JPH11307160A - ソケット・コンタクト - Google Patents

ソケット・コンタクト

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Publication number
JPH11307160A
JPH11307160A JP11339698A JP11339698A JPH11307160A JP H11307160 A JPH11307160 A JP H11307160A JP 11339698 A JP11339698 A JP 11339698A JP 11339698 A JP11339698 A JP 11339698A JP H11307160 A JPH11307160 A JP H11307160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
spring
side wall
socket contact
spring base
Prior art date
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Pending
Application number
JP11339698A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Shinmyo
稔 新明
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP11339698A priority Critical patent/JPH11307160A/ja
Publication of JPH11307160A publication Critical patent/JPH11307160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄く、しかも、ピン・コンタクトを確実に挾
圧固定できるソケット・コンタクトを提供する。 【解決手段】 底面部2、第1側壁部3、第2側壁部4
及びばね基部5の4面を有する箱形状のソケット・コン
タクトにおいて、ばね基部に凹部5Aを形成し、第2側
壁部に連続して形成した抑止部8を外側から凹部に挿入
したので、ソケット・コンタクトの高さ方向の寸法が薄
くなる。ばね接点部6は、ピン・コンタクトに押圧され
てたわむが、ばね接点部の過大変位防止部5Bは凹部に
あるから、ばね接点部の荷重点6Bと過大変位防止部に
対する当接部6Cとの間の寸法L2は従来のそれよりも
短い。したがって、当接部が過大変位防止部に接触した
後は、ばね接点部はたわみ難いので、ばね部のV字形部
6Aと底面部の逆V字形部2Bとによりピン・コンタク
トを確実に挾圧固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器間の電気
回路の接続及び切り離しのために用いられる箱形状のソ
ケット・コンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の箱形状のソケット・コンタクトに
ついて図4と図5を参照して説明する。
【0003】図4は、製作初期段階においてキャリア・
ストリップに取り付けられた状態のソケット・コンタク
ト31の展開図である。ソケット・コンタクト31は、
金属薄板からプレス等の手段によって製作される。
【0004】ソケット・コンタクト31は、底面部32
と、底面部32の両側にそれぞれ直角に折曲可能に連続
した第1側壁部33及び第2側壁部34と、第1側壁3
3に直角に折曲可能に連続したばね基部35と、ばね基
部35の先端にU字形に折曲可能に連続したばね接点部
36と、第2側壁部34に直角に折曲可能に連続した頂
面部37と、頂面部37に直角に折曲可能に連続した前
蓋部38と、第1側壁部33から延長した第1突出部3
9と、第2側壁部34から延長した第2突出部40及び
第3突出部41と、底面部32の両側に折曲可能に連続
した一対の電線の圧着部42と、底面部32の両側に折
曲可能に連続した一対の電線の被覆かしめ部43,44
とから構成される。ソケット・コンタクト31の両端
は、キャリア・ストリップ45,46にそれぞれ連続し
ている。
【0005】ソケット・コンタクト31を図4に示され
る展開状態から、プレス等の加工手段を用いて図5
(a)〜(c)に示される完成状態に形成する。
【0006】この際、ばね接点部36にV字形部36A
を形成し、底面部32に逆V字形部32Aを形成する。
【0007】また、一対の電線の圧着部42を底面部3
2に対して直角に折曲し、電線47の芯線に圧着し、一
対の電線の被覆かしめ部43,44を底面部32に対し
て直角に折曲し、電線47をかしめ止めする。
【0008】ピン・コンタクト(図示せず)は、開口4
8からソケット・コンタクト31内に挿入され、ばね接
点部36のV字形部36Aと底面部32の逆V字形部3
2Aとの間で挾圧固定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のソケット・コン
タクト31では、箱形状の構造を保持するため、ばね接
点部36の上方にばね基部35と頂上部37が配置され
ている。したがって、ばね基部35と頂上部37の2枚
の板厚のスペースが必要であった。
【0010】また、ばね接点部36はピン・コンタクト
によって押圧されてたわむが、ばね接点部36の過大変
位防止部35Aはばね基部35にあるから、ばね接点部
36の荷重点36Bと過大変位防止部35Aに対する接
触部36Cとの間の寸法L1は長い。したがって、接触
部36Cが過大変位防止部35Aに接触した後にも、ば
ね接点部36はたわみ易く、過大変位防止の効果が少な
い。
【0011】そこで、本発明は、前記従来のソケット・
コンタクトの欠点を改良し、薄く、しかも、ピン・コン
タクトを確実に挾圧固定し、かつ、過大変位防止機能を
有するソケット・コンタクトを提供しようとするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0013】1.底面部、ばね基部、第1側壁部及び第
2側壁部の4面を有する箱形状のソケット・コンタクト
において、前記第1側壁部に連続して形成された前記ば
ね基部に凹部を形成し、前記第2側壁部に連続して形成
された抑止部を外側から前記凹部に挿入し、前記凹部の
内側を、前記ばね基部に連続して形成されたばね接点部
の過大変位防止部として用いるソケット・コンタクト。
【0014】2.前記ばね基部に後蓋部を連続して形成
した前記1記載のソケット・コンタクト。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例の箱形状
のソケット・コンタクトについて図1〜図3を参照して
説明する。
【0016】図1は、製作初期段階においてキャリア・
ストリップに取り付けられた状態のソケット・コンタク
ト1の展開図である。ソケット・コンタクト1は、金属
薄板からプレス等の手段によって製作される。
【0017】ソケット・コンタクト1は、中央部2Aで
直角に折曲した底面部2と、底面部2の両側にそれぞれ
直角に折曲可能に連続した第1側壁部3及び第2側壁部
4と、第1側壁部3に直角に折曲可能に連続したばね基
部5と、ばね基部5の先端にU字形に折曲可能に連続し
たばね接点部6と、ばね基部5の後端に直角に近い角度
で折曲可能に連続した後蓋部7と、第2側壁部4に直角
に折曲可能に連続した抑止部8と、第2側壁部4に直角
に折曲可能に連続した前蓋部9と、底面部2の両側に折
曲可能に連続した電線の圧着部10と、底面部2の両側
に折曲可能に連続した電線の被覆かしめ部11とから構
成される。ソケット・コンタクト1の一端及び中央部2
Aは、キャリア・ストリップ12に連続し、また、ソケ
ット・コンタクト1の他端は、キャリア・ストリップ1
3に連続している。
【0018】ソケット・コンタクト1を図1に示される
展開状態から、プレス等の加工手段を用いて図2と図3
に示される状態に形成する。
【0019】この際、ばね基部5に凹部5Aを形成し、
ばね接点部6にV字形部6Aを形成し、底面部2に逆V
字形部2Bを形成する。抑止部8は、凹部5A内に挿入
され、ばね基部5を抑止する。
【0020】また、一対の電線の圧着部10を底面部2
に対して直角に折曲し、電線(図示せず)に圧着し、一
対の電線の被覆かしめ部11を底面部2に対して直角に
折曲し、電線をかしめ止めする。
【0021】本実施の形態例では、接触部(V字形部)
と電線の圧着部は直角のものを用いて説明したが、図5
の如く一直線状のものであっても良い。
【0022】ピン・コンタクト(図示せず)は、開口1
4からソケット・コンタクト1内に挿入され、ばね接点
部6のV字形部6Aと底面部2の逆V字形部2Bとの間
で挾圧固定される。
【0023】本実施の形態例では、ばね基部5に凹部5
Aを形成し、凹部5Aに抑止部8を挿入したので、ソケ
ット・コンタクト1の高さ方向の寸法が薄くなる。
【0024】また、ばね接点部6は、ピン・コンタクト
によって押圧されてたわむが、ばね接点部6の過大変位
防止部5Bはばね基部5の凹部5Aにあるから、ばね接
点部6の荷重点6Bと過大変位防止部5Bに対する当接
部6Cとの間の寸法L2 は従来のソケット・コンタクト
31のL1 (図5(b)参照)よりも短い。したがっ
て、当接部6Cが過大変位防止部5Bに接触した後は、
ばね接点部6はたわみ難いので、ばね接点部6が過大に
変位させられても、L2 寸法が小さく、V字形部6Aの
近傍に当接部6Cがあるため、ばね接点部6は応力を受
けない。よって、V字形部6Aが変形する恐れが少な
く、ばね接点部6の過大変位の防止が確実に機能する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0026】1.ばね基部に凹部を形成し、この凹部に
抑止部を挿入したので、ソケット・コンタクトの高さ方
向の寸法が薄くなる。
【0027】2.ばね接点部の過大変位防止部はばね基
部の凹部にあるから、ばね接点部の荷重点と過大変位防
止部に対する当接部との間の寸法は従来のソケット・コ
ンタクトのそれよりも短い。したがって、当接部が過大
変位防止部に接触した後は、ばね接点部はたわみ難いの
で、ばねが変形しずらく、過大変位防止を確実に行うこ
とができる。
【0028】3.後蓋部を形成することにより、ピン・
コンタクトの過剰挿入防止を行うことができる。また、
接触部(V字形部)と電線の圧着部とが一直線状の場合
には、電線の芯線が接触部内に挿入されるのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のソケット・コンタク
トの展開図である。
【図2】本発明の一実施の形態例のソケット・コンタク
トを諸方向から見た7面図である。
【図3】本発明の一実施の形態例のソケット・コンタク
トの要部の諸図であり、(a)は斜視図、(b)は中央
面で切断して内部を示す斜視図、(c)は中央面の断面
図を、それぞれ示す。
【図4】従来のソケット・コンタクトの展開図である。
【図5】従来のソケット・コンタクトの諸図であり、
(a)は前方から見た斜視図、(b)は要部を中央面で
切断して内部を示す斜視図、(c)は後方から見た斜視
図である。
【符号の説明】
1 ソケット・コンタクト 2 底面部 2A 中央部 2B 逆V字形部 3 第1側壁部 4 第2側壁部 5 ばね基部 5A 凹部 5B 過大変位防止部 6 ばね接点部 6A V字形部(接触部) 6B 荷重点 6C 当接部 7 後蓋部 8 抑止部 9 前蓋部 10 電線の圧着部 11 電線の被覆かしめ部 12 キャリア・ストリップ 13 キャリア・ストリップ 14 開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部、ばね基部、第1側壁部及び第2
    側壁部の4面を有する箱形状のソケット・コンタクトに
    おいて、前記第1側壁部に連続して形成された前記ばね
    基部に凹部を形成し、前記第2側壁部に連続して形成さ
    れた抑止部を外側から前記凹部に挿入し、前記凹部の内
    側を、前記ばね基部に連続して形成されたばね接点部の
    過大変位防止部として用いることを特徴とするソケット
    ・コンタクト。
  2. 【請求項2】 前記ばね基部に後蓋部を連続して形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のソケット・コンタク
    ト。
JP11339698A 1998-04-23 1998-04-23 ソケット・コンタクト Pending JPH11307160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11339698A JPH11307160A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 ソケット・コンタクト

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JP11339698A JPH11307160A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 ソケット・コンタクト

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JPH11307160A true JPH11307160A (ja) 1999-11-05

Family

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JP11339698A Pending JPH11307160A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 ソケット・コンタクト

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JP (1) JPH11307160A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6227915B1 (en) 1999-03-16 2001-05-08 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Female terminal fitting

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6227915B1 (en) 1999-03-16 2001-05-08 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Female terminal fitting

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020227