JPH11298996A - 圧電レシーバ - Google Patents

圧電レシーバ

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JPH11298996A
JPH11298996A JP10105997A JP10599798A JPH11298996A JP H11298996 A JPH11298996 A JP H11298996A JP 10105997 A JP10105997 A JP 10105997A JP 10599798 A JP10599798 A JP 10599798A JP H11298996 A JPH11298996 A JP H11298996A
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JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
signal input
electric resistance
receiver
piezoelectric element
Prior art date
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Pending
Application number
JP10105997A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takeshi
子 太 司 武
Jun Kuwata
田 純 桑
Atsushi Omote
篤 志 表
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境温度変化に伴う焦電効果現象による過多
な電荷の圧電素子への流入を回避して、圧電レシーバの
容量劣化および音圧感度劣化を防止する。 【解決手段】 圧電振動板1の圧電素子1a側の信号入
力端子3aと金属板1b側の信号入力端子3bとの間
を、電気的抵抗成分を有する導電性ゲル状物質または導
電性接着材の塗布による電気抵抗物質4で接続する。焦
電効果現象により発生した過多な電荷を、各信号入力端
子間に接続した電気抵抗物質4を通じて逃がすことによ
り、圧電素子への流入を回避することができ、圧電レシ
ーバの容量劣化および音圧感度劣化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機などの
音声通信を目的とする情報端末の受話器等に用いられる
圧電レシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】音声通信を目的とする小型情報端末に用
いられるレシーバは、圧電レシーバと動電レシーバに大
別することができる。動電レシーバは、通常の動電型ス
ピーカと同様に、その動作原理上においてボイスコイル
と磁石を必要とする。一方、圧電レシーバは、通常の動
電レシーバと比較すると構造が極めて簡単であるため、
情報端末の小型軽量化に対応するレシーバとして適して
いる。また、強度的にも堅固で安価であり、さらに消費
電力も少なくて済むため、携帯電話機などの携帯用音声
情報通信端末の受話器として広く用いられている。
【0003】図3は従来の圧電レシーバの代表的な圧電
振動板の構成例を示している。図3において、11は円
形の圧電素子であり、11aは圧電セラミックス、11
bは圧電セラミックス11aの両面に形成された電極で
ある。12は円形の金属板であり、その一方の面に圧電
素子11を接着剤等で貼り付けて振動板として使用す
る。圧電素子11は、圧電セラミックス11aの両面に
形成された電極11bに対し電圧を印加して電気的分極
を行うことにより作成される。このような圧電素子11
を金属板12に接着し、圧電素子11の一方の電極と電
気的導通を確保したものが圧電振動板である。
【0004】このような圧電素子11の電極形成法とし
ては、薄いセラミックス11aの両面に銀成分を含むペ
ースト状の電極素材をスクリーン印刷し、その後に焼成
することで膜厚約2μmの電極11bを形成することが
一般的である。一方、近年の圧電レシーバの高感度化に
伴い、電極11bの薄膜化が進み、蒸着法やスパッタ法
により約2μm以下の金属薄膜を電極として形成するこ
とが行われている。
【0005】図4は上記のような構成の圧電振動板を樹
脂製の筐体内部に保持した圧電レシーバの電気回路を示
している。図4において、21は圧電素子により形成さ
れる電気容量、22aは圧電素子上の電極用信号入力端
子、22bは圧電振動板の金属板用信号入力端子であ
る。このような圧電レシーバにおける電気回路では、各
信号入力端子22a、22b間には電気的絶縁が確保さ
れていることが一般的である。
【0006】図5は従来の圧電レシーバの代表的な構造
例を示している。図5において、31は圧電セラミック
スの両面に電極を形成して分極処理を施した圧電素子を
金属板に接着した圧電振動板、32、34はそれぞれ圧
電レシーバの筐体を構成する背面板とケース、33は背
面板32に設けられた共振制動用の小孔、35aは圧電
振動板31の圧電素子上の電極に入力信号を伝えるため
の入力端子、35bは圧電振動板31の金属板に入力信
号を伝えるための入力端子である。
【0007】ケース34の底面には圧電振動板31の振
動により発生する音波を筐体内部の共鳴により増幅し、
筐体外部に放出するための放音孔が設けられている。ま
た、背面板32に設けられた共振制動用の小孔33に
は、音響抵抗材として綿布が貼り付けられている。共振
制動用の音響抵抗材としては、綿布の代わりに複数の細
管を背面板に設ける場合もある。圧電振動板31の外周
部をケース34に絶縁シリコーン等の接着剤を用いて固
定し、圧電振動板31の圧電素子上の電極側に外部信号
を入力するための入力端子35aと、圧電振動板31の
金属板側に外部信号を入力するための入力端子35bと
をそれぞれ半田付けし、各入力端子35a、35bをケ
ース34の所定の部位へ接着固定する。そして背面板3
2をケース34に圧入して圧電レシーバを組み立てる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、携帯電話機、
無線機などの音声通信を目的とする情報端末用レシーバ
には、環境変化に対し高い信頼性が要求される。図6は
情報端末用圧電レシーバに対する環境変化を考慮した加
速劣化試験の試験プロファイルを示している。図6の条
件下において、上記したような構成を有する圧電レシー
バの各信号入力端子がオープン状態の場合、環境温度変
化が急激に起こると、圧電レシーバ内部の圧電素子の両
電極に対し極性の異なる電荷が交互に発生し、圧電素子
中の電気分極により蓄積された電荷を放電させてしまう
問題が発生する。分極処理により揃えられた自発分極が
このように消失する現象を焦電効果現象という。図6に
示した試験条件においては、圧電素子の各電極の両端に
は過多な正負の電圧が交互に発生する焦電効果現象が起
こる。このような焦電効果現象が起こると、圧電素子の
容量劣化が発生し、音圧感度の劣化が生じる。図6の試
験条件下に上記した従来の圧電レシーバを放置した場
合、周波数100Hzの容量の変化量は9.2nFであ
り、この容量劣化による周波数1kHzの音圧感度の変
化量は8.1dBとなる。このような容量の劣化および
音圧感度劣化を抑制するためには、環境温度変化に伴う
焦電効果現象による過多な電荷の圧電素子への流入を回
避させることが有効である。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、環境温度変化に伴う焦電効果現象による
過多な電荷の圧電素子への流入を回避することのできる
圧電レシーバを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、圧電振動板の圧電素子側の信号入力端子
と金属板側の信号入力端子との間を、電気的抵抗成分を
有する導電性ゲル状物質または導電性接着材の塗布によ
る電気抵抗物質で接続したものである。本発明によれ
ば、自然界における厳しい環境下で使用される情報端末
用圧電レシーバにおいて、環境温度変化に伴う焦電効果
現象により発生した過多な電荷を、各信号入力端子間に
接続した電気抵抗物質を通じて逃がすことにより、圧電
素子への流入を回避することができ、圧電レシーバの容
量劣化および音圧感度劣化を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、薄い円板状の圧電セラミックスの両面に電極を形成
して分極処理を施した圧電素子を円形の金属板に接着し
た圧電振動板と、前記圧電振動板を内部に保持する樹脂
製の筐体とを備えた圧電レシーバであって、前記圧電素
子側の信号入力端子と金属板側の信号入力端子とを電気
抵抗で接続したことを特徴とする圧電レシーバであり、
環境温度変化に伴う焦電効果現象により発生した過多な
電荷を、各信号入力端子間に接続した電気抵抗に逃がす
ことにより、圧電素子への流入を回避することができ、
圧電レシーバの容量劣化および音圧感度劣化を防止する
ことができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、信号入
力端子間に接続する電気抵抗を、電気的抵抗成分を有す
る導電性ゲル状物質または導電性接着剤を塗布すること
により形成した請求項1記載の圧電レシーバであり、電
気抵抗としてディスクリート部品を使用しないので、半
田付け等の作業が必要なく、作業工数および部品点数の
削減によるコストの低減を図ることができるという作用
を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、信号入
力端子間に接続する電気抵抗の値が7kΩから20kΩ
の範囲である請求項1または2記載の圧電レシーバであ
り、焦電効果現象による圧電レシーバの容量劣化および
音圧感度劣化を確実に防止することができるという作用
を有する。
【0014】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は本実施の形態
における圧電レシーバの電気回路を示している。図1に
おいて、Cは薄い円板状の圧電セラミックスの両面に金
属薄膜を蒸着法やスパッタ法により電極を形成して分極
処理を施した圧電素子を円形の金属板に接着した圧電振
動板と、この圧電振動板を内部に収容する樹脂性筐体と
を備えた圧電レシーバの電気容量であり、Rは圧電振動
板における圧電素子用の信号入力端子aと金属板用の信
号入力端子bとの間に接続された電気抵抗である。この
ように構成された圧電レシーバにおいては、圧電レシー
バの各信号入力端子a、b間がオープン状態の場合に、
環境温度変化に伴う焦電効果現象による過多な発生電荷
を電気抵抗Rに流すことにより、電気容量Cに過多な電
荷が蓄積されるのを回避することができ、環境温度変化
による圧電素子の電気容量Cへの影響を軽減することが
できる。
【0015】本実施の形態における圧電レシーバを、図
6に示した試験条件下で放置した場合、周波数100H
zの容量変化量は0.6nFであり、この容量劣化に伴
う周波数1kHzの音圧感度の変化量は0.5dBであ
った。このように、本実施の形態における圧電レシーバ
は、従来の圧電レシーバに対し、環境温度変化に伴う焦
電効果現象による容量劣化および音圧感度劣化の変化が
少なく、より安定した特性を確保することができる。
【0016】図2は本実施の形態における圧電レシーバ
の構成を示している。図2において、1は薄い円板状の
圧電セラミックスの両面に電極を形成して分極処理を施
した圧電素子1aを円形の金属板1bに接着した圧電振
動板であり、2は圧電振動板1を内部に収容する樹脂製
のケースである。3aは圧電振動板1の圧電素子1bに
半田付けされた圧電素子用の信号入力端子、3bは圧電
振動板1の金属板1bに半田付けされた金属板用の信号
入力端子である。4は各信号入力端子3a、3bを相互
に接続するための電気抵抗物質であり、電気的抵抗値を
有するゲル状導電性物質または導電性接着剤を塗布して
固化させたもので、7kΩ〜20kΩの電気抵抗値を有
する。5はケース2とともに筐体を構成して内部に圧電
振動板1を収容する樹脂製の背面板であり、中心部に共
振制動用の音響抵抗材を貼り付けた小孔6を有する。
【0017】このように、本実施の形態における圧電レ
シーバは、圧電素子用の信号入力端子3aと金属板用の
信号入力端子3bとを接続する電気抵抗を、電気的抵抗
成分を有する導電性ゲル状物質または導電性接着剤を塗
布することにより形成したので、電気抵抗としてディス
クリート部品を使用する必要がなく、半田付け等の作業
が省略できるので、作業工数および部品点数の削減によ
るコストの低減を図ることができる。
【0018】なお、本発明は、上記実施の形態で説明し
た圧電レシーバ以外にも、他の構造を有する圧電セラミ
ックス応用発音部品についても同様に実施可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、圧電振動板の圧電振動子に接続される信号入力
端子と金属板に接続される信号入力端子との間を、電気
的抵抗成分を有する導電性ゲル状物質または導電性接着
剤の塗布による電気抵抗物質で接続したので、環境温度
変化に伴う焦電効果現象により発生した過多な電荷を、
各信号入力端子間に接続した電気抵抗物質を通じて逃が
すことにより、圧電素子への流入を回避することがで
き、圧電レシーバの容量劣化および音圧感度劣化を防止
して安定した特性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における圧電レシーバの電
気回路図
【図2】本発明の実施の形態における圧電レシーバの分
解斜視図
【図3】圧電振動板の一般的構造を示す平面図(a)と
断面図(b)
【図4】従来の圧電レシーバの電気回路図
【図5】従来の圧電レシーバの分解斜視図
【図6】圧電レシーバの環境温度変化に対する試験条件
を示す特性図
【符号の説明】
C 圧電レシーバの電気容量 R 信号入力端子間を接続する電気抵抗 1 圧電振動板 1a 圧電素子 1b 金属板 2 ケース 3a 圧電素子用の信号入力端子 3b 金属板用の信号入力端子 4 電気抵抗物質 5 背面板 6 共振制動用の小孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い円板状の圧電セラミックスの両面に
    電極を形成して分極処理を施した圧電素子を円形の金属
    板に接着した圧電振動板と、前記圧電振動板を内部に保
    持する樹脂製の筐体とを備えた圧電レシーバであって、
    前記圧電素子側の信号入力端子と金属板側の信号入力端
    子とを電気抵抗で接続したことを特徴とする圧電レシー
    バ。
  2. 【請求項2】 信号入力端子間に接続する電気抵抗を、
    電気的抵抗成分を有する導電性ゲル状物質または導電性
    接着剤を塗布することにより形成した請求項1記載の圧
    電レシーバ。
  3. 【請求項3】 信号入力端子間に接続する電気抵抗の値
    が7kΩから20kΩの範囲である請求項1または2記
    載の圧電レシーバ。
JP10105997A 1998-04-16 1998-04-16 圧電レシーバ Pending JPH11298996A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118632177A (zh) * 2024-07-03 2024-09-10 西安电子科技大学 基于电荷调控结构的电容式mems麦克风

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