JPH11306494A - 接近報知システム - Google Patents

接近報知システム

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JPH11306494A
JPH11306494A JP10119944A JP11994498A JPH11306494A JP H11306494 A JPH11306494 A JP H11306494A JP 10119944 A JP10119944 A JP 10119944A JP 11994498 A JP11994498 A JP 11994498A JP H11306494 A JPH11306494 A JP H11306494A
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JP
Japan
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vehicle
camera
driver
display
emergency
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Application number
JP10119944A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuki Tsukada
達樹 塚田
Satoru Masuda
悟 増田
Takashi Kusakari
高 草刈
Yasunori Kito
安則 紀藤
Hitoshi Sato
均 佐藤
Takashi Oguchi
孝 大口
Mitsusada Sugimoto
光禎 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Emergency Alarm Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に装着した各監視カメラ、マイクで映像
あるいは音で検知した信号を的確に文字情報、音声情報
に変換して運転者に知らせて安全走行の向上を図る接近
報知システムを提供する。 【解決手段】 高速道路あるいは一般道路にて後方から
来る緊急自動車(10)をカメラ(6)とマイクで検知し車両
(5)の運転者あるいは同乗者に映像モニターあるいは車
両の表示装置に文字あるいは表示等で表示するかあるい
は音で知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急自動車等の接
近報知システムに関し、特に車両に装着した各監視カメ
ラ、マイクで映像あるいは音で検知した信号を的確に文
字情報、音声情報に変換して運転者に知らせて安全走行
の向上を図るように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来は緊急自動車の前方からの接近・緊
急表示・危険表示等は人間の目視にて確認し、緊急自動
車の後方からの接近はバックミラー等を目視して確認す
ることが一般的である。最近車両に搭載されている後方
確認テレビシステムにおいても一応確認することはでき
るが、特に赤外撮像された画像の処理がなされていない
ため、緊急自動車かそうでない車両かはテレビモニター
からの情報だけで判断できるようになっていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般道路あるいは高速
道路で車両を運転している場合、運転者は前方に注意を
集中しているため周囲の状況への注意が疎かになりがち
であり、特にスピードが上昇すればその分だけ余計に周
囲の状況に対する情報が入らなくなり、運転者は図3に
示すように車両の直ぐ後方に来たときはバックミラーで
確認することができるが、車両の後方にある時はサイレ
ン音も車内騒音で聞こえないこともある。また緊急灯が
見えない等で緊急自動車が接近していても気が付くこと
が遅れることもある。
【0004】また図3に示す様に緊急自動車が遠くより
接近して来る時に車両5の後方カメラ6で撮像しても緊
急自動車の接近を的確に検知することことができないと
いう問題があった。
【0005】さらには、後方から接近してくる一般車両
についても後方カメラ6で撮像した画像を処理すること
で自車の後方に接近してくることを検知してモニターへ
の文字情報あるいは音等で運転者に知らせるようにはな
されていないという課題があった。
【0006】また、図4に示す様に車両8が左右道路等
の見通しが悪い道路にて安全を確認するために装着した
左右確認の為のカメラにて交差点を横切るあるいは曲が
る直前において緊急自動車の接近をカメラが検知して運
転者に表示して知らせるようにして人間が目視でき無く
ても安全確認をすることができるようにはされていない
という問題があった。
【0007】さらには、図9の様に車両130が鉄道の踏
み切りに接近するとき、当該踏み切りに列車が接近して
くると踏み切り警報装置が赤色ランプの点滅を始め、ま
た警報音を発生するようになっており、この警報信号を
車両130の運転者が見落とすことがないと想像するが、
周囲の状況・車内騒音等で見落とすこともなきしもあら
ずという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の緊急自動車の接近報知システムは、高
速道路あるいは一般道路にて後方から来る緊急自動車を
カメラとマイクあるいはカメラで検知し車両の運転者あ
るいは同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に
文字あるいは表示等で表示するかおよびまたは音で知ら
せるようにしたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の緊急自動車の接近報知シス
テムは、車両を運転する人が左または右に曲がる時に左
右の道から来る緊急自動車の検知をカメラとマイクある
いはカメラで検知して運転者あるいは同乗者に映像モニ
ターあるいは車両の表示装置に文字あるいは表示等で表
示するかおよびまたは音で知らせるようにしたことを特
徴とする。
【0010】また、本発明の赤灯への接近報知システム
は、車両の前方に装着したカメラとマイクあるいはカメ
ラにて車両進行方向にある鉄道の踏み切り等に装着さ
れ、列車が接近して踏み切りをわたらない様に表示する
赤灯の点滅あるいは警告音を検知し車両の運転者及び同
乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置等に文字あ
るいは表示等と音声あるいは音等で表示して知らせるよ
うにしたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の後方車両の接近報知システ
ムは、車両に装着した後方カメラで後方から急接近して
くる一般車両を検知し運転者あるいは同乗者に映像モニ
ターあるいは車両の表示装置に文字あるいは表示等で知
らせるようにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、高速道路あるいは一般道路にて後方から来る緊急自
動車をカメラとマイクで検知し車両の運転者あるいは同
乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字ある
いは表示等で表示するか音で知らせる緊急自動車の接近
報知システムとしたものであり、後方から来る緊急自動
車をカメラとマイクで検知し車両の運転者あるいは同乗
者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あるい
は表示等で表示するかあるいは音で知らせることができ
るという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、高速道
路あるいは一般道路にて後方から来る緊急自動車をカメ
ラとマイクで検知し車両の運転者あるいは同乗者に映像
モニターあるいば車両の表示装置に文字あるいは表示等
で表示すると同時に音で知らせる緊急自動車の接近報知
システムとしたものであり、後方から来る緊急自動車を
カメラとマイクで検知し車両の運転者あるいは同乗者に
映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あるいは表
示等で表示すると同時に音で知らせることができるとい
う作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、高速道
路あるいは一般道路にて後方から来る緊急自動車をカメ
ラで検知し車両の運転者あるいは同乗者に映像モニター
あるいは車両の表示装置に文字あるいは表示等で表示す
るかあるいは音で知らせる緊急自動車の接近報知システ
ムとしたものであり、後方から来る緊急自動車をカメラ
で検知し車両の運転者あるいは同乗者に映像モニターあ
るいは車両の表示装置に文字あるいは表示等で表示する
かあるいは音で知らせることができるという作用を有す
る。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、高速道
路あるいは一般道路にて後方から来る緊急自動車をカメ
ラで検知し車両の運転者あるいは同乗者に映像モニター
あるいは車両の表示装置に文字あるい表示等で表示する
ともに音で知らせる緊急自動車の接近報知システムとし
たものであり、後方から来る緊急自動車をカメラで検知
し車両の運転者あるいは同乗者に映像モニターあるいは
車両の表示装置に文字あるいは表示等で表示するととも
に音で知らせることができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、車両を
運転する人が左または右に曲がる時に左右の道から来る
緊急自動車の検知をカメラとマイクで検知して運転者あ
るいは同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に
文字あるいは表示等と音で知らせる緊急自動車の接近報
知システムとしたものであり、左右の道から来る緊急自
動車の検知をカメラとマイクで検知して運転者あるいは
同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あ
るいは表示等と音で知らせることができるという作用を
有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、車両を
運転する人が左または右に曲がる時に左右の道から来る
緊急自動車の検知をカメラとマイクで検知して運転者あ
るいは同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に
文字あるいは表示等で知らせる緊急自動車の接近報知シ
ステムとしたものであり、左右の道から来る緊急自動車
の検知をカメラとマイクで検知して運転者あるいは同乗
者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あるい
は表示等で知らせることができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、車両を
運転する人が左または右に曲がる時に左右の道から来る
緊急自動車の検知をカメラで検知して運転者あるいは同
乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字ある
いは表示等の表示と音で知らせる緊急自動車の接近報知
システムとしたものであり、左右の道から来る緊急自動
車の検知をカメラで検知して運転者あるいは同乗者に映
像モニターあるいは車両の表示装置に文字あるいは表示
等と音で知らせることができるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、車両を
運転する人が左または右に曲がる時に左右の道から来る
緊急自動車の検知をカメラで検知して運転者あるいは同
乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字ある
いは表示等の表示あるいは音で知らせる緊急自動車の接
近報知システムとしたものであり、左右の道から来る緊
急自動車の検知をカメラで検知して運転者あるいは同乗
者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あるい
は表示等の表示あるいは音で知らせることができるとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、車両の
前方に装着したカメラにて車両進行方向にある道路上の
危険地帯を表示する赤灯を検知し車両の運転者及び同乗
者に映像モニターあるいは車両の表示装置等文字あるい
は表示等にて表示して知らせる赤灯への接近報知システ
ムとしたものであり、車両進行方向にある道路上の危険
地帯を表示する赤灯を検知し車両の運転者及び同乗者に
映像モニターあるいは車両の表示装置等文字あるいは表
示等にて表示して知らせることができるという作用を有
する。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、車両
の前方に装着したカメラにて車両進行方向にある鉄道の
踏み切り等に装着され、列車が接近して踏み切りをわた
らない様に表示する赤灯の点滅を検知し車両の運転者及
び同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置等で文
字あるいは表示にて表示して知らせる赤灯への接近報知
システムとしたものであり、赤灯の点滅を検知し車両の
運転者及び同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装
置等で文字あるいは表示にて表示して知らせることがで
きるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、車両
の前方に装着したカメラとマイクにて車両進行方向にあ
る鉄道の踏み切り等に装着され、列車が接近して踏み切
りをわたらない様に表示する赤灯の点滅及び警告音を検
知し車両の運転者及び同乗者に映像モニターあるいは車
両の表示装置等に文字あるいは表示等と音声あるいは音
等で表示して知らせる赤灯への接近報知システムとした
ものであり、赤灯の点滅及び警告音を検知し車両の運転
者及び同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置等
で文字あるいは表示等と音声あるいは音等で表示して知
らせることができるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項12に記載の発明は、車両
に装着した後方カメラで後方から急接近してくる一般車
両を検知し運転者あるいは同乗者に映像モニターあるい
は車両の表示装置に文字あるいは表示等で知らせる後方
車両の接近報知システムとしたものであり、後方カメラ
で後方から急接近してくる一般車両を検知し運転者ある
いは同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文
字あるいは表示等で知らせることができるという作用を
有する。
【0024】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。図1は、車両へのカメラの装着の仕方
を説明するための概念図であり、車両1に対して、前後
あるいは左右の確認をしたいところにカメラを装着す
る。すなわち、図1のように、前方の確認のために前方
カメラ2を、側面の監視用として側面カメラ3を車両1
の両側に装着する。また、後面の確認のために車両1の
後面に後面カメラ4を装着する。なお、本概念図は車両
をシンボル化して表現しているので、実際の車両への正
式な取付け方とは異なることもある。
【0025】図2は、上記した各監視用カメラやマイク
その他の機器を装着して緊急車両検知システムとして系
統化したものであり、以下図2について説明する。
【0026】図2において、車両の後方・側面・前方に
取付けたカメラ30、31、32、33で撮像したそれぞれの映
像信号は映像増幅器81、82、83、84で増幅されミキシン
グ装置66に入力されると同時に映像フィルター50、51、
52、53に接続され、さらに映像フィルター50、51、52、
53にてデジタル信号とする為の処理が行なわれ、その出
力をアナログ信号をデジタル化するためのA/D変換器
55、57、59、61に入力されてCPU処理の為のデジタル
信号として出力されてCPU64に入力される。
【0027】マイクロホン34、35、36、37からの音声信
号は音声増幅器85、86、87、88で増幅されミキシング装
置66に入力されると同時に音声フィルター46、47、48、
49の各フィルターに接続される。各フィルターにてデジ
タル化される為の前処理が行なわれA/D変換器54、5
6、58、60に入力されA/Dされてアナログからデジタ
ルに変換されCPU64に入力される。CPU64に入力さ
れた信号は、各信号が有する特徴部分から信号の性質が
判断され、メモリー65のデータと比較されて各種の信号
が形成される。
【0028】形成された信号は映像変換装置62でCPU
64が命令する映像を出すための処理が施されたり、文字
信号を発生したりして、それらの映像信号はミキシング
装置66に入力される。同様に形成された信号が音声にて
表示することが必要としてCPU64で命令されると音声
変換装置63にて音声信号を発生しミキシング装置66に入
力される。
【0029】さらに、CPU64の処理の条件を定めたり
ソフトの変更をしたり命令の変更をするのにはCPU操
作部75にて行なう。また、映像、音声の信号を比較した
り各種の命令を作るためのメモリー65はCPU64に接続
されている。
【0030】CPU64の各種の命令を記録するための記
録装置71はCPU64に接続されており、車両の各種状態
を感知して車両に表示する車両制御装置73からのデータ
をCPU64に入力すると共に、カメラや音の信号と比較
してCPU64が最終判断して各種の信号を出力する。
【0031】各カメラの映像信号・音声信号及びCPU
64で判断され映像・文字及び音声に変換されたアナログ
信号は、ミキシングが行なわれて運転者に的確に知らせ
る為の映像信号・音声信号としてモニター67とスピーカ
ー68に出力される。
【0032】モニター67とスピーカー68をコントロール
するために表示装置操作器69にて操作する。また、ミキ
シング出力を車両の計器板(図2中の黒丸印参照)に信
号として車両の状況等を表示するために車両ダッシュボ
ード78に接続する。
【0033】以上のように、各監視用カメラやマイクそ
の他の機器を装着して緊急車両検知システムとして系統
化することにより得られた情報を表示する例について説
明した。そして上記した系統図をベースとして本発明の
接近報知システムを具現することができる。
【0034】すなわち、本発明により車両に装着した前
方カメラ2、側面カメラ3および後面カメラ4並びにそ
れらに付随して設けられたマイクロホンから得られたそ
れぞれのカメラ信号と音声信号はミキシングされ車内の
モニターに画像・音声が表示操作器69の操作にしたがっ
て表示される。また、各カメラ・マイクロホンの信号は
分岐され必要なフィルター処理が施され且つデジタル信
号に変換されてCPU64に入力される。それらの信号は
以下に説明する用途に処理され、車内のモニター67とス
ピーカー68で目的に応じた表示がなされる。
【0035】本発明の実施の形態について、緊急自動車
の接近検知を例に説明する。高速道路で後方より赤い緊
急灯を回転させて接近してくる緊急自動車に対して図3
に示す車両5の後方に装着されたカメラ6は図5のカメ
ラ感度に示すように赤外領域まで感度を有するカメラと
することで一般映像以外に赤外領域の緊急灯の赤の信号
を鮮明に捕らえ、また図2の緊急車両検知システム系統
図に示す後方確認カメラで撮影し映像フィルタ−50にて
赤外領域のみの映像を通過させるようなフィルタリング
を行ない図6の様に赤外灯の回転信号を図7の様なパル
ス信号としてCPU64に入力する。
【0036】同時に後方カメラに装着したマイクロホン
で緊急自動車が吹鳴している音を検知し図2の緊急車両
検知システム系統図の音声フィルター46にて吹鳴音に適
合したフィルタリングを行ないデジタル信号に変換す
る。デジタル化された吹鳴音はCPU64に入力され、同
時に入力された画像信号とAND処理されるか、OR処
理されてメモリー65のデータと比較され、表示すべき信
号に変換され映像変換器62及び音声変換器63にて映像信
号あるいは(同時に)音声信号に変更され、車内のモニ
ター67に文字として表示されるか(同時に)音としてス
ピーカー68から危険を知らせる音として出力される。
【0037】上記に説明したように後方から緊急自動車
が接近してくると緊急灯はデジタル信号化されメモリー
と比較されて緊急自動車が接近したことをカメラが検知
したところから電子的に判断でき、車両の運転者に車内
モニターにて緊急車両接近等の文字情報を大きな文字で
表示したり、フラッシュして表示することができる。
【0038】また、音声は車内で音楽等を聴いていて外
部音が聞こえない状態にあったり、車両の遮音性能か良
いと聞こえないが後方に設置したマイクロホンにより緊
急自動車の音をキャッチしそれをデジタル化してCPU
にてメモリーと比較して緊急自動車の接近を検知しその
信号でモニターの文字情報や音声で、例えば緊急車両接
近のような表示や警報音として運転者に知らせることが
できる。
【0039】運転者に知らせる方法としては、映像単独
の表示で知らせる方法と音だけで知らせ方法と映像と音
でANDをとり知らせる方法を適宜採用することができ
る。
【0040】次に、車両が狭い道を走行していて見通し
の悪い道路で左右に曲がるとき左右の道路からの緊急自
動車の接近をいち早く知り、緊急自動車の邪魔にならな
いようする場合について説明する。図4の様に車両8が
交差点に近づくと図1に示す様に車両の先頭部分および
側面に装着されているカメラ2、3とマイクが道路の左
右を運転者より先に見通すことができるので、上記した
後方カメラで説明したように緊急自動車の赤い回転灯で
緊急自動車と判断し、また同時に装着されているマイク
も緊急自動車を先に説明した動作原理で検知することが
できる。
【0041】また、カメラと音の同時検知で緊急自動車
を認知する場合は100%確実に緊急自動車であることを認
知するが、音声を発生しない緊急自動車の場合はカメラ
で検知して表示し、後方が複雑な屈折道路の場合は音で
識別して表示する等状況に応じた検知をするためにカメ
ラとマイクとで緊急自動車を認知する機能を有すること
が必要である。また、不幸にしてカメラが悪路で泥をか
ぶり画像の検知が不可能になることも予想されるが、マ
イクによる音の検知は可能で悪路であってもその機能を
損なうことなく実現できる。
【0042】さらに、図8に示されるように、高速道路
・一般道路で前方に赤灯106〜109による危険地帯あるい
は道路工事表示等がある場合、基本的には赤灯106〜109
は危険を表示するので、図8に示すように車両102の前
方に装着された前方カメラ100によりこの赤灯106〜109
を検知する。すなわち、車両102が道路を走行している
時に前方に赤灯106〜109が配置されている場合、走行カ
メラ100が走りながら映像を取り込んでいくとあたかも
緊急灯が回転しているときと同等の信号を得ることがで
きる。この信号をCPU114に入力しメモリーの信号と
比較処理をして、走行状態で変化する赤灯の状態と配置
の不整合等から道路工事表示であることと危険地帯であ
ることをモニターと音声で知らせることができる。
【0043】次に、踏み切り警報装置の警告表示を検知
する場合について説明する。図9に示されるように、鉄
道の無人踏み切りは列車が接近してくると、踏み切りの
横断を禁止するための踏み切り警報機134から赤灯の点
滅と警報音で警告表示が行なわれる。車両130に装着さ
れた前方カメラ131が踏み切りの赤灯の点滅を検知する
と上記に説明したように赤灯の点滅をデジタル信号とし
てCPUに取り込み、CPUにてメモリーした踏み切り
信号と比較検知して車両の前方に踏み切りがあることを
モニターあるいはスピーカーで運転者に知らせる。特に
赤外信号にて検知するシステムは、霧等で目視検知が警
報機の近傍でしかできない場合においても目視以前に警
報を運転者に知らせることができるので、気象状況の変
化にも対応できる。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
高速道路で前方に注意を集中してるとバックミラーを見
ないため、後方から緊急車両が来ても、直ぐ後に来ない
とわからないことがあるが、監視カメラが緊急自動車の
緊急灯を検知し文字情報、音声情報等に変換して知らせ
ることで緊急自動車に道を譲るための準備ができる。ま
た狭い道路での左右の検知も側面カメラで監視を行ない
運転者に緊急自動車の接近を知らせることができる。
【0045】一般道路を走行していて前方に危険灯等が
道路上におかれている場合に、車が前進していれば危険
灯は監視カメラに対してあたかも点滅している様に入力
され、その信号は車のスピードの変化で信号の波長が変
化することからCPUは道路標識であると判断して運転
者に表示および又は音声で知らせることができる。
【0046】さらに車両が鉄道の踏み切り等に接近し、
踏み切りの警報装置の赤灯が点滅すると監視カメラが検
知するとともにその情報をCPUにて判断し、映像表示
および又は音声にて運転者に知らせることができるので
安全運転をするできることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両へのカメラの装
着についての概念図、
【図2】本発明の実施の形態におけるカメラ・マイクの
外部情報を処理して表示するための緊急車両検知装置シ
ステムの系統図、
【図3】本発明の実施の形態における高速道路・一般道
路での緊急自動車の後方からの接近を検知をするための
後方確認システム概念図、
【図4】本発明の実施の形態における左右の道路から来
る緊急自動車の接近を検知するための左右緊急車両確認
システム概念図、
【図5】本発明の実施の形態に使用するカメラの感度特
性を示す図、
【図6】カメラで赤灯の回転を検知しそれを映像信号処
理してレベル変換したときの赤外信号レベルを説明する
図、
【図7】赤灯のレベル変化をデジタル変換したときの信
号波形図、
【図8】本発明の実施の形態における道路上に設置され
た危険灯を走行中の車のカメラが検知した時の映像アナ
ログ信号のレベル変化をデジタル化するための危険灯検
知システム概念図、
【図9】本発明の実施の形態における踏み切り警報装置
の赤灯の点滅状態を検知して危険を知らせる踏み切り警
報検知システムの概念図である。
【符号の説明】
1、5、12、102、130 車両 2、7、100、131 前方カメラ 3、8、11、16、101、105、136 側面カメラ 4 後面カメラ 6、103、135 後方カメラ 9、13 緊急車両 10 緊急車両表示灯 14 緊急車両緊急灯 15 前面監視カメラ 30〜33、100 カメラ 34〜37 マイクロホン 46〜49 音声フィルター 50〜53 映像フィルター 54〜61、113 A/D変換器 62 映像変換器 63 音声変換器 64、114 CPU 65 メモリー 66 ミキシング装置 67 モニター 68 スピーカー 69 表示装置操作部 70 車両表示装置 71 記録装置 72 I/F 73 車両制御装置 75 CPU操作部 76 共通インターフェース 77 速度検知情報 78 車両ダッシュボード 79 音声表示 80 文字表示 81〜84、111 映像増幅器 85〜88 音声増幅器 104 進行方向 106〜109 危険灯 112 赤外信号増幅器 115 危険灯レベル 116 デジタル化 132、134 踏み切り警報機 133 線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紀藤 安則 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 均 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 大口 孝 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 杉本 光禎 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速道路あるいは一般道路にて後方から
    来る緊急自動車をカメラとマイクで検知し車両の運転者
    あるいは同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置
    に文字あるいは表示等で表示するかあるいは音で知らせ
    る緊急自動車の接近報知システム。
  2. 【請求項2】 高速道路あるいは一般道路にて後方から
    来る緊急自動車をカメラとマイクで検知し車両の運転者
    あるいは同乗者に映像モニターあるいば車両の表示装置
    に文字あるいは表示等で表示すると同時に音で知らせる
    緊急自動車の接近報知システム。
  3. 【請求項3】 高速道路あるいは一般道路にて後方から
    来る緊急自動車をカメラで検知し車両の運転者あるいは
    同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あ
    るいは表示等で表示するかあるいは音で知らせる緊急自
    動車の接近報知システム。
  4. 【請求項4】 高速道路あるいは一般道路にて後方から
    来る緊急自動車をカメラで検知し車両の運転者あるいは
    同乗者に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あ
    るい表示等で表示するともに音で知らせる緊急自動車の
    接近報知システム。
  5. 【請求項5】 車両を運転する人が左または右に曲がる
    時に左右の道から来る緊急自動車の検知をカメラとマイ
    クで検知して運転者あるいは同乗者に映像モニターある
    いは車両の表示装置に文字あるいは表示等と音で知らせ
    る緊急自動車の接近報知システム。
  6. 【請求項6】 車両を運転する人が左または右に曲がる
    時に左右の道から来る緊急自動車の検知をカメラとマイ
    クで検知して運転者あるいは同乗者に映像モニターある
    いは車両の表示装置に文字あるいは表示等で知らせる緊
    急自動車の接近報知システム。
  7. 【請求項7】 車両を運転する人が左または右に曲がる
    時に左右の道から来る緊急自動車の検知をカメラで検知
    して運転者あるいは同乗者に映像モニターあるいは車両
    の表示装置に文字あるいは表示等の表示と音で知らせる
    緊急自動車の接近報知システム。
  8. 【請求項8】 車両を運転する人が左または右に曲がる
    時に左右の道から来る緊急自動車の検知をカメラで検知
    して運転者あるいは同乗者に映像モニターあるいは車両
    の表示装置に文字あるいは表示等の表示あるいは音で知
    らせる緊急自動車の接近報知システム。
  9. 【請求項9】 車両の前方に装着したカメラにて車両進
    行方向にある道路上の危険地帯を表示する赤灯を検知し
    車両の運転者及び同乗者に映像モニターあるいは車両の
    表示装置等文字あるいは表示等にて表示して知らせる赤
    灯への接近報知システム。
  10. 【請求項10】 車両の前方に装着したカメラにて車両
    進行方向にある鉄道の踏み切り等に装着され、列車が接
    近して踏み切りをわたらない様に表示する赤灯の点滅を
    検知し車両の運転者及び同乗者に映像モニターあるいは
    車両の表示装置等で文字あるいは表示にて表示して知ら
    せる赤灯への接近報知システム。
  11. 【請求項11】 車両の前方に装着したカメラとマイク
    にて車両進行方向にある鉄道の踏み切り等に装着され、
    列車が接近して踏み切りをわたらない様に表示する赤灯
    の点滅及び警告音を検知し車両の運転者及び同乗者に映
    像モニターあるいは車両の表示装置等に文字あるいは表
    示等と音声あるいは音等で表示して知らせる赤灯への接
    近報知システム。
  12. 【請求項12】 車両に装着した後方カメラで後方から
    急接近してくる一般車両を検知し運転者あるいは同乗者
    に映像モニターあるいは車両の表示装置に文字あるいは
    表示等で知らせる後方車両の接近報知システム。
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