JPH1131035A - 光バスおよび信号処理装置 - Google Patents

光バスおよび信号処理装置

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JPH1131035A
JPH1131035A JP9188054A JP18805497A JPH1131035A JP H1131035 A JPH1131035 A JP H1131035A JP 9188054 A JP9188054 A JP 9188054A JP 18805497 A JP18805497 A JP 18805497A JP H1131035 A JPH1131035 A JP H1131035A
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signal
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Kazuhiro Sakasai
一宏 逆井
Takekazu Shiotani
剛和 塩谷
Shinya Kyozuka
信也 経塚
Masanori Hirota
匡紀 広田
Junji Okada
純二 岡田
Tsutomu Hamada
勉 浜田
Masao Funada
雅夫 舟田
Takashi Ozawa
隆 小澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信号の並列伝送を行なうにあたり、コストの低
減化が図られた光バス、およびその光バスを用い、小型
化およびコストの低減化が図られた信号処理装置を提供
する。 【解決手段】各一対の発光素子16_1A,16_1
B;・・;16_4A,16_4Bから、各2ビットの
ビット幅を持つ信号光を、各信号光入射部12_1〜1
2_4に向けて出射し、各信号光入射部12_1〜12
_4から入射した各2ビットの信号光の、各ビット毎の
信号光をそれぞれ4つに分岐させて、4つの信号光出射
部13_1〜13_4それぞれの、各ビット毎の信号光
の出射を分担する部分に備えられた各一対の受光素子1
7_1a,17_1b;・・;17_4a,17_4b
で受光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号光の伝播を担
う光バス、およびその光バスを用いた信号の送受を含む
信号処理を行なう信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超大規模集積回路(VLSI)の開発に
より、データ処理システムで使用する回路基板(ドータ
ーボード)の回路機能が大幅に増大してきている。回路
機能が増大するにつれて各回路基板に対する信号接続数
が増大するため、各回路基板(ドーターボード)間をバ
ス構造で接続するデータバスボード(マザーボード)に
は多数の接続コネクタと接続線を必要とする並列アーキ
テクチャが採用されてきている。接続線の多層化と微細
化により並列化を進めることにより並列バスの動作速度
の向上が図られてきたが、接続配線間容量や接続配線抵
抗に起因する信号遅延により、システムの処理速度が並
列バスの動作速度によって制限されることもある。ま
た、並列バス接続配線の高密度化による電磁ノイズ(E
MI:Electromagnetic Interf
erence)の問題もシステムの処理速度向上に対し
ては大きな制約となる。
【0003】また、近年、光通信が急速に進展してきて
おり、通信時のキーデバイスである光分岐装置の需要が
年々増加してきている。しかしながら、光通信の最大の
課題は、そのキーデバイスのコストと、その実装コスト
が非常に高価であるという所にある。実装コストを引き
上げている原因は、光通信用のデバイスの光学的な位置
合わせ精度として極めて高い位置合わせ精度が要求され
ている所にある。
【0004】この様な問題を解決し並列バスの動作速度
の向上を図るために、光インターコネクションと呼ばれ
る、システム内光接続技術を用いることが検討されてい
る。光インターコネクション技術の概要は、『内田禎
二、回路実装学術講演大会 15C01,pp.201
〜202』や『H.Tomimuro et al.,
“Packaging Technology for
Optical Interconnects”,I
EEE Tokyo No.33 pp.81〜86,
1994』に記載されている様に、システムの構成内容
により様々な形態が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来提案された様々な
形態の光インターコネクション技術のうち、特開平2−
41042号公報には、高速、高感度の発光/受光デバ
イスを用いた光データ伝送方式をデータバスに適用した
例が開示されており、そこには、各回路基板の表裏両面
に発光/受光デバイスを配置し、システムフレームに組
み込まれた隣接する回路基板上の発光/受光デバイス間
を空間的に光で結合した、各回路基板相互間のループ伝
送用の直列光データ・バスが提案されている。この方式
では、ある1枚の回路基板から送られた信号光は、隣接
する回路基板で光/電気変換され、さらにその回路基板
でもう一度電気/光変換されて、次に隣接する回路基板
に信号光を送るというように、各回路基板が順次直列に
配列され各回路基板上で光電気変換、電気/光変換を繰
り返しながらシステムフレームに組み込まれたすべての
回路基板間に伝達される。この為、信号伝達速度は各回
路基板上に配置された受光/発光デバイスの光/電気変
換・電気/光変換速度に依存すると同時にその制約を受
ける。また、各回路基板相互間のデータ伝送には、各回
路基板上に配置された受光/発光デバイスによる、自由
空間を介在させた光結合を用いている為、隣接する回路
基板表裏両面に配置されている発光/受光デバイスの光
学的位置合わせが行なわれてすべての回路基板が光学的
に結合していることが必要となる。さらに、自由空間を
介して結合されている為、隣接する光データ伝送路間の
干渉(クロストーク)が発生しデータの伝送不良が予想
される。また、システムフレーム内の環境、例えば埃な
どにより信号光が散乱することによりデータの伝送不良
が発生することも予想される。さらに、各回路基板が直
列に配置されているため、いずれかのボードが取りはず
された場合にはそこで接続が途切れてしまい、それを補
うための余分な回路基板が必要となる。すなわち、回路
基板を自由に抜き差しすることができず、回路基板の数
が固定されてしまうという問題がある。
【0006】回路基板相互間のデータ伝送の他の技術
が、特開昭61−196210号公報に開示されてい
る。ここに開示された技術は、平行な2面を有するプレ
ートを具備し、プレート表面に配置された回折格子、反
射素子により構成された光路を介して回路基板間を光学
的に結合する方式である。この方式では、1点から発せ
られた光を固定された1点にしか接続できず電気バスの
様に全ての回路ボード間を網羅的に接続することができ
ない、位置合わせ等が難しい為、光学素子の位置ずれに
起因して、隣接する光データ伝送路間の干渉(クロスト
ーク)が発生しデータの伝送不良が予想される、回路基
板間の接続情報はプレート表面に配置された回折格子、
反射素子により決定されるため、回路基板を自由に抜き
差しすることができず拡張性が低い、という様々な問題
がある。
【0007】また、光分岐装置として、特開平8−15
539公報や特開平8−5852公報が提案されている
が、これらはいずれも位置合わせ精度の高い接合(実
装)を要求しており、たとえば、特開平8−5852公
報では4μmずれると、−4dB減衰してしまうような
ものである。このように位置ずれに対する要求が非常に
厳しいので、実装する際のコストが膨大なものとなるた
め、一般への普及を阻むものであった。
【0008】これらの問題を解決する手段として、シー
ト状の光バスの光伝送層内に、入射した信号光を拡散す
る光拡散部を設け、その光拡散部で拡散した信号光を光
伝送層内で全ての方向に伝播させるようにした光バス方
式が考えられる。この光バス方式では、拡散された信号
光がシート状の光バスの光伝送層内で伝搬するため、前
述した特開平2−41042号公報のように回路基板の
数が固定されることがなく、また、特開昭61−196
210号公報のように発光/受光デバイスの光学的位置
合わせの困難さがないという特徴を有する。しかし、入
射された信号光は、その信号光が受光される受光素子の
みでなく、広い範囲に広がってしまうため、光エネルギ
ーの利用効率が低く、高速化や低消費電力化には問題が
ある。また、光信号分岐装置として見た場合は、その光
エネルギーの利用効率の低さから、再度、増幅して光信
号強度を上げる必要が生じ、光分岐装置としての評価は
小さい。この問題を解決する手段として、光信号の分岐
を担う複数の微小光学素子を用いることにより、シート
状光バス内における光エネルギーの利用効率を改善する
ことが考えられる。しかし、並列処理が行われる信号処
理装置では複数の信号光経路が必要であるため、複数の
シート状光バスが必要となり、装置が大型化し、また、
位置合わせを必要とする箇所も多いため、コストアップ
になるという問題が発生する。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、信号の並列伝
送を行なうにあたり、コストの低減化が図られた光バ
ス、およびその光バスを用い、小型化およびコストの低
減化が図られた信号処理装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の光バスは、信号光の伝播を担う光バスにおいて、 (1_1)複数ビットのビット幅を持つ信号光がこれら
複数ビットについて並列的に入射する信号光入射部 (1_2)複数ビットのビット幅を持つ信号光がこれら
複数ビットについて並列的に出射する、複数の信号光出
射部 (1_3)信号光入射部から入射した複数ビットの信号
光を各ビット毎にそれぞれ複数に分岐させて、各ビット
の分岐した信号光それぞれを、上記複数の信号光出射部
それぞれの、対応するビットの信号光の出射を分担する
部分に向かわせる光束分岐部 を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の光バスは、光束分岐部により、信
号光入射部から入射した複数ビットの信号光を各ビット
毎にそれぞれ複数に分岐させて、複数の信号光出射部そ
れぞれの、対応するビットの信号光の出射を分担する部
分に向かわせるものであるため、1つの共通信号路で複
数ビットの信号を伝送することができる。従って、信号
の並列伝送にあたり、共通信号路となる伝送層を多数積
層する必要がなく、コストの低減化が図られる。
【0012】また、上記目的を達成する本発明の信号処
理装置は、 (2_1)基体 (2_2)複数ビットのビット幅を持つ信号光を出射す
る信号光出射端およびその信号光出射端から出射される
信号光に担持させる信号を生成する電子回路と、複数ビ
ットのビット幅を持つ信号光を入射する信号光入射端お
よびその信号光入射端から入射した信号光が担持する信
号に基づく信号処理を行なう電子回路とのうちの少なく
とも一方が搭載された複数枚の回路基板 (2_3)複数ビットのビット幅を持つ信号光がこれら
複数ビットについて並列的に入射する信号光入射部と、
複数ビットのビット幅を持つ信号光がこれら複数ビット
について並列的に出射する、複数の信号光出射部と、信
号光入射部から入射した複数ビットの信号光を各ビット
毎にそれぞれ複数に分岐させて、各ビットの分岐した信
号光それぞれを、複数の信号光出射部それぞれの、対応
するビットの信号光の出射を分担する部分に向かわせる
光束分岐部とを備え、上記基体に固定されて信号光入射
部から入射した信号光の伝播を担う光バス (2_4)上記回路基板を、信号光出射端を有する回路
基板の、その信号光出射端が光バスの信号光入射部に各
ビット毎に光学的に結合されるとともに、信号光入射端
を有する回路基板の、その信号光入射端が光バスの信号
光出射部に各ビット毎に光学的に結合される状態に、上
記基体に支持する回路基板支持体 を具備することを特徴とする。
【0013】本発明の信号処理装置は、1つの共通信号
路で複数ビットの信号を伝送する光バスを用いたもので
あるため、信号の並列伝送にあたり、光バスの共通信号
路となる伝送層の層数が少なくて済み、装置の小型化お
よびコストの低減化が図られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の一実施形態の光バスを示す
平面模式図、図2は、図1に示す光バスの光束分岐部の
拡大平面展開模式図、図3は、図1に示す光バスの光束
分岐部の拡大側面模式図である。
【0015】図1では、その図1の横方向をX軸、縦方
向をY軸、紙面に垂直な方向をZ軸として説明する。こ
こには、シート状の光バス10が備えられており、その
シート状光バス10の、図1の左側の部分に、4つの信
号光入射部12_1,12_2,12_3,12_4が
形成されている。各信号光入射部12_1,12_2,
12_3,12_4には、各一対の発光素子16_1
A,16_1B;16_2A,16_2B;16_3
A,16_3B;16_4A,16_4Bが備えられて
いる。また、シート状光バス10の、図1の左側の部分
に、各発光素子16_1A,16_1B,16_2A,
16_2B,16_3A,16_3B,16_4A,1
6_4Bに対応して各光束分岐部14(図2参照)が形
成されている。さらにシート状光バス10の、図1の右
側の部分に、4つの信号光出射部13_1,13_2,
13_3,13_4が形成されている。各信号光出射部
13_1,13_2,13_3,13_4には、各一対
の受光素子17_1a,17_1b;17_2a,17
_2b;17_3a,17_3b;17_4a,17_
4bが備えられている。
【0016】各信号光入射部12_1,12_2,12
_3,12_4には、各一対の発光素子16_1A,1
6_1B;16_2A,16_2B;16_3A,16
_3B;16_4A,16_4Bから、各2ビットのビ
ット幅を持つ信号光が並列的に入射される。ここでは、
各2ビットのビット幅を持つ信号光のうち、発光素子1
6_1A,16_2A,16_3A,16_4Aからの
信号光(信号系統Aと称する)を上位ビットの信号光と
し、また発光素子16_1B,16_2B,16_3
B,16_4Bからの信号光(信号系統Bと称する)を
下位ビットの信号光として取り扱うものとする。
【0017】各信号光出射部13_1,13_2,13
_2,13_4は、各一対の受光素子17_1a,17
_1b;17_2a,17_2b;17_3a,17_
3b;17_4a,17_4bに向けて、各2ビットの
ビット幅を持つ信号光を並列的に出射する。光束分岐部
14は、信号光入射部12_1,12_2,12_3,
12_4から入射した2ビットのビット幅を持つ信号光
のうちの各ビットの信号光を、4つの信号光出射部13
_1,13_2,13_3,13_4のうちのいずれか
1つの信号光出射部の、各ビットの信号光の出射を分担
する部分に屈折して向かわせる単位光学素子15(図2
参照)が複数集合し、全体として信号光入射部12_
1,12_2,12_3,12_4から入射した信号光
を空間的に4つに分割して4つの信号光出射部13_
1,13_2,13_3,13_4に向かわせるもので
ある。ここで、図2に示す光束分岐部14を構成する複
数の単位光学素子15には、信号光出射部13_1,1
3_2,13_3,13_4に対応して番号1,2,
3,4が付されており、例えば図1に示す信号光入射部
12_4に備えられた、下位ビット用の発光素子16_
4Bに対応する光束分岐部14では、その信号光入射部
12_4から入射した信号光を、図3に示すように、番
号1〜4が付された単位光学素子15それぞれに定めら
れた方向にそれぞれ屈折し、信号光出射部13_1,1
3_2,13_3,13_4の、下位ビットの信号光の
出射を分担する部分を経由して、受光素子17_1b,
17_2b,17_3b,17_4bそれぞれに向かわ
せる。
【0018】尚、図1に示す光バス10は、4つのプロ
セッサエレメントもしくは4つの回路基板に用いられる
ものであり、このためこの光バス10では、これら4つ
のプロセッサエレメントもしくは4つの回路基板に対応
して、それぞれ4つの信号光入射部12_1,12_
2,12_3,12_4、4つの信号光出射部13_
1,13_2,13_3,13_4、4対の発光素子1
6_1A,16_1B;16_2A,16_2B;16
_3A,16_3B;16_4A,16_4B、および
4対の受光素子17_1a,17_1b;17_2a,
17_2b;17_3a,17_3b;17_4a,1
7_4bが備えられている。
【0019】図1に示す発光素子16_1A,16_1
B,16_2A,16_2B,16_3A,16_3
B,16_4A,16_4Bそれぞれから出射されて光
束分岐部14に入射される信号光は、図2では光スポッ
ト1bとして示されている。本実施形態では、この入射
信号光は、図1に示すX方向に拡散する光束であり、Y
方向は、図2に示すようにスポット径自体は大きいもの
の図3に示すようにコリメート変換された平行光束であ
るとする。光束分岐部14に入射された信号光は、図3
で説明したようにして複数の単位光学素子15により屈
折され、共通信号路11内を伝搬して所望の信号出射部
に向かう。尚、信号光のZ軸成分は、平行な上下2面を
持つシート状光バス10内で全反射を繰り返しながら信
号光出射部13_1,13_2,13_3,13_4へ
向かうため、信号光がY軸を中心とした角度ずれを生じ
ていても、それらの角度ずれは、この平行な2面での全
反射で吸収されて、受光素子に向かう光線のずれには影
響を及ぼさない。
【0020】また、図1に示すように、信号光入射部1
2_1,12_2,12_3,12_4に備えられた信
号系統A用の発光素子16_1A,16_2A,16_
3A,16_4Aから出射された信号光は、光束分岐部
14の複数の単位光学素子15により各4本の光線1c
(実線)に分割され、信号光出射部13_1,13_
2,13_3,13_4に備えられた受光素子17_1
a,17_2a,17_3a,17_4aにのみ入力さ
れる。一方、信号光入射部12_1,12_2,12_
3,12_4に備えられた信号系統B用の発光素子16
_1B,16_2B,16_3B,16_4Bから出射
された信号光は、光束分岐部14の複数の単位光学素子
15により各4本の光線1d(点線)に分割され、信号
光出射部13_1,13_2,13_3,13_4に備
えられた受光素子17_1b,17_2b,17_3
b,17_4bにのみ入力される。
【0021】図4は、入射信号光がZ軸方向に位置ずれ
なく入射した場合における、光束分岐部の単位光学素子
と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図、図
5は、入射信号光がZ軸方向マイナス側に位置ずれをも
って入射した場合における、光束分岐部の単位光学素子
と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図、図
6は、入射信号光がZ軸方向プラス側に位置ずれをもっ
て入射した場合における、光束分岐部の反射面と入射信
号光のスポット位置との関係を示す模式図である。
【0022】各図に、スポット1bに含まれる、各信号
光出射部13_1,13_2,13_3,13_4に向
けて屈折する、単位光学素子15の個数に対応する光線
の数(出力数)を示す。ここに示す例では、いずれの図
においても、各出力数は9〜11であり、入射信号光が
Z軸方向に位置ずれがあっても各信号光出射部13_
1,13_2,13_3,13_4に向かう信号光の光
量の変化は少ない。従って、各受光素子17_1a,1
7_1b,17_2a,17_2b,17_3a,17
_3b,17_4a,17_4bで受光される光量の変
化は小さく、ほぼ一定強度の信号光を受光することがで
きる。
【0023】図7は、入射信号光がY軸方向に位置ずれ
なく入射した場合における、光束分岐部の単位光学素子
と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図、図
8は、入射信号光がY軸方向プラス側に位置ずれをもっ
て入射した場合における、光束分岐部の単位光学素子と
入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図、図9
は、入射信号光が、Y軸方向マイナス側に位置ずれをも
って入射した場合における、光束分岐部の単位光学素子
と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図であ
る。
【0024】ここに示す例では、入射信号光がY軸方向
に位置ずれを生じても、入射信号光のスポット1bに含
まれる、各信号光出射部13_1,13_2,13_
3,13_4に向けて屈折する、単位光学素子15の個
数に対応する光線の数(出力数)は9〜11であり、各
信号光出射部13_1,13_2,13_3,13_4
に向かう信号光の光量の変化は少ない。ただし入射信号
光のY軸方向の角度ずれに関しては、以下に説明するよ
うに、多少の対策が必要である。
【0025】図10、図11および図12は、それぞ
れ、2ビットのビット幅を持つ入射信号光がY軸方向に
角度ずれなく入射した場合、2ビットのビット幅を持つ
入射信号光がY軸方向プラス側に角度ずれをもって入射
した場合、および入射信号光がY軸方向マイナス側に角
度ずれをもって入射した場合における、光束分岐部の単
位光学素子で屈折した後の光線を示した模式図である。
【0026】2ビットのビット幅をもつ入射信号光がY
軸方向に角度ずれを持って入射すると、図11,図12
に示すように、各ビットの信号光は、信号光出射部13
_1,13_2,13_3,13_4においてY軸方向
に位置ずれを生じる結果となる。しかしながら、本実施
形態ではX軸方向についての規制は極めて緩く、このY
軸方向のみに関して入射信号光の位置や角度を規制する
ことは現在の実装技術では比較的容易であり、あるいは
各信号光出射部13_1,13_2,13_3,13_
4をレンズ状に形成することにより、Y軸方向への僅か
な位置ずれがあっても各受光素子17_1a,17_1
b,17_2a,17_2b,17_3a,17_3
b,17_4a,17_4bに信号光を入射させること
ができる。
【0027】また、信号光入射部12_1,12_2,
12_3,12_4側の各一対の発光素子16_1A,
16_1B;16_2A,16_2B;16_3A,1
6_3B;16_4A,16_4Bをそれぞれ同一アレ
イ上に形成し一括して実装し、信号光出射部13_1,
13_2,13_2,13_4側の各一対の受光素子1
7_1a,17_1b;17_2a,17_2b;17
_3a,17_3b;17_4a,17_4bをそれぞ
れ同一アレイ上に形成し一括して実装すると、信号系統
A,Bにおける光線と信号系統Bにおける光線との位置
ずれを少なくすることができる。
【0028】このように本実施形態の光バス10は、信
号光入射部12_1,12_2,12_3,12_4か
ら入射した2ビットの信号光の、各ビット毎の信号光を
それぞれ4つに分岐させて、4つの信号光出射部13_
1,13_2,13_3,13_4それぞれの、各ビッ
ト毎の信号光の出射を分担する部分に向かわせるもので
あるため、1つの共通信号路11で8ビットの信号を伝
送することができる。従って、信号の並列伝送にあた
り、共通信号路11となる伝送層を多数積層する必要が
なく、コストの低減化が図られる。
【0029】次に、本実施形態の光バス10の詳細構造
について説明する。図1では、光伝送層となる共通信号
路11を上下に挟むように形成されたクラッド層は、省
略されている。光伝送層となる共通信号路11は信号路
の伝送を担う層であり、本実施形態では、光透過率の高
い一層あたり厚さ1mmのPMMA(ポリメタクリレー
ト)が用いられている。また、クラッド層は、光伝送層
内の光が厚さ方向に漏れるのを防ぐ目的であり、光伝送
層よりも低い屈折率を有する材料が選定されている。こ
こでは、光伝送層にPMMAを採用したため、含フッ素
ポリマが好適に採用される。また、本実施形態では単層
の光データバス10でその構造を示しているが、実際に
は、この光データバス10本体を複数枚重ねて、さらな
る伝送の多ビット化を行なってもよい。
【0030】図2に示す光拡散分岐部14は、一辺が1
00μmからなる多数の単位光学素子15から構成され
ており、共通信号路11と一体に形成されている。この
ような単位光学素子15の集まりで構成した光束分岐部
14をシート状の光バス10に作り込むには予め型を用
意し、その型を加熱し、PMMAが十分に溶ける温度に
しておき、十分に加熱され、溶融状態にあるPMMAを
その型に流し込むことによって得ることができる。
【0031】また、本実施形態では、発光素子として半
導体レーザーが用いられている。信号光のY軸方向が平
行となるように信号光をコリメート変換して光束分岐部
14に入射し、光束分岐部14で定められた4つの方向
に信号光を分岐する。このとき、光束分岐部14は、多
数の単位光学素子15で構成されているため、コリメー
ト変換された信号光の、光束分岐部14に到達したとき
の光ビームの大きさは400μmとなり、各信号光出射
部13_1,13_2,13_3,13_4に到達する
光量はそれぞれ±10%以内に収まる。
【0032】また、共通信号路11の光伝送線路長は1
50mmであり、その共通信号路11の、信号光出射部
13_1,13_2,13_3,13_4が形成された
部分の長さは80mmである。また、単位光学素子15
の面の傾き精度は±0.2度で形成されており、これに
より、各信号光出射部13_1,13_2,13_3,
13_4での光の広がりが±0.6mmに抑えられてい
る。さらに、信号光出射部13_1,13_2,13_
3,13_4に備えられた、信号系統Aの受光素子17
_1a,17_2a,17_3a,17_4aと、信号
系統Bの受光素子17_1b,17_2b,17_3
b,17_4bとの間隔は、それぞれ、1.5mm程度
であるため、信号系統Aと信号系統Bとの干渉はなく、
互いに独立した経路として扱うことができる。
【0033】図13は、本発明の信号処理装置の一実施
形態を示す模式斜視図である。この図13に示す信号処
理装置500には、基体510と、4枚の回路基板52
0と、4枚の光バス10とが備えられている。各回路基
板520に、各一対の発光素子および各一対の受光素子
(図13では、1対の発光素子16_1A,16_1B
および1対の受光素子17_1A,17_1Bのみ示さ
れている)が実装されている。各回路基板520には、
発光素子16_1A,16_1B等から出射される信号
光に担持させる信号の生成や、受光素子17_1a,1
7_b等で受光した信号光が担持する信号に基づく信号
処理を行なう、VLSI等の電子回路部品523が搭載
されている。
【0034】ここで、各光バス10の、各一対の発光素
子に対向した信号光入射部には、図2に示す複数の屈折
面からなる光束分岐部が形成されており、4枚の回路基
板520のうちのいずれの回路基板の一対の発光素子か
ら出射され、光バス10の信号光入射部に入射された各
2ビットのビット幅を持つ信号光であっても、光バス1
0の、4枚の回路基板520全ての各4つの信号光出射
部それぞれの、対応するビットの信号光の出射を分担す
る部分に伝達され、それら4枚の回路基板520全ての
受光素子に入射される。
【0035】このように、この図13に示す信号処理装
置の場合、1つの共通信号路で各2ビットの信号を伝送
する光バス10を4枚用いたものであるため、多数ビッ
トの信号の伝送にあたり、光バス10の数が少なくて済
み、装置の小型化およびコストの低減化が図られる。ま
た、光バス10に入射した信号光を、複数の信号光出射
部のみに伝達するため、光エネルギーの損失が小さくて
済み、従って消費電力の低減化が図られ、かつ回路基板
の着脱によりシステムの変更に柔軟に対処することがで
きる。
【0036】尚、本実施形態の光バス10では、4つの
信号光入射部から入射した各2ビットの信号光を4つの
信号光出射部それぞれの各部分に向かわせた例で説明し
たが、これに限られるものではなく、信号光入射部は1
つであってもよく、また信号光も3ビット以上の信号光
でもよく、要するに信号光入射部から入射した複数ビッ
トの信号光を複数の信号光出射部それぞれの各部分に向
かわせるものであればよい。
【0037】図14は、図1に示す光バスの光束分岐部
とは異なる光バスの光束分岐部の、拡大側面模式図であ
る。本実施形態の光バス20では、図14に示すように
信号光23の入力は、シート状の共通信号路21の上面
から行われ、共通信号路21の、傾斜して形成された端
面に、反射面を有する単位光学素子24が形成されてい
る。この単位光学素子24により、信号光23は定めら
れた4つの方向に反射し、離散的に分岐される。共通信
号路21の光伝送線路長は150mm、その共通信号路
21の、図示しない信号光出射部が形成された部分の長
さは80mmである。また単位光素子24の面の傾き精
度は±0.1度で形成されており、これにより信号光出
射部での光の広がりが±0.8mmに抑えられている。
さらに、信号光出射部に備えられた、信号系統Aの受光
素子と信号系統Bの受光素子との間隔は2.0mm程度
であるため、信号系統Aと信号系統Bとの干渉はなく、
互いに独立した経路として扱うことができる。
【0038】図15は、図14に示す単位光学素子が形
成され、コア層とクラッド層とが交互に積層された構造
を有する光バスの斜視図である。図15に示す光バス3
0は、信号光を伝達する複数のコア層31と、それらの
コア層31どうしを隔てる複数のクラッド層32とが交
互に積層されている。この光バス30の、図15の右側
の部分は階段状の構造を有しており、その階段の部分
に、各コア層31に信号光を入射するための信号光入射
部33が形成さている。各信号光入射部33は、この図
15の上方から信号光の入射を受ける。各コア層31そ
れぞれの下面には、図14に示すような、信号光を反射
する単位光学素子(図15には図示せず)が形成されて
おり、いずれかの信号入射部33に信号光が入射される
と、その入射信号光は、光バス30の、図15に矢印で
示す4方向に反射し図示しない複数の信号光出射部に向
けて分岐され、コア層内を伝播する。
【0039】この実施形態に示すように、本発明のバス
は、複数層積み重ねた構造を備えていてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光束分岐路により、信号光入射部から入射した複数ビッ
トの信号光の、各ビット毎の信号光をそれぞれ複数に分
岐させて、複数の信号光出射部それぞれの、各ビット毎
の信号光の出射を分担する部分に向かわせるものである
ため、1つの共通信号路で信号の並列伝送を行なうこと
ができ、多数の共通信号路を用いた光バスと比較し、コ
ストの低減化が図られる。また、入射した信号光は、光
束分岐路により確実に信号光出射部に向かうため、従来
のシート状の光バスにおいて散乱光線がシートの至ると
ころに拡散することにより光利用効率が低いという問題
を解決することができる。
【0041】また、光束分岐部に複数の単位光学素子を
形成し、これら単位光学素子の向きにより光線の光強度
分布を決めると、複数の信号光出射部それぞれに向かう
光量を均一にすることができ、また、ある比率で特定の
分岐先にのみ集めることもできるため、光分岐装置とし
て利用すれば、位置合わせの不要と相まって一般ユーザ
ーが自由に組替えることができるシステムを構成するこ
とができる。
【0042】さらに、本発明による光バスを用いて構成
された信号処理装置では、共通信号路を多数積層しなく
ても並列伝送が可能となるため、装置の小型化および低
コスト化が図られるばかりでなく、複数の基板間で同時
に信号のやり取りができるため、高速で低消費電力の装
置を実現することができる。また、光の利用効率が極め
て高くなるので、従来の光パワーであっても、より一層
の高速化に対応させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の光バスを示す平面模式図
である。
【図2】図1に示す光バスの光束分岐部の拡大平面展開
模式図である。
【図3】図1に示す光バスの光束分岐部の拡大側面模式
図である。
【図4】入射信号光がZ軸方向に位置ずれなく入射した
場合における、光束分岐部の単位光学素子と入射信号光
のスポット位置との関係を示す模式図である。
【図5】入射信号光がZ軸方向マイナス側に位置ずれを
もって入射した場合における、光束分岐部の単位光学素
子と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図で
ある。
【図6】入射信号光がZ軸方向プラス側に位置ずれをも
って入射した場合における、光束分岐部の単位光学素子
と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図であ
る。
【図7】入射信号光がY軸方向に位置ずれなく入射した
場合における、光束分岐部の単位光学素子と入射信号光
のスポット位置との関係を示す模式図である。
【図8】入射信号光がY軸方向プラス側に位置ずれをも
って入射した場合における、光束分岐部の単位光学素子
と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図であ
る。
【図9】入射信号光がY軸方向マイナス側に位置ずれを
もって入射した場合における、光束分岐部の単位光学素
子と入射信号光のスポット位置との関係を示す模式図で
ある。
【図10】2ビットのビット幅を持つ入射信号光がY軸
方向に角度ずれなく入射した場合における、光束分岐部
の単位光学素子で屈折した後の光線を示した模式図であ
る。
【図11】2ビットのビット幅を持つ入射信号光がY軸
方向プラス側に角度ずれをもって入射した場合におけ
る、光束分岐部の単位光学素子で屈折で反射した後の光
線を示した模式図である。
【図12】2ビットのビット幅を持つ入射信号光がY軸
方向マイナス側に角度ずれをもって入射した場合におけ
る、光束分岐部の反射面で単位光学素子で屈折した後の
光線を示した模式図である。
【図13】本発明の信号処理装置の一実施形態を示す模
式斜視図である。
【図14】図1に示す光バスの光束分岐部とは異なる光
バスの光束分岐部の、拡大側面模式図である。
【図15】図14に示す単位光学素子が形成され、コア
層とクラッド層とが交互に積層された構造を有する光バ
スの斜視図である。
【符号の説明】
1b 光スポット 1c,1d,23 光線 10,20,30 光バス 11,21 共通信号路 12_1,12_2,12_3,12_4,33 信号
光入射部 13_1,13_2,13_3,13_4 信号光出射
部 14 光束分岐部 15,24 単位光学素子 16_1A,16_1B,16_2A,16_2B,1
6_3A,16_3B,16_4A,16_4B 発光
素子 17_1a,17_1B,17_2a,17_2B,1
7_3a,17_3B,17_4a,17_4B 受光
素子 31 コア層 32 クラッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広田 匡紀 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 岡田 純二 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 浜田 勉 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 舟田 雅夫 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 小澤 隆 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号光の伝播を担う光バスにおいて、 複数ビットのビット幅を持つ信号光がこれら複数ビット
    について並列的に入射する信号光入射部と、 複数ビットのビット幅を持つ信号光がこれら複数ビット
    について並列的に出射する、複数の信号光出射部と、 前記信号光入射部から入射した複数ビットの信号光を、
    各ビット毎にそれぞれ複数に分岐させて、各ビットの分
    岐した信号光それぞれを、前記複数の信号光出射部それ
    ぞれの、対応するビットの信号光の出射を分担する部分
    に向かわせる光束分岐部とを備えたことを特徴とする光
    バス。
  2. 【請求項2】 前記光束分岐部が、前記信号光入射部か
    ら入射した複数ビットのビット幅を持つ信号光のうちの
    各ビットの信号光を、前記複数の信号光出射部のうちの
    いずれか1つの信号光出射部の対応するビットの信号光
    の出射を分担する部分に向かわせる単位光学素子が複数
    集合し、全体として前記信号光入射部から入射した信号
    光を空間的に複数に分割して前記複数の信号光出射部に
    向かわせるものであることを特徴とする請求項1記載の
    光バス。
  3. 【請求項3】 基体、 複数ビットのビット幅を持つ信号光を出射する信号光出
    射端および該信号光出射端から出射される信号光に担持
    させる信号を生成する電子回路と、複数ビットのビット
    幅を持つ信号光を入射する信号光入射端および該信号光
    入射端から入射した信号光が担持する信号に基づく信号
    処理を行なう電子回路とのうちの少なくとも一方が搭載
    された複数枚の回路基板、 複数ビットのビット幅を持つ信号光がこれら複数ビット
    について並列的に入射する信号光入射部と、複数ビット
    のビット幅を持つ信号光がこれら複数ビットについて並
    列的に出射する、複数の信号光出射部と、前記信号光入
    射部から入射した複数ビットの信号光を各ビット毎にそ
    れぞれ複数に分岐させて、各ビットの分岐した信号光そ
    れぞれを、前記複数の信号光出射部それぞれの、対応す
    るビットの信号光の出射を分担する部分に向かわせる光
    束分岐部とを備え、前記基体に固定されて前記信号光入
    射部から入射した信号光の伝播を担う光バス、および前
    記回路基板を、前記信号光出射端を有する回路基板の該
    信号光出射端が前記光バスの信号光入射部に各ビット毎
    に光学的に結合されるとともに、前記信号光入射端を有
    する回路基板の該信号光入射端が前記光バスの信号光出
    射部に各ビット毎に光学的に結合される状態に、前記基
    体に支持する回路基板支持体を具備することを特徴とす
    る信号処理装置。
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