JPH11302930A - エプロンドラフト装置用ディスタンスクリップ - Google Patents
エプロンドラフト装置用ディスタンスクリップInfo
- Publication number
- JPH11302930A JPH11302930A JP10900998A JP10900998A JPH11302930A JP H11302930 A JPH11302930 A JP H11302930A JP 10900998 A JP10900998 A JP 10900998A JP 10900998 A JP10900998 A JP 10900998A JP H11302930 A JPH11302930 A JP H11302930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- distance
- clip
- distance clip
- cradle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H5/00—Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
- D01H5/18—Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
- D01H5/26—Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars in which fibres are controlled by one or more endless aprons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Buckles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １つのディスタンスクリップで複数のエ
プロン先端部の開き量に対応することができるようにし
たエプロンドラフト装置用ディスタンスクリップを提供
する。 【解決手段】 一対の回転ローラ５とクレードル６との
間に一対のエプロンバンド９を掛け渡し、クレードル６
の幅方向中央部にディスタンスクリップ１０を装着して
エプロン先端部の開き量を調節するようにしたエプロン
ドラフト装置において、ディスタンスクリップ１０の表
裏の厚さＡ、Ｂが異なっており、ディスタンスクリップ
は表裏の厚さに応じて異なる色となっており、ディスタ
ンスクリップの表裏が入替え可能である。
プロン先端部の開き量に対応することができるようにし
たエプロンドラフト装置用ディスタンスクリップを提供
する。 【解決手段】 一対の回転ローラ５とクレードル６との
間に一対のエプロンバンド９を掛け渡し、クレードル６
の幅方向中央部にディスタンスクリップ１０を装着して
エプロン先端部の開き量を調節するようにしたエプロン
ドラフト装置において、ディスタンスクリップ１０の表
裏の厚さＡ、Ｂが異なっており、ディスタンスクリップ
は表裏の厚さに応じて異なる色となっており、ディスタ
ンスクリップの表裏が入替え可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、精紡機、粗紡機などの
紡績機におけるドラフトゾーンにおいて使用されるエプ
ロンドラフト装置に関する。
紡績機におけるドラフトゾーンにおいて使用されるエプ
ロンドラフト装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】精紡機や粗紡機などの紡績機のドラフト
装置は、主に、フロントローラ、エプロン装置、および
バックローラから構成されている。そのエプロン装置は
ローラとクレードルとの間に無端ベルトを巻き掛けた上
下一組のエプロン部材からなり、駆動側の下部エプロン
に対して従動側の上部エプロン部材がスプリング等によ
り押圧されている。
装置は、主に、フロントローラ、エプロン装置、および
バックローラから構成されている。そのエプロン装置は
ローラとクレードルとの間に無端ベルトを巻き掛けた上
下一組のエプロン部材からなり、駆動側の下部エプロン
に対して従動側の上部エプロン部材がスプリング等によ
り押圧されている。
【０００３】このようなドラフト装置においては、糸の
番手や繊維の種類に応じて上下のエプロン先端部の開き
量を調整する必要がある。そのため、特に左右両側にド
ラフト部を有するツインタイプのものでは、左右両側の
エプロン先端部の開き量を調整するために、上部エプロ
ン装置のクレードルの先端部にディスタンスクリップを
取付けている。
番手や繊維の種類に応じて上下のエプロン先端部の開き
量を調整する必要がある。そのため、特に左右両側にド
ラフト部を有するツインタイプのものでは、左右両側の
エプロン先端部の開き量を調整するために、上部エプロ
ン装置のクレードルの先端部にディスタンスクリップを
取付けている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスタンスク
リップは表裏同寸法である。このため、１つのディスタ
ンスクリップはエプロン先端部の開き量を１種類しか達
成できない。上述のように、ドラフト装置においては、
糸の番手や糸の種類に応じてエプロン先端部の開き量を
種々に変える必要があり、従来から紡出条件に応じて複
数種類のディスタンスクリップを常時準備し保管してお
く必要があった。しかしながら、このように多数のディ
スタンスクリップを用意し且つ保管しておくことは非常
に費用も嵩むし、その管理も紛らわしい。
リップは表裏同寸法である。このため、１つのディスタ
ンスクリップはエプロン先端部の開き量を１種類しか達
成できない。上述のように、ドラフト装置においては、
糸の番手や糸の種類に応じてエプロン先端部の開き量を
種々に変える必要があり、従来から紡出条件に応じて複
数種類のディスタンスクリップを常時準備し保管してお
く必要があった。しかしながら、このように多数のディ
スタンスクリップを用意し且つ保管しておくことは非常
に費用も嵩むし、その管理も紛らわしい。
【０００５】
【発明の目的】上述のような従来技術に付随する問題点
に鑑みて、本発明においては、１つのディスタンスクリ
ップで複数のエプロン先端部の開き量に対応することが
できるようにしたエプロンドラフト装置用ディスタンス
クリップを提供することを目的とする。
に鑑みて、本発明においては、１つのディスタンスクリ
ップで複数のエプロン先端部の開き量に対応することが
できるようにしたエプロンドラフト装置用ディスタンス
クリップを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
においては、この目的を一対の回転ローラとクレードル
との間に一対のエプロンバンドを掛け渡し、該クレード
ルの幅方向中央部にディスタンスクリップを装着してエ
プロン先端部の開き量を調節するようにしたエプロンド
ラフト装置において、前記ディスタンスクリップの表裏
の厚さが異なっており、該ディスタンスクリップの表裏
が入替え可能であることを特徴とするエプロンドラフト
装置用ディスタンスクリップにより達成する。
においては、この目的を一対の回転ローラとクレードル
との間に一対のエプロンバンドを掛け渡し、該クレード
ルの幅方向中央部にディスタンスクリップを装着してエ
プロン先端部の開き量を調節するようにしたエプロンド
ラフト装置において、前記ディスタンスクリップの表裏
の厚さが異なっており、該ディスタンスクリップの表裏
が入替え可能であることを特徴とするエプロンドラフト
装置用ディスタンスクリップにより達成する。
【０００７】このように本発明においてはディスタンス
クリップが表裏が異なる寸法となっているので、このデ
ィスタンスクリップを入替えることによってエプロンの
エプロン先端部の開き量を異ならせることができ、使用
者は１種類のディスタンスクリップを保管しておくこと
により２種類のエプロン先端部の開き量に対応すること
ができる。
クリップが表裏が異なる寸法となっているので、このデ
ィスタンスクリップを入替えることによってエプロンの
エプロン先端部の開き量を異ならせることができ、使用
者は１種類のディスタンスクリップを保管しておくこと
により２種類のエプロン先端部の開き量に対応すること
ができる。
【０００８】従って、仮に調整すべきエプロン先端部の
開き量が２種類である場合には、１種類のディスタンス
クリップのみを用意しておくことにより、その装着方法
を変えることにより全ての条件に対応することができ
る。また、調整すべきエプロン先端部の開き量が３種類
以上ある場合にも、その種類数に応じて種類数の略半数
のディスタンスクリップを持っていればよく、その準備
および管理の手間が大幅に削減される。それに応じて、
準備および管理に要する費用も大幅に低減することがで
きる。
開き量が２種類である場合には、１種類のディスタンス
クリップのみを用意しておくことにより、その装着方法
を変えることにより全ての条件に対応することができ
る。また、調整すべきエプロン先端部の開き量が３種類
以上ある場合にも、その種類数に応じて種類数の略半数
のディスタンスクリップを持っていればよく、その準備
および管理の手間が大幅に削減される。それに応じて、
準備および管理に要する費用も大幅に低減することがで
きる。
【０００９】また、本発明においては請求項２に記載の
ように、ディスタンスクリップの表裏はその厚さに応じ
て異なる色とすることが好ましい。このようにすること
によって、ディスタンスクリップの装着時に装着ミスを
なくすことができ、装着作業も極めて容易に且つ迅速に
行なうことができる。
ように、ディスタンスクリップの表裏はその厚さに応じ
て異なる色とすることが好ましい。このようにすること
によって、ディスタンスクリップの装着時に装着ミスを
なくすことができ、装着作業も極めて容易に且つ迅速に
行なうことができる。
【００１０】更に、本発明においては請求項３のよう
に、クレードルの幅方向中央部に凸部が形成されるとと
もに前記ディスタンスクリップには該凸部に係合する複
数の凹部が前記幅方向に直交する方向に並んで形成され
ており、該凹凸部が係合位置によりディスタンスクリッ
プの位置を可変となるように構成することもできる。こ
のようにすることによってディスタンスクリップの装着
の度合を変えることによってエプロン先端部の開き量を
更に広範に変化させることができる。
に、クレードルの幅方向中央部に凸部が形成されるとと
もに前記ディスタンスクリップには該凸部に係合する複
数の凹部が前記幅方向に直交する方向に並んで形成され
ており、該凹凸部が係合位置によりディスタンスクリッ
プの位置を可変となるように構成することもできる。こ
のようにすることによってディスタンスクリップの装着
の度合を変えることによってエプロン先端部の開き量を
更に広範に変化させることができる。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。図２は本発明に用いるエプロンドラフ
ト装置の斜視図であり、図２においてフロントボトムロ
ーラ１並びにミドルボトムローラ２およびテンサーバー
３に張架されたボトムエプロン４により下部ドラフト部
が構成されている。
詳細に説明する。図２は本発明に用いるエプロンドラフ
ト装置の斜視図であり、図２においてフロントボトムロ
ーラ１並びにミドルボトムローラ２およびテンサーバー
３に張架されたボトムエプロン４により下部ドラフト部
が構成されている。
【００１２】この下部ドラフト部に、２錘一組となった
トップエプロン装置が圧着されて、ドラフト作用を行
う。トップエプロン装置は、２本のトップエプロンロー
ラ５がアーバー７に回転可能に支持されている。そして
クレードル６は２錘一体に幅広に形成されており、その
根元側の支持部８は半円形状をしており、半円形状の支
持部８がアーバー７に嵌着されてクレードル６は支持さ
れる。
トップエプロン装置が圧着されて、ドラフト作用を行
う。トップエプロン装置は、２本のトップエプロンロー
ラ５がアーバー７に回転可能に支持されている。そして
クレードル６は２錘一体に幅広に形成されており、その
根元側の支持部８は半円形状をしており、半円形状の支
持部８がアーバー７に嵌着されてクレードル６は支持さ
れる。
【００１３】クレードル６の上面にはエプロンガイド片
６ａをそれぞれ設けており、無端状ベルトからなるエプ
ロン９をクレードル６の先端とトップエプロンローラ５
との間に張架している。
６ａをそれぞれ設けており、無端状ベルトからなるエプ
ロン９をクレードル６の先端とトップエプロンローラ５
との間に張架している。
【００１４】クレードル６とボトムテンサー（テンサー
バー）３との先端間隙（エプロン先端部の開き量）を所
定値に保持するために、クレードル６の先端の幅方向中
央部にディスタンスクリップ１０を装着するようになっ
ている。
バー）３との先端間隙（エプロン先端部の開き量）を所
定値に保持するために、クレードル６の先端の幅方向中
央部にディスタンスクリップ１０を装着するようになっ
ている。
【００１５】本発明に係るディスタンスクリップ１０を
図１に従って説明する。一対の板材１５が図１（ｃ）に
示すように間隙ｃを開けて平行しており、その間に幅方
向に延びる溝を形成している。溝の間隙ｃはクレードル
６の先端部の厚さよりも僅かに小さい大きさであり、デ
ィスタンスクリップ１０は両板材１５の間の間隙ｃの溝
でクレードル６の先端部に嵌着され保持される。なお、
両板材１５の一端部は円弧状先端１６により繋がってい
る。
図１に従って説明する。一対の板材１５が図１（ｃ）に
示すように間隙ｃを開けて平行しており、その間に幅方
向に延びる溝を形成している。溝の間隙ｃはクレードル
６の先端部の厚さよりも僅かに小さい大きさであり、デ
ィスタンスクリップ１０は両板材１５の間の間隙ｃの溝
でクレードル６の先端部に嵌着され保持される。なお、
両板材１５の一端部は円弧状先端１６により繋がってい
る。
【００１６】板材１５の幅方向の両端部には、図１
（ｂ）に示すように、ほぼ三角形状をした側壁１３が形
成されている。この側壁１３は、図１（ｂ）に示すよう
に、不等辺三角形状をしており、前述した間隙ｃの中心
Ｌを基準として見た場合に、上側と下側が異なる大きさ
Ａ、Ｂとなっていることが本発明の特徴である。
（ｂ）に示すように、ほぼ三角形状をした側壁１３が形
成されている。この側壁１３は、図１（ｂ）に示すよう
に、不等辺三角形状をしており、前述した間隙ｃの中心
Ｌを基準として見た場合に、上側と下側が異なる大きさ
Ａ、Ｂとなっていることが本発明の特徴である。
【００１７】更に、上述した２枚の板材１５には、その
幅方向中央部に略円形の切欠き１５ａが形成されてい
る。なお、略円形の切欠き１５ａの入り口側は先細りと
なっているとともに、入り口側の両先端部１５ｂは嘴状
に外側に突出している。
幅方向中央部に略円形の切欠き１５ａが形成されてい
る。なお、略円形の切欠き１５ａの入り口側は先細りと
なっているとともに、入り口側の両先端部１５ｂは嘴状
に外側に突出している。
【００１８】一方、クレードル６の上側表面の幅方向中
央部には、図２に示すように、略円形の切欠き１５ａに
係合する円柱状の凸部１１が形成されている。
央部には、図２に示すように、略円形の切欠き１５ａに
係合する円柱状の凸部１１が形成されている。
【００１９】ディスタンスクリップ１０の両板材１５を
クレードル６の先端部に嵌着する際に、切欠き１５ａの
入り口側の両先端部の嘴状部分１５ｂを案内として、略
円形の切欠き１５ａを円柱状の凸部１１に係合させるこ
とにより、ディスタンスクリップ１０はクレードル６の
先端部にしっかりと嵌着保持され、落下するようなこと
はなくなる。
クレードル６の先端部に嵌着する際に、切欠き１５ａの
入り口側の両先端部の嘴状部分１５ｂを案内として、略
円形の切欠き１５ａを円柱状の凸部１１に係合させるこ
とにより、ディスタンスクリップ１０はクレードル６の
先端部にしっかりと嵌着保持され、落下するようなこと
はなくなる。
【００２０】上記実施例においては、切欠き１５ａを略
円形としていたが、楕円形、多角形などの適宜な形状と
することもでき、また、凸部１１も円柱状としていた
が、楕円形、多角形などの適宜な形状とすることもでき
る。
円形としていたが、楕円形、多角形などの適宜な形状と
することもでき、また、凸部１１も円柱状としていた
が、楕円形、多角形などの適宜な形状とすることもでき
る。
【００２１】この実施例においては、ディスタンスクリ
ップ１０は、厚さがＡ、Ｂと異なる表側と裏側は、それ
ぞれ異なる色、例えば表側は赤、裏側は白というよう
に、異なる色に着色している。
ップ１０は、厚さがＡ、Ｂと異なる表側と裏側は、それ
ぞれ異なる色、例えば表側は赤、裏側は白というよう
に、異なる色に着色している。
【００２２】また、ディスタンスクリップ１０の色とし
ては上述した赤、白などの他に、黄色、紫、グレー、黒
などの色が区別し易く好ましい。
ては上述した赤、白などの他に、黄色、紫、グレー、黒
などの色が区別し易く好ましい。
【００２３】本発明に用いるディスタンスクリップ１０
の材質は、通常のディスタンスクリップと同様の材質と
することができ、例えば６６ナイロンなどのプラスチッ
ク素材を用いることができる。また、ディスタンスクリ
ップ１０を装着するクレードル６は、通常のクレードル
と同様にプラスチックなどで成型してもよいし、また場
合によっては、その全てまたは一部を金属によって製作
してもよい。
の材質は、通常のディスタンスクリップと同様の材質と
することができ、例えば６６ナイロンなどのプラスチッ
ク素材を用いることができる。また、ディスタンスクリ
ップ１０を装着するクレードル６は、通常のクレードル
と同様にプラスチックなどで成型してもよいし、また場
合によっては、その全てまたは一部を金属によって製作
してもよい。
【００２４】
【他の実施例】本発明の他の実施例を図３に従い説明す
る。この実施例においてはディスタンスクリップ１０の
構造は前述した図１に示した実施例のものとよく似てい
る。以下、相違点を説明する。
る。この実施例においてはディスタンスクリップ１０の
構造は前述した図１に示した実施例のものとよく似てい
る。以下、相違点を説明する。
【００２５】ディスタンスクリップ１０の上下の板材１
５に形成されている切欠き１５ａが、先の実施例におい
ては上下の板材１５に、略円形状のものがそれぞれ１つ
形成されていた。しかし、本実施例においては上下の板
材１５にそれぞれその２つの切欠き１５ａ、１５ａ′が
ディスタンスクリップ１０の幅方向に直交する方向に串
団子状に繋がって設けられている。
５に形成されている切欠き１５ａが、先の実施例におい
ては上下の板材１５に、略円形状のものがそれぞれ１つ
形成されていた。しかし、本実施例においては上下の板
材１５にそれぞれその２つの切欠き１５ａ、１５ａ′が
ディスタンスクリップ１０の幅方向に直交する方向に串
団子状に繋がって設けられている。
【００２６】クレードルは、通常、下部ドラフト部に対
して傾斜して位置しているので、本実施例のディスタン
スクリップ１０をクレードル６に装着するときに、クレ
ードル６に形成された凸部１１と係合する切欠きをこれ
ら複数の切欠き１５ａ、１５ａ′から適宜選択すること
により、ディスタンスクリップ１０の作用する厚さを変
えて使用し、エプロン先端部の開き量を変えることがで
きる。
して傾斜して位置しているので、本実施例のディスタン
スクリップ１０をクレードル６に装着するときに、クレ
ードル６に形成された凸部１１と係合する切欠きをこれ
ら複数の切欠き１５ａ、１５ａ′から適宜選択すること
により、ディスタンスクリップ１０の作用する厚さを変
えて使用し、エプロン先端部の開き量を変えることがで
きる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、１つのディスタンスク
リップで２種類またはそれ以上のエプロン先端部の開き
量に保持することができるために、準備しておくディス
タンスクリップの数が低減でき、製作費、管理費が低減
できる。また、保管をするディスタンスクリップの数が
少ないにも拘らず種々のエプロン先端部の開き量とする
ことができるため、種々の番手の糸や異なる種類の糸に
対して容易に対応することができる。
リップで２種類またはそれ以上のエプロン先端部の開き
量に保持することができるために、準備しておくディス
タンスクリップの数が低減でき、製作費、管理費が低減
できる。また、保管をするディスタンスクリップの数が
少ないにも拘らず種々のエプロン先端部の開き量とする
ことができるため、種々の番手の糸や異なる種類の糸に
対して容易に対応することができる。
【図１】本発明の１実施例を示し、（ａ）は平面図、
（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図である。
（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図である。
【図２】本発明に用いるエプロンドラフト装置の斜視図
である。
である。
【図３】本発明の別の実施例を示し、（ａ）は平面図、
（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図である。
（ｂ）は側面図、（ｃ）は背面図である。
１ フロントボトムローラ ２ ミドルボトムローラ ３ テンサーバー ４ ボトムエプロン ５ トップエプロンローラ ６ クレードル ６ａ エプロンガイド片 ７ アーバー ８ 支持部 ９ エプロン １０ ディスタンスクリップ １１ 円状の凸部 １３ 側壁 １５ 板材 １５ａ 切欠き １５ａ′ 切欠き １５ｂ 嘴状先端部 １６ 円弧状先端 Ａ 上側の大きさ Ｂ 下側の大きさ ｃ 間隙
Claims (3)
- 【請求項１】 一対の回転ローラとクレードルとの間に
一対のエプロンバンドを掛け渡し、該クレードルの幅方
向中央部にディスタンスクリップを装着してエプロン先
端部の開き量を調節するようにしたエプロンドラフト装
置において、前記ディスタンスクリップの表裏の厚さが
異なっており、該ディスタンスクリップの表裏が入替え
可能であることを特徴とするエプロンドラフト装置用デ
ィスタンスクリップ。 - 【請求項２】 前記ディスタンスクリップは表裏の厚さ
に応じて異なる色となっていることを特徴とする請求項
１に記載のエプロンドラフト装置用ディスタンスクリッ
プ。 - 【請求項３】 前記クレードルの幅方向中央部に凸部が
形成されるとともに前記ディスタンスクリップには該凸
部に係合する複数の凹部が前記幅方向に直交する方向に
並んで形成されており、該凹凸部が係合位置によりディ
スタンスクリップの位置を可変としたことを特徴とする
請求項１または２に記載のエプロンドラフト装置用ディ
スタンスクリップ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10900998A JPH11302930A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | エプロンドラフト装置用ディスタンスクリップ |
| TW89205641U TW459807U (en) | 1998-04-20 | 1999-01-12 | A distance clip for apron draft apparatus |
| DE1999116375 DE19916375A1 (de) | 1998-04-20 | 1999-04-12 | Abstandsklammer für ein Riemchenstreckgerät |
| CN 99105080 CN1232891A (zh) | 1998-04-20 | 1999-04-15 | 皮圈牵伸设备用的隔距块 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10900998A JPH11302930A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | エプロンドラフト装置用ディスタンスクリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11302930A true JPH11302930A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14499264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10900998A Pending JPH11302930A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | エプロンドラフト装置用ディスタンスクリップ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11302930A (ja) |
| CN (1) | CN1232891A (ja) |
| DE (1) | DE19916375A1 (ja) |
| TW (1) | TW459807U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2130956A1 (en) | 2008-06-03 | 2009-12-09 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Apron cradle for spinning frames |
| CN112011860A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 里特机械公司 | 针对牵伸装置的压辊对的保持架 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102618976A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-08-01 | 经纬纺织机械股份有限公司 | 分体式压力棒隔距块 |
| CN107099889B (zh) * | 2017-06-22 | 2019-03-19 | 江南大学 | 多通道转杯纺纤维喂入装置及其喂入方法 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10900998A patent/JPH11302930A/ja active Pending
-
1999
- 1999-01-12 TW TW89205641U patent/TW459807U/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-04-12 DE DE1999116375 patent/DE19916375A1/de not_active Withdrawn
- 1999-04-15 CN CN 99105080 patent/CN1232891A/zh active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2130956A1 (en) | 2008-06-03 | 2009-12-09 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Apron cradle for spinning frames |
| CN112011860A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 里特机械公司 | 针对牵伸装置的压辊对的保持架 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1232891A (zh) | 1999-10-27 |
| DE19916375A1 (de) | 1999-10-21 |
| TW459807U (en) | 2001-10-11 |
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