JPH11301577A - 狭小船室用寝台設備 - Google Patents
狭小船室用寝台設備Info
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- JPH11301577A JPH11301577A JP12392098A JP12392098A JPH11301577A JP H11301577 A JPH11301577 A JP H11301577A JP 12392098 A JP12392098 A JP 12392098A JP 12392098 A JP12392098 A JP 12392098A JP H11301577 A JPH11301577 A JP H11301577A
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- Japan
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- shelf
- wall plate
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寝台設備内で楽な姿勢で筆記,読書等が可能
になるとともに、上記寝台設備内にコンパクトに収納で
きる、したがって、居住性及び経済性に優れた狭小船室
用寝台設備を図る。 【構成】 マットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,
寝台灯付き前側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小
船室用寝台設備において、甲板の両端部をそれぞれ支持
する側板の下端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板
の外面にそれぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩
く嵌合し前側へ引出されることができる坐卓と、上記棚
付き後側壁板に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベ
ルを超えて付設された棚を具えたこと。
になるとともに、上記寝台設備内にコンパクトに収納で
きる、したがって、居住性及び経済性に優れた狭小船室
用寝台設備を図る。 【構成】 マットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,
寝台灯付き前側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小
船室用寝台設備において、甲板の両端部をそれぞれ支持
する側板の下端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板
の外面にそれぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩
く嵌合し前側へ引出されることができる坐卓と、上記棚
付き後側壁板に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベ
ルを超えて付設された棚を具えたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は狭小船室用寝台設備に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】狭小船室用寝台設備としては、従来、例
えば、図4に示すような、大型水産実習船の4人部屋生
徒室用二段寝台設備が知られている。ここで、Aは後
側,Fは前側,Pは左舷側,Sは右舷側をそれぞれ示
す。まず、同図(a) 平面図において、BはマットレスC
の四周が転落防止板D,奥側壁板E,寝台灯付き前側壁
板G及び棚付き後側壁板Hで囲まれて形成された狭小船
室用寝台設備(以下寝台設備という)である。そして、
寝台有効長さeは1.90m、寝台有効幅fは0.70
mである。
えば、図4に示すような、大型水産実習船の4人部屋生
徒室用二段寝台設備が知られている。ここで、Aは後
側,Fは前側,Pは左舷側,Sは右舷側をそれぞれ示
す。まず、同図(a) 平面図において、BはマットレスC
の四周が転落防止板D,奥側壁板E,寝台灯付き前側壁
板G及び棚付き後側壁板Hで囲まれて形成された狭小船
室用寝台設備(以下寝台設備という)である。そして、
寝台有効長さeは1.90m、寝台有効幅fは0.70
mである。
【0003】次に、同図(b) 側面図において、Jは天
井、Kは寝台底板、Lは枕棚、Mは寝台灯、Nは転落防
止板切欠き、Qは棚、Rは上段寝台用梯子である。そし
て、切欠き長さgは0.80m、寝台底板深さhは0.
02m、マットレス厚みiは0.08m、マットレス上
寝台有効高さjは0.85m、マットレス上寝台灯下面
高さkは0.40m、マットレス上棚下面高さmは0.
31mである。 さらに、同図(c) 後部横断面図におい
て、Uは舷窓である。最後に同図(d) は前部横断面図で
ある。
井、Kは寝台底板、Lは枕棚、Mは寝台灯、Nは転落防
止板切欠き、Qは棚、Rは上段寝台用梯子である。そし
て、切欠き長さgは0.80m、寝台底板深さhは0.
02m、マットレス厚みiは0.08m、マットレス上
寝台有効高さjは0.85m、マットレス上寝台灯下面
高さkは0.40m、マットレス上棚下面高さmは0.
31mである。 さらに、同図(c) 後部横断面図におい
て、Uは舷窓である。最後に同図(d) は前部横断面図で
ある。
【0004】しかしながら、このような構造では、下記
のような欠点がある。 (1) 生徒が寝台設備B内で筆記をする場合、腹這いにな
って書くので、書きづらいとともに疲れ易く、したがっ
て、生徒室の居住性が十分とはいえない。 (2) 生徒が寝台設備B内で読書等をする場合、あぐらを
かくか又は横臥するので、書物の大きさ等によっては読
みづらいとともに疲れ易く、したがって、生徒室の居住
性が十分とはいえない。 (3) 生徒が寝台設備B内で筆記や読書等をする場合、机
代用の箱や椅子代用の坐椅子を利用する手段もあるが、
これ等手段を寝台設備B内にコンパクトに収納しておく
ことができず、したがって、生徒室の居住性及び経済性
が十分とはいえない。
のような欠点がある。 (1) 生徒が寝台設備B内で筆記をする場合、腹這いにな
って書くので、書きづらいとともに疲れ易く、したがっ
て、生徒室の居住性が十分とはいえない。 (2) 生徒が寝台設備B内で読書等をする場合、あぐらを
かくか又は横臥するので、書物の大きさ等によっては読
みづらいとともに疲れ易く、したがって、生徒室の居住
性が十分とはいえない。 (3) 生徒が寝台設備B内で筆記や読書等をする場合、机
代用の箱や椅子代用の坐椅子を利用する手段もあるが、
これ等手段を寝台設備B内にコンパクトに収納しておく
ことができず、したがって、生徒室の居住性及び経済性
が十分とはいえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、寝台設備内で楽な姿勢
で筆記,読書等が可能になるとともに、上記寝台設備内
にコンパクトに収納できる、したがって、居住性及び経
済性に優れた狭小船室用寝台設備を提供することを目的
とする。
事情に鑑みて提案されたもので、寝台設備内で楽な姿勢
で筆記,読書等が可能になるとともに、上記寝台設備内
にコンパクトに収納できる、したがって、居住性及び経
済性に優れた狭小船室用寝台設備を提供することを目的
とする。
【0006】また、寝台設備内でさらに楽な姿勢で筆
記,読書等が可能になるとともに、上記寝台設備内にコ
ンパクトに収納できる、したがって、居住性及び経済性
により優れた狭小船室用寝台設備を提供することを目的
とする。
記,読書等が可能になるとともに、上記寝台設備内にコ
ンパクトに収納できる、したがって、居住性及び経済性
により優れた狭小船室用寝台設備を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、請求項1の
発明は、マットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,寝
台灯付き前側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小船
室用寝台設備において、甲板の両端部をそれぞれ支持す
る側板の下端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板の
外面にそれぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩く
嵌合し前側へ引出されることができる坐卓と、上記棚付
き後側壁板に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベル
を超えて付設された棚を具えたことを特徴とする。
発明は、マットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,寝
台灯付き前側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小船
室用寝台設備において、甲板の両端部をそれぞれ支持す
る側板の下端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板の
外面にそれぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩く
嵌合し前側へ引出されることができる坐卓と、上記棚付
き後側壁板に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベル
を超えて付設された棚を具えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
狭小船室用寝台設備において、マットレスの上面と寝台
灯付き前側壁板の寝台灯下面との間に鉛直に立てかける
ことができる長さに二つ折り時縦長さが制約された二つ
折り可能型坐椅子を具えたことを特徴とする。
狭小船室用寝台設備において、マットレスの上面と寝台
灯付き前側壁板の寝台灯下面との間に鉛直に立てかける
ことができる長さに二つ折り時縦長さが制約された二つ
折り可能型坐椅子を具えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成によれば、下記の作用が行われ
る。 (1) 請求項1の発明によれば、マットレスの四周が転落
防止板,奥側壁板,寝台灯付き前側壁板及び棚付き後側
壁板で囲まれた狭小船室用寝台設備において、甲板の両
端部をそれぞれ支持する側板の下端が上記転落防止板の
内面,上記奥側壁板の外面にそれぞれ付設され前後方向
に延びる受け桟に緩く嵌合し前側へ引出されることがで
きる坐卓と、上記棚付き後側壁板に下面レベルが上記坐
卓の甲板の上面レベルを超えて付設された棚を設けてい
るので、利用者の筆記や読書等の姿勢が楽になるととも
に、坐卓を棚付き後側壁板の棚の下側に収納しておける
ようになる。
る。 (1) 請求項1の発明によれば、マットレスの四周が転落
防止板,奥側壁板,寝台灯付き前側壁板及び棚付き後側
壁板で囲まれた狭小船室用寝台設備において、甲板の両
端部をそれぞれ支持する側板の下端が上記転落防止板の
内面,上記奥側壁板の外面にそれぞれ付設され前後方向
に延びる受け桟に緩く嵌合し前側へ引出されることがで
きる坐卓と、上記棚付き後側壁板に下面レベルが上記坐
卓の甲板の上面レベルを超えて付設された棚を設けてい
るので、利用者の筆記や読書等の姿勢が楽になるととも
に、坐卓を棚付き後側壁板の棚の下側に収納しておける
ようになる。
【0010】(2) 請求項2の発明によれば、上記(1) の
構成要件に加えて、マットレスの上面と寝台灯付き前側
壁板の寝台灯下面との間に鉛直に立てかけることができ
る長さに二つ折り時縦長さが制約された二つ折り可能型
坐椅子を設けているので、上記(1) の作用に加えて利用
者の筆記や読書等の姿勢がさらに楽になるとともに、坐
椅子を寝台灯付き前側壁板の寝台灯の下側に収納してお
けるようになる。
構成要件に加えて、マットレスの上面と寝台灯付き前側
壁板の寝台灯下面との間に鉛直に立てかけることができ
る長さに二つ折り時縦長さが制約された二つ折り可能型
坐椅子を設けているので、上記(1) の作用に加えて利用
者の筆記や読書等の姿勢がさらに楽になるとともに、坐
椅子を寝台灯付き前側壁板の寝台灯の下側に収納してお
けるようになる。
【0011】
【実施例】本発明を図4に示す公知の寝台設備Bに適用
した一実施例を図面について説明すると、同図と同一の
符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、図1
(a)平面図,同図(b) 側面図,同図(c) 後部横断面図及
び同図(d) 前部横断面図において、1は甲板2の両端部
をそれぞれ支持する側板3の下端がそれぞれ転落防止板
Dの内面,奥側壁板Eの外面に付設され前後方向に延び
る受け桟に緩く嵌合し前側Fへ引出されることができる
坐卓である。
した一実施例を図面について説明すると、同図と同一の
符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、図1
(a)平面図,同図(b) 側面図,同図(c) 後部横断面図及
び同図(d) 前部横断面図において、1は甲板2の両端部
をそれぞれ支持する側板3の下端がそれぞれ転落防止板
Dの内面,奥側壁板Eの外面に付設され前後方向に延び
る受け桟に緩く嵌合し前側Fへ引出されることができる
坐卓である。
【0012】そして、受け桟4の転落防止板Dの内面,
奥側壁板Eの外面への付設レベルは本実施例の場合、寝
台底板Kである。また、受け桟4の上端部は同じく本実
施例の場合、溝構造となっている。5は棚付き後側壁板
Hに下面レベルが坐卓1の甲板2の上面レベルを超えて
付設された棚である。ここで、nはマットレス上甲板上
面高さで0.35m、qはマットレス上棚下面高さで
0.37mである。
奥側壁板Eの外面への付設レベルは本実施例の場合、寝
台底板Kである。また、受け桟4の上端部は同じく本実
施例の場合、溝構造となっている。5は棚付き後側壁板
Hに下面レベルが坐卓1の甲板2の上面レベルを超えて
付設された棚である。ここで、nはマットレス上甲板上
面高さで0.35m、qはマットレス上棚下面高さで
0.37mである。
【0013】6はマットレス7の上面と寝台灯M下面と
の間に鉛直に立てかけることができる長さに二つ折り時
縦長さが制約された二つ折り可能型坐椅子(以下坐椅子
という)である。ここで、rは坐椅子の二つ折り時縦長
さで0.38m、tはマットレス幅で0.65mであ
る。なお、立てかけられた坐椅子6を固定するため寝台
灯付き前側壁板Gに止め金(図示省略)を設ける。8は
天井Jの後端に付設された天井灯、9は公知の寝台設備
BからマットレスCを除くとともに、坐卓1〜天井灯8
を加えて形成された狭小船室用寝台設備(以下寝台設備
という)である。
の間に鉛直に立てかけることができる長さに二つ折り時
縦長さが制約された二つ折り可能型坐椅子(以下坐椅子
という)である。ここで、rは坐椅子の二つ折り時縦長
さで0.38m、tはマットレス幅で0.65mであ
る。なお、立てかけられた坐椅子6を固定するため寝台
灯付き前側壁板Gに止め金(図示省略)を設ける。8は
天井Jの後端に付設された天井灯、9は公知の寝台設備
BからマットレスCを除くとともに、坐卓1〜天井灯8
を加えて形成された狭小船室用寝台設備(以下寝台設備
という)である。
【0014】このような構成において、生徒が筆記や読
書等をする場合、図2側面図において、生徒10はマッ
トレス7上の前後方向央部に後側A向きに坐ったのち、
片手を後側Aに延ばして坐卓1の甲板2を掴み、これを
棚5の直下から前側Fに受け桟4を利用して引出し、使
用する。また、生徒10が筆記や読書等をさらに楽な姿
勢で行う場合、同じく図2において、生徒10はマット
レス7上の前後方向央部に後側A向きに坐ったのち、片
手を前側Fに延ばして坐椅子6を寝台灯Mの直下から引
寄せ、L字状に開き、これの坐板を自分の尻下に差込
み、続いて、片手を後側Aに延ばして坐卓1の甲板2を
掴み、これを棚5の直下から前側Fに受け桟4を利用し
て引出し、坐卓1及び坐椅子6を使用する。なお、uは
生徒坐高で0.80m、この値は「人間工学による船装
設計基準」1976年海文堂版の61頁から引用した。
書等をする場合、図2側面図において、生徒10はマッ
トレス7上の前後方向央部に後側A向きに坐ったのち、
片手を後側Aに延ばして坐卓1の甲板2を掴み、これを
棚5の直下から前側Fに受け桟4を利用して引出し、使
用する。また、生徒10が筆記や読書等をさらに楽な姿
勢で行う場合、同じく図2において、生徒10はマット
レス7上の前後方向央部に後側A向きに坐ったのち、片
手を前側Fに延ばして坐椅子6を寝台灯Mの直下から引
寄せ、L字状に開き、これの坐板を自分の尻下に差込
み、続いて、片手を後側Aに延ばして坐卓1の甲板2を
掴み、これを棚5の直下から前側Fに受け桟4を利用し
て引出し、坐卓1及び坐椅子6を使用する。なお、uは
生徒坐高で0.80m、この値は「人間工学による船装
設計基準」1976年海文堂版の61頁から引用した。
【0015】次に、図3 (a) 側面図,同図(b) 後部横断
面図及び同図(c) 前部横断面図は、本発明を転落防止板
切欠きNが設けられていない転落防止板11を有する寝
台設備に適用した一変形例で、12は甲板13の両端部
をそれぞれ支持する側板14の下端が転落防止板11の
内面の上端部レベル,奥側壁板Eの外面で転落防止板1
1の内面の上端部レベル相当にそれぞれ付設され前後方
向に延びる受け桟15に緩く嵌合し前側Fへ引出される
ことができる坐卓である。16は狭小船室用寝台設備
(以下寝台設備という)である。本変形例のとき、坐卓
12の構造を大幅に簡素化できるとともに、マットレス
Cの幅は受け桟15の制約を受けない特長がある。
面図及び同図(c) 前部横断面図は、本発明を転落防止板
切欠きNが設けられていない転落防止板11を有する寝
台設備に適用した一変形例で、12は甲板13の両端部
をそれぞれ支持する側板14の下端が転落防止板11の
内面の上端部レベル,奥側壁板Eの外面で転落防止板1
1の内面の上端部レベル相当にそれぞれ付設され前後方
向に延びる受け桟15に緩く嵌合し前側Fへ引出される
ことができる坐卓である。16は狭小船室用寝台設備
(以下寝台設備という)である。本変形例のとき、坐卓
12の構造を大幅に簡素化できるとともに、マットレス
Cの幅は受け桟15の制約を受けない特長がある。
【0016】これら、実施例,変形例の構造によれば、
下記効果が奏せられる。 (1) マットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,寝台灯
付き前側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小船室用
寝台設備において、甲板の両端部をそれぞれ支持する側
板の下端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板の外面
にそれぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩く嵌合
し前側へ引出されることができる坐卓と、上記棚付き後
側壁板に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベルを超
えて付設された棚を設けているので、利用者の筆記や読
書等の姿勢が楽になるとともに、坐卓を棚付き後側壁板
の棚の下側に収納しておけ、したがって、狭小船室用寝
台設備の居住性及び経済性が向上する。
下記効果が奏せられる。 (1) マットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,寝台灯
付き前側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小船室用
寝台設備において、甲板の両端部をそれぞれ支持する側
板の下端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板の外面
にそれぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩く嵌合
し前側へ引出されることができる坐卓と、上記棚付き後
側壁板に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベルを超
えて付設された棚を設けているので、利用者の筆記や読
書等の姿勢が楽になるとともに、坐卓を棚付き後側壁板
の棚の下側に収納しておけ、したがって、狭小船室用寝
台設備の居住性及び経済性が向上する。
【0017】(2) 上記(1) の構成要件に加えて、マット
レスの上面と寝台灯付き前側壁板の寝台灯下面との間に
鉛直に立てかけることができる長さに二つ折り時縦長さ
が制約された二つ折り可能型坐椅子を設けているので、
上記(1) の効果に加えて、利用者の筆記や読書等の姿勢
がさらに楽になるとともに、坐椅子を寝台灯付き前側壁
板の寝台灯の下側に収納しておけ、したがって、狭小船
室用寝台設備の居住性及び経済性が向上する。
レスの上面と寝台灯付き前側壁板の寝台灯下面との間に
鉛直に立てかけることができる長さに二つ折り時縦長さ
が制約された二つ折り可能型坐椅子を設けているので、
上記(1) の効果に加えて、利用者の筆記や読書等の姿勢
がさらに楽になるとともに、坐椅子を寝台灯付き前側壁
板の寝台灯の下側に収納しておけ、したがって、狭小船
室用寝台設備の居住性及び経済性が向上する。
【0018】
【発明の効果】要するに、請求項1の発明によれば、マ
ットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,寝台灯付き前
側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小船室用寝台設
備において、甲板の両端部をそれぞれ支持する側板の下
端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板の外面にそれ
ぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩く嵌合し前側
へ引出されることができる坐卓と、上記棚付き後側壁板
に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベルを超えて付
設された棚を具えたことにより、寝台設備内で楽な姿勢
で筆記,読書等が可能になるとともに、上記寝台設備内
にコンパクトに収納できる、したがって、居住性及び経
済性に優れた狭小船室用寝台設備を得るから、本発明は
産業上極めて有益なものである。
ットレスの四周が転落防止板,奥側壁板,寝台灯付き前
側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた狭小船室用寝台設
備において、甲板の両端部をそれぞれ支持する側板の下
端が上記転落防止板の内面,上記奥側壁板の外面にそれ
ぞれ付設され前後方向に延びる受け桟に緩く嵌合し前側
へ引出されることができる坐卓と、上記棚付き後側壁板
に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面レベルを超えて付
設された棚を具えたことにより、寝台設備内で楽な姿勢
で筆記,読書等が可能になるとともに、上記寝台設備内
にコンパクトに収納できる、したがって、居住性及び経
済性に優れた狭小船室用寝台設備を得るから、本発明は
産業上極めて有益なものである。
【0019】また、請求項2の発明によれば、請求項1
記載の狭小船室用寝台設備にいて、マットレスの上面と
寝台灯付き前側壁板の寝台灯下面との間に鉛直に立てか
けることができる長さに二つ折り時縦長さが制約された
二つ折り可能型坐椅子を具えたことにより、寝台設備内
でさらに楽な姿勢で筆記,読書等が可能になるととも
に、上記寝台設備内にコンパクトに収納できる、したが
って、居住性及び経済性により優れた狭小船室用寝台設
備を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
記載の狭小船室用寝台設備にいて、マットレスの上面と
寝台灯付き前側壁板の寝台灯下面との間に鉛直に立てか
けることができる長さに二つ折り時縦長さが制約された
二つ折り可能型坐椅子を具えたことにより、寝台設備内
でさらに楽な姿勢で筆記,読書等が可能になるととも
に、上記寝台設備内にコンパクトに収納できる、したが
って、居住性及び経済性により優れた狭小船室用寝台設
備を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
【図1】本発明を公知の図4の寝台設備に適用した一実
施例を示し、(a) は平面図、(b) は側面図、(c) は後部
横断面図、(d) は前部横断面図である。
施例を示し、(a) は平面図、(b) は側面図、(c) は後部
横断面図、(d) は前部横断面図である。
【図2】図1の寝台設備において、坐卓及び坐椅子の使
用要領を示す側面図である。
用要領を示す側面図である。
【図3】図1の一変形例を示し、(a) は側面図、(b) は
後部横断面図、(c) は前部横断面図である。
後部横断面図、(c) は前部横断面図である。
【図4】公知の寝台設備を示し、(a) は平面図、(b) は
側面図、(c) は後部横断面図、(d) は前部横断面図であ
る。
側面図、(c) は後部横断面図、(d) は前部横断面図であ
る。
1 坐卓 2 甲板 3 側板 4 受け桟 5 棚 6 坐椅子 7 マットレス 8 天井灯 9 寝台設備 10 生徒 11 転落防止板 12 坐卓 13 甲板 14 側板 15 受け桟 16 寝台設備 A 後側 C マットレス D 転落防止板 E 奥側壁板 F 前側 G 寝台灯付き前側壁板 H 棚付き後側壁板 J 天井 K 寝台底板 L 枕棚 M 寝台灯 N 転落防止板切欠き P 左舷側 R 上段寝台用梯子 S 右舷側 U 舷窓 e 寝台有効長さ f 寝台有効幅 g 切欠き長さ h 寝台底板深さ i マットレス厚み j 寝台有効高さ k 寝台灯高さ m 棚下面高さ n 甲板上面高さ q 棚下面高さ r 二つ折り時縦長さ t マットレス幅 u 生徒坐高
Claims (2)
- 【請求項1】 マットレスの四周が転落防止板,奥側壁
板,寝台灯付き前側壁板及び棚付き後側壁板で囲まれた
狭小船室用寝台設備において、甲板の両端部をそれぞれ
支持する側板の下端が上記転落防止板の内面,上記奥側
壁板の外面にそれぞれ付設され前後方向に延びる受け桟
に緩く嵌合し前側へ引出されることができる坐卓と、上
記棚付き後側壁板に下面レベルが上記坐卓の甲板の上面
レベルを超えて付設された棚を具えたことを特徴とする
狭小船室用寝台設備。 - 【請求項2】 請求項1記載の狭小船室用寝台設備にお
いて、マットレスの上面と寝台灯付き前側壁板の寝台灯
下面との間に鉛直に立てかけることができる長さに二つ
折り時縦長さが制約された二つ折り可能型坐椅子を具え
たことを特徴とする狭小船室用寝台設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12392098A JPH11301577A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 狭小船室用寝台設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12392098A JPH11301577A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 狭小船室用寝台設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11301577A true JPH11301577A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14872621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12392098A Pending JPH11301577A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 狭小船室用寝台設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11301577A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5833787B1 (ja) * | 2015-06-22 | 2015-12-16 | 淑子 五味川 | 機能性二段ベッド |
KR102333821B1 (ko) * | 2020-07-17 | 2021-12-01 | 주식회사 케이피 | 2층 공간의 내구성을 향상시키는 선박용 침대 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP12392098A patent/JPH11301577A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5833787B1 (ja) * | 2015-06-22 | 2015-12-16 | 淑子 五味川 | 機能性二段ベッド |
JP2017006354A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | 淑子 五味川 | 機能性二段ベッド |
KR102333821B1 (ko) * | 2020-07-17 | 2021-12-01 | 주식회사 케이피 | 2층 공간의 내구성을 향상시키는 선박용 침대 |
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