JPH11304031A - 継手付きバルブの構造 - Google Patents

継手付きバルブの構造

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Publication number
JPH11304031A
JPH11304031A JP10681598A JP10681598A JPH11304031A JP H11304031 A JPH11304031 A JP H11304031A JP 10681598 A JP10681598 A JP 10681598A JP 10681598 A JP10681598 A JP 10681598A JP H11304031 A JPH11304031 A JP H11304031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
socket
opening
branch
port
Prior art date
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Pending
Application number
JP10681598A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryozo Yamamoto
良三 山本
Kazumi Tajiri
和美 田尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH11304031A publication Critical patent/JPH11304031A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁箱に受口を一体に設けたバルブであって、
流出入側に放散口用の分岐開口を設けたバルブにおい
て、分岐開口を十分な開口断面を有するにも拘わらずバ
ルブの全長を短くし、バルブ全体を小型化することを課
題とする。 【解決手段】 弁箱1に受口4を一体に設けたバルブ5
において、受口4内面のシール面部4aより受口奥方側
にかけて前記受口軸線に対し直交方向の軸線を有する分
岐開口部14を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、継手付きバルブ
の構造に関し、弁箱に管接続用の受口を一体に設けたバ
ルブに放散口、取水口、消火栓などの分岐開口部を設け
たバルブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように弁箱1の流入口
2と流出口3に受口4、4を一体に設けたバルブ5にお
いて内部流体や残留空気を放出させるための放散口や取
水口のための分岐開口部6、6を設ける場合がある。
【0003】この分岐開口部6、6の設ける位置はバル
ブと受口の機能に影響のない場所とし、かつ十分な開口
断面積とする必要がある。このため従来では図5に示す
ように、弁箱1と受口4との間の直管部7、7に分岐開
口部6、6を設けることが行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のバルブ5は直管部7、7の長さ分L2、L3だけバ
ルブ5の全長Lが長くなりバルブ5が大型化する問題が
あった。
【0005】この発明は上記問題を解消し、分岐開口部
の開口を十分な開口断面を有するにも拘わらずバルブの
全長を短くし、バルブ全体を小型化することを目的とし
てなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の継手付きバル
ブの構造は、弁箱に受口を一体に設けたバルブにおい
て、受口内面のシール面部より受口奥方側にかけて前記
受口軸線に対し直交方向の軸線を有する分岐開口部を設
けてなるものである。
【0007】この発明によれば、受口部分のシール面部
より受口奥方に分岐開口を設けたため受口の機能を損な
うことがなく分岐開口を設けることができ、しかも直管
部が不要となるのでバルブの全長を短くすることができ
る。なお、上記において直交方向の軸線とは、分岐開口
部の軸線が受口軸線に対し直交する場合の他、直交成分
を有して交差する斜交する場合を含む。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を説
明する。図1は、この発明の継手付きバルブの構造の実
施の形態を示す要部破断側面図、図2は図1の平面図で
ある。なお、図において従来例と同じ部材は、同一符号
を付すことにより説明に代える。
【0009】図1において、8は挿口管を示し、受口4
との間にシール用ゴム輪9を介挿し押し輪10と締結ボ
ルト11で圧縮することによりシールされている。上記
受口4の開口面からシール用ゴム輪9が介挿される面は
受口奥方へ向けテーパ状のシール面部4aとされてい
る。
【0010】このシール面部4aより受口奥方側にかけ
て径方向に膨らむ、受口4内面側から見て凹部13が形
成され、この凹部13の上底面に受口4の軸線に対し直
交方向の軸線を有する分岐開口部14が設けられてい
る。
【0011】分岐管用開口14には例えば図示例のよう
に放散口用の分岐管15、15が接続され開口端にバル
ブ16、16が設けられている。17、17は蓋板を示
し、放散口を使用する場合はボルト17aを外して取外
しバルブ16を開くことにより内部流体や滞留空気を放
散する。17bはアイ環を示し、バルブ全体を吊り下げ
支持する際のフック係止環として使用される。
【0012】上記において、受口4に形成される凹部1
3の形状は流入口2側と流出口3側で相違するが、これ
は流入口2側に圧力チェッキ弁18を設けたためであっ
て、このような付属物が不要な場合は受口4奥方側の形
状は流出口3側と同様な形状とされる。
【0013】図3は流出口3側の受口4の断面図を示
し、受口4内面のシール面部4aより受口奥方側にかけ
て凹部13を形成し、その上底面に分岐開口部14を設
けた状態を示している。
【0014】図4は流入口2側の受口4の断面図を示
し、受口4内面のシール面部4aより受口奥方側にかけ
て凹部13を形成し、その上底面に分岐開口部14を設
け、この開口部14を設けた凹部13が溝状となって軸
方向に延長され、チェッキ弁用の開口18aを設けた状
態を示している。1aは流入口側の弁箱を示し、流出口
3側の受口に形成された弁箱1bと接合されて閉じた弁
箱1を形成する構成とされている。
【0015】弁体19は図示例の場合は流通口19aと
遮断板19bを平面視で直角位置関係に取り付けたボー
ル弁19とされ、弁軸20の上端にハンドル部21が設
けられている。
【0016】この発明の実施の形態において弁体の種
類、形状は特に限定されず、図示例に限らずバタフライ
弁やスライド弁などであっても良い。また、分岐開口部
14をバルブの流入口2側と流出口3側の両側に設ける
場合を示したが、流入口2側または流出口3側のいずれ
か一方に設けた構成としても良く、分岐開口部14の周
方向位置も、図示例のように受口4の上面とする他、側
面、底面等に設けても良い。
【0017】また、分岐開口部14の軸線が受口4の軸
線に対し図示のように直交する場合の他、斜めに交差す
るように設けても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の継手付き
バルブの構造は、バルブの流入口側、流出口側の両方ま
たはいずれか一方に設けられる分岐開口部を、受口のシ
ール機能を損なうことなくかつ、直管部に殆ど架かるこ
となく設けることができるので、従来のように受口とバ
ルブとの間の直管部が不要となり、その分、継手付きバ
ルブの全長を短くでき、従来と同等の機能を有する継手
付きバルブの小型化が図れる。また、分岐開口部は凹部
の上底面に形成されるので開口に至る開口面積も大きく
取れ、流量も十分にできるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である継手付きバルブの要
部破断正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】流出口側の受口の部分断面図である。
【図4】流入口側の受口の部分断面図である。
【図5】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 流入口 3 流出口 4 受口 4a シール面部 5 バルブ 8 挿口管 9 シール用ゴム輪 10 押し輪 11 締結ボルト 13 受口内面側から見た凹部 14 分岐開口部 15 分岐管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱に受口を一体に設けたバルブにおい
    て、受口内面のシール面部より受口奥方側にかけて前記
    受口軸線に対し直交方向の軸線を有する分岐開口部を設
    けた継手付きバルブの構造。
JP10681598A 1998-04-17 1998-04-17 継手付きバルブの構造 Pending JPH11304031A (ja)

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JP10681598A JPH11304031A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 継手付きバルブの構造

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JP10681598A JPH11304031A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 継手付きバルブの構造

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JPH11304031A true JPH11304031A (ja) 1999-11-05

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ID=14443333

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JP10681598A Pending JPH11304031A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 継手付きバルブの構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455896Y1 (ko) * 2008-09-29 2011-09-30 주식회사 조흥밸브앤파이프 다기능 밸브
CN102797865A (zh) * 2012-07-26 2012-11-28 北京京燃凌云燃气设备有限公司 一种pe双放散球阀

Cited By (3)

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