JPH11298485A - 伝送装置及び伝送方法 - Google Patents

伝送装置及び伝送方法

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JPH11298485A
JPH11298485A JP9730798A JP9730798A JPH11298485A JP H11298485 A JPH11298485 A JP H11298485A JP 9730798 A JP9730798 A JP 9730798A JP 9730798 A JP9730798 A JP 9730798A JP H11298485 A JPH11298485 A JP H11298485A
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transmission
circuit
order
connection
list
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JP9730798A
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Koji Okumura
幸治 奥村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信順序の保存に、長周期のシーケンスナン
バを必要とし、ペイロードが圧迫されている。 【解決手段】 複数のコネクションを用い、情報を伝送
する伝送装置において、各コネクションの確立時、各コ
ネクションの確立に寄与した自装置内の送信回路又は受
信回路に固有の識別番号を、コネクションの確立順に保
存し、各コネクションの識別に使用するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、データス
トリームを複数の断片(以下「フレーム」という。)に
分割後、複数のコネクションを用いて相手先へ伝送する
逆多重伝送システムに適用して好適な伝送装置及び伝送
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
文献:"The PPP Multilink Protocol" (RFC1990) かかる逆多重伝送システムにおいては、受信装置側で、
複数のコネクションを介し受信されるフレームを再構築
し、分割前のデータストリームに復元する必要がある。
【0003】しかし、各コネクションの伝送特性は一様
でなく、伝送路となるネットワークには、特に、ATM
(Asynchronous Transfer Mode)ネットワークには、フ
レームの伝送に要する時間が変動する「ゆらぎ」と呼ば
れる現象が存在する。
【0004】このため、フレーム伝送に用いられる複数
のコネクション間で「ゆらぎ」差があると、必ずしも最
初に送信されたフレームが、受信側に最初に到着すると
は限らない事態が生じ得る。
【0005】このため、受信側となる装置では、これら
フレームを単純にその到着順に再構築するだけでは足り
ず、元のデータストリームを復元するための他の手段が
必要となる。
【0006】そこで、上記文献その他の技術文献には、
コネクションを介し伝送されるフレームのそれぞれに、
フレーム毎にインクリメントされるシーケンスナンバを
予め付加しておくことにより、受信時における各フレー
ムの送信順序の特定を可能とし、元のデータストリーム
を復元する手法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の手法の
場合には、シーケンスナンバに重複が生じると、元のデ
ータストリームの再現が不可能となってしまう。例え
ば、あるコネクションについてフレームの到着が大きく
遅れ、その間に後から送信された別のコネクションのフ
レームであって当該遅延しているフレームと同じシーケ
ンスナンバの付されたフレームが先に到着した場合に
は、シーケンスナンバに重複が生じ、元のデータストリ
ームの再現が不可能となってしまう。
【0008】そこで、従来は、かかる事態を避けるため
に、フレームに付与するシーケンスナンバの周期を十分
大きな周期に設定し、シーケンスナンバの重複が生じな
いようにしている。
【0009】しかし、ゆらぎ特性はネットワークの状態
に依存するため、同じアーキテクチャで同じ伝送容量の
ネットワークであっても、その最適なビット数を求める
ことは難しい。そこで、実際は、安全性を考慮して、予
測される周期に比して十分大きな周期を設定する場合が
多い。
【0010】ところが、大きな周期を採れば採るほど、
沢山のビット数が必要となる。これは、ペイロードを圧
迫することにつながり、伝送効率を悪化させる原因とな
る。特に、フレーム長が短い場合には、この効率の劣化
が顕著であるのに加え、フレーム長が短いほど単位時間
当たりに流れるフレームの数が多くなるため、より長い
周期が必要となってしまい、効率のますますの劣化を招
いてしまう。
【0011】このため、シーケンスナンバを使わずに、
予め設定された順番にデータを振り分けることによっ
て、順序性を保証する方法も考えられているが、この方
法の場合には、予め送信側と受信側とでデータの送信順
序を特定しておく必要があり、特定の相手としか通信で
きないという制約があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、複数のコネクションを用い、情
報を伝送する伝送装置において、以下の手段を備えるよ
うにする。
【0013】すなわち、各コネクションの確立時、各コ
ネクションの確立に寄与した自装置内の送信回路又は受
信回路に固有の識別番号を、コネクションの確立順に保
存し、各コネクションの識別に使用するコネクション確
立順序保存回路を備えるようにする。
【0014】また、同様に、情報の伝送に、複数のコネ
クションを用いる伝送方法において、以下の処理を実行
するようにする。
【0015】すなわち、各コネクションの確立時、各コ
ネクションの確立に寄与した自装置内の送信回路又は受
信回路に固有の識別番号を、コネクションの確立順に保
存し、各コネクションの識別に使用するようにする。
【0016】このように、本発明における伝送装置及び
伝送方法においては、コネクションの確立に供した自装
置内の送信回路又は受信回路に固有の識別番号を、コネ
クションの確立順に対応付けて保存するため、各データ
単位の送受信時においても、送信側及び受信側のそれぞ
れにおいて、保存しておいた識別番号をコネクションの
確立順に読み出せば、各データ単位の伝送に用いる送信
回路又は受信回路(すなわち、コネクション)の特定を
可能とできる。
【0017】かくして、各データ単位のヘッダに長周期
の識別番号を付さなくとも、伝送順序を保存したまま情
報の伝送を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る伝送装置及び
伝送方法を、ATMネットワークを伝送路に用いる逆多
重伝送システムに適用する場合を例に説明する。なお、
各実施形態は、いずれも、不特定の相手との逆多重伝送
に使用されるものである。
【0019】(A)第1の実施形態 (A−1)第1の実施形態の構成 (a)全体構成 図1に、第1の実施形態に係る逆多重伝送システムの機
能ブロック構成を示す。なお、これら各機能ブロック
は、実際上、その全てがハードウェア上の機能として実
現されている必要はなく、一部についてはソフトウェア
上の機能として実現されても良い。
【0020】この逆多重伝送システムは、次の3つの基
本要素からなる。すなわち、送信側に設けられる伝送装
置10(以下「送信装置10」という。)と、受信側に
設けられる伝送装置20(以下「受信装置20」とい
う。)と、複数の(図では3本の)コネクション30と
の3つである。
【0021】このうち、送信装置10は、伝送対象であ
る単一の情報(映像、音声、データ又はこれらソースが
結合されたマルチメディアデータ等)のデータストリー
ムを、複数のフレームに分割後、受信装置20との間に
確立された複数のコネクション30に対し、これらフレ
ームを並列に送出する装置である。
【0022】一方、受信装置20は、送信装置10との
間に確立された複数のコネクション30を介して受信さ
れるフレームを逐次再構築し、分割前の元の情報を復元
する装置である。
【0023】また、コネクション30は、フレームの送
信に先立って確立される、ネットワーク上の仮想チャネ
ルコネクションである。
【0024】(b)各部の構成 以下、送信装置10及び受信装置20の内部構成を説明
する。
【0025】送信装置10は、分割回路11、スイッチ
12、スイッチ制御回路13、コネクション確立順序保
持回路14、送信回路15からなる。
【0026】ここで、分割回路11は、入力されるデー
タストリームを順次フレームに分割する手段である。ス
イッチ12は、スイッチ制御回路3の指示に従い、該当
する送信回路15と分割回路11との接続を個別に切り
替える手段である。スイッチ制御回路13は、順序リス
ト14Aを巡回的に検索し(すなわち、順序リスト14
Aをラウンドロビンに検索し)、各フレームの送出先と
すべき送信回路5(すなわち、コネクション)を指示す
る手段である。
【0027】コネクション確立順序保持回路14は、接
続先とのコネクションの確立に成功した送信回路5の順
番を、順序リスト14Aとして保持する手段である。な
お、順序リスト14Aには、各送信回路15に固有の識
別子が格納される。送信回路15は、入力されるフレー
ムを、それぞれ独自の手順に従って、順次接続先に送信
する手段である。
【0028】一方、受信装置20は、受信回路21、コ
ネクション確立順序保持回路22、FIFOメモリ2
3、スイッチ24、スイッチ制御回路25、結合回路2
6からなる。
【0029】ここで、受信回路21は、対応するコネク
ションを通じ、順次到来するフレームを受信し、対応す
るFIFOメモリ23に送出する手段である。コネクシ
ョン確立順序保持回路22は、接続先とのコネクション
の確立に成功した受信回路21の順番を、順序リスト2
2Aとして保持する手段である。なお、順序リスト22
Aには、各受信回路21に固有の識別子が格納される。
【0030】FIFOメモリ23は、対応する受信回路
21で受信されたフレームを一時的に蓄積し入力順に出
力する手段であり、コネクション間のゆらぎ特性の違い
を吸収するために設けられている。スイッチ24は、ス
イッチ制御回路25の指示に従い、該当するFIFOメ
モリ23と結合回路26との接続を個別に切り替える手
段である。
【0031】スイッチ制御回路25は、順序リスト22
Aを巡回的に検索し(すなわち、順序リスト22Aをラ
ウンドロビンに検索し)、結合回路26に送出すべきフ
レームが格納されているFIFOメモリ23を指示する
手段である。結合回路26は、スイッチ24を介し入力
されるフレームを入力順に結合し、元のデータストリー
ムを再構築する手段である。
【0032】(A−2)第1の実施形態の動作 続いて、第1の実施形態に係る逆多重伝送システムにお
ける伝送手順を説明する。なお、以下では、この伝送手
順を、コネクション設定時の動作と、コネクション設定
後の動作とに分けて説明する。
【0033】(a)コネクション設定時の動作 この逆多重伝送システムの第1の特徴は、コネクション
の確立を1コネクションずつ順に行ない、その確立順序
を、データストリームを再構築する際の鍵に用いること
である。このために実行されるコネクション確立時の動
作を、図2を用いて説明する。
【0034】図2(a)は、未だ、コネクションが全く
確立されていない状態を表している。図中、送信回路1
5には、英数字のA,B,Cが付され、受信回路21に
は、ローマ数字のI,II,III が付されているが、これ
らは、送信回路15及び受信回路21のそれぞれに付さ
れている固有の識別子を表している。
【0035】なお、送信回路15と受信回路21とで
は、識別子の表記に用いる文字を別の文字(すなわち、
英大文字とローマ数字)で表しているが、その意味する
ところは、識別子の割り当て方法を特定するものでな
く、これらが互いに独立していることを表現することで
ある。
【0036】すなわち、送信装置10は、送信回路15
の識別子だけを意識すれば良く、受信回路21にどのよ
うな識別子があるかを知る必要はない。また、受信装置
20は、受信回路21の識別子だけを意識すれば良く、
送信回路15にどのような識別子があるかを知る必要は
ない。従って、たまたま同じ識別子が、送信回路15と
受信回路21とのそれぞれに割り当てられるようなこと
が生じても、以下の動作上、何ら問題はない。
【0037】さて、かかる逆多重通信では、複数のコネ
クションを確立する必要がある。本実施形態では、これ
を1つずつ確立し、各コネクションの確立時に以下の動
作を実行する。
【0038】図2(b)は、最初のコネクションが、任
意の送信回路(ここでは、識別子Aの送信回路15(以
下「送信回路A」という。)の場合を表している。)
と、任意の受信回路(ここでは、識別子Iの受信回路2
1(以下「受信回路I」という。)の場合を表してい
る。)との間で確立された状態を表している。
【0039】このとき、送信装置10側では、コネクシ
ョン確立順序保持回路14により、順序リスト14Aの
先頭位置に、送信回路Aの識別子Aが書き込まれる。な
おこのとき、送信装置10は、前述したように、受信回
路21のいずれかとコネクションが確立されたことだけ
を意識すれば良く、それが受信回路Iであることを知る
必要はない。
【0040】同様に、受信装置20側では、コネクショ
ン確立順序保持回路22により、順序リスト22Aの先
頭位置に、受信回路Iの識別子Iが書き込まれる。勿論
この場合も、受信装置20は、送信回路15のいずれか
とコネクションが確立されたことだけを意識すれば良
く、それが送信回路Aであることを知る必要はない。
【0041】上述の動作が終了すると、次は、2番目の
コネクションの確立動作に移る。これを、図2(c)に
示す。なお、図2(c)では、2番目のコネクション
が、残った2つの送信回路15のうちの任意の一つ(こ
こでは、識別子Cの送信回路15(以下「送信回路C」
という。)の場合を表している。)と、残った2つの受
信回路21のうちの任意の一つ(ここでは、識別子III
の受信回路21(以下「受信回路III 」という。)の場
合を表している。)との間で確立された状態を表してい
る。
【0042】この場合は、上述と同様に、送信回路Cの
識別子Cと、受信回路21の識別子III が、それぞれ順
序リスト14A及び22Aの2番目の位置に書き込まれ
る。その後、同様にして、3番目のコネクションの確立
動作も実行される。図2(d)は、これら逆多重伝送に
必要な全ての(3つの)コネクションの確立が終了した
状態を表している。
【0043】(b)コネクション設定後の動作 この逆多重伝送システムの第2の特徴は、データストリ
ームの分割により生成されたフレームの各コネクション
への割り当てが、順序リスト14A及び22Aに格納さ
れている識別子の格納順に決定されることである。この
動作を、図3及び図4を用いて説明する。なお、図3
は、送信装置10側での動作を表し、図4は、受信装置
20側での動作を表している。
【0044】前述の処理が全て終了し、コネクションが
確立されると、逆多重伝送システムは、データストリー
ムの伝送処理に移行する。
【0045】(b−1)送信動作 まず、図3を用いて、送信装置10側の動作を説明す
る。
【0046】図3(a)は、送信装置10側における最
初の状態を表している。最初に、スイッチ制御回路13
は、コネクション確立順序保持回路14にアクセスする
と、その順序リスト14Aの先頭位置に格納されている
識別子を読み出す。この例の場合には、順序リスト14
Aから識別子Aを読み出す。
【0047】この結果、スイッチ制御回路13からスイ
ッチ12へは、送信回路Aと分割回路11とを接続する
ように指示が出され、1番目のフレームは、スイッチ1
2を介し、送信回路Aに送り出される。
【0048】次に、スイッチ制御回路13は、順序リス
ト14Aの先頭から2番目の位置から識別子Cを読み出
し、2番目のフレームは、送信回路Cに送出すべきとの
指示を出す。これにより、分割回路11から出力された
2番目のフレームは、図3(b)に示すように、送信回
路Cに送り出される。
【0049】同様に、3番目のフレームは、図3(c)
に示すように、順序リスト14Aの先頭から3番目の位
置に格納されている識別子Bにより指定される送信回路
Bに送り出される。
【0050】なお、この識別子Bが読み出された位置
は、本実施形態の場合、順序リスト14Aの最後尾であ
るので、この位置から識別子Bが読み出されると、スイ
ッチ制御回路13は、読み出し位置を順序リスト14A
の先頭位置に戻し、一連の処理を繰り返す。図3(d)
は、この状態を表している。この結果、フレームは最初
にコネクションが確立された順にラウンドロビンで振り
分けられることになる。
【0051】(b−2)受信動作 次に、図4を用いて、受信装置20側の動作を説明す
る。
【0052】ただし、受信装置20には、図4(a)に
示すように、既に、1番目から4番目までのフレームが
到着しており、それらフレームが、それぞれに対応する
FIFOメモリ23に格納されているものとする。
【0053】なお、伝送に用いられるコネクションが異
なると、そのゆらぎ特性の違いから、フレームの到着順
序には送信順序に対し入れ替わりが生じ得るが(例え
ば、3番目に送信されたフレームが2番目に送信された
フレームより先に到着する場合もあり得るが)、この時
点で、各FIFOメモリ23には、同一コネクションを
通じて到着したフレームが、到着順に格納されている。
【0054】かかる状態において、受信装置20に設け
られているスイッチ制御回路25は、送信側に設けられ
た同機能の制御回路と同様、コネクション確立順序保持
回路22にアクセスし、その順序リスト22Aの先頭位
置に格納されている識別子を読み出す。この例の場合に
は、順序リスト22Aから識別子Iを読み出す。
【0055】この結果、スイッチ制御回路25からスイ
ッチ24には、受信回路Iに対応するFIFOメモリ2
3と結合回路26とを接続するように指示が出され、当
該FIFOメモリ23の最先位置に格納されているフレ
ームが、スイッチ24を介して結合回路26に送り出さ
れる。
【0056】なお、この識別子Iに対応する受信回路I
は、最初にコネクションが確立されたものであり、当
然、最初にコネクションが確立された送信回路Aのフレ
ームを受信している。従って、この処理によって、フレ
ームの到着順序に関係なく、最初のフレームを取り出す
ことができる。
【0057】同様に、次の処理タイミングで、スイッチ
制御回路25は、順序リスト22Aの先頭から2番目の
位置から識別子III を読み出し、図4(b)に示すよう
に、受信回路III に対応するFIFOメモリ23に格納
されているフレームをスイッチ24を介して結合回路2
6に送り出す。
【0058】さらに、次の処理タイミングでは、スイッ
チ制御回路25は、順序リスト22Aの先頭から3番目
の位置から識別子IIを読み出し、図4(c)に示すよう
に、受信回路IIに対応するFIFOメモリ23に格納さ
れているフレームをスイッチ24を介して結合回路26
に送り出す。
【0059】そして、この受信装置20側でも、識別子
の読み出し位置が順序リスト22Aの最後尾に達する
と、スイッチ制御回路25は、読み出し位置を順序リス
ト22Aの先頭位置に戻し、一連の処理を繰り返す。図
4(d)は、この状態を表している。この結果、フレー
ムは最初にコネクションが確立された順にラウンドロビ
ンで取り出されることになる。
【0060】そして、以上の動作が繰り返されることに
より、送信回路15へのフレームの割り当て順序と、受
信回路21からのフレームの取り出し順序は、パケット
の到着順序に関係なく一致し、元のデータストリームの
再現が可能となる。
【0061】(A−3)第1の実施形態の効果 上述の通り、第1の実施形態においては、予め送信側と
受信側とで送信順序を決定しておく必要がないため、不
特定の通信相手との逆多重通信を可能とできる。
【0062】また、データストリームを再現するため
の、例えばシーケンスナンバのような、情報を送信する
必要がないため、ペイロードを圧迫しない。すなわち、
効率の低下を伴わずに逆多重通信を実施することができ
る。当然ながら、前準備としてゆらぎ特性を考慮しシー
ケンスナンバの周期を見積もるといった困難な作業を行
なう必要もない。
【0063】(B)第2の実施形態 (B−1)第2の実施形態の構成 (a)全体構成 図5に、第2の実施形態に係る逆多重伝送システムの機
能ブロック構成を示す。なお、図1との対応同一部分
に、対応同一符号を付して示す図5より分かるように、
この第2の実施形態に係る逆多重伝送システムの基本シ
ステムは、第1の実施形態の場合と同様である。
【0064】違いは、送信装置10’及び受信装置2
0’のそれぞれに、各コネクションとフレームの送信順
序を対応づけする送信順序保持回路16及び27が新た
に設けられている点である。従って、ここでは、相違点
となる送信順序保持回路16及び27のみを説明し、そ
の他の構成部分については説明を省略する。
【0065】(b)各部の構成 まず、送信装置10’に設けられた送信順序保持回路1
6の構成を説明する。
【0066】この送信順序保持回路16は、第1の実施
形態では固定的であった各コネクションへのフレームの
割り当て順序を、自由に設定可能とするものである。こ
れを可能とするのが、送信順序保持回路16に格納され
る送信順序リスト16Aである。
【0067】この送信順序リスト16Aは、コネクショ
ンの確立順序とは無関係に定めた割り当て順序を格納す
るリストであり、コネクション確立時における順序番号
をインデックスに用いたコネクション割り当て順序(す
なわち、送信順序データ)が格納されている。なお、送
信順序リスト16Aには、当該送信順序データが、少な
くとも1周期分格納されている。
【0068】ただし、この送信順序データは、全てのコ
ネクションについての割り当てが、1回づつ現れるもの
に限られるものでなく、同一コネクションについての割
り当てが重複して現われ得るもので良い。すなわち、コ
ネクション割り当て順序を、コネクションの確立順序を
表す番号の数列で表したとき、例えば、「1」「2」
「1」「3」なる数列のように同一番号が重複して現れ
る任意の数列として定義されるものでも良い。
【0069】これにより、コネクションの伝送容量の比
に従ったフレームの割り当ても可能となる。なお、この
送信順序データは、伝送データの送信に先立ち、最初に
確立されたコネクションを通じて受信装置20’側に通
知される。
【0070】次に、受信装置20’に設けられた送信順
序保持回路27の構成を説明する。
【0071】この送信順序保持回路27は、結合回路2
6に接続するFIFOメモリ23の切り替え順序を決定
する送信順序リスト27Aを格納する手段である。
【0072】この送信順序リスト27Aは、送信装置1
0’側より1番最初に確立したコネクションを通じて送
信されてくるコネクション割り当て順序(すなわち、送
信順序データ)を格納するために設けられた手段であ
る。
【0073】この送信順序リスト27Aの存在により、
送信順序の設定は固定的とならず、逆多重伝送のたび、
任意の設定が可能となる。
【0074】(B−2)第2の実施形態の動作 続いて、第2の実施形態に係る逆多重伝送システムにお
ける伝送手順を説明する。なお、以下では、この伝送手
順を、コネクション設定時の動作と、コネクション設定
後の動作とに分けて説明し、第1の実施形態と共通する
動作については説明を一部省略する。
【0075】(a)コネクション設定時の動作 この第2の実施形態の場合も、コネクションの確立動作
は、第1の実施形態の場合と同様となる。すなわち、1
コネクションずつ順番に実行される。そして、その確立
順序が、図6に示すように、コネクション順序保持回路
14の順序リスト14Aに順番に格納される。
【0076】なお図6は、送信回路A、C、Bに対応す
るコネクションが順番に確立された場合の例であり、お
のおのに対応する識別子A、C、Bが順序リスト14A
に格納されている。
【0077】さて、このように全てのコネクションが確
立すると、スイッチ制御回路13は、各コネクションへ
のフレームの割り当て順序(伝送比率を含む)を決定
し、その情報を送信順序データとして、送信順序保持回
路16の送信順序リスト16Aに格納すると共に、順序
リスト14Aの先頭位置に格納されている識別子に対応
する送信回路Aに、スイッチ12の出力側を接続する。
【0078】ここで、図6に、「1」「2」「1」
「3」で表した数列は、コネクションが最初に確立され
たコネクションに、同一周期内の先頭フレームと3番目
のフレームを割り当て、2番目のフレームを3番目に確
立されたコネクションに割り当て、4番目のフレームを
2番目に確立されたコネクションに割り当てることを表
している。
【0079】なおここでのフレームの割り当て方法は、
確立されたコネクションの伝送容量比に応じて割り当て
を決定する方法に限らず、予め割り当て順序や比率が定
められている場合には、その情報に従って、フレームの
割り当てを決定することも可能である。
【0080】この送信順序リスト16Aへの格納の後、
スイッチ制御回路13は、一番最初に確立されたコネク
ション(送信回路Aに対応するコネクション)に対し
て、送信順序データを送り出し、伝送対象である情報の
伝送前に受信装置20’側に送信する。
【0081】次に、受信装置20側におけるコネクショ
ン設定時の動作を説明する。この第2の実施形態の場合
も、コネクションの確立動作は、第1の実施形態の場合
と同様となる。すなわち、コネクションが確立されるた
び、確立されたコネクションに対応する受信回路21の
識別子が、図7に示すように、その確立順に順序リスト
22Aに格納される。
【0082】なお図7は、受信回路I、III 、IIに対応
するコネクションが順番に確立された場合の例であり、
おのおのに対応する識別子I、III 、IIが順序リスト2
2Aに格納されている。
【0083】さて、このように全てのコネクションにつ
いての確立処理が終了すると、スイッチ制御回路25
は、順序リスト22Aの先頭位置に格納されている識別
子に対応する受信回路IのFIFOメモリ23に、スイ
ッチ24の入力側を接続する。
【0084】この後、スイッチ制御回路25は、接続さ
れたFIFOメモリ23を介して到来する送信順序デー
タの到来を待ち受け、その到来が確認されると、これを
送信順序保持回路27の送信順序リスト27Aに格納す
る。
【0085】以上の動作により、伝送データの送信に必
要な前処理が完了する。
【0086】(b)コネクション設定後の動作 続いて、この逆多重伝送システムにおけるコネクション
設定後の動作、すなわち、データストリームの伝送動作
について説明する。ただし、この第2の実施形態におけ
る各コネクションへのフレームの割り当ては、第1の実
施形態のように順序リスト14A及び22Aに基づいて
行われるのでなく、送信順序リスト16A及び27Aに
基づいて行われる。この動作を、図8及び図9を用いて
説明する。なお、図8は、送信装置10’側での動作を
表し、図9は、受信装置20’側での動作を表してい
る。
【0087】以下、送信側と受信側とに分け、伝送動作
の内容を説明する。
【0088】(b−1)送信動作 まず、図8を用いて、送信装置10’側の動作を説明す
る。
【0089】図8(a)は、送信装置10’側における
最初の状態を表している。最初に、スイッチ制御回路1
3は、送信順序保持回路16の送信順序リスト16Aに
アクセスし、その先頭位置に格納されているインデック
ス情報(コネクションの確立順序を表す番号)を読み出
す。
【0090】次に、スイッチ制御回路13は、コネクシ
ョン確立順序保持回路14に格納されている順序リスト
14Aを検索し、当該インデックス情報に対応する識別
子を読み出すことにより、最初の送信フレームに割り当
てるべき送信回路15を検出し、スイッチ12の出力側
を対応する送信回路15に接続する。
【0091】図8(a)では、まず、送信順序リスト1
6Aからインデックス情報「1」が読み出され、次に、
これに対応する識別子Aが順序リスト14Aから読み出
される。この結果、スイッチ制御回路13からスイッチ
12へは、送信回路Aと分割回路11とを接続するよう
に指示が出され、1番目のフレームは、スイッチ12を
介し、送信回路Aに送り出される。
【0092】次に、スイッチ制御回路13は、送信順序
リスト16Aの先頭から2番目の位置からインデックス
情報「2」を読み出すと、これに対応する識別子Cを順
序リスト14Aから読み出し、図8(b)に示すよう
に、2番目のフレームを送信回路Cを通じて送信するよ
う指示を出す。
【0093】同様に、スイッチ制御回路13は、3番目
のフレームについては、図8(c)に示すように、これ
を送信回路Aから送信するように指示を出し、4番目の
フレームについては、図8(d)に示すように、これを
送信回路Bから送信するように指示を出す。そして、送
信順序リスト16Aの最後尾位置から格納されているイ
ンデックス情報の読み出しが終了すると、再び、そのア
クセス位置を、当該送信順序リスト16Aの先頭位置に
戻り、上述の動作を繰り返し実行する。
【0094】この結果、分割回路11によって分割され
たフレームは、送信順序リスト16Aに格納されている
送信順序データに従って振り分けられることになる。
【0095】(b−2)受信動作 次に、図9を用いて、受信装置20’側の動作を説明す
る。
【0096】ただし、受信装置20’には、図9(a)
に示すように、既に、1番目から4番目までのフレーム
が到着しており、それらフレームが、それぞれに対応す
るFIFOメモリ23に格納されているものとする。ま
た、送信順序データが、最初に確立されたコネクション
を通じて既に通知されており、送信順序リスト27Aに
当該データが格納されているものとする。
【0097】かかる状態において、スイッチ制御回路2
5は、まず、送信順序リスト27Aの先頭位置にアクセ
スし、最初のフレームが送信されるコネクションのイン
デックス情報を読み出す。ここでは、インデックス情報
「1」を読み出す。
【0098】なお、インデックス情報「1」は、1番最
初に確立されたコネクションを表しているため、スイッ
チ制御回路25は、コネクション確立順序保持回路22
の順序リスト22Aの先頭位置にアクセスし、その位置
から識別子Iを読み出す。この結果、スイッチ制御回路
25は、1番目のフレームは受信回路Iを通じて受信さ
れることを確認し、スイッチ24の入力側を受信回路I
に対応するFIFOメモリ23に接続する。
【0099】次に、スイッチ制御回路25は、次の処理
タイミングで、送信順序リスト27Aの先頭から2番目
の位置からインデックス情報「2」を読み出すと、これ
に対応する識別子IIを順序リスト22Aから読み出し、
図9(b)に示すように、受信回路IIに対応するFIF
Oメモリ23と結合回路26とをスイッチ24を介して
接続する。これにより、2番目に送信されたフレームが
確実に結合回路26に入力されることになる。
【0100】同様に、スイッチ制御回路25は、3番目
のフレームについては、図9(c)に示すように、これ
を受信回路Iから受信するように指示を出し、4番目の
フレームについては、図9(d)に示すように、これを
受信回路IIから受信するように指示を出す。そして、送
信順序リスト27Aの最後尾位置から格納されているイ
ンデックス情報の読み出しが終了すると、再び、そのア
クセス位置を、当該送信順序リスト27Aの先頭位置に
戻り、上述の動作を繰り返し実行する。
【0101】この結果、各コネクション間のゆらぎ特性
の違いによるフレームの到着順序の違いに係わらず、結
合回路26に対しては、その送信時における送信順序に
基づいたフレームが、送信順序保持回路27の送信順序
リスト27Aに従って取り出されることになる。
【0102】かくして、送信回路15に対するフレーム
の割り当て順序と、受信回路21からのフレームの取り
出し順序は、パケットの到着順序に関係なく一致し、元
のデータストリームを誤りなく再現することができる。
【0103】(B−3)第2の実施形態の効果 上述の通り、第2の実施形態においては、第1の実施形
態と同様の効果に加え、フレームの割り当てを、コネク
ションの確立順序と無関係に自由に設定でき、コネクシ
ョンの管理をより柔軟に行うことができる。また、この
機能を用いれば、コネクションヘのフレームの割り当て
比を変更することも自由に実行できる。
【0104】(C)他の実施形態 (1) 上述の第1及び第2の実施形態においては、逆多重
伝送に用いるコネクション数を3として説明したが、コ
ネクション数は3に限られるものでなく、2以上の任意
の数のコネクションを用いて伝送する場合にも広く適用
し得る。
【0105】(2) 上述の第1及び第2の実施形態におい
ては、ATMネットワークを伝送路に用いる逆多重伝送
システムに適用する場合について述べたが、データスト
リームを複数のフレームに分割後、複数のコネクション
を用いて相手方に伝送する逆多重伝送システムであれ
ば、その他コネクション間のゆらぎや伝送伝搬遅延の差
によってフレームの到着順序に逆転が生じる可能性のあ
るネットワークシステムにおいても、同様に適用し得
る。
【0106】(3) また、上述の第2の実施形態において
は、送信順序データを、送信対象とするフレームの送信
に先立ち、予め最初に確立されたコネクションを介して
送信側から受信側へ伝送した以降の処理については何ら
説明しなかったが、フレーム伝送の途中に、新たに設定
された送信順序データを送信し、伝送中にフレームの割
り振りを変更するようにしても良い。
【0107】(4) また、上述の各実施形態においては言
及しなかったが、本発明を適用するネットワークシステ
ムは、有線系システムに限らず、無線系システムにも適
用し得る。
【0108】(5) また、上述の各実施形態においては言
及しなかったが、全てのコネクションが同一形態のもの
でなくても良い。逆多重伝送に用いるコネクションのう
ち例えば幾つかにアナログ電話網を用いる形態でも又
は、幾つかが有線で残りが無線であるといった形態の場
合にも同様に実施することができる。
【0109】(6) また、上述の各実施形態では言及しな
かったが、各コネクションは必ずしも、物理的に複数の
回線である必要はなく、1本の回線上に論理的に複数の
コネクションを確保する形態にも適用できる。
【0110】
【発明の効果】上述のように、本発明における伝送装置
及び伝送方法においては、各コネクションの確立時、各
コネクションの確立に寄与した自装置内の送信回路又は
受信回路に固有の識別番号を、コネクションの確立順に
保存することにより、各データ単位のそれぞれに長周期
の識別番号を付さなくとも、伝送順序を保存することが
でき、伝送効率の一層の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る逆多重伝送システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるコネクションの設定手
順を示す説明図である。
【図3】第1の実施形態における送信手順を示す説明図
である。
【図4】第1の実施形態における受信手順を示す説明図
である。
【図5】第2の実施形態における逆多重伝送システムの
構成を示すブロック図である。
【図6】送信側での送信順序データの格納及びその読み
出しを示す説明図である。
【図7】受信側での送信順序データの格納を示す説明図
である。
【図8】第2の実施形態における送信手順を示す説明図
である。
【図9】第2の実施形態における受信手順を示す説明図
である。
【符号の説明】
10、10’…送信装置、11…分割回路、12…スイ
ッチ、13…スイッチ制御回路、14…コネクション確
立順序保持回路、14A…順序リスト、15…送信回
路、16…送信順序保持回路、16A…送信順序リス
ト、20、20’…受信装置、21…受信回路、22…
コネクション確立順序保持回路、22A…順序リスト、
23…FIFOメモリ、24…スイッチ、25…スイッ
チ制御回路、26…結合回路、27…送信順序保持回
路、27A…送信順序リスト、30…コネクション。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコネクションを用い、情報を伝送
    する伝送装置において、 各コネクションの確立時、各コネクションの確立に寄与
    した自装置内の送信回路又は受信回路に固有の識別番号
    を、コネクションの確立順に保存し、各コネクションの
    識別に使用するコネクション確立順序保存回路を備える
    ことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の伝送装置は、 上記コネクション確立順序保存回路からコネクションの
    確立順に読み出される識別番号の順番に、各データ単位
    の送信又は受信に用いる送信回路又は受信回路を特定
    し、各データ単位を伝送させる制御回路を備えることを
    特徴とする伝送装置。
  3. 【請求項3】 情報の伝送に、複数のコネクションを用
    いる伝送方法において、 各コネクションの確立時、各コネクションの確立に寄与
    した自装置内の送信回路又は受信回路に固有の識別番号
    を、コネクションの確立順に保存し、各コネクションの
    識別に使用することを特徴とする伝送方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の伝送方法において、 全コネクションの確立後、保存されたコネクションの確
    立順に読み出される識別番号の順番に、各データ単位の
    送信又は受信に用いる送信回路又は受信回路を特定し、
    各データ単位を伝送させることを特徴とする伝送方法。
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