JPH11295545A - 偏波保持ファイバ、偏波保持ファイバの調芯方法および光伝送モジュール - Google Patents

偏波保持ファイバ、偏波保持ファイバの調芯方法および光伝送モジュール

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JPH11295545A
JPH11295545A JP10097238A JP9723898A JPH11295545A JP H11295545 A JPH11295545 A JP H11295545A JP 10097238 A JP10097238 A JP 10097238A JP 9723898 A JP9723898 A JP 9723898A JP H11295545 A JPH11295545 A JP H11295545A
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JP
Japan
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polarization
maintaining fiber
polarization maintaining
fiber
plane
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Application number
JP10097238A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Shibuya
佳樹 澁谷
Naoyuki Mineo
尚之 峯尾
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏波面の方向合わせを容易にする。 【解決手段】 偏波保持ファイバ10の一端10a付近
のファイバホルダ20の外周に、偏波保持ファイバの偏
波面の方向を示す調芯目印18を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、偏波保持ファイ
バ、偏波保持ファイバの調芯方法および光伝送モジュー
ル、特に、偏波保持ファイバの偏波面の方向の合わせ方
に関する。
【0002】
【従来の技術】偏波依存性を有する光学素子と偏波保持
ファイバとを接続するための調芯にあたっては、光の損
失を抑制するために、光学素子の偏波面の方向と偏波保
持ファイバの偏波面の方向とを合わせる必要がある。
【0003】例えば、偏波保持ファイバに入力する直線
偏光の偏波面の方向が、偏波保持ファイバの偏波面の方
向と一致している場合、直線偏光は、その偏波面の方向
を保持したまま、偏波保持ファイバ中を伝搬することが
できる。これに対して、直線偏光の偏波面の方向が、偏
波保持ファイバの偏波面の方向と一致していない場合
は、直線偏光の偏波面の方向が、例えば外部応力により
偏波保持ファイバ内で回転してしまう。このため、偏波
保持ファイバを伝搬して出力される直線偏光の偏波面の
方向が不定となる。その結果、偏波保持ファイバを伝搬
した光の出力強度が変動してしまう。
【0004】そこで、光学素子の偏波面の方向と偏波保
持ファイバの偏波面の方向とを合わせて、調芯するため
の従来の光ファイバ取付治具の一例が、文献:「特開昭
62−70808号公報」に記載されいる。この文献に
開示の光ファイバ取付治具によれば、偏波保持ファイバ
の治具に対する偏波面の方向(回転方向の位置)を、ジ
ャケットクランパの回転調整によって調整する。そし
て、偏波面の方向を所望の方向と一致させておいて、偏
波保持ファイバの先端付近の外周をロックネジで締め付
けて固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
偏波保持ファイバの調芯を行う際には、偏波保持ファイ
バの偏波面の方向が分かっていなかった。このため、偏
波保持ファイバの偏波面の方向と光学素子の偏波面の方
向とを合わせて調芯するためには、偏波保持ファイバを
例えば90゜の範囲で回転させて、偏波保持ファイバの
偏波面の方向を調整する必要があった。このため、従来
は、偏波保持ファイバを取り付けるために、上述の文献
に記載の治具ような大掛かりな装置を必要としていた。
【0006】さらに、偏波保持ファイバの偏波面の方向
を合わせるためには、偏波面の方向が合ったことを何ら
かの方法で確認しなければならない。従来は、この確認
にあたり、偏波保持ファイバの調芯する側の端部を回転
させて、各回転角度毎の消光比(偏光消光比ともい
う。)を測定していた。この消光比の測定にあたって
は、例えば、光学素子が発光素子である場合は、各回転
角度毎に、その回転角度で光ファイバを通過する光の強
度と、その角度に直交する角度で光ファイバを通過する
光の強度との比を消光比として測定し、この消光比が極
度となる回転角度を、偏波面の方向が一致した角度とし
て検出していた。
【0007】しかしながら、光ファイバの調芯する側の
端部を各角度毎にその都度90゜回転させて消光比を測
定する場合、端部を正確に90゜回転させることが困難
であった。端部を90゜回転させるべきところを、その
回転角度に1゜でも誤差が生じると、消光比の測定結果
に大きな誤差が生じる。その結果、消光比が最大となる
回転角度の検出が不正確となるおそれがあった。
【0008】このため、偏波面の方向合わせが容易な偏
波保持ファイバ、その調芯方法およびその調芯方法によ
って調芯された光伝送モジュールの出現が望まれてい
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願に係る発明者
は、種々の検討および実験を重ねた結果、偏波保持ファ
イバの端面を顕微鏡等で観察すれば、偏波保持ファイバ
の偏波面の方向を知ることができることに着目した。例
えばPANDA型やBow−tie型の偏波保持ファイ
バでは、端面においてクラッド中の、コアを挟んで対称
となる2カ所の位置に、応力付与部が形成されている。
また、例えば、楕円クラッド型の偏波保持ファイバで
は、端面においてコアを囲む楕円形の領域に応力付与部
が形成されている。従って、コアに対する応力付与部の
位置関係を知ることにより、偏波保持ファイバの偏波面
を知ることができる。
【0010】ところで、偏波保持ファイバの調芯時に
は、偏波保持ファイバの端面を見て偏波面の方向を確認
することはできない。そこで、この発明者は、予め偏波
保持ファイバの偏波面の方向を調べて、この偏波面の方
向を指定する調芯目印を端部付近の外周に付しておけ
ば、調芯時に偏波面の方向を知ることができることに想
到した。
【0011】(偏波保持ファイバ)そこで、この発明の
偏波保持ファイバによれば、偏波保持ファイバの一端付
近に、調芯案内部を具え、この調芯案内部は、偏波保持
ファイバの偏波面の方向(以下、「偏波方向」とも称す
る。)を指定する調芯目印を有することを特徴とする。
【0012】このように、偏波面の方向を指定する調芯
目印を付してあるので、偏波面の方向を容易に確認する
ことができる。特に、偏波保持ファイバの端面を見るこ
とができない調芯時に、偏波面の方向を容易に確認する
ことができる。
【0013】尚、調芯目印は、偏波面の方向に対して、
光軸を回転中心とする任意の回転角度の位置に設けるこ
とができる。
【0014】(第1の偏波保持ファイバの調芯方法)ま
た、この発明の第1の偏波保持ファイバの調芯方法によ
れば、偏波依存性を有する光学素子と偏波保持ファイバ
の一端との調芯を行うにあたり、偏波保持ファイバの一
端付近に、この偏波保持ファイバの偏波面の方向を指定
する調芯目印を設けておき、調芯目印の指定する偏波面
の方向を光学素子の偏波面の方向に合わせる合わせ工程
を含むことを特徴とする。
【0015】このように、偏波面の方向を指定する調芯
目印を付してあるので、偏波保持ファイバの端面を見る
ことができない調芯時に、偏波面の方向を容易に確認す
ることができる。その結果、偏波面の方向合わせを容易
に行うことができる。例えば、上述の従来例で説明した
大掛かりな治具を使わずに偏波面の方向を合わせて容易
に調芯を行うことができる。
【0016】また、この発明の第1の偏波保持ファイバ
の調芯方法において、好ましくは、調芯目印を、偏波保
持ファイバの外周面に直接設けておくのが良い。
【0017】このように、偏波保持ファイバの外周面に
直接調芯目印を設ければ、偏波保持ファイバに対して正
確な位置に印を付することができる。
【0018】また、この発明の第1の偏波保持ファイバ
の調芯方法において、好ましくは、調芯目印を、偏波保
持ファイバの外周に設けられたファイバホルダの外周面
に直接設けておくのが良い。
【0019】このように、ファイバホルダに調芯目印を
設ければ、ファイバホルダの直径が偏波保持ファイバの
直径よりも太いため、より正確に偏波面の方向を示すこ
とができる。
【0020】また、この発明の第1の偏波保持ファイバ
の調芯方法において、好ましくは、調芯目印を、偏波保
持ファイバの外周に設けられたファイバホルダの外周面
に設けられたレンズホルダの外周面に直接設けておくの
が良い。
【0021】このように、レンズホルダに調芯目印を設
ければ、レンズホルダの直径が偏波保持ファイバの直径
よりも太いため、より正確に偏波面の方向を示すことが
できる。
【0022】ところで、例えば、第3の実施の形態にお
いて、図4を参照して後述するように、調芯の際に、偏
波面の方向がわずか数度(rad)ずれただけでも、消
光比の値が急激に低下する。即ち、光の透過率が大きく
低下する。
【0023】このため、偏波面の方向をさらに正確に合
わせる場合には、一端での偏波保持ファイバの偏波面の
方向が、光学素子の偏波面の方向と一致しているか否か
を確認する必要がある。
【0024】ところが、発明が解決しようとする課題の
欄で上述したように、偏波保持ファイバの光学素子側の
端部(一端)を各角度毎に90゜回転させて消光比を測
定したのでは、各角度毎に一端側を正確に90゜回転さ
せることが困難である。このため、従来は、消光比の測
定結果が不正確となるおそれがあった。
【0025】そこで、この発明の第1の偏波保持ファイ
バの調芯方法において、好ましくは、偏波保持ファイバ
として、他端におけるこの偏波保持ファイバの偏波面の
方向が知られているファイバを使用するとき、合わせ工
程に続けて、前記調芯目印の指定する偏波面の方向と一
端における偏波面の方向との合わせ調整を行う合わせ調
整工程を含み、この合わせ調整工程は、(a)他端に、
偏光フィルタを、この他端での偏波面の方向とこの偏光
フィルタの偏波面の方向とを一致させて、設け、(b)
同一の光強度の光を、偏波保持ファイバ及び偏光フィル
タからなる光学系に入射させたときの、この光学系の透
過光の光強度を測定し、(c)調芯目印を光学素子の偏
波面の方向に合わせたときの偏波保持ファイバの一端の
合わせ位置を回転基準点とし、かつ、この一端における
偏波保持ファイバの光軸を回転軸として、この偏波保持
ファイバを回転基準点を中心として回転させ、および、
(d)光強度が最大となる回転角度で、偏波保持ファイ
バを光学素子に対して固定するのが良い。
【0026】(光伝送モジュール)また、この発明の光
伝送モジュールによれば、偏波依存性を有する光学素子
と偏波保持ファイバとを具えた光伝送モジュールにおい
て偏波保持ファイバの一端付近に、調芯案内部を具え、
調芯案内部は、偏波保持ファイバの偏波面の方向を指定
する調芯目印を有し、偏波保持ファイバは、調芯目印の
指定する偏波面の方向を光学素子の偏波面の方向に合わ
せて固定してあることを特徴とする。
【0027】このように、偏波保持ファイバの一端付近
に、偏波面の方向を指定する調芯目印を有する調芯案内
部を具えているので、光学素子の偏波面の方向と偏波保
持ファイバの偏波面の方向とを一致させた光伝送モジュ
ールを容易に得ることができる。
【0028】また、この発明の光伝送モジュールおよび
上述の偏波保持ファイバにおいて、好ましくは、調芯案
内部を、偏波保持ファイバの外周面に直接設けられた調
芯目印をもって構成するのが良い。
【0029】このように、偏波保持ファイバの外周面に
直接調芯目印を設ければ、偏波保持ファイバに対して正
確な位置に印を付することができる。
【0030】また、この発明の光伝送モジュールおよび
上述の偏波保持ファイバにおいて、好ましくは、調芯案
内部を、偏波保持ファイバの外周に設けられたファイバ
ホルダと、このファイバホルダの外周面に直接設けられ
た調芯目印とをもって構成するのが良い。
【0031】このように、ファイバホルダに調芯目印を
設ければ、ファイバホルダの直径が偏波保持ファイバの
直径よりも太いため、より正確に偏波面の方向を示すこ
とができる。
【0032】また、この発明の光伝送モジュールおよび
上述の偏波保持ファイバにおいて、好ましくは、調芯案
内部を、偏波保持ファイバの外周に設けられたファイバ
ホルダと、このファイバホルダの外周に設けられたレン
ズホルダと、このレンズホルダの外周面に直接設けられ
た調芯目印とをもって構成するのが良い。
【0033】このように、レンズホルダに調芯目印を設
ければ、レンズホルダの直径が偏波保持ファイバの直径
よりも太いため、より正確に偏波面の方向を示すことが
できる。
【0034】また、この発明の光伝送モジュール、上述
の偏波保持ファイバおよび上述の偏波保持ファイバの調
芯方法において、好ましくは、調芯目印は、捺印または
刻印とするのが良い。
【0035】また、この発明の光伝送モジュール、上述
の偏波保持ファイバおよび上述の偏波保持ファイバの調
芯方法において、好ましくは、調芯目印は、偏波保持フ
ァイバの偏波面の方向を示す印とするのが良い。
【0036】また、この発明の光伝送モジュールにおい
て、好ましくは、光学素子として、半導体レーザを具え
てなるのが良い。
【0037】このように構成すれば、偏波保持ファイバ
の外周に、偏波面の方向を示す印を付してあるので、半
導体レーザの偏波面の方向と偏波保持ファイバの偏波面
の方向とを一致させた光伝送モジュールを容易に得るこ
とができる。
【0038】また、この発明の光伝送モジュールにおい
て、好ましくは、光学素子として、フォトダイオードを
具えてなるのが良い。
【0039】このように構成すれば、偏波保持ファイバ
の外周に、偏波面の方向を示す印を付してあるので、フ
ォトダイオードの偏波面の方向と偏波保持ファイバの偏
波面の方向とを一致させた光伝送モジュールを容易に得
ることができる。
【0040】また、この発明の光伝送モジュールにおい
て、好ましくは、光学素子として、電界吸収型光変調器
を具えてなるのが良い。
【0041】このように構成すれば、偏波保持ファイバ
の外周に、偏波面の方向を示す印を付してあるので、電
界吸収型光変調器の偏波面の方向と偏波保持ファイバの
偏波面の方向とを一致させた光伝送モジュールを容易に
得ることができる。
【0042】(第2の偏波保持ファイバの調芯方法)こ
の発明の第2の偏波保持ファイバの調芯方法によれば、
偏波依存性を有する光学素子と偏波保持ファイバの一端
との調芯を行うにあたり、偏波保持ファイバとして、他
端における偏波保持ファイバの偏波面の方向が知られて
いるファイバを使用するとき、(a)他端に、偏光フィ
ルタを、この他端での偏波面の方向とこの偏光フィルタ
の偏波面の方向とを一致させて、設け、(b)同一の光
強度の光を、偏波保持ファイバ及び偏光フィルタからな
る光学系に入射させたときの、この光学系の透過光の光
強度を測定し、(c)一端における偏波保持ファイバの
光軸を回転軸として、偏波保持ファイバの一端側を回転
させ、(d)光強度が最大となる回転角度で、偏波保持
ファイバを光学素子に対して固定することを特徴とす
る。
【0043】このように、この発明の第2の偏波保持フ
ァイバの調芯方法によれば、偏波保持ファイバの他端側
に、他端での偏波面の方向に偏波面の方向を一致させて
偏光フィルタを設けて、一端側を回転させて光り強度を
測定する。そして、この光強度が最大となるときの回転
角度で、偏波保持ファイバの一端側を固定する。
【0044】そして、偏光フィルタの偏波面の方向が偏
波保持ファイバの他端での偏波面の方向と一致させて固
定してあるので、この光強度が最大となるときの回転角
度は、消光比が最大となるときの回転角度と一致する。
従って、この発明では、偏波保持ファイバの調芯にあた
り、偏光フィルタを90゜回転させて消光比を測定する
必要がない。その結果、この発明によれば、偏波面の方
向が一致する方向をより正確に検出できるので、偏波面
の方向をより正確に合わせることができる。
【0045】また、この発明の第1および第2の偏波保
持ファイバの調芯方法において、好ましくは、光学素子
を半導体レーザとし、半導体レーザから出射され、偏波
保持ファイバおよび偏光フィルタを順次に通過した光の
光強度を測定するのが良い。
【0046】このようにすれば、半導体レーザの偏波面
の方向と偏波保持ファイバの偏波面の方向とを正確に一
致させて調芯を行うことができる。
【0047】また、この発明の第1および第2の偏波保
持ファイバの調芯方法において、好ましくは、光学素子
をフォトダイオードとし、偏光フィルタおよび偏波保持
ファイバを順次に通過して、フォトダイオードに入射す
る光の光強度を測定するのが良い。
【0048】このようにすれば、フォトダイオードの偏
波面の方向と偏波保持ファイバの偏光面の方向とを正確
に一致させることができる。
【0049】また、この発明の第1および第2の偏波保
持ファイバの調芯方法において、好ましくは、光学素子
を電界吸収型変調器とし、電界吸収型変調器から出射さ
れ、偏波保持ファイバおよび偏光フィルタを順次に通過
した光の光強度を測定するのが良い。
【0050】このようにすれば、電界吸収型変調器の偏
波面の方向と偏波保持ファイバの方向とを正確に一致さ
せることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態について説明する。尚、参照する図は、この
発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、形状およ
び配置関係を概略的に示してあるにすぎない。従って、
この発明は、図示例に限定されるものではない。
【0052】(第1の実施の形態)第1の実施の形態で
は、図1を参照して、この発明の偏波保持ファイバの一
例について説明する。図1の(A)は、第1の実施の形
態の偏波保持ファイバの端面の正面図である。また、図
1の(B)は、ファイバ端部構造の説明に供する縦断面
の切り口を示す図である。また、図1の(C)は、ファ
イバ端部構造の側面図である。
【0053】第1の実施の形態においては、光ファイバ
として、直径250μmのPANDA型の偏波保持ファ
イバ10を用いる例につき説明する。PANDA型の偏
波保持ファイバ10の一端10aの端面を顕微鏡で拡大
して見ると、偏波保持ファイバ10の横断面は、図1の
(A)に示すように、実質的に円形である。そして、こ
の偏波保持ファイバ10の光軸Oは、偏波保持ファイバ
10の横断面の中心を通る方向、即ち、図の紙面に直交
する方向に沿っている。また、この偏波保持ファイバ
は、光軸Oを中心として光軸Oの周囲に断面形状が円の
コア12を具えている。そして、このコア12の周囲に
クラッド14を具えている。
【0054】また、この偏波保持ファイバ10のクラッ
ド14中のコア12の領域以外の位置であって、コア1
2を挟んで対称となる2カ所の位置には、応力付与部1
6が形成されている。PANDA型の偏波保持ファイバ
の応力付与部16の横断面形状は、実質的に円である。
そして、これら2つの応力付与部16の中心は、光軸O
と直交する1つの直線上にそれぞれ位置する。
【0055】そして、この応力付与部16によって、偏
波保持ファイバ10には、非軸対称な応力(光軸に垂直
な断面内の応力であって、光軸Oに直交する軸方向どう
しで大きさと方向の双方またはいずれか一方が異なる応
力)が与えられる。即ち、応力付与部16は、クラッド
14中に例えばB23 を添加して形成される。B23
の熱膨張係数は、周囲のクラッド14の材料の熱膨張
係数よりも大きい。このため、ファイバの線引き時の冷
却過程でコア12に非軸対象な残留応力が与えられる。
そして、非軸対象な応力が与えられることにより、偏波
保持ファイバ10は複屈折性を示す。その結果、偏波保
持ファイバ10は、光軸Oに対し直交する方向に偏波面
を有する。例えば、図1の(A)に示す例では、矢印A
または矢印Bに示す方向の偏波面を有する。
【0056】また、偏波保持ファイバ10を調芯する際
には、通常、調芯される側の光ファイバ10の一端10
aの周囲の付近に、例えば図1の(B)および(C)に
示すような調芯案内部(ファイバ端部構造)26が形成
される。この実施例においては、ファイバ端部構造26
は、偏波保持ファイバ10、ファイバホルダ20および
レンズホルダ22でもって構成されている。
【0057】このファイバホルダ20は、偏波保持ファ
イバ10の一端10a付近の外周に、接着されて固定さ
れている。このファイバホルダ20の光軸方向に沿った
長さは約3mmであり、厚さは約0.5mmである。
【0058】また、レンズホルダ22は、ファイバホル
ダ20の外周にYAG溶接によって固定されている。そ
して、このレンズホルダ22には、凸型のレンズ24が
組み込まれている。このレンズホルダ22のうち、ファ
イバホルダ20と重なった肉厚の薄い部分の厚さは、約
0.2mmである。この部分の厚さは、YAG溶接を行
うために薄くしてある。また、このレンズホルダ22の
ファイバホルダ20と重なっていない肉厚の厚い部分の
厚さは、0.2mm〜1mm程度である。
【0059】そして、この実施の形態では、偏波保持フ
ァイバ10の一端付近に、調芯案内部26を具えてい
る。この調芯案内部26は、偏波保持ファイバ10の偏
波面の方向(例えば、図1の(A)において、矢印Aで
示す方向)を指定する調芯目印を有する。図1の(C)
において、偏波保持ファイバ10の調芯案内部26とし
て、ファイバホルダ20、その外周に付した調芯目印1
8、このファイバホルダ20の外周に設けられたレンズ
ホルダ22およびこのレンズホルダ22の外周に付した
調芯目印18aをもって構成する。また、この実施の形
態では、偏波保持ファイバ10の外周に直接設けた調芯
目印18bおよびファイバホルダ20の外周に直接設け
た調芯目印18も併せて示す。尚、実際には、これらの
調芯目印18、18aおよび18bのいずれか1つの調
芯目印を付すだけで十分である。また、この実施の形態
では、調芯目印18、18aおよび18bを、偏波保持
ファイバ10の一端10aでの偏波面の方向(例えば、
図1の(A)の矢印Aの方向)を直接示す位置に付して
ある。しかし、この調芯目印を、この方向(例えば、図
1の(A)の矢印Aの方向)から光軸Oを回転軸として
一定角度だけ回転させた方向に付しておいても良い。こ
の場合には、この調芯目印と光軸とを結ぶ線に対し、こ
の一定角度だけ傾いた方向が偏波面の方向であることを
指定できる。
【0060】また、これらの調芯目印を付すにあたって
は、例えば、ICチップのパッケージにその品名を記す
際に用いられている樹脂インクを用いて捺印すると良
い。また、調芯目印の大きさは小さい方が望ましい。調
芯目印が大きすぎると、調芯目印の示す偏波方向の精度
が低下するからである。このような小さな調芯目印を付
す方法としては、例えば、レーザ光を用いて、レーザ捺
印を行うと良い。また、ファイバホルダ20およびレン
ズホルダ22に対しては、調芯目印を刻印しても良い。
【0061】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
おいては、図2を参照して、この発明の第1の偏波保持
ファイバの調芯方法および光伝送モジュールの一例につ
いて併せて説明する。
【0062】図2の(A)は、第2の実施の形態の光伝
送モジュールおよび偏波保持ファイバの調芯方法の説明
に供する図であり、一部を断面とする光伝送モジュール
の一部断面上面図である。尚、図2の(A)において
は、半導体レーザユニット28の上部構造の図示を一部
省略している。また、図2の(B)は、図2の(A)に
示した光伝送モジュールのA−Aに沿った切り口の縦断
面図である。
【0063】図2に示す構成例では、第2の実施の形態
の光伝送モジュールは、偏波保持ファイバ10の一端1
0a付近を含む調芯案内部26と、半導体レーザユニッ
ト28とをもって構成されている。
【0064】この調芯案内部26は、上述の第1の実施
の形態において説明した調芯案内部26と同一の構造を
有するので、その詳細な説明を省略する。ただし、第2
の実施の形態では、調芯案内部26は、ファイバホルダ
20の外周にのみ調芯目印18を直接設けたものとす
る。
【0065】また、半導体レーザユニット28は、筐体
30の底面30a上に、ペルチェ素子32を具えてい
る。そして、このペルチェ素子32上に、半導体の支持
ブロック34を具えている。この支持ブロック34に
は、段差が設けられており、上段の上面34aには、サ
ブマウント36を介して、光学素子としての半導体レー
ザ38が固定されている。
【0066】この実施の形態では、半導体レーザ38と
してDFBレーザ38を用いる。このDFBレーザの発
振波長は、1500nm程度である。このDFBレーザ
38の偏波面の方向は、DFBレーザ38の半導体層の
積層面と平行な方向、即ち、支持ブロック34の上面3
4aに平行な方向である。
【0067】また、支持ブロック34の下段の上面34
bには、第1レンズ40が、レンズ支持部42によって
固定されている。この第1レンズ40は、DFBレーザ
38と光軸46を一致させて固定されている。
【0068】また、調芯にあたり、第2の実施の形態で
は、偏波保持ファイバ10は、一端10aでの偏波保持
ファイバ10の、調芯目印18の示す偏波面の方向を、
半導体レーザ38の偏波面の方向に合わせて固定され
る。第2の実施の形態では、調芯目印18は、外周上
の、偏波保持ファイバ10の偏波面の方向に直交する方
向に付してある。また、半導体レーザ38の偏波面の方
向は、上述したように、支持ブロック34の上面34a
に平行である。従って、この実施の形態では、図2の
(A)に示すように、調芯目印18の位置を上側にする
ようにして、偏波保持ファイバ10の偏波面の方向をD
FBレーザ38の偏波面の方向に合わせる。
【0069】そして、調芯案内部26のレンズホルダ2
2の先端部分は、調芯後、半導体レーザユニット28の
接合部44にYAG溶接によって固定される。
【0070】尚、第2の実施の形態においては、光学素
子として、発光素子である半導体レーザ38を用いた例
について説明したが、この発明では光学素子として、受
光素子であるフォトダイオードを用いても良い。その場
合は、半導体レーザ38の代わりにフォトダイオードを
設けてフォトダイオードユニットを構成すればよい。フ
ォトダイオードの偏波面の方向も、半導体レーザと同じ
く、半導体層の積層方向、即ち、支持ブロック34の上
面34aと平行である。
【0071】ところで、調芯の際に、偏波面の方向がわ
ずか数度(rad)ずれただけでも、後述の図3に示す
ように、消光比の値が急激に低下する。即ち、光の透過
率が大きく低下する。
【0072】このため、偏波面の方向をさらに正確に合
わせる場合には、一端での偏波保持ファイバの偏波面の
方向が、光学素子の偏波面の方向と一致しているか否か
を確認する必要がある。
【0073】ここで、図3に、消光比の測定結果のグラ
フを示す。図3のグラフの横軸は回転角度(deg)を
示し、縦軸は消光比(dB)を示す。尚、横軸の回転角
度の基準回転角度(0゜)は、任意の回転角度である。
図3のグラフ中の折れ線Iは、測定値のプロットを結ん
だものである。そして、図3の折れ線Iに示すように、
消光比の値は、消光比が最大(約39dB))となる回
転角度(122゜)から偏波面の方向が約1゜ずれただ
けで、ピーク時の値よりも数dB低下し、さらに、約2
〜3゜ずれると、ピーク時の強度よりも10dB以上も
低下する。
【0074】そこで、下記の第3の実施の形態におい
て、偏波面の方向をより正確に一致させる調芯方法の例
について説明する。
【0075】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、図4を参照して、この発明の第1および第2の偏波
保持ファイバの調芯方法の一例について併せて説明す
る。図4の(A)は、第3の実施の形態の偏波保持ファ
イバの調芯方法の説明に供するブロック図である。ま
た、図4の(B)は、SCコネクタの説明に供する斜視
図である。また、図4の(C)は、偏光フィルタリング
の説明に供する斜視図である。
【0076】第3の実施の形態では、偏波保持ファイバ
10として、その他端10bに、予め、偏光フィルタを
具えていて、この他端10bにおける偏波保持ファイバ
10の偏波面の方向が知られているファイバを使用す
る。そして、第3の実施の形態においては、図4の
(A)に示すように、偏波保持ファイバ10の他端10
b側の、当該他端10bを通過する光の光路上に、偏光
フィルタ(不図示)が組み込まれた偏光フィルタユニッ
ト50を、当該光路の光軸を回転軸として回転可能にし
て設けてある。
【0077】また、図4の(B)に示す構成例では、偏
波保持ファイバ10の他端10bは、一般に用いられて
いるSCコネクタ48に固定されている。SCコネクタ
48は、その先端部に、端面が長方形の突起部48aを
具えている。そして、この突起部48aを縦貫する孔
に、偏波保持ファイバ10の他端10bが、SCコネク
タ48の先端側に他端10b側を向けて差し込まれてい
る。そして、偏波保持ファイバ10の他端10bでの偏
波面の方向は、突起部48aの端面の長方形の一辺に沿
った方向に一致させて固定してある。ここでは、例え
ば、偏波保持ファイバ10の偏波面の方向を、突起部4
8aの端面の長辺に沿った方向に合わせてある。従っ
て、この偏波保持ファイバ10の他端10bでの偏波面
の方向は既知である。
【0078】また、図4の(C)に示すように、偏光フ
ィルタ(不図示)は、偏光フィルタユニット50に組み
込まれている。この偏光フィルタユニット50は、円筒
形の接続側リング52と円筒形の偏光フィルタリング5
4とを重ね合わせて構成されている。
【0079】そして、この偏光フィルタリング50の内
部には、偏光フィルタが固定されている。ここでは、偏
光フィルタの偏光方向を、偏光フィルタリング54に対
して決めている。即ち、偏光フィルタリング54の外周
に、偏光フィルタの偏光方向を示しておく。
【0080】また、接続側リング52の端面には、長方
形の開口部を有する接続孔56が形成されている。この
接続孔56には、SCコネクタ48の突起部48aがは
め込まれるようになっている。従って、接続側リング5
2に対する偏波保持ファイバ10の偏波面の方向は固定
される。
【0081】また、接続側リング52および偏光フィル
タリング54の外周には、それぞれ角度目盛りが付いて
いる。従って、接続側リング52に対して偏光フィルタ
リング54を回転させることにより、偏光フィルタの偏
光方向を、SCコネクタ48により接続側リング52に
接続された偏波保持ファイバ10の他端10bでの偏光
面の方向に容易に一致させることができる。
【0082】さらに、この実施の形態では、偏光フィル
タユニット50を通過した光P1の強度を測定するため
に、パワーメータ51を設けている。このパワーメータ
51は、半導体レーザユニット28中のDFBレーザ3
8(図4では図示せず)から出射され、偏波保持ファイ
バ10と、偏光フィルタユニット50に組み込まれた偏
光フィルタとを順次に通過した光P1の強度を測定でき
る構成とする。
【0083】また、この実施の形態では、偏波保持ファ
イバ10の一端10a側は、半導体レーザユニット28
と調芯される。この半導体レーザユニット28の構成
は、上述した第2の実施例で説明した半導体レーザユニ
ット28と同一であるので、その詳細な説明を省略す
る。また、偏波保持ファイバ10の一端10a側には、
上述の第1の実施の形態で説明した調芯案内部26(図
4では図示せず)が形成されている。
【0084】そして、この実施の形態にあたっては、調
芯にあたり、先ず、上述の第2の実施の形態で説明した
偏波面の合わせ工程を行う。この合わせ工程によって、
偏波保持ファイバ10の一端10aでの偏波面の方向
を、半導体レーザユニット28の半導体レーザ38(図
4では図示せず)の偏波面の方向におおよそ合わせられ
る。
【0085】次に、この実施の形態では、上述の合わせ
工程に続いて、偏波面の方向をより正確に合わせるため
に、微調整、すなわち、合わせ調整工程を行う。
【0086】合わせ調整工程では、先ず、偏光フィルタ
の偏波面の方向を、偏波保持ファイバ10の他端10b
での偏波面の方向と一致させる。偏光フィルタの偏波面
の方向は、上述したように、偏光フィルタリング54を
回転させて、他端での偏波面の方向と容易に一致させる
ことができる。
【0087】そして、同一の光強度の光を、偏波保持フ
ァイバ10および偏光フィルタからなる光学系に入射さ
せたときの、この光学系の透過光の光強度を測定する。
【0088】そして、調芯目印18を半導体レーザ38
の偏波面の方向に合わせたときの偏波保持ファイバ10
の一端10aの合わせ位置を回転基準点とし、かつ、こ
の一端10aにおける偏波保持ファイバ10の光軸を回
転軸として、この偏波保持ファイバ10を回転基準点を
中心として回転させて、それぞれの回転角度で光強度を
求める。
【0089】そのため、この実施の形態では、偏波保持
ファイバ10の一端10aを、当該一端10aにおける
光軸方向を回転軸として回転させ、当該一端10aの各
回転角度毎に、偏光フィルタユニット50に組み込まれ
た偏光フィルタを通過する光P1の光強度を測定する。
ここでは、調芯目印18に基づいて偏波面の方向がおお
よそ合わせてあるので、一端10の回転角度は、わずか
な角度、例えば1°未満の回転角度で済ますこともでき
る。
【0090】そして、この光強度が最大となるときの回
転角度で、半端保持ファイバの一端側を固定する。
【0091】そして、偏光フィルタの偏波面の方向が偏
波保持ファイバの他端での偏波面の方向と一致させて固
定してあるので、この光強度が最大となるときの回転角
度は、消光比が最大となるときの回転角度と一致する。
従って、この発明では、偏波保持ファイバの調芯にあた
り、偏光フィルタを90゜回転させて消光比を測定する
必要がない。その結果、偏波面の方向をより正確に合わ
せることができる。
【0092】尚、第3の実施の形態では、調芯目印18
に基づいて偏波保持ファイバ10の偏波面の方向をある
程度合わせておいてから光強度を測定したが、この発明
の第2の偏波保持ファイバの調芯方法では、調芯目印1
8を利用せずに、光強度を測定するだけで偏波面の方向
を合わせることもできる。
【0093】(第4の実施の形態)第4の実施の形態で
は、図5を参照して、この発明の第1および第2の偏波
保持ファイバの調芯方法の他の一例について併せて説明
する。図5は、第4の実施の形態の偏波保持ファイバの
調芯方法の説明に供するブロック図である。
【0094】第4の実施の形態においては、図5に示す
ように、偏波保持ファイバ10の他端10b側の、当該
他端10bを通過する光の光路上に、偏光フィルタ(不
図示)が組み込まれた偏光フィルタユニット50を、当
該光路の光軸を回転軸として回転可能にして設けてあ
る。
【0095】また、この実施の形態では、偏波保持ファ
イバ10の一端10a側は、フォトダイオードユニット
28aと調芯される。このフォトダイオードユニット2
8aの構成は、上述した第2の実施例で説明した半導体
レーザユニット28において、半導体レーザ38をフォ
トダイオードに置き換えたものと同一であるので、その
詳細な説明を省略する。また、偏波保持ファイバ10の
一端10a側には、上述の第1の実施の形態で説明した
調芯案内部26(図3では図示せず)が形成されてい
る。
【0096】また、第4の実施の形態では、偏光フィル
タユニット50に光を入射させるための光源58を設け
ている。この光源58から出射された光P2は、偏光フ
ィルタユニット50に組み込まれた偏光フィルタおよび
偏波保持ファイバ10を順次に通過して、フォトダイオ
ードユニット28a中のフォトダイオードに入射する。
そして、このフォトダイオードに入射する光の強度を測
定して、光強度が最大となったときの回転角度を求め
る。
【0097】(第5の実施の形態)第5の実施の形態に
おいては、図6を参照して、この発明の第1の偏波保持
ファイバの調芯方法および光伝送モジュールの一例につ
いて併せて説明する。尚、第5の実施の形態は、第2の
実施の形態における半導体レーザユニット28の代わり
に、電界吸収型変調器ユニット60を用いる点を除いて
は、第2の実施の形態と実質的に同一である。
【0098】図6の(A)は、第5の実施の形態の光伝
送モジュールおよび偏波保持ファイバの調芯方法の説明
に供する図であり、一部を断面とする光伝送モジュール
の一部断面上面図である。尚、図6の(A)において
は、電界吸収型変調器ユニット60の上部構造の図示を
一部省略している。また、図6の(B)は、図6の
(A)に示した光伝送モジュールのB−Bに沿った切り
口の縦断面図である。
【0099】図6に示すように、第5の実施の形態の光
伝送モジュールは、偏波保持ファイバ10の一端10a
付近を含む調芯案内部26と、電界吸収型変調器ユニッ
ト60とをもって構成されている。
【0100】この調芯案内部26は、上述の第1の実施
の形態において説明した調芯案内部26と同一の構造を
有するので、その詳細な説明を省略する。
【0101】また、電界吸収型変調器ユニット60の構
成は、支持ブロック34の上面34aに、半導体レーザ
38の他に、電界吸収型変調器を具えている点を除いて
は、第2の実施の形態で説明した半導体レーザユニット
28の構成と実質同一である。従って、図6では、図2
に示す構成成分と同一の構成成分については同一の符号
を付して、その詳細な説明を省略する。
【0102】電界吸収型変調器ユニット60では、支持
ブロック34の上面34aにそれぞれサブマウント36
を介して、半導体レーザ38および電界吸収型変調器6
2がそれぞれ設置されている。この電界吸収型変調器6
2は、半導体レーザ38から出射された光が入射する位
置に設けてあり、この電界吸収型変調器62から出射さ
れた光は第1レンズ40とレンズホルダ22内のレンズ
(第1レンズ40と区別するため、「第2レンズ」とも
称する。)24とを順次に透過して、光ファイバ10の
一端10aに入射する。従って、半導体レーザ38、電
界吸収型変調器60および第1レンズは、互いに光軸を
一致させて固定されている。
【0103】また、この電界吸収型変調器62の偏波面
の方向は、電界吸収型変調器62の半導体層の積層面と
平行な方向、即ち、支持ブロック34の上面34に平行
な方向である。
【0104】そして、第5の実施の形態においても、第
2の実施の形態の場合と同様に、調芯にあたり、偏波保
持ファイバ10は、調芯目印18に基づいて、一端10
aでの偏波保持ファイバ10の偏波面の方向を電界吸収
型変調器60の偏波面の方向に合わせて固定される。
【0105】上述した各実施の形態では、これらの発明
を特定の材料を用い、特定の条件で構成した例について
のみ説明したが、これらの発明は多くの変更および変形
を行うことができる。例えば、上述した実施の形態で
は、PANDA型の偏波保持ファイバを使用したが、偏
波保持ファイバの種類はこれに限定されない。例えば、
楕円クラッド型やBow−tie型の偏波保持ファイバ
を使用しても良い。
【0106】また、例えば、調芯目印を付す位置は、偏
波面の方向に対して任意好適な方向とすることができ
る。例えば、偏波面の方向と平行な方向に調芯目印を付
しても良い。また、例えば、偏波面の方向と垂直な方向
に調芯目印を付しても良い。また、調芯目印は、外周の
うちの中心を挟んで反対側の位置に付しても良い。ま
た、調芯目印は、例えば、偏波面の方向と垂直となる方
向および平行となる方向の両方に付してあっても良い。
【0107】また、上述の実施の形態では、偏波保持フ
ァイバの一端付近に、調芯案内部を形成した例について
説明したが、この発明では、偏波保持ファイバの一端付
近には、必ずしも調芯案内部を形成しなくとも良い。ま
た、調芯案内部も、実施の形態の構造に限定する必要は
ない。例えば、レンズホルダを設けず、ファイバホルダ
のみを設けた調芯案内部を形成しても良い。また、ファ
イバホルダおよびレンズホルダの形状は、任意好適な形
状とすることができる。
【0108】
【発明の効果】この発明の偏波保持ファイバによれば、
偏波保持ファイバの調芯案内部の外周に偏波面の方向を
指定する調芯目印を付してあるので、偏波面の方向を容
易に確認することができる。特に、偏波保持ファイバの
端面を見ることができない調芯時に、偏波面の方向を容
易に確認することができる。
【0109】また、この発明の第1の偏波保持ファイバ
の調芯方法によれば、偏波保持ファイバの調芯案内部の
外周に偏波面の方向を指定する調芯目印を付してあるの
で、偏波保持ファイバの端面を見ることができない調芯
時に、偏波面の方向を容易に確認することができる。そ
の結果、偏波面の方向合わせを容易に行うことができ
る。
【0110】また、この発明の光伝送モジュールによれ
ば、偏波保持ファイバの調芯案内部の外周に調芯目印を
付してあるので、光学素子の偏波面の方向と偏波保持フ
ァイバの偏波面の方向とを一致させた光伝送モジュール
を容易に得ることができる。
【0111】また、この発明の第2の偏波保持ファイバ
の調芯方法によれば、偏波保持ファイバの他端側に、偏
光面の方向を一致させて偏光フィルタを設け、この偏光
フィルタおよび偏波保持ファイバを透過した光の強度を
測定する。このため、偏光フィルタを90゜回転させて
消光比を測定する必要がない。このため、偏波面の方向
が一致する方向を正確に検出できる。その結果、偏波面
の方向を正確に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、第1の実施の形態の偏波保持ファイ
バの端面の正面図であり、(B)は、第1の実施の形態
の調芯案内部の縦断面図であり、(C)は、第1の実施
の形態尾調芯案内部の側面図である。
【図2】(A)は、第2の実施の形態の光伝送モジュー
ルおよび偏波保持ファイバの調芯方法の説明に供する図
であり、光伝送モジュールの一部断面上面図である。
(B)は、(A)に示した光伝送モジュールのA−Aに
沿った切り口の縦断面図である。
【図3】消光比の測定結果を示すグラフである。
【図4】(A)は、第3の実施の形態の偏波保持ファイ
バの調芯方法の説明に供するブロック図であり、(B)
は、SCコネクタの説明に供する斜視図であり、(C)
は、偏光フィルタユニットの説明に供する斜視図であ
る。
【図5】第4の実施の形態の偏波保持ファイバの調芯方
法の説明に供するブロック図である。
【図6】(A)は、第5の実施の形態の偏波保持ファイ
バの調芯方法の説明に供する図であり、光伝送モジュー
ルの一部断面上面図である。(B)は、(A)に示した
光伝送モジュールのB−Bに沿った切り口の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10:偏波保持ファイバ 10a:一端 10b:他端 12:コア 14:クラッド 16:応力付与部 18、18a、18b:調芯目印 20:ファイバホルダ 22:レンズホルダ 24:レンズ(第2レンズ) 26:調芯案内部 28:半導体レーザユニット 28a:フォトダイオードユニット 30:筐体 30a:底面 32:ペルチェ素子 34:支持ブロック 34a、34b:上面 36:サブマウント 38:半導体レーザ 40:第1レンズ 42:レンズ支持部 44:接合部 46:光軸 48:SCコネクタ 48a:突起部 50:偏光フィルタユニット 51:パワーメータ 52:接続側リング 54:偏光フィルタリング 56:接続孔 58:光源 60:電界吸収型変調器ユニット 62:電界吸収型変調器

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏波保持ファイバの一端付近に、調芯案
    内部を具え、該調芯案内部は、前記偏波保持ファイバの
    偏波面の方向を指定する調芯目印を有することを特徴と
    する偏波保持ファイバ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の偏波保持ファイバにお
    いて、 前記調芯案内部を、前記偏波保持ファイバの外周面に直
    接設けられた前記調芯目印をもって構成したことを特徴
    とする偏波保持ファイバ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の偏波保持ファイバにお
    いて、 前記調芯案内部を、前記偏波保持ファイバの外周に設け
    られたファイバホルダと、該ファイバホルダの外周面に
    直接設けられた前記調芯目印とをもって構成したことを
    特徴とする偏波保持ファイバ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の偏波保持ファイバにお
    いて、 前記調芯案内部を、前記偏波保持ファイバの外周に設け
    られたファイバホルダと、該ファイバホルダの外周に設
    けられたレンズホルダと、該レンズホルダの外周面に直
    接設けられた前記調芯目印とをもって構成したことを特
    徴とする偏波保持ファイバ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つの請求項に
    記載の偏波保持ファイバにおいて、 前記調芯目印は、捺印または刻印としたことを特徴とす
    る偏波保持ファイバ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つの請求項に
    記載の偏波保持ファイバにおいて、 前記調芯目印は、前記偏波保持ファイバの偏波面の方向
    を示す印としたことを特徴とする偏波保持ファイバ。
  7. 【請求項7】 偏波依存性を有する光学素子と偏波保持
    ファイバの一端との調芯を行うにあたり、 前記偏波保持ファイバの一端付近に、該偏波保持ファイ
    バの偏波面の方向を指定する調芯目印を設けておき、 前記調芯目印の指定する偏波面の方向を前記光学素子の
    偏波面の方向に合わせる合わせ工程を含むことを特徴と
    する偏波保持ファイバの調芯方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の偏波保持ファイバの調
    芯方法において、 前記調芯目印を、前記偏波保持ファイバの外周面に直接
    設けておくことを特徴とする偏波保持ファイバの調芯方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の偏波保持ファイバの調
    芯方法において、 前記調芯目印を、前記偏波保持ファイバの外周に設けら
    れたファイバホルダの外周面に直接設けておくことを特
    徴とする偏波保持ファイバの調芯方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の偏波保持ファイバの
    調芯方法において、 前記調芯目印を、前記偏波保持ファイバの外周に設けら
    れたファイバホルダの外周面に設けられたレンズホルダ
    の外周面に直接設けておくことを特徴とする偏波保持フ
    ァイバの調芯方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか1つの請求
    項に記載の偏波保持ファイバの調芯方法において、 前記調芯目印を、捺印または刻印しておくことを特徴と
    する偏波保持ファイバの調芯方法。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11のいずれか1つの請求
    項に記載の偏波保持ファイバの調芯方法において、 前記調芯目印を、前記偏波保持ファイバの偏波面の方向
    を示す印としたことを特徴とする偏波保持ファイバの調
    芯方法。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の偏波保持ファイバの
    調芯方法において、 前記偏波保持ファイバとして、該他端における前記偏波
    保持ファイバの偏波面の方向が知られているファイバを
    使用するとき、 前記合わせ工程に続けて、前記調芯目印の指定する偏波
    面の方向と前記一端における偏波面の方向との合わせ調
    整を行う合わせ調整工程を含み、 該合わせ調整工程は、 (a)前記他端に、偏光フィルタを、該他端での偏波面
    の方向と該偏光フィルタの偏波面の方向とを一致させ
    て、設け、 (b)同一の光強度の光を、前記偏波保持ファイバ及び
    前記偏光フィルタからなる光学系に入射させたときの、
    該光学系の透過光の光強度を測定し、 (c)前記調芯目印を前記光学素子の偏波面の方向に合
    わせたときの前記偏波保持ファイバの前記一端の合わせ
    位置を回転基準点とし、かつ、該一端における前記偏波
    保持ファイバの光軸を回転軸として、該偏波保持ファイ
    バを前記回転基準点を中心として回転させ、および、 (d)前記光強度が最大となる回転角度で、前記偏波保
    持ファイバを前記光学素子に対して固定することを特徴
    とする偏波保持ファイバの調芯方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の偏波保持ファイバ
    の調芯方法において、 前記光学素子を半導体レーザとし、 前記半導体レーザから出射され、前記偏波保持ファイバ
    および前記偏光フィルタを順次に通過した光の光強度を
    測定することを特徴とする偏波保持ファイバの調芯方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の偏波保持ファイバ
    の調芯方法において、 前記光学素子をフォトダイオードとし、 偏光フィルタおよび前記偏波保持ファイバを順次に通過
    して、前記フォトダイオードに入射する光の光強度を測
    定することを特徴とする偏波保持ファイバの調芯方法。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の偏波保持ファイバ
    の調芯方法において、 前記光学素子を電界吸収型変調器とし、 前記電界吸収型変調器から出射され、前記偏波保持ファ
    イバおよび前記偏光フィルタを順次に通過した光の光強
    度を測定することを特徴とする偏波保持ファイバの調芯
    方法。
  17. 【請求項17】 偏波依存性を有する光学素子と偏波保
    持ファイバとを具えた光伝送モジュールにおいて前記偏
    波保持ファイバの一端付近に、調芯案内部を具え、 前記調芯案内部は、前記偏波保持ファイバの偏波面の方
    向を指定する調芯目印を有し、 前記偏波保持ファイバは、前記調芯目印の指定する偏波
    面の方向を前記光学素子の偏波面の方向に合わせて固定
    してあることを特徴とする光伝送モジュール。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の光伝送モジュール
    において、 前記調芯案内部を、前記偏波保持ファイバの外周面に直
    接設けられた前記調芯目印をもって構成したことを特徴
    とする光伝送モジュール。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の光伝送モジュールに
    おいて、 前記調芯案内部を、前記偏波保持ファイバの外周に設け
    られたファイバホルダと、該ファイバホルダの外周面に
    直接設けられた前記調芯目印とをもって構成したことを
    特徴とする光伝送モジュール。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の光伝送モジュール
    において、 前記調芯案内部を、前記偏波保持ファイバの外周に設け
    られたファイバホルダと、該ファイバホルダの外周に設
    けられたレンズホルダと、該レンズホルダの外周面に直
    接設けられた前記調芯目印とをもって構成したことを特
    徴とする光伝送モジュール。
  21. 【請求項21】 請求項17〜20のいずれか1つの請
    求項に記載の光電送モジュールにおいて、 前記調芯目印は、捺印または刻印としたことを特徴とす
    る光伝送モジュール。
  22. 【請求項22】 請求項17〜21のいずれか1つの請
    求項に記載の光電送モジュールにおいて、 前記調芯目印は、前記偏波保持ファイバの偏波面の方向
    を示す印としたことを特徴とする光伝送モジュール。
  23. 【請求項23】 請求項17に記載の光伝送モジュール
    において、 前記光学素子として、半導体レーザを具えてなることを
    特徴とする光伝送モジュール。
  24. 【請求項24】 請求項17に記載の光伝送モジュール
    において、 前記光学素子として、フォトダイオードを具えてなるこ
    とを特徴とする光伝送モジュール。
  25. 【請求項25】 請求項17に記載の光伝送モジュール
    において、 前記光学素子として、電界吸収型光変調器を具えてなる
    ことを特徴とする光伝送モジュール。
  26. 【請求項26】 偏波依存性を有する光学素子と偏波保
    持ファイバの一端との調芯を行うにあたり、 前記偏波保持ファイバとして、他端における前記偏波保
    持ファイバの偏波面の方向が知られているファイバを使
    用するとき、 (a)前記他端に、偏光フィルタを、該他端での偏波面
    の方向と該偏光フィルタの偏波面の方向とを一致させ
    て、設け、 (b)同一の光強度の光を、前記偏波保持ファイバ及び
    前記偏光フィルタからなる光学系に入射させたときの、
    該光学系の透過光の光強度を測定し、 (c)前記一端における前記偏波保持ファイバの光軸を
    回転軸として、前記偏波保持ファイバの一端側を回転さ
    せ、 (d)前記光強度が最大となる回転角度で、前記偏波保
    持ファイバを前記光学素子に対して固定することを特徴
    とする偏波保持ファイバの調芯方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の偏波保持ファイバ
    の調芯方法において、 前記光学素子を半導体レーザとし、 前記半導体レーザから出射され、前記偏波保持ファイバ
    および前記偏光フィルタを順次に通過した光の光強度を
    測定することを特徴とする偏波保持ファイバの調芯方
    法。
  28. 【請求項28】 請求項26に記載の偏波保持ファイバ
    の調芯方法において、 前記光学素子をフォトダイオードとし、 偏光フィルタおよび前記偏波保持ファイバを順次に通過
    して、前記フォトダイオードに入射する光の光強度を測
    定することを特徴とする偏波保持ファイバの調芯方法。
  29. 【請求項29】 請求項26に記載の偏波保持ファイバ
    の調芯方法において、 前記光学素子を電界吸収型変調器とし、 前記電界吸収型変調器から出射され、前記偏波保持ファ
    イバおよび前記偏光フィルタを順次に通過した光の光強
    度を測定することを特徴とする偏波保持ファイバの調芯
    方法。
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