JPH11297831A - コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セルおよびアートワークデータの作成方法 - Google Patents
コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セルおよびアートワークデータの作成方法Info
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- JPH11297831A JPH11297831A JP10094397A JP9439798A JPH11297831A JP H11297831 A JPH11297831 A JP H11297831A JP 10094397 A JP10094397 A JP 10094397A JP 9439798 A JP9439798 A JP 9439798A JP H11297831 A JPH11297831 A JP H11297831A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レイアウトの作成ならびにレイアウト検証を
容易に行うこと。 【解決手段】 コンタクトセル100は、下地層101
と、配線102と、それをつなぐコンタクト103とか
ら構成されている。配線102は、コンタクト102の
左右方向(横方向)に対して上下方向(縦方向)に配線
の後退分だけ長く伸ばされている。この配線102を延
在させる方向は、上下方向(縦方向)ではなく左右方向
(横方向)でも良い。
容易に行うこと。 【解決手段】 コンタクトセル100は、下地層101
と、配線102と、それをつなぐコンタクト103とか
ら構成されている。配線102は、コンタクト102の
左右方向(横方向)に対して上下方向(縦方向)に配線
の後退分だけ長く伸ばされている。この配線102を延
在させる方向は、上下方向(縦方向)ではなく左右方向
(横方向)でも良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模集積回路
(LSI)や論理回路などの集積回路を設計開発する計
算機援用設計(CAD)に関し、特に、レイアウト設計
工程におけるアートワークデータの作成方法およびそれ
を構成するコンタクトセル、スルーホールセル、多層配
線セルに関する。
(LSI)や論理回路などの集積回路を設計開発する計
算機援用設計(CAD)に関し、特に、レイアウト設計
工程におけるアートワークデータの作成方法およびそれ
を構成するコンタクトセル、スルーホールセル、多層配
線セルに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、論理LSIの設計作業
は、次の5つに大別される。すなわち、(イ)デバイス
設計、(ロ)電子回路設計、(ハ)論理設計、(ニ)配
置配線設計とアートワーク(作図)処理、(ホ)検査系
列設計とテストテープである。
は、次の5つに大別される。すなわち、(イ)デバイス
設計、(ロ)電子回路設計、(ハ)論理設計、(ニ)配
置配線設計とアートワーク(作図)処理、(ホ)検査系
列設計とテストテープである。
【0003】ここで、デバイス設計の目的は、ホトマス
ク作成、拡散、エッチングなどの製造技術の水準で決ま
る製造歩留まりを考慮して、電気的仕様を満たすよう
に、トランジスタ、抵抗などの各デバイスの構造を定め
ることである。また、電子回路設計の目的は、望みの電
気的仕様を満たすような回路構成(素子の接続関係)と
素子特性(抵抗の値、トランジスタモデルのパラメータ
値など)を定めることである。論理設計の目的は、望み
の論理仕様を満たすような論理構成を最終的にはゲート
レベル(AND,OR,NOTなどの基本ゲートから構
成される)で明確にすることである。
ク作成、拡散、エッチングなどの製造技術の水準で決ま
る製造歩留まりを考慮して、電気的仕様を満たすよう
に、トランジスタ、抵抗などの各デバイスの構造を定め
ることである。また、電子回路設計の目的は、望みの電
気的仕様を満たすような回路構成(素子の接続関係)と
素子特性(抵抗の値、トランジスタモデルのパラメータ
値など)を定めることである。論理設計の目的は、望み
の論理仕様を満たすような論理構成を最終的にはゲート
レベル(AND,OR,NOTなどの基本ゲートから構
成される)で明確にすることである。
【0004】一方、配置配線設計は、レイアウト設計と
も呼ばれ、論理回路図あるいは電子回路図に従って、L
SIチップ内に搭載する素子の配置を定め、これらの素
子間の配線経路決定を行うことである。また、アートワ
ーク処理とは、この配置配線設計が完了した後に、これ
に基づいてマスク作成のための自動描画装置の入力デー
タを作成する作業のことをいい、作図処理とも呼ばれ
る。尚、配置配線設計とアートワーク処理とを一纏めに
して、レイアウト設計と呼ぶこともある。
も呼ばれ、論理回路図あるいは電子回路図に従って、L
SIチップ内に搭載する素子の配置を定め、これらの素
子間の配線経路決定を行うことである。また、アートワ
ーク処理とは、この配置配線設計が完了した後に、これ
に基づいてマスク作成のための自動描画装置の入力デー
タを作成する作業のことをいい、作図処理とも呼ばれ
る。尚、配置配線設計とアートワーク処理とを一纏めに
して、レイアウト設計と呼ぶこともある。
【0005】最後に、検査系列設計とは、LSIが製造
された後に、それが望みの性能および機能を満たしてい
るかの検査系列、場合によっては故障位置を調べるため
の故障診断系列を定めることである。
された後に、それが望みの性能および機能を満たしてい
るかの検査系列、場合によっては故障位置を調べるため
の故障診断系列を定めることである。
【0006】本発明は、上述論理LSIの設計作業のう
ち、アートワーク処理(レイアウト設計)に関する発明
である。しかしながら、本発明はこのレイアウト設計に
限定せず、レイアウト設計時ばかりでなく実際の製造時
に使用される構成要素である、セル自体、例えば、コン
タクトセル、スルーホールセル、多層配線セルにも関す
る。
ち、アートワーク処理(レイアウト設計)に関する発明
である。しかしながら、本発明はこのレイアウト設計に
限定せず、レイアウト設計時ばかりでなく実際の製造時
に使用される構成要素である、セル自体、例えば、コン
タクトセル、スルーホールセル、多層配線セルにも関す
る。
【0007】周知ように、アートワーク処理(レイアウ
ト設計)ではレイアウト検証が行われる。ここで、「レ
イアウト検証」とは、設計最終段階のアートワークデー
タに対して設計の正しさを検証することをいう。
ト設計)ではレイアウト検証が行われる。ここで、「レ
イアウト検証」とは、設計最終段階のアートワークデー
タに対して設計の正しさを検証することをいう。
【0008】このレイアウト検証では、設計ミスの種類
に応じて、以下に説明する3種類の検査が行われる。幾
何学的設計規則検査(DRC:design rule check)で
は、製造プロセスなどからくる各種制限を考慮して設計
された幾何学的設計規則(デザインルール)に対する違
反を検査する。LSIの回路接続の検査は、まずアート
ワークデータから等価回路を抽出し、次いで、その回路
の接続ミスを検査するという手順で行われる。最後に、
電気的特性の検査では、パターンの寸法をもとに素子の
寸法や特性パラメータを算出し、これをSPICEなど
の回路解析プログラムでシミュレートする。回路特性に
影響を及ぼす寄生容量や寄生抵抗も場合によっては考慮
に入れる。
に応じて、以下に説明する3種類の検査が行われる。幾
何学的設計規則検査(DRC:design rule check)で
は、製造プロセスなどからくる各種制限を考慮して設計
された幾何学的設計規則(デザインルール)に対する違
反を検査する。LSIの回路接続の検査は、まずアート
ワークデータから等価回路を抽出し、次いで、その回路
の接続ミスを検査するという手順で行われる。最後に、
電気的特性の検査では、パターンの寸法をもとに素子の
寸法や特性パラメータを算出し、これをSPICEなど
の回路解析プログラムでシミュレートする。回路特性に
影響を及ぼす寄生容量や寄生抵抗も場合によっては考慮
に入れる。
【0009】前述したように、レイアウト設計時ばかり
でなく実際の製造時に使用される構成要素(セル)に
は、コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セル
がある。以下では、従来技術におけるこれらセルについ
て説明する。
でなく実際の製造時に使用される構成要素(セル)に
は、コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セル
がある。以下では、従来技術におけるこれらセルについ
て説明する。
【0010】図5に従来のコンタクトセル500の構成
を示す。図示の如く、従来のコンタクトセル500は、
下地層としてのN+拡散層501と、配線502と、コ
ンタクト503とから構成されている。図5に示すよう
に、従来のコンタクトセル500では、配線502はコ
ンタクト503に対して一定量の覆いを持っている。
を示す。図示の如く、従来のコンタクトセル500は、
下地層としてのN+拡散層501と、配線502と、コ
ンタクト503とから構成されている。図5に示すよう
に、従来のコンタクトセル500では、配線502はコ
ンタクト503に対して一定量の覆いを持っている。
【0011】図6は図5に示した従来のコンタクトセル
を用いた配線の例を示す図である。図6において、
(a)はレイアウト時の平面図を示し、(b)はエッチ
ング後の平面図を示している。図6では、2つのコンタ
クト603,603を配線602で接続した例を示して
いるが、下地層は省略してある。また、レイアウト時の
配線を602(図6(a))で、エッチング後の配線を
602a(図6(b))で図示してある。
を用いた配線の例を示す図である。図6において、
(a)はレイアウト時の平面図を示し、(b)はエッチ
ング後の平面図を示している。図6では、2つのコンタ
クト603,603を配線602で接続した例を示して
いるが、下地層は省略してある。また、レイアウト時の
配線を602(図6(a))で、エッチング後の配線を
602a(図6(b))で図示してある。
【0012】図6(b)に示すように、従来のコンタク
トセルでは、エッチング後において、細い配線602a
の配線端にコンタクト603,603がある場合、コン
タクト603が配線602aからはみ出してしまう。
トセルでは、エッチング後において、細い配線602a
の配線端にコンタクト603,603がある場合、コン
タクト603が配線602aからはみ出してしまう。
【0013】これを回避するために、従来から以下に説
明するような、種々の方法が採用されている。
明するような、種々の方法が採用されている。
【0014】図7では、配線端を後退する部分に、あら
かじめ配線を加えている。図7において、(a)はレイ
アウト時の平面図を示し、(b)はエッチング後の平面
図を示している。図7でも、図6の場合と同様に、2つ
のコンタクト703,703を配線702で接続した例
を示しているが、下地層は省略してある。また、レイア
ウト時の配線を702(図7(a))で、エッチング後
の配線を702a(図7(b))で図示してある。更
に、図7(a)中の参照符号704は、配線端で配線7
02の長手方向に付け加えられた付加配線を示す。
かじめ配線を加えている。図7において、(a)はレイ
アウト時の平面図を示し、(b)はエッチング後の平面
図を示している。図7でも、図6の場合と同様に、2つ
のコンタクト703,703を配線702で接続した例
を示しているが、下地層は省略してある。また、レイア
ウト時の配線を702(図7(a))で、エッチング後
の配線を702a(図7(b))で図示してある。更
に、図7(a)中の参照符号704は、配線端で配線7
02の長手方向に付け加えられた付加配線を示す。
【0015】また、図8では配線端のコンタクトのある
部分の配線幅を広げることにより、配線の後退を防いで
いる。図8において、(a)はレイアウト時の平面図を
示し、(b)はエッチング後の平面図を示している。図
8でも、図6の場合と同様に、2つのコンタクト80
3,803を配線802で接続した例を示しているが、
下地層は省略してある。また、レイアウト時の配線を8
02(図8(a))で、エッチング後の配線を802a
(図8(b))で図示してある。更に、図8(a)中の
参照符号804は、配線端で配線802の幅方向に付け
加えられた付加配線を示す。
部分の配線幅を広げることにより、配線の後退を防いで
いる。図8において、(a)はレイアウト時の平面図を
示し、(b)はエッチング後の平面図を示している。図
8でも、図6の場合と同様に、2つのコンタクト80
3,803を配線802で接続した例を示しているが、
下地層は省略してある。また、レイアウト時の配線を8
02(図8(a))で、エッチング後の配線を802a
(図8(b))で図示してある。更に、図8(a)中の
参照符号804は、配線端で配線802の幅方向に付け
加えられた付加配線を示す。
【0016】さらに、図9はコンタクトの配線の覆いを
大きくした場合の例である。図9において、(a)はレ
イアウト時の平面図を示し、(b)はエッチング後の平
面図を示している。図9でも、図6の場合と同様に、2
つのコンタクト903,903を配線902で接続した
例を示しているが、下地層は省略してある。また、レイ
アウト時の配線を902(図9(a))で、エッチング
後の配線を902a(図9(b))で図示してある。更
に、図9(a)中の参照符号904は、配線端で配線9
02の長手方向および幅方向の両方向に付け加えられた
付加配線を示す。
大きくした場合の例である。図9において、(a)はレ
イアウト時の平面図を示し、(b)はエッチング後の平
面図を示している。図9でも、図6の場合と同様に、2
つのコンタクト903,903を配線902で接続した
例を示しているが、下地層は省略してある。また、レイ
アウト時の配線を902(図9(a))で、エッチング
後の配線を902a(図9(b))で図示してある。更
に、図9(a)中の参照符号904は、配線端で配線9
02の長手方向および幅方向の両方向に付け加えられた
付加配線を示す。
【0017】この図9に示す方法は、配線端方向に対し
ても突き出し量が増えまた、配線幅も大きくなるため、
配線端の後退にたいしては有効である。
ても突き出し量が増えまた、配線幅も大きくなるため、
配線端の後退にたいしては有効である。
【0018】図10に、図9に図示したコンタクトセル
と、スルーホールセルとを含む多層配線セルの一例を示
す。図10は、多層配線セルのレイアウト時の平面図を
示している。図10でも下地層を省略している。図示の
例の多層配線セルは、第1および第2のコンタクトセル
1010および1020と、第1及び第2のスルーホー
ルセル1060および1070とを有する。
と、スルーホールセルとを含む多層配線セルの一例を示
す。図10は、多層配線セルのレイアウト時の平面図を
示している。図10でも下地層を省略している。図示の
例の多層配線セルは、第1および第2のコンタクトセル
1010および1020と、第1及び第2のスルーホー
ルセル1060および1070とを有する。
【0019】第1のコンタクトセル1010は、第1の
コンタクト1013と、この第1のコンタクト1013
を覆う第1のコンタクト用配線1012とを有する。同
様に、第2のコンタクトセル1020は、第2のコンタ
クト1023と、この第2のコンタクト1023を覆う
第2のコンタクト用配線1022とを有する。また、第
1のスルーホールセル1060は、第1のスルーホール
1063と、この第1のスルーホール1063を覆う第
1のスルーホール用配線1062とを有する。同様に、
第2のスルーホールセル1070は、第2のスルーホー
ル1073と、この第2のスルーホール1073を覆う
第2のスルーホール用配線1072とを有する。
コンタクト1013と、この第1のコンタクト1013
を覆う第1のコンタクト用配線1012とを有する。同
様に、第2のコンタクトセル1020は、第2のコンタ
クト1023と、この第2のコンタクト1023を覆う
第2のコンタクト用配線1022とを有する。また、第
1のスルーホールセル1060は、第1のスルーホール
1063と、この第1のスルーホール1063を覆う第
1のスルーホール用配線1062とを有する。同様に、
第2のスルーホールセル1070は、第2のスルーホー
ル1073と、この第2のスルーホール1073を覆う
第2のスルーホール用配線1072とを有する。
【0020】図10の多層配線セルでは、レイアウト時
において、第1および第2のコンタクトセル1010お
よび1020と、第1及び第2のスルーホールセル10
60および1070とが密に配置されている。
において、第1および第2のコンタクトセル1010お
よび1020と、第1及び第2のスルーホールセル10
60および1070とが密に配置されている。
【0021】尚、本発明に関連すると思われる先行技術
も種々知られている。例えば、特開昭63−20204
5号公報(以下、先行技術1と呼ぶ)には、隣り合うコ
ンタクトを配線が同一であるか隣り合うかのいずれかに
し、デコードピッチを小さくして配線の段切れを起こり
にくくした「半導体装置」が記載されている。この先行
技術1に記載された半導体装置では、縦方向に走ってい
る配線から、横方向に配線を引き出す場合、上側のコン
タクトの取る順番を変更している。これにより、無駄な
配線の曲がりが無くなり、配線が短くなる。また、全体
として小さくなる。
も種々知られている。例えば、特開昭63−20204
5号公報(以下、先行技術1と呼ぶ)には、隣り合うコ
ンタクトを配線が同一であるか隣り合うかのいずれかに
し、デコードピッチを小さくして配線の段切れを起こり
にくくした「半導体装置」が記載されている。この先行
技術1に記載された半導体装置では、縦方向に走ってい
る配線から、横方向に配線を引き出す場合、上側のコン
タクトの取る順番を変更している。これにより、無駄な
配線の曲がりが無くなり、配線が短くなる。また、全体
として小さくなる。
【0022】また、特開平3−27549号公報(以
下、先行技術2と呼ぶ)には、2層アルミ配線がコンタ
クト上を通過する場合に、コンタクトよりも太い2層ア
ルミ配線を付けたコンタクトに自動的に置き換えるよう
にした「コンタクト上配線の自動形状変更方式」が記載
されている。この先行技術2では、ポリシリと1層アル
ミとを結んでいるコンタクトの上の2層アルミ配線を検
出して、その2層アルミ配線のコンタクトの上にあたる
部分だけを太くする処理を行っている。これにより、コ
ンタクト上の配線が細くなるのを防いでいる。
下、先行技術2と呼ぶ)には、2層アルミ配線がコンタ
クト上を通過する場合に、コンタクトよりも太い2層ア
ルミ配線を付けたコンタクトに自動的に置き換えるよう
にした「コンタクト上配線の自動形状変更方式」が記載
されている。この先行技術2では、ポリシリと1層アル
ミとを結んでいるコンタクトの上の2層アルミ配線を検
出して、その2層アルミ配線のコンタクトの上にあたる
部分だけを太くする処理を行っている。これにより、コ
ンタクト上の配線が細くなるのを防いでいる。
【0023】更に、特開平4−112554号公報(先
行技術3と呼ぶ)には、コンタクトホールにアルミ配線
が予め延在している「半導体集積回路」が開示されてい
る。すなわち、先行技術3では、回路ブロックを作る時
に、回路ブロックとの接続点を、常に第1の配線層と第
2の配線層とで作っている。例えば、直上のスルーホー
ルでつなぐとかしている。そうすることによって、その
ブロックが例えば縦向きに置いていたものを、横向きに
置き直した場合などでもブロックの修正が必要なくな
る。
行技術3と呼ぶ)には、コンタクトホールにアルミ配線
が予め延在している「半導体集積回路」が開示されてい
る。すなわち、先行技術3では、回路ブロックを作る時
に、回路ブロックとの接続点を、常に第1の配線層と第
2の配線層とで作っている。例えば、直上のスルーホー
ルでつなぐとかしている。そうすることによって、その
ブロックが例えば縦向きに置いていたものを、横向きに
置き直した場合などでもブロックの修正が必要なくな
る。
【0024】更にまた、特開平7−183379号公報
(以下、先行技術4と呼ぶ)には、コンタクトホールの
開口部の形状を緩やかにし、開口部での配線の段切れを
減少させるようにした「半導体装置及びその配置配線方
法」が開示されている。すなわち、この先行技術4で
は、第1の配線層上に、第2の配線層と第3の配線層を
結ぶコンタクト(スルーホール)部分が、急に盛り上が
った部分にならない様に、下地である第1の配線層に大
きめの座布団をつけている。これにより、下地の配線の
よる絶縁膜の盛り上がりを、コンタクト部分で急峻にな
らない様にしている。
(以下、先行技術4と呼ぶ)には、コンタクトホールの
開口部の形状を緩やかにし、開口部での配線の段切れを
減少させるようにした「半導体装置及びその配置配線方
法」が開示されている。すなわち、この先行技術4で
は、第1の配線層上に、第2の配線層と第3の配線層を
結ぶコンタクト(スルーホール)部分が、急に盛り上が
った部分にならない様に、下地である第1の配線層に大
きめの座布団をつけている。これにより、下地の配線の
よる絶縁膜の盛り上がりを、コンタクト部分で急峻にな
らない様にしている。
【0025】更にまた、特開平9−23009号公報
(以下、先行技術5と呼ぶ)には、ゲード電極端の形状
またはデータを配置することによって、ゲート端の後退
を防ぐ「半導体装置の製造方法」が開示されている。す
なわち、この先行技術5では、ゲート電極端での後退を
防ぐために、ゲート電極端部に拡張パターン部またはダ
ミーパターン部を配置している。これにより、ゲート端
部の後退を防いでいる。
(以下、先行技術5と呼ぶ)には、ゲード電極端の形状
またはデータを配置することによって、ゲート端の後退
を防ぐ「半導体装置の製造方法」が開示されている。す
なわち、この先行技術5では、ゲート電極端での後退を
防ぐために、ゲート電極端部に拡張パターン部またはダ
ミーパターン部を配置している。これにより、ゲート端
部の後退を防いでいる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術には、次に述べるような主な欠点がある。
た従来技術には、次に述べるような主な欠点がある。
【0027】図7、図8の方法では、共にレイアウト検
証が大変である。たとえば、ある配線の配線端にコンタ
クトが有るかどうかの判定が必要である。また、もしコ
ンタクトがあれば、図7の方法では、配線の引き回し方
向に対して配線を延長しているかどうかの判定も必要に
なる。また図8の方法では、配線の引き回し方向に対し
て配線を広げているかどうかの判定が必要になる。
証が大変である。たとえば、ある配線の配線端にコンタ
クトが有るかどうかの判定が必要である。また、もしコ
ンタクトがあれば、図7の方法では、配線の引き回し方
向に対して配線を延長しているかどうかの判定も必要に
なる。また図8の方法では、配線の引き回し方向に対し
て配線を広げているかどうかの判定が必要になる。
【0028】その理由は、配線端にあるコンタクトセル
に対しての覆い量が異なるためである。
に対しての覆い量が異なるためである。
【0029】一方、図9の方法は、コンタクトに対して
の覆いの検証は容易に行うことができる。しかしなが
ら、図10に示すように、コンタクトとスルーホールが
密にレイアウト時に配置された場合、事実上配線幅が広
くなることになり、配線ピッチを詰めることができなく
なる。
の覆いの検証は容易に行うことができる。しかしなが
ら、図10に示すように、コンタクトとスルーホールが
密にレイアウト時に配置された場合、事実上配線幅が広
くなることになり、配線ピッチを詰めることができなく
なる。
【0030】その理由は、一律に大きな覆いを付けるて
いるからである。
いるからである。
【0031】したがって、本発明の目的は、レイアウト
の作成ならびにレイアウト検証を容易に行うことができ
る、コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セル
およびアートワークデータの作成方法を提供することに
ある。
の作成ならびにレイアウト検証を容易に行うことができ
る、コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セル
およびアートワークデータの作成方法を提供することに
ある。
【0032】本発明の別の目的は、配線幅が大きくなる
ことを防止できる、コンタクトセル、スルーホールセ
ル、多層配線セルおよびアートワークデータの作成方法
を提供することにある。
ことを防止できる、コンタクトセル、スルーホールセ
ル、多層配線セルおよびアートワークデータの作成方法
を提供することにある。
【0033】尚、前述した先行技術1〜4のいずれも、
上記本発明の目的を達成する技術思想については何ら開
示しておらず、本発明と関連するところはない。例え
ば、先行技術2と先行技術4とは、共に、半導体製造の
プロセスで平坦化技術がまだ無かった時代の技術を開示
しているに過ぎない。
上記本発明の目的を達成する技術思想については何ら開
示しておらず、本発明と関連するところはない。例え
ば、先行技術2と先行技術4とは、共に、半導体製造の
プロセスで平坦化技術がまだ無かった時代の技術を開示
しているに過ぎない。
【0034】また、前述した先行技術5、ゲート電極端
での後退を防ぐ方法について述べているが、従来技術の
図7,図8の方法と同様の方法でしかなく、そのため検
証が大変である。
での後退を防ぐ方法について述べているが、従来技術の
図7,図8の方法と同様の方法でしかなく、そのため検
証が大変である。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次のような技術的構成を採用する。
達成するために次のような技術的構成を採用する。
【0036】すなわち、本発明の第1の態様によれば、
コンタクトと、該コンタクトを覆う配線とを有するコン
タクトセルにおいて、配線端での前記配線の後退量をあ
らかじめ見越して、前記コンタクトセルを構成している
前記配線を、縦方向又は横方向のいずれか一方向に、伸
ばしていることを特徴とするコンタクトセルが得られ
る。
コンタクトと、該コンタクトを覆う配線とを有するコン
タクトセルにおいて、配線端での前記配線の後退量をあ
らかじめ見越して、前記コンタクトセルを構成している
前記配線を、縦方向又は横方向のいずれか一方向に、伸
ばしていることを特徴とするコンタクトセルが得られ
る。
【0037】また、本発明の第2の態様によれば、コン
タクトと、該コンタクトを覆う配線とを有するコンタク
トセルを含むアートワークデータを作成する方法におい
て、配線端での前記配線の後退量をあらかじめ見越し
て、前記コンタクトセルを構成している前記配線を、縦
方向又は横方向のいずれか一方向に、伸ばして作成する
ことを特徴とするアートワークデータの作成方法が得ら
れる。
タクトと、該コンタクトを覆う配線とを有するコンタク
トセルを含むアートワークデータを作成する方法におい
て、配線端での前記配線の後退量をあらかじめ見越し
て、前記コンタクトセルを構成している前記配線を、縦
方向又は横方向のいずれか一方向に、伸ばして作成する
ことを特徴とするアートワークデータの作成方法が得ら
れる。
【0038】本発明の第3の態様によれば、スルーホー
ルと、該スルーホールを覆う第1及び第2の配線とを有
するスルーホールセルにおいて、前記第1及び第2の配
線は、上下方向に対して左右方向又は左右方向に対して
上下方向のいずれか一方向に、配線の後退分だけ伸ばさ
れていることを特徴とするスルーホールセルが得られ
る。
ルと、該スルーホールを覆う第1及び第2の配線とを有
するスルーホールセルにおいて、前記第1及び第2の配
線は、上下方向に対して左右方向又は左右方向に対して
上下方向のいずれか一方向に、配線の後退分だけ伸ばさ
れていることを特徴とするスルーホールセルが得られ
る。
【0039】本発明の第4の態様によれば、スルーホー
ルと、該スルーホールを覆う第1及び第2の配線とを有
するスルーホールセルを含むアートワークデータを作成
する方法において、前記第1及び第2の配線を、上下方
向に対して左右方向又は左右方向に対して上下方向のい
ずれか一方向に、配線の後退分だけ伸ばして作成するこ
とを特徴とするアートワークデータの作成方法が得られ
る。
ルと、該スルーホールを覆う第1及び第2の配線とを有
するスルーホールセルを含むアートワークデータを作成
する方法において、前記第1及び第2の配線を、上下方
向に対して左右方向又は左右方向に対して上下方向のい
ずれか一方向に、配線の後退分だけ伸ばして作成するこ
とを特徴とするアートワークデータの作成方法が得られ
る。
【0040】本発明の第5の態様によれば、少なくとも
1つのコンタクトセルと、少なくとも1つのスルーホー
ルセルとを含む多層配線セルであって、前記コンタクト
セルは、コンタクトと、該コンタクトを覆うコンタクト
用配線とを有し、前記スルーホールセルは、スルーホー
ルと、該スルーホールを覆うスルーホール用配線とを有
する前記多層配線セルにおいて、前記コンタクト用配線
は、左右方向に対して上下方向又は上下方向に対して左
右方向のいずれか一方向に、配線の後退分だけ伸ばされ
ており、前記スルーホール用配線は、前記コンタクト用
配線の延在する方向と直交する方向に、配線の後退分だ
け伸ばされていることを特徴とする多層配線セルが得ら
れる。
1つのコンタクトセルと、少なくとも1つのスルーホー
ルセルとを含む多層配線セルであって、前記コンタクト
セルは、コンタクトと、該コンタクトを覆うコンタクト
用配線とを有し、前記スルーホールセルは、スルーホー
ルと、該スルーホールを覆うスルーホール用配線とを有
する前記多層配線セルにおいて、前記コンタクト用配線
は、左右方向に対して上下方向又は上下方向に対して左
右方向のいずれか一方向に、配線の後退分だけ伸ばされ
ており、前記スルーホール用配線は、前記コンタクト用
配線の延在する方向と直交する方向に、配線の後退分だ
け伸ばされていることを特徴とする多層配線セルが得ら
れる。
【0041】本発明の第6の態様によれば、少なくとも
1つのコンタクトセルと、少なくとも1つのスルーホー
ルセルとを含む多層配線セルを具備するアートワークデ
ータを作成する方法であって、前記コンタクトセルは、
コンタクトと、該コンタクトを覆うコンタクト用配線と
を有し、前記スルーホールセルは、スルーホールと、該
スルーホールを覆うスルーホール用配線とを有する前記
アートワークデータの作成方法において、前記コンタク
ト用配線を、左右方向に対して上下方向又は上下方向に
対して左右方向のいずれか一方向に、配線の後退分だけ
伸ばして作成し、前記スルーホール用配線を、前記コン
タクト用配線が延在する方向と直交する方向に、配線の
後退分だけ伸ばして作成することを特徴とするアートワ
ークデータの作成方法が得られる。
1つのコンタクトセルと、少なくとも1つのスルーホー
ルセルとを含む多層配線セルを具備するアートワークデ
ータを作成する方法であって、前記コンタクトセルは、
コンタクトと、該コンタクトを覆うコンタクト用配線と
を有し、前記スルーホールセルは、スルーホールと、該
スルーホールを覆うスルーホール用配線とを有する前記
アートワークデータの作成方法において、前記コンタク
ト用配線を、左右方向に対して上下方向又は上下方向に
対して左右方向のいずれか一方向に、配線の後退分だけ
伸ばして作成し、前記スルーホール用配線を、前記コン
タクト用配線が延在する方向と直交する方向に、配線の
後退分だけ伸ばして作成することを特徴とするアートワ
ークデータの作成方法が得られる。
【0042】上記第6の態様によるアートワークデータ
の作成方法において、例えば、前記コンタクトセルと前
記スルーホールセルとは交互にレイアウトされる。
の作成方法において、例えば、前記コンタクトセルと前
記スルーホールセルとは交互にレイアウトされる。
【0043】
【作用】細い配線の配線端がフォトレジストならびにエ
ッチングで後退する量を見越して、あらかじめ、コンタ
クトセル又はスルーホールセルを構成している配線を、
縦方向(上下方向)または横方向(左右方向)のいずれ
か一方向に延ばしておく。このことにより、レイアウト
の作成ならびにレイアウト検証を簡単に行うことができ
る。、
ッチングで後退する量を見越して、あらかじめ、コンタ
クトセル又はスルーホールセルを構成している配線を、
縦方向(上下方向)または横方向(左右方向)のいずれ
か一方向に延ばしておく。このことにより、レイアウト
の作成ならびにレイアウト検証を簡単に行うことができ
る。、
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0045】図1は本発明の第1の実施の形態に係るコ
ンタクトセル100を示す平面図である。本第1の実施
の形態のコンタクトセル100は、下地層101と、配
線102と、それをつなぐコンタクト103とから構成
されている。図示の実施の形態では、下地層101は、
N+拡散層である。
ンタクトセル100を示す平面図である。本第1の実施
の形態のコンタクトセル100は、下地層101と、配
線102と、それをつなぐコンタクト103とから構成
されている。図示の実施の形態では、下地層101は、
N+拡散層である。
【0046】本実施の形態では、下地層101がN+拡
散層の場合を示しているが、下地層101は、P+拡散
層またはポリシリコンでも同様である。
散層の場合を示しているが、下地層101は、P+拡散
層またはポリシリコンでも同様である。
【0047】次に、図1に示した第1の実施の形態の動
作について説明する。
作について説明する。
【0048】前述したように、実際のコンタクトセル
は、拡散層またはポリシリコンからなる下地層101
と、コンタクト103と、配線102とから構成されて
いるが、以下、説明を簡単にするために、コンタクト1
03と配線102とのみに着目する。
は、拡散層またはポリシリコンからなる下地層101
と、コンタクト103と、配線102とから構成されて
いるが、以下、説明を簡単にするために、コンタクト1
03と配線102とのみに着目する。
【0049】図5および図6を参照して説明したよう
に、従来のコンタクトセルは、コンタクト503と、そ
れを覆う最小線幅の配線幅を持つ配線502とからな
る。
に、従来のコンタクトセルは、コンタクト503と、そ
れを覆う最小線幅の配線幅を持つ配線502とからな
る。
【0050】これに対して、本発明のコンタクトセルで
は、図1に示すように、配線102は、コンタクト10
2の左右方向(横方向)に対して上下方向(縦方向)に
配線の後退分だけ長く伸ばされている。
は、図1に示すように、配線102は、コンタクト10
2の左右方向(横方向)に対して上下方向(縦方向)に
配線の後退分だけ長く伸ばされている。
【0051】図2は、図1に示した第1の実施の形態に
係るコンタクトセルを、実際に2個使した場合の例を示
している。図2において、210は、縦方向に伸びる配
線端に配置された第1のコンタクトセルを、220は横
方向に延びる配線端に配置された第2のコンタクトセル
を、それぞれ示している。第1のコンタクトセル210
と第2のコンタクトセル220は、図に示されるよう
に、“L”字型の連結配線230によって互いに電気的
に接続されている。
係るコンタクトセルを、実際に2個使した場合の例を示
している。図2において、210は、縦方向に伸びる配
線端に配置された第1のコンタクトセルを、220は横
方向に延びる配線端に配置された第2のコンタクトセル
を、それぞれ示している。第1のコンタクトセル210
と第2のコンタクトセル220は、図に示されるよう
に、“L”字型の連結配線230によって互いに電気的
に接続されている。
【0052】第1のコンタクトセル210は、第1のコ
ンタクト213と、その第1のコンタクト213を覆う
第1の配線212とを有し、この第1の配線212は、
左右方向(横方向)に対して上下方向(縦方向)に長く
伸ばされている。同様に、第2のコンタクトセル220
は、第2のコンタクト223と、この第2のコンタクト
223を覆う第2の配線222とを有し、この第2の配
線222は、左右方向(横方向)に対して上下方向(縦
方向)に長く伸ばされている。
ンタクト213と、その第1のコンタクト213を覆う
第1の配線212とを有し、この第1の配線212は、
左右方向(横方向)に対して上下方向(縦方向)に長く
伸ばされている。同様に、第2のコンタクトセル220
は、第2のコンタクト223と、この第2のコンタクト
223を覆う第2の配線222とを有し、この第2の配
線222は、左右方向(横方向)に対して上下方向(縦
方向)に長く伸ばされている。
【0053】このような構造では、フォトレジストなら
びにエッチングで配線端が後退しても、第1のコンタク
トセル210は第1のコンタクト213から第1の配線
212が突き出ているため、第1のコンタクト213が
第1の配線212からはみ出すことは無い。また、第2
のコンタクトセル220の場合は、配線端での配線幅が
見かけ上広くなっているため、第2の配線222の後退
が少なく、同様に、第2のコンタクト223が第2の配
線222からはみ出すことはない。
びにエッチングで配線端が後退しても、第1のコンタク
トセル210は第1のコンタクト213から第1の配線
212が突き出ているため、第1のコンタクト213が
第1の配線212からはみ出すことは無い。また、第2
のコンタクトセル220の場合は、配線端での配線幅が
見かけ上広くなっているため、第2の配線222の後退
が少なく、同様に、第2のコンタクト223が第2の配
線222からはみ出すことはない。
【0054】次に、第1の実施の形態の効果について説
明する。
明する。
【0055】図1に示すコンタクトセル100は、コン
タクトセル100を作る時に、既に配線端の後退分を含
んでいるため、レイアウト時に配線端でコンタクト10
3が有るか無いかを気にする必要が無く、容易にレイア
ウトをすることができる。また、このコンタクトセル1
00を用いることにより、レイアウト検証を行うとき、
コンタクト103に対して最小の覆いのみのチェックを
すればよく、レイアウト検証を容易に行うことができ
る。
タクトセル100を作る時に、既に配線端の後退分を含
んでいるため、レイアウト時に配線端でコンタクト10
3が有るか無いかを気にする必要が無く、容易にレイア
ウトをすることができる。また、このコンタクトセル1
00を用いることにより、レイアウト検証を行うとき、
コンタクト103に対して最小の覆いのみのチェックを
すればよく、レイアウト検証を容易に行うことができ
る。
【0056】上記第1の実施の形態では、コンタクトセ
ルについて説明をしたが、配線と配線とをつなぐスルー
ホールについても適応できる。
ルについて説明をしたが、配線と配線とをつなぐスルー
ホールについても適応できる。
【0057】図3は、本発明の第2の実施の形態として
適用した、スルーホールセル300である。図示のスル
ーホールセル300は、第1の配線301と、第2の配
線302と、スルーホール303とから構成されてい
る。このとき、スルーホール303を覆う第1の配線3
01と第2の配線302は、上下方向に対して左右方向
が配線の後退分だけ伸ばしている。
適用した、スルーホールセル300である。図示のスル
ーホールセル300は、第1の配線301と、第2の配
線302と、スルーホール303とから構成されてい
る。このとき、スルーホール303を覆う第1の配線3
01と第2の配線302は、上下方向に対して左右方向
が配線の後退分だけ伸ばしている。
【0058】この時の第1の配線301の伸ばす方向
は、次のように行う。すなわち、上記第1の実施の形態
のコンタクトセル100において、配線102(この場
合、スルーホールセル300の第1の配線301に当た
る。)を、コンタクト103の左右方向に対して上下方
向に配線の後退分だけ長く伸ばしているとする。この場
合、第1の配線301はそれに垂直となる方向(直交す
る方向)に、すなわちスルーホール303の上下方向に
対して左右方向に伸ばす点が重要である。
は、次のように行う。すなわち、上記第1の実施の形態
のコンタクトセル100において、配線102(この場
合、スルーホールセル300の第1の配線301に当た
る。)を、コンタクト103の左右方向に対して上下方
向に配線の後退分だけ長く伸ばしているとする。この場
合、第1の配線301はそれに垂直となる方向(直交す
る方向)に、すなわちスルーホール303の上下方向に
対して左右方向に伸ばす点が重要である。
【0059】このように、スルーホールセル300の場
合に、コンタクトセル100の配線102を伸ばした方
向と垂直方向に、配線301を伸ばすことにより、図4
に示す様に、コンタクトセルとスルーホールセルとを交
互にレイアウトした場合も、配線幅が太くなることを防
ぎ、配線ピッチを詰めることができる。
合に、コンタクトセル100の配線102を伸ばした方
向と垂直方向に、配線301を伸ばすことにより、図4
に示す様に、コンタクトセルとスルーホールセルとを交
互にレイアウトした場合も、配線幅が太くなることを防
ぎ、配線ピッチを詰めることができる。
【0060】すなわち、図4は、図1に図示したコンタ
クトセルと、図3に図示したスルーホールセルとを含む
多層配線セルの一例を示す。図4は、多層配線セルのレ
イアウト時の平面図を示している。図4でも下地層を省
略している。図示の例の多層配線セルは、第1および第
2のコンタクトセル410および420と、第1及び第
2のスルーホールセル460および470とを有する。
クトセルと、図3に図示したスルーホールセルとを含む
多層配線セルの一例を示す。図4は、多層配線セルのレ
イアウト時の平面図を示している。図4でも下地層を省
略している。図示の例の多層配線セルは、第1および第
2のコンタクトセル410および420と、第1及び第
2のスルーホールセル460および470とを有する。
【0061】第1のコンタクトセル410は、第1のコ
ンタクト413と、この第1のコンタクト413を覆う
第1のコンタクト用配線412とを有する。同様に、第
2のコンタクトセル420は、第2のコンタクト423
と、この第2のコンタクト423を覆う第2のコンタク
ト用配線422とを有する。また、第1のスルーホール
セル460は、第1のスルーホール463と、この第1
のスルーホール463を覆う第1のスルーホール用配線
462とを有する。同様に、第2のスルーホールセル4
70は、第2のスルーホール473と、この第2のスル
ーホール473を覆う第2のスルーホール用配線472
とを有する。
ンタクト413と、この第1のコンタクト413を覆う
第1のコンタクト用配線412とを有する。同様に、第
2のコンタクトセル420は、第2のコンタクト423
と、この第2のコンタクト423を覆う第2のコンタク
ト用配線422とを有する。また、第1のスルーホール
セル460は、第1のスルーホール463と、この第1
のスルーホール463を覆う第1のスルーホール用配線
462とを有する。同様に、第2のスルーホールセル4
70は、第2のスルーホール473と、この第2のスル
ーホール473を覆う第2のスルーホール用配線472
とを有する。
【0062】図4の多層配線セルでは、レイアウト時に
おいて、第1および第2のコンタクトセル410および
420と、第1及び第2のスルーホールセル460およ
び470とが密に配置されている。
おいて、第1および第2のコンタクトセル410および
420と、第1及び第2のスルーホールセル460およ
び470とが密に配置されている。
【0063】尚、本発明は、上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を脱逸脱しない範囲内で種々の変
更が可能なのはいうまでもない。たとえば、上述した実
施の形態では、コンタクトセルを構成する配線を縦方向
(上下方向)に伸ばし、スルーホールセルを構成する配
線を横方向(左右方向)に伸ばした例についてのみ説明
したが、上記配線を延在させる方向は逆でも良い。すな
わち、コンタクトセルを構成する配線を横方向(左右方
向)に伸ばし、スルーホールセルを構成する配線を縦方
向(上下方向)に伸ばしても良い。
されず、本発明の要旨を脱逸脱しない範囲内で種々の変
更が可能なのはいうまでもない。たとえば、上述した実
施の形態では、コンタクトセルを構成する配線を縦方向
(上下方向)に伸ばし、スルーホールセルを構成する配
線を横方向(左右方向)に伸ばした例についてのみ説明
したが、上記配線を延在させる方向は逆でも良い。すな
わち、コンタクトセルを構成する配線を横方向(左右方
向)に伸ばし、スルーホールセルを構成する配線を縦方
向(上下方向)に伸ばしても良い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、細い
配線の配線端がフォトレジストならびにエッチングで後
退する量を見越して、あらかじめ、コンタクトセル又は
スルーホールセルを構成している配線を、縦方向(上下
方向)または横方向(左右方向)のいずれた一方向に延
ばしておくので、レイアウトの作成ならびにレイアウト
検証を簡単に行うことができるという効果を奏する。
配線の配線端がフォトレジストならびにエッチングで後
退する量を見越して、あらかじめ、コンタクトセル又は
スルーホールセルを構成している配線を、縦方向(上下
方向)または横方向(左右方向)のいずれた一方向に延
ばしておくので、レイアウトの作成ならびにレイアウト
検証を簡単に行うことができるという効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるコンタクトセ
ルの構造を示す平面図である。
ルの構造を示す平面図である。
【図2】図1に示したコンタクトセルを2つ含む例を図
示した平面図である。
示した平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるスルーホール
セルの構造を示す平面図である。
セルの構造を示す平面図である。
【図4】図1に示すコンタクトセルと図3に示すスルー
ホールセルとを含む多層配線セルの一例を示す平面図で
ある。
ホールセルとを含む多層配線セルの一例を示す平面図で
ある。
【図5】従来のコンタクトセルの構造を示す平面図であ
る。
る。
【図6】図5に示したコンタクトセルを2つ含む例を図
示した平面図である。
示した平面図である。
【図7】配線端を後退する部分に、あらかじめ配線を加
えた第1の従来例を示す図で、(a)はレイアウト時の
平面図を示し、(b)はエッチング後の平面図を示す。
えた第1の従来例を示す図で、(a)はレイアウト時の
平面図を示し、(b)はエッチング後の平面図を示す。
【図8】配線端のコンタクトのある部分の配線幅を広げ
ることにより、配線の後退を防いでいる第2の従来例を
示す図で、(a)はレイアウト時の平面図を示し、
(b)はエッチング後の平面図を示す。
ることにより、配線の後退を防いでいる第2の従来例を
示す図で、(a)はレイアウト時の平面図を示し、
(b)はエッチング後の平面図を示す。
【図9】コンタクトの配線の覆いを大きくした場合の第
3の従来例を示す図で、(a)はレイアウト時の平面図
を示し、(b)はエッチング後の平面図を示す。
3の従来例を示す図で、(a)はレイアウト時の平面図
を示し、(b)はエッチング後の平面図を示す。
【図10】図9に示すコンタクトセルと、スルーホール
セルとを含む多層配線セルの一例を示す平面図である。
セルとを含む多層配線セルの一例を示す平面図である。
100 コンタクトセル 101 下地層 102 配線 103 コンタクト 210 コンタクトセル 212 配線 213 コンタクト 220 コンタクトセル 222 配線 223 コンタクト 230 連結配線 300 スルーホールセル 301 第1の配線 302 第2の配線 303 スルーホール 410 コンタクトセル 412 コンタクト用配線 413 コンタクト 420 コンタクトセル 422 コンタクト用配線 423 コンタクト 460 スルーホールセル 462 スルーホール用配線 463 スルーホール 470 スルーホールセル 472 スルーホール用配線 473 スルーホール
Claims (14)
- 【請求項1】 コンタクトと、該コンタクトを覆う配線
とを有するコンタクトセルにおいて、配線端での前記配
線の後退量をあらかじめ見越して、前記コンタクトセル
を構成している前記配線を縦方向に伸ばしていることを
特徴とするコンタクトセル。 - 【請求項2】 コンタクトと、該コンタクトを覆う配線
とを有するコンタクトセルにおいて、配線端での前記配
線の後退量をあらかじめ見越して、前記コンタクトセル
を構成している前記配線を横方向に伸ばしていることを
特徴とするコンタクトセル。 - 【請求項3】 コンタクトと、該コンタクトを覆う配線
とを有するコンタクトセルを含むアートワークデータを
作成する方法において、配線端での前記配線の後退量を
あらかじめ見越して、前記コンタクトセルを構成してい
る前記配線を縦方向に伸ばして作成することを特徴とす
るアートワークデータの作成方法。 - 【請求項4】 コンタクトと、該コンタクトを覆う配線
とを有するコンタクトセルを含むアートワークデータを
作成する方法において、配線端での前記配線の後退量を
あらかじめ見越して、前記コンタクトセルを構成してい
る前記配線を横方向に伸ばして作成することを特徴とす
るアートワークデータの作成方法。 - 【請求項5】 スルーホールと、該スルーホールを覆う
第1及び第2の配線とを有するスルーホールセルにおい
て、前記第1及び第2の配線は、上下方向に対して左右
方向に配線の後退分だけ伸ばされていることを特徴とす
るスルーホールセル。 - 【請求項6】 スルーホールと、該スルーホールを覆う
第1及び第2の配線とを有するスルーホールセルにおい
て、前記第1及び第2の配線は、左右方向に対して上下
方向に配線の後退分だけ伸ばされていることを特徴とす
るスルーホールセル。 - 【請求項7】 スルーホールと、該スルーホールを覆う
第1及び第2の配線とを有するスルーホールセルを含む
アートワークデータを作成する方法において、前記第1
及び第2の配線を、上下方向に対して左右方向に配線の
後退分だけ伸ばして作成することを特徴とするアートワ
ークデータの作成方法。 - 【請求項8】 スルーホールと、該スルーホールを覆う
第1及び第2の配線とを有するスルーホールセルを含む
アートワークデータを作成する方法において、前記第1
及び第2の配線を、左右方向に対して上下方向に配線の
後退分だけ伸ばして作成することを特徴とするアートワ
ークデータの作成方法。 - 【請求項9】 少なくとも1つのコンタクトセルと、少
なくとも1つのスルーホールセルとを含む多層配線セル
であって、前記コンタクトセルは、コンタクトと、該コ
ンタクトを覆うコンタクト用配線とを有し、前記スルー
ホールセルは、スルーホールと、該スルーホールを覆う
スルーホール用配線とを有する前記多層配線セルにおい
て、 前記コンタクト用配線は、左右方向に対して上下方向に
配線の後退分だけ伸ばされており、 前記スルーホール用配線は、上下方向に対して左右方向
に配線の後退分だけ伸ばされていることを特徴とする多
層配線セル。 - 【請求項10】 少なくとも1つのコンタクトセルと、
少なくとも1つのスルーホールセルとを含む多層配線セ
ルであって、前記コンタクトセルは、コンタクトと、該
コンタクトを覆うコンタクト用配線とを有し、前記スル
ーホールセルは、スルーホールと、該スルーホールを覆
うスルーホール用配線とを有する前記多層配線セルにお
いて、 前記コンタクト用配線は、左右方向に対して上下方向に
配線の後退分だけ伸ばされており、 前記スルーホール用配線は、上下方向に対して左右方向
に配線の後退分だけ伸ばされていることを特徴とする多
層配線セル。 - 【請求項11】 少なくとも1つのコンタクトセルと、
少なくとも1つのスルーホールセルとを含む多層配線セ
ルを具備するアートワークデータを作成する方法であっ
て、前記コンタクトセルは、コンタクトと、該コンタク
トを覆うコンタクト用配線とを有し、前記スルーホール
セルは、スルーホールと、該スルーホールを覆うスルー
ホール用配線とを有する前記アートワークデータの作成
方法において、 前記コンタクト用配線を、左右方向に対して上下方向に
配線の後退分だけ伸ばして作成し、 前記スルーホール用配線を、上下方向に対して左右方向
に配線の後退分だけ伸ばして作成することを特徴とする
アートワークデータの作成方法。 - 【請求項12】 前記コンタクトセルと前記スルーホー
ルセルとを交互にレイアウトする、請求項11に記載の
アートワークデータの作成方法。 - 【請求項13】 少なくとも1つのコンタクトセルと、
少なくとも1つのスルーホールセルとを含む多層配線セ
ルを具備するアートワークデータを作成する方法であっ
て、前記コンタクトセルは、コンタクトと、該コンタク
トを覆うコンタクト用配線とを有し、前記スルーホール
セルは、スルーホールと、該スルーホールを覆うスルー
ホール用配線とを有する前記アートワークデータの作成
方法において、 前記コンタクト用配線を、左右方向に対して上下方向に
配線の後退分だけ伸ばして作成し、 前記スルーホール用配線を、上下方向に対して左右方向
に配線の後退分だけ伸ばして作成することを特徴とする
アートワークデータの作成方法。 - 【請求項14】 前記コンタクトセルと前記スルーホー
ルセルとを交互にレイアウトする、請求項13に記載の
アートワークデータの作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094397A JPH11297831A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セルおよびアートワークデータの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094397A JPH11297831A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セルおよびアートワークデータの作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11297831A true JPH11297831A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14109140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10094397A Pending JPH11297831A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | コンタクトセル、スルーホールセル、多層配線セルおよびアートワークデータの作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11297831A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7073142B2 (en) | 2003-01-10 | 2006-07-04 | Fujitsu Limited | Wiring diagram verifying method, program, and apparatus |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP10094397A patent/JPH11297831A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7073142B2 (en) | 2003-01-10 | 2006-07-04 | Fujitsu Limited | Wiring diagram verifying method, program, and apparatus |
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