JPH11302825A - グロー放電処理用アーク放電抑制方法及びグロー放電処理装置 - Google Patents

グロー放電処理用アーク放電抑制方法及びグロー放電処理装置

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JPH11302825A
JPH11302825A JP10129458A JP12945898A JPH11302825A JP H11302825 A JPH11302825 A JP H11302825A JP 10129458 A JP10129458 A JP 10129458A JP 12945898 A JP12945898 A JP 12945898A JP H11302825 A JPH11302825 A JP H11302825A
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discharge
voltage
glow discharge
capacitor
glow
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JP10129458A
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Tomiaki Hosokawa
富秋 細川
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Pascal KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グロー放電処理中に発生するアーク放電移行
を、処理対象物へのグロー放電処理を実行しながら即座
に且つ確実に抑制すること。 【解決手段】 交流電圧を整流してパルス状の放電電圧
を発生させる主回路2を有し、その放電電圧で処理容器
8内にグロー放電を発生させて処理容器8内の処理対象
物25にグロー放電処理を施すグロー放電処理装置1に
おいて、主回路のプラス側出力ラインL1に直列接続さ
れたコンデンサ20と、コンデンサ20を放電させる為
にそれに並列接続された放電用トランジスタ22を設
け、この放電用トランジスタ22を、パルス状の放電電
圧の各休止タイミング毎のデッドタイム信号で駆動する
ようにしたので、アーク放電移行の発生と同時に増大す
る放電電流でコンデンサ20による発生電圧が大きくな
って放電電圧が減少し、グロー放電処理を続行しなが
ら、アーク放電移行の発生と略同時にアーク放電をその
初期段階において自己抑制的に確実に抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グロー放電処理用
アーク放電抑制方法及びグロー放電処理装置に関し、特
に主回路で発生させたパルス状の放電電圧で容器内に収
容した処理対象物をグロー放電処理する際に発生するア
ーク放電移行を、その初期段階で迅速に抑制するように
した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イオン窒化処理、プラズマ浸炭処
理、プラズマCVD処理などの表面処理として、直流グ
ロー放電を利用したイオン/プラズマ窒化処理、所謂グ
ロー放電処理が種々提案されるとともに、実用に供され
ている。例えば、特開平7−62521号公報(グロー
放電処理装置おけるアーク放電後の復帰方法)、特開平
7−78697号公報(グロー放電処理方法)には、商
業用3相交流を整流する一方、インバータ制御部及び昇
圧トランスを介してパルス状の放電電圧を発生させ、こ
の放電電圧を処理容器の電極に印加させることで、処理
容器内に収容された処理対象物にグロー放電による各種
の窒化処理を施すようになっている。
【0003】ところで、この種のグロー放電処理は、ア
ーク放電領域に隣接する異常グロー放電領域を用いる処
理であり、処理対象物が負グローで覆われる状態でグロ
ー放電処理が実行されるので、特に、グロー放電処理の
初期段階である昇温段階においは、洗浄処理で除去され
ずに処理対象物表面に残留した油分や塵などがガス化
し、ガスイオンが局部的に発生することから、アーク放
電移行が頻繁に発生するようになる。アーク放電が発生
した場合、放電電流が急激に大きくなり、高エネルギー
を集中的に受けることで、処理対象物の表面が部分的に
溶解したり損傷を受けるので、アーク放電の発生を検出
した場合、グロー放電電圧の供給を停止するようにして
いる。
【0004】即ち、図5に示すように、例えばインバー
タ周波数を10KHz とするパルス状放電電圧によるグロ
ー放電処理中にアーク放電が発生し、放電電流が通常の
放電電流ILよりも大きいアーク検出用の放電電流IS
に達したときにアーク放電が検出され、インバータ制御
部を制御して放電電流ILの供給を遮断する一方、所定
の停止期間(10〜100 μsec )経過してから、復帰期間
(150〜600 μsec)により放電電流のパルスデューティ値
を徐々に上昇させながらグロー放電を徐々に開始し、そ
の後通常の放電電流ILによる処理を続行するようにし
ている。つまり、充分な停止期間を設けることにより、
アーク放電で生じたプラズマルート、所謂イオン馴染み
を確実に消滅させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開平7−6
2521号公報に記載のグロー放電処理装置おけるアー
ク放電後の復帰方法や、特開平7−78697号公報に
記載のグロー放電処理方法においては、アーク放電への
移行が発生したとき放電電流の供給を即座に遮断するよ
うにしているが、図5に示すように、アーク検出用の放
電電流の設定値ISをある程度大きく設定する必要があ
り、またインバータ制御部に設けられたIGBT(Isol
ation Gate Bipolar Transistor)などのインバータ素子
の応答遅れなどにより、アーク放電が発生してから放電
電流の供給が実際に遮断されるまでの遮断応答期間に加
えて、停止期間や復帰期間を要するので、特に昇温段階
においてアーク放電移行が頻繁に発生するような場合に
は、グロー放電処理製品の品質が低下し、グロー放電処
理の処理時間が増大するなどの問題がある。
【0006】また、遮断応答期間として約3〜6μsec
を要することから、その遮断応答期間において放電電流
が急激に、例えば数100Aにも増大し、処理対象物の表面
に損傷を与える場合が多く、後工程で研磨することにな
り、不要な作業が必要となるという問題がある。更に、
損傷が大きい場合には製品価値がなくなって破棄するこ
とになり、作業能率が低下するという問題がある。そこ
で、放電電流を供給する主回路の出力ラインに限流リア
クタ(有鉄芯コイル)を設け、アーク放電の発生で放電
電流が大きくなる場合に、この限流リアクタで放電用の
電極に印加する印加電圧を低下させるとともに、放電電
流を減少させるようにしたものも実用化されている。
【0007】しかし、限流リアクタが大型化する一方、
アーク放電時の放電電流が非常に大きくなれば、磁気飽
和を起こすることから、これに対処する為に空芯のリア
クタを別途設けることになること、これら限流リアクタ
や空芯リアクタにおいては、コイルの巻き方や巻き数な
どのバラツキからリアクタンス値にバラツキが生じ、電
流の大きさに対する電圧低下特性をリニアにできず、種
々の処理条件においてもアーク放電を確実に抑制するよ
うにはなっていない。本発明の目的は、グロー放電処理
中に発生するアーク放電移行を、処理対象物へのグロー
放電処理を実行しながらその初期段階で迅速に且つ確実
に抑制することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のグロー放電処
理用アーク放電抑制方法は、主回路により交流電力から
パルス状の放電電圧を発生させ、その放電電圧で容器内
にグロー放電を発生させて容器内の処理対象物にグロー
放電処理を施すグロー放電処理において、主回路の出力
ラインに直列接続したコンデンサの充電と放電を介して
パルス状の放電電圧を放電電極に供給し、アーク放電の
発生を抑制することを特徴とするものである。
【0009】主回路により発生したパルス状の放電電圧
が、主回路の出力ラインに直列接続したコンデンサの充
電と放電を介して、容器の放電電極に供給されるので、
容器内の処理対象物は、その放電電圧で発生するグロー
放電によりグロー放電処理される。ところで、容器内に
おいてアーク放電移行が発生したときには、放電電流が
増加し、これと同時にコンデンサに発生するコンデンサ
電圧が増大し、コンデンサ電圧の増大分に相当して放電
電圧が、例えばグロー放電を続行するのに充分な電圧範
囲内で減少するので、グロー放電処理を続行しながらア
ーク放電を自己抑制的に確実に抑制することができる。
【0010】請求項2のグロー放電処理用アーク放電抑
制方法は、請求項1の発明において、前記コンデンサに
並列接続したスイッチ素子を、放電電圧の各パルス休止
タイミング毎に導通させることにより、コンデンサの放
電を行うことを特徴とするものである。この場合には、
コンデンサに並列接続したスイッチ素子が、パルス状の
放電電圧の各パルス休止タイミング毎に導通され、これ
と同時にコンデンサの電荷が瞬時に放電されるので、グ
ロー放電処理に影響を及ぼすことなく、パルス休止タイ
ミングを有効利用して放電でき、この放電後の次のパル
ス状の正規の放電電圧により、グロー放電処理が実行さ
れる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0011】請求項3のグロー放電処理用アーク放電抑
制方法は、請求項1の発明において、主回路のプラス側
出力ラインとマイナス側出力ラインとに接続したスイッ
チ素子を、放電電圧の各パルス休止タイミング毎に導通
させることにより、コンデンサの放電を行うことを特徴
とするものである。この場合には、主回路のプラス側出
力ラインとマイナス側出力ラインとに接続されたスイッ
チ素子が、パルス状の放電電圧の各パルス休止タイミン
グ毎に導通され、これと同時にコンデンサの電荷が放電
されるので、グロー放電処理に何ら影響を及ぼすことな
く、パルス休止タイミングを有効利用して放電でき、こ
の放電後の次のパルス状の正規の放電電圧により、グロ
ー放電処理が実行される。
【0012】更に、コンデンサを放電するに際して、コ
ンデンサの電荷がスイッチ素子とマイナス側出力ライン
とを介して容器のマイナス側放電電極に供給され、通常
と逆の電圧が印加されるので、容器のプラス側電極がイ
オンによるスパッタリング作用でクリーニングされるこ
とが期待できる。その他請求項1と同様の作用を奏す
る。
【0013】請求項4のグロー放電処理装置は、交流電
圧を整流してパルス状の放電電圧を発生させる主回路を
有し、その放電電圧で容器内にグロー放電を発生させて
容器内の処理対象物にグロー放電処理を施すグロー放電
処理装置において、主回路の出力ラインに直列接続され
たコンデンサと、コンデンサを放電させる為にそれに並
列接続されたスイッチ手段と、スイッチ手段を駆動制御
する制御手段とを備えたものである。
【0014】主回路の出力ラインにコンデンサが直列接
続され、主回路により発生したパルス状の放電電圧が、
制御手段で駆動制御されるスイッチ手段によるコンデン
サの充電と放電とを介して容器の放電電極に供給される
ので、容器内の処理対象物は、その放電電圧で発生する
グロー放電によりグロー放電処理される。ところで、容
器内においてアーク放電移行が発生したときには、放電
電流が増加し、これと同時にコンデンサに発生する電圧
が増加する。その結果、この増加した電圧分に応じて放
電電圧が、例えばグロー放電を続行するのに充分な電圧
範囲内で減少するので、グロー放電処理を続行しながら
アーク放電を自己抑制的に確実に抑制することができ
る。
【0015】請求項5のグロー放電処理装置は、交流電
圧を整流してパルス状の放電電圧を発生させる主回路を
有し、その放電電圧で容器内にグロー放電を発生させて
容器内の処理対象物にグロー放電処理を施すグロー放電
処理装置において、主回路の出力ラインに直列接続され
たコンデンサと、コンデンサを放電させる為に、主回路
のプラス側出力ラインとマイナス側出力ラインとに接続
されたスイッチ手段と、スイッチ手段を駆動制御する制
御手段とを備えたものである。
【0016】主回路の出力ラインにコンデンサが直列接
続され、主回路により発生したパルス状の放電電圧が、
制御手段で駆動制御されるスイッチ手段によるコンデン
サの充電と放電とを介して容器の放電電極に供給される
ので、容器内の処理対象物は、その放電電圧で発生する
グロー放電によりグロー放電処理される。ところで、容
器内においてアーク放電移行が発生したときには、放電
電流が増加し、これと同時にコンデンサに発生する電圧
が増加する。その結果、この増加した電圧分に応じて放
電電圧が、例えばグロー放電を続行するのに充分な電圧
範囲内で減少するので、グロー放電処理を続行しながら
アーク放電を自己抑制的に確実に抑制することができ
る。
【0017】更に、スイッチ手段は主回路のプラス側出
力ラインとマイナス側出力ラインとに接続されているの
で、放電されたコンデンサの電荷がスイッチ手段とマイ
ナス側出力ラインとを介して容器のマイナス側放電電極
に供給され、通常と逆の電圧が印加されるので、容器の
プラス側電極がイオンによるスパッタリング作用でクリ
ーニングされることが期待できる。
【0018】請求項6のグロー放電処理装置は、請求項
4又は5の発明において、前記スイッチ手段は、パワー
トランジスタ等の半導体素子からなることを特徴とする
ものである。この場合、スイッチ手段は、パワートラン
ジスタ等の半導体素子から構成されるので、コンデンサ
が大容量のものであって、放電電流が大きい場合でも、
コンデンサを確実に且つ短時間に放電できる。その他請
求項4又は5と同様の作用を奏する。
【0019】請求項7のグロー放電処理装置は、請求項
4又は5の発明において、前記制御手段は、放電電圧の
各パルス休止タイミング毎にスイッチ手段を導通させる
ことを特徴とするものである。この場合には、スイッチ
手段が、パルス状の放電電圧の各パルス休止タイミング
毎に導通されるので、これと同時にコンデンサの電荷を
放電処理に影響を及ぼすことなく、パルス休止タイミン
グを有効利用して放電できる。また、この放電後の次の
パルス状の正規の放電電圧により、グロー放電処理が実
行される。その他請求項4又は5と同様の作用を奏す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、窒素ガス
などのガスを封入した処理容器内に収容した種々の処理
対象物に、イオン窒化処理、プラズマ浸炭処理、プラズ
マCVD処理等のグロー放電処理を施すグロー放電処理
装置に本発明を適用した場合のものである。先ず、この
グロー放電処理装置1について説明する。
【0021】図1に示すように、3相からなる商業用交
流電圧(交流200V)が整流器3で整流された後平滑
回路4で平滑され、IGBT(Isolation Gate Bipolar
Transistor)からなる4個のインバータトランジスタ5
1〜54(図2参照)をブリッジ状に接続したフルブリ
ッジ型のインバータ回路5に供給され、このインバータ
回路5の出力は昇圧トランス6に供給される。この昇圧
トランス6から、インバータ回路5から交互に出力され
るプラス側パルス列とマイナス側パルス列が順次出力さ
れる。
【0022】そして、昇圧トランス6から出力されるパ
ルス電圧は整流器7で整流され、この整流器7から出力
されるプラス側のパルス状放電電圧がコンデンサ20を
介して処理容器8に供給される。ここで、これら整流器
3、平滑回路4、インバータ回路5、昇圧トランス6、
整流器7などで主回路2が構成されている。この処理容
器8には、ガスボンベ(例えば、窒素ガス等を封入した
ボンベ)9のガスをバルブ10を介して供給する供給管
11が接続され、またバルブ13を途中部に設け、バキ
ュームポンプ12で処理容器8内を真空にする吸引管1
4が接続されている。
【0023】ここで、処理容器8は、図示外の水冷ジャ
ケットにより冷却されるとともに、観察窓(図示略)を
設け、更に真空容器として構成され、陽極電極として作
用し且つ接地されている。処理容器8内には、複数の処
理対象物25を載置する為に上下に複数の載置台15が
一体的に設けられ、これら載置台15は一体的な陰極と
して作用するようになっている。即ち、整流器7のプラ
ス側出力ラインL1は、コンデンサ20を直列接続させ
て陽極である処理容器8に接続され、整流器7のマイナ
ス側出力ラインL2は陰極である載置台15に接続さ
れ、その載置台15は処理容器8に対して絶縁されてい
る。
【0024】ここで、コンデンサ20には、放電抵抗2
1とIGBT(スイッチ素子及びスイッチ手段に相当
し、以下、放電用トランジスタという)22が並列接続
され、後述するデッドタイム信号により駆動されて導通
することにより、コンデンサ20に充電された電荷を、
例えば5 〜7 μsec の短時間で一気に放電させるように
なっている。前記コンデンサ20の容量について簡単に
説明しておくと、Q=CV=IT(T:時間)であり、
C=IT/Vなので、例えば、コンデンサ電圧を約50V
で且つ放電電流Iを約10Aとすると、C=(10×35×
10-6)/50=7×10-6(F) に設定すればよい。また、コン
デンサ容量Cについて、処理容器8が大きくなれば放電
電流Iも大きくなるので、I=75Aの場合、C=52.5
×10-6(F) となり、これら容量Cの異なるコンデンサ2
0を切換えて使用してもよい。
【0025】ところで、処理容器8の内部の温度を測定
する為に、処理容器8に近接させて温度検出器16が設
けられている。この温度検出器16は放射温度計からな
り、処理対象物25の表面から放出される熱放射エネル
ギーを検出して測温するようになっている。また、マイ
ナス側出力ラインL2には電流検出用変流器(カレント
トランス)17が設けられ、この電流検出用変流器17
により放電電流を検出することができる。そして、イン
バータ回路5と温度検出器16と電流検出用変流器17
と放電用トランジスタ22とが、パルスのデューティ比
を変更するPWM(Pulse Width Modulation) 制御が可
能な制御回路18に夫々接続され、この制御回路18に
は、処理容器8に印加する放電電圧を変更して出力する
為の出力設定回路19が接続されている。
【0026】即ち、出力設定回路19は、インバータ回
路5から出力されるパルスのデューティ比を、例えば可
変抵抗器などで変更して出力するものであり、制御回路
18は、温度検出器16から受ける温度信号と、電流検
出用変流器17から受ける放電電流Iと、出力設定回路
19から受ける設定値とに基づいて、フィードバック制
御により4個のインバータトランジスタ51〜54をP
WM制御するようになっている。
【0027】ところで、インバータ回路5の作動を簡単
に説明すると、図3に示すように、制御回路18から
は、インバータ回路5を作動させる半サイクル同期信号
の中でパルス幅コントロールされる点弧信号と、放電用
トランジスタ22を駆動するデッドタイム信号とが出力
される。ここで、制御回路18が制御手段に相当し、デ
ッドタイム信号は、パルス状の放電電圧の休止タイミン
グ毎に出力される信号である。
【0028】また、インバータ周波数を10KHzとし
且つデューティ比を70%とすると、インバータ周期Tは
約100 μsec であり、半サイクルT/2 で約50μsec であ
るので、半サイクル同期信号のパルス幅は約35μsec で
あり、デッドタイム信号のパルス幅は約15μsec であ
る。そして、図2に示すように、半サイクル同期信号
(+)から得られる点弧信号により2つのインバータト
ランジスタ51,54が半サイクル周期(約35μsec)毎
に駆動され、デッドタイム周期( 約15μsec)後に次の半
サイクル同期信号(−)から得られる点弧信号により2
つのインバータトランジスタ52,53が半サイクル周
期(約35μsec)毎に駆動されるようになっている。
【0029】即ち、半サイクル同期信号(+)と半サイ
クル同期信号(−)とが、デッドタイム周期をおいて交
互に出力され、半サイクル同期信号より得られる点弧信
号により4つのインバータトランジスタ51〜54がデ
ッドタイム周期だけ休止しながら順次駆動されるように
なっている。そして、これらインバータトランジスタ5
1,54によりプラス側パルス列が出力され、またこれ
らインバータトランジスタ52,53によりマイナス側
パルス列が出力される。
【0030】次に、このように構成されたグロー放電処
理装置1の作用を、グロー放電処理用アーク放電制御方
法を含めて、図3に基づいて説明する。処理容器8内
は、真空にする為にバキュームポンプ12で10-3Torr程
度に減圧され、その後処理容器8内にガスボンベ9のガ
ス(例えば、窒素ガス、水素、アルゴン、へリューム
等)が導入される。
【0031】制御回路18から、インバータ周波数を1
0KHzとしてインバータ回路5に、デッドタイム周期
だけ休止しながら、半サイクル同期信号(+)と半サイ
クル同期信号(−)から得られる点弧信号とが交互に出
力されるので、昇圧トランス6を介して整流器7から、
例えば約700 Vのパルス状放電電圧がコンデンサ20を
介して処理容器8に供給される。このとき、放電電流I
が約10Aとすると、V=IT/C=10×35×10-6/7
×10-6よりコンデンサ電圧が約50Vとなり、処理容器8
に印加される放電電圧は約650 V(700V−50V) であ
り、処理容器8に収容された処理対象物25がこの放電
電圧により、グロー放電処理が施されることになる。
【0032】ここで、放電電流Iによりコンデンサ20
に充電された電荷は、デットタイム信号を受ける毎に駆
動されて導通する放電用トランジスタ22により、短時
間(例えば、5 〜7 μsec)でその都度確実に放電され
る。ところで、半サイクル同期信号(+)によるグロー
放電処理途中のタイミングT0のときにアーク放電移行
が発生したときには、放電電流Iが急激に増大するよう
になるが、同時にコンデンサ電圧がその放電電流Iの増
大に応じて増大するとともに、放電電流Iの上昇が抑制
されることになる。
【0033】即ち、放電電流Iが急激に約10倍にも増
大しようとする過程において、コンデンサ電圧も放電電
流Iの増大に応じて急激に増大するようになるので、結
果として、処理容器8に印加される放電電圧がコンデン
サ電圧の上昇に伴って低下するのと同時に、放電電流I
の上昇が抑制される。その結果、実際には、コンデンサ
電圧は250V〜450Vに上昇することで、放電電流Iは定常
値の30〜50%増に抑制され、放電電圧は約450V〜250Vに
低下する。
【0034】これにより、アーク放電移行の発生と略同
時に、アーク放電の初期段階において放電電圧を即座に
低下させるので、放電電流Iが増大するのを自己抑制的
に迅速に抑制でき、イオン馴染みを発生させることな
く、アーク放電をその初期段階で確実に抑制することが
できる。但し、このとき、放電維持電圧は、グロー放電
可能な電圧(例えば、約150V〜200V) に維持されている
ので、グロー放電処理は行われている。そして、タイミ
ングT1直前のデッドタイム信号で放電用トランジスタ
22が駆動され、コンデンサ20が瞬時に放電される。
その結果、アーク放電の影響を何ら受けることなく、タ
イミングT1から開始される次の半サイクル同期信号
(−)により、グロー放電処理を中断させることなく続
行させることができる。
【0035】このように、交流電圧を整流してパルス状
の放電電圧を発生させる主回路2を有し、その放電電圧
で処理容器8内にグロー放電を発生させて処理容器8内
の処理対象物25にグロー放電処理を施すグロー放電処
理装置1において、主回路のプラス側出力ラインL1に
直列接続されたコンデンサ20と、コンデンサ20を放
電させる為にそれに並列接続された放電用トランジスタ
22を設け、この放電用トランジスタ22をデッドタイ
ム信号で駆動するようにしたので、アーク放電移行の発
生と同時に増大する放電電流Iを介してコンデンサ20
による発生電圧が大きくなり、この増大した電圧分に応
じて放電電圧が減少することにより、グロー放電処理を
続行しながら、アーク放電移行の発生と略同時にアーク
放電をその初期段階において自己抑制的に確実に且つ迅
速に抑制でき、グロー放電処理能率を向上でき、更に、
後工程による研磨作業を必要とせず、何れの処理対象物
25をも破棄するようなこともない。
【0036】また、放電用トランジスタ22として、I
GBTなどのパワートランジスタで構成したので、コン
デンサ20が大容量のものであって、放電電流が大きい
場合でも、コンデンサ20を確実に且つ短時間に放電す
ることができる。また、放電電圧の各デッドタイム信号
毎に放電用トランジスタ22を駆動して導通させるの
で、グロー放電処理に何ら影響を及ぼすことなく、パル
ス休止タイミングを有効活用して効率良く放電させるこ
とができる。
【0037】ところで、図4に示すように、放電用トラ
ンジスタ22Aを、プラス側出力ラインL1とマイナス
側出力ラインL2とに接続するようにしてもよい。即
ち、放電用トランジスタ22Aはデッドタイム信号を受
ける毎に駆動されて、コンデンサ20に充電された電荷
をその都度放電するときに、その電荷がマイナス側出力
ラインL2を経て陰極である載置台(陰極)15に供給
されるので、処理容器(陽極)8と載置台15との間
で、通常とは逆の電圧が印加されることになり、この通
常と逆の放電処理が実行されることで、処理容器8であ
るプラス側電極をイオンによるスパッタリング作用でク
リーニングすることができる。例えば、処理容器8のイ
ンピーダンスが約10Ωのときには、約5Aの逆放電電
流がマイナス側出力ラインL2に流れる。
【0038】前記実施形態の変更形態について説明す
る。 (1) 前記コンデンサ20の容量は、グロー放電処理
の種類や放電電流Iなどの処理条件に応じて、アーク放
電の自己抑制作用が最適になるように変更することがで
きる。 (2) また、コンデンサ20をマイナス側出力ライン
L2に設けるようにしてもよい。 (3) 前記コンデンサ20を昇圧トランス6の1次側
又は2次側交流出力ラインに設けるようにしてもよい。
【0039】(4) 前記制御回路18をマイクロコン
ピュータで構成するようにしてもよい。 (5) 更に、イオン窒化処理、プラズマ浸炭処理、プ
ラズマCVD処理等の種々のグロー放電処理を施す各種
のグロー放電処理装置に本発明を適用し得ることは勿論
である。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、主回路により
パルス状の放電電圧を発生させ、その放電電圧で容器内
にグロー放電を発生させて容器内の処理対象物にグロー
放電処理を施すグロー放電処理において、主回路の出力
ラインに直列接続したコンデンサの充電と放電を介して
パルス状の放電電圧を放電電極に供給するので、アーク
放電移行の発生と同時に増大した放電電流を介してコン
デンサによる発生電圧が大きくなり、この増加した電圧
分に応じて放電電圧が減少することになり、グロー放電
処理を続行しながら、アーク放電移行の発生と略同時に
アーク放電をその初期段階で自己抑制的に確実に抑制で
き、グロー放電処理能率を向上でき、更に、後工程によ
る研磨作業を必要とせず、何れの処理対象物をも破棄す
るようなこともない。
【0041】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記コンデンサに並列接続したスイ
ッチ素子を、放電電圧の各パルス休止タイミング毎に導
通させることにより、コンデンサの放電を瞬時に行うの
で、グロー放電処理に何ら影響を及ぼすことなく、パル
ス休止タイミングを有効活用して効率良く放電させるこ
とができる。
【0042】請求項3の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、主回路のプラス側出力ラインとマイ
ナス側出力ラインとに接続したスイッチ素子を、放電電
圧の各パルス休止タイミング毎に導通させることによ
り、コンデンサの放電を行うので、グロー放電処理に何
ら影響を及ぼすことなく、パルス休止タイミングを有効
活用して効率良く放電させることができる。更に、放電
されたコンデンサの電荷がスイッチ素子とマイナス側出
力ラインとを介して容器のマイナス側放電電極に供給さ
れ、通常と逆の放電処理が実行されることで、容器のプ
ラス側電極をイオンによるスパッタリング作用でクリー
ニングすることができる。
【0043】請求項4の発明によれば、交流電圧を整流
してパルス状の放電電圧を発生させる主回路を有し、そ
の放電電圧で容器内にグロー放電を発生させて容器内の
処理対象物にグロー放電処理を施すグロー放電処理装置
において、主回路の出力ラインに直列接続されたコンデ
ンサと、コンデンサを放電させる為にそれに並列接続さ
れたスイッチ手段と、スイッチ手段を駆動制御する制御
手段とを設けたので、アーク放電移行の発生と同時に増
大したグロー放電電流を介してコンデンサによる発生電
圧が大きくなり、この増加した電圧分に応じて放電電圧
が減少することにより、グロー放電処理を続行しなが
ら、アーク放電移行の発生と略同時にアーク放電を自己
抑制的に確実に抑制でき、グロー放電処理能率を向上で
き、更に、後工程による研磨作業を必要とせず、何れの
処理対象物をも破棄するようなこともない。
【0044】請求項5の発明によれば、交流電圧を整流
してパルス状の放電電圧を発生させる主回路を有し、そ
の放電電圧で容器内にグロー放電を発生させて容器内の
処理対象物にグロー放電処理を施すグロー放電処理装置
において、主回路の出力ラインに直列接続されたコンデ
ンサと、コンデンサを放電させる為に、主回路のプラス
側出力ラインとマイナス側出力ラインとに接続されたス
イッチ手段と、スイッチ手段を駆動制御する制御手段と
を設けたので、アーク放電移行の発生と同時に増大した
放電電流を介してコンデンサによる発生電圧が大きくな
り、この増加した電圧分に応じて放電電圧が減少するこ
とにより、請求項4と同様の効果が得られる。
【0045】更に、放電されたコンデンサの電荷がスイ
ッチ素子とマイナス側出力ラインとを介して容器のマイ
ナス側放電電極に供給され、通常と逆の放電処理が実行
されることで、容器のプラス側電極をイオンによるスパ
ッタリング作用でクリーニングすることができる。請求
項6の発明によれば、請求項4又は5と同様の効果を奏
するが、前記スイッチ手段は、パワートランジスタ等の
半導体素子からなるので、コンデンサが大容量のもので
あって、放電電流が大きい場合でも、コンデンサを確実
に且つ短時間に放電することができる。
【0046】請求項7の発明によれば、請求項4又は5
と同様の効果を奏するが、前記制御手段は、放電電圧の
各パルス休止タイミング毎にスイッチ手段を導通させる
ので、グロー放電処理に何ら影響を及ぼすことなく、パ
ルス休止タイミングを有効活用して効率良く放電させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るグロー放電処理装置の
概略構成図である。
【図2】インバータ回路の回路図である。
【図3】アーク放電移行を含むグロー放電処理の信号波
形を示す図である。
【図4】変更形態に係る図1の部分構成図である。
【図5】従来の技術に係るグロー放電処理を説明する放
電電流波形である。
【符号の説明】
1 グロー放電処理装置 2 主回路 5 インバータ回路 8 処理容器 18 制御回路 20 コンデンサ 22,22A 放電用トランジスタ 25 処理対象物 L1 プラス側出力ライン L2 マイナス側出力ライン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路により交流電力からパルス状の放
    電電圧を発生させ、その放電電圧で容器内にグロー放電
    を発生させて容器内の処理対象物にグロー放電処理を施
    すグロー放電処理において、 前記主回路の出力ラインに直列接続したコンデンサの充
    電と放電を介して前記パルス状の放電電圧を放電電極に
    供給し、アーク放電の発生を抑制することを特徴とする
    グロー放電処理用アーク放電抑制方法。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサに並列接続したスイッチ
    素子を、放電電圧の各パルス休止タイミング毎に導通さ
    せることにより、コンデンサの放電を行うことを特徴と
    する請求項1に記載のグロー放電処理用アーク放電抑制
    方法。
  3. 【請求項3】 前記主回路のプラス側出力ラインとマイ
    ナス側出力ラインとに接続したスイッチ素子を、放電電
    圧の各パルス休止タイミング毎に導通させることによ
    り、コンデンサの放電を行うことを特徴とする請求項1
    に記載のグロー放電処理用アーク放電抑制方法。
  4. 【請求項4】 交流電圧を整流してパルス状の放電電圧
    を発生させる主回路を有し、その放電電圧で容器内にグ
    ロー放電を発生させて容器内の処理対象物にグロー放電
    処理を施すグロー放電処理装置において、 前記主回路の出力ラインに直列接続されたコンデンサ
    と、 前記コンデンサを放電させる為にそれに並列接続された
    スイッチ手段と、 前記スイッチ手段を駆動制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするグロー放電処理装置。
  5. 【請求項5】 交流電圧を整流してパルス状の放電電圧
    を発生させる主回路を有し、その放電電圧で容器内にグ
    ロー放電を発生させて容器内の処理対象物にグロー放電
    処理を施すグロー放電処理装置において、 前記主回路の出力ラインに直列接続されたコンデンサ
    と、 前記コンデンサを放電させる為に、主回路のプラス側出
    力ラインとマイナス側出力ラインとに接続されたスイッ
    チ手段と、 前記スイッチ手段を駆動制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするグロー放電処理装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ手段は、パワートランジス
    タ等の半導体素子からなることを特徴とする請求項4又
    は5に記載のグロー放電処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記放電電圧の各パル
    ス休止タイミング毎にスイッチ手段を導通させることを
    特徴とする請求項4又は5に記載のグロー放電処理装
    置。
JP10129458A 1998-04-22 1998-04-22 グロー放電処理用アーク放電抑制方法及びグロー放電処理装置 Pending JPH11302825A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084591A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Ngk Insulators Ltd Dlc成膜装置
JP2011177008A (ja) * 2010-01-28 2011-09-08 Murata Mfg Co Ltd 気体搬送装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084591A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Ngk Insulators Ltd Dlc成膜装置
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