JPH11305142A - 電子内視鏡装置及び電子内視鏡用光源装置 - Google Patents

電子内視鏡装置及び電子内視鏡用光源装置

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JPH11305142A
JPH11305142A JP10109951A JP10995198A JPH11305142A JP H11305142 A JPH11305142 A JP H11305142A JP 10109951 A JP10109951 A JP 10109951A JP 10995198 A JP10995198 A JP 10995198A JP H11305142 A JPH11305142 A JP H11305142A
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Mitsuru Iida
充 飯田
Kenichi Iriyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像素子の撮像領域に反射率の高い部分と反射
率の低い部分とが同時に入る場合でも、全体的に安定し
たコントラストを有する画像を得ることができる電子内
視鏡装置を提供すること。 【解決手段】撮像素子10から輝度信号が出力される
と、光量配分制御部53が、ライトガイド8側の撮像領
域の平均輝度レベルとライトガイド9側の撮像面の平均
輝度レベルとを検出し、両者の差分を検出して何れが高
いかを判定する。このとき、ライトガイド8側の撮像領
域の輝度が高い場合には、光量配分調整部22が、光源
17からライトガイド8へ向けて発せられた照明光をラ
イトガイド9に入射するすることによって、ライトガイ
ド8側の領域の輝度を下げるとともに、ライトガイド9
側の領域の輝度を上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端部に撮像素子
とライトガイドの出射端面とが設けられた電子内視鏡を
備えた電子内視鏡装置及びこの電子内視鏡に照明光を供
給する電子内視鏡用光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主として患者の体腔内,例えば消
化管や血管内の様子を撮影する電子内視鏡装置の一つに
は、電子内視鏡の先端部に撮像素子とライトガイドの出
射端面とを有し、単一の光源からライトガイドの入射端
面に入射された照明光を出射端面から出射することによ
って撮影対象を照明し、その撮影対象を撮像素子によっ
て撮影するものがある。
【0003】この種の電子内視鏡装置では、撮像素子に
は固体撮像素子(CCD)が多く用いられ、その撮像面は
ライトガイドの出射端面とほぼ平行に配置され、これら
は撮影対象とほぼ同じ角度で対向する。また、電子内視
鏡装置には、複数のライトガイドの出射端面を撮像素子
の周りに距離をおいて配置し、撮影対象の凹凸による影
の影響を低減させたものもある。
【0004】ところで、近年におけるCCDのパッケー
ジ外形は小形化の傾向にあり、これに伴って電子内視鏡
の先端部は細くなっている。このため、電子内視鏡装置
を用いて診察される患者の負担が軽減されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電子内視鏡装置には以下の問題があった。即ち、電子
内視鏡装置によって消化管等の管内の様子を撮影する場
合、撮像素子と近い位置関係にある物体(近接部:例え
ば管壁)からの光束と、撮像素子と遠い位置関係にある
物体(遠景部:例えば管空)からの光束とが共に撮像素子
に入射する。この場合、遠景部の照度が近接部の照度よ
りも低くなる。このため、遠景部に対する照度が不足
し、遠景部の輝度情報の階調の変化が検知不可能とな
り、遠景部の画像が黒くつぶれることがあった。そこ
で、遠景部の照度を高めるべく、ライトガイドの入射端
面に入射される光量を多くすると、近接部に照明光が強
く当たるので、近接部の輝度情報がCCDによって得ら
れる画像の有効範囲(ダイナミックレンジ)を超えてしま
い、近接部の画像にハレーションが生じることがあっ
た。
【0006】上述した電子内視鏡装置では、CCDの小
形化に伴って各画素の電荷蓄積素子の容量が小さくな
り、ダイナミックレンジが小さくなっている。このこと
に鑑み、各画素の電荷量が容易にオーバーフローしない
ように照明光の光量を低下させる傾向にある。従って、
遠景部が照度不足となって遠景部と近接部との間のコン
トラストが高くなり、観察しにくい画像となる場合が多
くあった。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、撮像素子の撮像範囲に反射率の高い部分と反射率
の低い部分とが同時に入る場合でも、画像にハレーショ
ンが生じることを防止でき、且つ全体的に安定したコン
トラストを有する画像を得ることができる電子内視鏡装
置及び電子内視鏡用光源装置を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために以下の構成を採用する。すなわち、請
求項1の発明は、電子内視鏡装置であり、内視鏡の先端
部に照明光の出射端面が配置された複数個のライトガイ
ドと、前記各出射端面の近傍に配置された撮像素子と、
前記各ライトガイドの入射端面に照明光を供給する光源
と、前記撮像素子によって得られた輝度信号に基づい
て、前記撮像素子の撮像領域のうち、最も高い輝度を検
出した領域たる第1の領域と最も低い輝度を検出した領
域たる第2の領域とを特定する輝度検出部と、前記第1
の領域の受光量に最も大きい影響を与えるライトガイド
の入射端面に入射される照明光の光量を減少させるとと
もに、前記第2の領域の受光量に最も大きい影響を与え
るライトガイドの入射端面に入射される照明光の光量を
増加させる光量配分調整部とを備える。
【0009】請求項1の発明によると、光量配分制御部
が、第1の領域の受光量に最も大きい影響を与えるライ
トガイドへの光量を減少させ、第2の領域の受光量に最
も大きい影響を与えるライトガイドへの光量を増加させ
る。これによって、第1の領域の受光量が減少するの
で、第1の領域によって撮影された画像のハレーション
の発生防止及び発生したハレーションの除去を図ること
ができる。これと同時に、第2の領域の受光量が増加す
るので、第2の領域によって撮影される画像を明るくす
ることができ、第1の領域と第2の領域との間の受光量
の差を縮める異ができる。このため、全体的に輝度が安
定した画像を得ることができる。請求項2の発明は、請
求項1記載の光量配分調整部が、前記光源から前記第1
の領域の受光量に最も大きい影響を与えるライトガイド
の入射端面に入射されるべき照明光を、前記第2の領域
の受光量に最も大きい影響を与えるライトガイドの入射
端面に入射させることで特定したものである。
【0010】請求項2の発明によると、光源から出射さ
れる照明光の光量を一定とした状態で、各ライトガイド
の入射端面に入射される照明光の配分を変更することが
できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の光量配
分調整部が、前記光源から前記各ライトガイドの入射端
面までの光路中に進退自在に配置され、前記光路中に進
入した際には、前記光源からの光束が通過する領域のう
ちこの光束の端部を含み且つ前記第1の領域の受光量に
最も大きい影響を与えるライトガイドの入射端面に入射
されるべき領域の一部を通過する光を反射する第1反射
部材と、前記第1反射部材の進入方向における前記光束
の外側に配置され、前記第1反射部材によって反射され
た反射光を、前記第2の領域の受光量に最も大きい影響
を与えるライトガイドの入射端面へ向けて反射する第2
反射部材とを有することで特定したものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載の光源
が、平行光の光束を各ライトガイドの入射端面へ向けて
出射し、前記第1反射部材が前記光路中に進入した場合
に、前記第1反射部材の反射平面が前記平行光の進行方
向に対向して略45度の角度で配置され、且つ前記第2
反射部材の反射平面が前記第1反射部材の反射平面と向
かい合って平行に配置されていることで特定したもので
ある。
【0013】請求項4の発明によると、第1反射部材及
び第2反射部材による反射光は、反射されない光(直接
光)と同方向に進行する平行光となる。このため、反射
光の光路として必要な空間を小さくすることができる
(無駄な空間が生じない)とともに、反射光を直接光と同
様に該当するライトガイドの入射端面に入射させること
ができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項3記載の第1反
射部材及び第2反射部材が2組設けられ、各組における
第2反射部材が共に前記光路外に配置され、各組におけ
る第1反射部材が一体的に移動可能であり、一方の組に
おける第1反射部材が前記光路中に進入した場合には、
他方の組における第1反射部材が前記光路外へ退避して
いることで特定したものである。
【0015】請求項5の発明によると、撮像素子の何れ
の側の領域に受光量の不均衡が生じても、何れか一方の
組の第1反射部材及び第2反射部材によって、各ライト
ガイドの入射端面に入射される照明光の位置が切り替え
られる。このため、各領域の受光量の不均衡が、照明光
の損失なく迅速に解消される。
【0016】請求項6の発明は、請求項1記載の輝度検
出部が、前記撮像素子によって得られた輝度信号を所定
の複数個の領域に応じて分離し、分離した輝度信号を比
較することによって前記第1の領域及び前記第2の領域
を特定することで特定したものである。
【0017】請求項7の発明は、請求項3記載の複数個
のライトガイドが、各出射端面が前記撮像素子の撮影領
域の中心線に対して線対称に配置された第1ライトガイ
ド及び第2ライトガイドからなり、前記輝度検出部が、
前記撮像素子によって得られた輝度信号に基づいて、前
記中心線を境とした第1ライトガイド側の撮像領域の輝
度と第2ライトガイド側の輝度とを比較して前記第1の
領域及び前記第2の領域を特定し、前記第1反射部材及
び前記第2反射部材が、前記第1ライトガイド側の撮像
領域が前記第1の領域として特定された場合に、前記光
源から前記第1ライトガイドの入射端面へ向けて発せら
れた照明光を前記第2ライトガイドの入射端面に入射さ
せ、前記第2ライトガイド側の撮像領域が前記第1の領
域として特定された場合に、前記光源から前記第2ライ
トガイドの入射端面へ向けて発せられた照明光を前記第
1ライトガイドの入射端面に入射させることで特定した
ものである。
【0018】請求項8の発明は、請求項7記載の撮像素
子が固体撮像素子であり、前記輝度検出部が、前記固体
撮像素子から出力された輝度信号から前記各撮像領域の
平均輝度を検出し、一方の平均輝度から他方の平均輝度
を減算し、前記第1反射部材及び前記第2反射部材が、
前記輝度検出部による減算結果が負である場合に、前記
光源から第1ライトガイドの入射端面へ向けて発せられ
た照明光を前記第2ライトガイドの入射端面に入射さ
せ、前記輝度検出部による減算結果が正である場合に、
前記光源から前記第2ライトガイドの入射端面へ向けて
発せられた照明光を前記第1ライトガイドの入射端面に
入射させることで特定したものである。
【0019】請求項9の発明は、請求項1記載の光源と
各ライトガイドの入射端面との間に配置され、前記光量
配分調整部によって前記第2の領域の受光量に最も大き
い影響を与えるライトガイドの入射端面に入射される照
明光の光量が増加した場合に、前記光源から前記各ライ
トガイドの入射端面に入射される照明光の光量を均等に
増加させる光量調整部をさらに備えたことで特定したも
のである。
【0020】請求項10の発明は、撮像素子と複数個の
ライトガイドの出射端面とが先端部に設けられた電子内
視鏡に照明光を供給する電子内視鏡用光源装置であっ
て、前記各ライトガイドの入射端面に照明光を供給する
光源と、前記撮像素子によって得られた輝度信号に基づ
いて、前記撮像素子の撮像領域のうち、最も高い輝度を
検出した領域たる第1の領域と最も低い輝度を検出した
領域たる第2の領域とを特定する輝度検出部と、前記第
1の領域の受光量に最も大きい影響を与えるライトガイ
ドの入射端面に入射される照明光の光量を減少させると
ともに、前記第2の領域の受光量に最も大きい影響を与
えるライトガイドの入射端面に入射される照明光の光量
を増加させる光量配分調整部とを備えたことを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [実施形態1] 〔電子内視鏡装置の構成〕図1は、本発明の実施形態1
による電子内視鏡装置の構成図である。図1には、撮像
素子(固体撮像素子)としてカラーCCD10が用いられ
た電子内視鏡装置が示されている。図1において、電子
内視鏡装置は、カラーCCD10を備えた電子内視鏡1
と、この電子内視鏡1に撮影対象の照明光を供給すると
ともに、カラーCCD10によって撮影された撮影対象
の映像信号を生成する内視鏡用の光源装置兼ビデオプロ
セッサ2とからなり、光源装置兼ビデオプロセッサ2に
は、撮影対象の映像を表示するテレビモニタ3が接続さ
れている。 〈電子内視鏡〉図1に示すように、電子内視鏡1は、先
端が電子内視鏡1の先端部をなすコード状の挿入部4
と、挿入部4の基端に連結された操作部5と、操作部5
の外周面から延出するコード状のライトガイド連結管6
とを有している。ライトガイド連結管6の末端にはコネ
クタ7が設けられており、コネクタ7によって電子内視
鏡1と光源装置兼ビデオプロセッサ2とが着脱自在に接
続される。
【0022】電子内視鏡1の内部には、挿入部4の先端
からコネクタ7の末端までに亘って2つのライトガイド
ファイババンドル(以下、「LCB」という)8,9が設
けられている。各LCB8,9の挿入部4側の端面は照
明光の出射端面をなし、コネクタ7側の端面は照明光の
入射端面をなす。
【0023】図2(a)は、図1に示した各LCB8,9
の入射端面を示す図である。図2(a)に示すように、各
LCB8,9の入射端面は、一つの円形状の端面を形成
する半円状に形成されている。各LCB8,9の入射端
面は、図1に示すように、コネクタ7が光源装置兼ビデ
オプロセッサ2に接続された際に、光源装置兼ビデオプ
ロセッサ2内に向けて配置される。
【0024】図2(b)は、図1に示したB−B線に沿っ
た挿入部4の切断面を示す図である。各LCB8,9
は、電子内視鏡1内部で分かれており、各LCB8,9
の出射端面は、図2(b)に示すように円形状を有し、カ
ラーCCD10の撮像面(撮像領域)の中心線に対して線
対称に配置されている。そして、各LCB8,9の出射
端面の前方には、各LCB8,9から出射された照明光
を広げる配光レンズ11,12が設けられている。
【0025】また、図1に示すように、カラーCCD1
0は、挿入部4の先端部内に設けられている。カラーC
CD10の撮像領域は、各LCB8,9の出射端面と平
行に設けられている。カラーCCD10の前方には、撮
影対象の像をカラーCCD10の撮像領域にて結像させ
る対物レンズ13が配置されている。そして、カラーC
CD10は、信号線14,15を介してコネクタ7内に
設けられた信号処理回路16の入力端子と接続されてい
る。
【0026】本実施形態では、カラーCCD10の撮像
領域の中心線を境としたLCB8側の領域(各画素)が、
テレビモニタ3の画面の向かって右側に表示される画像
を撮影し、LCB9側の領域(各画素)がテレビモニタ3
の向かって左側に表示される画像を撮影する。また、カ
ラーCCD10の各画素は、撮影対象が近距離に存する
場合には、LCB8の出射端面に近いものほどLCB8
から出射される照明光の照明領域及び照度の影響を受
け、LCB9の出射端面に近いものほどLCB9から出
射される照明光の照明領域及び照度の影響を受ける。
【0027】信号処理回路16は、その入力端子から入
力されたカラーCCD10の出力信号に必要な処理を施
し、輝度信号(Y信号)と2つの色差信号(R−Y信号及
びB−Y信号)とをその出力端子から出力する。 〈光源装置兼ビデオプロセッサ〉光源装置兼ビデオプロ
セッサ2の内部には、各LCB8,9の入射端面に対向
する位置に、キセノンランプを用いた光源ランプ17が
配置されている。この光源ランプ17には、ランプ用電
源18から発せられた電力がランプ用線材19を介して
供給される。光源ランプ17は、照明光として一定の光
量の白色平行光(光束LF)を各LCB8,9の入射端面
へ向けて射出する。この光束LFの光軸OAは、各LC
B8,9の入射端面で形成される一つの円形端面(図2
(a)参照)の中心を通過するようになっている。
【0028】光源ランプ17と各LCB8,9の入射端
面との間には、光源ランプ17から発せられた光束LF
を集光するコンデンサレンズ20が配置されている。こ
のコンデンサレンズ20によって、光束LFは、収束し
ながら各LCB8,9の入射端面に入射する。
【0029】コンデンサレンズ20と光源ランプ17と
の間には、絞り装置21が配置されている。絞り装置2
1は、図1に示したX方向と直交する方向(+Y方向及
び−Y方向:図2参照)から光束LFを均等に遮光する
ことによって、各LCB8,9の入射端面に入射される
照明光の光量を調整する(本発明の光量調整部に相当)。
【0030】絞り装置21と光源ランプ17との間に
は、光量配分調整部22が配置されている。光量配分調
整部22は、図1及び図2中の+X方向と−X方向との
何れか一方から光束LF中に進入し、各LCB8,9の
入射端面に入射される光量の配分を変更する。これによ
って、光量配分調整部22は、LCB8又はLCB9の
一方に入射される照明光の光量を低下させ、他方に入射
される光量を増加させる。なお、絞り装置21及び光量
配分調整部22の構成は後述する。上述した信号処理回
路16の出力端子は、信号線23〜25を介してA/D
変換器26〜28と接続されている。A/D変換器26
には、上記したR−Y信号が入力され、A/D変換器2
7には、上記したR−B信号が入力され、A/D変換器
28には、上記したY信号が入力される。各A/D変換
器26〜28は、入力された信号をアナログ−ディジタ
ル変換する。
【0031】各A/D変換器26〜28は、信号線を介
してメモリ部29と接続されており、メモリ部29は、
A/D変換器26〜28から入力されるR−Y,R−
B,及びYの各ディジタル信号についてフリーズ,補間
等の処理を施す。
【0032】メモリ部29は、信号線を介してD/A変
換器30〜32と接続されている。D/A変換器30〜
32は、メモリ部29から入力されるR−Y,R−B,
及びYの各ディジタル信号をアナログ信号に変換する。
【0033】各D/A変換器30〜32は、信号線を介
して信号処理部33と接続されている。信号処理部33
は、各D/A変換器30〜32から入力されるR−Y信
号,R−B信号,及びY信号からアナログRGB信号
(同期信号を含む)を生成し、テレビモニタ3に供給す
る。これによって、テレビモニタ3には、カラーCCD
10によって撮影された撮影対象のRGB信号に基づく
画像(映像)が表示される。
【0034】また、上述した信号線25には、信号線3
4が接続されている。信号線34は、調光回路35に接
続されており、信号処理回路16から出力されたY信号
を調光回路35に入力する。調光回路35は、システム
コントロール部36と信号線37を介して接続されてい
る。システムコントロール部36は、照明光全体の調光
用の基準電圧Vrefを信号線37を介して調光回路35
に入力する。
【0035】調光回路35は、自身に入力されたY信号
と基準電圧Vrefとを用いて制御信号αを生成し、この
制御信号αをもって絞り装置21を制御する。また、調
光回路35は、自身に入力されたY信号を用いて制御信
号βを生成し、この制御信号βをもって光量配分調整部
22を制御する。なお、この調光回路35の詳細は後述
する。 〔絞り装置の構成〕図3(a)は、図1に示した絞り装置
21の構成図であり、図3(a)及び図3(b)は、絞り装
置21をコンデンサレンズ20側から見た図である。図
3(a)に示すように、絞り装置21は、減光部40と、
回転軸41と、回転機構42と、モータ43とからな
る。
【0036】図3(a)に示すように、減光部40は、同
一の長方形の平面形状を有する平行平板状の遮光板40
a,40bの側縁同士を連結板40cで連結したコの字
状に形成されている。遮光板40aと遮光板40bとは
平行に配置され、これらの中心軸線は同一直線上に存す
るようになっている。連結板40cも長方形の平面形状
を有する平行平板状に形成されている。
【0037】回転軸41は、連結板40cの中心軸と同
軸で連結板40cに固着されている。これによって、減
光部40は回転軸41と同軸で回転する。回転機構42
は、モータ43と接続されており、モータ43の駆動に
連動して回転軸41を回転させる。モータ43は、図1
に示した調光回路35から制御信号αを受け取るように
なっており、この制御信号αに応じた動力を回転機構4
2に与える。
【0038】図3(b)に示すように、絞り装置21は、
その回転軸41が図1に示した光束LFの光軸OAと同
一平面上に存する状態で配置され、各遮光板40a,4
0bの中心と光軸OAとの各距離が、減光部40の回転
に拘わらず常に等距離を維持する。絞り装置21は、図
3(b)に示すように、各遮光板40a,40bと光軸O
Aとが平行な状態を初期状態とし、この初期状態の場合
に各LCB8,9の入射端面に入射される照明光の光量
が最大となる。
【0039】その後、モータ43に制御信号αが与えら
れ、モータ43の駆動によって回転軸41が回転する
と、図3(c)に示すように、各遮光板40a,40b
は、光束LFをほぼ均等に遮光する。これによって、各
LCB8,9の入射端面(図1参照)に入射される光量が
ほぼ均等に減少する。このように、絞り装置21は、そ
の初期状態からの回転角度の大きさによって、各LCB
8,9の出射端面から出射される光量を調整する。 〔光量配分調整部の構成〕図4は、図1に示した光量配
分調整部22の構成図である。図4に示すように、光量
配分調整部22は、光束LFの光軸OA(光束LFの進
行方向)に対して45゜の角度で光源ランプ17側に傾
いた短冊状の第1ミラー45aと、光軸OAに対して4
5゜の角度で絞り装置21側に傾いた短冊状の第2ミラ
ー45bとを有している。第1ミラー45a及び第2ミ
ラー45bの各鏡面は、平面で形成されており、光源ラ
ンプ17に向けられている。これらの第1ミラー45a
及び第2ミラー45bが、本発明の第1反射部材に相当
する。
【0040】第1ミラー45a及び第2ミラー45b
は、L字上のステー45c,45cを介して一体に形成
されている。各ステー45c,45cは、図2に示した
X方向に沿って配置され、その各一端(+X側の端部)が
第1ミラー45aの光軸OAに沿った側縁に連結され、
その各他端(−X側の端部)が第2ミラー45bの光軸O
Aに沿った側縁に連結されている。
【0041】ステー45cの一方は、図示せぬ支持部材
によって支持されている。また、ステー45cの一方の
外側面にはラック46が刻まれており、このラック46
と噛み合いながら回転するピニオン47が設けられてい
る。ピニオン47からは回転軸48が延出しており、回
転軸48は回転機構49に接続されている。そして、回
転機構49は、モータ50に接続されている。
【0042】モータ50は、図1に示した調光回路35
から制御信号βを受け取る。すると、モータ50は、こ
の制御信号βに従った動力を回転機構49に与え、回転
機構49は、回転軸48を回転させる。すると、ピニオ
ン47がラック46と噛み合いながら回転する。これに
よって、第1ミラー45aと第2ミラー45bとが+X
方向又は−X方向へ一体的に移動可能となっている。
【0043】図5は、光量配分調整部22を側方から見
た図であり、図6は、光量配分調整部22を光源ランプ
17側から見た図である。図5(a)に示すように、光量
配分調整部22は、さらに、第1ミラー45aと組をな
す第3ミラー45dと、第2ミラー45bと組をなす第
4ミラー45eとを有している。
【0044】第3ミラー45dは、第1ミラー45aの
光束LFに対する進入方向(−X方向)において、光束L
F外に固定して配置されている。第3ミラー45dの鏡
面は、平面で形成されており、第1ミラー45aの鏡面
と向かい合って平行に配置されている。また、第4ミラ
ー45eは、第2ミラー45bの光束LFに対する進入
方向(+X方向)において、光束LF外に固定して配置さ
れている。第4ミラー45eの鏡面は、平面で形成され
ており、第2ミラー45bの鏡面と向かい合って平行に
配置されている。これらの第3ミラー45d及び第4ミ
ラー45eが、本発明の第2反射部材に相当する。
【0045】図5(a)及び図6(a)には、カラーCCD
10の各領域(LCB8側の領域及びLCB9側の領域)
の受光量がほぼ均等な場合における光量配分調整部22
が示されている。この場合には、光源ランプ17から発
せられた光束LFは、第1ミラー45a及び第2ミラー
45bと接触することなくステー45c,45cの間を
通過し、ほぼ等しい光量配分で各LCB8,9の入射端
面に入射される。これは、例えば反射率が一様な平面状
の撮影対象を等距離から照明した場合における状態であ
る。この状態を光量配分調整部22の初期状態とする。
図5(b)及び図6(b)には、LCB8側の領域の受光量
がLCB9側の領域の受光量よりも多くなった場合にお
ける光量配分調整部22が示されている。この場合に
は、第1ミラー45a及び第2ミラー45bが−X方向
に移動し、第1ミラー45aが光束LFに+X方向から
進入し、第2ミラー45bが光束LF外に退避した状態
となる。
【0046】すると、第1ミラー45aは、光束LFの
LCB8に入射されるべき領域の光束LFの端部を含む
一部(図5(b)網掛け部分参照)を、45°の角度で−X
方向へ向けて反射する。続いて、第3ミラー45dが、
第1ミラー45aによる反射光を45°の角度で絞り装
置21側へ反射する。この結果、第3ミラー45dの反
射光(図5(b)斜線部分参照)は、光源ランプ17から出
射された照明光(直接光)と進行方向を同じくする平行光
となり、絞り装置21及びコンデンサレンズ20を経て
LCB9の入射端面に入射する。
【0047】これによって、LCB8に入射される照明
光の光量が減少するとともに、LCB9に入射される照
明光の光量が増加する。即ち、光源ランプ17から発せ
られた照明光の光量が、LCB8よりもLCB9に多く
配分される。従って、LCB8側の領域の受光量が低下
する。一方、LCB9から出射される照明光の光量が増
加するので、LCB9からの照明光によって照明される
撮影対象の照度が上昇し、LCB9側の領域の受光量が
上昇する。これによって、LCB8側の領域の受光量と
LCB9側の領域の受光量とが均等化の方向へ向かう。
【0048】一方、図5(c)及び図6(c)には、LCB
9側の領域の受光量がLCB8側の領域の受光量よりも
多くなった場合における光量配分調整部22が示されて
いる。この場合には、第1ミラー45a及び第2ミラー
45bが+X方向に移動し、第2ミラー45bが光束L
Fに−X方向から進入し、且つ第1ミラー45aが光束
LF外から退避した状態となる。
【0049】すると、第2ミラー45bは、光束LFの
LCB9に入射されるべき領域の光束LFの端部を含む
一部(図5(c)網掛け部分参照)を、45°の角度で+X
方向へ向けて反射する。続いて、第4ミラー45eが、
第2ミラー45bによる反射光を45°の角度で絞り装
置21側へ反射する。この結果、第4ミラー45eの反
射光(図5(c)斜線部分参照)は、光源ランプ17から出
射された照明光(直接光)と進行方向を同じくする平行光
となり、絞り装置21及びコンデンサレンズ20を経て
LCB8の入射端面に入射する。
【0050】これによって、LCB9に入射される照明
光の光量が減少するとともに、LCB8に入射される照
明光の光量が増加する。即ち、光源ランプ17から発せ
られた照明光の光量が、LCB9よりもLCB8に多く
配分される。従って、LCB9側の領域の受光量が低下
する。一方、LCB8から出射される照明光の光量が増
加するので、LCB8からの照明光によって照明される
撮影対象の照度が上昇し、LCB8側の領域の受光量が
上昇する。これによって、LCB8側の領域の受光量と
LCB9側の領域の受光量とが均等化の方向へ向かう。
【0051】このように、光量配分調整部22は、LC
B8とLCB9との何れか一方に入射されるべき光束L
Fの一部を平行移動させ、平行移動した光をLCB8と
LCB9との何れか他方に入射させることによって、光
源ランプ17から発せられた照明光の光量配分を変更す
る。 〔調光回路の構成〕図7は、図1に示した調光回路35
の構成図である。図7に示すように、調光回路17は、
上述した絞り装置21を制御する光量制御部52と、光
量配分調整部22を制御する光量配分制御部53とから
なる。 〈光量制御部〉光量制御部52は、アンプ54と、検波
回路55と、差動増幅器56と、モータドライバ57と
からなる。アンプ54の入力端子は、図1に示した信号
線34と接続されており、アンプ54の出力端子は、検
波回路55の入力端子と接続されている。検波回路55
の出力端子は、差動増幅器56の反転入力端子と接続さ
れており、差動増幅器56の非反転入力端子は、図1に
示した信号線37と接続されている。差動増幅器56の
出力端子は、モータドライバ57の入力端子に接続され
ている。モータドライバ57は、その出力端子から上記
した制御信号αを出力し、制御信号αは、図3に示した
絞り装置21のモータ43に与えられる。
【0052】アンプ54には、信号線34からY信号
(輝度信号)が入力される。図8(a)にアンプ54への入
力信号波形を示す。アンプ54は、自身に入力されたY
信号を増幅し、検波回路55へ向けて出力する。検波回
路55は、アンプ54から入力された輝度信号を積分す
ることによって、輝度信号の平均電圧レベルを示す信号
を出力する。図8(b)に検波回路55の出力信号波形を
示す。差動増幅器56は、検波回路55から入力された
信号と信号線37から入力された基準電圧Vrefとの差
分電圧を増幅して出力する。
【0053】モータドライバ57は、差動増幅器56か
ら入力された差分電圧信号が正である間(Y信号の平均
電圧レベルが基準電圧Vrefを上回る間)、各LCB8,
9の入射端面に入射される光量(撮影対象を照明する光
量全体)が多すぎるものとして、絞り装置21を閉じる
ための制御信号αをモータ43に与える。これによっ
て、図3(c)に示すように、遮光部40が遮光板40
a,40bによって光束LFを遮光する方向に回転し、
各LCB8,9の入射端面に入射される光量を減少させ
る。
【0054】一方、モータドライバ57は、差動増幅器
56から入力された差分電圧信号が負である間(Y信号
の平均電圧レベルが基準電圧Vrefを下回る間)、各LC
B8,9の入射端面に入射される光量が不足しているも
のとして、絞り装置21を開くための制御信号αをモー
タ43に与える。これによって、図3(b)に示すよう
に、遮光部40が初期状態に戻る方向に回転し、各LC
B8,9の入射端面に入射される光量を増加させる。
【0055】このように、モータドライバ57は、差動
増幅器56から入力される信号に基づく制御信号αをモ
ータ43に与え、差動増幅器56からの差分電圧信号が
零となるように、絞り装置21をフィードバック制御す
る(図8(c)参照)。以上の構成によって、光量制御部5
2は、絞り装置21を制御し、各LCB8,9に入射さ
れる光量を均等に調整する。 〈光量配分制御部〉図7に示すように、光量配分制御部
53は、信号除去回路59,60と、アンプ61,62
と、検波回路63,64と、差動増幅器65と、モータ
ドライバ67とからなる。各信号除去回路59,60の
入力端子は、信号線34と接続されている。信号除去回
路59の出力端子は、アンプ61の入力端子と接続され
ており、信号除去回路60の出力端子は、アンプ62の
入力端子と接続されている。アンプ61の出力端子は、
検波回路63の入力端子と接続されており、アンプ61
の出力端子は、検波回路64の入力端子と接続されてい
る。
【0056】また、検波回路63の出力端子は、差動増
幅器65の反転入力端子と接続されており、検波回路6
4の出力端子は、差動増幅器65の非反転入力端子と接
続されている。差動増幅器65の出力端子は、積分回路
66の入力端子に接続されており、積分回路66の出力
端子は、モータドライバ67の入力端子に接続されてい
る。モータドライバ67は、その出力端子から上述した
制御信号βを出力し、制御信号βは、図4に示した光量
配分調整部22のモータ50に与えられる。
【0057】各信号除去回路59,60には、Y信号が
入力される。図9(a)に各信号除去回路59,60への
入力信号波形を示す。図9(a)に示すY信号の一周期の
うち、前半部分は、LCB9側の領域によって得られた
輝度(受光量)を示し、後半部分は、LCB8側の領域に
よって得られた輝度(受光量)を示す。
【0058】信号除去回路59は、入力されたY信号の
一周期のうちの後半部分を除去した信号(LCB8側の
領域の輝度を示す信号)をアンプ61に入力する。図9
(b)に信号除去回路59の出力信号波形を示す。一方、
信号除去回路60は、入力されたY信号の一周期のうち
の前半部分を除去した信号(LCB9側の領域の輝度を
示す信号)をアンプ62に入力する。図9(c)に信号除
去回路59の出力信号波形を示す。
【0059】アンプ61は、信号除去回路59の出力信
号を増幅し、検波回路63に入力する。一方、アンプ6
2は、信号除去回路60の出力信号を増幅し、検波回路
64に入力する。検波回路63は、アンプ61の出力信
号を積分した信号を差動増幅器65に入力する。図9
(d)に検波回路63の出力信号波形を示す。一方、検波
回路64は、アンプ62の出力信号を積分した信号を差
動増幅器65に入力する。図9(d)に検波回路64の出
力信号波形を示す。差動増幅器65は、検波回路63の
出力信号と検波回路64の出力信号との差分(LCB9
側の輝度とLCB8側の輝度との差分)を増幅し、積分
回路66に入力する。図9(e)に差動増幅器65の出力
信号波形を示す。積分回路66は、差動増幅器65の出
力信号を積分することによって、LCB9側の輝度とL
CB8側の輝度との差分の平均電圧レベルを示す差動増
幅信号をモータドライバ67に入力する。図9(f)に積
分回路66の出力信号波形を示す。モータドライバ67
は、積分回路66から入力された信号が負である間(L
CB8側の輝度がLCB9側の輝度を上回る間)、LC
B8(右側のライトガイド)に入射される光量が多すぎる
ものとして、LCB8に入射される光量を減少するため
の制御信号βを、図4に示すモータ50に与える。する
と、モータ50の駆動によってピニオン47が回転し、
第1ミラー45aが光束LF中へ+X方向から進入す
る。これによって、図5(b)及び図6(b)に示すよう
に、光束LFの一部が、第1,第3ミラー45a,45c
によって、−X方向へ平行移動する。この結果、LCB
8に入射される光量が減少するとともに、LCB9に入
射される光量が増加する。
【0060】一方、モータドライバ67は、積分回路6
6から入力された差動増幅信号が正である間(LCB9
側の領域の輝度がLCB8側の領域の輝度を上回る
間)、LCB9(左側のライトガイド)に入射される光量
が多すぎるものとして、LCB9に入射される光量を減
少するための制御信号βをモータ50に与える。する
と、モータ50の駆動によってピニオン47が回転し、
第2ミラー45bが光束LF中へ−X方向から進入す
る。これによって、図5(c)及び図6(c)に示すよう
に、光束LFの一部が、第2,第4ミラー45b,45e
によって、+X方向へ平行移動する。この結果、LCB
9に入射される光量が減少するとともに、LCB8に入
射される光量が増加する。
【0061】このように、モータドライバ67は、積分
回路66から入力される差動増幅信号に基づく制御信号
部βをモータ50に与え、積分回路66からの差動増幅
信号が零となるように、光量配分調整部22をフィード
バック制御する(図9(g)参照)。
【0062】以上の構成によって、光量配分制御部53
は、LCB8側の領域の輝度がLCB9側の領域の輝度
よりも高い場合には、光量配分調整部22を動作させ
て、LCB8に入射されるべき照明光をLCB9に入射
させる。一方、LCB9側の領域の輝度がLCB8側の
領域の輝度よりも高い場合には、LCB9に入射される
べき照明光をLCB8に入射させる。
【0063】このようにして、光量配分制御部53は、
LCB8側の領域の輝度(受光量)とLCB9側の領域の
輝度(受光量)との均等化を図る。そして、両者の輝度の
均等化が図られた場合(両者の差分が零となった場合)に
は、信号処理回路16からの出力信号波形が、図9(h)
に示すように、信号の前半部分と後半部分とがほぼ均等
となる。 〔電子内視鏡装置の動作〕次に、上述した電子内視鏡装
置の動作を説明する。ここでは、例として消化管内に図
1に示した電子内視鏡1の挿入部4が挿入されている場
合の動作を説明する。前提として、光源装置兼ビデオプ
ロセッサ2及びテレビモニタ3の電源は投入され、絞り
装置21が図3(c)に示す状態にあり、且つ光量配分調
整部22が上述した初期状態にあるものとする。
【0064】図1に示した光源装置兼ビデオプロセッサ
2の電源が投入されると、ランプ用電源18から光源ラ
ンプ17に電力が供給される。すると、光源ランプ17
が、各LCB8,9の入射端面へ向けて照明光(光束L
F)を発する。このとき、光量配分調整部22が初期状
態にあるので、光束LFは各第1,第2ミラー45a,4
5bと接触することなく光量配分調整部22を通過する
(図5(a)参照)。
【0065】一方、絞り装置21は光束LFを絞る状態
にあるので、光束LFはその一部を遮光板40a,40
bによって均等に遮光されつつ絞り装置21を通過する
(図3(c)参照)。その後、光束LFは、コンデンサレン
ズ20に入射し、収束しながら各LCB8,9の入射端
面に入射される。
【0066】各LCB8,9に入射した照明光は、その
出射端面から出射され、配光レンズ11,12を介して
撮影対象を照明する。すると、カラーCCD10が、対
物レンズ13によって結像された撮影対象の像を撮影す
る。このとき、カラーCCD10のLCB9側の領域が
撮影対象の近接部(例えば、消化管壁)を撮影し、LCB
8側の領域が遠景部(例えば、消化管の奥の様子(管空))
を撮影していたとする。
【0067】この場合、近接部には照明光が強く当た
り、遠景部には照明光が殆ど届かないので、LCB9側
の領域が、撮影対象からの光をLCB8側の領域よりも
多く受光する。このため、LCB9側の領域によって得
られるY信号は、LCB8側の領域によって得られるY
信号よりも高くなる(図8(a),図9(a)参照)。このよ
うなY信号が、カラーCCD10から出力され、信号線
15を介して信号処理回路16に入力される。
【0068】すると、信号処理回路16は、R−Y信
号,B−Y信号,及びY信号を生成し出力する。これら
の信号は、各A/D変換器26〜28,メモリ部29,D
/A変換器30〜32,信号処理部33による処理を経
ることによって、アナログRGB信号に変換され、テレ
ビモニタ3に供給される。このとき、テレビモニタ3の
画面に表示される近接部の画像は、照明光が強く当たっ
たことによりハレーションが生じたものとなる。一方、
遠景部の画像は、照度不足によって黒くつぶれたものと
なる。即ち、近接部と遠景部とでコントラストの高い画
像となる。一方、信号処理回路16から出力されたY信
号は、調光回路35の光量制御部52及び光量配分制御
部53(図7参照)に入力される。すると、光量制御部5
2は、図7に示した構成によって、カラーCCD10の
撮像領域の全体から得られるY信号に基づいて絞り装置
21を制御する。このとき、光量制御部52は、輝度に
LCB8側とLCB9側とで偏りがあってもその平均電
圧レベルが基準電圧Vrefとほぼ等しい(差分が零)であ
る場合には、適正な光量として絞り装置21を動作させ
ない。
【0069】これに対し、光量配分制御部52では、積
分回路66から正の信号が出力されるので、モータドラ
イバ67が、LCB8に入射すべき照明光をLCB9に
入射させるための制御信号βを光量配分調整部22に与
える。すると、モータ50,回転機構49,回転軸48及
びピニオン47(図4参照)の動作によって、第2ミラー
45bが+X方向に移動し、第2,第4ミラー45b,4
5eが、光束LFの一部を+X方向に平行移動させる
(図5(c)参照)。
【0070】これによって、LCB9に入射される光量
が低下するとともに、LCB8に入射される光量が増加
する。従って、LCB8から出射される照明光の光量が
増加し、LCB8側の領域の受光量が増加する。一方、
LCB9から出射される照明光の光量が減少し、LCB
9側の領域の受光量が減少する。
【0071】この後、光量配分制御部53のフィードバ
ック制御によって、第2ミラー45bの+X方向への移
動が継続される。そして、カラーCCD10から出力さ
れるY信号が、LCB8側の領域とLCB9側の領域と
で殆ど変わらない状態となった場合には、光量配分制御
部53が第2ミラー45bを停止させる。
【0072】このようにして、テレビモニタ3の画面に
表示される近接部の画像からハレーションが除去され、
且つコントラストの安定化が図られる。一方、各LCB
8,9から出射される光量の総計はほとんど変わらない
ので、例えばLCB9に入射される照明光の一部を遮光
する場合に比べ、画面全体が明るく表示される。
【0073】もっとも、LCB9に入射されるべき照明
光がLCB8に割り当てられることによって、カラーC
CD10の撮像領域全体の輝度の平均レベルが低下す
る。このため、テレビモニタ3の画面は適正と呼ばれる
にはやや暗いものとなる。即ち、カラーCCD10から
出力されるY信号の平均電圧レベルが基準電圧Vrefを
下回る。
【0074】すると、光量制御部52が、Y信号の平均
電圧レベルが基準電圧Vrefとほぼ等しくなるまで、絞
り装置21を初期状態に戻す方向に回転させる。これに
よって、各LCB8,9に入射される光量がほぼ均等に
増加する。従って、カラーCCD10から出力されるY
信号が、基準電圧Vrefとほぼ等しい平均電圧レベルを
持ち、且つLCB8側の領域の輝度とLCB9側の領域
の輝度との差分がほぼ零となる。これによって、テレビ
モニタ3には、ハレーションの発生が抑えられ、全体と
して明るく、且つコントラストが安定した撮影対象の画
像が表示される。 〔実施形態1の作用〕上述したように、実施形態1によ
る電子内視鏡装置によると、LCB8側の領域の輝度
(受光量)とLCB9側の領域の輝度(受光量)との間に差
が生じた場合には、光量配分制御部53が、輝度が高い
方のLCBに入射されるべき照明光の一部を輝度が低い
方のLCBに入射させる。これによって、LCB8側の
領域の輝度とLCB9側の領域の輝度との平均化が図ら
れ、ハレーションの除去及びコントラストの安定化が図
られる。
【0075】そして、LCB8,9の何れか一方に供給
される照明光を他方に供給することによって、カラーC
CD10全体の輝度レベルが低下した場合には、光量制
御部52及び絞り装置21が各LCB8,9への光量を
均等に増加させる。このため、明るくコントラストが一
様に安定した画像がテレビモニタ3に表示される。従っ
て、電子内視鏡装置の使用者(例えば、医師)が、電子内
視鏡装置によって得られる画像(映像)を快適に利用する
ことができる。
【0076】また、実施形態1によれば、LCB8,9
の何れか一方に供給される照明光を他方に割り当てるの
で、光源ランプ17から発せられる照明光を無駄にしな
い。従って、定格の低い低コストなランプを光源ランプ
17として使用することが可能である。
【0077】また、実施形態1によれば、第1,第3ミ
ラー45a,45c(第2,第4ミラー45b,45e)に
よる反射光は、光源ランプ17から出射された照明光の
平行光となるので、反射光の光路として必要な空間が小
さくて済むとともに、反射光を適正にLCBに入射させ
ることができる。
【0078】また、実施形態1によれば、LCB9へ入
射すべき照明光をLCB8へ入射させる第1,第3ミラ
ー45a,45cの組と、LCB8へ入射すべき照明光
をLCB9へ入射させる第2,第4ミラー45b,45e
の組とが設けられているので、LCB8側の領域の受光
量とLCB9側の領域の受光量との不均衡を、照明光の
光量の損失なく迅速に解消することができる。 〔実施形態2〕図10は、本発明の実施形態2による電
子内視鏡装置の構成図である。実施形態2による電子内
視鏡装置は、モノクロCCD70を用い、いわゆる面順
次方式によって撮影対象の色情報を取得する。即ち、図
10に示すように、コンデンサレンズ20と各LCB
8,9との間の照明光の光路上に、RGB回転フィルタ
71が挿入されている。このRGB回転フィルタ71
は、モータ72によって回転するようになっており、こ
れによって、各LCB8,9の入射端面には、所定時間
毎に、赤色(R)光,緑色(G)光,青色(B)光が入射され
る。
【0079】これによって、モノクロCCD70は、R
を示す輝度信号,Gを示す輝度信号,Bを示す輝度信号
を時系列で並べた信号(「時系列のRGB信号」と称す
る)を出力する。この時系列のRGB信号は、信号処理
回路16,信号線25,及びA/Dを経てメモリ部29
に入力される。メモリ部29は、自身に入力された信号
についてフリーズや補間等の処理を施した後、各D/A
変換器30〜32へR信号,G信号,及びB信号を入力
する。その後、R信号,G信号,B信号はディジタル/
アナログ変換され、信号処理部33にて必要な処理が施
された後、テレビモニタ3に供給される。これによっ
て、テレビモニタ3の画面には、RGB信号に基づく画
像(映像)が表示される。
【0080】また、調整回路35の光量制御部52及び
光量配分制御部53は、図7に示した構成と同じ構成を
有する。但し、光量制御部52及び光量配分制御部53
には、Y信号に代えて上記した時系列のRGB信号が入
力される(図13(a)及び図14(a)参照)。光量制御部
52及び光量配分制御部53は、自身に入力された時系
列のRGB信号を用い、実施形態1と同様の処理によっ
て、絞り装置21及び光量配分調整部22を制御する
(図11及び図12参照)。以上説明した点を除き、実施
形態2の構成及び作用は、実施形態1と同様である。こ
の実施形態2は、実施形態1とほぼ同じ効果を奏する。
【0081】
【発明の効果】本発明による電子内視鏡装置及び電子内
視鏡用光源装置によれば、撮像素子の撮像領域に反射率
の高い部分と反射率の低い部分とが同時に入る場合に、
画像にハレーションが発生することを防止し、又は発生
したハレーションを除去することができる。さらに、明
るくコントラストが安定した画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による電子内視鏡装置の構
成図
【図2】図1に示したカラーCCD及びLCBの説明図
【図3】図1に示した絞り装置の構成図
【図4】図1に示した光量配分調整部の構成図
【図5】図4に示した光量配分調整部の動作説明図
【図6】図4に示した光量配分調整部の動作説明図
【図7】図1に示した調光回路の構成図
【図8】図7に示した光量制御部における出力信号波形
【図9】図7に示した光量配分制御部における出力信号
波形図
【図10】本発明の実施形態2による電子内視鏡装置の
構成図
【図11】実施形態2による光量制御部における出力信
号波形図
【図12】実施形態2による光量配分制御部における出
力信号波形図
【符号の説明】
1 電子内視鏡(内視鏡) 2 光源装置兼ビデオプロセッサ(電子内視鏡用光
源装置) 8 LCB(第1ライトガイド) 9 LCB(第2ライトガイド) 10 カラーCCD(撮像素子) 17 光源ランプ(光源) 21 絞り装置(光量調整部) 22 光量配分調整部 45a 第1ミラー(第1反射部材) 45b 第2ミラー(第1反射部材) 45d 第3ミラー(第2反射部材) 45e 第4ミラー(第2反射部材) 52 光量制御部 53 光量配分制御部(輝度検出部) 70 モノクロCCD(撮像素子)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の先端部に照明光の出射端面が配置
    された複数個のライトガイドと、 前記各出射端面の近傍に配置された撮像素子と、 前記各ライトガイドの入射端面に照明光を供給する光源
    と、 前記撮像素子によって得られた輝度信号に基づいて、前
    記撮像素子の撮像領域のうち、最も高い輝度を検出した
    領域たる第1の領域と最も低い輝度を検出した領域たる
    第2の領域とを特定する輝度検出部と、 前記第1の領域の受光量に最も大きい影響を与えるライ
    トガイドの入射端面に入射される照明光の光量を減少さ
    せるとともに、前記第2の領域の受光量に最も大きい影
    響を与えるライトガイドの入射端面に入射される照明光
    の光量を増加させる光量配分調整部とを備えたことを特
    徴とする電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】前記光量配分調整部が、前記光源から前記
    第1の領域の受光量に最も大きい影響を与えるライトガ
    イドの入射端面に入射されるべき照明光を、前記第2の
    領域の受光量に最も大きい影響を与えるライトガイドの
    入射端面に入射させることを特徴とする請求項1記載の
    電子内視鏡装置。
  3. 【請求項3】前記光量配分調整部が、 前記光源から前記各ライトガイドの入射端面までの光路
    中に進退自在に配置され、前記光路中に進入した際に
    は、前記光源からの光束が通過する領域のうちこの光束
    の端部を含み且つ前記第1の領域の受光量に最も大きい
    影響を与えるライトガイドの入射端面に入射されるべき
    領域の一部を通過する光を反射する第1反射部材と、 前記第1反射部材の進入方向における前記光束の外側に
    配置され、前記第1反射部材によって反射された反射光
    を、前記第2の領域の受光量に最も大きい影響を与える
    ライトガイドの入射端面へ向けて反射する第2反射部材
    とを有することを特徴とする請求項2記載の電子内視鏡
    装置。
  4. 【請求項4】前記光源が、平行光の光束を各ライトガイ
    ドの入射端面へ向けて出射し、 前記第1反射部材が前記光路中に進入した場合に、前記
    第1反射部材の反射平面が前記平行光の進行方向に対向
    して略45度の角度で配置され、且つ前記第2反射部材
    の反射平面が前記第1反射部材の反射平面と向かい合っ
    て平行に配置されていることを特徴とする請求項3記載
    の電子内視鏡装置。
  5. 【請求項5】前記第1反射部材及び前記第2反射部材が
    2組設けられ、 各組における第2反射部材が共に前記光路外に配置さ
    れ、 各組における第1反射部材が一体的に移動可能であり、 一方の組における第1反射部材が前記光路中に進入した
    場合には、他方の組における第1反射部材が前記光路外
    へ退避していることを特徴とする請求項3記載の電子内
    視鏡装置。
  6. 【請求項6】前記輝度検出部が、前記撮像素子によって
    得られた輝度信号を所定の複数個の領域に応じて分離
    し、分離した輝度信号を比較することによって前記第1
    の領域及び前記第2の領域を特定することを特徴とする
    請求項1記載の電子内視鏡装置。
  7. 【請求項7】前記複数個のライトガイドは、各出射端面
    が前記撮像素子の撮影領域の中心線に対して線対称に配
    置された第1ライトガイド及び第2ライトガイドからな
    り、 前記輝度検出部が、前記撮像素子によって得られた輝度
    信号に基づいて、前記中心線を境とした第1ライトガイ
    ド側の撮像領域の輝度と第2ライトガイド側の輝度とを
    比較して前記第1の領域及び前記第2の領域を特定し、 前記第1反射部材及び前記第2反射部材が、前記第1ラ
    イトガイド側の撮像領域が前記第1の領域として特定さ
    れた場合には、前記光源から前記第1ライトガイドの入
    射端面へ向けて出射された照明光を前記第2ライトガイ
    ドの入射端面に入射させ、前記第2ライトガイド側の撮
    像領域が前記第1の領域として特定された場合には、前
    記光源から前記第2ライトガイドの入射端面へ向けて出
    射された照明光を前記第1ライトガイドの入射端面に入
    射させることを特徴とする請求項3記載の電子内視鏡装
    置。
  8. 【請求項8】前記撮像素子が、固体撮像素子であり、 前記輝度検出部は、前記固体撮像素子から出力された輝
    度信号から前記各撮像領域の平均輝度を検出し、一方の
    平均輝度から他方の平均輝度を減算し、 前記第1反射部材及び前記第2反射部材は、前記輝度検
    出部による減算結果が負である場合に、前記光源から第
    1ライトガイドの入射端面へ向けて発せられた照明光を
    前記第2ライトガイドの入射端面に入射させ、前記輝度
    検出部による減算結果が正である場合に、前記光源から
    前記第2ライトガイドの入射端面へ向けて発せられた照
    明光を前記第1ライトガイドの入射端面に入射させるこ
    とを特徴とする請求項7記載の電子内視鏡装置。
  9. 【請求項9】前記光源と各ライトガイドの入射端面との
    間に配置され、前記光量配分調整部によって前記第2の
    領域の受光量に最も大きい影響を与えるライトガイドの
    入射端面に入射される照明光の光量が増加した場合に、
    前記光源から前記各ライトガイドの入射端面に入射され
    る照明光の光量を均等に増加させる光量調整部をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡装
    置。
  10. 【請求項10】撮像素子と複数個のライトガイドの出射
    端面とが先端部に設けられた電子内視鏡に照明光を供給
    する光源装置であって、 前記各ライトガイドの入射端面に照明光を供給する光源
    と、 前記撮像素子によって得られた輝度信号に基づいて、前
    記撮像素子の撮像領域のうち、最も高い輝度を検出した
    領域たる第1の領域と最も低い輝度を検出した領域たる
    第2の領域とを特定する輝度検出部と、 前記第1の領域の受光量に最も大きい影響を与えるライ
    トガイドの入射端面に入射される照明光の光量を減少さ
    せるとともに、前記第2の領域の受光量に最も大きい影
    響を与えるライトガイドの入射端面に入射される照明光
    の光量を増加させる光量配分調整部とを備えたことを特
    徴とする電子内視鏡用光源装置。
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