JPH1131042A - コード表データ作成時の属性即時チェック方法及び装置 - Google Patents

コード表データ作成時の属性即時チェック方法及び装置

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JPH1131042A
JPH1131042A JP9186260A JP18626097A JPH1131042A JP H1131042 A JPH1131042 A JP H1131042A JP 9186260 A JP9186260 A JP 9186260A JP 18626097 A JP18626097 A JP 18626097A JP H1131042 A JPH1131042 A JP H1131042A
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Hiroshi Hayama
浩 端山
Asami Sakurazawa
麻美 櫻澤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力画面におけるデータの入力装置において、
チェック条件がデータの入力後に変更になった場合に
は、新規条件でチェックすることができない。 【解決手段】入力画面中の入力情報に対して、入力位置
取得手段と、入力データに対応するデータ項目名称と、
データタイプと、データ長を設定するフィールドを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシステム開発におけ
るコード定義工程において、コード表定義作業の効率・
品質を向上させるための入力データチェック方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発明に最も近い公知例としては、特開平
5−11909号公報「データ入力方法」が挙げられ
る。この公知例は、データの有効性をチェックでき、ま
た、データの定義、変更、修正等を容易に行なうことの
できる記述容易なデータ入力方法を提供するためのもの
で、本公知例は表形式の入力画面におけるデータの入力
装置において、入力データのチェック内容を定義する言
語によって記述されたプログラムを実行して入力データ
の有効性を、データ入力即時、ファイルのクローズ時、
データ入力完成登録時のそれぞれのタイミングを選択す
ることによって、チェックすることを可能とする技術に
ついて開示されている。しかし、この方法では、チェッ
ク条件がデータの入力後に変更になった場合に既に入力
してあるデータに対して、新規条件でチェックを行なう
ことができない。
【0003】さらに特開平6−28079号公報「画面
の文字入力方式」では、文字入力時に表示入力画面上の
入力箇所となる入力フィールドに入力できる文字タイプ
を決めることにより、入力フィールドの入力情報に対応
した文字タイプを設定し、入力文字を限定することがで
きる画面の文字入力方式を開示しており、当該入力フィ
ールドに最初に入力された文字と文字タイプを、テキス
トバッファと入力文字タイプ記憶手段に格納し、2回目
以降の入力データに対して、その有効性をチェックする
入力方式についての技術が開示されている。
【0004】しかし、COBOLのXタイプのように、
英数文字と全角文字を同時に入力可能とするようなデー
タの入力を実現できない。また、チェック条件が文字タ
イプのみであり、データ長についてはチェックできな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術では、
データ入力終了後に、仕様変更等で、データのチェック
条件が変更になった場合に再度定義済みの入力データを
チェックし直す必要がある。また、チェックレベルを設
定できないことにより、無用に厳しいチェックを受けて
しまうといった課題があった。
【0006】本発明の目的はこのような問題点を改善
し、入力データに対するチェックの実行を、チェック条
件の変更のタイミングでも行なえるようにすることによ
り、データの定義、変更、修正を容易に行なえるように
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、データ入力を必要とするシステムにおいて、入力
データに対応するデータ項目名称と、データタイプと、
データ長を設定するフィールドを備え、そのカラムに対
応したデータを入力するためのフィールドを必要数だけ
保持でき、そのカラムを必要なデータ項目数分保持でき
るデータ入力画面を保持するようにする。さらに、デー
タ入力画面において、データ入力画面上の入力位置を取
得する手段と、データ項目名称の妥当性を判断するため
の手段と、データ属性の妥当性を判断する手段と、デー
タ属性と入力データの関連をチェックする手段で構成す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】これより、本発明の実施例につい
て、コード設計時のデータ入力を例として説明する。
【0009】その際に、便宜上、データ属性の妥当性を
判断する手段を、データタイプの妥当性を判断する手段
と、データ長の妥当性を判断する手段とに分割する。
【0010】図1は、本発明の構成を表す図である。表
形式のデータ入力画面(101)、データ記憶装置(1
02)、チェックレベル設定画面(103)、データチ
ェック実行部(104)からなる。
【0011】ここで、各箇所(101〜104)につい
ての詳細を説明する。まず、データ入力画面(101)
を図2で説明する。データ入力画面は表形式のエディタ
であり、コードデータの定義を列単位に行なう。1行目
はデータ項目名称入力行(201)であり、TDFK−
CD,TDFK−KJ,TDFK−KNといったデータ
項目名称が入力される。2行目はデータタイプ入力行
(202)であり、X(タイプ)、N(タイプ)といっ
たデータタイプが入力される。3行目はデータ長入力行
(203)であり、2(桁)、5(桁)、10(桁)と
いった定義可能なデータ長を入力する。4行目以降はコ
ードデータ入力行であり、01、02、03、北海道、
青森県、秋田県、・・・といったコードデータが入力さ
れる。
【0012】次にデータ記憶装置(102)は、データ
入力画面(101)の状態を表形式で格納する記憶装置
であり、メモリ上に格納するかハードディスク上に格納
するかは問わない。また、データ記憶装置(102)へ
のデータの変更は、データ入力画面(101)でデータ
入力が発生したタイミングで行なわれる。
【0013】次にチェックレベル設定画面(103)を
図3で説明する。コンパイル時に発生するエラーは、オ
ブジェクトモジュールを生成することの出来ないエラー
(Serious Error;Sレベルエラー)と、オブジェク
トモジュール生成可能なエラー(Warning Error;W
レベルエラー)に大別することができる。チェックレベ
ル設定画面(103)では、データ入力画面にてデータ
入力が発生した際に、その入力データに対してチェック
するレベルをSレベルエラー・Wレベルエラーともにチ
ェックするか、Sレベルエラーのみをチェックするかと
いったチェックレベル指定(302)をオプションボタ
ンのクリックによって設定する。このようにチェックす
るエラーレベルを設定することによって、例えばチェッ
クレベル指定(302)において「Sレベルエラーの
み」を設定しておくことにより、重大なエラーのみをチ
ェックできるようになるため、無用に厳しいエラーチェ
ックを実行しなくなり、データ定義作業の効率を向上で
きる。また、各種のプログラム言語はそれぞれ、定義で
きるデータ項目名称の長さ、プログラム記述中に使用で
きない文字セット(禁則文字の集合)、使用できるデー
タタイプ(型)、それぞれのデータタイプに定義できる
最大データ長、それぞれのデータタイプで定義できる文
字セット(使用できる文字の集合)、等をそれぞれの言
語仕様として持つ。そこで、エラーレベルの設定と同時
に入力データのチェックをどのプログラム言語の基準に
よって行なうかを対象言語(303)として設定する。
【0014】次にデータチェック実行部(104)は、
データ入力が発生した位置を取得するデータ入力位置取
得手段(105)、データ項目名称チェック手段(10
6)、データタイプチェック手段(107)、データ長
チェック手段(108)、コードデータチェック手段
(109)、チェックレベル取得手段(110)、エラ
ー表示手段(111)とで構成される。
【0015】データ入力画面(101)でデータ入力が
発生すると、その入力結果はデータ記憶装置(102)
に反映され、入力位置取得手段(105)に制御が移
る。
【0016】入力位置取得手段(105)では、更新さ
れたデータ記憶装置(102)から更新されたセルの位
置を取得し、それぞれ、処理をデータ項目名称チェック
手段(106)、データタイプチェック手段(10
7)、データ長チェック手段(108)、コードデータ
チェック手段(109)に処理を振り分ける。ここで、
セルとは表形式のデータ入力画面における行(タプル)
と列(カラム)の交差する部分を指す。
【0017】データ項目名称チェック手段(106)
は、データ入力が発生したセル位置がデータ項目名称入
力行(201)であった場合に実行され、入力が発生し
たセルに対応するデータをデータ記憶装置(102)か
ら取り出し、チェックレベル取得手段(110)で取得
したレベルに応じて、チェックレベル設定画面(10
3)の対象言語(303)で指定した言語で使用可能な
名称であるかをチェックする。その際、エラーが検出さ
れた場合は、そのエラー情報をエラー表示手段(11
1)に渡す。この時、エラー表示手段(111)に渡さ
れるエラー情報とは、エラーが発生したセル位置とエラ
ーコードである。以降、エラー表示手段(111)に渡
されるエラー発生セル位置、エラーコードを総称してエ
ラー情報という。
【0018】データタイプチェック手段(107)は、
データ入力が発生したセル位置がデータタイプ入力行
(202)であった場合に実行され、入力が発生したセ
ルに対応するデータをデータ記憶装置(102)から取
り出し、チェックレベル取得手段(110)で取得した
レベルに応じて、チェックレベル設定画面(103)の
対象言語(303)で指定した言語で使用可能なデータ
タイプであるかをチェックする。その際、エラーが検出
された場合は、そのエラー情報をエラー表示手段(11
1)に渡す。入力されたデータタイプが正常であれば、
次に列単位のチェックを行なう。該当する列のデータ長
入力行(203)とコードデータ入力行(204)にお
けるデータの定義の有無を確認し、定義されていた場
合、データ長やコードデータについてのチェックが実行
される。
【0019】データ長チェック手段(108)は、デー
タ入力が発生したセル位置がデータ長入力行(203)
であった場合に実行され、入力が発生したセルに対応す
るデータをデータ記憶装置(102)から取り出し、チ
ェックレベル取得手段(110)で取得したレベルに応
じて、チェックレベル設定画面(103)の対象言語
(303)で指定した言語に適合したデータ長であるか
をチェックする。その際、エラーが検出された場合は、
そのエラー情報をエラー表示手段(111)に渡す。入
力されたデータ長が正常であれば、次に列単位のチェッ
クを行なう。該当する列のデータタイプ入力行(20
2)にデータが定義されている場合は、チェックレベル
指定画面(103)の対象言語(303)で指定した言
語仕様に基づいた、データタイプとデータ長の関連チェ
ックを行なう。また、該当する列のコードデータ入力行
(204)にデータが定義されている場合は、チェック
レベル指定画面(103)の対象言語(303)で指定
した言語仕様に基づいた、コードデータとデータ長の関
連チェックを行なう。
【0020】コードデータチェック手段(109)は、
データ入力が発生したセル位置がコードデータ入力行
(204)であった場合に実行され、入力が発生したセ
ルに対応するデータをデータ記憶装置(102)から取
り出し、チェックレベル取得手段(110)で取得した
レベルに応じて、チェックレベル設定画面(103)の
対象言語(303)で指定した言語仕様に適合したデー
タであるかを、該当する列のデータタイプ入力行(20
2)のデータ、データ長入力行(203)のデータとの
関連を含めてチェックする。その際、エラーが検出され
た場合は、そのエラー情報をエラー表示手段(111)
に渡す。
【0021】チェックレベル取得手段(110)は、チ
ェックレベル設定画面(103)で設定された値を取得
し、それぞれのチェック手段にその値を渡す。
【0022】エラー表示手段(111)は、各チェック
手段で、入力データにエラーが検出された場合に起動さ
れ、起動時に各チェック処理からエラー情報を取得し、
それを元にエラーメッセージを作成して、データ入力画
面(101)上の適切な場所に表示する。
【0023】次に各処理のフローチャートについて説明
する。
【0024】図4は入力位置取得手段(105)の処理
フローチャートである。
【0025】以降、Cur_Rowはデータ入力が発生した
行位置、CurColはデータ入力が発生した列位置を表す
ものとする。
【0026】ステップ401ではデータ入力が発生した
位置をデータ記憶装置(102)のデータが更新された
位置からCur_Row,Cur_Colに取得する。そこで取得
したCur_Rowの値により入力データのチェック方法を
決定する。ここでは、データ入力が1行目、すなわちデ
ータ項目名称入力行(201)に発生した場合は(ステ
ップ402で’YES’の場合)データ項目名称チェッ
ク手段(405)に、2行目、すなわちデータタイプ入
力行(202)に発生した場合は(ステップ403で’
YES’の場合)データタイプチェック手段(406)
に、3行目、すなわちデータ長入力行(203)に発生
した場合は(ステップ404で’YES’の場合)デー
タ長チェック手段(407)に、4行目以降、すなわち
コードデータ入力行(204)に発生した場合は(40
4で’NO’の場合)コートデータチェック手段(40
8)に処理の実行を振り分けるものとする。
【0027】図5はデータ項目名称チェック手段(10
6)の処理フローチャートである。この処理はデータ項
目名称入力行(201)で入力が発生した場合に実行さ
れる。
【0028】ステップ501では入力されたデータ項目
名称の長さと対象言語(303)で設定されている言語
の定義長の制限値との比較判定を行なう。データ項目名
称の長さが定義長の制限値を越えていた場合は、ステッ
プ503へ進む。ステップ503では、そのエラーがS
レベルか、Wレベルかが判定され、チェックレベル取得
手段(110)で取得したチェックレベル(Sレベルの
みチェックするか、Wレベルもチェックするか)と比較
される。そこでエラーがWレベルでチェックレベルが
「Sレベルのみチェックする」であればステップ502
へ進み、エラーがSレベル、またはエラーがWレベルで
チェックレベルが「Wレベルもチェックする」であれ
ば、そのエラー情報とともにエラー表示手段(111)
に処理を移し(ステップ505)、処理を終了する。デ
ータ項目名称の長さが定義長の制限値以内である場合は
ステップ502へ進む。ステップ502では、入力され
たデータ項目名称が対象言語(303)で使用可能な文
字セットで構成されているかを判定する。使用可能な文
字セットで構成されていれば、データ項目名称のチェッ
ク処理をエラーなしとして終了する。使用可能な文字セ
ット以外の文字が使用されている場合は、ステップ50
4へ進む。ステップ504では、そのエラーがSレベル
か、Wレベルかが判定され、チェックレベル取得手段
(110)で取得したチェックレベル(Sレベルのみチ
ェックするか、Wレベルもチェックするか)と比較され
る。そこでエラーがWレベルでチェックレベルが「Sレ
ベルのみチェックする」であれば問題なしとしてチェッ
ク処理を終了し、エラーがSレベル、またはエラーがW
レベルでチェックレベルが「Wレベルもチェックする」
であれば、そのエラー情報とともにエラー表示手段(1
11)に処理を移し(ステップ505)、処理を終了す
る。
【0029】図6はデータタイプチェック手段(10
7)の処理フローチャートであり、図7は図6の続きで
ある。この処理はデータタイプ入力行(202)で入力
が発生した場合に実行される。
【0030】ステップ601では、入力データが対象言
語(303)で定義可能なデータタイプであるかを判定
する。入力データが定義可能なデータタイプに適合しな
い場合は、ステップ607へ進む。ステップ607で
は、そのエラーがSレベルか、Wレベルかが判定され、
チェックレベル取得手段(110)で取得したチェック
レベル(Sレベルのみチェックするか、Wレベルもチェ
ックするか)と比較される。そこでエラーがWレベルで
チェックレベルが「Sレベルのみチェックする」であれ
ばステップ602へ進み、エラーがSレベル、またはエ
ラーがWレベルでチェックレベルが「Wレベルもチェッ
クする」であれば、そのエラー情報を一旦バッファに格
納し(ステップ708)、その情報とともにエラー表示
手段(111)に処理を移し(ステップ709)、処理
を終了する。入力データが対象言語(303)で定義可
能なデータタイプであった場合はステップ602へ進
む。ステップ602では、当該列のデータ長入力行(2
03)におけるデータの有無の判定をする。データ長が
定義されていると判定された場合には、ステップ603
に進む。ステップ603では、定義されていたデータ長
とデータタイプの関連について、対象言語(303)の
仕様に基づいて、定義可能な範囲にあるかをチェックす
る。データ長が当該データタイプで定義可能な範囲にな
い場合には、ステップ604に進む。ステップ604で
は、そのエラーがSレベルか、Wレベルかが判定され、
チェックレベル取得手段(110)で取得したチェック
レベル(Sレベルのみチェックするか、Wレベルもチェ
ックするか)と比較される。そこでエラーがWレベルで
チェックレベルが「Sレベルのみチェックする」であれ
ばステップ606へ進み、エラーがSレベル、またはエ
ラーがWレベルでチェックレベルが「Wレベルもチェッ
クする」であれば、そのエラー情報を一旦バッファに格
納する(ステップ605)。対応するデータ長入力行
(203)にデータがない場合、または、データ長が当
該データタイプの定義可能範囲外であった場合は、ステ
ップ606に進む。ステップ606では当該データタイ
プの、対象言語(303)で最大の値を対象データ長入
力行(203)に仮定し、ステップ701に進む。この
ように、データ長入力行(203)に定義されていた値
が不正だった場合に、当該データタイプで定義できる最
大長を仮定することによって、これ以降のステップで、
データタイプと該当する列のコードデータとの関連につ
いてチェックすることが可能となる。ステップ701は
Cur_Colに定義されているコードデータの数分だけ繰
り返される。この場合、コードデータの数は、コードデ
ータ入力行(204)の最後の定義値が存在する行数に
なる。ここから繰り返し処理についての説明をする。ス
テップ702ではチェック対象のセルにコードデータが
定義されているかどうかを判定する。コードデータの定
義がない場合はチェックするコードデータ入力行(20
4)を1行進め、ループの先頭に戻り、データが定義さ
れている場合はステップ703に進む。ステップ703
では、チェック対象のセルに定義されているコードデー
タが、当該データタイプに適合するかどうかを対象言語
(303)の仕様に基づいて判定する。チェック対象の
コードデータが当該データタイプに適合しない場合は、
ステップ704に進む。ステップ704では、そのエラ
ーがSレベルか、Wレベルかが判定され、チェックレベ
ル取得手段(110)で取得したチェックレベル(Sレ
ベルのみチェックするか、Wレベルもチェックするか)
と比較される。そこでエラーがWレベルでチェックレベ
ルが「Sレベルのみチェックする」であればステップ7
05へ進み、エラーがSレベル、またはエラーがWレベ
ルでチェックレベルが「Wレベルもチェックする」であ
れば、そのエラー情報を一旦バッファに格納し(ステッ
プ707)、チェックするコードデータ入力行(20
4)を1行進め、ループの先頭に戻る。チェック対象デ
ータが当該データタイプに適合する場合は、ステップ7
05に進む。ステップ705では定義されているコード
データの長さが、対応するデータ長入力行(203)に
定義されている長さ以内か判定する。コードデータの長
さがデータ長入力行(203)に定義しているデータ長
を超過していた場合にはステップ706へ進む。ステッ
プ706では、そのエラーがSレベルか、Wレベルかが
判定され、チェックレベル取得手段(110)で取得し
たチェックレベル(Sレベルのみチェックするか、Wレ
ベルもチェックするか)と比較される。そこでエラーが
Wレベルでチェックレベルが「Sレベルのみチェックす
る」であれば何もせず、チェックするコードデータ入力
行(204)を1行進め、ループの先頭に戻り、エラー
がSレベル、またはエラーがWレベルでチェックレベル
が「Wレベルもチェックする」であれば、そのエラー情
報を一旦バッファに格納し(ステップ707)、チェッ
クするコードデータ入力行(204)を1行進め、ルー
プの先頭に戻る。以上が繰り返し処理の説明であり、コ
ードデータ入力行(204)数分繰り返す。繰り返し処
理の終了後、ステップ709に進む。ステップ709で
は、ここまでの処理で蓄積したエラー情報が存在する場
合には、エラー表示手段(111)にその情報と制御を
渡し、処理を終了する。
【0031】図8はデータ長チェック手段(108)の
処理フローチャートであり、図9は図8の続きである。
この処理はデータ長入力行(203)で入力が発生した
場合に実行される。
【0032】ステップ801では、入力データが数値で
あるかを判定する。入力データが数値でない場合は、ス
テップ802に進む。ステップ802では、そのエラー
がSレベルか、Wレベルかが判定され、チェックレベル
取得手段(110)で取得したチェックレベル(Sレベ
ルのみチェックするか、Wレベルもチェックするか)と
比較される。そこでエラーがWレベルでチェックレベル
が「Sレベルのみチェックする」であればステップ80
3へ進み、エラーがSレベル、またはエラーがWレベル
でチェックレベルが「Wレベルもチェックする」であれ
ば、そのエラー情報を一旦バッファに格納し(ステップ
908)、その情報とともにエラー表示手段(111)
に処理を移し(ステップ909)、処理を終了する。入
力データが数値であった場合はステップ803に進む。
ステップ803では、当該列のデータタイプ入力行(2
02)におけるデータの有無の判定をする。データタイ
プが設定されていると判定された場合には、ステップ8
04に進む。ステップ804では、その値が対象言語
(303)で定義可能なデータタイプであるかをチェッ
クする。定義されていたデータタイプが対象言語(30
3)で使用できないものである場合は、その後のコード
データのチェックは不可能であるため、処理を終了す
る。データタイプ入力行(202)にデータがない場合
も同様に処理を終了する。該当する列のデータタイプ入
力行(202)に定義されていたデータタイプが対象言
語(303)で使用可能である場合は、ステップ805
に進む。ステップ805では、入力されたデータが、対
応するデータタイプで定義可能な範囲にあるかどうかを
判定する。入力されたデータが定義可能な範囲にない場
合には、ステップ806へ進む。ステップ806では、
そのエラーがSレベルか、Wレベルかが判定され、チェ
ックレベル取得手段(110)で取得したチェックレベ
ル(Sレベルのみチェックするか、Wレベルもチェック
するか)と比較される。そこでエラーがWレベルでチェ
ックレベルが「Sレベルのみチェックする」であればス
テップ808へ進み、エラーがSレベル、またはエラー
がWレベルでチェックレベルが「Wレベルもチェックす
る」であれば、そのエラー情報を一旦バッファに格納し
(ステップ807)ステップ808に進む。ステップ8
08では、当該データタイプの、対象言語(303)で
最大の値を対象データ長入力行(203)に仮定し、ス
テップ901に進む。ステップ901はCur_Colに定
義されているコードデータの数分だけ繰り返される。こ
の場合、コードデータの数は、コードデータ入力行(2
04)の最後の定義値が存在する行数になる。ここから
繰り返し処理についての説明をする。ステップ902で
はチェック対象のセルにコードデータが定義されている
かどうかを判定する。データの定義がない場合はチェッ
クするコードデータ入力行(204)を1行進め、ルー
プの先頭に戻り、データが定義されている場合はステッ
プ903に進む。ステップ903では、チェック対象の
セルに定義されているコードデータが、当該データタイ
プに適合するかどうかを対象言語(303)の仕様に基
づいて判定する。チェック対象データが当該データタイ
プに適合しない場合は、ステップ904に進む。ステッ
プ904では、そのエラーがSレベルか、Wレベルかが
判定され、チェックレベル取得手段(110)で取得し
たチェックレベル(Sレベルのみチェックするか、Wレ
ベルもチェックするか)と比較される。そこでエラーが
Wレベルでチェックレベルが「Sレベルのみチェックす
る」であればステップ905へ進み、エラーがSレベ
ル、またはエラーがWレベルでチェックレベルが「Wレ
ベルもチェックする」であれば、そのエラー情報を一旦
バッファに格納し(ステップ907)、チェックするコ
ードデータ入力行(204)を1行進め、ループの先頭
に戻る。チェック対象データが当該データタイプに適合
する場合は、ステップ905に進む。ステップ905で
は定義されているコードデータの長さが、対応するデー
タ長入力行(203)に定義されている長さ以内か判定
する。定義済みコードデータの長さが定義しているデー
タ長を超過していた場合にはステップ906へ進む。ス
テップ906では、そのエラーがSレベルか、Wレベル
かが判定され、チェックレベル取得手段(110)で取
得したチェックレベル(Sレベルのみチェックするか、
Wレベルもチェックするか)と比較される。そこでエラ
ーがWレベルでチェックレベルが「Sレベルのみチェッ
クする」であれば何もせず、チェックするコードデータ
入力行(204)を1行進め、ループの先頭に戻り、エ
ラーがSレベル、またはエラーがWレベルでチェックレ
ベルが「Wレベルもチェックする」であれば、そのエラ
ー情報を一旦バッファに格納し(ステップ907)、チ
ェックするコードデータ入力行(204)を1行進め、
ループの先頭に戻る。以上が繰り返し処理の説明であ
り、コードデータ入力行(204)数分繰り返す。繰り
返し処理の終了後、ステップ909に進む。ステップ9
09では、ここまでの処理で蓄積したエラー情報が存在
する場合には、エラー表示手段(111)にその情報と
制御を渡し、処理を終了する。
【0033】図10はコードデータチェック手段(10
8)の処理フローチャートであり、図11は図10の続
きである。この処理はコードデータ入力行(204)で
入力が発生した場合に実行される。
【0034】ステップ1001では、当該列のデータタ
イプ入力行(202)におけるデータの有無の判定を行
なう。値がなければ、入力データに対するチェック処理
は行なわず処理を終了する。値があれば、ステップ10
02に進む。ステップ1002では、その値が対象言語
(303)で定義可能なデータタイプであるかをチェッ
クする。値が定義可能でない場合は入力データに対する
チェック処理は行なわず処理を終了する。値が定義可能
である場合はステップ1003に進む。ステップ100
3では、当該列のデータ長入力行(203)におけるデ
ータの有無の判定を行なう。データ長の定義値がなけれ
ば、ステップ1007に進む。値があった場合はステッ
プ1004に進む。ステップ1004では、データ長入
力行(203)のデータが、当該データタイプで定義可
能な範囲にあるかどうかを判定する。データ長の値が定
義可能な範囲にない場合は、ステップ1005へ進む。
ステップ1005では、そのエラーがSレベルか、Wレ
ベルかが判定され、チェックレベル取得手段(110)
で取得したチェックレベル(Sレベルのみチェックする
か、Wレベルもチェックするか)と比較される。そこで
エラーがWレベルでチェックレベルが「Sレベルのみチ
ェックする」であればステップ1007へ進み、エラー
がSレベル、またはエラーがWレベルでチェックレベル
が「Wレベルもチェックする」であれば、そのエラー情
報を一旦バッファに格納し(ステップ1006)ステッ
プ1007に進む。ステップ1007では当該データタ
イプの、対象言語(303)で最大の値を対象データ長
行に仮定し、ステップ1101に進む。データ長の値が
定義可能な範囲である場合は、ステップ1101へ進
む。ステップ1101では、入力されたコードデータ
が、当該データタイプに適合するかどうかを対象言語
(303)の仕様に基づいて判定する。入力データが当
該データタイプに適合しない場合は、ステップ1102
へ進む。ステップ1102では、そのエラーがSレベル
か、Wレベルかが判定され、チェックレベル取得手段
(110)で取得したチェックレベル(Sレベルのみチ
ェックするか、Wレベルもチェックするか)と比較され
る。そこでエラーがWレベルでチェックレベルが「Sレ
ベルのみチェックする」であればステップ1103へ進
み、エラーがSレベル、またはエラーがWレベルでチェ
ックレベルが「Wレベルもチェックする」であれば、そ
のエラー情報を一旦バッファに格納し(ステップ110
5)ステップ1106へ進む。入力されたコードデータ
が当該データタイプに適合する場合は、ステップ110
3に進む。ステップ1103では、入力されたコードデ
ータが、当該データ長入力行(203)に定義された長
さの範囲内かどうかの判定を行なう。コードデータの長
さがデータ長入力行(203)に定義された長さを超過
していた場合にはステップ1104へ進む。ステップ1
104では、そのエラーがSレベルか、Wレベルかが判
定され、チェックレベル取得手段(110)で取得した
チェックレベル(Sレベルのみチェックするか、Wレベ
ルもチェックするか)と比較される。そこでエラーがW
レベルでチェックレベルが「Sレベルのみチェックす
る」であればステップ1106へ進み、エラーがSレベ
ル、またはエラーがWレベルでチェックレベルが「Wレ
ベルもチェックする」であれば、そのエラー情報を一旦
バッファに格納し(ステップ1105)、ステップ11
06へ進む。入力されたコードデータが当該データ長入
力行(203)に定義された値の範囲内である場合は、
ステップ1106へ進む。ステップ1106では、バッ
ファにエラー情報があれば、その情報をエラー表示手段
(111)へ渡して処理を終了し、バッファにエラー情
報がなければ正常終了とする。
【0035】エラー表示手段(111)では、渡された
エラー情報を元に、エラー対象のセルを白黒反転し、エ
ラーコードを変換してエラーメッセージを作成し、その
内容をメッセージダイアログ等でユーザに知らせる。
【0036】また、実施例におけるエラーレベルの設定
はSレベルエラー、Wレベルエラーといったエラーの重
要度によるエラーレベルの設定であったが、コンパイル
オプションによるエラーレベルの設定や、「データ長オ
ーバー」、「データ項目名称不正」等といったエラー項
目毎の設定、またはそれぞれの設定方法の組み合わせに
よる設定等も可能であることはいうまでもない。
【0037】上記の方法により、表形式のデータ入力画
面において、データ入力が発生した場合に、その入力位
置が、入力データの判定条件である、データタイプ、デ
ータ長であっても、定義データであるコードデータであ
っても、データの入力のタイミングで、既に設定されて
いるデータを含めた、入力データの妥当性をチェックす
ることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明により、データ定義を行なうエデ
ィタ上で、データ入力が発生した場合に、そのデータ入
力発生位置が、データ定義位置の場合でも、データ判定
条件記述位置の場合でも、その入力位置を問わず、入力
が発生したタイミングでチェックできる。
【0039】これにより、既存の定義データを流用した
データ入力や、新規にデータ入力・登録を行なう作業に
おける作業効率の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理手順の概要。
【図2】データ入力画面の構成。
【図3】チェックレベル設定画面の構成。
【図4】入力位置取得手段の処理フローチャート。
【図5】データ項目名称チェック手段の処理フローチャ
ート。
【図6】データタイプチェック手段の処理フローチャー
ト。
【図7】データタイプチェック手段の処理フローチャー
ト(続き)。
【図8】データ長チェック手段の処理フローチャート。
【図9】データ長チェック手段の処理フローチャート
(続き)。
【図10】コードデータチェック手段の処理フローチャ
ート。
【図11】コードデータチェック手段の処理フローチャ
ート(続き)。
【符号の説明】
101…データ入力画面、 102…データ記
憶装置、103…チェックレベル設定画面、 104…
データチェック実行部、105…入力位置取得手段、
106…データ項目名称チェック手段、107…
データタイプチェック手段、108…データ長チェック
手段、109…コードデータチェック手段、110…チ
ェックレベル取得手段、111…エラー表示手段、
201…データ項目名称入力行、202…データ
タイプ入力行、 203…データ長入力行、204
…コードデータ入力行、 301…チェックレベル設定
画面(詳細)、302…チェックレベル指定ボタン、3
03…対象言語選択リストボックス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定義可能データ属性を指定する行と、定義
    データを入力する行を持つ表形式の入力画面において、
    入力位置取得手段により、データの入力が発生した位置
    を取得することにより、その位置に応じた入力データの
    チェック方法に変更でき、定義データの入力後に定義可
    能データ属性を変更しても、変更後の定義可能データ属
    性に合わせて定義データをチェックできることを特長と
    する入力データチェック方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、データ入力の発生位置
    を判別するために、データ属性入力位置と、定義データ
    入力位置を列単位で管理し、それを複数列保有すること
    により表形式を成すことを特長とするデータ入力装置。
  3. 【請求項3】入力データのエラーチェックを、エラーの
    重要度に応じたレベルを設けることにより、設定された
    レベルで、その入力データの妥当性をチェック出来るこ
    とを特長とするチェック方法。
JP9186260A 1997-07-11 1997-07-11 コード表データ作成時の属性即時チェック方法及び装置 Pending JPH1131042A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7535585B2 (en) 2002-12-09 2009-05-19 Minolta Co., Ltd. Computer program product executed in server computer connected to printer and client computer, and printer function description file editing method
KR20150074020A (ko) * 2012-10-17 2015-07-01 아브 이니티오 테크놀로지 엘엘시 데이터에 규칙 지정 및 적용
JP2017509971A (ja) * 2014-03-13 2017-04-06 アビニシオ テクノロジー エルエルシー データへの論理的妥当性検査規則の指定および適用

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