JPH11296604A - 在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理方法及び記録媒体 - Google Patents

在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理方法及び記録媒体

Info

Publication number
JPH11296604A
JPH11296604A JP9792098A JP9792098A JPH11296604A JP H11296604 A JPH11296604 A JP H11296604A JP 9792098 A JP9792098 A JP 9792098A JP 9792098 A JP9792098 A JP 9792098A JP H11296604 A JPH11296604 A JP H11296604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
server
care
client
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9792098A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Ozaka
昇治 尾坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYNERGY KK
Original Assignee
SYNERGY KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SYNERGY KK filed Critical SYNERGY KK
Priority to JP9792098A priority Critical patent/JPH11296604A/ja
Publication of JPH11296604A publication Critical patent/JPH11296604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 在宅介護支援システムが容易に構築でき、か
つ維持管理が容易となり、またヘルパー等の利用者が使
い易い在宅介護総合支援システムを提供する。 【解決手段】 クライアント4は、サーバ2を介してデ
ータベース3に記憶された巡回スケジュールデータを受
信し、受信した巡回スケジュールデータをPDA5に転
送する。PDA5は、ヘルパーから巡回介護の活動内容
を入力し、入力した活動内容をクライアント4に転送す
る。クライアント4は、ヘルパーから活動内容の補足を
入力すると、巡回活動日報データを生成し、生成した巡
回活動日報データ及びユーザ・キー情報をサーバ2に送
信する。サーバ2は、クライアント4から送られた巡回
活動日報データ及びユーザ・キー情報を受信し、ユーザ
・キー情報に従って、受信した巡回活動日報データをデ
ータベース3に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅のヘルパー等
が利用するコンピュータをネットワークを介して接続
し、ヘルパーの巡回介護を支援する在宅介護総合支援シ
ステムであって、特にシステムの維持管理が容易とな
り、また利用者が使い易い在宅介護総合支援システム、
巡回スケジュール管理方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化が進む我が国において、高
齢者の介護の問題がクローズアップされてきている。現
在、国家行政による高齢者対策が進められ、それに伴
い、地域社会においても高齢者の介護に対する様々な取
り組みがなされている。地域社会における高齢者の介護
の中心的役割を果たすものとして、専門的な知識と技術
を身につけたヘルパーの行う巡回介護が挙げられる。こ
のような巡回介護は、介護される高齢者(介護対象者)
の立場に立ったきめ細かなサービスが、ヘルパーにより
提供される。最近では、介護対象者の情報の管理やヘル
パーの巡回を効率的に行うため、コンピュータによるシ
ステム化が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
ステムは、一般に、システムの中心となる管理センター
により情報が単独に管理され、ヘルパーが必要な情報の
授受のために管理センターに出向く必要があった。例え
ば、ヘルパーは、その日に巡回する介護対象者のリスト
等を受け取るため、また、その日の巡回介護を終えた
後、活動実績を報告するため、管理センターに出向く必
要があった。このため、ヘルパーの巡回介護に費やす時
間と労力とがその分減少することになり、介護対象者へ
のサービスが低下する場合もあった。一方、管理センタ
ー側でも、ヘルパーに渡すための巡回リスト等をその度
に出力する必要があり、事務が煩雑なものとなってい
た。また、巡回リスト等の誤った受け渡しが発生する
と、介護対象者が巡回介護を受けられない場合もあっ
た。更に、ヘルパーの活動実績を全てセンター職員がシ
ステムに入力する必要がある等、センター側の負担が増
大するため、維持・管理費用が多額となる。そのため、
地域社会の負担が増すことになり、システム化すること
ができない地域も多かった。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、地域内における多数のコンピュータをネットワーク
を介して接続する在宅介護総合支援システムであって、
特に在宅介護総合支援システムが容易に構築でき、かつ
維持管理が容易となり、またヘルパー等の利用者が使い
易い在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理
方法及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る在宅介護総合支援シス
テムは、ネットワークを介して接続されたクライアント
及びサーバがデータ通信を行う在宅介護総合支援システ
ムであって、前記サーバは、少なくとも介護対象者に提
供する介護プランからなるケアプランデータと、ヘルパ
ーの休暇予定情報を含む個人情報からなるヘルパーデー
タと、ヘルパーの巡回予定からなる巡回データと、ヘル
パーの巡回介護の実績となる活動実績データと、介護対
象者の個人情報からなる介護対象者データとを記憶する
データベースを備え、前記データベースに記憶されるケ
アプランデータ、ヘルパーデータ、巡回データ、活動実
績データ及び介護対象者データは、データ及びデータを
構成する予め定められた情報単位毎に、検索可能となる
利用者を特定するキー情報を有し、前記クライアント
は、予め定められたユーザ・キー情報を前記サーバに送
信し、前記サーバは、前記クライアントから送られたユ
ーザ・キー情報に従って前記データベースから、検索可
能な情報のみから構成される対象データを生成し、生成
したデータを前記クライアントに送信する、ことを特徴
とする。
【0006】この発明によれば、クライアントは、予め
定められたユーザ・キー情報をサーバに送信する。サー
バは、クライアントから送られたユーザ・キー情報に従
ってデータベースから、検索可能な情報のみから構成さ
れる対象データを生成し、生成したデータをクライアン
トに送信する。従って、利用者は、予め定められた自己
のユーザ・キー情報に従ってデータベースに記憶された
対象となるキー情報の付加されたケアプランデータ、ヘ
ルパーデータ、巡回データ、活動実績データ及び介護対
象者データをデータベースから取得して容易に必要な情
報を表示することができる。このケアプランデータ、ヘ
ルパーデータ、巡回データ、活動実績データ及び介護対
象者データは、例示であり、在宅介護に必要となるいか
なるデータであってもよい。この結果、利用者が容易に
利用できる在宅介護総合支援システムを構築することが
できる。
【0007】前記サーバは、前記クライアントから送ら
れたユーザ・キー情報に従って前記データベースから、
対象となる巡回データを取得し、取得した巡回データを
前記クライアントに送信し、前記クライアントは、前記
サーバから受信した巡回データに対応するヘルパーの休
暇予定情報を入力し、入力した休暇予定情報をユーザ・
キー情報と共に前記サーバに送信し、前記サーバは、前
記クライアントから送られるユーザ・キー情報及び休暇
予定情報を受信し、受信した休暇予定情報をユーザ・キ
ー情報に従ってデータベースに記憶された対象となるヘ
ルパーデータに追加して記憶してもよい。従って、ヘル
パー等の利用者は、自己の巡回予定を考慮しながら休暇
の予定を設定可能となる。この結果、ヘルパー等の利用
者が容易に利用できる在宅介護総合支援システムを構築
することができる。
【0008】前記サーバは、前記クライアントから送ら
れたユーザ・キー情報に従って前記データベースに記憶
された対象となるヘルパーデータに含まれる休暇予定情
報と、対象となる巡回データに含まれる対応するヘルパ
ーの巡回予定情報とから互いに重複する巡回欠員情報を
生成し、生成した巡回欠員情報を前記クライアントに送
信し、前記クライアントは、前記サーバから受信した巡
回欠員情報に示される介護対象者に対するヘルパーの担
当を変更する担当変更情報を入力し、入力した担当変更
情報をユーザ・キー情報と共に前記サーバに送信し、前
記サーバは、前記クライアントから送られる担当変更情
報を受信し、受信した担当変更情報に従ってデータベー
スに記憶された対象となる巡回データを変更して記憶し
てもよい。従って、主任ヘルパー等の利用者は、自己の
管理下のヘルパーが欠員となった場合に、巡回欠員情報
に従って介護対象者に対する担当者を変更する。この結
果、主任ヘルパー等の利用者が容易に利用できる在宅介
護総合支援システムを構築することができる。
【0009】前記サーバは、前記クライアントから送ら
れたユーザ・キー情報に従って前記データベースから、
対象となる巡回データを取得し、取得した巡回データを
前記クライアントに送信し、前記クライアントは、前記
サーバから受信した巡回データに対応してヘルパーが行
った巡回介護情報を入力し、入力した巡回介護情報をユ
ーザ・キー情報と共に前記サーバに送信し、前記サーバ
は、受信した巡回介護情報から活動実績データを生成
し、生成した活動実績データを、受信したユーザ・キー
情報に従ってデータベースに記憶してもよい。従って、
ヘルパー等の利用者は、自己の巡回予定に従った巡回介
護情報をクライアントから入力すると、活動実績データ
が生成されてデータベースに記憶される。この結果、ヘ
ルパー等の利用者が容易に利用できる在宅介護総合支援
システムを構築することができる。
【0010】前記クライアントは、可搬型の情報機器と
なるPDAを備え、前記PDAは、前記クライアントを
介して前記サーバから送られた巡回データを取得し、取
得した巡回データに対応してヘルパーが行った巡回介護
情報を入力し、前記クライアントを介して入力した巡回
介護情報を前記サーバに送信してもよい。従って、ヘル
パー等の利用者は、自己の巡回予定に従った巡回介護情
報をPDAから入力すると、活動実績データが生成され
てデータベースに記憶される。この結果、ヘルパー等の
利用者が容易に利用できる在宅介護総合支援システムを
構築することができる。
【0011】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点に係る巡回スケジュール管理方法は、クライアン
ト及びサーバがネットワークを介して接続され、該サー
バが備えるデータベースに記憶された巡回データを管理
する巡回スケジュール管理方法であって、予め定められ
たユーザ・キー情報を前記クライアントから前記サーバ
に送信する送信ステップと、前記送信ステップにより送
信され、受信したユーザ・キー情報に従って、前記サー
バが前記データベースに記憶された検索可能となる利用
者を特定するキー情報を有する巡回データから対象とな
る巡回データを取得する巡回データ取得ステップと、前
記巡回データ取得ステップにて取得した巡回データを前
記サーバから前記クライアントに送信する送信ステップ
と、を備えることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、巡回データ取得ステッ
プは、送信ステップにより送信され、受信したユーザ・
キー情報に従って、サーバがデータベースに記憶された
検索可能となる利用者を特定するキー情報を有する巡回
データから対象となる巡回データを取得する。送信ステ
ップは、巡回データ取得ステップにて取得した巡回デー
タをサーバからクライアントに送信する。従って、利用
者は、予め定められた自己のユーザ・キー情報に従って
データベースに記憶された対象となるキー情報の付加さ
れた巡回データをデータベースから取得して容易に必要
な情報を表示することができる。この結果、容易に巡回
スケジュールの管理をすることができる。
【0013】上記目的を達成するため、この発明の第3
の観点に係る記録媒体は、クライアント及びサーバがネ
ットワークを介して接続され、該サーバが備えるデータ
ベースに記憶された少なくともヘルパーの巡回予定から
なる巡回データの通信を行う在宅介護総合支援システム
において、コンピュータをクライアントとして機能させ
るプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、予め定められたユーザ・キー情報を前
記クライアントから前記サーバに送信する送信ステップ
と、前記送信ステップにより送信され、受信したユーザ
・キー情報に従って、前記サーバが前記データベースに
記憶された検索可能となる利用者を特定するキー情報を
有する巡回データから対象となる巡回データを取得する
巡回データ取得ステップと、前記巡回データ取得ステッ
プにて取得した巡回データを前記サーバから前記クライ
アントに送信する送信ステップとを実現するプログラム
を記憶することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる在宅
介護総合支援システムについて以下図面を参照して説明
する。
【0015】図1は、この発明の実施の形態にかかる在
宅介護支援システム1の構成を示す模式図である。この
在宅介護支援システム1は、図1に示すように、サーバ
2と、データベース3と、クライアント4と、PDA
(Personal Digital Assistant)5と、を備える。
【0016】サーバ2は、ワークステーション等からな
り、クライアント4から送られる電文に従って、データ
ベース3に記憶されている各種データを読み出して、ク
ライアント4に送信する。
【0017】データベース3は、図2に示すように、ケ
アプランデータ、ヘルパーデータ、巡回スケジュールデ
ータ、巡回活動日報データ及び介護対象者データを記憶
する。各データには、権限のない利用者のアクセスを制
限するための鍵穴の役目となるキー情報がヘッダー部に
付加されている。また、各データ中の項目毎にも、権限
のない利用者のアクセスを制限するための鍵穴の役目と
なるキー情報が付加されている。例えば、図3に示すよ
うに、介護対象者データは、構成する項目中の保険証番
号及び病歴に権限のない利用者のアクセスを制限するた
めの鍵穴の役目となるキー情報が付加されている。
【0018】クライアント4は、図4に示すように、通
信制御部41と、表示部42と、処理制御部43と、外
部記憶部44と、入力部45と、赤外線通信制御部46
とを備えたパーソナルコンピュータ等から構成される。
通信制御部41は、処理制御部43に制御され、サーバ
2とのデータの通信を行う。表示部42は、処理制御部
43に制御され、各種表示データを表示する。処理制御
部43は、通信制御部41を介してサーバ2とのデータ
の通信を行い、また、生成した表示データを表示部42
に表示する。また、処理制御部43は、赤外線通信制御
部46を介してPDA5とのデータの通信を行う。
【0019】外部記憶部44は、フレキシブルディスク
制御装置及びCD−ROM制御装置等から構成される。
フレキシブルディスクは、図5に示すような、利用者毎
に予め定められたユーザ・キー情報を記憶する。外部記
憶部44は、フレキシブルディスクに記憶されたユーザ
・キー情報を取得する。また、CD−ROMは、クライ
アント4側の在宅介護支援システムのプログラムを記録
してもよい。例えば、処理制御部43は、CD−ROM
が外部記憶部44に挿入されると、CD−ROMに記憶
された在宅介護支援システムのクライアント4側のプロ
グラムが自動起動され、パーソナルコンピュータ等に不
慣れな利用者であっても、容易に在宅介護支援システム
を利用することができる。
【0020】図4に戻って、入力部45は、キーボード
及びマウス等からなり、利用者からの操作指示を入力す
る。
【0021】赤外線通信制御部46は、処理制御部43
に制御され、PDA5とのデータの通信を行う。
【0022】図1に戻って、PDA(Personal Digital
Assistant)5は、パームトップコンピュータや電子手
帳に代表される携帯可能なポケット型コンピュータ等か
らなり、クライアント4とのデータの通信を行う。ま
た、PDA5は、利用者から巡回介護の活動実績を図示
せぬタッチパネル等の入力部から入力する。
【0023】以下、この発明の実施の形態にかかる在宅
介護支援システムの基本的な機能について説明する。こ
の発明の実施の形態にかかる在宅介護支援システムの基
本的な機能は、少なくともケアプラン作成機能、休暇申
請機能、巡回スケジュール調整機能、介護対象者情報更
新機能及び巡回支援機能から構成される。
【0024】ケアプラン作成機能は、介護アセスメント
のできる専門家となるケアマネージャーにより使用され
る機能で、ケアマネージャーが介護対象者毎に立案した
介護サービスのマスタ・スケジュールとなるケアプラン
データを登録する機能である。なお、ケアマネージャー
は、ケアプランデータの作成時に、作成対象となる介護
対象者の全ての情報が、クライアント4にて取得可能と
なる。即ち、サーバ2は、クライアント4からケアマネ
ージャーのユーザ・キー情報を取得し、取得したユーザ
・キー情報を伴って対象となる介護対象者データを検索
する。その際、介護対象者データに付加されているキー
情報が、介護センター職員、ヘルパー、主任ヘルパー及
びケアマネージャーにて検索可能に設定され、また、図
3に示す介護対象者データを構成する項目のうち、「保
険証番号」及び「病歴」に付加されているキー情報が介
護センター職員及びケアマネージャーのみにて検索可能
に設定されている。この結果、介護センター職員及びケ
アマネージャー以外の利用者が、介護対象者データを検
索しても、「保険証番号」及び「病歴」の情報を取得す
ることができない。
【0025】休暇申請機能は、巡回介護を行うヘルパー
により主に使用される機能で、ヘルパー等が休暇の予定
日を申請する機能である。サーバ2は、クライアント4
から送られた休暇情報と共にユーザ・キー情報を受信
し、ユーザ・キー情報に従って、受信した休暇情報をデ
ータベース3の対象となるヘルパーデータに追加又は変
更して記憶する。なお、ヘルパーは、休暇申請時に、自
己のヘルパーデータのみを検索可能となる。即ち、サー
バ2は、クライアント4からヘルパーのユーザ・キー情
報を取得し、取得したユーザ・キー情報を伴って対象と
なるヘルパーデータを検索する。その際、ヘルパーデー
タのキー情報が自己のユーザIDのみにて検索可能に設
定されている。この結果、利用者が、他人のヘルパーデ
ータを検索しても、ヘルパーデータを取得することがで
きない。
【0026】巡回スケジュール調整機能は、複数のヘル
パーを管理する主任ヘルパーにより主に使用される機能
で、主任ヘルパー等が管理下のヘルパーの休暇等により
介護対象者に巡回介護ができない場合に、巡回スケジュ
ールを調整する機能である。サーバ2は、クライアント
4からヘルパー巡回予定だった介護対象者の担当を変更
する変更情報を受信し、受信したヘルパーの変更情報に
従ってデータベース3の巡回スケジュールデータを更新
する。なお、主任ヘルパーは、巡回スケジュール調整時
に、自己の所属の巡回スケジュールデータのみを検索可
能となる。即ち、サーバ2は、クライアント4から主任
ヘルパーのユーザ・キー情報を取得し、取得したユーザ
・キー情報を伴って対象となる巡回スケジュールデータ
を検索する。その際、巡回スケジュールデータのキー情
報が予め定められた所属のみにて検索可能に設定されて
いる。この結果、利用者が、所属の異なる巡回スケジュ
ールデータを検索しても、巡回スケジュールデータを取
得することができない。
【0027】介護対象者情報更新機能は、システムの運
用を行う介護センター職員により主に使用される機能
で、介護対象者が入院するなど、介護対象者が巡回介護
を受けられなくなった場合等に介護対象者のデータを変
更する機能である。サーバ2は、クライアント4から介
護対象者の変更情報を受信し、受信した介護対象者の変
更情報に従ってデータベース3の介護対象者データを変
更する。
【0028】巡回支援機能は、ヘルパーにより主に使用
される機能で、例えば、当日の朝に、自己の巡回スケジ
ュールを取得し、取得した巡回スケジュールに従って巡
回介護を行うと共に活動内容を入力する機能である。ク
ライアント4は、サーバ2から巡回スケジュールデータ
を受信し、受信した巡回スケジュールデータをPDA5
に転送する。PDA5は、ヘルパーから巡回介護の活動
内容を入力し、入力した活動内容をクライアント4に転
送する。クライアント4は、ヘルパーから活動内容の補
足を入力すると、巡回活動日報データを生成し、生成し
た巡回活動日報データをサーバ2に送信する。サーバ2
は、クライアント4から送られた巡回活動日報データと
共にユーザ・キー情報を受信し、ユーザ・キー情報に従
って、受信した巡回活動日報データをデータベース3に
記憶する。なお、サーバ2は、巡回活動日報データをデ
ータベース3に記憶する際に、ユーザ・キー情報のユー
ザIDをキー情報に付加して記憶する。この結果、利用
者が、他人の巡回活動日報データを検索しても、巡回活
動日報データを取得することができない。
【0029】以下、この発明の実施の形態にかかる在宅
介護支援システムの上述のケアプラン作成機能、休暇申
請機能、巡回スケジュール調整機能、介護対象者情報更
新機能及び巡回支援機能について詳細に説明する。な
お、クライアント4は、例えば、外部記憶部44にクラ
イアント4側のプログラムを記憶したCR−ROMが挿
入され、在宅介護支援システムを自動起動し、更に、外
部記憶部44に図5に示すようなユーザ・キー情報を記
憶したフレキシブルディスクが挿入され、システムのメ
ニュー画面を表示している状態とする。
【0030】まず、この発明の実施の形態にかかる在宅
介護支援システム1のケアプラン作成機能について、図
6を参照して説明する。
【0031】図6は、この在宅介護支援システム1のケ
アプラン作成処理を説明するフローチャートである。
【0032】クライアント4の処理制御部43は、入力
部45を介して、ケアプランを作成する利用者から、ケ
アプラン作成処理の起動が指示され、図6に示すケアプ
ラン作成処理を開始する。なお、ケアプラン作成処理の
起動を図5に示すユーザ・キー情報のランクが「ケアマ
ネージャー」となっている利用者だけに限定するため、
処理制御部43は、ユーザ・キー情報を取得し、取得し
たユーザ・キー情報のランクが「ケアマネージャー」の
場合にのみ、画面にケアプラン作成処理のアイコン等を
表示するものとする。
【0033】通信制御部41は、サーバ2を介してデー
タベース3から対象となる介護対象者データの一覧を受
信する。処理制御部43は、通信制御部41にて受信し
た介護対象者データの一覧を表示部42を介して表示す
る。処理制御部43は、入力部45を介してケアマネー
ジャーから、選択された介護対象者を入力する(ステッ
プS1)。処理制御部43は、入力した介護対象者を通
信制御部41を介して、サーバ2に送信する。
【0034】サーバ2は、受信した指示情報に従って、
介護対象者データをデータベース3から取得する。この
際、ユーザ・キー情報のランクが「ケアマネージャー」
であるため、介護対象者データの全ての項目を取得でき
る。例えば、介護対象者データ中の項目の「病歴」に付
加されているキー情報が、ケアマネージャーのみにて検
索可能に設定されている場合、ヘルパー等では検索でき
ない。サーバ2は、取得した介護対象者データをクライ
アント4に送信する。
【0035】処理制御部43は、通信制御部41を介し
てサーバ2から送られた介護対象者データを受信する。
処理制御部43は、表示部42に受信した介護対象者デ
ータを表示する。処理制御部43は、入力部45を介し
て図7に示すような介護対象者のケアプランの設定を入
力する(ステップS2)。
【0036】処理制御部43は、設定されたケアプラン
からケアプランデータを生成する(ステップS3)。処
理制御部43は、生成したケアプランデータを通信制御
部41を介してサーバ2に送信する。
【0037】サーバ2は、受信したケアプランデータを
データベース3に記憶する(ステップS4)。即ち、サ
ーバ2は、受信したケアプランデータに介護センター職
員、ヘルパー、主任ヘルパー及びケアマネージャーが検
索可能となる設定のキー情報を付加し、データベース3
に記憶する。
【0038】従って、ケアプランの作成時に、ケアマネ
ージャーのユーザ・キー情報に従って介護対象者の全て
のデータを表示することができる。この結果、介護対象
者の全てのデータを考慮した適切なケアプランを作成す
ることができる。
【0039】次に、この発明の実施の形態にかかる在宅
介護支援システム1の休暇申請機能について、図8を参
照して説明する。
【0040】図8は、この在宅介護支援システム1の休
暇申請処理を説明するフローチャートである。
【0041】処理制御部43は、クライアント4の入力
部45を介して、休暇を申請する利用者から、休暇申請
処理の起動が指示され、図8に示す休暇申請処理を開始
する。なお、休暇申請処理の起動を図5に示すユーザ・
キー情報のランクが「ヘルパー」及び「主任ヘルパー」
となっている利用者だけに限定するため、処理制御部4
3は、ユーザ・キー情報を取得し、取得したユーザ・キ
ー情報のランクが「ヘルパー」及び「主任ヘルパー」の
場合にのみ、画面に休暇申請処理のアイコン等を表示す
るものとする。
【0042】通信制御部41は、サーバ2を介してデー
タベース3からユーザー・キーの対象となる巡回スケジ
ュールデータを受信する。処理制御部43は、通信制御
部41にて受信した巡回スケジュールデータから巡回予
定表を生成し、表示部42を介して表示する(ステップ
S11)。
【0043】処理制御部43は、入力部45を介して図
9に示すような巡回予定表に、休暇の設定を入力する
(ステップS12)。
【0044】処理制御部43は、入力された休暇の設定
から休暇情報を生成する(ステップS13)。処理制御
部43は、生成した休暇情報及びユーザ・キー情報を通
信制御部41を介してサーバ2に送信する。
【0045】サーバ2は、受信した休暇情報をデータベ
ース3のヘルパーデータに記憶する(ステップS1
4)。即ち、サーバ2は、ユーザ・キー情報に従って、
対象となるヘルパーデータに休暇情報を追加して記憶す
る。
【0046】この結果、自己の巡回予定を考慮した休暇
の申請を容易にすることができる。
【0047】次に、この発明の実施の形態にかかる在宅
介護支援システム1の巡回スケジュール調整機能につい
て、図10を参照して説明する。
【0048】図10は、この在宅介護支援システム1の
巡回スケジュール調整処理を説明するフローチャートで
ある。
【0049】処理制御部43は、クライアント4の入力
部45を介して、巡回スケジュールを調整する利用者か
ら、巡回スケジュール調整処理の起動が指示され、図1
0に示す巡回スケジュール調整処理を開始する。なお、
巡回スケジュール調整処理の起動を図5に示すユーザ・
キー情報のランクが「主任ヘルパー」となっている利用
者だけに限定するため、処理制御部43は、ユーザ・キ
ー情報を取得し、取得したユーザ・キー情報のランクが
「主任ヘルパー」の場合にのみ、画面に巡回スケジュー
ル調整処理のアイコン等を表示するものとする。
【0050】通信制御部41は、サーバ2を介してデー
タベース3からユーザー・キー情報の対象となる所属の
巡回スケジュールデータ及びヘルパーデータを受信す
る。処理制御部43は、通信制御部41にて受信した巡
回スケジュールデータ及びヘルパーデータに含まれる休
暇情報からヘルパーの休暇情報を含んだ巡回予定表を生
成し、表示部42を介して表示する(ステップS2
1)。
【0051】処理制御部43は、入力部45を介して図
11に示すような巡回予定表に、休暇のヘルパーの担当
となっている介護対象者を他のヘルパーに振り分ける設
定を入力する(ステップS22)。
【0052】処理制御部43は、入力された設定情報か
ら巡回スケジュールデータを生成する(ステップS2
3)。処理制御部43は、変更した巡回スケジュールデ
ータを通信制御部41を介してサーバ2に送信する。
【0053】サーバ2は、受信した巡回スケジュールデ
ータをデータベース3に変更して記憶する(ステップS
24)。
【0054】この結果、ヘルパーの休暇情報を考慮して
巡回スケジュールを容易に変更することができる。ま
た、自己の所属する巡回スケジュールのみを表示し、変
更するため、誤りを防ぐことできる。
【0055】次に、この発明の実施の形態にかかる在宅
介護支援システム1の介護対象者情報更新機能につい
て、図12を参照して説明する。
【0056】図12は、この在宅介護支援システム1の
介護対象者情報更新処理を説明するフローチャートであ
る。
【0057】処理制御部43は、クライアント4の入力
部45を介して、介護対象者の情報を変更する利用者か
ら、介護対象者情報更新処理の起動が指示され、図12
に示す介護対象者情報更新処理を開始する。なお、介護
対象者情報更新処理の起動を図5に示すユーザ・キー情
報のランクが「センター職員」及び「ケアマネージャ
ー」となっている利用者だけに限定するため、処理制御
部43は、ユーザ・キー情報を取得し、取得したユーザ
・キー情報のランクが「センター職員」及び「ケアマネ
ージャー」の場合にのみ、画面に介護対象者情報更新処
理のアイコン等を表示するものとする。
【0058】通信制御部41は、サーバ2を介してデー
タベース3から対象となる介護対象者データの一覧を受
信する。処理制御部43は、通信制御部41にて受信し
た介護対象者データの一覧を表示部42を介して表示す
る。処理制御部43は、入力部45を介して利用者か
ら、選択された介護対象者を入力する(ステップS3
1)。処理制御部43は、入力した介護対象者の情報要
求を通信制御部41を介して、サーバ2に送信する。
【0059】サーバ2は、受信した介護対象者の情報要
求に従って、介護対象者データをデータベース3から取
得する。サーバ2は、取得した介護対象者データをクラ
イアント4に送信する。
【0060】処理制御部43は、通信制御部41を介し
て介護対象者データを受信し、受信した介護対象者デー
タを表示部42に表示する。処理制御部43は、入力部
45を介して介護対象者データの変更箇所を入力する
(ステップS32)。例えば、介護対象者が急に入院す
ることになった場合、利用者は、介護対象者データの入
院項目等を変更する。処理制御部43は、変更された介
護対象者データを通信制御部41を介してサーバ2に送
信する。
【0061】サーバ2は、受信した介護対象者データを
データベース3に変更して記憶する(ステップS3
3)。
【0062】サーバ2は、介護対象者データが更新され
たことにより、変更対象となる巡回スケジュールデータ
を取得し、取得した巡回スケジュールデータの該当個所
を変更する(ステップS34)。
【0063】この結果、介護対象者データを容易に変更
でき、変更に伴って巡回スケジュールデータが自動的に
更新することができる。
【0064】次に、この発明の実施の形態にかかる在宅
介護支援システム1の巡回支援機能について、図13を
参照して説明する。
【0065】図13は、この在宅介護支援システム1の
巡回支援処理を説明するフローチャートである。
【0066】処理制御部43は、入力部45を介して、
巡回介護を行う利用者から、巡回支援処理の起動が指示
され、図13に示す巡回支援処理を開始する。なお、ケ
アプラン作成処理の起動を図5に示すユーザ・キー情報
のランクが「ヘルパー」及び「主任ヘルパー」となって
いる利用者だけに限定するため、処理制御部43は、ユ
ーザ・キー情報を取得し、取得したユーザ・キー情報の
ランクが「ヘルパー」及び「主任ヘルパー」の場合にの
み、画面に巡回支援処理のアイコン等を表示するものと
する。
【0067】通信制御部41は、サーバ2を介してデー
タベース3からユーザー・キー情報の対象となる巡回ス
ケジュールデータを受信する。処理制御部43は、通信
制御部41にて受信した巡回スケジュールデータから巡
回予定表を生成し、表示部42介をして表示する(ステ
ップS41)。
【0068】処理制御部43は、入力部45を介して利
用者から巡回スケジュールデータの転送指示を入力し、
赤外線通信制御部46を介してPDA5に巡回スケジュ
ールデータを転送する(ステップS42)。
【0069】利用者は、PDA5を携帯し、巡回を開始
する。PDA5は、巡回スケジュールデータから生成し
たスケジュール画面を表示する。利用者は、PDA5に
表示されるスケジュール画面に従って、巡回介護を行
う。利用者は、巡回先の介護対象者に対する介護の活動
内容をPDA5の図示せぬタッチパネル等の入力部から
入力する(ステップS43)。
【0070】利用者は、その日の巡回を全て終えると、
PDA5に入力した活動内容の転送をクライアント4に
指示する。即ち、処理制御部43は、入力部45を介し
て利用者から巡回スケジュールデータの受信指示を入力
し、赤外線通信制御部46を介してPDA5から活動内
容を受信する(ステップS44)。処理制御部43は、
受信した活動内容を表示部42に表示する。
【0071】処理制御部43は、入力部45を介して利
用者から活動内容の補足事項を入力する。処理制御部4
3は、入力された補足事項を追加した巡回活動日報デー
タを生成する(ステップS45)。処理制御部43は、
生成した巡回活動日報データ及びユーザ・キー情報を通
信制御部41を介してサーバ2に送信する。
【0072】サーバ2は、受信した巡回活動日報データ
をデータベース3に記憶する(ステップS46)。即
ち、サーバ2は、ユーザ・キー情報のユーザIDを、巡
回活動日報データに付加されるキー情報に設定してデー
タベース3に記憶する。
【0073】この結果、巡回介護時にPDA5にて入力
された活動内容が容易にデータベース3の巡回活動日報
データに記憶することができる。
【0074】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、在宅介護支援システムを容易に構築でき、かつシ
ステムの維持管理が容易となり、また利用者が使い易い
在宅介護支援システムを構築することができる。
【0075】上述の実施の形態では、ユーザ・キー情報
をフレキシブルディスクに記憶したが、記録媒体は任意
である。例えば、ICカードにユーザ・キー情報を記憶
してもよい。また、ユーザ・キー情報をユーザID、性
別、ランク、地区及び所属としたが、これらのユーザ・
キー情報は、任意である。更に、ユーザ・キー情報を不
正に複製することができないように、ユーザ・キー情報
を暗号化等により解読できないようにしてもよい。
【0076】上述の実施の形態では、PDA5を携帯し
て在宅介護を行い、PDA5に活動内容を入力したが、
クライアント4を携帯してクライアント4に活動内容を
入力してもよい。例えば、小型のノートパソコン等をク
ライアント4とすることで、巡回介護に携帯して活動内
容を入力することができる。
【0077】上述の実施の形態では、ホームヘルプを中
心として説明するため、データベースに記憶されたケア
プランデータ、ヘルパーデータ、巡回データ、活動実績
データ及び介護対象者データを検索して取得したが、こ
のケアプランデータ、ヘルパーデータ、巡回データ、活
動実績データ及び介護対象者データは、例示であり、在
宅介護に必要となるいかなるデータであってもよい。例
えば、訪問入浴、訪問看護、訪問リハビリテーション、
居宅療養管理指導、短期入所療養介護、痴呆対応型共同
生活介護、福祉用具の貸与、給食サービス等に必要とな
るデータをデータベースに記憶することにより、容易に
在宅介護を総合的に支援することができる。
【0078】上述の実施の形態では、在宅介護の支援を
行う巡回スケジュール管理方法について説明したが、他
の巡回を行う業務等において巡回スケジュールの管理を
行ってもよい。例えば、配達先に荷物等を配送する宅配
業務における巡回スケジュールの管理を容易に行うこと
ができる。
【0079】なお、この発明の在宅介護総合支援システ
ムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシ
ステムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータ
に上述のいずれかを実行するためのプログラムを格納し
た媒体(フロッピーディスク、CD−ROM等)から該
プログラムをインストールすることにより、上述の処理
を実行する在宅介護支援システムを構成することができ
る。
【0080】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的かつ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
在宅介護支援システムが容易に構築でき、かつシステム
の維持管理が容易となり、また利用者が使い易い在宅介
護支援システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る在宅介護支援システ
ムの構成を示す模式図である。
【図2】データベースに記憶される各種データの一例を
示す模式図である。
【図3】介護対象者データの構成の一例を示す模式図で
ある。
【図4】クライアントの構成の一例を示す模式図であ
る。
【図5】ユーザ・キー情報の構成の一例を示す模式図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る在宅介護支援システ
ムのケアプラン作成処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】ケアプラン作成画面の一例を示す模式図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態に係る在宅介護支援システ
ムの休暇申請処理を説明するフローチャートである。
【図9】休暇申請画面の一例を示す模式図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る在宅介護支援シス
テムのスケジュール調整処理を説明するフローチャート
である。
【図11】スケジュール調整画面の一例を示す模式図で
ある。
【図12】本発明の実施の形態に係る在宅介護支援シス
テムの介護対象者情報更新処理を説明するフローチャー
トである。
【図13】本発明の実施の形態に係る在宅介護支援シス
テムの巡回支援処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 在宅介護支援システム 2 サーバ 3 データベース 4 クライアント 5 PDA 41 通信制御部 42 表示部 43 処理制御部 44 外部記憶部 45 入力部 46 赤外線通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 9/00 673A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して接続されたクライア
    ント及びサーバがデータ通信を行う在宅介護総合支援シ
    ステムであって、 前記サーバは、少なくとも介護対象者に提供する介護プ
    ランからなるケアプランデータと、ヘルパーの休暇予定
    情報を含む個人情報からなるヘルパーデータと、ヘルパ
    ーの巡回予定からなる巡回データと、ヘルパーの巡回介
    護の実績となる活動実績データと、介護対象者の個人情
    報からなる介護対象者データとを記憶するデータベース
    を備え、 前記データベースに記憶されるケアプランデータ、ヘル
    パーデータ、巡回データ、活動実績データ及び介護対象
    者データは、データ及びデータを構成する予め定められ
    た情報単位毎に、検索可能となる利用者を特定するキー
    情報を有し、 前記クライアントは、予め定められたユーザ・キー情報
    を前記サーバに送信し、 前記サーバは、前記クライアントから送られたユーザ・
    キー情報に従って前記データベースから、検索可能な情
    報のみから構成される対象データを生成し、生成したデ
    ータを前記クライアントに送信する、 ことを特徴とする在宅介護総合支援システム。
  2. 【請求項2】前記サーバは、前記クライアントから送ら
    れたユーザ・キー情報に従って前記データベースから、
    対象となる巡回データを取得し、取得した巡回データを
    前記クライアントに送信し、 前記クライアントは、前記サーバから受信した巡回デー
    タに対応するヘルパーの休暇予定情報を入力し、入力し
    た休暇予定情報をユーザ・キー情報と共に前記サーバに
    送信し、 前記サーバは、前記クライアントから送られるユーザ・
    キー情報及び休暇予定情報を受信し、受信した休暇予定
    情報をユーザ・キー情報に従ってデータベースに記憶さ
    れた対象となるヘルパーデータに追加して記憶する、 ことを特徴とする請求項1に記載の在宅介護総合支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記サーバは、前記クライアントから送ら
    れたユーザ・キー情報に従って前記データベースに記憶
    された対象となるヘルパーデータに含まれる休暇予定情
    報と、対象となる巡回データに含まれる対応するヘルパ
    ーの巡回予定情報とから互いに重複する巡回欠員情報を
    生成し、生成した巡回欠員情報を前記クライアントに送
    信し、 前記クライアントは、前記サーバから受信した巡回欠員
    情報に示される介護対象者に対するヘルパーの担当を変
    更する担当変更情報を入力し、入力した担当変更情報を
    ユーザ・キー情報と共に前記サーバに送信し、 前記サーバは、前記クライアントから送られる担当変更
    情報を受信し、受信した担当変更情報に従ってデータベ
    ースに記憶された対象となる巡回データを変更して記憶
    する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の在宅介護総合
    支援システム。
  4. 【請求項4】前記サーバは、前記クライアントから送ら
    れたユーザ・キー情報に従って前記データベースから、
    対象となる巡回データを取得し、取得した巡回データを
    前記クライアントに送信し、 前記クライアントは、前記サーバから受信した巡回デー
    タに対応してヘルパーが行った巡回介護情報を入力し、
    入力した巡回介護情報をユーザ・キー情報と共に前記サ
    ーバに送信し、 前記サーバは、受信した巡回介護情報から活動実績デー
    タを生成し、生成した活動実績データを、受信したユー
    ザ・キー情報に従ってデータベースに記憶する、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の在宅介護
    総合支援システム。
  5. 【請求項5】前記クライアントは、可搬型の情報機器と
    なるPDA(Personal Digital Assistant)を備え、 前記PDAは、前記クライアントを介して前記サーバか
    ら送られた巡回データを取得し、取得した巡回データに
    対応してヘルパーが行った巡回介護情報を入力し、前記
    クライアントを介して入力した巡回介護情報を前記サー
    バに送信する、ことを特徴とする請求項1、2、3又は
    4に記載の在宅介護総合支援システム。
  6. 【請求項6】クライアント及びサーバがネットワークを
    介して接続され、該サーバが備えるデータベースに記憶
    された巡回データを管理する巡回スケジュール管理方法
    であって、 予め定められたユーザ・キー情報を前記クライアントか
    ら前記サーバに送信する送信ステップと、 前記送信ステップにより送信され、受信したユーザ・キ
    ー情報に従って、前記サーバが前記データベースに記憶
    された検索可能となる利用者を特定するキー情報を有す
    る巡回データから、対象となる巡回データを取得する巡
    回データ取得ステップと、 前記巡回データ取得ステップにて取得した巡回データを
    前記サーバから前記クライアントに送信する送信ステッ
    プと、 を備えることを特徴とする巡回スケジュール管理方法。
  7. 【請求項7】クライアント及びサーバがネットワークを
    介して接続され、該サーバが備えるデータベースに記憶
    された少なくともヘルパーの巡回予定からなる巡回デー
    タの通信を行う在宅介護総合支援システムにおいて、コ
    ンピュータをクライアントとして機能させるプログラム
    を記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 予め定められたユーザ・キー情報を前記クライアントか
    ら前記サーバに送信する送信ステップと、前記送信ステ
    ップにより送信され、受信したユーザ・キー情報に従っ
    て、前記サーバが前記データベースに記憶された検索可
    能となる利用者を特定するキー情報を有する巡回データ
    から対象となる巡回データを取得する巡回データ取得ス
    テップと、前記巡回データ取得ステップにて取得した巡
    回データを前記サーバから前記クライアントに送信する
    送信ステップとを実現するプログラムを記憶する、 ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
JP9792098A 1998-04-09 1998-04-09 在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理方法及び記録媒体 Pending JPH11296604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9792098A JPH11296604A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理方法及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9792098A JPH11296604A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理方法及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11296604A true JPH11296604A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14205143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9792098A Pending JPH11296604A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理方法及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11296604A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157335A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Ntt Docomo Kansai Inc 情報仲介システム、事業者コンピュータ、仲介コンピュータ、携帯情報端末機、及び記録媒体
JP2002304541A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Teijin Ltd 患者サービス仲介システム及びその仲介方法
JP2002304471A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Yamatake Building Systems Co Ltd 業務アサインシステム
JP2004021361A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Fujitsu Ltd 就業情報申請の受付方法および媒体およびプログラム
US7162438B1 (en) * 1999-08-13 2007-01-09 Gardening 123.Com, Inc. Method of providing gardening/agricultural information
JP2015114911A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 富士通株式会社 データ格納装置、データ格納方法およびデータ格納プログラム
JP2017004456A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 株式会社野村総合研究所 情報処理システム、知的財産管理システム、情報処理方法、およびコンピュータプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7162438B1 (en) * 1999-08-13 2007-01-09 Gardening 123.Com, Inc. Method of providing gardening/agricultural information
JP2002157335A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Ntt Docomo Kansai Inc 情報仲介システム、事業者コンピュータ、仲介コンピュータ、携帯情報端末機、及び記録媒体
JP2002304471A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Yamatake Building Systems Co Ltd 業務アサインシステム
JP2002304541A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Teijin Ltd 患者サービス仲介システム及びその仲介方法
JP2004021361A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Fujitsu Ltd 就業情報申請の受付方法および媒体およびプログラム
JP2015114911A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 富士通株式会社 データ格納装置、データ格納方法およびデータ格納プログラム
JP2017004456A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 株式会社野村総合研究所 情報処理システム、知的財産管理システム、情報処理方法、およびコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ammenwerth et al. Mobile information and communication tools in the hospital
US8019622B2 (en) Home health point-of-care and administration system
US11728031B2 (en) Software application for patient care and related device, system, and method
US11133102B2 (en) Service architecture support method and system for medical/nursing support system
US8346575B2 (en) System and methods of automated patient check-in, scheduling and prepayment
US20030061073A1 (en) Method and system for displaying patient information
JP2003006424A (ja) 表示制御方法、表示制御システム、表示制御プログラム、及び、コンピュータ可読媒体
Koufi et al. An android-enabled mobile framework for ubiquitous access to cloud emergency medical services
CA2579081A1 (en) Home health point-of-care and administration system
JPH11296604A (ja) 在宅介護総合支援システム、巡回スケジュール管理方法及び記録媒体
Pendharkar et al. Description of a multi-faceted covid-19 pandemic physician workforce plan at a multi-site academic health system
EP3401851A1 (en) Reservation processing device, user terminal, and reservation processing method
JP2018088061A (ja) 医療行為管理システム
CN104521209B (zh) 用于提供定制网络的方法和系统
Kristoffersen et al. MobiCom: Networking dispersed groups
JP7142984B1 (ja) プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
US20220301677A1 (en) Platform and interfaces for managing caregivers
JP2018190208A (ja) 在宅訪問支援システム
JP6534009B1 (ja) 求人情報提供サーバ及び/又は求職情報提供サーバ並びに求人情報受領プログラム
JP2003058779A (ja) 複数サイト間の情報共有による会員情報更新管理システム
JP7075088B1 (ja) 知的障害者支援員支援システム
JP2002189811A (ja) 在宅医療支援方法およびそれに用いる支援システム
JP7236779B1 (ja) プログラム、情報処理装置及び方法
JP4698870B2 (ja) 在宅医療の情報管理システム
JP6924213B2 (ja) 連絡先情報共有用のコミュニケーションシステム、方法、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080318