波形
図に基づいて説明する。
【0032】この位置検出装置はシリンダ1の所定の位
置に取り付けられ、このシリンダ1内を摺動するピスト
ン2に取り付けられた磁石3の磁界を3つの磁気センサ
MR1〜MR3のうち、2つの磁気センサMR1,MR
2で検知することにより、ピストンロッドのストローク
端の位置検出を最適動作範囲、許容動作範囲で表示する
ことができる。たとえば、図4においては、図2に示す
シリンダ1と磁気センサMR1,MR2との設定関係に
おいて、ピストン2が右方向から左方向へ摺動する例を
示している。
【0033】まず、ピストン2が右方向から左方向へ摺
動すると、このピストン2の磁石3により形成される磁
界を磁気センサMR1、磁気センサMR2の順で検知す
る。この際に、磁石3が近接して、最初にこの磁石3の
磁界を検知する磁気センサMR1の出力信号aは図4
(a) のようになり、続いて2つの磁気センサMR1,M
R2間の間隔分の時間をおいて、磁石3の磁界を検知す
る磁気センサMR2の出力信号bは図4(b) のようにな
る。この各出力信号a,bの高レベル側は磁界のX軸方
向の磁束密度を検知して出力され、低レベル側はY軸方
向の磁束密度を検知して出力される。
【0034】なお、通常動作においては、磁気センサM
R3も同様に、磁気センサMR1,MR2が磁石3によ
る磁界を検出しているときに同時に検出しないように、
磁気センサMR1,MR2が磁石3の磁界を検知する前
に図4(c) のように磁石3の磁界を検出するが、この磁
気センサMR3による出力信号cはピストンロッドのス
トローク端の位置検出に使われることはないが、以下の
ようにして第1の論理回路により論理演算される。この
磁気センサMR3の出力信号cは、高レベル側が磁界の
X軸方向の磁束密度を検知して出力され、低レベル側が
Y軸方向の磁束密度を検知して出力される。
【0035】この磁気センサMR3からの出力信号cは
電圧比較器COM1の正入力端子、電圧比較器COM2
の負入力端子にそれぞれ入力され、このうち電圧比較器
COM1では磁気センサMR3からの出力信号cと高レ
ベルの基準電圧Vhとを比較し、この比較結果の出力信
号fは図4(f) のようになり、この出力信号fは磁界の
X軸方向の磁束密度の検知による基準電圧Vh以上で高
電圧レベル“1”の信号となる。また、電圧比較器CO
M2では磁気センサMR3からの出力信号cと低レベル
の基準電圧Vlとを比較し、この比較結果の出力信号g
は図4(g) のようになり、この出力信号gは磁界のY軸
方向の磁束密度の検知による基準電圧Vl以下で高電圧
レベル“1”の信号となる。
【0036】さらに、この電圧比較器COM1,COM
2からの出力信号f,gを、それぞれダイオードD1,
D2に入力して論理和演算し、さらにこの論理結果をイ
ンバータINV1に入力して反転し、この反転信号は図
4(k) のような外部磁界検出信号kとなる。この外部磁
界検出信号kは、磁気センサMR3の出力信号cが高レ
ベルの基準電圧Vh以上、低レベルの基準電圧Vl以下
の範囲で低電圧レベルの“0”となり、それ以外の2つ
の磁気センサMR1,MR2が磁石3の磁界を検知する
範囲などでは高電圧レベルの“1”となる。
【0037】ここで、磁気センサMR1,MR2による
位置検出の通常動作の説明に戻ると、磁気センサMR
1,MR2からの出力信号a,bを入力として、このう
ち電圧比較器COM3は、磁気センサMR1からの出力
信号aと高レベルの基準電圧Vrefとを比較する。こ
の比較結果の出力信号dは図4(d) のようになり、この
出力信号dは磁界のX軸方向の磁束密度の検知による基
準電圧Vref以上で高電圧レベル“1”の信号とな
る。また、電圧比較器COM4は、磁気センサMR2か
らの出力信号bと高レベルの基準電圧Vrefとを比較
する。この比較結果の出力信号eは図4(e) のようにな
り、この出力信号eは磁界のX軸方向の磁束密度の検知
による基準電圧Vref以上で高電圧レベル“1”の信
号となる。
【0038】続いて、2つの電圧比較器COM3,CO
M4の出力信号d,eを入力として、論理積回路AND
1はこの2つの入力信号を論理積演算し、さらにこの演
算結果と外部磁界検出信号kとを入力として、論理積回
路AND2はこの2つの入力信号を論理積演算し、この
演算結果の出力信号hは図4(h) のようになり、この出
力信号hはラッチ回路LAT1のセット端子S1の入力
信号となる。また、ラッチ回路LAT1のリセット端子
R1には、セット端子S1への入力信号をインバータI
NV2により反転し、さらにこの反転信号と外部磁界検
出信号kとを入力として、論理積回路AND3はこの2
つの入力信号を論理積演算し、この論理結果がリセット
端子R1の入力信号となる。
【0039】そして、このラッチ回路LAT1は図5に
示すような真理値表に基づいて動作する。すなわち、通
常動作時に、磁気センサMR1,MR2に磁石3による
磁界が作用している間は、外部磁界検出信号kが“1”
なので、磁気センサMR1,MR2による出力信号a,
bから論理演算されてセット端子S1に入力された信号
は、そのままラッチ回路LAT1の出力端子Q1からの
出力信号hとなり、この出力信号hは図4(h) のような
最適動作範囲表示信号となる。この最適動作範囲表示信
号は、たとえば緑色LED6の点灯に用いられ、この緑
色LED6の点灯によりシリンダ1内のピストン2と位
置検出装置との間の最適動作範囲を表示することができ
る。
【0040】同様に、2つの電圧比較器COM3,CO
M4の出力信号d,eを入力として、論理和回路ORは
この2つの入力信号を論理和演算し、さらにこの演算結
果と外部磁界検出信号kとを入力として、論理積回路A
ND4はこの2つの入力信号を論理積演算し、この演算
結果の出力信号iは図4(i) のようになり、この出力信
号iはラッチ回路LAT2のセット端子S2の入力信号
となる。また、ラッチ回路LAT2のリセット端子R2
には、セット端子S2への入力信号をインバータINV
3により反転し、さらにこの反転信号と外部磁界検出信
号kとを入力として、論理積回路AND5はこの2つの
入力信号を論理積演算し、この論理結果がリセット端子
R2の入力信号となる。
【0041】そして、このラッチ回路LAT2は、ラッ
チ回路LAT1と同様に図5に示すような真理値表に基
づいて動作し、通常動作時に、磁気センサMR1,MR
2に磁石3による磁界が作用している間は、外部磁界検
出信号kが“1”なので、磁気センサMR1,MR2に
よる出力信号a,bから論理演算されてセット端子S2
に入力された信号は、そのままラッチ回路LAT2の出
力端子Q2からの出力信号iとなり、この出力信号iは
図4(i) のような位置検出信号となる。この位置検出信
号は、たとえばシリンダ1と関連して駆動される電磁弁
などの制御機器の制御信号などに用いられる。
【0042】また、ラッチ回路LAT1の出力信号hと
ラッチ回路LAT2の出力信号iとを入力として、排他
的論理和回路EXORは、この2つの入力信号を排他的
論理和演算する。この演算結果の出力信号jは図4(j)
のようになり、この出力信号jは最適動作範囲表示信号
と位置検出信号とを入力とした許容動作範囲表示信号と
なる。この許容動作範囲表示信号は、たとえば赤色LE
D7の点灯に用いられ、この赤色LED7の点灯により
シリンダ1内のピストン2と位置検出装置との間の許容
動作範囲を表示することができる。
【0043】以上のようにして、位置検出装置をシリン
ダ1の所定の位置に取り付ける場合に、ピストン2に取
り付けられた磁石3を2つの磁気センサMR1,MR2
で検知し、ピストンロッドのストローク端の位置検出を
緑色LED6と赤色LED7の点灯により表示すること
ができるので、位置検出装置の取り付け位置が最適動作
範囲にあるか、またはこの最適動作範囲の側方の許容動
作範囲にあるかを認識することができる。
【0044】次に、ピストン2の磁石3による磁界以外
の直流磁界、交流磁界などの外部磁界が発生し、この外
部磁界が作用した場合の動作を、図1の回路図を参照し
ながら図6および図7の波形図に基づいて説明する。図
6は、磁気センサMR1,MR2がON時に、これをO
FF側へ外部磁界が作用する場合、図7は、逆に磁気セ
ンサMR1,MR2がOFF時に、これをON側へ外部
磁界が作用する場合をそれぞれ示している。
【0045】たとえば、図6(d),(e) のように外部磁界
により磁気センサMR1,MR2がON側からOFF側
へ作用する場合には、磁気センサMR3からの出力信号
cを入力とする電圧比較器COM1,COM2のうち、
電圧比較器COM2の出力信号gが図6(g) のように
“0”から“1”に変化して外部磁界によるOFF側へ
の作用を検出し、図6(k) のように外部磁界検出信号k
は“1”から“0”に変化する。
【0046】そして、この外部磁界検出信号kが論理積
回路AND2〜AND5に入力されることにより、ラッ
チ回路LAT1,LAT2のセット端子S1,S2、リ
セット端子R1,R2への入力信号が“0”になる。こ
れにより、ラッチ回路LAT1,LAT2は、直前の状
態を保持して出力端子Q1,Q2からの出力信号が“N
o Change”となり、最適動作範囲表示信号、位
置検出信号、許容動作範囲表示信号は外部磁界が作用す
る前の状態、すなわち磁気センサMR1,MR2のON
時の状態を保持した信号となるので、外部磁界の影響を
受けることがない。
【0047】逆に、図7(d),(e) のように外部磁界によ
り磁気センサMR1,MR2がOFF側からON側へ作
用する場合には、磁気センサMR3からの出力信号cを
入力とする電圧比較器COM1,COM2のうち、電圧
比較器COM1の出力信号fが図6(f) のように“0”
から“1”に変化して外部磁界によるON側への作用を
検出し、図7(k) のように外部磁界検出信号kは“1”
から“0”に変化する。
【0048】そして、この外部磁界検出信号kが論理積
回路AND2〜AND5に入力されることにより、ラッ
チ回路LAT1,LAT2のセット端子S1,S2、リ
セット端子R1,R2への入力信号が“0”になる。こ
れにより、ラッチ回路LAT1,LAT2は、直前の状
態を保持して出力端子Q1,Q2からの出力信号が“N
o Change”となり、最適動作範囲表示信号、位
置検出信号、許容動作範囲表示信号は外部磁界が作用す
る前の状態、すなわち磁気センサMR1,MR2のOF
F時の状態を保持した信号となるので、外部磁界の影響
を受けることがない。
【0049】以上のようにして、外部磁界が磁気センサ
MR1,MR2をONさせるように、またはOFFさせ
るように作用した時に、このON側、OFF側への作用
を磁気センサMR3により検出し、外部磁界検出信号k
により論理回路を制御して、ラッチ回路LAT1からの
出力の最適動作範囲表示信号、ラッチ回路LAT2から
の出力の位置検出信号、ラッチ回路LAT1,LAT2
を介した排他的論理和回路からの出力の許容動作範囲表
示信号の外部磁界による変化を禁止することができる。
【0050】従って、本実施の形態のシリンダ用位置検
出装置によれば、磁気抵抗素子を有する位置検出用の2
つの磁気センサMR1,MR2と、2つの磁気抵抗素子
を有する外部磁界検出用の磁気センサMR3と、磁気セ
ンサMR3からの出力信号を処理する電圧比較器COM
1,COM2などからなる第1の論理回路と、磁気セン
サMR1,MR2からの出力信号を処理する電圧比較器
COM3,COM4、ラッチ回路LAT1,LAT2な
どからなる第2の論理回路から構成されることにより、
磁気センサMR3からの検出信号に基づく外部磁界検出
信号kによって外部磁界の影響が無視できるので、直流
磁界、交流磁界などの外部磁界にも対応することができ
る。この結果、特に直流磁界に対応できるので、自動車
組み立てラインなどへの設置においては、スポット溶接
機などを小型化できるので狭いスペースへ設置すること
が可能となり、さらに車体の軽量化についても、フレー
ムの鉄からアルミニウムへの移行に対して良好に対応す
ることができる。
【0051】さらに、外部磁界検出用の磁気センサMR
3も同様に、磁気センサMR1,MR2が磁石3による
磁界を検出しているときに同時に検出しないように、同
じケース12内に内蔵されて配置されることで、検出時
の遅延時間を大幅に少なくすることができる。また、一
般的な既存の磁気センサMR1〜MR3を用いているの
で、設計時間およびコストの増加などを招くこともな
い。
【0052】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、外部磁界検出用
の磁気センサからの出力信号を論理演算して外部磁界検
出信号を出力する第1の論理回路については、図1のよ
うな論理構成に限られるものではなく、第2の論理回路
との接続関係から他の論理構成とすることも可能であ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、第1、第2の磁気セン
サと、外部磁界のX軸方向、Y軸方向の磁束密度により
電気抵抗が変化する磁気抵抗素子を有する第3の磁気セ
ンサと、各磁気センサからの出力信号を論理演算する論
理回路を有することで、既存の磁気センサを用いて設計
時間およびコストの増加などを招くことなく、直流磁界
による外部磁界にも対応でき、かつ検出時の遅延時間を
大幅に少なくすることができる。
【0054】この結果、シリンダ用位置検出装置の自動
車組み立てラインなどへの設置においては、スポット溶
接機などのシリンダ結合機器の小型化により狭いスペー
スへの設置を可能とし、さらに車体の軽量化に伴うアル
ミニウムへの移行についても対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるシリンダ用位置検
出装置を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態において、シリンダ用位
置検出装置とシリンダとの取り付け状態を示す概略断面
図である。
【図3】本発明の一実施の形態において、磁気センサを
示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態において、シリンダ用位
置検出装置の通常動作を示す波形図である。
【図5】本発明の一実施の形態において、ラッチ回路の
真理値表を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態において、外部磁界が作
用している場合(OFF側へ)の動作を示す波形図であ
る。
【図7】本発明の一実施の形態において、外部磁界が作
用している場合(ON側へ)の動作を示す波形図であ
る。
【図8】本発明の前提となるシリンダ用位置検出装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 3 磁石 4,5 パターン 6 緑色LED 7 赤色LED 8〜10 チップ 11 基板 12 ケース 21 検出器 22 増幅器 23,24 積分回路 25 保持回路 MR1〜MR3 磁気センサ COM1〜COM4 電圧比較器 D1,D2 ダイオード INV1〜INV3 インバータ R 抵抗 LAT1,LAT2 ラッチ回路 AND1〜AND5 論理積回路 OR 論理和回路 EXOR 排他的論理和回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの摺動方向に互いに位置をずら
    して配置され、それぞれピストンに取り付けられた磁石
    により形成される磁界の磁束密度により電気抵抗が変化
    する磁気抵抗素子を有する第1、第2の磁気センサと、 前記シリンダの摺動方向に前記第1、第2の磁気センサ
    が前記磁石による磁界を検出しているときに同時に検出
    しないように前記第1、第2の磁気センサと位置をずら
    して配置され、外部磁界のX軸方向、Y軸方向の磁束密
    度により電気抵抗が変化する2つの磁気抵抗素子を有す
    る第3の磁気センサと、 前記第3の磁気センサにより前記外部磁界のX軸方向、
    Y軸方向の磁束密度を検知して出力される第1、第2の
    信号を入力として、これらの信号を論理演算して前記外
    部磁界による前記第1、第2の磁気センサからの位置検
    出出力の変化を禁止するための外部磁界検出信号を出力
    する第1の論理回路と、 前記第1、第2の磁気センサにより前記磁石による磁界
    の磁束密度を検知して出力される第3、第4の信号と前
    記第1の論理回路からの外部磁界検出信号とを入力とし
    て、前記外部磁界検出信号が入力されていないときには
    前記第3、第4の信号を論理演算して位置検出信号を出
    力し、前記外部磁界検出信号が入力されたときには前記
    外部磁界が作用する直前の状態の保持された前記第3、
    第4の信号を論理演算した位置検出信号を出力する第2
    の論理回路と、を有することを特徴とするシリンダ用位
    置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリンダ用位置検出装置
    であって、前記外部磁界が作用する直前の状態を保持す
    るために、常に前記第3、第4の信号を保持するラッチ
    回路が設けられていることを特徴とするシリンダ用位置
    検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005291387A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Taiyo Ltd 移動する磁気物体の検知方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005291387A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Taiyo Ltd 移動する磁気物体の検知方法および装置

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