JPH11305920A - キーボード - Google Patents

キーボード

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Publication number
JPH11305920A
JPH11305920A JP10115198A JP11519898A JPH11305920A JP H11305920 A JPH11305920 A JP H11305920A JP 10115198 A JP10115198 A JP 10115198A JP 11519898 A JP11519898 A JP 11519898A JP H11305920 A JPH11305920 A JP H11305920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
supporting plate
support plate
hook
keyboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10115198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Yumoto
芳行 湯本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority to JP10115198A priority Critical patent/JPH11305920A/ja
Publication of JPH11305920A publication Critical patent/JPH11305920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2215/00Tactile feedback
    • H01H2215/004Collapsible dome or bubble
    • H01H2215/012Positioning of individual dome

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キースイッチを開閉させるアクチュエータを
有するキーボードに関し、特にアクチュエータが支持板
に着脱可能であることを目的とする。 【解決手段】 スイッチ部材22を弾発的に押下して開
閉するアクチュエータ5と、該アクチュエータ5を支持
する支持板10とを有するキーボードにおいて、該アク
チュエータ5が該支持板10に固定されるフック9を備
えている構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(パソコン)やワードプロセッサ(ワープロ)な
どの情報処理装置において情報を入力する手段として用
いられるキーボードに係わり、とくに着脱の容易なアク
チュエータをもつキーボードに関する。
【0002】最近の情報技術の進展に伴ってノート型パ
ーソナルコンピュータのような携帯型情報処理技術が普
及しつつあるが、かかる携帯型情報処理装置では携帯時
の利便性を考慮して如何に小型化・軽量化するかと同時
に、その組立性の容易さが大きな課題となっている。
【0003】
【従来の技術】図3は、従来のキーボードの構造の一例
を示す図である。ここで例示したパソコンなどに使用さ
れるキーボードは下方から、ボトムカバー52、金属板
からなるサポートパネル23、シート状のスイッチ部材
22、押下力伝達部材であるアクチュエータ5、スイッ
チパネル25、トップカバー51で構成されている。
【0004】図4は、従来のキーボードの構造の一例の
部分拡大断面図である。このキーボードは、サポートパ
ネル23、複数の接点部を備えたスイッチ部材22、押
下力伝達部材であるアクチュエータ5、支持部材21、
キーの働きを示す文字表示のある押釦27、さらにアク
チュエータ5と押釦27の間に、押釦27を滑らかに上
下動させる軸部26を持つ機構部からなり、図示してい
ないパンタグラフ機構を持つ機構部などもある。
【0005】スイッチ部材22は、2枚のメンブレンシ
ートとスペーサとで構成された、いわゆるメンブレンス
イッチであり、2枚のメンブレンシートには複数の接点
電極29のそれぞれが対向して対をなし、導体パターン
と共に形成されている。
【0006】このスイッチ部材22の2枚のメンブレン
シートに対向して形成されている一対の接点電極29
は、スイッチ部材22を上方から押下することにより、
互いに接触して導体パターン間を閉成するように構成さ
れている。
【0007】一方、接点電極29の真上に位置する押釦
27はそれぞれ軸部26が支持部材21によって長さ方
向に摺動自在に抱持されており、押釦27を上方から押
下するとスイッチ部材22との間に介在させた押下力伝
達部材であるアクチュエータ5を介して所定位置に配置
固定されている上方の接点電極29が押下されるように
なっている。
【0008】ここで例示したアクチュエータ5は、弾性
体をドーム状に成形したもので、ゴムアクチュエータと
も呼ばれている。押釦27とスイッチ部材22との位置
合わせのために、開口側周辺にフランジ6が形成されて
いる。このアクチュエータ5は押下力によって可逆的に
変形し、押圧を解除するとその弾性によって復旧するよ
うになっている。
【0009】図5は、実用化されているアクチュエータ
の一例の構成を示したものである。大きく分けて三種類
のものがある。すなわち、(a)は個片状のアクチュエ
ータ5を複数の接点部を備えたスイッチ部材22の上に
筐体などで配置する構成である。(b)はアクチュエー
タ5を一体成形し、それぞれの押釦27の下に配置する
構成である。(c)はそれぞれの接点電極29に対応す
る部分に孔を開けた例えばPETなどを成形した支持板
10に個片状のアクチュエータ5を接着し、スイッチ部
材22の上に配置する構成である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの構成
にもいくつかの問題点が内在している。その代表的なも
のをあげると次のようになる。
【0011】(a)の構成では、製品組立工程におい
て、アクチュエータと押釦の相互位置合わせを容易にす
る構成となっていないために、個片状のアクチュエータ
をそれぞれの押釦に対応する位置に正確に取り付けるの
に多大な工数を要するばかりでなく、挿着の不完全なも
のが発生することもあるため、組立性が著しく劣ってい
る。(b)の構成では、一体化構造のために組立性は改
善されるが、製品ごとに専用の成形型が必要になるばか
りでなく、体積が増すために部品としての重量が大きく
なり、軽量化とのトレードオフがつきまとう。
【0012】(c)の構成では、組立性および軽量化の
面では改善されるが、接着作業に特殊な専用設備を要
し、しかも接着時の位置合わせに難点があるなどの欠陥
をもっている。
【0013】そこで、本発明は、特殊な設備を必要とせ
ずに容易に組立時の位置合わせ精度が確保できるアクチ
ュエータを備えたキーボードを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、スイッチ
部材を弾発的に押下して開閉するアクチュエータと、該
アクチュエータを支持する支持板とを有するキーボード
において、該アクチュエータが該支持板に固定されるフ
ックを備えているキーボードによって達成される。
【0015】本発明によれば、アクチュエータが支持板
に固定されるフックを備えているので、アクチュエータ
を支持板の孔にはめ込むだけで支持板に固定することが
でき、例えば接着剤を使用することなしに容易に作業で
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を示す
図である。図1において、5はアクチュエータ、6はフ
ランジ、7は押釦受け部、8は空気孔、9は固定用のフ
ック、10は支持板、11は孔、22はスイッチ部材、
29は接点電極、23はサポートパネルである。なお、
従来技術の図面で説明したものと構成が同等の部分につ
いては同一符号を付し、かつ同等の部分についての説明
は省略する。
【0017】図2は本発明の一実施例であり、支持板に
取り付けたアクチュエータを示す斜視図である。図2
(a)は、支持板10とアクチュエータ5の、組立て前
の位置関係を示す断面斜視図である。図2(b)は、
(a)を組立てた後に、サポートパネル23に固定した
スイッチ部材22に載せたところを示す断面斜視図であ
る。
【0018】アクチュエータ5は容易な作業性と軽量化
を併せもつために個片状とし、従来技術で用いられてい
たのと同様に、実際にキーボードを操作する際に押下し
てくる図示していない押釦を受ける押釦受け部7と、空
気孔8とを備えている。この空気孔8は、押下/復旧の
ときにアクチュエータ5の内部への空気の流入・流出を
つかさどる働きをし、安定な動作を可能とするものであ
る。
【0019】本発明の特徴である固定用のフック9は、
アクチュエータ5を支持板10に容易に位置合わせで
き、しかも位置精度が確保できるもので、アクチュエー
タ5の成形時に特殊な技法を用いずに作製できるよう
に、対向する少なくとも2か所の空気孔8の上部に設
け、大きさおよび形状は、例えば半径1mmの半球状であ
る。
【0020】フランジ6はアクチュエータ5の開口部の
外縁部にあり、支持板10への固定を確実にするための
ものである。アクチュエータ5の固定は、フック9との
間に支持板10を挟み込むことで目的は達成されるが、
フランジ6の大きさは、隣接するアクチュエータ5と接
触しない大きさであれば任意に設定できる。本実施例で
は、フランジ6の幅は、重量増を伴わないようにするた
めに、2.5mmの幅になっている。
【0021】アクチュエータ5を取付ける支持板10
は、孔開けが金型などにより精度よく行え、使用環境下
で位置ずれを生じないようにするために、スイッチ部材
22を構成するシートと同じ熱膨張係数をもつ材料を選
択することが好ましい。本実施例ではポリエチレンテレ
フタレート(PET)で作製した。
【0022】この支持板10に開ける孔11の大きさ
は、個片状のアクチュエータ5の挿入部外径の公差の最
大値にほぼ等しい径に設定することによって、個片状の
アクチュエータ5の挿入後の位置精度を確保している。
【0023】アクチュエータ5を支持板10の孔11に
固定するには、アクチュエータ5を孔11の下方向から
挿入し、フック9が支持板10の上面から飛び出すまで
圧力を加えることで可能である。この固定に際して、ア
クチュエータ5は、例えばゴムのような容易に弾性変形
する材料で作ることにより、アクチュエータ5の全体に
圧力をかける必要はなく、固定用のフック9の部分だけ
を押圧することで容易に固定することができる。
【0024】この実施例に用いたPETで作製した支持
板10の孔11の直径Dは、その孔あけ作業が金型によ
り精度よく行われるので、孔径Dの最小値がアクチュエ
ータ5の外径dの最大値より大きければよい。すなわ
ち、 D>dmax ・・・・・・・・・・・・式1 であればよい。
【0025】また、固定用のフック9の突出量mは、 2m+d>Dmax ・・・・・・・・・・式2 であればよい。したがって、式1、式2を満足する寸法
であれば、アクチュエータ5を支持板10に容易に、か
つ安定に取付けることができる。
【0026】一方、固定用のフック9の突出量mは、か
なり設計の自由度があるが、例えば0.5〜2mmが妥当
である。本実施例で示した固定用フックの数、大きさ、
位置、形状およびフランジの幅については作業性、コス
ト、動作の安定性などの見地から、種々の変形が可能で
ある。また、アクチュエータを固定する支持板にPET
製を例示したが、各種の材料が使用可能であることはい
うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、汎用性のある個片状の
アクチュエータに固定フックを備えもつことで、各製品
毎の専用の成形金型を必要としないので投資削減効果が
あり、また、支持板の孔部に個片状のアクチュエータを
位置精度よく配置できるので組立性および歩留り改善の
効果も大きい。そして、PET製のシートは従来技術で
ある金型やトムソン型などで精度良く抜き加工ができる
ので作業に何ら変更の必要がなく、さらに今後の軽量化
に対しても効果が期待できる。
【0028】また、着脱可能とすることで組立てのやり
直し作業が容易となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す支持板に取り付けた
アクチュエータを示す斜視図である。
【図3】 従来のキーボードの構造の一例を示す図であ
る。
【図4】 従来のキーボードの構造の一例の部分拡大断
面図である。
【図5】 従来のアクチュエータの構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
5 アクチュエータ 6 フランジ 7 押釦受け部 8 空気孔 9 フック 10 支持板 11 孔 21 支持部材 22 スイッチ部材 23 サポートパネル 25 スイッチパネル 26 軸部 29 接点電極 51 トップカバー 52 ボトムカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ部材を弾発的に押下して開閉す
    るアクチュエータと、該アクチュエータを支持する支持
    板とを有するキーボードにおいて、 該アクチュエータが該支持板に固定されるフックを備え
    ていることを特徴とするキーボード。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータが、ゴムからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のキーボード。
JP10115198A 1998-04-24 1998-04-24 キーボード Pending JPH11305920A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10115198A JPH11305920A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 キーボード

Applications Claiming Priority (1)

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JP10115198A JPH11305920A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 キーボード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11305920A true JPH11305920A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14656796

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10115198A Pending JPH11305920A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 キーボード

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002071482A (ja) * 2000-09-05 2002-03-08 Mitsumi Electric Co Ltd 感圧センサー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040630

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041221