JPH11293274A - 水溶性金属加工油剤組成物 - Google Patents
水溶性金属加工油剤組成物Info
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- JPH11293274A JPH11293274A JP10102519A JP10251998A JPH11293274A JP H11293274 A JPH11293274 A JP H11293274A JP 10102519 A JP10102519 A JP 10102519A JP 10251998 A JP10251998 A JP 10251998A JP H11293274 A JPH11293274 A JP H11293274A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐腐敗性に優れ、混入してくる潤滑油と
の分離性が良好で、かつ加工性能に優れた水溶性金属加
工油剤組成物を提供する。 【解決手段】 数平均分子量５００〜２０，０００を有
する下記一般式（Ｉ）で表されるポリアルキレングルコ
ール誘導体の少なくとも一種を含有してなる水溶性金属
加工油剤組成物である。 Ｒ1 −Ｏ−（ＰＯ）a （ＥＯ）b （ＰＯ）c −Ｈ ・・・（Ｉ） （式中、Ｒ1 は炭素数１〜１８のアルキル基を示し、Ｐ
Ｏはオキシプロピレン基、ＥＯはオキシエチレン基を示
し、また、ａ、ｂ、ｃは上記分子量を満足する数を示
し、それぞれ１以上の整数である。）
の分離性が良好で、かつ加工性能に優れた水溶性金属加
工油剤組成物を提供する。 【解決手段】 数平均分子量５００〜２０，０００を有
する下記一般式（Ｉ）で表されるポリアルキレングルコ
ール誘導体の少なくとも一種を含有してなる水溶性金属
加工油剤組成物である。 Ｒ1 −Ｏ−（ＰＯ）a （ＥＯ）b （ＰＯ）c −Ｈ ・・・（Ｉ） （式中、Ｒ1 は炭素数１〜１８のアルキル基を示し、Ｐ
Ｏはオキシプロピレン基、ＥＯはオキシエチレン基を示
し、また、ａ、ｂ、ｃは上記分子量を満足する数を示
し、それぞれ１以上の整数である。）
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水溶性金属加工油剤
組成物に関し、特に切削加工用の潤滑油に好適な水溶性
金属加工油剤組成物に関する。
組成物に関し、特に切削加工用の潤滑油に好適な水溶性
金属加工油剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】カーメーカー関連の工場では、部品が大
型化し、トランスファーマシンで切削，研削などのさま
ざまな金属加工を流れ作業で行っている。トランスファ
ーマシンは管理コストの低減のために統一された切削油
剤を、集中タンクから多くの工程へ供給している。した
がって、大量の油剤を必要とし、タンクが大型化するた
め、火災対策上水溶性切削油が使用されることが多い。
一般に、水溶性切削油剤は、その有効成分が有機物で、
水により希釈されることから、微生物の恰好の増殖場所
となり微生物による腐敗劣化という問題がある。また、
摺動面油、油圧油等の設備油と並行して使用するため、
混入してくる潤滑油との分離性が良好であることが必要
である。それらの問題を解決するための一つの方法とし
て、ポリアルキレングリコール誘導体が提案されている
（特開平７−３１６５８１号公報，特開平８−２３１９
７７号公報，特開平８−２３９６８３号公報）。
型化し、トランスファーマシンで切削，研削などのさま
ざまな金属加工を流れ作業で行っている。トランスファ
ーマシンは管理コストの低減のために統一された切削油
剤を、集中タンクから多くの工程へ供給している。した
がって、大量の油剤を必要とし、タンクが大型化するた
め、火災対策上水溶性切削油が使用されることが多い。
一般に、水溶性切削油剤は、その有効成分が有機物で、
水により希釈されることから、微生物の恰好の増殖場所
となり微生物による腐敗劣化という問題がある。また、
摺動面油、油圧油等の設備油と並行して使用するため、
混入してくる潤滑油との分離性が良好であることが必要
である。それらの問題を解決するための一つの方法とし
て、ポリアルキレングリコール誘導体が提案されている
（特開平７−３１６５８１号公報，特開平８−２３１９
７７号公報，特開平８−２３９６８３号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、両末端が水素のものは加工性能に劣り、両末端がア
ルキル基のものは水溶性に劣るという問題があった。本
発明は、上記観点からなされたもので、耐腐敗性に優
れ、混入してくる潤滑油との分離性が良好で、かつ加工
性能に優れた水溶性金属加工油剤組成物を提供すること
を目的とするものである。
に、両末端が水素のものは加工性能に劣り、両末端がア
ルキル基のものは水溶性に劣るという問題があった。本
発明は、上記観点からなされたもので、耐腐敗性に優
れ、混入してくる潤滑油との分離性が良好で、かつ加工
性能に優れた水溶性金属加工油剤組成物を提供すること
を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、特定のポリアルキレングリコール誘導体
を基油として使用することにより本発明の目的を効率的
に達成しうることを見出し、本発明を完成したものであ
る。すなわち、本発明は、数平均分子量５００〜２０，
０００を有する下記一般式（Ｉ）で表されるポリアルキ
レングルコール誘導体の少なくとも一種を含有してなる
水溶性金属加工油剤組成物を提供するものである。
を重ねた結果、特定のポリアルキレングリコール誘導体
を基油として使用することにより本発明の目的を効率的
に達成しうることを見出し、本発明を完成したものであ
る。すなわち、本発明は、数平均分子量５００〜２０，
０００を有する下記一般式（Ｉ）で表されるポリアルキ
レングルコール誘導体の少なくとも一種を含有してなる
水溶性金属加工油剤組成物を提供するものである。
【０００５】 Ｒ1 −Ｏ−（ＰＯ）a （ＥＯ）b （ＰＯ）c −Ｈ ・・・（Ｉ） （式中、Ｒ1 は炭素数１〜１８のアルキル基を示し、Ｐ
Ｏはオキシプロピレン基、ＥＯはオキシエチレン基を示
し、また、ａ、ｂ、ｃは上記分子量を満足する数を示
し、それぞれ１以上の整数である。）
Ｏはオキシプロピレン基、ＥＯはオキシエチレン基を示
し、また、ａ、ｂ、ｃは上記分子量を満足する数を示
し、それぞれ１以上の整数である。）
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。本発明の水溶性金属加工油剤組成物は、上記一
般式（Ｉ）で表されるポリアルキレングリコール誘導体
の少なくとも一種を基油として含有することを特徴とす
る。上記一般式（Ｉ）で表されるポリアルキレングリコ
ール誘導体は、所謂リバースブロック型重合体と言われ
ているポリオキシプロピレンポリオキシエチレングリコ
ールモノアルキルエーテルである。
明する。本発明の水溶性金属加工油剤組成物は、上記一
般式（Ｉ）で表されるポリアルキレングリコール誘導体
の少なくとも一種を基油として含有することを特徴とす
る。上記一般式（Ｉ）で表されるポリアルキレングリコ
ール誘導体は、所謂リバースブロック型重合体と言われ
ているポリオキシプロピレンポリオキシエチレングリコ
ールモノアルキルエーテルである。
【０００７】上記一般式（Ｉ）において、Ｒ1 は炭素数
１〜１８のアルキル基で、直鎖状、分岐鎖状、環状のい
ずれであってもよい。該アルキル基の具体例としては、
メチル基，エチル基，ｎ−プロピル基，イソプロピル
基，各種ブチル基，各種ペンチル基，各種ヘキシル基，
各種ヘプチル基，各種オクチル基，各種ノニル基，各種
デシル基，各種ウンデシル基，各種ドデシル基，各種ト
リデシル基，各種テトラデシル基，各種ペンタデシル
基，各種ヘキサデシル基，各種ヘプタデシル基，各種オ
クタデシル基，シクロペンチル基，シクロヘキシル基，
各種メチルシクロヘキシル基，各種エチルヘキシル基，
各種ジメチルシクロヘキシル基などを挙げることができ
る。中でも、溶解性の点で、メチル基，エチル基，ｎ−
プロピル基，イソプロピル基，各種ブチル基などの炭素
数１〜４のアルキル基が好ましい。メチル基が特に好ま
しい。
１〜１８のアルキル基で、直鎖状、分岐鎖状、環状のい
ずれであってもよい。該アルキル基の具体例としては、
メチル基，エチル基，ｎ−プロピル基，イソプロピル
基，各種ブチル基，各種ペンチル基，各種ヘキシル基，
各種ヘプチル基，各種オクチル基，各種ノニル基，各種
デシル基，各種ウンデシル基，各種ドデシル基，各種ト
リデシル基，各種テトラデシル基，各種ペンタデシル
基，各種ヘキサデシル基，各種ヘプタデシル基，各種オ
クタデシル基，シクロペンチル基，シクロヘキシル基，
各種メチルシクロヘキシル基，各種エチルヘキシル基，
各種ジメチルシクロヘキシル基などを挙げることができ
る。中でも、溶解性の点で、メチル基，エチル基，ｎ−
プロピル基，イソプロピル基，各種ブチル基などの炭素
数１〜４のアルキル基が好ましい。メチル基が特に好ま
しい。
【０００８】本発明において、前記一般式（Ｉ）で表さ
れるポリアルキレングリコール誘導体の数平均分子量は
５００〜２０，０００で、５００未満であると、切削，
研削の加工性を維持できない場合があり、２０，０００
を超えると、原液の粘度が上がり取扱いにくく好ましく
ない。好ましくは、１，０００〜１０，０００である。
れるポリアルキレングリコール誘導体の数平均分子量は
５００〜２０，０００で、５００未満であると、切削，
研削の加工性を維持できない場合があり、２０，０００
を超えると、原液の粘度が上がり取扱いにくく好ましく
ない。好ましくは、１，０００〜１０，０００である。
【０００９】また、ａ、ｂ、ｃはその分子量を満足する
数で、（ａ＋ｃ）／ｂ、即ち、ＰＯとＥＯのモル比は１
／９〜７／３が好ましく、３／７〜６／４が特に好まし
い。上記ポリアルキレングリコール誘導体の含有量は、
本発明の水溶性金属加工油剤組成物中、好ましくは０．
５〜５０重量％、更に好ましくは５〜３０重量％であ
る。０．５重量％未満であると、切削，研削の加工性を
維持できない場合があり、５０重量％を超えても、配合
量に相当する効果の向上がみられない場合がある。
数で、（ａ＋ｃ）／ｂ、即ち、ＰＯとＥＯのモル比は１
／９〜７／３が好ましく、３／７〜６／４が特に好まし
い。上記ポリアルキレングリコール誘導体の含有量は、
本発明の水溶性金属加工油剤組成物中、好ましくは０．
５〜５０重量％、更に好ましくは５〜３０重量％であ
る。０．５重量％未満であると、切削，研削の加工性を
維持できない場合があり、５０重量％を超えても、配合
量に相当する効果の向上がみられない場合がある。
【００１０】本発明の水溶性金属加工油剤組成物には、
上記のポリアルキレングリコール誘導体以外の成分とし
て、水及び添加剤を含有する。水の量については、好ま
しくは２０〜７０重量％、更に好ましくは３０〜５０重
量％使用される。水の量が多すぎても、少なすぎても、
その水溶性金属加工油剤を切削加工や研削加工に使用し
た際に、本発明の効果を十分に発揮できないことがあ
る。
上記のポリアルキレングリコール誘導体以外の成分とし
て、水及び添加剤を含有する。水の量については、好ま
しくは２０〜７０重量％、更に好ましくは３０〜５０重
量％使用される。水の量が多すぎても、少なすぎても、
その水溶性金属加工油剤を切削加工や研削加工に使用し
た際に、本発明の効果を十分に発揮できないことがあ
る。
【００１１】最後に、添加剤として、防錆剤，消泡剤，
防腐剤，銅不活性化剤などが使用される。上記防錆剤と
して、例えば、石油スルホン酸塩，ソルビタンモノオレ
ート，ラノリン，酸化ワックスおよびその塩，アルコキ
シフェニルアミン，ジシクロヘキシルアミン，アルカノ
ールアミン，アルキルイミダゾリン，オレイルザルコシ
ン，脂肪酸アルカノールアミン塩，ホウ酸アミド，ホウ
酸アミン塩等を挙げることができる。
防腐剤，銅不活性化剤などが使用される。上記防錆剤と
して、例えば、石油スルホン酸塩，ソルビタンモノオレ
ート，ラノリン，酸化ワックスおよびその塩，アルコキ
シフェニルアミン，ジシクロヘキシルアミン，アルカノ
ールアミン，アルキルイミダゾリン，オレイルザルコシ
ン，脂肪酸アルカノールアミン塩，ホウ酸アミド，ホウ
酸アミン塩等を挙げることができる。
【００１２】上記消泡剤として、例えば、シリコーン
油，セバシン酸，アゼライン酸，ペラルゴン酸等を挙げ
ることができる。上記防腐剤として、例えば、トリアジ
ン系，ピリジン系，フェノール系，ホルムアルデヒド供
与体系，チアジアゾール系，サリチルアニリド系等の化
合物を挙げることができる。
油，セバシン酸，アゼライン酸，ペラルゴン酸等を挙げ
ることができる。上記防腐剤として、例えば、トリアジ
ン系，ピリジン系，フェノール系，ホルムアルデヒド供
与体系，チアジアゾール系，サリチルアニリド系等の化
合物を挙げることができる。
【００１３】上記銅不活性化剤として、例えば、ベンゾ
トリアゾール，メチルベンゾトリアゾール，トリルトリ
アゾールおよびそれらの塩等を挙げることができる。以
上の添加剤の量については、好ましくは２０〜５０重量
％、更に好ましくは３０〜４０重量％使用される。その
量が多すぎても、少なすぎても、その水溶性金属加工油
剤を切削加工や研削加工に使用した際に、本発明の効果
を十分に発揮できないことがある。なお、本発明の水溶
性金属加工油剤組成物は、エマルジョン系、ソリュブル
系、ソリューション系いずれのタイプのものであっても
よい。
トリアゾール，メチルベンゾトリアゾール，トリルトリ
アゾールおよびそれらの塩等を挙げることができる。以
上の添加剤の量については、好ましくは２０〜５０重量
％、更に好ましくは３０〜４０重量％使用される。その
量が多すぎても、少なすぎても、その水溶性金属加工油
剤を切削加工や研削加工に使用した際に、本発明の効果
を十分に発揮できないことがある。なお、本発明の水溶
性金属加工油剤組成物は、エマルジョン系、ソリュブル
系、ソリューション系いずれのタイプのものであっても
よい。
【００１４】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。 実施例１〜３、比較例１〜３及び参考例１ 第１表に示す割合で、基油（ポリアルキレングリコー
ル：ＰＡＧ）に各成分を配合し、実施例、比較例及び参
考例の水溶性切削油剤組成物を調製した。これらの組成
物につき、下記の要領でタップ加工性、混入してくる潤
滑油との分離性（他油分離性と略す）及び耐腐敗性の評
価を行った。結果を第１表に示す。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。 実施例１〜３、比較例１〜３及び参考例１ 第１表に示す割合で、基油（ポリアルキレングリコー
ル：ＰＡＧ）に各成分を配合し、実施例、比較例及び参
考例の水溶性切削油剤組成物を調製した。これらの組成
物につき、下記の要領でタップ加工性、混入してくる潤
滑油との分離性（他油分離性と略す）及び耐腐敗性の評
価を行った。結果を第１表に示す。
【００１５】タップ加工性 試験法：タッピングトルク試験 試験機：ＦＡＬＥＸ社製タッピングトルク試験機 工具：ＯＳＧ Ｍ１０×１．５ 被削材：Ａ７０７５（アルミ合金） 実験条件：切削速度Ｖ＝１０ｍ／ｍｉｎ 送りｆ＝１．５ｍｍ／ｒｅｖ 評価法：タッピング効率（％）＝〔標準油でのトルク
（Ｎｍ）／供試油でのトルク（Ｎｍ）〕×１００
（Ｎｍ）／供試油でのトルク（Ｎｍ）〕×１００
【００１６】他油分離性 試験法：抗乳化試験 温度：３０℃ 評価法：供試油５００ｃｃ、他油（摺動面油）５０ｃｃ
を１，５００ｒｐｍで１時間回転した後、（油層−クリ
ーム層−水層）の量を測定し、分離性を評価した。
を１，５００ｒｐｍで１時間回転した後、（油層−クリ
ーム層−水層）の量を測定し、分離性を評価した。
【００１７】耐腐敗性 試験法：耐腐敗性試験 温度：３０℃ 評価法：供試油１００ｃｃを１週間浸透培養後、好気性
菌数をｐＨ計、イージーカルトを用いて測定した。
菌数をｐＨ計、イージーカルトを用いて測定した。
【００１８】
【表１】
【００１９】
【表２】
【００２０】
【表３】
【００２１】（注） ＊１：トリエタノールアミン１５重量％，ホウ酸ジエタ
ノールアミン塩１０重量％，ドデカン二酸１０重量％ ＊２：ペラルゴン酸 ＊３：ピリジン系 ＊４：ベンゾトリアゾール ＊５：リバースブロック型重合体、数平均分子量；５，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；４／６、片末端；メチル基 ＊６：リバースブロック型重合体、数平均分子量；５，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；３／７、片末端；メチル基 ＊７：リバースブロック型重合体、数平均分子量；３，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；３／７、片末端；メチル基 ＊８：リバースブロック型重合体、数平均分子量；３，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；２．５／７．５、両末端；水素 ＊９：リバースブロック型重合体、数平均分子量；１，
７５０、ＰＯ／ＥＯ比；５／５、両末端；水素 ＊10：リバースブロック型重合体、数平均分子量；１，
７５０、ＰＯ／ＥＯ比；８／２、両末端；水素 ＊11：ノーマルブロック型重合体、数平均分子量；２，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；６／４、片末端；メチル基
ノールアミン塩１０重量％，ドデカン二酸１０重量％ ＊２：ペラルゴン酸 ＊３：ピリジン系 ＊４：ベンゾトリアゾール ＊５：リバースブロック型重合体、数平均分子量；５，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；４／６、片末端；メチル基 ＊６：リバースブロック型重合体、数平均分子量；５，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；３／７、片末端；メチル基 ＊７：リバースブロック型重合体、数平均分子量；３，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；３／７、片末端；メチル基 ＊８：リバースブロック型重合体、数平均分子量；３，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；２．５／７．５、両末端；水素 ＊９：リバースブロック型重合体、数平均分子量；１，
７５０、ＰＯ／ＥＯ比；５／５、両末端；水素 ＊10：リバースブロック型重合体、数平均分子量；１，
７５０、ＰＯ／ＥＯ比；８／２、両末端；水素 ＊11：ノーマルブロック型重合体、数平均分子量；２，
０００、ＰＯ／ＥＯ比；６／４、片末端；メチル基
【００２２】
【発明の効果】本発明の水溶性金属加工油剤組成物は、
耐腐敗性に優れ、混入してくる潤滑油との分離性が良好
で、かつ加工性能に優れたものである。したがって、本
発明の水溶性金属加工油剤組成物は、各種金属の金属加
工、特に、切削加工や研削加工の際の金属加工油として
有効に利用できる。
耐腐敗性に優れ、混入してくる潤滑油との分離性が良好
で、かつ加工性能に優れたものである。したがって、本
発明の水溶性金属加工油剤組成物は、各種金属の金属加
工、特に、切削加工や研削加工の際の金属加工油として
有効に利用できる。
Claims (1)
- 【請求項１】 数平均分子量５００〜２０，０００を有
する下記一般式（Ｉ）で表されるポリアルキレングルコ
ール誘導体の少なくとも一種を含有してなる水溶性金属
加工油剤組成物。 Ｒ1 −Ｏ−（ＰＯ）a （ＥＯ）b （ＰＯ）c −Ｈ ・・・（Ｉ） （式中、Ｒ1 は炭素数１〜１８のアルキル基を示し、Ｐ
Ｏはオキシプロピレン基、ＥＯはオキシエチレン基を示
し、また、ａ、ｂ、ｃは上記分子量を満足する数を示
し、それぞれ１以上の整数である。）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10251998A JP4001998B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 水溶性金属加工油剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10251998A JP4001998B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 水溶性金属加工油剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293274A true JPH11293274A (ja) | 1999-10-26 |
| JP4001998B2 JP4001998B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=14329606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10251998A Expired - Fee Related JP4001998B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 水溶性金属加工油剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4001998B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8338345B2 (en) | 2007-07-30 | 2012-12-25 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Water-based metalworking fluid |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5889695A (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 水系潤滑油組成物 |
| JPS58122993A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-21 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 水系潤滑油組成物 |
| JPS59138296A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 潤滑油 |
| JPH08231977A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Yushiro Chem Ind Co Ltd | 水溶性金属加工用油剤 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10251998A patent/JP4001998B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5889695A (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 水系潤滑油組成物 |
| JPS58122993A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-21 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 水系潤滑油組成物 |
| JPS59138296A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 潤滑油 |
| JPH08231977A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Yushiro Chem Ind Co Ltd | 水溶性金属加工用油剤 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8338345B2 (en) | 2007-07-30 | 2012-12-25 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Water-based metalworking fluid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4001998B2 (ja) | 2007-10-31 |
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