JPH11306672A - オーディオ/ビデオデータの記録装置、再生装置および記録再生装置 - Google Patents

オーディオ/ビデオデータの記録装置、再生装置および記録再生装置

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JPH11306672A
JPH11306672A JP10823198A JP10823198A JPH11306672A JP H11306672 A JPH11306672 A JP H11306672A JP 10823198 A JP10823198 A JP 10823198A JP 10823198 A JP10823198 A JP 10823198A JP H11306672 A JPH11306672 A JP H11306672A
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JP10823198A
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Masaaki Tsuruta
雅明 鶴田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】これまでのVTRにおいては、個人ごとにデー
タを管理できないため、他の人のデータを消去したり、
他の人に勝手にデータを見られてしまう。 【解決手段】記録時は、使用者のユーザ識別コードを補
助データにセットして、記録部13よりカセットテープ
にデータを記録する。再生時は、再生部14において再
生対象のトラックのデータを読み込み、補助再生信号処
理部16において補助データのユーザ識別コードが抽出
し、制御部20で使用者のユーザ識別コードと再生ユー
ザ識別コードとが一致するか否かをチェックする。一致
した場合には、制御部20はAV再生信号処理部15お
よび補助再生信号処理部16に対して、再生したAVデ
ータおよび補助データの出力を許可する信号を出力し、
これにより、そのトラックのデータが再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の記録媒体上
に、オーディオデータまたはビデオデータあるいはその
両方を有するデータ(以降、AVデータと言う。)を記
録するオーディオ/ビデオデータの記録装置、そのAV
データの記録された記録媒体を再生するオーディオ/ビ
デオデータの再生装置、および、それら記録および再生
の両方を行うオーディオ/ビデオデータの記録再生装置
に関し、特に、各データに対してそのデータの使用者の
みがそのデータを処理することができるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダの普及は著しく、
ビデオテープレコーダは、放映時間以外の時間帯におけ
るテレビジョン番組の視聴、映画鑑賞、自ら撮影したA
Vデータの鑑賞、教育手段としての視聴など、種々の目
的のために使用されている。また近年では、家庭用デジ
タルVTR装置や、ディスク状記録媒体に映像データを
記録する装置なども実用化されており、家庭内において
も、今後より一層、そのような種々のAVデータ処理装
置が、様々な形態で使用されると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような状況におい
て、各個人ごとに所望のAVデータを所望の形態で記録
し、再生し、使用したいという要望がある。しかしなが
ら、これまでのビデオテープレコーダにおいては、その
ような個人ごとにデータを管理できるような機能を有し
ていない。たとえば、これまでの記録媒体では、主たる
記録データである映像データやオーディオデータを補足
するためのデータエリアとして、TOC(Table Of Cont
ents) などが用意されており、主に曲名やシーン名、記
録時間、記憶時刻、チャプタ名などの記録に利用されい
ている。しかし、個人に依存したデータを記録する箇所
はなく、またそのような使用方法にも対応していない。
【0004】その結果、たとえば、1つの記録媒体を複
数のユーザで使用する場合には、他のユーザのデータを
誤って記録してしまうという安全性の点での問題があ
る。また、自分の記録したデータを他の人に勝手に見ら
れてしまうというセキュリティ上の問題もある。特に、
家族などで1つの記録媒体を共有する場合で、子供など
には見せたくない映画などの番組を記録した場合、その
番組を子供に見せないようにするためには、記録媒体自
体を隠すなどの他に方法はない。また、自分の記録した
データを再生したい場合にも、他の人が記録したデータ
部分を手動により早送りをして所望のデータの頭だしを
行わなければならず、使い勝手が悪いという問題もあ
る。
【0005】したがって、本発明の目的は、1つの記録
媒体を複数のユーザで使用する場合にも、他のユーザの
データを消去してしまったり、他のユーザにデータを見
られたりするのを防ぐことができ、各データを高いセキ
ュリテーィで管理することができ、1つの記録媒体を効
率よく使用することができるオーディオ/ビデオデータ
の記録装置、再生装置および記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するめ
に、補助データ中にユーザ識別コードを記録するように
し、これにより各データを管理して個人ごとに所望の形
態でデータを使用できるようにした。
【0007】したがって、本発明のオーディオ/ビデオ
データの記録装置は、AVデータを記録媒体の記録単位
に基づいた所定の単位ごとに記録媒体の所定の領域に記
録する主データ記録手段と、その記録データの使用者を
識別するコードを含むその記録データに対応する補助デ
ータを記録媒体の対応する記録データと同一の前記所定
の領域に記録する補助データ記録手段とを有する。
【0008】好適には、記録媒体よりその補助データを
再生する補助データ再生手段と、前記記録媒体の所望の
前記領域に既に記録されいているデータを消去する消去
指示に対して、当該消去指示を行った使用者の識別コー
ドと、前記補助データ再生手段で再生された前記消去対
象の前記領域の前記識別コードとに基づいて、当該領域
のデータの消去を許可するか否かを判定する消去許可手
段と、前記消去が許可された場合に、当該所望の領域の
データを消去するデータ消去手段とをさらに有する。
【0009】また好適には、前記記録媒体の所望の前記
領域に既に記録されいているデータを更新して新たなデ
ータを記録する更新指示に対して、当該更新指示を行っ
た使用者の識別コードと、前記補助データ再生手段で再
生された前記更新対象の前記領域の前記識別コードとに
基づいて、当該領域のデータの更新を許可するか否かを
判定する更新許可手段をさらに有し、前記主データ記録
手段および前記補助データ記録手段は、前記更新が許可
された場合に、既にデータが記録されている前記記録領
域に対して各々前記記録を行う。
【0010】また、本発明のオーディオ/ビデオデータ
の再生装置は、オーディオデータまたはビデオデータあ
るいはその両方を有する主たる記録データが、記録媒体
の記録単位に基づいた所定の単位ごとに、当該記録デー
タの使用者を識別する識別コードを含む補助データとと
もに、所定の領域に順次記録されている記録媒体を再生
するオーディオ/ビデオデータの再生装置であって、前
記記録媒体の所望の再生対象の前記領域の、前記補助デ
ータの少なくとも前記識別コードを再生する補助データ
再生手段と、前記再生された識別コードと、予め設定さ
れている再生要求者の識別コードとに基づいて、前記記
録媒体の当該領域の再生を許可するか否かを判定する再
生許可手段と、前記再生が許可された場合に、前記記録
媒体の当該領域の前記記録データを再生する記録データ
再生手段とを有する。
【0011】特定的には、前記記録媒体は、前記記録デ
ータおよび前記補助データが、各トラック上に規定され
た各々所定の範囲に記録されているテープ状記録媒体で
ある。また特定的には、前記記録媒体は、前記記録デー
タおよび前記補助データが、各セクタ上に規定された各
々所定の範囲に記録されているディスク状記録媒体であ
る。
【0012】また、本発明のオーディオ/ビデオデータ
の記録再生装置は、オーディオデータまたはビデオデー
タあるいはその両方を有する主たる記録データを、記録
媒体の記録単位に基づいた所定の単位ごとに、前記記録
媒体の所定の領域に記録する主データ記録手段と、前記
記録データの使用者を識別するコードを含む前記所定の
単位ごとの記録データに対応する補助データを、前記記
録媒体の当該対応する記録データと同一の前記所定の領
域に記録する補助データ記録手段と、前記記録媒体の所
望の再生対象の前記領域の、前記補助データの少なくと
も前記識別コードを再生する補助データ再生手段と、前
記再生された識別コードと、予め設定されている再生要
求者の識別コードとに基づいて、前記記録媒体の当該領
域の再生を許可するか否かを判定する再生許可手段と、
前記再生が許可された場合に、前記記録媒体の当該領域
の前記記録データを再生する記録データ再生手段とを有
する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
7を参照して説明する。本実施の形態においては、たと
えば家族の誰が記録したデータかを管理することがで
き、これにより他の人に消去されたり無断で視聴される
のを防ぐことのできる、家庭用のデジタルビデオカセッ
トテープレコーダ(DVC:Digital Video Cassette t
ape recorder)を例示して、本発明を説明する。
【0014】まず、本実施の形態のデジタルビデオカセ
ットテープレコーダにより、カセットテープに記録され
るAVデータの記録フォーマットについて図1および図
2を参照して説明する。図1は、その記録テープパタン
を示す図である。図1に示すように、記録テープ上には
所定の傾斜角で斜めにトラックが形成されている。この
トラックにおいて、1フレームのデジタル信号は、52
5/60システムにおいては10トラックに、625/
50システムにおいては12トラックに記録される。
【0015】各トラックには、図示のごとく、補助デー
タ、映像データ、オーディオデータ、トラッキングデー
タが記録される。補助データは、ビットアロケーション
の例の一部を図2に示すように、タイムコード、映像録
画年月日、オーディオ録音年月日、タイトルコード、チ
ャプター番号、トラック位置、および、本発明に係わる
ユーザ識別コードなどの、記録時の情報やデータ再生時
に参照される種々の情報を含むデータである。
【0016】次に、本実施の形態のデジタルビデオカセ
ットテープレコーダについて説明する。図3は、そのデ
ジタルビデオカセットテープレコーダ10の構成を示す
ブロック図である。デジタルビデオカセットテープレコ
ーダ10は、AV記録信号処理部11、補助記録信号処
理部12、記録部13、再生部14、AV再生信号処理
部15、補助再生信号処理部16、表示装置インターフ
ェイス(I/F)17、リモコンインターフェイス(I
/F)18、識別データ記憶部19および制御部20を
有する。
【0017】まず、デジタルビデオカセットテープレコ
ーダ10の各部の機能・構成について説明する。AV記
録信号処理部11は、入力される記録対象の映像データ
およびオーディオデータを、カセットテープへの記録に
適した信号に変換し、記録部13に出力する。具体的に
は、たとえば、入力される映像データをマクロブロック
に分割してシャッフリングし、DCT(Discrete Cosine
Transform) し、得られたDCT係数を量子化し、さら
に可変長符号化し、エラー訂正符号を付加して所定の形
式の記録用映像信号を生成する。また、入力されるオー
ディオデータに対しては、訂正符号を付加して符号化
し、所定の記録用オーディオ信号を生成する。
【0018】補助記録信号処理部12は、外部から入力
される、または、制御部20で生成される、AVデータ
獲得時の情報やデータ再生時に参照される種々の情報を
含む補助データを、カセットテープへの記録に適した信
号に変換し記録部13に出力する。具体的には、その補
助データは、図2に示したように、タイムコード、映像
録画年月日、オーディオ録音年月日、タイトルコード、
チャプター番号、トラック位置、および、本発明に係わ
るユーザ識別コードなどである。
【0019】記録部13は、デジタルビデオカセットテ
ープレコーダ10が記録動作時には、AV記録信号処理
部11より入力される所定の記録用のフォーマットに変
換された映像データおよびオーディオデータ、および、
補助記録信号処理部12より入力される同じく所定の記
録用のフォーマットに変換された補助データを変調し、
実際にカセットテープにデータを記録するための信号を
生成し、図示せぬヘッドを介して、図1に示したような
記録フォーマットでカセットテープに記録する。また、
記録部13は、デジタルビデオカセットテープレコーダ
10が消去動作時には、図示せぬヘッドを介して、所定
の消去用の磁界をカセットテープに印加し、所望のトラ
ックを消去する。
【0020】なお、前述した記録動作であって既にデー
タの記録されているトラックに対して新たなデータを更
新記録する場合、および、前述した消去動作を行う場合
には、記録部13は、制御部20から入力される各トラ
ックごとの記録および消去を許可する旨の信号が入力さ
れている場合についてのみ、これら記録および消去の動
作を行う。なお、この制御部20から入力される記録お
よび消去を許可する旨の信号は、他のユーザに無断でデ
ータを消去されないように、後述するように、制御部2
0において、そのトラックに記録されている補助データ
のユーザ識別コードを参照して形成される信号である。
【0021】再生部14は、デジタルビデオカセットテ
ープレコーダ10が再生動作を行っている時に、たとえ
ば記録部13により図1に示したようにカセットテープ
に記録されている信号を読み出して復調し、映像データ
およびオーディオデータはAV再生信号処理部15に、
補助データは補助再生信号処理部16に出力する。ま
た、デジタルビデオカセットテープレコーダ10が記録
動作または消去動作を行っている時には、再生部14
は、カセットテープのデータ記録対象または消去対象の
トラックの補助データが記録されているべき位置に対し
て再生処理を行い、得られた信号をAV再生信号処理部
15に出力する。
【0022】AV再生信号処理部15は、デジタルビデ
オカセットテープレコーダ10が再生動作を行っている
時であって、制御部20から再生出力を許可する旨の信
号が入力された場合に、再生部14より入力される映像
データおよびオーディオデータを、たとえば表示装置や
スピーカなどから出力可能な形式のアナログ映像データ
おびオーディオデータに変換し、デジタルビデオカセッ
トテープレコーダ10より出力する。制御部20から再
生出力を許可する旨の信号が入力されていない場合に
は、たとえ再生部14より有意な映像データおよびオー
ディオデータが入力されていたとしても、そのデータは
廃棄し、デジタルビデオカセットテープレコーダ10よ
り出力しない。なお、AV再生信号処理部15は、再生
部14より入力される映像データに対して、エラー訂正
を行い、可変長復号化し、逆量子化および逆DCTを行
い、さにデシャッフリングを行い元の映像データを生成
する。また、オーディオデータに対しては、エラー訂正
および復号化を行い、元のオーディオデータを生成す
る。
【0023】補助再生信号処理部16は、デジタルビデ
オカセットテープレコーダ10が記録、再生、消去のい
ずれの動作を行っている場合にも、再生部14より入力
される補助データの再生信号のうち、ユーザ識別コード
を直ちに元の信号に変換して制御部20に出力する。こ
の時、再生部14において何らデータの記録されていな
いカセットテープに対して再生処理を行った場合などで
あって、再生部14から有意な再生信号が得られていな
い場合には、その旨を示す信号を生成して制御部20に
出力する。また、補助再生信号処理部16は、デジタル
ビデオカセットテープレコーダ10が再生動作をおこな
っている時であって、制御部20から再生出力を許可す
る旨の信号が入力された場合には、再生部14より入力
される補助データの各データを、要求に応じて、制御部
20またはデジタルビデオカセットテープレコーダ10
の外部に出力する。
【0024】表示装置I/F17は、デジタルビデオカ
セットテープレコーダ10が接続されてAV再生信号処
理部15より再生出力される映像データが表示される表
示装置上に、制御部20からの制御信号に基づく所定の
文字などを表示させるための、デジタルビデオカセット
テープレコーダ10とその表示装置とのインターフェイ
ス部である。この表示装置I/F17を介して、制御部
20は、たとえばユーザ識別コードの入力やその入力し
たユーザ識別コードの確認などの操作を要求するメッセ
ージを表示装置上に表示し、使用者に伝達する。なお、
実際には、表示装置I/F17は、再生映像データを表
示装置に表示させるための図示せぬ信号処理部内に設け
られて、表示装置に出力される再生映像データ中に前記
メッセージなどをインポーズする回路などにより構成さ
れる。
【0025】リモコンI/F18は、図示せぬリモート
コントローラ(以降、リモコンと言う。)からの操作信
号を受信し、制御部20に入力する。このリモコンおよ
びリモコンI/F18を介して、使用者はデジタルビデ
オカセットテープレコーダ10に対して、ユーザ識別コ
ードの入力やその入力したユーザ識別コードの確認など
の操作を行う。
【0026】識別データ記憶部19は、使用者より入力
されたユーザ識別コードを記憶するメモリである。識別
データ記憶部19は、デジタルビデオカセットテープレ
コーダ10を使用する可能性があるものとして登録され
されたたとえば家族全員のユーザ識別コードと、現在使
用している者のユーザ識別コードとを記憶する。なお、
識別データ記憶部19は、使用可能性のある登録された
者のユーザ識別コードについては、デジタルビデオカセ
ットテープレコーダ10の本体の電源が切断されても記
憶内容が保持されるように記憶し、現在使用している者
のユーザ識別コードについては、デジタルビデオカセッ
トテープレコーダ10の本体の電源が切断された場合に
はリセットされるように、各々記憶する。また、現在使
用している者のユーザ識別コードは、使用可能性がある
ものとして登録されているユーザ識別コードに対して、
たとえばフラグを立てるなどして記憶するのが好適であ
る。
【0027】制御部20は、デジタルビデオカセットテ
ープレコーダ10が全体として所望の動作を行うよう
に、その各構成部を制御する。たとえば、制御部20
は、AV記録信号処理部11およびAV再生信号処理部
15における、記録AVデータおよび再生AVデータの
符号化および復号化などの制御を行う。本発明に係わる
動作の制御としては、制御部20は、まず、デジタルビ
デオカセットテープレコーダ10に対するユーザ識別コ
ードの設定の処理を制御する。すなわち、表示装置I/
F17を介して表示装置に適宜操作を誘導するメッセー
ジの表示を指示し、リモコンI/F18を介して入力さ
れるユーザの操作信号を受信し、デジタルビデオカセッ
トテープレコーダ10を使用する可能性のある者のユー
ザ識別コードや、これからデジタルビデオカセットテー
プレコーダ10を使用してデータの記録、消去、再生な
どを行おうとする者のユーザ識別コードなどを識別デー
タ記憶部19に設定する。
【0028】また、制御部20は、デジタルビデオカセ
ットテープレコーダ10が記録動作を行う時に、識別デ
ータ記憶部19に設定された現在使用している者のユー
ザ識別コードを図2に示したように補助データの一部と
してAVデータとともにカセットテープに記録されるよ
うに、補助記録信号処理部12に出力する。
【0029】また、その記録動作の時には、制御部20
は、さらに、補助再生信号処理部16より入力される各
トラックごとの再生データに付加されているユーザ識別
コードに基づいて、記録部13を制御する。すなわち、
まず、補助再生信号処理部16より記録対象のトラック
になんら信号が記録されていない旨の信号が入力された
場合には、記録部13に対してそのトラックへの記録を
許可する旨の信号を出力する。
【0030】記録対象のトラックに既にデータが記録さ
れている場合には、補助再生信号処理部16よりそのデ
ータのユーザ識別コードが入力されるので、制御部20
はそのユーザ識別コードと、識別データ記憶部19に記
憶されている現在の使用者のユーザ識別コードとを比較
照合して記録部13を制御する。すなわち、それらのユ
ーザ識別コードが一致している場合には、そのトラック
への記録を許可する旨の信号を、それらのユーザ識別コ
ードが一致していない場合には、そのトラックへの記録
を許可しない旨の信号を、各々記録部13に出力する。
なお、記録が許可されなかった場合、記録部13は、記
録対象のトラックを順次次のトラックに移る。
【0031】また、制御部20は、デジタルビデオカセ
ットテープレコーダ10が再生動作を行う時に、識別デ
ータ記憶部19に記憶されている現在の使用者のユーザ
識別コードと、補助再生信号処理部16より入力される
各トラックごとの再生データに付加されているユーザ識
別コードとを比較照合し、それらが一致している場合に
は、AV再生信号処理部15および補助再生信号処理部
16に対して再生信号の出力を許可する旨の信号を出力
し、それらが一致していない場合には、再生信号の出力
を許可しない旨の信号を出力する。
【0032】さらに、制御部20は、デジタルビデオカ
セットテープレコーダ10が消去動作を行う時に、補助
再生信号処理部16より入力される各トラックごとの再
生データに付加されているユーザ識別コードに基づい
て、記録部13を制御する。すなわち、補助再生信号処
理部16より入力される消去対象のトラックのユーザ識
別コードと、識別データ記憶部19に記憶されている現
在の使用者のユーザ識別コードとを比較照合し、それら
が一致している場合には、そのトラックのデータの消去
を許可する旨の信号を、それらが一致していない場合に
は、そのトラックのデータの消去を許可しない旨の信号
を、各々記録部13に出力する。
【0033】次に、このような構成のデジタルビデオカ
セットテープレコーダ10の動作について、図4〜図6
のフローチャートを参照して説明する。まず、デジタル
ビデオカセットテープレコーダ10を使用する場合に
は、予めユーザ識別コードを登録する必要がある。この
ユーザ識別コードの登録の処理について図4を参照して
説明する。ユーザ識別コードの設定処理が開始される
と、まず、制御部20は、表示装置I/F17を介して
表示装置上に、”識別コードを設定してください”など
の、ユーザ識別コードの入力を促すメッセージを表示す
る(ステップS11)。
【0034】このメッセージを見た使用者は、リモコン
にて自分のユーザ識別コードを入力し、さらに、たとえ
ば「決定」などの、そのコードを確定するボタンを押下
する。制御部20は、これらの各操作の信号を、リモコ
ンI/F18を介して獲得する(ステップS12)。そ
れらの信号を獲得したら、制御部20は、表示装置I/
F17を介して表示装置上に、”設定された数字は○◇
△□で正しいですか?”などの確認の表示を行う(ステ
ップS13)。
【0035】このメッセージを見た使用者は、表示され
たユーザ識別コードが正しければリモコンにてさらにた
とえば「決定」などのボタンを押下し、表示されたユー
ザ識別コードが正しくなければリモコンにて「識別コー
ド再設定」などのボタンを押下する。制御部20は、こ
れらの各操作の信号を、リモコンI/F18を介して獲
得し、ユーザ識別コードが正しいことを確認した旨の信
号であった場合には(ステップS14)、そのユーザ識
別コードを識別データ記憶部19に格納し(ステップS
15)、ユーザ識別コード設定の処理を終了する(ステ
ップS16)。一方、ステップS14において、リモコ
ンI/F18を介して獲得した信号がユーザ識別コード
を再設定する旨の信号であった場合にはステップS11
の処理に移り、再びステップS11〜ステップS14の
処理を繰り返す。
【0036】次に、カセットテープに所望のAVデータ
を記録する場合のデジタルビデオカセットテープレコー
ダ10の動作について図5を参照して説明する。まず、
使用者は、自分のユーザ識別コードをリモコンよりデジ
タルビデオカセットテープレコーダ10に入力する。制
御部20は、このユーザ識別コードをリモコンI/F1
8を介して獲得し(ステップS21)、この入力された
ユーザ識別コードを予め識別データ記憶部19に記憶さ
れているユーザ識別コードと照合する(ステップS2
2)。入力されたユーザ識別コードが、識別データ記憶
部19に記録されているいずれかのユーザ識別コードと
一致した場合には、その使用者は適切な使用者と判断さ
れてステップS23以下の記録処理が開始される。入力
されたユーザ識別コードが識別データ記憶部19に記憶
されているいずれのユーザ識別コードとも一致しなかっ
た場合には、その使用者は適切な使用者ではないと判断
されて、再びユーザ識別コードの入力が要求される(ス
テップS21)。
【0037】記録処理が開始されたら、まず、再生部1
4において記録対象のトラックが読み込まれ、補助再生
信号処理部16においてその補助データのユーザ識別コ
ードに該当する信号が抽出されて制御部20に入力され
る。この時、カセットテープにデータが記録されていな
い場合には、その旨を示す信号が補助再生信号処理部1
6から制御部20に入力される(ステップS23)。そ
して、そのトラックに有意なデータが記録されておりか
つそのユーザ識別コードが使用者のユーザ識別コードと
異なる場合には(ステップS24)、そのトラックへの
記録は行わず、記録対象のトラックを次のトラックに移
す。すなわち、ステップS23の処理に移り、次のトラ
ックのユーザ識別コードが読み込まれ、再びステップS
24の判断が行われる。
【0038】ステップS24において、記録対象のトラ
ックに有意なデータが記録されていないか、あるいは、
記憶されているデータのユーザ識別コードと使用者のユ
ーザ識別コードが等しい場合には(ステップS24)、
そのトラックへAVデータの記録を行う。すなわち、入
力されているAVデータおよび使用者のユーザ識別コー
ドを含む補助データを、図1に示したようなフォーマッ
トでカセットテープに記録する(ステップS26)。そ
して、全てのAVデータを記録したか否かを判定し(ス
テップS27)、未だ全てのAVデータを記録していな
い場合には、次のトラックに対してステップS23以下
の処理を順次繰り返す。ステップS27において、全て
のAVデータの記録が終了していた場合や、記録の停止
操作が行われた場合などには、一連の記録処理を終了す
る(ステップS28)。
【0039】次に、カセットテープに記録されたAVデ
ータを再生する場合のデジタルビデオカセットテープレ
コーダ10の動作について図6を参照して説明する。ま
ず、使用者は、自分のユーザ識別コードをリモコンより
デジタルビデオカセットテープレコーダ10に入力す
る。制御部20は、このユーザ識別コードをリモコンI
/F18を介して獲得し(ステップS31)、この入力
されたユーザ識別コードを予め識別データ記憶部19に
記憶されているユーザ識別コードと照合する(ステップ
S32)。入力されたユーザ識別コードが、識別データ
記憶部19に記録されているいずれかのユーザ識別コー
ドと一致した場合には、その使用者は適切な使用者と判
断されてステップS33以下の再生処理が開始される。
入力されたユーザ識別コードが識別データ記憶部19に
記憶されているいずれのユーザ識別コードとも一致しな
かった場合には、その使用者は適切な使用者ではないと
判断されて、再びユーザ識別コードの入力が要求される
(ステップS31)。
【0040】再生処理が開始されたら、まず、再生部1
4において再生対象のトラックが読み込まれ、補助再生
信号処理部16においてその補助データのユーザ識別コ
ードが抽出されて制御部20に入力される(ステップS
33)。そして、そのユーザ識別コードが使用者のユー
ザ識別コードと同じ場合には(ステップS34)、制御
部20はAV再生信号処理部15および補助再生信号処
理部16に対して、再生したAVデータおよび補助デー
タの出力を指示し、これにより、そのトラックのデータ
が再生される(ステップS35)。
【0041】そのトラックの再生が終了するか、あるい
はステップS34において再生されたユーザ識別コード
と使用者のユーザ識別コードが異なる場合には、記録デ
ータの終了または装置の停止の操作があるか否かをチェ
ックし(ステップS36)、そのいずれもがない場合に
は、再生対象のトラックを次のトラックとして(ステッ
プS37)、再びステップS33以降の再生処理を行
う。ステップS36において、記録データが終了するか
装置の停止の操作があるかした場合には、一連の再生処
理を終了する。
【0042】このように、本実施の形態のデジタルビデ
オカセットテープレコーダ10においては、各トラック
ごとのデータにユーザ識別コードを付与し、そのデータ
に対してはそのユーザ識別コードの使用者しか再生およ
び更新ができないようにした。その結果、たとえばある
使用者の管理するデータは、カセットテープ上に図7に
示すように記録される。すなわち、ある再生時間を基準
として、時間t0,t2,t4の区間に、その使用者の
データが記録される。この期間のデータは、他の者は再
生することもできないし、消去や上書き記録を行うこと
もできない。また、この使用者がこのカセットテープを
再生する場合あるいは上書き記録する場合には、この時
間t0,t2,t4の区間が順にトレースされて再生あ
るいは上書き記録されるので、これらの区間を一連のデ
ータとして使用することができる。
【0043】したがって、2つの記録媒体を複数のユー
ザで共用する時に、他のユーザのデータを誤って消去す
ることを防ぐことができる。また、各ユーザが記録した
データを、他のユーザに再生されることがないので、セ
キュリティを高めることができる。
【0044】なお、本発明は、本実施の形態にのみ限ら
れるものではなく、任意好適な種々の改変が可能であ
る。たとえば、本実施の形態においては、テープ状記録
媒体にAVデータを記録するデジタルビデオカセットテ
ープレコーダ10を例示して本発明を説明したが、ディ
スク状記録媒体にAVデータを記録するようなレコーダ
に対しても、同様に本発明は適用できる。その場合に
は、図8に示すように、ディスク状記録媒体の各記録セ
クタごとに、ユーザ識別コードを有する補助データを付
加し、これにより、このセクタを単位としてユーザ識別
コードによるアクセス制御を行えばよい。その場合も、
たとえば図2の補助データのトラック位置の情報はセク
タ位置情報となり、各動作で順次アクセスするのがトラ
ック単位ではなくセクタ単位となるなどの変更をするの
みでよく、本実施の形態のデジタルビデオカセットテー
プレコーダ10の場合と実質的に同一の構成でよい。
【0045】また、デジタルビデオカセットテープレコ
ーダ10においては、再生動作時に、再生部14でカセ
ットテープの1のトラックの各データを一旦再生してお
き、AV再生信号処理部15および補助再生信号処理部
16から外部への出力を制御部20からの制御信号で制
御することにより、各データの再生のコントロールを行
うようにしていた。しかしながら、再生部14において
カセットテープのユーザ識別コードのみを再生し、これ
に基づいてそのトラックを再生すべきか否かを判定し、
その結果に基づいて改めて再生部14においてカセット
テープのそのトラックの映像データおよびオーディオデ
ータを読み出すようにしてもよい。
【0046】また、デジタルビデオカセットテープレコ
ーダ10においては、トラックごとにアクセスコントロ
ールを吟味して動作するようにしていたが、任意のデー
タブロックや、任意の複数トラックごとに処理するよう
にしてもよい。そのようにすれば、アクセス不許可のデ
ータブロックに遭遇した場合に、カセットテープを早送
りして次のデータブロックまで移動することができるた
め、高速に効率よくカセットテープにアクセスすること
ができる。
【0047】また、本実施の形態においては、記録、再
生の両方を行うデジタルビデオカセットテープレコーダ
10を例示したが、記録のみを行う記録装置、再生のみ
を行う再生装置のような構成であってもよい。
【0048】また、識別データ記憶部19は、デジタル
ビデオカセットテープレコーダ10の本体の電源が切断
されても、使用可能性のある構成員のユーザ識別コード
については記憶内容を保持するように記憶するものとし
た。しかし、これが直ちに、識別データ記憶部19が不
揮発性メモリにより構成されることを意味するものでは
ない。もちろん、不揮発性メモリにより構成してもよい
し、また、DRAMなどの揮発性メモリとバックアップ
電源により構成してもよい。また、ハードディスクなど
の補助記録装置にその記録領域を設けるようにしてもよ
い。
【0049】また、本実施の形態においては、AVデー
タの記録および再生を行う際に、いちいちリモコンより
ユーザ識別コードを入力するようにしていた。しかし、
ユーザ識別コードの設定方法はこのような使用方法に限
られるものではない。たとえば、テレビジョン受信機と
一体的に形成されたデジタルビデオカセットテープレコ
ーダであって、いわゆる予約録画機能などにより複数の
テレビジョン番組を予約録画する場合などには、予約録
画操作を行う時にユーザ識別コードを入力し、その番組
ごとにユーザ識別コードを設定できるようにしておくの
が好適である。このような構成であれば、留守録などで
記録媒体の交換が難しい場合においても、各ユーザごと
にプライバシが守られた状態で所望の番組を録画するこ
とができる。ユーザ識別コードの入力、設定方法は、た
とえばこのような、任意好適な方法でよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオーディ
オ/ビデオデータの記録装置、再生装置および記録再生
装置によれば、1つの記録媒体を複数のユーザで使用す
る場合にも、各データをユーザごとに対応づけて管理す
ることができる。したがって、他のユーザのデータを消
去してしまったり、他のユーザにデータを見られたりす
るのを防ぐことができる。その結果、各データを高いセ
キュリテーィで管理することができ、1つの記録媒体を
効率よく使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態のデジタルビデ
オカセットテープレコーダによりテープ状記録媒体上に
データが記録された際の記録テープパタンを示す図であ
る。
【図2】図2は、図1に示した補助データのビットアロ
ケーションの例を示す図である。
【図3】図3は、本発明の一実施の形態のデジタルビデ
オカセットテープレコーダの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図4は、図3に示したデジタルビデオカセット
テープレコーダのユーザ識別コード設定の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】図5は、図3に示したデジタルビデオカセット
テープレコーダのAVデータの記録動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】図6は、図3に示したデジタルビデオカセット
テープレコーダのAVデータの再生動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】図7は、図3に示したデジタルビデオカセット
テープレコーダにより、あるユーザのデータのカセット
テープ上の記録状態を示す図である。
【図8】図8は、本発明をディスク状記録媒体を用いた
記録再生装置に適用した場合の、そのディスク状記録媒
体上のデータ記録フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10…デジタルビデオカセットテープレコーダ、11…
AV記録信号処理部、12…補助記録信号処理部、13
…記録部、14…再生部、15…AV再生信号処理部、
16…補助再生信号処理部、17…表示装置I/F、1
8…リモコンI/F、19…識別データ記憶部、20…
制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオデータまたはビデオデータある
    いはその両方を有する主たる記録データを、記録媒体の
    記録単位に基づいた所定の単位ごとに、前記記録媒体の
    所定の領域に記録する主データ記録手段と、 前記記録データの使用者を識別するコードを含む前記所
    定の単位ごとの記録データに対応する補助データを、前
    記記録媒体の当該対応する記録データと同一の前記所定
    の領域に記録する補助データ記録手段とを有するオーデ
    ィオ/ビデオデータの記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録媒体の所望の前記領域の前記補助
    データの少なくとも前記識別コードを再生する補助デー
    タ再生手段と、 前記記録媒体の所望の前記領域に既に記録されいている
    データを消去する消去指示に対して、当該消去指示を行
    った使用者の識別コードと、前記補助データ再生手段で
    再生された前記消去対象の前記領域の前記識別コードと
    に基づいて、当該領域のデータの消去を許可するか否か
    を判定する消去許可手段と、 前記消去が許可された場合に、当該所望の領域のデータ
    を消去するデータ消去手段とをさらに有する請求項1に
    記載のオーディオ/ビデオデータの記録装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体の所望の前記領域に既に記録
    されいているデータを更新して新たなデータを記録する
    更新指示に対して、当該更新指示を行った使用者の識別
    コードと、前記補助データ再生手段で再生された前記更
    新対象の前記領域の前記識別コードとに基づいて、当該
    領域のデータの更新を許可するか否かを判定する更新許
    可手段をさらに有し、 前記主データ記録手段および前記補助データ記録手段
    は、前記更新が許可された場合に、既にデータが記録さ
    れている前記記録領域に対して各々前記記録を行う請求
    項2に記載のオーディオ/ビデオデータの記録装置。
  4. 【請求項4】前記記録媒体は、テープ状記録媒体であ
    り、 前記主データ記録手段は、前記記録データを、前記テー
    プ状記録媒体上に規定された所定のトラックの所定の記
    録範囲に順次記録し、 前記補助データ記録手段は、前記識別コードを含む補助
    データを、当該対応する記録データと同一の前記トラッ
    クの所定の記録範囲に記録する請求項3に記載のオーデ
    ィオ/ビデオデータの記録装置。
  5. 【請求項5】前記記録媒体は、ディスク状記録媒体であ
    り、 前記主データ記録手段は、前記記録データを、前記ディ
    スク状記録媒体上に規定された所定のセクタの所定の記
    録範囲に順次記録し、 前記補助データ記録手段は、前記識別コードを含む補助
    データを、当該対応する記録データと同一の前記セクタ
    の所定の記録範囲に記録する請求項3に記載のオーディ
    オ/ビデオデータの記録装置。
  6. 【請求項6】オーディオデータまたはビデオデータある
    いはその両方を有する主たる記録データが、記録媒体の
    記録単位に基づいた所定の単位ごとに、当該記録データ
    の使用者を識別する識別コードを含む補助データととも
    に、所定の領域に順次記録されている記録媒体を再生す
    るオーディオ/ビデオデータの再生装置であって、 前記記録媒体の所望の再生対象の前記領域の、前記補助
    データの少なくとも前記識別コードを再生する補助デー
    タ再生手段と、 前記再生された識別コードと、予め設定されている再生
    要求者の識別コードとに基づいて、前記記録媒体の当該
    領域の再生を許可するか否かを判定する再生許可手段
    と、 前記再生が許可された場合に、前記記録媒体の当該領域
    の前記記録データを再生する記録データ再生手段とを有
    するオーディオ/ビデオデータの再生装置。
  7. 【請求項7】前記記録データおよび前記補助データが、
    各トラック上に規定された各々所定の範囲に記録されて
    いるテープ状記録媒体を再生するオーディオ/ビデオデ
    ータの再生装置であって、 前記補助データ再生手段は、前記テープ状記録媒体の所
    望の再生対象のトラックの前記補助データの前記識別コ
    ードを再生し、 前記再生許可手段は、前記再生された識別コードと、前
    記予め設定されている識別コードとに基づいて、当該ト
    ラックのデータの再生を許可するか否かを判定し、 前記記録データ再生手段は、前記再生が許可された場合
    に、当該テープ状記録媒体の当該トラックの前記記録デ
    ータを再生する請求項6に記載のオーディオ/ビデオデ
    ータの再生装置。
  8. 【請求項8】前記記録データおよび前記補助データが、
    各セクタ上に規定された各々所定の範囲に記録されてい
    るディスク状記録媒体を再生するオーディオ/ビデオデ
    ータの再生装置であって、 前記補助データ再生手段は、前記ディスク状記録媒体の
    所望の再生対象のセクタの前記補助データの前記識別コ
    ードを再生し、 前記再生許可手段は、前記再生された識別コードと、前
    記予め設定されている識別コードとに基づいて、当該セ
    クタのデータの再生を許可するか否かを判定し、 前記記録データ再生手段は、前記再生が許可された場合
    に、当該ディスク状記録媒体の当該セクタの前記記録デ
    ータを再生する請求項6に記載のオーディオ/ビデオデ
    ータの再生装置。
  9. 【請求項9】オーディオデータまたはビデオデータある
    いはその両方を有する主たる記録データを、記録媒体の
    記録単位に基づいた所定の単位ごとに、前記記録媒体の
    所定の領域に記録する主データ記録手段と、 前記記録データの使用者を識別するコードを含む前記所
    定の単位ごとの記録データに対応する補助データを、前
    記記録媒体の当該対応する記録データと同一の前記所定
    の領域に記録する補助データ記録手段と、 前記記録媒体の所望の再生対象の前記領域の、前記補助
    データの少なくとも前記識別コードを再生する補助デー
    タ再生手段と、 前記再生された識別コードと、予め設定されている再生
    要求者の識別コードとに基づいて、前記記録媒体の当該
    領域の再生を許可するか否かを判定する再生許可手段
    と、 前記再生が許可された場合に、前記記録媒体の当該領域
    の前記記録データを再生する記録データ再生手段とを有
    するオーディオ/ビデオデータの記録再生装置。
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