JPH11298439A - Ofdm伝送装置及び伝送方法 - Google Patents

Ofdm伝送装置及び伝送方法

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JPH11298439A
JPH11298439A JP10111398A JP11139898A JPH11298439A JP H11298439 A JPH11298439 A JP H11298439A JP 10111398 A JP10111398 A JP 10111398A JP 11139898 A JP11139898 A JP 11139898A JP H11298439 A JPH11298439 A JP H11298439A
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Shoji Miyamoto
昭司 宮本
Yoshiteru Kobayashi
良照 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
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  • Television Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路に周波数軸上で周期性のあるフェージ
ングが発生している場合でも、時間軸上の周期的な誤り
を起こさずに受信できるOFDM伝送装置を提供する。 【解決手段】 送信手段に、符号化されたシンボルを並
列化する直列並列変換手段2と、並列化されて周波数軸
上に並ぶシンボルデータのインタリーバ20と、インタリ
ーブされたシンボルデータに逆高速フーリエ変換を施す
手段3とを設け、受信手段に、受信信号に高速フーリエ
変換を施して周波数軸上に並ぶシンボルデータを復調す
る手段15と、周波数軸上に並ぶシンボルデータのデイン
タリーバ21と、デインタリーブされたシンボルデータを
直列化する並列直列変換手段16とを設けている。インタ
リーブ方法の切り替えで、データの周期的欠損を防ぐこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル地上TV
放送や移動体向けデジタル音声放送などに用いられるO
FDM(Orthgonal Frequency Division Multiplex)方
式のデジタル通信を行なう伝送装置と、その伝送方法に
関し、特に、フェージングによる伝送誤りを防ぎ、ま
た、特定の受信機へのデータ伝送を可能にするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、OFDM伝送方法については、特
開平7−79415号に記載されたものが知られてい
る。OFDMでは、データを互いに直交する多数の搬送
波(サブキャリア)に分散して伝送する。伝送されるデ
ータは、位相変調(PSK)や直交振幅変調(QAM)
などの方式のシンボルに変換され、このシンボルのI軸
成分を複素数の実数部、Q軸成分を複素数の虚数部とし
て逆高速フーリニ変換(IFFT)が行なわれ、ベース
バンドの信号が生成される。
【0003】図7に従来のOFDM伝送装置の構成を示
している。OFDM送信手段は、データをPSKやQA
Mのシンボル(符号点)に変換するシンボル符号化器1
と、変換されたシンボルをOFDMのサブキャリア数
(N)の並列シンボルデータに変換する直列並列変換器
2と、並列変換された各シンボルデータのI軸成分を複
素数の実数部、Q軸成分を複素数の虚数部と見なしてI
FFT演算を行ないOFDM変調波を多重して出力する
IFFT演算器3と、I、Q成分のデジタルデータをア
ナログ信号に変換するD/A変換器4、5と、D/A変
換器4、5の出力の帯域を制限する低域通過フィルタ
(LPF)6、7と、LPF6、7の出力を局部発振信
号で直交変調する直交変調器8と、直交変調器8の出力
の帯域を制限する帯域通過フィルタ(BPF)9と、全
体の回路の同期をとるためのタイミング信号を生成する
送信タイミング信号生成器18とで構成されている。
【0004】一方、OFDM受信手段は、伝送路10を通
じて受信した受信信号の帯域を制限するBPF11と、局
部発振信号を用いて受信信号の直交変調を復調する直交
復調器12と、直交復調器12から出力されるI、Q成分を
デジタル信号に変換するA/D変換器13、14と、A/D
変換器13、14から出力されたデジタル信号を並列に変換
した後、高速フーリエ変換(FFT)を行なってOFD
M変調波を復調するFFT演算器15と、OFDM復調さ
れたシンボルデータを直列に変換する並列直列変換器16
と、シンボルからデータを復号するシンボル復調器17
と、全体の回路の同期をとるためのタイミング信号を生
成する受信タイミング信号生成器19とで構成されてい
る。
【0005】この装置において、クロック信号が送信タ
イミング信号生成器18に入力し、送信タイミング生成器
18で生成されたタイミング信号が各送信回路に供給され
る。同様に、クロック信号が受信タイミング信号生成器
19に入力し、受信タイミング生成器19で生成されたタイ
ミング信号が各受信回路に供給される。
【0006】送信されるデータは、シンボル符号化器1
によりPSK、QAM等の符号点に変換され、I軸、Q
軸双方のシンボルデータが生成される。1つのシンボル
に関するデータは、直列並列変換器2で区切られて、O
FDMのサブキャリア数(N)の並列シンボルデータに
変換される。ここではn番目(1≦n≦N)の周波数f
nのサブキャリアで送信される並列シンボルデータのI
軸成分をan、Q軸成分をbnとしている。
【0007】IFFT演算器3は、I軸成分を複素数の
実部、Q軸成分を複素数の虚部とみなして、N個の複素
データのIFFTを行ない、N個のサブキャリアをOF
DM変調する。IFFT演算器3の出力はN個のサブキ
ャリアの変調波を多重したものとなる。IFFT演算器
3の出力は、I軸成分、Q軸成分の出力が各々、D/A
変換器4、5でD/A変換され、LPF6、7で帯域が
制限される。LPFの出力は直交変調器8に送られ、直
交変調される。
【0008】直交変調器8の出力は、BPF9で帯域が
制限され、伝送路10を伝わりOFDM受信手段へ送られ
る。
【0009】OFDM受信手段で受信された信号は、B
PF11を通り直交復調器12に入力して、直交検波され
る。直交復調器12の出力のI、Q成分は、それぞれA/
D変換器13、14でA/D変換され、FFT演算器15によ
りFFTが行なわれ、周波数fnのサブキャリアで送信
されたシンボルデータがI軸成分an、Q軸成分bn
(1≦n≦N)とするN個の並列シンボルデータに分離
される。並列シンボルデータは並列直列変換器16で直列
化され、シンボル復調器17で逐次復調され、受信データ
となる。
【0010】このようにOFDM伝送では、1つのシン
ボルがN個のサブキャリアに分散して送られるため、1
つのシンボルの送信継続時間が単一キャリア方式の約N
倍になる。そのため、マルチパスが加わっても伝送特性
の劣化が少ないという利点がある。
【0011】また、OFDMでは、複数個の連続するシ
ンボルでフレームを構成し、フレーム単位でデータ伝送
を行なう場合がある。この場合、フレームの同期を取る
ために、有効シンボルよりも送信電力を小さくしたシン
ボルをフレームに付し、これを同期シンボルとして用い
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のOFD
M送信装置では、シンボル符号化器で符号化されたシン
ボルが、直列並列変換器でN個の並列シンボルデータに
変換され、周波数軸上に並べられてIFFTが行なわれ
るため、周波数軸上で周期性を持つフェージングが伝送
路に発生している場合には、受信側では、特定のサブキ
ャリアで送信されるシンボルデータが復調できなくな
り、そのサブキャリアでのシンボルデータが届く筈の時
間周期でデータ欠損が生じることになる。
【0013】また、従来のOFDM送信装置では、送信
するシンボルを、直列並列変換器でN個の並列シンボル
データに変換し、これを周波数軸上に順番に並べてIF
FTを行なっているため、どのOFDM受信手段でも、
符号化の方法が分かれば、受信するシンボルデータを復
号してデータの内容を把握することができる。従って、
特定のOFDM受信手段にのみデータを送信することが
できないことになる。
【0014】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、伝送路に周波数軸上で周期性のあるフェ
ージングが発生している場合でも、時間軸上の周期的な
誤りを起こさずに受信することができ、また、特定の受
信機にのみデータを送ることができるOFDM伝送方法
を提供し、また、その方法を実施するOFDM伝送装置
を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、送
信側で、逆高速フーリエ変換を行なうために周波数軸上
に並べたシンボルデータを対象として、インタリーブを
行ない、受信側で、高速フーリエ変換での復調によって
得られた周波数軸上に並ぶシンボルデータを対象とし
て、デインタリーブを行なっている。
【0016】そのため、伝送路に周波数軸上の周期的な
フェージングが発生しているときでも、インタリーブの
方法を適宜切り替えることにより、時間軸上の周期的な
送信データの欠損を防ぐことができる。
【0017】また、本発明では、送信側及び受信側で、
このインタリーブまたはデインタリーブの方法を示すテ
ーブルを書き換え可能な状態で記憶させている。
【0018】そのため、送信側及び受信側で、対応する
テーブルが記憶されている場合のみ、データ伝送が可能
となり、送信側と特定の受信機との間だけでデータ伝送
を行なうことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、送信側では、送信データを符号化したシンボルを複
数に区切って並列化し、並列化したシンボルデータを周
波数軸上に並べて逆高速フーリエ変換を施すことによ
り、データをN個のサブキャリアに分散して送信し、受
信側では、受信信号に高速フーリエ変換を施して周波数
軸上に並ぶシンボルデータを復調し、並列化しているシ
ンボルデータを直列化してデータを復号するOFDM伝
送方法において、送信側では、インタリーブの方法を示
す複数のテーブルの中から選択したテーブルに従って、
並列化して周波数軸上に並べたシンボルデータのインタ
リーブを行ない、受信側では、デインタリーブの方法を
示す複数のテーブルの中から選択したテーブルに従っ
て、復調して得られた周波数軸上に並ぶシンボルデータ
のデインタリーブを行なうようにしたものであり、伝送
路に周波数軸上の周期的なフェージングが発生している
ときでも、インタリーブ方法の選択を適宜切り替えるこ
とにより、時間軸上の周期的な送信データの欠損の発生
を防ぐことができる。
【0020】請求項2に記載の発明は、受信側で選択す
べきテーブルの選択情報を、送信側から特定のサブキャ
リアを用いて受信側に送信するようにしたものであり、
送信するシンボル毎にインタリーブの方法を変更したり
することが可能となる。
【0021】請求項3に記載の発明は、送信側が、送信
データの連続する複数個のシンボルと、このシンボルに
比べて送信電力が小さい同期シンボルとでフレームを構
成し、このフレームを受信側に送信するときに、同期シ
ンボルの送信時期に、受信側に既知のサブキャリアを使
ってテーブルの選択情報を送信するようにしたものであ
り、同期シンボルの送信時期にテーブル選択情報を送っ
ているため、有効なデータを減らすことなくインタリー
ブ選択情報を伝えることが可能となる。
【0022】請求項4に記載の発明は、テーブルで、フ
レームごとのインタリーブの方法を規定するようにした
ものであり、フレームごとにインタリーブの方法を切り
替えることができる。
【0023】請求項5に記載の発明は、テーブルで、フ
レームのシンボルごとのインタリーブの方法を規定する
ようにしたものであり、フレームのシンボル数が一定で
ある場合、そのシンボルごとにインタリーブの方法を切
り替えることができる。
【0024】請求項6に記載の発明は、送信側が、シン
ボルごとにインタリーブの方法を定め、シンボルを複数
のサブキャリアに分散して送信するとき、サブキャリア
の一部を使用してそのシンボルの次のシンボルでのイン
タリーブの方法を示すテーブルの選択情報を送信し、受
信側では、受信したテーブルの選択情報を保持して、次
に受信するシンボルでのデインタリーブに用いるように
したものであり、フレームのシンボル数が一定でないと
きでも、シンボルごとのインタリーブの方法の切り替え
が可能となる。
【0025】請求項7に記載の発明は、送信側及び受信
側で、インタリーブまたはデインタリーブの方法を示す
テーブルが書き換え可能な状態で記憶され、送信側及び
受信側で、対応するテーブルが記憶されているときの
み、データ伝送が可能となるようにしたものであり、送
信側と特定の受信機との間だけでデータを伝送すること
が可能となる。
【0026】請求項8に記載の発明は、このテーブル
で、全サブキャリアの内の一部のサブキャリアに対して
インタリーブが行なわれるように規定するようにしたも
のであり、送信シンボルの一部のデータ伝送が特定の受
信機に対してのみ可能となる。
【0027】請求項9に記載の発明は、送信データを符
号化する符号化手段と、符号化されたシンボルを複数に
区切って並列化する直列並列変換手段と、並列化されて
周波数軸上に並ぶシンボルデータに逆高速フーリエ変換
を施す逆高速フーリエ変換手段とを具備し、データをN
個のサブキャリアに分散して送信するOFDM送信手段
と、受信信号に高速フーリエ変換を施して周波数軸上に
並ぶシンボルデータを復調する高速フーリエ変換手段
と、並列化されたシンボルデータを直列化する並列直列
変換手段と、データを復号する復号手段とを具備するO
FDM受信手段とから成るOFDM伝送装置において、
OFDM送信手段に、並列化されて周波数軸上に並ぶシ
ンボルデータのインタリーブを行なうインタリーブ手段
と、インタリーブの方法を示す複数のテーブルと、複数
のテーブルからインタリーブ手段で行なうべきインタリ
ーブの方法が示されたテーブルを選択するテーブル選択
手段とを設け、OFDM受信手段に、復調されて周波数
軸上に並ぶシンボルデータのデインタリーブを行なうデ
インタリーブ手段と、デインタリーブの方法を示す複数
のテーブルと、複数のテーブルからデインタリーブ手段
で行なうべきデインタリーブの方法が示されたテーブル
を選択するテーブル選択手段とを設けたものであり、伝
送路に周波数軸上の周期的なフェージングが発生してい
る場合でも、インタリーブ方法の選択を複数の方法の中
から適宜切り替えることにより、送信データの時間軸上
の周期的欠損の発生を防ぐことができる。
【0028】請求項10に記載の発明は、OFDM送信
手段に、テーブル選択手段の選択動作を規定する「テー
ブル選択データ」を符号化する選択情報符号化手段を設
け、この選択情報符号化手段で符号化されたシンボルデ
ータに、インタリーブ手段で特定のサブキャリアを割り
当てて、テーブル選択データを特定のサブキャリアを用
いて送信し、OFDM受信手段に、特定のサブキャリア
のデータを分離する選択情報分離手段と、分離されたデ
ータからテーブル選択データを復調する選択情報復調手
段とを設け、テーブル選択手段が、復調されたテーブル
選択データに基づいてテーブルを選択するようにしたも
のであり、テーブル選択情報を、送信側から受信側にデ
ータ伝送で伝えることができる。
【0029】請求項11に記載の発明は、OFDM送信
手段が、送信データの連続する複数個のシンボルと、こ
のシンボルに比べて送信電力が小さい同期シンボルとで
フレームを構成して送信するとともに、同期シンボルの
送信時期に、特定のサブキャリアを使ってテーブル選択
データを送信し、OFDM受信手段が、同期シンボルの
受信を判別する同期信号判別手段を設け、同期信号判別
手段からの判別情報に基づいて、選択情報分離手段が特
定のサブキャリアのデータを分離し、選択情報復調手段
が分離されたデータからテーブル選択データを復調し、
テーブル選択手段がテーブル選択データに基づいてテー
ブルを選択するようにしたものであり、同期シンボルの
送信時期にテーブル選択情報が送られるため、有効なデ
ータを減らすことなくインタリーブ選択情報の伝送が可
能となる。
【0030】請求項12に記載の発明は、OFDM送信
手段が、シンボルを複数のサブキャリアに分散して送信
するとき、サブキャリアの一部を使用してそのシンボル
の次のシンボルで使用するテーブル選択データを送信
し、OFDM受信手段に、受信したテーブル選択データ
を保持するテーブル選択情報記憶手段を設け、次のシン
ボルを受信したとき、テーブル選択情報記憶手段に保持
されているテーブル選択データに基づいてテーブル選択
手段がテーブルを選択し、デインタリーブ手段が、その
テーブルに示されている方法に従ってデインタリーブを
行ない、選択情報分離手段がそのテーブルに示されてい
る方法に従って特定のサブキャリアのデータを分離し、
選択情報復調手段が分離されたデータからその次のシン
ボルで使用されるテーブル選択データを復調し、テーブ
ル選択情報記憶手段が、復調されたテーブル選択データ
を保持するようにしたものであり、フレームに含まれる
シンボル数が一定でなくても、シンボルごとのデインタ
リーブの方法を切り替えることができる。
【0031】請求項13に記載の発明は、OFDM送信
手段に、インタリーブの方法を示すテーブルを記憶する
インタリーブテーブル記憶手段と、インタリーブテーブ
ル記憶手段に記憶されたテーブルを書き換える書き込み
手段とを設け、OFDM受信手段に、デインタリーブの
方法を示すテーブルを記憶するデインタリーブテーブル
記憶手段と、デインタリーブテーブル記憶手段に記憶さ
れたテーブルを書き換える書き込み手段とを設け、OF
DM送信手段のインタリーブテーブル記憶手段に記憶さ
れたテーブルとOFDM受信手段のデインタリーブテー
ブル記憶手段に記憶されたテーブルとが対応関係にある
場合のみ、OFDM送信手段とOFDM受信手段との間
のデータ伝送が可能になるようにしたものであり、特定
の受信機だけにデータ伝送することが可能となる。
【0032】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0033】(第1の実施形態)第1の実施形態のOF
DM伝送装置は、図1に示すように、OFDM送信手段
は、データをPSKやQAMのシンボルに変換するシン
ボル符号化器1と、変換されたシンボルをOFDMのサ
ブキャリア数(N)の並列シンボルデータに変換する直
列並列変換器2と、直列並列変換された並列シンボルデ
ータを並び替えるインタリーバ20と、インタリーバ20か
ら並列的に出力された各シンボルデータのI軸成分を複
素数の実数部、Q軸成分を複素数の虚数部と見なしてI
FFT演算を行ない、OFDM変調波を多重して出力す
るIFFT演算器3と、I、Q成分のデジタルデータを
アナログ信号に変換するD/A変換器4、5と、D/A
変換器4、5の出力の帯域を制限するLPF6、7と、
LPF6、7の出力を局部発振信号で直交変調する直交
変調器8と、直交変調器8の出力の帯域を制限するBP
F9と、タイミング信号を生成する送信タイミング信号
生成器18とを備え、また、インタリーバ20の動作を規定
する構成として、インタリーバ20でのインタリーブの方
法が記述された複数のインタリーブテーブル22と、複数
のインタリーブテーブル22の内の1つを選択するテーブ
ル選択器24とを備えている。
【0034】一方、OFDM受信手段は、伝送路10を通
じて受信した受信信号の帯域を制限するBPF11と、局
部発振信号を用いて受信信号の直交変調を復調する直交
復調器12と、直交復調器12から出力されるI、Q成分を
デジタル信号に変換するA/D変換器13、14と、A/D
変換器13、14から出力されたデジタル信号を並列に変換
した後、高速フーリエ変換(FFT)を行なってOFD
M変調波を復調するFFT演算器15と、復調された並列
シンボルデータを並び替えるデインタリーバ21と、デイ
ンタリーバ21から出力された並列シンボルデータを直列
に変換する並列直列変換器16と、シンボルからデータを
復号するシンボル復調器17と、全体の回路の同期をとる
ためのタイミング信号を生成する受信タイミング信号生
成器19とを備え、また、デインタリーバ21の動作を規定
する構成として、デインタリーバ21でのインタリーブの
方法が記述された複数のデインタリーブテーブル23と、
複数のデインタリーブテーブル23の内の1つを選択する
テーブル選択器25とを備えている。
【0035】この装置は、従来のOFDM伝送装置(図
7)と比べて、OFDM送信手段では、インタリーバ2
0、インタリーブテーブル22及びテーブル選択器24が加
わり、OFDM受信手段では、デインタリーバ21、デイ
ンタリーブテーブル23及びテーブル選択器25が加わった
点が相違している。
【0036】OFDM送信手段に入力した送信データ
は、シンボル符号化器1でPSK、QAM等の符号点に
変換され、I軸、Q軸双方のシンボルデータが生成され
る。このシンボルデータは、直列並列変換器2により、
OFDMのサブキャリア数(N)の並列シンボルデータ
に変換される。ここではn番目(1≦n≦N)の周波数
fnのサブキャリアで送信される並列シンボルデータの
I軸成分をan、Q軸成分をbnとしている。
【0037】インタリーバ20は、直列並列変換器2から
出力された並列シンボルデータのn番目(1≦n≦N)
をnc番目(1≦nc≦N)に並び替える。ここでは、
nc番目の並列シンボルデータのI軸成分をa'nc、
Q軸成分をb'ncで表しているが、a'nc=ac、
b'nc=bcである。このncはnと必ずしも一致し
ない。この並び替えは、テーブル選択器24がインタリー
ブ・テーブル選択信号に基づいて選択したインタリーブ
テーブル22の内容に従って行なわれる。
【0038】IFFT演算器3は、インタリーブされた
シンボルデータのI軸成分を複素数の実部、Q軸成分を
複素数の虚部とみなして、N個の複素データのIFFT
を行ない、N個のサブキャリアをOFDM変調する。I
FFT演算器3の出力はN個のサブキャリアの変調波を
多重したものとなる。IFFT演算器3の出力は、I軸
成分、Q軸成分の出力が各々、D/A変換器4、5でD
/A変換され、LPF6、7で帯域が制限され、LPF
6、7の出力が直交変調器8に送られて、直交変調され
る。
【0039】直交変調器8の出力は、BPF9で帯域が
制限され、伝送路10を伝わりOFDM受信手段へ送られ
る。
【0040】OFDM受信手段で受信された信号は、B
PF11を通り直交復調器12に入力して、直交検波され
る。直交復調器12の出力のI、Q成分は、それぞれA/
D変換器13、14でA/D変換され、FFT演算器15によ
りFFTが行なわれ、周波数fncのサブキャリアで送
信されたシンボルデータの各々が、I軸成分a'nc、Q
軸成分b'nc(1≦nc≦N)とするN個の並列シンボ
ルデータに分離される。
【0041】デインタリーバ21は、FFT演算器15から
出力された並列シンボルデータのnc番目(1≦nc≦
N)をn(1≦n≦N)番目に並び替え、I軸成分をa
n、Q軸成分をbnとする並列シンボルデータに変換す
る。この並び替えは、テーブル選択器25がデインタリー
ブ・テーブル選択信号に基づいて選択したデインタリー
ブテーブル23の内容に従って行なわれる。
【0042】並び替えられたシンボルは、並列直列変換
器16で直列化され、シンボル復調器17で逐次復調され、
受信データとなる。
【0043】図2はインタリーバ20及びデインタリーバ
21の動作を示している。インタリーバ20は、テーブルデ
ータに従い、並列シンボルデータの内、I軸成分がa
n、Q軸成分がbn(1≦n≦N)であるn番目(1≦
n≦N)のシンボルデータ32を、I軸成分がa'nc、Q
軸成分がb'ncで表されたnc番目(1≦nc≦N)の
シンボル33に並べ替える。このnc番目のシンボルは、
サブキャリアfncの周波数で送信される。つまり、イ
ンタリーブしない場合に、I軸成分がan、Q軸成分が
bnであるシンボル32は、fnの周波数のサブキャリア
で送信されるが、インタリーブによりfncの周波数で
送信されることになる。
【0044】一方、デインタリーバ21は、I軸成分が
a'nc、Q軸成分がb'nc(1≦nc≦N)で表された
周波数fncのシンボル33を、テーブルデータに従い、
I軸成分がan、Q軸成分がbn(1≦n≦N)である
n番目(1≦n≦N)のシンボル32に並べ替える。
【0045】このように、シンボルの並び替えと並び替
えたシンボルを元に戻す動作とを内容とするインタリー
ブテーブル及びデインタリーブテーブルの組を複数個準
備して、その組を選択することにより、複数の方法で並
び替えを行なった上でデータを伝送することが可能とな
る。
【0046】この選択を適宜切り替えることにより、あ
る周波数のサブキャリアで送信されるデータは、時間軸
上で周期的な配置を取らなくなり、周波数軸上で周期的
なフェージングが発生している伝送路でデータを送信す
るときでも、送信データの周期的な欠損を無くすことが
可能となる。
【0047】(第2の実施形態)第2の実施形態のOF
DM伝送装置は、インタリーブテーブルの選択情報をサ
ブキャリアで受信側に送信する。
【0048】この装置は、図3に示すように、OFDM
送信手段が、テーブル選択データ26を符号化する選択情
報シンボル符号化器27を備えており、また、OFDM受
信手段が、テーブルの選択情報が伝送される特定のサブ
キャリアのシンボルデータを分離する選択情報シンボル
分離器29と、そのシンボルデータを復調する選択情報シ
ンボル復調器28とを備えている。その他の構成は第1の
実施形態(図1)と変わりがない。
【0049】インタリーブテーブルの選択情報は、次の
方法で、特定のサブキャリアにより送信される。
【0050】OFDM送信手段に入力した送信データ
は、シンボル符号化器1でPSK、QAM等の符号点に
変換されてI軸、Q軸双方のシンボルデータが生成さ
れ、直列並列変換器2でOFDMのサブキャリア数
(N)からLを引いたN−L個の並列シンボルデータに
変換され、I軸成分がan、Q軸成分がbn(1≦n≦
N−L)の並列シンボルデータとしてインタリーバ20に
入力する。テーブル選択データ26も、選択情報シンボル
符号化器27で、送信データと同様にシンボル化され、I
軸成分がcn、Q軸成分がdn(1≦n≦L)のL個の
並列シンボルデータとして、インタリーバ20に入力す
る。
【0051】インタリーバ20は、テーブル選択情報につ
いては受信側が既知のサブキャリアを割り当て、また、
送信データについては、選択されたインタリーブテーブ
ルに基づいて送信するサブキャリアを割り当てる。
【0052】それらのデータはIFFT演算部3でIF
FTされ、それ以降は第1の実施形態とまったく同様の
動作で送信信号が作られる。
【0053】一方、OFDM受信手段では、FFT演算
器15までは第1の実施形態と同じ動作が行なわれる。
【0054】選択情報シンボル分離器29は、FFT演算
器15から得られる並列シンボルデータの内、テーブル選
択情報の送信に用いられた特定のサブキャリアのシンボ
ルを分離する。選択情報シンボル復調器28は、分離され
たシンボルを復調し、テーブル選択情報を再生する。こ
のテーブル選択情報は、テーブル選択器25に出力され、
テーブル選択器25は、このテーブル選択情報に基づい
て、デインタリーブテーブル23を選択する。
【0055】デインタリーバ21は、選択されたデインタ
リーブテーブル23の内容に従って、テーブル選択情報の
送信に用いられた特定のサブキャリア以外のサブキャリ
アのシンボルを並び替える。デインタリーバ21以降の動
作は、第1の実施形態と同じである。
【0056】こうして、特定のサブキャリアでテーブル
の選択情報を送信することが可能となる。
【0057】(第3の実施形態)第3の実施形態のOF
DM伝送装置は、フレームごとにインタリーブ方法を変
更する。
【0058】この装置では、連続する複数個のシンボル
でフレームを構成し、フレーム単位でシンボルを送信す
る。OFDM方式では、シンボルをフレームで送信する
場合、図4(a)に示すように、フレームの同期を取る
ための同期信号を、有効シンボルよりも送信電力が小さ
いシンボル34で作成している。この実施形態のOFDM
伝送装置では、OFDM送信手段が、この同期シンボル
34中にインタリーブ方法の選択情報を含めて送信し、O
FDM受信手段が、同期シンボルを識別してインタリー
ブ方法の選択情報を取得する。
【0059】そのため、OFDM送信手段では、同期シ
ンボルの送信期間に、同期信号として判別できる小さい
電力値で、図4(b)に示すように、全サブキャリア35
の内の1部のサブキャリア36を送信し、このサブキャリ
アでテーブルの選択情報を伝送する。
【0060】この装置は、図5に示すように、OFDM
受信手段が、同期信号を識別する同期信号判別器31を備
えている。その他の構成は第2の実施形態(図3)と変
わりがない。
【0061】OFDM送信手段は、同期シンボルの送信
時に、送信データのシンボルのI軸成分an、Q軸成分
bn(1≦n≦N−L)のすべてを0にするとともに、
I軸成分がcn、Q軸成分がdn(1≦n≦L)である
テーブル選択情報のシンボルデータに対して、受信手段
に既知の周波数をインタリーバ20で割り当てて同期信号
を生成し、送信する。
【0062】次に、送信データの有効シンボルの送信時
には、1つのシンボルをN個のシンボルデータに区分
し、I軸成分がan、Q軸成分がbn(1≦n≦N)で
あるn番目の並列シンボルデータを、選択したテーブル
に従ってインタリーブし、I軸成分がanc、Q軸成分
がbncのnc番目(1≦nc≦N)の並列シンボルデ
ータに変換して送信する。このとき、L=0とし、テー
ブル選択情報は送信しない。
【0063】選択したテーブルには、このフレームにお
けるnとncとの関係が規定されている。
【0064】OFDM受信手段の同期信号判別器31は、
この同期信号を判別する。これを受けて、選択情報シン
ボル分離器29は、同期シンボル中の有効なサブキャリア
のシンボルデータを分離し、選択情報シンボル復調器28
は、分離されたシンボルデータを復調してテーブル選択
情報を再生する。このテーブル選択情報はテーブル選択
器25に出力され、同期シンボル受信時にデインタリーブ
テーブル23を選択することが許可される。
【0065】このように、この装置では、フレーム毎に
インタリーブ方法を変更することが可能となる。
【0066】(第4の実施形態)第4の実施形態のOF
DM伝送装置は、シンボルごとにインタリーブ方法を変
更する。
【0067】この装置は、図5の構成を備えており、こ
のインタリーブテーブル22には、同期シンボルに続く各
シンボルのインタリーブ方法が順番に規定されている。
但し、1フレームに含まれるシンボル数は一定(既定
値)であるとする。テーブル選択器24は、フレーム毎に
テーブルを選択し、インタリーバ20は、選択されたテー
ブルの内容に従って、シンボルごとに方法を換えてイン
タリーブを実行する。
【0068】また、デインタリーブテーブル23には、イ
ンタリーブテーブル22に対応して、同期シンボルに続く
各シンボルのデインタリーブ方法が順番に規定され、デ
インタリーバ21は、テーブル選択器25で選択されたテー
ブルの内容に従って、シンボルごとに方法を換えてデイ
ンタリーブを実行する。
【0069】このように、テーブルにシンボルごとのイ
ンタリーブ方法を規定することにより、シンボルごとの
インタリーブが可能となる。
【0070】(第5の実施形態)第5の実施形態のOF
DM伝送装置は、1フレームに含まれるシンボル数が一
定でない場合でも、シンボルごとのインタリーブ方法の
変更が可能である。
【0071】この装置は、図6に示すように、OFDM
受信手段が、復調されたデインタリーブデータを保持す
るテーブル選択情報記憶装置30を備えている。また、イ
ンタリーブテーブル22及びデインタリーブテーブル23に
は、シンボルを対象とするインタリーブの方法またはデ
インタリーブの方法が規定されている。その他の構成は
第3の実施形態(図5)と変わりがない。
【0072】この装置では、シンボルを複数のサブキャ
リアに分散して伝送する場合に、そのサブキャリアの一
部を使って、次に送信するシンボルのインタリーブ情報
を送信する。受信側は、受信したサブキャリアからイン
タリーブ情報を抽出してテーブル選択情報記憶装置30に
保持し、これを次に受信したシンボルのデインタリーブ
に使用する。
【0073】この動作を、順を追って説明する。
【0074】OFDM送信手段は、同期シンボルの送信
時に、I軸成分がcn、Q軸成分がdn(1≦n≦L)
であるシンボルデータを、受信装置に既知のサブキャリ
アで送信し、デインタリーブテーブル23の選択の初期値
を送信する。
【0075】次の有効シンボルの送信時には、I軸成分
がan、Q軸成分がbn(1≦n≦N−L)である送信
データのシンボルデータと、次のシンボルのインタリー
ブの方法を示すI軸成分がcn、Q軸成分がdn(1≦
n≦L)のシンボルデータとをインタリーバ15に入力す
る。
【0076】インタリーバ15は、1つ前のシンボルで送
信しているインタリーブ情報を基に、I軸成分がan、
Q軸成分がbn(1≦n≦N−L)である送信データの
シンボルデータと、I軸成分がcn、Q軸成分がdn
(1≦n≦L)であるインタリーブ方法を示すシンボル
データとの両方をインタリーブする。
【0077】インタリーバ21以降のOFDM送信手段の
動作は、第1の実施形態と同じである。
【0078】OFDM受信手段では、同期信号判別器31
が同期信号を判別して、選択情報シンボル分離器29に通
知し、選択情報シンボル分離器29は、同期シンボル中の
有効なサブキャリアのシンボルデータを分離し、選択情
報シンボル復調器28は、分離されたシンボルデータを復
調してテーブル選択情報を再生する。このテーブル選択
情報(デインタリーブテーブル23の選択情報)は、次の
シンボルが送信されるまでテーブル選択情報記憶装置30
で保持される。
【0079】次のシンボルが送信されてくると、テーブ
ル選択情報記憶装置30で保持されたデインタリーブテー
ブル23の選択情報はテーブル選択器25に出力され、テー
ブル選択器25は、この選択情報を基に選択したデインタ
リーブテーブル23をデインタリーバ21と選択情報シンボ
ル分離器29とに出力する。デインタリーバ21は、選択さ
れたデインタリーブテーブル23の内容に従って、次のシ
ンボルに関するシンボルデータの並べ換えを行ない、ま
た、選択情報シンボル分離器29は、選択されたデインタ
リーブテーブル23の内容に従って、次に送信されるシン
ボルのデインタリーブ情報に関するシンボルデータを分
離する。分離されたデインタリーブ情報に関するシンボ
ルデータは選択情報シンボル復調器28に入力し、選択情
報シンボル復調器28は、分離されたシンボルデータを復
調してテーブル選択情報を再生し、このテーブル選択情
報は、次のシンボルが送信されるまでテーブル選択情報
記憶装置30で保持される。
【0080】こうした動作の繰り返しにより、このOF
DM伝送装置では、シンボルごとのインタリーブ方法の
変更が可能となる。
【0081】(第6の実施形態)第6の実施形態のOF
DM伝送装置は、特定の送信手段と受信手段との間での
みデータを伝送することができる。
【0082】この装置は、図1において、OFDM送信
手段のインタリーブテーブル22と、OFDM受信手段の
デインタリーブテーブル23とが、それぞれ、書き換え可
能な記憶手段に書き込まれており、これらの記憶手段へ
の書き込みを行なう書き込み手段を併せて具備してい
る。その他の構成は第1の実施形態と変わりがない。
【0083】この伝送装置では、OFDM送信手段の記
憶手段に書き込まれているインタリーブテーブル22と、
OFDM受信手段の記憶手段に書き込まれているデイン
タリーブテーブル23とが一致しない場合には復調動作が
できず、それらが一致する特定のOFDM送信手段とO
FDM受信手段との間でのみ、データの送受信が可能と
なる。
【0084】また、この場合、インタリーブテーブル22
及びデインタリーブテーブル23のテーブルデータは、全
部のサブキャリアの中の1部のサブキャリアに対しての
みインタリーブを行なうものであってもよい。こうする
ことにより、送信手段及び受信手段の双方で持たれてい
るテーブルが一致しないときには、送信シンボルの1部
の復調動作が、受信側で、できなくなる。
【0085】なお、この第6の実施形態の構成は、第1
の実施形態だけでなく、図3、5、6に示す第2、第
3、第4及び第5の実施形態にも適用することができ
る。
【0086】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のOFDM伝送方法は、伝送路に周波数軸上の周期的な
フェージングが発生しているときでも、時間軸上の周期
的な送信データの欠損を防ぐことができる。
【0087】また、送信側が、特定の受信機との間だけ
でデータ伝送を行なうことが可能となる。
【0088】また、本発明のOFDM伝送装置は、こう
したOFDM伝送方法を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第6の実施形態におけるOF
DM伝送装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施形態におけるOFDM伝送
方法を説明する図、
【図3】本発明の第2の実施形態におけるOFDM伝送
装置の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第3の実施形態におけるOFDM伝送
方法を説明する図、
【図5】本発明の第3及び第4の実施形態におけるOF
DM伝送装置の構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第5の実施形態におけるOFDM伝送
装置の構成を示すブロック図、
【図7】従来のOFDM伝送装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 シンボル符号化器 2 直列並列変換器 3 IFFT演算器 4 D/A変換器 5 D/A変換器 6 LPF 7 LPF 8 直交変調器 9 BFP 1O 伝送路 11 BPF 12 直交復調器 13 A/D変換器 14 A/D変換器 15 FFT演算器 16 並列直列変換器 17 シンボル復調器 18 送信タイミング生成器 19 受信タイミング生成期 20 インタリーバ 21 デインタリーバ 22 インタリーブテーブル 23 デインタリーブテーブル 24 テーブル選択器 25 テーブル選択器 26 テーブル選択データ 27 選択情報シンボル符号化器 28 選択情報シンボル復調器 29 選択情報シンボル分離器 30 テーブル選択情報記憶装置 31 同期信号判別器 32 インタリーブ前シンボル 33 インタリーブ後シンボル 34 同期シンボル 35 OFDM全サブキャリア 36 同期信号中に送信するサブキャリア

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側では、送信データを符号化したシ
    ンボルを複数に区切って並列化し、並列化したシンボル
    データを周波数軸上に並べて逆高速フーリエ変換を施す
    ことにより、データをN個のサブキャリアに分散して送
    信し、受信側では、受信信号に高速フーリエ変換を施し
    て周波数軸上に並ぶシンボルデータを復調し、並列化し
    ている前記シンボルデータを直列化してデータを復号す
    るOFDM伝送方法において、 送信側では、インタリーブの方法を示す複数のテーブル
    の中から選択したテーブルに従って、前記並列化して周
    波数軸上に並べたシンボルデータのインタリーブを行な
    い、 受信側では、デインタリーブの方法を示す複数のテーブ
    ルの中から選択したテーブルに従って、前記復調して得
    られた周波数軸上に並ぶシンボルデータのデインタリー
    ブを行なうことを特徴とするOFDM伝送方法。
  2. 【請求項2】 受信側で選択すべき前記テーブルの選択
    情報を、送信側から特定のサブキャリアを用いて受信側
    に送信することを特徴とする請求項1に記載のOFDM
    伝送方法。
  3. 【請求項3】 送信側が、送信データの連続する複数個
    のシンボルと、前記シンボルに比べて送信電力が小さい
    同期シンボルとでフレームを構成し、このフレームを受
    信側に送信するときに、前記同期シンボルの送信時期
    に、受信側に既知のサブキャリアを使って前記テーブル
    の選択情報を送信することを特徴とする請求項2に記載
    のOFDM伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記テーブルで、前記フレームごとのイ
    ンタリーブの方法を規定することを特徴とする請求項3
    に記載のOFDM伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記テーブルで、前記フレームのシンボ
    ルごとのインタリーブの方法を規定することを特徴とす
    る請求項3に記載のOFDM伝送方法。
  6. 【請求項6】 送信側が、シンボルごとにインタリーブ
    の方法を定め、シンボルを複数のサブキャリアに分散し
    て送信するとき、前記サブキャリアの一部を使用して前
    記シンボルの次のシンボルでのインタリーブの方法を示
    すテーブルの選択情報を送信し、受信側では、受信した
    前記テーブルの選択情報を保持して、次に受信するシン
    ボルでのデインタリーブに用いることを特徴とする請求
    項1に記載のOFDM伝送方法。
  7. 【請求項7】 送信側及び受信側で、前記インタリーブ
    またはデインタリーブの方法を示すテーブルが書き換え
    可能な状態で記憶され、送信側及び受信側で、対応する
    テーブルが記憶されているときのみ、データ伝送が可能
    となることを特徴とする請求項1乃至6に記載のOFD
    M伝送方法。
  8. 【請求項8】 前記テーブルで、全サブキャリアの内の
    一部のサブキャリアに対してインタリーブが行なわれる
    ように規定されていることを特徴とする請求項7に記載
    のOFDM伝送方法。
  9. 【請求項9】 送信データを符号化する符号化手段と、
    符号化されたシンボルを複数に区切って並列化する直列
    並列変換手段と、並列化されて周波数軸上に並ぶシンボ
    ルデータに逆高速フーリエ変換を施す逆高速フーリエ変
    換手段とを具備し、データをN個のサブキャリアに分散
    して送信するOFDM送信手段と、受信信号に高速フー
    リエ変換を施して周波数軸上に並ぶシンボルデータを復
    調する高速フーリエ変換手段と、並列化された前記シン
    ボルデータを直列化する並列直列変換手段と、データを
    復号する復号手段とを具備するOFDM受信手段とから
    成るOFDM伝送装置において、 OFDM送信手段が、前記並列化されて周波数軸上に並
    ぶシンボルデータのインタリーブを行なうインタリーブ
    手段と、インタリーブの方法を示す複数のテーブルと、
    前記複数のテーブルから前記インタリーブ手段で行なう
    べきインタリーブの方法が示されたテーブルを選択する
    テーブル選択手段とを具備し、 OFDM受信手段が、前記復調されて周波数軸上に並ぶ
    シンボルデータのデインタリーブを行なうデインタリー
    ブ手段と、デインタリーブの方法を示す複数のテーブル
    と、前記複数のテーブルから前記デインタリーブ手段で
    行なうべきデインタリーブの方法が示されたテーブルを
    選択するテーブル選択手段とを具備することを特徴とす
    るOFDM伝送装置。
  10. 【請求項10】 OFDM送信手段が、前記テーブル選
    択手段の選択動作を規定するテーブル選択データについ
    て符号化する選択情報符号化手段を具備し、前記選択情
    報符号化手段で符号化されたシンボルデータに、前記イ
    ンタリーブ手段から特定のサブキャリアを割り当てて、
    前記テーブル選択データを特定のサブキャリアを用いて
    送信し、OFDM受信手段が、前記特定のサブキャリア
    のデータを分離する選択情報分離手段と、分離されたデ
    ータから前記テーブル選択データを復調する選択情報復
    調手段とを具備し、前記テーブル選択手段が復調された
    テーブル選択データに基づいてテーブルを選択すること
    を特徴とする請求項9に記載のOFDM伝送装置。
  11. 【請求項11】 OFDM送信手段が、送信データの連
    続する複数個のシンボルと、前記シンボルに比べて送信
    電力が小さい同期シンボルとでフレームを構成して送信
    するとともに、前記同期シンボルの送信時期に、特定の
    サブキャリアを使って前記テーブル選択データを送信
    し、OFDM受信手段が、同期シンボルの受信を判別す
    る同期信号判別手段を具備し、前記同期信号判別手段か
    らの判別情報に基づいて、前記選択情報分離手段が前記
    特定のサブキャリアのデータを分離し、前記選択情報復
    調手段が分離されたデータから前記テーブル選択データ
    を復調し、前記テーブル選択手段が前記テーブル選択デ
    ータに基づいてテーブルを選択することを特徴とする請
    求項10に記載のOFDM伝送装置。
  12. 【請求項12】 OFDM送信手段が、シンボルを複数
    のサブキャリアに分散して送信するとき、前記サブキャ
    リアの一部を使用して前記シンボルの次のシンボルで使
    用する前記テーブル選択データを送信し、OFDM受信
    手段が、受信した前記テーブル選択データを保持するテ
    ーブル選択情報記憶手段を具備し、次のシンボルを受信
    したとき、前記テーブル選択情報記憶手段に保持されて
    いるテーブル選択データに基づいて前記テーブル選択手
    段がテーブルを選択し、前記デインタリーブ手段が、前
    記テーブルに示されている方法に従ってデインタリーブ
    を行ない、前記選択情報分離手段が前記テーブルに示さ
    れている方法に従って特定のサブキャリアのデータを分
    離し、前記選択情報復調手段が分離されたデータからそ
    の次のシンボルで使用されるテーブル選択データを復調
    し、前記テーブル選択情報記憶手段が、復調されたテー
    ブル選択データを保持することを特徴とする請求項11
    に記載のOFDM伝送装置。
  13. 【請求項13】 OFDM送信手段が、インタリーブの
    方法を示すテーブルを記憶するインタリーブテーブル記
    憶手段と、前記インタリーブテーブル記憶手段に記憶さ
    れたテーブルを書き換える書き込み手段とを具備し、O
    FDM受信手段が、デインタリーブの方法を示すテーブ
    ルを記憶するデインタリーブテーブル記憶手段と、前記
    デインタリーブテーブル記憶手段に記憶されたテーブル
    を書き換える書き込み手段とを具備し、OFDM送信手
    段の前記インタリーブテーブル記憶手段に記憶されたテ
    ーブルとOFDM受信手段の前記デインタリーブテーブ
    ル記憶手段に記憶されたテーブルとが対応関係にある場
    合のみ、OFDM送信手段とOFDM受信手段との間の
    データ伝送が可能になることを特徴とする請求項9に記
    載のOFDM伝送装置。
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