JPH11299864A - 殺菌装置 - Google Patents

殺菌装置

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JPH11299864A
JPH11299864A JP10110496A JP11049698A JPH11299864A JP H11299864 A JPH11299864 A JP H11299864A JP 10110496 A JP10110496 A JP 10110496A JP 11049698 A JP11049698 A JP 11049698A JP H11299864 A JPH11299864 A JP H11299864A
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JP
Japan
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lamp
germicidal
ozone
sterilizing
sterilization
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Application number
JP10110496A
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English (en)
Inventor
Takenori Honda
武則 本田
Masuyuki Matsuda
益幸 松田
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KOSHIN DENKI KOGYO KK
Original Assignee
KOSHIN DENKI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺菌機能を長期間に亘り保持することができ
る殺菌装置を提供すること。 【解決手段】 殺菌灯2を用いて殺菌を行う殺菌装置1
において、殺菌灯2が無電極管であることを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺菌灯を用いて、
ジュース、飲料水などの飲料の保管において保管容器の
蓋が開いている場合の飲料の殺菌、室内の殺菌、冷蔵庫
の庫内などの殺菌を行う殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、紫外線やオゾンを用いた殺菌
装置が知られている。そして、従来の紫外線を用いた殺
菌装置においては、一般的に、紫外線を発生させるため
電極式の紫外線灯が用いられている。また、従来のオゾ
ンを用いた殺菌装置においては、一般的にオゾンを発生
させるためセラミックス電極が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の電極式の紫外線灯により紫外線を発生させる殺
菌装置においては、殺菌に用いる紫外線の出力を大きく
して殺菌力を大きくすることはできるものの、寿命が5
000時間程度と短いものであるとともに、電源スイッ
チのON−OFF操作の頻度が多いと寿命が数分の一以
下に低下して、いわゆる球切れが生じ、殺菌機能を長期
間に亘り保持することができないという問題点があっ
た。
【0004】また、セラミックス電極によりオゾンを発
生させる殺菌装置においては、セラミックス上に電圧を
印加して殺菌に用いるオゾンを発生させているため、周
辺雰囲気が多湿状態の場合、前記電極式の紫外線灯と同
様に寿命が短く、殺菌機能を長期間に亘り保持すること
ができないという問題点があった。
【0005】そこで、殺菌機能を長期間に亘り保持する
ことができる殺菌装置が望まれている。
【0006】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、殺菌機能を長期間に亘り保持することができる
殺菌装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の殺菌装置の特徴
は、殺菌灯を用いて殺菌を行う殺菌装置において、前記
殺菌灯が無電極管である点にある。そして、このような
構成を採用したことにより、長寿命と、電源スイッチの
ON−OFF操作の頻度が多い場合や周辺雰囲気などに
よる寿命の低下を防止することができ、その結果、殺菌
機能を長期間に亘り保持することができる。
【0008】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
殺菌装置の特徴は、請求項1において、前記殺菌灯が紫
外線を照射可能な紫外線灯である点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、紫外線灯の長寿命
と、電源スイッチのON−OFF操作の頻度が多い場合
の紫外線灯の寿命の低下を防止することができ、その結
果、紫外線による殺菌機能を長期間に亘り保持すること
ができる。
【0009】また、特許請求の範囲の請求項3に記載の
殺菌装置の特徴は、請求項1において、前記殺菌灯がオ
ゾンを発生可能なオゾン灯である点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、オゾン灯の長寿命
と、周辺雰囲気によるオゾン灯の寿命の低下を防止する
ことができ、その結果、オゾンによる殺菌機能を長期間
に亘り保持することができる。
【0010】また、特許請求の範囲の請求項4に記載の
殺菌装置の特徴は、殺菌灯を用いて殺菌を行う殺菌装置
において、前記殺菌灯を複数有するとともに、これらの
殺菌灯が無電極管である点に点にある。そして、このよ
うな構成を採用したことにより、長寿命と、電源スイッ
チのON−OFF操作の頻度や周辺雰囲気などによる寿
命の低下を防止することができるとともに、殺菌領域お
よび/または殺菌力の向上を容易に図ることができ、し
かも、殺菌機能を長期間に亘り保持することができる。
【0011】また、特許請求の範囲の請求項5に記載の
殺菌装置の特徴は、請求項4において、前記殺菌灯が紫
外線を照射可能な紫外線灯である点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、紫外線灯の長寿命
と、電源スイッチのON−OFF操作の頻度が多い場合
の紫外線灯の寿命の低下を防止することができるととも
に、紫外線による殺菌領域および/または殺菌力の向上
を容易に図ることができ、しかも、紫外線による殺菌機
能を長期間に亘り保持することができる。
【0012】また、特許請求の範囲の請求項6に記載の
殺菌装置の特徴は、請求項4において、前記殺菌灯がオ
ゾンを発生可能なオゾン灯である点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、オゾン灯の長寿命
と、周辺雰囲気によるオゾン灯の寿命の低下を防止する
ことができるとともに、オゾンによる殺菌領域および/
または殺菌力の向上を容易に図ることができ、しかも、
紫外線による殺菌機能を長期間に亘り保持することがで
きる。
【0013】また、特許請求の範囲の請求項7に記載の
殺菌装置の特徴は、殺菌灯を用いて殺菌を行う殺菌装置
において、前記殺菌灯が殺菌方式の異なる複数の殺菌灯
を有するとともに、これらの殺菌灯が無電極管である点
にある。そして、このような構成を採用したことによ
り、長寿命と、電源スイッチのON−OFF操作の頻度
や周辺雰囲気による寿命の低下を防止することができる
とともに、殺菌領域および/または殺菌力の向上を容易
に図ることができ、しかも、殺菌機能を長期間に亘り保
持することができる。
【0014】また、特許請求の範囲の請求項8に記載の
殺菌装置の特徴は、請求項7において、前記各殺菌灯
は、少なくとも紫外線を照射可能な紫外線灯と、オゾン
を発生可能なオゾン灯とを有している点にある。そし
て、このような構成を採用したことにより、長寿命と、
電源スイッチのON−OFF操作の頻度や周辺雰囲気に
よる寿命の低下を防止することができるとともに、殺菌
領域および/または殺菌力の向上を容易に図ることがで
き、しかも、殺菌機能を長期間に亘り保持することがで
きる。さらに、紫外線灯とオゾン灯とを併用することに
より、オゾン灯を単独で用いた場合に比べてオゾン灯に
よるオゾンの発生量を容易に向上させることができると
ともに、紫外線の光量子をオゾン分子にて吸収分解して
オゾン臭を低減することができる。
【0015】また、特許請求の範囲の請求項9に記載の
殺菌装置の特徴は、請求項1乃至請求項8の何れか1項
において、前記無電極管は、導電性素材によって弾性変
形可能に形成された弾性電極を有している点にある。そ
して、このような構成を採用したことにより、無電極管
からなる殺菌灯に対して電力を容易かつ確実に供給する
ことができる。さらに、弾性電極は、殺菌灯に加わる振
動を吸収することができるので、振動から殺菌灯を容易
に保護することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
【0017】図1および図2は本発明に係る殺菌装置の
実施形態の一例を示すものであり、図1は要部の構成を
示す構成図、図2は一部切断模式図、図3は外観斜視図
である。
【0018】図1に示すように、本実施形態の殺菌装置
1は、2本の殺菌灯2を有している。これらの殺菌灯2
は、棒状の無電極管によって形成されており、一方は紫
外線を照射可能な紫外線灯2Aとされ、他方はオゾンを
発生可能な石英オゾン灯などのオゾン灯2Bとされてい
る。
【0019】前記各殺菌灯2の両端部には、腐食および
錆などに強くばね性を有する素材、例えばSUS304
などの導電性素材によって、例えば圧縮コイルばね状の
弾性変形可能に形成された弾性電極3が取着されてお
り、これらの弾性電極3は、駆動手段4、詳しくは後述
する昇圧トランス8の図示しない出力端に電気的に接続
されている。この駆動手段4は、電源コード5を介して
外部直流電源6から供給された直流を、交流に変換する
DC−ACインバータ7と、このDC−ACインバータ
7により変換した交流を昇圧する昇圧トランス8とを有
しており、例えば周波数が100KHz程度で、電圧が
交流の1KV〜数KV程度の電力を各殺菌灯2へ供給す
ることができるようになっている。また、外部直流電源
は図示しない電源供給用の電源スイッチによりON−O
FF操作が行われるようになっている。
【0020】図2に示すように、前記各殺菌灯2および
駆動手段4は、ほぼ箱形の1対のケース体10の内部に
収納されており、各殺菌灯2は、図示しない支持部材に
よって所望の位置に配置されている。このケース体10
の少なくとも一面には、図3に示すように、殺菌に用い
る紫外線およびオゾンを外部へ導くため板厚方向に貫通
するようにして殺菌灯2の長手方向に対してほぼ平行に
延在する長穴状の複数の開口11が適宜な間隔を隔てて
整列配置されてなる開口部12が形成されている。この
開口部12としては、例えば、図4(a)に示す殺菌灯
2の長手方向に対してほぼ直交方向に延在する長穴状の
複数の開口11Aを適宜な間隔を隔てて整列配置した構
成の開口部12Aや、図4(b)に示す殺菌灯2の長手
方向に対してほぼ直交方向に延在する長穴状の複数の開
口11Bを適宜な間隔を隔てて2段に整列配置した構成
の開口部12Bや、図4(c)に示す円筒状の開口11
Cを適宜な間隔を隔てて整列配置した開口部12Cや図
示しないメッシュ状であってもよい。つまり、開口部1
1の形状、大きさ、数および位置などは、設計コンセプ
トや仕様などの必要に応じて決定すればよい。
【0021】また、ケース体10の内部には、殺菌に用
いるオゾンを外部に放出するための放出ファン13が配
設されている。
【0022】なお、ケース本体10の内部に収納する殺
菌灯2の数としては、3以上の複数であってもよい。
【0023】さらにまた、ケース本体10の内部に収納
する殺菌灯2としては、設計コンセプトや仕様などの必
要に応じて、無電極管によって形成された紫外線灯2A
とオゾン灯2Bの何れか一方のみを配設する構成として
もよい。この場合の殺菌灯2の数としては、単数でも2
以上の複数でもよく、設計コンセプトや仕様などにより
決定すればよい。
【0024】またさらに、殺菌灯2の形状としては、棒
状のみに限定されるものではなく、例えば環状のものな
ど各種の形状から選択することができる。
【0025】さらに、ケース体10の形状としても、箱
状に限定されるものではなく、平面円形のものなど各種
の形状から選択することができる。
【0026】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0027】本実施形態の殺菌装置1によれば、電源コ
ード5を外部直流電源6に接続して、図示しない電源ス
イッチをON操作して駆動手段4に直流電源を供給する
と各殺菌灯2が点灯して殺菌に用いる紫外線およびオゾ
ンが発生する。
【0028】この時、駆動手段4は、DC−ACインバ
ータ7により外部から供給される直流を交流に変換し、
その後昇圧トランス8により高周波の高圧電圧、例えば
周波数が100KHz程度で電圧が交流の900V〜数
千V程度の電力を各殺菌灯2へ供給するようになってい
る。したがって、殺菌灯2に供給する電力を小電力とす
ることができるので殺菌装置1の小型化および軽量化を
容易に図ることができる。
【0029】また、殺菌灯2に対する供給電力が小電力
なので、紫外線灯2Aとしては、本実施形態においては
0.1W程度(紫外線出力は0.2W程度)のものが使
用可能であり、オゾン灯2Bとしては、毎分0.5リッ
トルの風量にて3ppm以上のものが使用可能である。
【0030】また、殺菌灯2に供給する電力を小電力と
することができることにより、電磁波などによる外部環
境への悪影響を確実に防止することができる。そして、
無電極管からなる殺菌灯2は、小電力出力が可能とな
り、長時間運転を容易に行うことができるので、殺菌機
能を長期間に亘り保持することができる。さらに、無電
極管からなる殺菌灯2は、その両端部に取着した弾性電
極3によって電力の供給を容易に行うことができる。ま
た、弾性電極3は、殺菌灯2への取付を容易に行うこと
ができるとともに、殺菌灯2に加わる振動を吸収するこ
とができるので、振動から殺菌灯2を容易に保護するこ
とができ、その結果、殺菌装置1の耐震性を向上して殺
菌機能を長期間に亘り確実に保持することができる。ま
た、無電極管からなる殺菌灯2は、長寿命と、電源スイ
ッチのON−OFF操作の頻度や周辺雰囲気による寿命
の低下を確実に防止することができ、その結果、殺菌機
能を長期間に亘り保持することができる。
【0031】そして、各殺菌灯2の点灯により発生した
紫外線およびオゾンは、開口部12を通過して外部へ導
かれ、図示しない殺菌対象物への紫外線の照射とオゾン
の放射とを同時に行うことにより、殺菌対象物の殺菌を
行う。
【0032】この時、紫外線灯2Aをオゾン灯2Bに接
近させて配置することにより、オゾン灯2Bによるオゾ
ンの発生量を容易に増大させることができるので、殺菌
力を容易に向上させることができる。また、紫外線の光
量子をオゾン分子にて吸収分解してオゾン臭を低減する
ことができる。
【0033】ここで、殺菌能力について説明する。
【0034】前記オゾン灯2Bによる殺菌能力について
は従来公知であるのでその詳しい説明は省略する。
【0035】前記紫外線灯2Aによる殺菌能力について
説明すると、例えば、従来の15Wの紫外線灯(紫外線
出力3W)を用いた場合、飲食物汚染の指標にされる大
腸菌に対しては、50cmの距離にて90μw/cm2
の強さの所で1分以内に99.9%を殺菌することがで
きる。そして、赤痢菌、チフス菌および各種ビールスに
対しては、大腸菌とほぼ同程度の時間で99.9%を殺
菌することができる。その他の病原性・非病原性のバク
テリアに対しては、大腸菌の1.5〜5.0倍程度の時
間で99.9%を殺菌することができる。酵母菌に対し
ては、大腸菌の3.0〜6.0倍程度の時間で99.9
%を殺菌することができる。カビ(胞子を含む)に対し
ては、大腸菌の5.0〜100.0倍程度の時間で9
9.9%を殺菌することができる。
【0036】また、光再活現象と称される、紫外線照射
で不活性化した菌が、紫外線照射後に波長350〜50
0nm程度の強烈な光りの十分に与えて培養されると蘇
生して繁殖する現象があるが、このような光再活現象に
対しては、照射時間を倍にすることにより、菌の蘇生を
防止することができる。
【0037】なお、殺菌灯の殺菌作用は、殺菌線量(μ
w・分/cm2 )=殺菌灯からの放射照度(μw/cm
2 )×照射時間(分)によって表される。
【0038】そして、本実施形態の紫外線灯2Aは、小
出力(紫外線出力は0.2W程度)であるので、殺菌対
象物との距離を1/20程度とするか、照射時間を20
倍とすることにより、従来の紫外線殺菌灯2と同程度の
殺菌線量(90μw・分/cm2 )を得ることができ
る。
【0039】つぎに、本実施形態の紫外線灯2Aとオゾ
ン灯2Bとを併用した場合の殺菌能力について説明す
る。
【0040】本実施形態においては、紫外線灯2Aとオ
ゾン灯2Bとを併用することにより、オゾン灯2Aによ
るオゾンの発生量を容易に増加させることができるの
で、殺菌能力を容易に向上させることができる。
【0041】また、紫外線灯2Aとオゾン灯2Bとの相
互間の位置関係を制御することにより、オゾンによる殺
菌と、紫外線による殺菌とを適正かつ効果的に行うこと
もできる。
【0042】またさらに、紫外線灯2Aとオゾン灯2B
とを併用することにより、紫外線の照射範囲を越えた領
域へもオゾンが放射されるので、殺菌領域を容易に拡大
することができる。
【0043】なお、紫外線灯2Aを複数設けることによ
り、紫外線による殺菌領域を容易に拡大することができ
る。
【0044】さらに、オゾン灯2Bを複数設けることに
より、オゾンによる殺菌領域を容易に拡大することがで
きる。
【0045】また、本発明の殺菌装置1は、食肉、魚
肉、野菜、果物などの食品や、食器、まな板、ジュース
および飲料水などの飲料、室内空気、医療などの各種の
ものの殺菌に用いることができる。
【0046】さらに、本発明の殺菌装置1を紫外線灯2
Aのみにより構成した場合には、紫外線硬化タイプの塗
料やインクなどの硬化装置としても用いることができ
る。
【0047】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、長
寿命と、電源スイッチのON−OFF操作の頻度が多い
場合や周辺雰囲気などによる寿命の低下を防止すること
ができ、その結果、殺菌機能を長期間に亘り保持するこ
とができるという極めて優れた効果を奏する。
【0049】そして、殺菌灯を紫外線を照射可能な紫外
線灯とすることにより、紫外線灯の長寿命と、電源スイ
ッチのON−OFF操作の頻度が多い場合の紫外線灯の
寿命の低下を防止することができ、その結果、紫外線に
よる殺菌機能を長期間に亘り保持することができるとい
う極めて優れた効果を奏する。
【0050】さらに、殺菌灯をオゾンを発生可能なオゾ
ン灯とすることにより、オゾン灯の長寿命と、周辺雰囲
気によるオゾン灯の寿命の低下を防止することができ、
その結果、オゾンによる殺菌機能を長期間に亘り保持す
ることができるという極めて優れた効果を奏する。
【0051】また、複数の殺菌灯を無電極管とすること
により、長寿命と、電源スイッチのON−OFF操作の
頻度や周辺雰囲気などによる寿命の低下を防止すること
ができるとともに、殺菌領域および/または殺菌力の向
上を容易に図ることができ、しかも、殺菌機能を長期間
に亘り保持することができるという極めて優れた効果を
奏する。
【0052】また、複数の殺菌灯を無電極管からなる紫
外線を照射可能な紫外線灯とすることにより、紫外線灯
の長寿命と、電源スイッチのON−OFF操作の頻度が
多い場合の紫外線灯の寿命の低下を防止することができ
るとともに、紫外線による殺菌領域および/または殺菌
力の向上を容易に図ることができ、しかも、紫外線によ
る殺菌機能を長期間に亘り保持することができるという
極めて優れた効果を奏する。
【0053】また、複数の殺菌灯を無電極管からなるオ
ゾンを発生可能なオゾン灯とすることにより、オゾン灯
の長寿命と、周辺雰囲気によるオゾン灯の寿命の低下を
防止することができるとともに、オゾンによる殺菌領域
および/または殺菌力の向上を容易に図ることができ、
しかも、紫外線による殺菌機能を長期間に亘り保持する
ことができるという極めて優れた効果を奏する。
【0054】また、殺菌方式の異なる複数の殺菌灯を無
電極管とすることにより、長寿命と、電源スイッチのO
N−OFF操作の頻度や周辺雰囲気による寿命の低下を
防止することができるとともに、殺菌領域および/また
は殺菌力の向上を容易に図ることができ、しかも、殺菌
機能を長期間に亘り保持することができるという極めて
優れた効果を奏する。
【0055】また、殺菌方式の異なる複数の殺菌灯を少
なくとも紫外線を照射可能な紫外線灯と、オゾンを発生
可能なオゾン灯とすることにより、長寿命と、電源スイ
ッチのON−OFF操作の頻度や周辺雰囲気による寿命
の低下を防止することができるとともに、殺菌領域およ
び/または殺菌力の向上を容易に図ることができ、しか
も、殺菌機能を長期間に亘り保持することができるとい
う極めて優れた効果を奏する。さらに、紫外線灯とオゾ
ン灯とを併用することにより、オゾン灯を単独で用いた
場合に比べてオゾン灯によるオゾンの発生量を容易に向
上させることができるとともに、紫外線の光量子をオゾ
ン分子にて吸収分解してオゾン臭を低減することができ
るという極めて優れた効果を奏する。
【0056】また、無電極管が導電性素材によって弾性
変形可能に形成された弾性電極を有することにより、無
電極管からなる殺菌灯に対して電力を容易かつ確実に供
給することができるという極めて優れた効果を奏する。
さらに、弾性電極は、殺菌灯に加わる振動を吸収するこ
とができるので、振動から殺菌灯を容易に保護すること
ができるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る殺菌装置の実施形態の一例の要
部の構成を示す構成図
【図2】 本発明に係る殺菌装置の実施形態の一例の一
部切断模式図
【図3】 本発明に係る殺菌装置の実施形態の一例の外
観斜視図
【図4】 (a)から(b)は本発明に係る殺菌装置の
開口部の変形例を示すものであり、(a)は開口部の第
1の例を示す拡大説明図、(b)は開口部の第2の例を
示す拡大平面図、(c)は開口部の第3の例を示す一部
拡大斜視図
【符号の説明】
1 殺菌装置 2 殺菌灯 2A 紫外線灯 2B オゾン灯 3 弾性電極 4 駆動手段 5 電源コード 6 外部直流電源 7 DC−ACインバータ 8 昇圧トランス 10 ケース体 11、11A、11B、11C 開口 12、12A、12B、12C 開口部 13 放出ファン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺菌灯を用いて殺菌を行う殺菌装置にお
    いて、 前記殺菌灯が無電極管であることを特徴とする殺菌装
    置。
  2. 【請求項2】 前記殺菌灯が紫外線を照射可能な紫外線
    灯であることを特徴とする請求項1に記載の殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記殺菌灯がオゾンを発生可能なオゾン
    灯であることを特徴とする請求項1に記載の殺菌装置。
  4. 【請求項4】 殺菌灯を用いて殺菌を行う殺菌装置にお
    いて、 前記殺菌灯を複数有するとともに、これらの殺菌灯が無
    電極管であることを特徴とする殺菌装置。
  5. 【請求項5】 前記殺菌灯が紫外線を照射可能な紫外線
    灯であることを特徴とする請求項4に記載の殺菌装置。
  6. 【請求項6】 前記殺菌灯がオゾンを発生可能なオゾン
    灯であることを特徴とする請求項4に記載の殺菌装置。
  7. 【請求項7】 殺菌灯を用いて殺菌を行う殺菌装置にお
    いて、 前記殺菌灯が殺菌方式の異なる複数の殺菌灯を有すると
    ともに、これらの殺菌灯が無電極管であることを特徴と
    する殺菌装置。
  8. 【請求項8】 前記各殺菌灯は、少なくとも紫外線を照
    射可能な紫外線灯と、オゾンを発生可能なオゾン灯とを
    有していることを特徴とする請求項7に記載の殺菌装
    置。
  9. 【請求項9】 前記無電極管は、導電性素材によって弾
    性変形可能に形成された弾性電極を有していることを特
    徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の殺
    菌装置。
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CN109701063A (zh) * 2019-01-29 2019-05-03 欧普照明股份有限公司 一种空气杀菌方法和装置
JP2021124207A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 フクシマガリレイ株式会社 解凍庫

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