JPH11307569A - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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JPH11307569A
JPH11307569A JP10109356A JP10935698A JPH11307569A JP H11307569 A JPH11307569 A JP H11307569A JP 10109356 A JP10109356 A JP 10109356A JP 10935698 A JP10935698 A JP 10935698A JP H11307569 A JPH11307569 A JP H11307569A
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bonding
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work
control
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Shuichi Watabe
修一 渡部
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Kaijo Corp
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Publication date
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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動部分の動作履歴を記憶装置に記録し、こ
の記憶装置の記憶データを用いて不良の原因解明等が行
えるワイヤボンディング装置を提供する。 【解決手段】 Xステップモータ22aとYステップモ
ータ23aをそれぞれエンコーダ22b,23bの出力
信号に基づきフィードバック制御してXYテーブル20
をXY方向に駆動するXY駆動機構や、Zステップモー
タ31aをエンコーダ31bの出力に基づきフィードバ
ックしてキャピラリィ33をZ方向に駆動するZ駆動機
構等のアクチュエータが制御プログラムに従いフィード
バック制御される各種の機構を備えたボンディング装置
であって、各機構の動作をそのエンコーダ22b,23
b,31b等のセンサにより検出し、センサの出力信号
から動作履歴情報を作成するとともに、制御プログラム
の処理段階等を示す動作参照情報と、エラー発生を示す
エラー情報と、オペレータの操作等を表す操作情報とを
作成し、これら情報を時間のデータとともに1つのファ
イルとして記憶装置120に時系列的に記憶した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボンディング装
置、詳しくは、運転に際して各機構の動作情報をハード
ディスク等の記憶装置に記憶し、エラー発生時等の原因
究明の容易化を図るボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボンディング装置は、半導体チップが設
けられた複数のリードフレームをマガジン内に収容して
エレベータにより取出ステーションに搬送し、この取出
ステーションにおいてマガジンよりリードフレームを1
つずつコンベア上に送り出し、リードフレームをコンベ
アによりボンディングステージに移送する。そして、ボ
ンディングステージにおいて、ワイヤが挿通されたキャ
ピラリィをXYZ方向の三次元的に所定の軌跡で移動さ
せてボンディングを行い、ボンディングが完了したリー
ドフレームをコンベアによりボンディングステージから
排出する。
【0003】すなわち、ボンディングに際しては、半導
体チップの電極等の第1ボンディング点にワイヤの端部
を圧着(固着)した後、キャピラリィを所定の軌跡で移
動させ、ワイヤをリードフレーム等の第2ボンディング
点に圧着し、第2ボンディング点に圧着したワイヤを切
断する。そして、ワイヤを第1ボンディング点あるいは
第2ボンディング点に圧着する際には、キャピラリィに
よりワイヤを押し付け、キャピラリィに超音波を印加す
る。
【0004】このようなボンディング装置は、各動作系
にアクチュエータを有する駆動機構を、また、動作系の
動作を検出する動作センサを設け、この動作センサの検
知信号を基にアクチュエータをフィードバック制御す
る。例えば、動作系としてキャピラリィを例示すれば、
ステップモータによりXY方向に駆動されるXYテーブ
ル上にアームをステップモータでZ方向に駆動可能に支
持し、このアームの先端にキャピラリィを取り付ける
が、XY方向駆動用のステップモータおよびZ方向駆動
用のステップモータにはそれぞれエンコーダを儲け、こ
れらエンコーダの出力信号を基に各ステップモータを制
御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のボンディング装置にあっては、各動作系に何ら
かの支障が生じて動作が停止した場合等に、その原因の
究明が困難であり、その対策に多大の時間を要するとい
う問題があった。この発明は、上記問題に鑑みてなされ
たもので、動作系に支障が生じた場合に原因の究明を容
易かつ速やかに行えるボンディング装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、ワークをボンディングステージに搬送
し、かつ、該ボンディングステージからワークを排出す
るワーク給排出機構と、ヒータプレートおよび押さえ部
材をそれぞれ昇降駆動してボンディングステージのワー
クをヒータプレート上に押さえ部材で保持する保持機構
と、ワイヤが挿通されたキャピラリィをXYZ方向に駆
動するXYZ駆動機構と、キャピラリィに超音波を印加
する超音波加振機構と、これら各機構の少なくとも1つ
の動作を検出する動作センサと、該動作センサの出力信
号および予め記憶された制御プログラムに基づき制御情
報を出力する制御手段と、該制御手段が出力する制御情
報に基づき前記各機構に駆動信号を出力する駆動手段と
を備えたボンディング装置において、前記各機構の少な
くとも1つの動作を検出する動作センサと、該動作セン
サの出力信号を基に動作履歴情報を作製する履歴情報作
製手段と、該履歴情報作製手段により作製された動作履
歴情報を時系列的に記録する記憶手段とを設けた。
【0007】そして、この発明にかかるボンディング装
置は、前記制御情報を基に動作参照情報を作製する参照
情報作製手段を備え、該参照情報作製手段が出力する動
作参照情報を前記動作履歴情報とともに前記記憶手段に
記憶する態様(請求項2)に、また、前記記憶手段が、
前記情報を処理するワーク個数、運転日数あるいは運転
時間を単位とするファイルに更新して記憶する態様(請
求項3)に構成することができる。
【0008】
【作用】この発明にかかるボンディング装置は、動作セ
ンサの出力信号を基に動作の履歴を表す動作履歴情報を
作製し、この動作履歴情報を時系列的に記憶手段に記憶
するため、異常発生時には記憶手段に記憶された動作履
歴情報を解析することで異常の発生原因が容易に解明で
き、異常の対処を容易かつ速やかに行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1から図4はこの発明の一の
実施の形態を示し、図1がボンディング装置の模式構成
図、図2が同ボンディング装置の制御系の出力側のブロ
ック図、図3が同制御系の入力側のブロック図、図4が
ファイルのデータ構造を示す模式図である。なお、この
実施の形態では、アクチュエータやセンサ等は説明の煩
雑化を防止するため、一部で代表して説明している。
【0010】図1において、10は装置架台を示し、装
置架台10上には、一側にXYテーブル20がXY駆動
機構21を介してXY方向移動可能に支持され、また、
他側にボンディングステージ99が支持される。XY駆
動機構21は、X方向駆動用ステップモータ22aおよ
びY方向駆動用ステップモータ23a(図2参照)をア
クチュエータとする周知の送りねじ機構等から構成さ
れ、各ステップモータ22a,22bの出力軸にそれぞ
れX方向移動検出用エンコーダ(動作センサ)22bと
Y方向移動検出用エンコーダ(動作センサ)23b(図
2参照)が設けられる。
【0011】ステップモータ22a,22bは回転数
(動作量)が入力する駆動パルス信号に依存するもの等
の周知のもの、エンコーダ22b,23bは単位回転角
度当たり所定数のパルス信号を出力するもの等の周知の
ものが用いられる。図2に示すように、各ステップモー
タ22a,22bはコントローラ100に接続されてコ
ントローラ100から入力する駆動パルス信号で動作
し、エンコーダ22b,23bはコントローラ100に
パルス信号を出力する。
【0012】XYテーブル20上にはボンディングアー
ム30がZ駆動機構31を介して先端をZ方向変位可能
に取り付けられ、ボンディングアーム30の先端に図示
しない超音波ホーン等を介してキャピラリィ33が取り
付けられる。上述したXY駆動機構21と同様に、Z駆
動機構31も、コントローラ100に接続されたステッ
プモータ31aとエンコーダ31bを有し、ステップモ
ータ31aがコントローラ100から入力する駆動パル
ス信号で動作し、エンコーダ31bがコントローラ10
0にステップモータ31aの回転量に対応したパルス数
のパルス信号を出力する。
【0013】なお、図示を省略するが、キャピラリィ3
3にはワイヤフィーダ(後述する)から引き出されたワ
イヤが挿通される。前述したように、キャピラリィ33
は第1ボンディング点(通常、半導体チップの電極)か
ら第2ボンディング点(リードフレームのリード)に所
定の軌跡で移動し、第1ボンディング点にワイヤを圧着
し、第1ボンディング点に圧着したワイヤを第2ボンデ
ィング点に圧着して切断する。
【0014】また、図1での図示を割愛するが、超音波
ホーンは超音波加振器35に連結され、この超音波加振
器35、超音波ホーンあるいはキャピラリィ33に超音
波センサ36が設けられる。図2に示すように、超音波
加振器35は、コントローラ100に接続され、コント
ローラ100が出力する駆動信号で超音波を発振して超
音波ホーンすなわちキャピラリィ33を加振する。超音
波センサ36は、コントローラ100に接続され、キャ
ピラリィ33あるいは超音波ホーンの超音波振動または
超音波加振器35の出力を検知して検知信号を出力す
る。
【0015】さらに、XYテーブル20上には、撮像カ
メラ40がボンディングステージ99上の半導体チップ
やリードフレーム(以下、ワークWで代表する)を撮像
可能に取り付けられる。この撮像カメラ40は、コント
ローラ100と接続され、コントローラ100が出力す
る駆動信号で撮像を行い、また、撮像信号をコントロー
ラ100の画像認識装置130に出力する。周知のよう
に、画像認識装置130は、撮像カメラ40の撮像信号
を画像処理してパターン信号を、また、パターン認識が
不能な場合はエラー信号を後述する制御部110に出力
する。
【0016】図示を省略するが、フレームコンベア80
は、マガジン供給エレベータ88からキャピラリィ33
下方のボンディングステージ99まで、また、ボンディ
ングステージ99からマガジン排出エレベータ89まで
延設される。このフレームコンベア80は、マガジン供
給エレベータ88により供給されるマガジンからワーク
Wを取り出してボンディングステージ99に搬送し、ボ
ンディングが終了した後にボンディングステージ99の
ワークWをマガジン排出エレベータ89のマガジンまで
搬送する。
【0017】フレームコンベア80は、送りねじ機構8
1とプッシャ82を組み合わせて構成され、所定範囲を
送りねじ機構81で、この所定範囲に連続する所定の範
囲をプッシャ82でワークWを搬送する。送りねじ機構
81は、ワークWを爪部材等で挟持して搬送するもの
で、爪部材駆動用のステップモータ81aと、爪部材位
置検出用のエンコーダ81b等を有する。図2に示すよ
うに、この送りねじ機構81は、ステップモータ81a
とエンコーダ81bがコントローラ100に接続され、
ステップモータ81aがコントローラ100から入力す
る駆動パルス信号で動作し、エンコーダ81bがステッ
プモータ81aの動作量を表すパルス信号をコントロー
ラ100に出力する。
【0018】プッシャ82は、ワーク押出用のシリンダ
82aと、シリンダ82aの動作位置検出用の複数のマ
イクロスイッチ(動作センサ)82bを有する。シリン
ダ82aは電磁式制御弁(シリンダと同一の番号82a
で示す)を介して加圧空気供給源に連絡されて加圧空気
供給源から供給される加圧空気で作動し、マイクロスイ
ッチ82bはシリンダ82aの動作位置を検出する。電
磁式制御弁82aは、コントローラ100に接続され、
コントローラ100が出力する駆動信号で作動する。
【0019】マガジン供給エレベータ88は、マガジン
が載置された昇降台を駆動するシリンダ88aと、シリ
ンダ88a(昇降台)位置を検出する複数のマイクロス
イッチ(動作センサ)88bとを有する。シリンダ88
aは電磁式制御弁(シリンダと同一の番号88aを用い
る)を介して加圧空気供給源と連絡され、加圧空気供給
源から供給される加圧空気で作動する。電磁式制御弁8
8aは、コントローラ100と接続され、コントローラ
100の駆動信号で作動する。マイクロスイッチ88b
は、コントローラ100と接続され、検知信号をコント
ローラ100に出力する。
【0020】同様に、マガジン排出エレベータ89は、
昇降台を駆動するシリンダ89aと、昇降台位置を検出
する複数のマイクロスイッチ89bを有し、シリンダ8
9aが電磁式制御弁89aを経て加圧空気供給源から供
給される加圧空気で作動し、電磁式制御弁89aコント
ローラ100により駆動制御される。また、マイクロス
イッチ89bはコントローラと接続され検知信号を出力
する。
【0021】そして、ボンディングステージには、ヒー
タプレート昇降機構50と、押さえ機構60が設けられ
る。ヒータプレート昇降機構50は、ヒータプレートを
昇降駆動するアクチュエータ51およびヒータプレート
の上下位置等を検出する複数のマイクロスイッチ52を
有する。アクチュエータ51は、ステップモータ等から
なり、コントローラ100に接続されて駆動制御され
る。マイクロスイッチ52もコントローラ100に接続
されて検知信号を出力する。このヒータプレート昇降機
構50は、ワークWがボンディングステージに搬入され
る、ワークW下側にヒータプレートを接触させてワーク
Wを加熱し、ボンディング終了後にワークWをボンディ
ングステージから搬出する際にはヒータプレートを下降
させる。
【0022】押さえ機構60は、押さえ板を駆動するア
クチュエータ61および押さえ板の位置を検出するマイ
クロスイッチ62を有し、アクチュエータ61がコント
ローラ100により駆動制御され、マイクロスイッチ6
2が検知信号をコントローラ100に出力する。この押
さえ機構60は、ボンディングステージにワークWが搬
入されると、押さえ部材を下降させてワークWをヒータ
プレートとの間で挟持し、ボンディングステージからワ
ークWを搬出する際には押さえ部材を上昇させる。
【0023】またさらに、図1中での図示を省略する
が、このボンディング装置には、巻取リールを駆動する
モータ71、モータの回転を検出するエンコーダ72、
ワイヤに張力を付与するエアノズル、エアノズルへの空
気供給量を検出する空気流量センサ73等を有するワイ
ヤフィーダ70が設けられる。そして、このワイヤフィ
ーダ70は、モータ71がコントローラ100に接続さ
れて駆動制御され、また、エンコーダ72と空気流量セ
ンサ73が検知信号をコントローラ100に出力する。
【0024】コントローラ100は、図2に示すよう
に、制御部110、記憶装置120、画像認識装置13
0、ディスプレイ140、キーボード150および駆動
装置160を有する。制御部110は、MPU、RO
M、RAMおよび入出力インターフェイスI/Oをデー
タバスBUSで相互に接続した周知のものから構成さ
れ、前述した各種のエンコーダやセンサ類が接続し、ま
た、記憶装置120、画像認識装置130、ディスプレ
イ140、キーボード150および駆動装置160と接
続する。後述するように、この制御部110は、ROM
や記憶装置120に格納された制御プログラムに従い各
機構を各センサの出力に基づきフィードバック制御し、
また、各エンコーダ等の出力信号に基づき各機構の動作
履歴を表す履歴情報を、プログラムの処理段階等から動
作参照情報を作製して時間データと併せて記憶装置12
0に出力する。
【0025】記憶装置120は、ハードディスク、光磁
気ディスク(MO)あるいはDVD−RAM等の周知の
大容量記憶装置が用いられ、データの書込と読出を可能
に制御部110に接続される。この記憶装置120は、
制御プログラムを格納し、また、制御部110から送ら
れる動作履歴情報、動作参照情報および時間(日時)情
報を1つあるいは複数のファイルに更新可能に記憶す
る。なお、ファイルの大きさは任意に、例えば、運転時
間、歴時間、ワークW処理数等を基準として定めうる
が、少なくとも1つのワークWに関する全ての処理が含
まれる大きさが望ましい。
【0026】画像認識装置130は、撮像カメラ40が
接続し、制御部110とディスプレイ140に接続す
る。この画像認識装置130は、撮像信号をディスプレ
イ140に出力し、また、撮像カメラ40が出力する撮
像信号を画像処理し、画像処理可能な場合はパターン信
号を、画像処理不能な場合はエラー信号を制御部110
に出力する。ディスプレイ140、キーボード150お
よび駆動装置160は周知のものが用いられる。
【0027】この実施の形態にあっては、コントローラ
100の制御部110が記憶装置120等に格納された
所定の制御プログラムに従い各種の処理を実行し、各機
構をフィードバック制御する。すなわち、先ず、マガジ
ン供給エレベータ88により供給されたマガジンから取
り出されたワークWをフレームコンベア80がボンディ
ングステージに搬送する。そして、このボンディングス
テージにおいて、ヒータプレート昇降機構50がヒータ
プレートを上昇させてワークWの下面に接触させ、ま
た、押さえ機構60が押さえ部材を下降させてヒータプ
レートとの間でワークWを挟着する。
【0028】続いて、キャピラリィ33がステップモー
タ22a,23a,31aにより駆動されて所定の軌跡
で移動し、ワイヤがワイヤフィーダから引き出され、ワ
イヤの端部を第1ボンディング点に圧着した後に第2ボ
ンディング点へ引き回して第2ボンディング点に圧着
し、ワイヤを第2ボンディング点の圧着部付け根から切
断する。ここで。ワイヤを第1,2ボンディング点に圧
着する際には、キャピラリィ33によりワイヤをボンデ
ィング点に押し付け、この状態でキャピラリィ33に超
音波加振器35で超音波振動を印加する。
【0029】次に、ボンディングが完了すると、ヒータ
プレート昇降機構50がヒータプレートを下降、また、
押さえ機構60が押さえ部材を上昇させ、前述した搬入
時と同様に、フレームコンベア80がワークWをボンデ
ィングステージからマガジン排出エレベータに向けて搬
送する。そして、マガジン排出エレベータに待機したマ
ガジンにワークWを収納し、マガジン排出エレベータは
マガジンに規定数のワークWが収納されるとマガジンを
排出する。
【0030】すなわち、このボンディング装置は、制御
部110が制御プログラムを実行し、1つのワークWに
付いての一連の処理として、ボンディングステージへの
搬入、ボンディング、ボンディングステージからの搬出
の段階等を行う。
【0031】ここで、制御部110は、制御プログラム
の処理段階に関する動作参照情報を作成するとともに、
当該段階における各機構の動作に関する動作履歴情報を
各センサ(エンコーダ等)の検知信号を基に作成し、ま
た、オペレータのキー操作等の操作情報を作成し、さら
に、エラー判定を行ってエラー情報を作成する。すなわ
ち、制御部110は、XYテーブル20のXY移動、キ
ャピラリィ33のZ移動(XYテーブルに対する)、超
音波加振器35の出力状態、フレームコンベアの動作、
撮像カメラ40の作動、マガジン供給(排出)エレベー
タの作動、ヒータプレート昇降機構、押さえ機構等の各
種の動作部の動作状況をエンコーダやマイクロスイッチ
等のセンサの出力信号に基づき動作履歴情報として作成
する。
【0032】そして、制御部110は、上述した動作参
照情報、動作履歴情報および操作情報を記憶装置120
に出力し、これら情報を現在日時(時刻)の時間データ
とともに図4に示すような形式で記録してファイルを作
成する。なお、エラー判定に付いては詳細な説明を割愛
するが、制御プログラムの実行に求められるセンサ出力
(エンコーダ出力)が得られない場合等をエラーと判定
する。
【0033】すなわち、図4に示すように、ファイル
は、時間データが処理実行時(運転時)の暦日および
時、分、秒の時刻(例示は、1998年の4月10日1
6時0分0秒から開始)で表され、以下同様に、動作参
照情報が実行プログラムの実行ステップ順位(例示は、
3つのプログラム○○○、×××、△△△に付いての実
行ステップ順位を4桁の数字で示す)で、動作履歴情報
が各エンコーダの出力パルス数や各マイクロスイッチの
出力を所定のビット数で、操作情報が操作を特定可能な
所定桁数のコード、エラー情報がエラー発生箇所等を特
定可能な所定桁数のコードで表される。なお、上記各情
報についてはサブファイル、例えば、操作情報について
は操作の具体的な内容までも記録したサブファイル(別
のファイル)をコードと関連したファイル名で作成する
ことも可能である。
【0034】したがって、このボンディング装置は、エ
ラーが発生した場合、上記ファイルを解析することでエ
ラーの発生原因を容易に解明でき、エラー発生に対する
対策を速やかかつ容易に採ることができ、高い稼働効率
が得られる。
【0035】なお、上述した実施の形態においては、ス
テップモータやシリンダ等のアクチュエータの動作がエ
ンコーダやマイクロスイッチで検出される機構の全て
(一部の説明を省略している)について動作履歴情報を
作成するが、エラーの発生頻度が高い機構に付いてのみ
作成することも可能である。
【0036】また、上述した実施の形態においては、フ
ァイル(図4)の大きさについては特に言及しないが、
このファイルの大きさは少なくとも1つのワークWに関
する全ての処理を記録できる大きさであれば足り、さら
に、このファイルは更新記録、すなわち、所定の時間が
経過した古いデータを消去しつつ最新の所定の時間のデ
ータを記録するように構成することも可能である。
【0037】またさらに、上述した実施の形態は、半導
体チップの電極とリードフレームのリード等との間にワ
イヤボンディングを行うものを例示するが、バンプを形
成するボールボンディング装置等にも適用できることは
述べるまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
ワイヤボンディング装置によれば、アクチュエータによ
る各機構の動作を動作センサにより検出し、この動作セ
ンサの検知出力を基に動作履歴情報を作成して時系列的
に記憶手段に記録するため、異常発生時等の原因解明が
記憶手段のデータを解析することで行え、その対策を容
易かつ速やかに行うことができ、優れた稼働効率が得ら
れる。
【0039】特に、上述した実施の形態は、動作履歴情
報に併せて制御プログラムの処理段階を示す動作参照情
報、オペレータによる操作を示す操作情報、および、エ
ラー発生を示すエラー情報を併せて1つのファイルとし
て記憶装置に記憶するため、異常発生時の原因解明をよ
り容易かつより短時間で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかるボンディン
グ装置の模式正面図である。
【図2】同ボンディング装置の制御系の出力側を示すブ
ロック図である。
【図3】同制御系の入力側を示すブロック図である。
【図4】同ボンディング装置の動作履歴情報法を含むフ
ァイルの構造を示す模式図である。
【符号の説明】
11 XYテーブル 22a X方向駆動用ステップモータ 22b X方向移動検出用エンコーダ 23a Y方向駆動用ステップモータ 23b Y方向移動検出用エンコーダ 30 ボンディングアーム 31a Z方向駆動用ステップモータ 31b Z方向移動検出用エンコーダ 33 キャピラリィ 35 超音波加振器 36 超音波センサ 40 撮像カメラ 51 アクチュエータ 52 マイクロスイッチ 61 アクチュエータ 62 マイクロスイッチ 71 モータ 72 エンコーダ 73 空気流量センサ 81a ステップモータ 81b エンコーダ 82a シリンダ(電磁式制御弁) 82b マイクロスイッチ 88a シリンダ(電磁式制御弁) 88b マイクロスイッチ 89a シリンダ 89b マイクロスイッチ 100 コントローラ 110 制御部 120 記憶装置 130 画像認識装置 160 駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークをボンディングステージに搬送
    し、かつ、該ボンディングステージからワークを排出す
    るワーク給排出機構と、ヒータプレートおよび押さえ部
    材をそれぞれ昇降駆動してボンディングステージのワー
    クをヒータプレート上に押さえ部材で保持する保持機構
    と、ワイヤが挿通されたキャピラリィをXYZ方向に駆
    動するXYZ駆動機構と、キャピラリィに超音波を印加
    する超音波加振機構と、これら各機構の少なくとも1つ
    の動作を検出する動作センサと、該動作センサの出力信
    号および予め記憶された制御プラグラムに基づき制御情
    報を出力する制御手段と、該制御手段が出力する制御情
    報に基づき前記各機構に駆動信号を出力する駆動手段と
    を備えたボンディング装置において、 前記各機構の少なくとも1つの動作を検出する動作セン
    サと、該動作センサの出力信号を基に動作履歴情報を作
    製する履歴情報作製手段と、該履歴情報作製手段により
    作製された動作履歴情報を時系列的に記録する記憶手段
    とを備えることを特徴とするボンディング装置。
  2. 【請求項2】 前記制御情報を基に動作参照情報を作製
    する参照情報作製手段を備え、該参照情報作製手段が出
    力する動作参照情報を前記動作履歴情報とともに前記記
    憶手段に記憶する請求項1記載のボンディング装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段が、前記情報を処理するワ
    ーク個数、運転日数あるいは運転時間を単位とするファ
    イルに更新して記憶する請求項1または請求項2記載の
    ボンディング装置。
JP10109356A 1998-04-20 1998-04-20 ボンディング装置 Pending JPH11307569A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140707B2 (en) 2002-10-31 2006-11-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device

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US7140707B2 (en) 2002-10-31 2006-11-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device

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