JPH11308573A - 画像再生装置 - Google Patents
画像再生装置Info
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- JPH11308573A JPH11308573A JP10109469A JP10946998A JPH11308573A JP H11308573 A JPH11308573 A JP H11308573A JP 10109469 A JP10109469 A JP 10109469A JP 10946998 A JP10946998 A JP 10946998A JP H11308573 A JPH11308573 A JP H11308573A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】再生方式が再生モードによらない画像再生装置
を提供する。 【解決手段】圧縮画像データを読み出す圧縮画像データ
読み出し部1と画像復号を行う画像復号部2と復号結果
を記憶する画像記憶部3とフレーム切り替えタイミング
信号、表示タイミング信号を生成するタイミング信号生
成部4と画像データをテレビ信号に変換するテレビ信号
変換部5と装置動作を制御する制御部6と再生モードを
設定する再生モード設定部7とを有する。
を提供する。 【解決手段】圧縮画像データを読み出す圧縮画像データ
読み出し部1と画像復号を行う画像復号部2と復号結果
を記憶する画像記憶部3とフレーム切り替えタイミング
信号、表示タイミング信号を生成するタイミング信号生
成部4と画像データをテレビ信号に変換するテレビ信号
変換部5と装置動作を制御する制御部6と再生モードを
設定する再生モード設定部7とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG方式等で
圧縮処理された圧縮画像データを、設定した再生モード
に対応する再生速度で再生する装置に関する。
圧縮処理された圧縮画像データを、設定した再生モード
に対応する再生速度で再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、MPEG方式で圧縮処理され
た圧縮画像データを早送り再生する場合には、イントラ
符号化フレーム(Iピクチャ)および順方向予測符号化
フレーム(Pピクチャ)のみを復号して画像表示を行
い、双方向予測符号化フレーム(Bピクチャ)の復号、
画像表示を行わずに、早送り再生を実現していた。さら
に高速な早送りを実現するためには、Iピクチャのみの
復号、画像表示を行っていた。
た圧縮画像データを早送り再生する場合には、イントラ
符号化フレーム(Iピクチャ)および順方向予測符号化
フレーム(Pピクチャ)のみを復号して画像表示を行
い、双方向予測符号化フレーム(Bピクチャ)の復号、
画像表示を行わずに、早送り再生を実現していた。さら
に高速な早送りを実現するためには、Iピクチャのみの
復号、画像表示を行っていた。
【0003】一方、スロー再生の場合には、復号した画
像データを数フレーム分の表示時間において表示を行っ
て、次に復号された画像データをまた数フレーム分の表
示時間において表示していくことで、速度の遅い再生状
態を実現していた。
像データを数フレーム分の表示時間において表示を行っ
て、次に復号された画像データをまた数フレーム分の表
示時間において表示していくことで、速度の遅い再生状
態を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の技術
によれば、MPEG方式等で圧縮処理された圧縮画像デ
ータを各種の再生モード、例えば、通常再生、早送り再
生、スロー再生等で再生する場合、再生モード別に異な
る方式で再生を行っていたため、画像再生装置の装置構
成が複雑であるという問題点があった。
によれば、MPEG方式等で圧縮処理された圧縮画像デ
ータを各種の再生モード、例えば、通常再生、早送り再
生、スロー再生等で再生する場合、再生モード別に異な
る方式で再生を行っていたため、画像再生装置の装置構
成が複雑であるという問題点があった。
【0005】また、可変圧縮レートの画像圧縮データを
早送り再生する場合には、あるシーンでは再生速度が早
くなったり他のシーンでは再生速度が遅くなったりし
て、違和感があるという問題があった。
早送り再生する場合には、あるシーンでは再生速度が早
くなったり他のシーンでは再生速度が遅くなったりし
て、違和感があるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るために創作されたもので、その目的は、再生方式が再
生モードによらない画像再生装置を提供することにあ
る。
るために創作されたもので、その目的は、再生方式が再
生モードによらない画像再生装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し本発明
の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、圧縮画
像データを、設定した再生モードに対応する再生速度で
再生する装置であって、前記圧縮画像データを画像デー
タに復号する画像復号手段と、前記画像復号手段による
復号結果を格納すると共に、所定量の画像データを出力
しながら、第1のタイミング信号で出力画像切り替えを
行う画像記憶手段と、第2のタイミング信号に応じて、
前記画像記憶手段から出力される画像データをテレビ信
号に変換する信号変換手段と、前記第1および第2のタ
イミング信号を生成するタイミング信号生成手段と、を
備え、前記タイミング信号生成手段は、設定された再生
モードに応じて第1のタイミング信号を生成することを
特徴とする画像再生装置である。
の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、圧縮画
像データを、設定した再生モードに対応する再生速度で
再生する装置であって、前記圧縮画像データを画像デー
タに復号する画像復号手段と、前記画像復号手段による
復号結果を格納すると共に、所定量の画像データを出力
しながら、第1のタイミング信号で出力画像切り替えを
行う画像記憶手段と、第2のタイミング信号に応じて、
前記画像記憶手段から出力される画像データをテレビ信
号に変換する信号変換手段と、前記第1および第2のタ
イミング信号を生成するタイミング信号生成手段と、を
備え、前記タイミング信号生成手段は、設定された再生
モードに応じて第1のタイミング信号を生成することを
特徴とする画像再生装置である。
【0008】この発明によれば、タイミング信号生成手
段が再生モードに応じて生成する第1のタイミング信号
で、画像記憶手段が所定量、例えば1フレーム分の画像
データを切り替え出力し、信号変換手段は再生モードに
応じて変化しない第2のタイミング信号に応じて画像デ
ータをテレビ信号に変換するので、再生モード別に再生
方式を変更可能な装置構成としなくてもよくなる。
段が再生モードに応じて生成する第1のタイミング信号
で、画像記憶手段が所定量、例えば1フレーム分の画像
データを切り替え出力し、信号変換手段は再生モードに
応じて変化しない第2のタイミング信号に応じて画像デ
ータをテレビ信号に変換するので、再生モード別に再生
方式を変更可能な装置構成としなくてもよくなる。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
おいて、前記再生モードには、通常再生、N倍速早送り
再生、(1/N)倍速早送り再生が含まれ(Nは自然
数)、前記タイミング信号生成手段は、N倍速早送り再
生の場合には、通常再生の場合の(1/N)倍の周期の
第1のタイミング信号を生成すると共に、(1/N)倍
速早送り再生の場合には、通常再生の場合のN倍の周期
の第1のタイミング信号を生成することを特徴とする。
おいて、前記再生モードには、通常再生、N倍速早送り
再生、(1/N)倍速早送り再生が含まれ(Nは自然
数)、前記タイミング信号生成手段は、N倍速早送り再
生の場合には、通常再生の場合の(1/N)倍の周期の
第1のタイミング信号を生成すると共に、(1/N)倍
速早送り再生の場合には、通常再生の場合のN倍の周期
の第1のタイミング信号を生成することを特徴とする。
【0010】この発明によれば、通常再生の場合の(1
/N)倍の周期の第1のタイミング信号が生成されるの
で、N倍速の早送り再生が行えると共に、通常再生の場
合のN倍の周期の第1のタイミング信号が生成されるの
で、(1/N)倍速のスロー再生が行える。
/N)倍の周期の第1のタイミング信号が生成されるの
で、N倍速の早送り再生が行えると共に、通常再生の場
合のN倍の周期の第1のタイミング信号が生成されるの
で、(1/N)倍速のスロー再生が行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る画像再生
装置の実施形態のブロック構成図であり、この装置は、
圧縮画像データを読み出す圧縮画像データ読み出し部1
と、画像復号を行う画像復号部2と、復号結果を記憶す
る画像記憶部3と、フレーム切り替えタイミング信号、
表示タイミング信号を生成するタイミング信号生成部4
と、画像データをテレビ信号に変換するテレビ信号変換
部5と、装置動作を制御する制御部6と、再生モードを
設定する再生モード設定部7とを有する。
を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る画像再生
装置の実施形態のブロック構成図であり、この装置は、
圧縮画像データを読み出す圧縮画像データ読み出し部1
と、画像復号を行う画像復号部2と、復号結果を記憶す
る画像記憶部3と、フレーム切り替えタイミング信号、
表示タイミング信号を生成するタイミング信号生成部4
と、画像データをテレビ信号に変換するテレビ信号変換
部5と、装置動作を制御する制御部6と、再生モードを
設定する再生モード設定部7とを有する。
【0012】この画像再生装置の構成要素を説明する
と、まず、圧縮画像データ読み出し部1は、例えばMP
EG方式で圧縮処理された画像圧縮データを記憶したC
DROM1aと制御信号を受けてCDROM1aに記憶
されている画像圧縮データを読み出す動作を行うディス
クドライバ1bとを有している。
と、まず、圧縮画像データ読み出し部1は、例えばMP
EG方式で圧縮処理された画像圧縮データを記憶したC
DROM1aと制御信号を受けてCDROM1aに記憶
されている画像圧縮データを読み出す動作を行うディス
クドライバ1bとを有している。
【0013】画像復号部2は、例えばMPEG方式の画
像圧縮データに対する復号を行うもので、圧縮画像デー
タ読み出し部1にデータ要求信号を送信すると共に、こ
れに応じて圧縮画像データ読み出し部1から送られてく
る圧縮画像データを復号して、画像記憶部3の記憶エリ
アが画像フレームデータで満杯になるように、復号され
た画像データを出力する。
像圧縮データに対する復号を行うもので、圧縮画像デー
タ読み出し部1にデータ要求信号を送信すると共に、こ
れに応じて圧縮画像データ読み出し部1から送られてく
る圧縮画像データを復号して、画像記憶部3の記憶エリ
アが画像フレームデータで満杯になるように、復号され
た画像データを出力する。
【0014】画像記憶部3は、例えば8フレーム分の画
像データを記憶する記憶エリアを有していて、フレーム
切り替え信号が供給される毎に、順次、記憶エリアに記
憶されている画像フレームデータを出力する。
像データを記憶する記憶エリアを有していて、フレーム
切り替え信号が供給される毎に、順次、記憶エリアに記
憶されている画像フレームデータを出力する。
【0015】テレビ信号変換部5は、表示タイミング信
号を供給される毎に、1フレーム分の画像データを例え
ばNTSC信号に変換する。制御部6は、再生モード設
定部7によって設定された再生モードをタイミング信号
生成部4に供給すると共に、装置の制御動作を行う。
号を供給される毎に、1フレーム分の画像データを例え
ばNTSC信号に変換する。制御部6は、再生モード設
定部7によって設定された再生モードをタイミング信号
生成部4に供給すると共に、装置の制御動作を行う。
【0016】タイミング信号生成部4は、再生モードに
応じたフレーム切り替えタイミング信号を生成すると共
に、再生モードによらず周期固定の表示タイミング信号
を生成する。
応じたフレーム切り替えタイミング信号を生成すると共
に、再生モードによらず周期固定の表示タイミング信号
を生成する。
【0017】次にこの装置の動作を説明する。まず。通
常再生について説明する。再生モード設定部7によって
通常再生を設定すると、制御部6はタイミング信号生成
部4に再生モードが通常再生であることを通知する共
に、ディスクドライバ1bや画像復号部2の起動を開始
させる。これによって、画像復号部2はデータ要求信号
を出力して、これに対応してCDROM1aから読み出
された圧縮画像データは画像復号部2に出力される。画
像復号部2は順次圧縮画像データの復号を行って、画像
記憶部3の記憶エリアを満杯にするように動作を行う。
常再生について説明する。再生モード設定部7によって
通常再生を設定すると、制御部6はタイミング信号生成
部4に再生モードが通常再生であることを通知する共
に、ディスクドライバ1bや画像復号部2の起動を開始
させる。これによって、画像復号部2はデータ要求信号
を出力して、これに対応してCDROM1aから読み出
された圧縮画像データは画像復号部2に出力される。画
像復号部2は順次圧縮画像データの復号を行って、画像
記憶部3の記憶エリアを満杯にするように動作を行う。
【0018】タイミング信号生成部4は、図2(a)に
示すように、周期tu で通常再生のフレーム切り替え信
号を生成、供給していて、画像記憶部3は、このフレー
ム切り替え信号を供給される毎に、画像フレームデータ
を出力する。一方、図2(d)に示すような固定周期の
表示タイミング信号がテレビ信号変換部5に供給される
と、テレビ信号変換部5は、画像フレームデータからN
TSC信号を生成する。このようにして、画像復号部2
が画像記憶部3の記憶エリアを満杯にするように圧縮画
像データを復号していき、この復号結果である画像フレ
ームデータはフレーム切り替え信号が供給される毎に画
像記憶部3から出力され、さらに、表示タイミング信号
が供給される毎にテレビ信号に変換され通常再生が行わ
れる。
示すように、周期tu で通常再生のフレーム切り替え信
号を生成、供給していて、画像記憶部3は、このフレー
ム切り替え信号を供給される毎に、画像フレームデータ
を出力する。一方、図2(d)に示すような固定周期の
表示タイミング信号がテレビ信号変換部5に供給される
と、テレビ信号変換部5は、画像フレームデータからN
TSC信号を生成する。このようにして、画像復号部2
が画像記憶部3の記憶エリアを満杯にするように圧縮画
像データを復号していき、この復号結果である画像フレ
ームデータはフレーム切り替え信号が供給される毎に画
像記憶部3から出力され、さらに、表示タイミング信号
が供給される毎にテレビ信号に変換され通常再生が行わ
れる。
【0019】次に早送り再生時の動作について説明す
る。再生モード設定部7によって早送り再生を設定する
と、制御部6はタイミング信号生成部4に再生モードが
早送り再生であることを通知する共に、ディスクドライ
バ1bや画像復号部2の起動を開始させる。これによっ
て、画像復号部2はデータ要求信号を出力して、これに
対応してCDROM1aから読みだされた圧縮画像デー
タは画像復号部2に出力される。画像復号部2は順次圧
縮画像データの復号を行って、画像記憶部3の記憶エリ
アを満杯にするように動作を行う。
る。再生モード設定部7によって早送り再生を設定する
と、制御部6はタイミング信号生成部4に再生モードが
早送り再生であることを通知する共に、ディスクドライ
バ1bや画像復号部2の起動を開始させる。これによっ
て、画像復号部2はデータ要求信号を出力して、これに
対応してCDROM1aから読みだされた圧縮画像デー
タは画像復号部2に出力される。画像復号部2は順次圧
縮画像データの復号を行って、画像記憶部3の記憶エリ
アを満杯にするように動作を行う。
【0020】タイミング信号生成部4は、図2(b)に
示すように、周期tu より短かな周期tf で早送り再生
のフレーム切り替え信号を生成、供給していて、画像記
憶部3は、このフレーム切り替え信号を供給される毎
に、画像フレームデータを出力する。一方、図2(d)
に示すような固定周期の表示タイミング信号がテレビ信
号変換部5に供給されると、テレビ信号変換部5は、画
像フレームデータからNTSC信号を生成する。
示すように、周期tu より短かな周期tf で早送り再生
のフレーム切り替え信号を生成、供給していて、画像記
憶部3は、このフレーム切り替え信号を供給される毎
に、画像フレームデータを出力する。一方、図2(d)
に示すような固定周期の表示タイミング信号がテレビ信
号変換部5に供給されると、テレビ信号変換部5は、画
像フレームデータからNTSC信号を生成する。
【0021】このようにして、画像復号部2が画像記憶
部3の記憶エリアを満杯にするように圧縮画像データを
復号していき、この復号結果である画像フレームデータ
はフレーム切り替え信号が供給される毎に画像記憶部3
から出力され、さらに、表示タイミング信号が供給され
る毎にテレビ信号に変換され早送り再生が行われる。
部3の記憶エリアを満杯にするように圧縮画像データを
復号していき、この復号結果である画像フレームデータ
はフレーム切り替え信号が供給される毎に画像記憶部3
から出力され、さらに、表示タイミング信号が供給され
る毎にテレビ信号に変換され早送り再生が行われる。
【0022】この早送り再生によれば、タイミング信号
生成手段4へ供給する表示タイミング信号の供給周期は
通常再生時と変わらないので、通常再生時1枚の画像フ
レームが見える間に、複数枚の画像が見える早送り再生
が行える。即ち、N倍速早送り再生(Nは自然数)を設
定すると、各画像フレームは通常再生時に表示される時
間の(1/N)の時間となる。
生成手段4へ供給する表示タイミング信号の供給周期は
通常再生時と変わらないので、通常再生時1枚の画像フ
レームが見える間に、複数枚の画像が見える早送り再生
が行える。即ち、N倍速早送り再生(Nは自然数)を設
定すると、各画像フレームは通常再生時に表示される時
間の(1/N)の時間となる。
【0023】例えば、2倍速早送り再生を例にとり説明
すると、再生モード設定部7によって2倍速早送り再生
を設定した場合、制御部6はタイミング信号生成部4に
再生モードが2倍速早送り再生であることを通知する共
に、ディスクドライバ1bや画像復号部2の起動を開始
させる。これによって、画像復号部2はデータ要求信号
を出力して、これに対応してCDROM1aから読みだ
された圧縮画像データは画像復号部2に出力される。画
像復号部2は順次圧縮画像データの復号を行って、画像
記憶部3の記憶エリアを満杯にするように動作を行う。
すると、再生モード設定部7によって2倍速早送り再生
を設定した場合、制御部6はタイミング信号生成部4に
再生モードが2倍速早送り再生であることを通知する共
に、ディスクドライバ1bや画像復号部2の起動を開始
させる。これによって、画像復号部2はデータ要求信号
を出力して、これに対応してCDROM1aから読みだ
された圧縮画像データは画像復号部2に出力される。画
像復号部2は順次圧縮画像データの復号を行って、画像
記憶部3の記憶エリアを満杯にするように動作を行う。
【0024】タイミング信号生成部4は、図2(b)に
示すように、通常再生の周期tu の半分の周期tf でフ
レーム切り替え信号を生成、供給し、画像記憶部3は、
このフレーム切り替え信号を供給される毎に、画像フレ
ームデータを出力する。一方、図2(d)に示すような
固定周期の表示タイミング信号がテレビ信号変換部5に
供給されると、テレビ信号変換部5は、画像フレームデ
ータからNTSC信号を生成する。このようにして、画
像復号部2が画像記憶部3の記憶エリアを満杯にするよ
うに圧縮画像データを復号していき、この復号結果であ
る画像フレームデータは、通常時の2倍の速度でフレー
ム切り替え信号が供給される毎に画像記憶部3から出力
されるので、2倍速早送り再生が可能になる。
示すように、通常再生の周期tu の半分の周期tf でフ
レーム切り替え信号を生成、供給し、画像記憶部3は、
このフレーム切り替え信号を供給される毎に、画像フレ
ームデータを出力する。一方、図2(d)に示すような
固定周期の表示タイミング信号がテレビ信号変換部5に
供給されると、テレビ信号変換部5は、画像フレームデ
ータからNTSC信号を生成する。このようにして、画
像復号部2が画像記憶部3の記憶エリアを満杯にするよ
うに圧縮画像データを復号していき、この復号結果であ
る画像フレームデータは、通常時の2倍の速度でフレー
ム切り替え信号が供給される毎に画像記憶部3から出力
されるので、2倍速早送り再生が可能になる。
【0025】したがって、図3(a)に示すように、通
常再生において符号A、Bで示される画像フレームが順
次表示される場合、これを2倍速早送り再生を設定して
早送りを行うと、通常再生時の1フレーム表示時間内に
おいて、図3(b)に示すような、符号A、Bで示され
る画像フレームが半分ずつ表示される画像フレームCが
表示される。但し、この場合、インターレス走査ではな
く表示画面の上から下まで順次走査を行うものを想定し
ている。
常再生において符号A、Bで示される画像フレームが順
次表示される場合、これを2倍速早送り再生を設定して
早送りを行うと、通常再生時の1フレーム表示時間内に
おいて、図3(b)に示すような、符号A、Bで示され
る画像フレームが半分ずつ表示される画像フレームCが
表示される。但し、この場合、インターレス走査ではな
く表示画面の上から下まで順次走査を行うものを想定し
ている。
【0026】次に、スロー再生時の動作について説明す
る。再生モード設定部7によってスロー再生((1/
N)倍速早送り再生)を設定すると、制御部6はタイミ
ング信号生成部4に再生モードがスロー再生であること
を通知する共に、ディスクドライバ1bや画像復号部2
の起動を開始させる。これによって、画像復号部2はデ
ータ要求信号を出力して、これに対応してCDROM1
aから読みだされた圧縮画像データは画像復号部2に出
力される。画像復号部2は順次圧縮画像データの復号を
行って、画像記憶部3の記憶エリアを満杯にするように
動作を行う。
る。再生モード設定部7によってスロー再生((1/
N)倍速早送り再生)を設定すると、制御部6はタイミ
ング信号生成部4に再生モードがスロー再生であること
を通知する共に、ディスクドライバ1bや画像復号部2
の起動を開始させる。これによって、画像復号部2はデ
ータ要求信号を出力して、これに対応してCDROM1
aから読みだされた圧縮画像データは画像復号部2に出
力される。画像復号部2は順次圧縮画像データの復号を
行って、画像記憶部3の記憶エリアを満杯にするように
動作を行う。
【0027】タイミング信号生成部4は、通常再生時の
周期tu より長い周期ts で早送り再生のフレーム切り
替え信号を生成、供給し、画像記憶部3は、このフレー
ム切り替え信号を供給される毎に、画像フレームデータ
を出力する。一方、固定周期の表示タイミング信号がテ
レビ信号変換部5に供給されると、テレビ信号変換部5
は、画像フレームデータからNTSC信号を生成する。
周期tu より長い周期ts で早送り再生のフレーム切り
替え信号を生成、供給し、画像記憶部3は、このフレー
ム切り替え信号を供給される毎に、画像フレームデータ
を出力する。一方、固定周期の表示タイミング信号がテ
レビ信号変換部5に供給されると、テレビ信号変換部5
は、画像フレームデータからNTSC信号を生成する。
【0028】このようにして、画像復号部2が画像記憶
部3の記憶エリアを満杯にするように圧縮画像データを
復号していき、この復号結果である画像フレームデータ
はフレーム切り替え信号が供給される毎に画像記憶部3
から出力され、さらに、表示タイミング信号が供給され
る毎にテレビ信号に変換されスロー再生が行われること
になる。
部3の記憶エリアを満杯にするように圧縮画像データを
復号していき、この復号結果である画像フレームデータ
はフレーム切り替え信号が供給される毎に画像記憶部3
から出力され、さらに、表示タイミング信号が供給され
る毎にテレビ信号に変換されスロー再生が行われること
になる。
【0029】このスロー再生によれば、タイミング信号
生成手段4へ供給する表示タイミング信号の供給周期は
通常再生時と変わらないので、通常再生時1枚の画像フ
レームが見える時間が長くなるスロー再生が行える。即
ち、(1/N)倍速(Nは自然数)早送り再生を設定す
ると、各画像フレームは通常再生時に表示される時間の
N倍の時間となり、スロー再生が行える。
生成手段4へ供給する表示タイミング信号の供給周期は
通常再生時と変わらないので、通常再生時1枚の画像フ
レームが見える時間が長くなるスロー再生が行える。即
ち、(1/N)倍速(Nは自然数)早送り再生を設定す
ると、各画像フレームは通常再生時に表示される時間の
N倍の時間となり、スロー再生が行える。
【0030】図3(c)において、(1/2)倍速早送
り再生を設定した場合には、フレーム切り替え信号の生
成タイミング周期ts は通常再生の周期ts は、通常再
生時の周期tu の2倍となる。
り再生を設定した場合には、フレーム切り替え信号の生
成タイミング周期ts は通常再生の周期ts は、通常再
生時の周期tu の2倍となる。
【0031】なお、スチル再生やコマ送り再生に対して
は、タイミング信生成部4がフレーム切り替えタイミン
グ信号の供給停止を行うようにしておけば、同様に実現
可能である。
は、タイミング信生成部4がフレーム切り替えタイミン
グ信号の供給停止を行うようにしておけば、同様に実現
可能である。
【0032】このように、この発明の実施の形態によれ
ば、再生モード別に再生方式を変更可能としなくても良
く、画像再生装置の装置構成の簡易化が図れることにな
り、しかも、N倍速や(1/N)倍速の早送り再生も容
易に実現可能となるという効果が得られる。
ば、再生モード別に再生方式を変更可能としなくても良
く、画像再生装置の装置構成の簡易化が図れることにな
り、しかも、N倍速や(1/N)倍速の早送り再生も容
易に実現可能となるという効果が得られる。
【0033】また、本発明の実施の形態は、LSI等の
半導体回路として実現することが可能であると共に、ソ
フトウエアを用いて実現することも可能である。ソフト
ウエアを用いて実現する場合には、ROM等の記憶媒体
に記憶したプログラムにしたがって、DSPやCPU等
のプロセッサが動作を行うような装置構成とすればよ
い。
半導体回路として実現することが可能であると共に、ソ
フトウエアを用いて実現することも可能である。ソフト
ウエアを用いて実現する場合には、ROM等の記憶媒体
に記憶したプログラムにしたがって、DSPやCPU等
のプロセッサが動作を行うような装置構成とすればよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、再生モードに応じて生成する第1のタイミ
ング信号に応じて、所定量の画像データがテレビ信号に
変換されるので、再生モード別に再生方式を変更可能な
装置構成としなくてもよくなるという効果が得られる。
明によれば、再生モードに応じて生成する第1のタイミ
ング信号に応じて、所定量の画像データがテレビ信号に
変換されるので、再生モード別に再生方式を変更可能な
装置構成としなくてもよくなるという効果が得られる。
【0035】また、請求項2に係る発明によれば、通常
再生の場合の(1/N)倍の周期の第1のタイミング信
号が生成されるので、N倍速の早送り再生が行えると共
に、通常再生の場合のN倍の周期の第1のタイミング信
号が生成されるので、(1/N)倍速のスロー再生が行
えるという効果が得られる。
再生の場合の(1/N)倍の周期の第1のタイミング信
号が生成されるので、N倍速の早送り再生が行えると共
に、通常再生の場合のN倍の周期の第1のタイミング信
号が生成されるので、(1/N)倍速のスロー再生が行
えるという効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態である画像再生装置のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】装置動作を説明するためのタイングチャートで
ある。
ある。
【図3】本発明の動作を説明する模式的説明図である。
1 圧縮画像データ読み出し部 1a CDROM 1b ディスクドライバ 2 画像復号部 3 画像記憶部 4 タイミング信号生成部 5 テレビ信号変換部 6 制御部 7 再生モード設定部
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮画像データを、設定した再生モード
に対応する再生速度で再生する装置であって、 前記圧縮画像データを画像データに復号する画像復号手
段と、 前記画像復号手段による復号結果を格納すると共に、所
定量の画像データを出力しながら、第1のタイミング信
号で出力画像切り替えを行う画像記憶手段と、 第2のタイミング信号に応じて、前記画像記憶手段から
出力される画像データをテレビ信号に変換する信号変換
手段と、 前記第1および第2のタイミング信号を生成するタイミ
ング信号生成手段と、を備え、 前記タイミング信号生成手段は、 設定された再生モードに応じて第1のタイミング信号を
生成することを特徴とする画像再生装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記再生モードには、通常再生、N倍速早送り再生、
(1/N)倍速早送り再生が含まれ(Nは自然数)、 前記タイミング信号生成手段は、 N倍速早送り再生の場合には、通常再生の場合の(1/
N)倍の周期の第1のタイミング信号を生成すると共
に、(1/N)倍速早送り再生の場合には、通常再生の
場合のN倍の周期の第1のタイミング信号を生成するこ
とを特徴とする画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10109469A JPH11308573A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10109469A JPH11308573A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 画像再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308573A true JPH11308573A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14511031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10109469A Withdrawn JPH11308573A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11308573A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001242890A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Kanaasu Data Kk | 音声データのデータ構造、生成方法、再生方法、記録方法、記録媒体、配信方法、及びマルチメディアの再生方法 |
US7228057B2 (en) | 2001-04-25 | 2007-06-05 | Victor Company Of Japan, Ltd | Apparatus and method of reproducing moving picture at variable speed |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10109469A patent/JPH11308573A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001242890A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Kanaasu Data Kk | 音声データのデータ構造、生成方法、再生方法、記録方法、記録媒体、配信方法、及びマルチメディアの再生方法 |
US7228057B2 (en) | 2001-04-25 | 2007-06-05 | Victor Company Of Japan, Ltd | Apparatus and method of reproducing moving picture at variable speed |
US7466900B2 (en) | 2001-04-25 | 2008-12-16 | Victor Company Of Japan, Ltd | Apparatus and method of reproducing moving picture at variable speed |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |