JPH1130609A - 流路切換えバルブ付き液体クロマトグラフ用示差屈折率検出器 - Google Patents

流路切換えバルブ付き液体クロマトグラフ用示差屈折率検出器

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JPH1130609A
JPH1130609A JP18843797A JP18843797A JPH1130609A JP H1130609 A JPH1130609 A JP H1130609A JP 18843797 A JP18843797 A JP 18843797A JP 18843797 A JP18843797 A JP 18843797A JP H1130609 A JPH1130609 A JP H1130609A
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refractive index
solvent
flow path
differential refractive
index detector
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Bunya Nakada
文弥 中田
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Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】示差屈折率検出器の信号に影響を与えることな
く、該検出器の下流側で流路切り換え手段を用いて流路
の切り換えを可能とする液体クロマトグラフィー装置を
提供すること。 【解決手段】試料セルと参照セルの屈折率の差の変化を
検知する示差屈折率検出器を備えた液体クロマトグラフ
装置において、示差屈折率検出器の下流側の流路に圧力
変化緩和手段を介して流路切換え手段を接続して当該手
段の切り換えに伴って発生する圧力変化を緩和すること
により、屈折率測定に影響を与えることなく流路切換え
を行い得るようにしたことを特徴とする、液体クロマト
グラフ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、示差屈折率検出器
を備えた液体クロマトグラフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】示差屈折率検出器は、試料セルと参照セ
ルとを含み、両セル内の液体の屈折率の差を計測する検
出器であり、溶媒と溶質の屈折率が同一でない限り溶質
を検出することのできる汎用検出器である。該検出器
は、簡単な構成であるにもかかわらず、精度の高い溶質
の検出が可能であることから、液体クロマトグラフィー
の分野では多用されている。
【0003】示差屈折率検出器による検出は、溶媒中の
溶存ガス量、溶媒温度及び溶媒圧力の影響を顕著に受け
る。従って、市販されている示差屈折率検出器を備えた
液体クロマトグラフ装置では、溶存ガス量の変化や溶媒
温度の変化を防止すべく、脱気装置及び温度調節装置を
配備するのが一般的である。また、溶媒の圧力に関して
は、示差屈折率検出器を流路の最後(最も下流側)に配
置したり、流路系を構成する配管の内径を太くして、配
管中を溶媒が流れる際に発生する背圧により溶媒の圧力
が変化しないように工夫されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、示差屈折率検
出器を液体クロマトグラフィーにおける分離カラムのす
ぐ下流側に接続して、その下流側に種々の機材を接続で
きれば便利である。例えば、示差屈折率検出器の検出結
果に基づいてカラムからの溶出液をフラクションコレク
ター等を用いてフラクションを捕集したり、例えば流路
内の溶媒の流量(流速)を実測値として測定・モニター
できる。特に示差屈折率検出器が多用されているサイズ
排除クロマトグラフィーでは、クロマトグラムのピーク
の溶出容量に依存して溶質の分子量の決定や溶質の同定
を行うため、送液ポンプの設定通りに確実に設定した流
量が達成されているか否かモニターすることが非常に重
要である。従来では、このモニターのためマーカー(El
ution mar ker )を試料に混ぜたり、試料成分の後に溶
出するCO2 やN2 などの溶出位置を測定する方法がと
られていたが、1回の測定において一箇所のみのチェッ
クしか行えないため信頼性に課題があった。
【0005】例えばこのような流量の測定やフラクショ
ンコレクターによるフラクション捕集等を行うために
は、流路を随時切り換える必要が生じるが、このように
示差屈折率検出器の下流側に単にロータリーバルブや電
磁バルブ等の流路切り換え手段を接続して流路の切り換
えを行うと、切換え時に一時的に流路が閉ざされてしま
うため、溶媒の圧力変化が生じてしまう。例えば、示差
屈折率検出器のセル内の溶媒に圧力の変動が生じた場
合、検出信号に大きく影響することが知られている(CH
ROMATOGRAPHIC S CIENCE SERIES VOLUME23 Liquid Chro
matography Detectors edited by Thomas M.Vickrey MA
RCEL D EKKER,INC.p191-p204 、1983年)。この報告に
よると、両セルが水で満たされている場合、セルにかか
る圧力(即ち、両セル内の水にかかる圧力)が1Pa
(パスカル)変化すると、示差屈折率検出器の 信号に
は0.16×10-9RIUの変化が起こる。
【0006】以上の理由から、従来の示差屈折率検出器
を備えた液体クロマトグラフ装置では、該検出器の出力
信号に影響を与えることなしに示差屈折率検出器を流路
途中に配置し、その下流に流路切り換えバルブ等を接続
することは困難であり、結果として、示差屈折率検出器
の下流側において液量を測定しフラクション捕集を行
い、実際の流量の測定は行われていないのが現状であ
る。
【0007】従って本発明の目的は、これら従来技術の
課題に鑑み、示差屈折率検出器の信号に影響を与えるこ
となく、該検出器の下流側で流路切り換え手段を用いて
流路の切り換えを可能とする液体クロマトグラフィー装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に成された本発明の液体クロマトグラフィー装置は、試
料セルと参照セルの屈折率の差の変化を検知する示差屈
折率検出器を備えた液体クロマトグラフ装置において、
示差屈折率検出器の下流側の流路に圧力変化緩和手段を
介して流路切換え手段を接続して当該手段の切り換えに
伴って発生する圧力変化を緩和することにより、屈折率
測定に影響を与えることなく流路切換えを行い得るよう
にしたことを特徴とする液体クロマトグラフ装置であ
る。
【0009】前記流路切り換え手段の下流側には、例え
ばフラクションコレクター、流量測定手段が接続され
る。フラクションコレクターを接続すれば、示差屈折率
検出器の検出結果に基づいてフラクション捕集を行うこ
とができる。フラクションコレクターは通常のものを使
用できる。流量測定手段を接続すれば、示差屈折率検出
器を流れる溶媒が、送液ポンプ等で設定した流量(流
速)が達成されているか否かを知ることができる。流量
測定手段は、例えば通常の溶媒流量計のほか、後に詳細
に説明するような、単位時間当たりの溶媒の液面高さの
変化を測定するタイプのものでも良い。
【0010】本発明の圧力変化緩和手段は、例えば、そ
れぞれ示差屈折率検出器の試料セルからの溶出液と参照
セルからの溶出液を合流させるための分岐と該分岐の下
流側に配置された溶液溜とを含むものである。該液溜の
下流側には流路切り換え手段が接続され、該手段による
流路切り換えにより発生する圧力変化を緩和する役割を
果たす。ここでいう切り換え手段は、ロータリーバルブ
や電磁バルブ等のバルブ類を含み、その下流に接続され
た複数の流路を選択的に切り換える役割や、或いは前記
したフラクションコレクターに内包され、フラクション
捕集のために流路を切り換える役割を有するものであ
る。
【0011】このように、本発明の液体クロマトグラフ
装置では、示差屈折率検出器の下流側で生じた溶媒の圧
力の変動を、圧力変化緩和手段中の液溜により緩和(軽
減)したうえで、同手段中の分岐により、示差屈折率検
出器の試料セルと参照セルに均一に負荷するように構成
したことを特徴とする。示差屈折 率検出器で検知され
る信号は、試料セル内の溶媒と参照セル内の溶媒の屈折
率差であるから、それぞれのセル内の溶媒に対し、同時
かつ同程度の圧力変動が負荷されたとしても、それぞれ
のセル内の屈折率変動は同時に起こり、屈折率差という
点では相殺され、実際の信号に影響を与えることはな
い。従って、示差屈折率検出器で検出した成分を、流路
を変更して別の流路系に導いたり、成分の溶出していな
い部分の溶媒を回収、再利用したり、フラクション補集
を行う場合など、さまざまな場面で応用することが可能
である。特に流路を切換え、流量測定手段に導くことに
より、液体クロマトグラフ装置の流路内における実際の
流量を測定すれば、ピーク溶出時間の比較により溶質の
同定等を行うサイズ排除クロマトグラフィー等における
測定信頼性を確立するのに有用である。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、本発明を図面に基づき更に
詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明に基づく液体クロマトグラ
フィー装置の概略を示すための図である。なお、図1に
おいては、各バルブ等の作動を指示する等、各構成部品
の作動を指示し、又は制御するための制御装置 は示し
ていない。制御装置としては、通常のコンピューター等
を用いれば良い。
【0014】溶媒溜1中の溶媒(移動相)2は、配管3
を経て送液ポンプ4に吸引され、配管5、一定量の試料
を溶媒中に供するためのループを備えた試料注入手段
6、配管7を経て分離カラム8に供される。分離カラム
8から溶出した溶出液は、配管9を経て示差屈折率検出
器の試料セル10に入り、配管11を経て流路分岐12
で2流路に分岐される。
【0015】流路分岐12で第1の流路に分岐された溶
媒は、配管13、ニードルバルブ14、配管15、チャ
ンバー16、配管17を経て示差屈折率検出器の参照セ
ル18に入る。流路分岐12で第2の流路に分岐された
溶媒は、配管20、電磁バルブ21、配管23を経て、
圧力変化緩和手段を構成する分岐である3方ジョイント
24で参照セルからの配管19と合流される。該3方ジ
ョイント24の一方は、配管25により圧力変化緩和手
段を構成する溶液溜26と接続される。そして該溶液溜
26は、配管27を経て3方ジョイント28に接続され
ている。
【0016】本例では、連続して単位時間当たりの溶媒
の液面高さの変化を測定することにより、クロマトグラ
フィー操作中の溶媒の流量を測定するため、2つの流量
測定手段32及び45を接続するために、3方ジョイン
ト28を利用している。例えば1の流量測定手段のみを
用いる場合には、該3方ジョイントを廃して配管27を
流路切り換え手段(電磁バルブ)30又は43に直接接
続できる。流量測定手段以外の、例えばフラクションコ
レクターを接続する場合も同様である。
【0017】以下、図1に示した、液量測定手段を配置
した場合について説明する。試料注入手段6で注入され
た試料は、分離カラム8で各成分に分離され、示差屈折
率検出器の試料セル10に導入され検出される。試料セ
ル10から出た成分は流路分岐12で一定の割合に分岐
される。例えば、99:1の割合で分岐すれば、一方の
流路での成分濃度は試料セルで検出された時の1/10
0に希釈されたことになる。この希釈された溶液は、チ
ャンバー16でさらに希釈、均一化されるため、通常測
定される溶質の濃度における参照溶媒として使用しても
なんら問題はない。電磁バルブ21は、溶媒交換用に設
けたもので、電磁バルブ21を密栓22側に切換えるこ
とにより試料セル10を通過した溶媒を全てチャンバー
16、参照セル18に供すれば、これら中の溶媒を容易
に交換できる。また、ニードルバルブ14は、流路分岐
12における分岐の割合をコントロールするためのもの
である。
【0018】流路分岐12で分岐された溶媒、すなわち
試料セル10と参照セル19からの溶媒は、圧力変化緩
和手段を構成する3方ジョイント24で再び合流する。
従って、配管11、20、23、19の配管 抵抗(背
圧)が小さければ、圧力変化緩和手段を構成する溶液溜
26に接続された3方ジョイント28に接続された流路
切り換え手段、38、30、34、43、41及び47
で発生する圧力の変動は、溶液溜26で緩和された後、
試料セル10、参照セル19に均等に、しかも同時に伝
わり、示差屈折率検出器の信号には影響を与えない。配
管抵抗(背圧)は、配管材料を選択したり、配管の内径
を太くする等により十分小さくすることができる。
【0019】廃液は、3方ジョイント28から配管3
7、電磁バルブ38、配管40、電磁バルブ41を経て
廃液配管50より廃液される。液量測定は、電磁バルブ
38を密栓39側に切換え、3方ジョイント28を通過
した溶媒を、配管29、電磁バルブ30、配管31を経
て、液量測定手段32に導き、上昇する液面高さを測定
し、溶媒の液量(流速)に換算することで達成できる。
ここで、電磁バルブ30、配管33、電磁バルブ34、
密栓35、廃液配管36は、液量測定手段32内の溶媒
を排出するための流路であるが、この操作を行っている
間は、3方ジョイント28を通過した溶媒を、配管3
7、電磁バルブ38、配管40、電磁バルブ41、配管
42、電磁バルブ43、配管44を経て、もう一方の液
量測定手段45に導くことで、連続的に測定することが
できる。当然のことながら、液量測定手段45で液量測
定を行っている間に液量測定手段32内の溶媒排出を完
了し、以後、この切り換えを順次実施すれば、液量測定
手段において溶媒がオーバーフローすることなしに、連
続的に流路系の実際の流量を知ることができる。なお、
電磁バルブ43、配管46、電磁バルブ47、密栓4
8、廃液配管49は、流量測定手段45内の溶媒を排出
するための流路である。このように、本例の装置では、
示差屈折率検出器の下流側において、流路切り換え手段
を用いて頻繁に流路の切り換えを行うことになる。
【0020】図5に、単位時間当たりの液面の高さの変
化を測定し、該変化から流量を測定するタイプの液量測
定手段を示す。図5の液量測定手段は、容量既知の液体
計量管51、複数個の液面計測用光源52、複数個の液
面計測用センサ53から構成されており、各センサ間を
液面が移動する時間を計測することにより単位時間当た
りに流れた液量を計算することが可能である。
【0021】図2は、図1の装置において、THF(テ
トラヒドロフラン)溶媒を1.0ml/分の流速で流
し、示差屈折率検出器の下流側に位置する電磁バルブ3
0により、30秒毎に流路の切換えを行った際の示差屈
折率検出器の出力を記録したものである。この例では、
検出されるべき溶質が存在しないため、出力は常に一定
となっている。
【0022】図3は、図1の装置において、配管20以
降の構成部品から、電磁バルブ30及び34、配管3
1、33及び36、密栓35、液量測定手段32を除
き、他を省略した装置(即ち、配管20は電磁バルブ3
0に直接接続され、一方配管19の先端は解放されて廃
液流路を構成している)においてTHF(テトラヒドロ
フラン)溶媒を1.0ml/分の流速で流し、示差屈折
率検出器の下流側に位置する電磁バルブ30により、3
0秒毎に流路の切換えを行った際の示差屈折率検出器の
出力を記録したものである。この場合は、電磁バルブ3
0による流路切換え時に約80mV(2×10-5RIU
相当)の変動が認められる。なお、図2及び図3におけ
る他の測定条件は同一であり、分離カラムとしてはサイ
ズ排除クロマトグラフィ−用のものを使用し、また、液
量測定手段は32のみとして配管40以降の構成部品を
省略した。
【0023】図4は、図1の装置において、分離カラム
としてサイズ排除クロマトグラフィー用の充填剤を充填
した市販のカラム(TSKgel GMH XL、東ソー(株)製)
を用い、標準ポリスチレンのサイズ排除クロマトグラフ
ィー測定を行った例である。クロマトグラム上部の折れ
線グラフは、1分毎に示差屈折率検出器の後に設置した
電磁バルブ30等を切換え、1分間に流れた液量の測定
を行った結果である。このように示差屈折率検出器の後
でバルブ切換えを行っているにもかかわらず示差屈折率
検出器の出力信号、つまりクロマトグラムには乱れが生
じていないことがわかる。なお、測定条件は、溶媒がTH
F 、流速(送液ポンプの設定)が1.0ml/分、カラムオ
ーブンの温度は40℃である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の液体クロマトグラ
フ装置によれば、示差屈折率検出器の下流側において、
示差屈折率検出器の出力信号に影響を与えることなく、
流路切り換え手段を用いた流路切換えが可能である。従
って、本発明の液体クロマトグラフ装置によれば、操作
中に示差屈折率検出器を通過した溶媒を流路切り換えを
行って複数の流路に導くことが可能となり、例えば液面
高さの変化を利用した液量測定を任意のタイミングで行
ったり、フラクションコレクターによるフラクション捕
集を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による液体クロマトグラフの概
略を示すための図である。
【図2】図2は、本発明の装置において、示差屈折率検
出器の試料セルの出口配管で流路切換えを行った際のベ
ースライン信号の変動を示す図である。
【図3】図3は、比較のための装置において、試料セル
の出口配管で流路切換えを行った際のベースライン信号
の変動を示す図である。
【図4】第4図は、本発明の装置により標準ポリスチレ
ンを測定した結果(クロマトグラム)を示す図である。
【図5】図5は、図1に示した装置中に配置された液量
測定手段を示す図である。
【符号の説明】
1 溶媒溜 2 溶媒 3 配管 4 送液ポンプ 5 配管 6 試料注入手段 7 配管 8 分離カラム 9 配管 10 試料セル 11 配管 12 流路分岐 13 配管 14 ニードルバルブ 15 配管 16 チャンバー 17 配管 18 参照セル 19 配管 20 配管 21 電磁バルブ 22 密栓 23 配管 24 3方ジョイント(圧力緩和手段) 25 配管 26 溶液溜(圧力緩和手段) 27 配管 28 3方ジョイント 29 配管 30 電磁バルブ 31 配管 32 液量測定手段 33 配管 34 電磁バルブ 35 密栓 36 廃液配管 37 配管 38 電磁バルブ 39 密栓 40 配管 41 電磁バルブ 42 配管 43 電磁バルブ 44 配管 45 液量測定手段 46 配管 47 電磁バルブ 48 密栓 49 廃液配管 50 廃液配管 51 液体計量管 52 液面計測用光源 53 液面計測用センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料セルと参照セルの屈折率の差の変化を
    検知する示差屈折率検出器を備えた液体クロマトグラフ
    装置において、示差屈折率検出器の下流側の流路に圧力
    変化緩和手段を介して流路切換え手段を接続して当該手
    段の切り換えに伴って発生する圧力変化を緩和すること
    により、屈折率測定に影響を与えることなく流路切換え
    を行い得るようにしたことを特徴とする、液体クロマト
    グラフ装置。
  2. 【請求項2】前記流路切り換え手段の下流側に、フラク
    ションコレクター、流量測定手段又は示差屈折率検出器
    以外の検出器が接続されていることを特徴とする請求項
    1の液体クロマトグラフ装置。
  3. 【請求項3】前記圧力変化緩和手段が、それぞれ示差屈
    折率検出器の試料セルからの溶出液と参照セルからの溶
    出液を合流させるための分岐と該分岐の下流側に配置さ
    れた溶液溜とを含み、前記流路切り換え手段が該溶液溜
    に接続されることを特徴とする請求項1の液体クロマト
    グラフ装置。
JP18843797A 1997-07-14 1997-07-14 流路切換えバルブ付き液体クロマトグラフ用示差屈折率検出器 Pending JPH1130609A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209156A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Tosoh Corp Ri背圧の変化防止方法
JP2016176799A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社島津製作所 示差屈折率検出器及び液体クロマトグラフ

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