JPH11296672A - 画像色情報抽出方法 - Google Patents

画像色情報抽出方法

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JPH11296672A
JPH11296672A JP10094569A JP9456998A JPH11296672A JP H11296672 A JPH11296672 A JP H11296672A JP 10094569 A JP10094569 A JP 10094569A JP 9456998 A JP9456998 A JP 9456998A JP H11296672 A JPH11296672 A JP H11296672A
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JP10094569A
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Shigeo Murakami
繁男 村上
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な色情報を抽出することができる色情報
抽出方法を提供する。 【解決手段】 対象となる画像を矩形の区画に等分し、
各区画画像の各画素のRGB色成分についてヒストグラ
ムを作成する。各区画のヒストグラムで最も度数の高い
最多階級ブロックMBとそれに隣接する階級ブロックN
Bに属する画素の色成分ごとの階調値の平均値をその区
画の代表色として各区画について求め、その各区画の代
表色の配列をその対象となる画像の色情報とする。最多
階級ブロックMBに基づいて各区画の代表色を求めてい
るので、適切な色情報を抽出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画素ごとに階調
を備えた画像の色についての情報である色情報を抽出す
る画像色情報抽出方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来から、画像情報を後に再利用するなど
のために、それら画像情報を分類して保存する場合があ
る。例えば、多くの画像の中から人物の顔が含まれた画
像を選別し、そのような画像をまとめて一つのグループ
に分類して保存する場合などがある。このような分類の
際に、画像中に特定のモチーフがあるかどうかを判定す
る方法として、以下のような方法が考えられる。
【0003】まず、電子化されたカラー画像情報を所定
の大きさの区画(M×N個の矩形画像)に分割する。
【0004】つぎに、各区画に含まれる画像を特徴づけ
る色である代表色を求める。
【0005】つぎに、得られたM×N個の代表色の配列
をその画像の色情報として記憶する。
【0006】以上のようにして色情報を各画像に対して
求め、それらをもとに各画像を人手により、自動的に、
またはそれらを組み合わせて分類する方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の方法
の各区画の代表色を求める方法としては、各区画内に含
まれる画素単位の画像データの階調の平均値を用いるこ
とによって行う方法が考えられるが、そのような方法で
代表色を求めると以下のような弊害があるものと思われ
る。
【0008】空を背景に人物を捉えた画像の場合、空と
人物の両方にかかる区画では空の色と人物の色の平均を
取ることにより、どちらの色でもない、その区画の画像
には存在しない代表色が得られてしまう。
【0009】また、緑の木の葉と赤い花とが含まれた画
像の場合にも同様にその区画の画像中に存在しない代表
色が得られてしまう。
【0010】この発明は、上述の問題の克服を意図して
おり、適切な色情報を抽出することができる色情報抽出
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載の方法は、画素ごとに階
調を備えた画像の色についての情報である色情報を抽出
する画像色情報抽出方法において、画像を複数の区画画
像に分割する分割工程と、複数の区画画像のうちから選
択された対象区画画像内の各画素の階調によるヒストグ
ラムを作成するヒストグラム作成工程と、ヒストグラム
作成工程において作成されたヒストグラムについて最も
度数の高い階級である最多階級を決定する最多階級決定
工程と、最多階級に基づいて対象区画画像の代表色を決
定する代表色決定工程と、ヒストグラム作成工程、最多
階級決定工程および代表色決定工程を複数の区画画像の
全てについて行い、複数の区画画像のそれぞれの代表色
の配列である色情報を決定する繰り返し工程と、を備え
る。
【0012】また、この発明の請求項2に記載の方法
は、請求項1に記載の画像色情報抽出方法において、画
像がそれぞれに階調を有する3つの色成分を備えるもの
であって、ヒストグラムの各階級の指定が3つの色成分
のそれぞれの成分を持つものであることを特徴とする。
【0013】また、この発明の請求項3に記載の方法
は、請求項1または請求項2に記載の画像色情報抽出方
法であって、代表色決定工程が、最多階級決定工程にお
いて決定された最多階級およびその近傍の階級内に含ま
れる各画素の階調の平均値を対象区画画像の代表色とし
て決定するものであることを特徴とする。
【0014】また、この発明の請求項4に記載の方法
は、請求項1または2に記載の画像色情報抽出方法であ
って、代表色決定工程が、最多階級決定工程において決
定された最多階級内に含まれる各画素の階調の平均値を
対象区画画像の代表色として決定するものであることを
特徴とする。
【0015】また、この発明の請求項5に記載の方法
は、請求項1または請求項2に記載の画像色情報抽出方
法であって、代表色決定工程が、最多階級決定工程にお
いて決定された最多階級の中央値を対象区画画像の代表
色として決定するものであることを特徴とする。
【0016】また、この発明の請求項6に記載の方法
は、請求項1に記載の画像色情報抽出方法において、前
記画像がそれぞれに階調を有する3つの色成分を備える
ものであって、各画素の3つの色成分から、各画素の明
度・色相・彩度を求め、前記ヒストグラムの各階級の指
定を、色相及び彩度の指定で行うことを特徴とする。
【0017】また、この発明の請求項7に記載の方法
は、請求項1または請求項6に記載の画像色情報抽出方
法であって、前記代表色決定工程が、前記最多階級決定
工程において決定された前記最多階級及びその近傍の階
級内に含まれる各画素の色相および彩度の平均値を前記
対象区画画像の代表色として決定するものであることを
特徴とする。
【0018】また、この発明の請求項8に記載の方法
は、請求項1または請求項6に記載の画像色情報抽出方
法であって、前記代表色決定工程が、前記最多階級決定
工程において決定された前記最多階級内に含まれる各画
素の色相および彩度の平均値を前記対象区画画像の代表
色として決定するものであることを特徴とする。
【0019】さらに、この発明の請求項9に記載の方法
は、請求項1または請求項6に記載の画像色情報抽出方
法であって、前記代表色決定工程が、前記最多階級決定
工程において決定された前記最多階級の色相および彩度
の中央値を前記対象区画画像の代表色として決定するも
のであることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明は、画像を複数の区画に
分割し、各区画を特徴づける代表色を求め、その代表色
がどのように配置されているかを示す情報である色情報
を抽出する方法を示している。
【0021】以下、この発明の実施の形態について図面
に基づいて説明していく。
【0022】<1.第1の実施の形態>上記のような色
情報を画像から抽出する画像色情報抽出方法が第1の実
施の形態では、図1に示すようにRAM11、ROM1
2、CPU13、ハードディスク14等がデータバスで
接続されたコンピュータ10およびそれに接続されたキ
ーボード等の入力部20およびCRT等の表示部30に
より構成された装置により実現されている。なお、以下
の処理はコンピュータ10内でソフトウェア的に行われ
る。
【0023】図2は第1の実施の形態の画像色情報抽出
方法を示すフローチャートであり、図3は図2のステッ
プS4のヒストグラム作成(すなわち、度数分布導出)
のフローチャートであり、図4は図2のステップS6の
代表色決定のフローチャートである。以下、これらのフ
ローチャートに基づいて、第1の実施の形態における画
像色情報抽出処理の処理手順を説明していく。
【0024】まず、作業者が色情報の抽出を行うべき画
像データのファイルを指定すると共に、画像の分割区画
数を入力部20により指定する。
【0025】すると、コンピュータ10のCPU13は
ハードディスク14からその画像を指定に見合った大き
さの区画に分割し、区画ごとに画像データをRAM11
に読み込む(図2:ステップS1)。
【0026】図5は画像を区画に分割した例を示す図で
ある。このようにこの発明では画像を複数の区画に分割
してそれぞれに代表色を求めるのであるが、第1の実施
の形態では画像を互いに等しい矩形に分割しており、図
5の例は横2区画、縦3区画の計6区画に分割した場合
を示している。なお、この分割は必ずしも等分でなくと
もよい。
【0027】なお、以下の処理はCPU13とRAM1
1との間で各種データがやりとりされることにより行わ
れる。
【0028】つぎに、画像中における所定位置の区画を
最初の対象区画として指定する(図2:ステップS
2)。
【0029】つぎに、全区画画像に対して以下の処理に
より代表色が決定されたかどうかを判定し、全区画画像
の処理が終了であればこの画像色情報抽出処理を終了
し、そうでなければステップS4に進む(図2:ステッ
プS3)。以下、全区画画像の処理が終了していない場
合について説明していく。
【0030】つぎに、対象区画のヒストグラムを作成す
る(すなわち、度数分布を求める)(図2:ステップS
4)。
【0031】図6は1つの画素が3次元色空間内の階級
ブロックBLに属する様子を示した概念図である。第1
の実施の形態では対象となる画像データは画素毎にR
(赤),G(緑),B(青)の3色の色成分を備え、各
色成分毎に256段階の階調を備えたデジタルデータと
なっている。したがって、そのような画像データは、R
GB色空間中の点として表されることになる。図6には
対象画素Pが示されており、対象画素Pは色成分(r,
g,b)を備えている。
【0032】そして、第1の実施の形態ではそれぞれの
色成分の全階調を16等分した立方体(すなわち、1辺
が16階調の立方体。以下、「階級ブロック」という)
に等分し、各階級ブロックBL中に属する画素の数によ
るヒストグラムを求める。
【0033】図7はヒストグラムの一例を示す図であ
る。第1の実施の形態のヒストグラムは上述のR成分、
G成分、B成分の3成分により指定される階級ブロック
BLのそれぞれの度数を表わしたものであるが、図7で
は、それら3次元の各階級ブロックBL(16×16×
16=4096個)を並べて横軸(1次元)で表わし、
度数(画素数)を縦軸で表している。ステップS4で
は、このようなヒストグラムを作成するのである。
【0034】以下、図3を用いてステップS4のヒスト
グラムの作成処理について、より詳細に説明する。
【0035】まず、全階級ブロックBLの度数を「0」
に初期化する(図3:ステップS41)。
【0036】つぎに、注目する区画である対象区画の所
定位置の画素を最初の対象画素として設定する(図3:
ステップS42)。
【0037】つぎに、対象区画の全画素に対して以下の
処理が終了したかどうかを判定し、終了していればこの
ヒストグラム作成処理を終了し、逆に終了していなけれ
ばステップS44に進む(図3:ステップS43)。以
下、後者の場合について説明する。
【0038】つぎに、対象画素の各色成分の階調値をそ
れぞれ階級の数である「16」で割り、それぞれの商を
求める(図3:ステップS44)。なお、ここで商は整
数値であり、余りは無視する。これにより、各色成分の
商により指定される1つの階級ブロックBLが求まり、
これが対象画素の属する階級ブロックBLとなる。
【0039】つぎに、得られた各色成分の商が属する階
級ブロックBLの度数に「1」を加算する(図3:ステ
ップS45)。すなわち、対象画素が属する階級ブロッ
クBLの度数をインクリメントする。
【0040】つぎに、対象区画における次の画素を対象
画素として読み込む(図3:ステップS46)。そし
て、再びステップS43〜ステップS46の処理をステ
ップS43における対象区画の全画素の処理が終了する
まで繰り返す。そして、対象区画の全画素の処理が終了
したとステップS43において判定されると、対象区画
に対するヒストグラムが完成する。
【0041】図2の処理に戻って、つぎに、得られたヒ
ストグラムのうちで最も度数の高い最多階級ブロックを
求める(図2:ステップS5)。すなわち、最も多くの
画素が属する階級ブロックBLを求める。
【0042】つぎに、得られた最多階級ブロックに基づ
き対象区画の代表色を求める(図2:ステップS6)。
【0043】図8は第1の実施の形態における代表色の
求め方をRGB色空間を次元を下げた2次元色空間によ
り表わした模式図である。この実施の形態では最多階級
ブロックMBおよびその周辺の(より詳細にはそれに隣
接する)階級ブロックに属する画素の階調値の平均値を
対象区画の代表色として決定している。ただし、図8で
は一部の階級ブロックにのみ参照符号を付した。
【0044】以下、図4を用いてステップS6の代表色
の決定処理について、より詳細に説明する。
【0045】まず、最多階級ブロックMBおよびそれに
隣接する階級ブロックNBに属する画素数である画素カ
ウント数および各色成分の階調値の和を「0」に初期化
する(図4:ステップS60)。
【0046】つぎに、次の画素(初めてこのステップの
処理を行う際には対象区画の最初の画素)を対象画素と
する(図4:ステップS61)。
【0047】つぎに、対象区画の全画素に対して以下の
処理が終了したかどうかを判定し、終了していればステ
ップS66に進み、終了していなければステップS63
に進む(図4:ステップS62)。以下、終了していな
い場合について説明する。
【0048】終了していない場合には、対象画素がステ
ップS5で求められた最多階級ブロックMBおよびそれ
に隣接する階級ブロックNBに属する画素であるかどう
かを判定し、属さなければステップS61に戻り次の画
素を対象画素とし、逆に属せばステップS64に進む
(図4:ステップS63)。
【0049】図8ではRGB色空間の次元を2次元に下
げて各階級ブロックBL(参照符号を一部のみ記載)を
それぞれ正方形で表している。第1の実施の形態では最
多階級ブロックMBのみならず、それに直接接している
(隣接している)階級ブロックNBに属する画素も代表
色決定の対象としている。したがって、対象画素がそれ
らの階級ブロックに属するかどうかの判定は以下の条件
により行われる。
【0050】すなわち、各階級ブロックBLを各色成分
について一意の整数値によるインデックス(i,j,
k)(ただし、i,j,k=1〜16)で表すものと
し、最多階級ブロックMBのインデックスの、R成分を
I、G成分をJ、B成分をKとして表す(すなわち、最
多階級ブロックMBではインデックス(I,J,K))
と、最多階級ブロックMBおよびそれに隣接する階級ブ
ロックNBのインデックス(i,j,k)の各成分は以
下の条件を満たすものとなる。
【0051】I−1≦i≦I+1かつJ−1≦j≦J+
1かつK−1≦k≦K+1ただし、i,j,kのいずれ
かが最小の階級(ここでは「1」)の場合、その階級未
満の階級(ここでは「0」以下)や、最大の階級(ここ
では「16」)の場合、その階級より大きい階級(ここ
では「17」以上)は、存在しないのでそれらは除いて
考える。
【0052】したがって、対象画素の各色成分をr、
g、b(=0〜255)で表すと、対象画素が最多階級
ブロックMBおよびそれに隣接する階級ブロックNBに
属するかどうかの条件は以下の通りとなる。
【0053】Tr(I−1)≦r<Tr(I+1)かつ
Tg(J−1)≦g<Tg(J+1)かつTb(K−
1)≦b<Tb(K+1) ただし、Tr,Tg,Tbは階級ブロックBLの各色成
分の階調幅を表わしており、ここではTr=Tg=Tb
=16である。
【0054】この条件を満たしているかどうかをステッ
プS63では判断するのである。
【0055】以下、ステップS63での判定において、
対象画素が最多階級ブロックMBおよびそれに隣接する
階級ブロックNBに属していた場合について説明する。
【0056】その場合には、画素カウント数に1を加え
る(図4:ステップS64)。
【0057】つぎに、対象画素の各色成分の階調値をそ
の色成分の階調値の和に加算する(図4:ステップS6
5)。そして、ステップS61に戻り、ステップS61
〜ステップS65の処理を繰り返し、ステップS62に
おける対象区画の全画素の終了の判定で、終了したと判
定されると、各色成分の階調値の和を最多階級ブロック
MBおよびそれに隣接する階級ブロックNBに属する画
素数で割った商を対象区画の代表色の各色成分の階調値
とする(図4:ステップS66)。なお、ここでも余り
を無視する。これにより、最多階級ブロックMBおよび
それに隣接する階級ブロックNBに属する画素の画像デ
ータの平均値(各色成分の階調値の平均値)を対象区画
の代表色として決定したことになる。
【0058】なお、上記のように第1の実施の形態では
各区画の最多階級ブロックMBおよびそれに隣接する階
級ブロックNBに属する画素の画像データの平均値を代
表色としているがこれは、以下のような理由による。
【0059】即ち、本当にその画像の代表的な色成分を
有する画素が例えば図8の画素Pの周りの画素のように
色空間内において最多階級ブロックMBの側面に近い
(中心から離れた)位置にあり、そのため、その画素P
の色に近い色を示す画素が最多階級ブロックMBより、
それに隣接する階級ブロックNBに多く含まれている場
合があり得る。そのような場合にも、隣接する階級ブロ
ックNBをも含めて平均を採ることで、より正確な代表
色を求めることができるようにしているのである。
【0060】つぎに、図2に戻り、次の区画を対象区画
とする(図2:ステップS7)。そして、ステップS3
に戻り、ステップS3〜ステップS7までの処理を全区
画について行い、全区画の代表色が決定すれば、ステッ
プS3の判定により、色情報の抽出処理が終了する。こ
れにより得られた各区画それぞれに代表色が配列した情
報が得られた。これがこの画像の色情報である。
【0061】図5には画像の色情報の例が示されてい
る。図5の色情報では上2つの区画の色情報が青であ
り、下2つの区画の色情報が緑となっている。このよう
な場合に作業者は例えば、この画像の上部には青空が広
がっており、下部には緑の植物が茂っている画像、すな
わち、風景の画像であると判断してこの画像を分類した
りすることが容易に行えるのである。
【0062】以上、説明したように第1の実施の形態に
よれば、画像を複数の区画画像に分割し、各区画画像に
ついてその区画画像内の各画素の画像データの階調によ
るヒストグラムを作成して、そのうち、最も度数の高い
階級ブロックBLである最多階級ブロックMBに基づい
てその区画画像の代表色を決定し、それを各区画画像に
ついて繰り返すことにより、複数の区画画像のそれぞれ
の代表色の配列である色情報を決定するので、適切な色
情報を抽出することができる。
【0063】また、最多階級ブロックMBの周縁部付近
の画素の色が対象区画画像を特徴づける色である場合で
も、最多階級ブロックMBおよびそれに隣接する階級ブ
ロックNB内に含まれる各画素の各色成分の階調につい
ての平均値を対象区画画像の代表色とするので、より適
切な代表色を得ることができ、従ってより的確な色情報
を得ることができる。
【0064】また、第1の実施の形態では、画像データ
がRGB成分からなる場合に後述の明度・彩度・色相に
よるデータに変換して色情報を求める場合のような画像
データの変換が不要であるので、迅速な色情報の抽出を
行うことができる。
【0065】<2.第2の実施の形態>つぎに、この発
明の第2の実施の形態について説明していく。第2の実
施の形態でも装置構成は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0066】図9は第2の実施の形態における代表色決
定のフローチャートである。また、図10は第2の実施
の形態における代表色の求め方をRGB色空間を次元を
下げた2次元色空間として表わした模式図である(階級
ブロックBLには一部のみ参照符号を記載)。第2の実
施の形態では第1の実施の形態における図2のフローチ
ャートに示す画像色情報抽出処理とほぼ同様であるが、
ステップS6の処理のみ第1の実施の形態と異なるもの
となっている。すなわち、第1の実施の形態では、各区
各の最多階級ブロックMBおよびそれに隣接する階級ブ
ロックNBに属する画素についてそれらの画像データの
階調の平均を求め、それを代表色としていたが、第2の
実施の形態では、隣接する階級ブロックNBを含めず、
最多階級ブロックMBに属する画素のみについて画像デ
ータの階調の平均をとるものとしている。
【0067】すなわち、図9において、ステップS60
〜ステップS62までは図4に示した第1の実施の形態
の代表色決定処理と同様である。なお、図9において図
4のフローチャートと同じ処理を行うステップについて
は同じステップの番号を付している。
【0068】第2の実施の形態ではステップS62の処
理の次に、ステップS67において対象画素が最多階級
に属する画素かどうかについてのみ判定し、それに隣接
する階級ブロックNBに属するかどうかについては判定
しない。
【0069】そして、最多階級ブロックMBに属しない
画素の場合には、ステップS61に戻り次の画素を対象
画素とするが、属する場合にはステップS68に進み最
多階級ブロックMBに属する画素カウント数に「1」を
加算する。以下、対象画素が最多階級ブロックMBに属
した場合について説明していく。
【0070】ステップS67の判定条件は以下のように
なる。
【0071】すなわち、第1の実施の形態と同様に、各
階級ブロックBLを各色成分について一意の整数値によ
るインデックス(i,j,k)(ただし、i,j,k=
1〜16)で表すものとし、最多階級ブロックMBのイ
ンデックスを(I,J,K)と表し、対象画素の各色成
分の階調値をr、g、b(=0〜255)で表すと、対
象画素が最多階級ブロックMBに属するかどうかの条件
は以下の通りとなる。
【0072】Tr(I−1)≦r<TrIかつTg(J
−1)≦g<TgJかつTb(K−1)≦b<TbK なお、Tr,Tg,Tbは第1の実施の形態と同様であ
り、ここでも「16」をとる。
【0073】この条件を満たしているかどうかをステッ
プS67では判断するのである。
【0074】つぎに、第1の実施の形態と同様にステッ
プS65において、対象画素の各色成分の階調値をその
色成分の階調値の和に加算する。ただし、ここで各色成
分の階調値の和には最多階級ブロックMBに属する画素
の階調値のみ加算されていることが第1の実施の形態と
異なっている。
【0075】そして、ステップS61に戻り、ステップ
S61,S62,S67,S68,S65の処理を繰り
返し、ステップS62における対象区画の全画素の終了
の判定で、終了したと判定されると、ステップS69に
おいて各色成分の階調値の和を最多階級ブロックMBに
属する画素数で割った商を代表色の各色成分の階調値と
する。なお、ここでも余りは無視する。
【0076】これにより、最多階級ブロックMBに属す
る画素の画像データの平均値を対象区画の代表色として
決定したことになる。
【0077】そして、このような代表色の決定を各区画
について行うことにより、この画像の色情報が求まった
ことになる。
【0078】以上、説明したように第2の実施の形態に
よれば、第1の実施の形態とほぼ同様の構成を有するの
で、適切な色情報を抽出することができる。
【0079】また、第1の実施の形態と異なり、最多階
級ブロックMB内に含まれる各画素の階調の平均値を対
象区画の代表色とするので、第1の実施の形態に比べて
処理対象の画素が少なくなるので迅速に色情報を抽出す
ることができる。
【0080】<3.第3の実施の形態>つぎに、この発
明の第3の実施の形態について説明していく。第3の実
施の形態でも装置構成は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0081】第3の実施の形態でも第1の実施の形態に
おける図2のフローチャートに示す画像色情報抽出処理
とほぼ同様であるが、第2の実施の形態と同様、ステッ
プS6の処理のみ第1および第2の実施の形態と異なる
ものとなっている。すなわち、第1の実施の形態では、
各区画の最多階級ブロックMBおよびそれに隣接する階
級ブロックNBに属する画素についてそれらの画像デー
タの階調の平均を求め、第2の実施の形態では、各区画
の最多階級ブロックMBに属する画素について、それら
の画像データの階調の平均を求め、それを代表色として
いたが、第3の実施の形態では、最多階級ブロックMB
の各色成分の中央値CBを代表色としている。
【0082】すなわち、最多階級ブロックMBの整数に
よるインデックスを(I,J,K)(I,J,K=1〜
16)と表すと、最多階級ブロックMBの各色成分の階
級値(r,g,b)(ただし、r、g、b=0〜25
5)の範囲は次式で表される。
【0083】Tr(I−1)≦r<TrIかつTg(J
−1)≦g<TgJかつTb(K−1)≦b<TbK ここでもTr,Tg,Tbは第1の実施の形態と同様で
ある。
【0084】そして、これらの中央値CB(より正確に
は中央値に近い整数値)、すなわち、(TrI−8,T
gJ−8,TbK−8)が求める対象区画の代表色であ
る。
【0085】この第3の実施の形態における代表色の決
定方法はRGB色空間を2次元に下げて模式的に図11
に示している(階級ブロックBLには一部のみ参照符号
を記載)。
【0086】このようにして求めた代表色を各区画につ
いて求めたものをこの画像の色情報とするのである。
【0087】以上、説明したように第3の実施の形態に
よれば、第1の実施の形態とほぼ同様の構成を有するの
で、適切な色情報を抽出することができる。
【0088】また、第1の実施の形態や第2の実施の形
態と異なり、最多階級の中央値CBを対象区画画像の代
表色とするため、画像データの階調値の平均を採る必要
がないので、一層迅速に色情報を抽出することができ
る。
【0089】<4.変形例>以上、第1〜第3の実施の
形態では画像をRGB色成分のそれぞれについて階調を
備えるものとしたが、この発明はこれに限られず、色
相、明度、彩度等のその他の色成分を有する画像データ
に対しても同様にして色情報を抽出することができる。
【0090】その一例を説明すると、まず原画像の各画
素のR,G、Bの値をルックアップテーブルにて知覚色
の3属性値である色相H、彩度S、明度Lに変換する。
この変換においては、R,G、Bの値は色相H、彩度
S、明度Lの値に直接対応していないので、一旦R,
G、Bの値をLab表色系(明度Lに対応する1次元座
標、及び彩度S、色相Hを符号aとbの平面に描いた2
次元座標からなる3次元座標空間)の値に変換する。次
にそのLab表色系の値をH、S、L色空間の値に変換
する。図12はLab表色系とHSL色空間との関係お
よびLab表色系における階級を模式的に示す図であ
る。このときのLab表色系とHSL色空間は図12
(a)に示すような関係となっている。図12(a)に
おいて、Lab表色系のL軸はHSL色空間の明度Lに
そのまま対応し、a軸とb軸の2次元座標上の動径が彩
度Sに対応し、a軸と動径とのなす角θが色相Hに対応
している。そして実際の彩度S及び色相Hは次の各式で
求める。
【0091】
【数1】
【0092】
【数2】
【0093】ただし、A<0のときは、色相Hの計算結
果に180度を加え、A>0でB<0のときは360度
を加える。これは、計算結果としてマイナスの値を出さ
ないためである。
【0094】このようにHSL色空間では色の成分は彩
度S、及び色相θにて表現される。このとき、彩度Sは
明度を表す軸Lから図の円周方向に向かって大きくなっ
ていく。模式的に表した図12(b)から分かるよう
に、明度軸Lを中心とした同心円を描くことで彩度Sを
空間的に分割でき、分割した空間領域を各階級として設
定することができる。さらに例えばa軸またはb軸を基
準軸として所定角度ずつ分割して、色相の各階級を設定
することができる。より具体的には、彩度の単位を0か
ら100に規格化し、それを10等分すると、10個の
階級(図12中には一部のみ図示)が設定できる。また
色相の範囲は360度で規定されているので、30度単
位で区画すれば12個の階級(図12中には一部のみ図
示)が設定できる。このようにして設定した彩度と色相
の各階級から定まる色空間領域の各範囲に、どの画素が
属しているかを求めることで、ヒストグラムを作成する
ことができる。そしてこのヒストグラムから、前記の第
1〜第3の実施の態様と同様に各区画画像の代表色を決
定できる。
【0095】この方法では、例えば植物の占める割合が
多く、明るい緑から暗い緑まで様々な明度の緑色画素が
含まれているような画像の場合、最適な代表色の抽出が
でき、より適切な色情報が得られる。
【0096】また、第1の実施の形態では、最多階級ブ
ロックMBとそれに隣接する階級ブロックNBに属する
画素の階調を単純に平均して代表色を求めるものとした
が、この発明はこれに限られず、最多階級ブロックMB
に隣接する階級ブロックNBの外側にさらに隣接する階
級ブロックも含めた平均を求めたり、最多階級ブロック
MB中の画素に最多階級ブロックMBに隣接する階級ブ
ロックNBより大きな重みをつけた加重平均をとって代
表色を求めるものとしてもよい。
【0097】また、第1〜第3の実施の形態では各画素
の各色成分を256段階の階調を有するものとしたが、
この発明はこれに限られず、128階調等の、より少な
い階調を有するものとしてもよく、逆により階調の段階
を多くしてもよい。
【0098】さらに、第1〜第3の実施の形態では、画
像データの各色成分を16段階の階級に分けたヒストグ
ラムを求めるものとしたが、この発明はこれに限られ
ず、8段階等のより少ない階級としたり、逆に32段階
等のより多い階級に分類してもよい。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
9の発明によれば、画像を複数の区画画像に分割し、各
区画画像についてその区画画像内の各画素の階調による
ヒストグラムを作成して、そのうち、最も度数の高い階
級である最多階級に基づいてその区画画像の代表色を決
定し、それを各区画画像について繰り返すことにより、
複数の区画画像のそれぞれの代表色の配列である色情報
を決定するので、適切な色情報を抽出することができ
る。
【0100】また、請求項3の発明によれば、最多階級
の周縁部にあたる画素の色が対象区画画像を特徴づける
色である場合でも、最多階級およびその近傍の階級内に
含まれる各画素の階調の平均値を対象区画画像の代表色
とするので、より適切な代表色を得ることができ、従っ
てより的確な色情報を得ることができる。
【0101】また、請求項4の発明によれば、最多階級
内に含まれる各画素の階調の平均値を対象区画画像の代
表色とするので、請求項3の方法に比べて処理対象の画
素が少なくなるので迅速に色情報を抽出することができ
る。
【0102】さらに、請求項5の発明によれば、最多階
級のほぼ中央値を対象区画画像の代表色とするため、画
像データの階調値の平均を採る必要がないので、一層迅
速に色情報を抽出することができる。
【0103】また、請求項7の発明によれば、最多階級
の周縁部にあたる画素の色が対象区画画像を特徴づける
色である場合でも、その近傍の階級内に含まれる各画素
の階調の色相および彩度を対象区画画像の代表色とする
ので、より適切な代表色を得ることができ、従ってより
的確な色情報を得ることができる。
【0104】また、請求項8の発明によれば、最多階級
内に含まれる各画素の色相および彩度の平均値を対象区
画画像の代表色とするので、請求項7の方法に比べて処
理対象の画素が少なくなるので迅速に色情報を抽出する
ことができる。
【0105】さらに、請求項9の発明によれば、最多階
級の中央値を対象区画画像の代表色とするため、画像デ
ータの色相および彩度の平均を採る必要がないので、一
層迅速に色情報を抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の画像色情報抽出
方法を実現する装置のブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の画像色情報抽出方法を示す
フローチャートである。
【図3】図2のステップS4のヒストグラム作成のフロ
ーチャートである。
【図4】図2のステップS6の代表色決定のフローチャ
ートである。
【図5】画像を区画に分割した例を示す図である。
【図6】対象画素が3次元色空間内の階級ブロックに属
する様子を示した概念図である。
【図7】ヒストグラムの一例を示す図である。
【図8】第1の実施の形態における代表色の求め方を表
わした模式図である。
【図9】第2の実施の形態における代表色決定のフロー
チャートである。
【図10】第2の実施の形態における代表色の求め方を
表わした模式図である。
【図11】第3の実施の形態における代表色の求め方を
表わした模式図である。
【図12】Lab表色系とHSL色空間との関係および
Lab表色系における階級とを模式的に示す図である。
【符号の説明】
BL 階級ブロック CB 中央値 MB 最多階級ブロック NB 最多階級ブロックに隣接する階級ブロック P 対象画素

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素ごとに階調を備えた画像の色につい
    ての情報である色情報を抽出する画像色情報抽出方法に
    おいて、 画像を複数の区画画像に分割する分割工程と、 前記複数の区画画像のうちから選択された対象区画画像
    内の各画素の階調によるヒストグラムを作成するヒスト
    グラム作成工程と、 前記ヒストグラム作成工程において作成されたヒストグ
    ラムについて最も度数の高い階級である最多階級を決定
    する最多階級決定工程と、 前記最多階級に基づいて前記対象区画画像の代表色を決
    定する代表色決定工程と、 前記ヒストグラム作成工程、前記最多階級決定工程およ
    び前記代表色決定工程を前記複数の区画画像の全てにつ
    いて行い、前記複数の区画画像のそれぞれの代表色の配
    列である色情報を決定する繰り返し工程と、を備えるこ
    とを特徴とする画像色情報抽出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像色情報抽出方法に
    おいて、 前記画像がそれぞれに階調を有する3つの色成分を備え
    るものであって、前記ヒストグラムの各階級の指定が前
    記3つの色成分のそれぞれの成分を持つものであること
    を特徴とする画像色情報抽出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像色
    情報抽出方法であって、 前記代表色決定工程が、前記最多階級決定工程において
    決定された前記最多階級およびその近傍の階級内に含ま
    れる各画素の階調の平均値を前記対象区画画像の代表色
    として決定するものであることを特徴とする画像色情報
    抽出方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の画像色
    情報抽出方法であって、 前記代表色決定工程が、前記最多階級決定工程において
    決定された前記最多階級内に含まれる各画素の階調の平
    均値を前記対象区画画像の代表色として決定するもので
    あることを特徴とする画像色情報抽出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の画像色
    情報抽出方法であって、 前記代表色決定工程が、前記最多階級決定工程において
    決定された前記最多階級のほぼ中央値を前記対象区画画
    像の代表色として決定するものであることを特徴とする
    画像色情報抽出方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像色情報抽出方法に
    おいて、 前記画像がそれぞれに階調を有する3つの色成分を備え
    るものであって、 各画素の3つの色成分から、各画素の明度・色相・彩度
    を求め、 前記ヒストグラムの各階級の指定を、色相及び彩度の指
    定で行うことを特徴とする画像色情報抽出方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項6に記載の画像色
    情報抽出方法であって、 前記代表色決定工程が、前記最多階級決定工程において
    決定された前記最多階級及びその近傍の階級内に含まれ
    る各画素の色相および彩度の平均値を前記対象区画画像
    の代表色として決定するものであることを特徴とする画
    像色情報抽出方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項6に記載の画像色
    情報抽出方法であって、 前記代表色決定工程が、前記最多階級決定工程において
    決定された前記最多階級内に含まれる各画素の色相およ
    び彩度の平均値を前記対象区画画像の代表色として決定
    するものであることを特徴とする画像色情報抽出方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項6に記載の画像色
    情報抽出方法であって、 前記代表色決定工程が、前記最多階級決定工程において
    決定された前記最多階級の色相および彩度の中央値を前
    記対象区画画像の代表色として決定するものであること
    を特徴とする画像色情報抽出方法。
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