JPH1129278A - エレベータ遠隔故障診断システム - Google Patents
エレベータ遠隔故障診断システムInfo
- Publication number
- JPH1129278A JPH1129278A JP18686197A JP18686197A JPH1129278A JP H1129278 A JPH1129278 A JP H1129278A JP 18686197 A JP18686197 A JP 18686197A JP 18686197 A JP18686197 A JP 18686197A JP H1129278 A JPH1129278 A JP H1129278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closing time
- value width
- door opening
- judgment value
- elevator remote
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、ドア関係が異常になってい
ないのに予兆信号が発報されるのを防止して、保全作業
時間の低減化を図りえるエレベータ遠隔故障診断システ
ムを提供するにある。 【解決手段】 上記目的は、予め算出されたドア開閉時
間の判定値幅Hに、ドア開閉時間の実測値Zが入ってい
ると予兆信号を発報せず、しかも、前記判定値幅Hに前
記実測値が入っていないと予兆信号を発報するようにし
たエレベータ遠隔故障診断システム1において、前記判
定値幅を季節に応じて可変させることで可変判定値幅W
とすることにより達成される。
ないのに予兆信号が発報されるのを防止して、保全作業
時間の低減化を図りえるエレベータ遠隔故障診断システ
ムを提供するにある。 【解決手段】 上記目的は、予め算出されたドア開閉時
間の判定値幅Hに、ドア開閉時間の実測値Zが入ってい
ると予兆信号を発報せず、しかも、前記判定値幅Hに前
記実測値が入っていないと予兆信号を発報するようにし
たエレベータ遠隔故障診断システム1において、前記判
定値幅を季節に応じて可変させることで可変判定値幅W
とすることにより達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア関係の予兆診
断をするのに好適なエレベータ遠隔故障診断システムに
関するものである。
断をするのに好適なエレベータ遠隔故障診断システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の診断システムでは、予め算出さ
れたドア開閉時間の判定値幅に、ドア開閉時間の実測値
が入っていると予兆信号を発報せず、しかも、前記判定
値幅に前記実測値が入っていないと予兆信号を発報する
ようにしたものが知られている。
れたドア開閉時間の判定値幅に、ドア開閉時間の実測値
が入っていると予兆信号を発報せず、しかも、前記判定
値幅に前記実測値が入っていないと予兆信号を発報する
ようにしたものが知られている。
【0003】そして、その診断システムでは、ドア開閉
時間の判定値幅は、年間を通して同じ値に判定するよう
にしていた。
時間の判定値幅は、年間を通して同じ値に判定するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の診断システ
ムであると、種々実験した結果、ドア関係が異常になっ
ていないのに、予兆時間が発報されるという問題点があ
ることがわかった。
ムであると、種々実験した結果、ドア関係が異常になっ
ていないのに、予兆時間が発報されるという問題点があ
ることがわかった。
【0005】その原因は、ドア開閉時間が、冬場に遅く
なり、かつ、夏場に早くなってしまうことにあることが
わかった。
なり、かつ、夏場に早くなってしまうことにあることが
わかった。
【0006】本発明の目的は、上記問題点にかんがみ、
無駄な予兆信号の発報が発生するのをおさえ、保守作業
時間の低減化を図りえるエレベータ遠隔故障診断システ
ムを提供するにある。
無駄な予兆信号の発報が発生するのをおさえ、保守作業
時間の低減化を図りえるエレベータ遠隔故障診断システ
ムを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、予め算出さ
れたドア開閉時間の判定値幅に、ドア開閉時間の実測値
が入っていると予兆信号を発報させず、かつ、前記判定
値幅に前記実測値が入っていないと予兆信号を発報させ
るエレベータ遠隔故障診断システムにおいて、前記判定
値幅を季節に応じて可変可能に設定することにより達成
される。
れたドア開閉時間の判定値幅に、ドア開閉時間の実測値
が入っていると予兆信号を発報させず、かつ、前記判定
値幅に前記実測値が入っていないと予兆信号を発報させ
るエレベータ遠隔故障診断システムにおいて、前記判定
値幅を季節に応じて可変可能に設定することにより達成
される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0009】図1において、エレベータ遠隔故障診断シ
ステム1は、エレベータ制御手段2、記憶手段3、演算
手段3、演算手段4、開閉手段計測手段5、判定値幅可
変手段6、比較手段7、発報手段8、通信回線9及び、
監視センター10を備えている。
ステム1は、エレベータ制御手段2、記憶手段3、演算
手段3、演算手段4、開閉手段計測手段5、判定値幅可
変手段6、比較手段7、発報手段8、通信回線9及び、
監視センター10を備えている。
【0010】エレベータ制御手段2は、エレベータの動
作に関する全体的な制御を行うものである。記憶手段3
には、たとえば過去16回分(診断前16回分)のエレ
ベータドア開閉時間の平均値を初期値Xとして記憶され
ている。演算手段4は、記憶手段3に記憶されている初
期値Xに所定値Yを加えて固定判定値幅Hを算出するも
のである。開閉時間計測手段5は、エレベータ制御手段
2からの指令データに基づきドア開閉時間を実測するも
のである。判定値幅可変手段6は、演算手段4により算
出された固定判定値幅Hを、エレベータ制御手段2から
のデータに基づき可変判定値幅Wとするものである。比
較手段7は、開閉時間計測手段5によって計測された実
測値Zと判定値幅可変手段6により設定された可変判定
値幅Wとを比較して、実測値Zが可変判定値幅Wに入っ
ているときは信号を発報手段8に供給せず、かつ実測値
Zが可変判定値幅Wに入っていないときには信号を発報
手段8に供給するものである。発報手段8は、比較手段
7から信号が供給されると、監視センター10に通信回
線9を介して予兆信号が発報される。
作に関する全体的な制御を行うものである。記憶手段3
には、たとえば過去16回分(診断前16回分)のエレ
ベータドア開閉時間の平均値を初期値Xとして記憶され
ている。演算手段4は、記憶手段3に記憶されている初
期値Xに所定値Yを加えて固定判定値幅Hを算出するも
のである。開閉時間計測手段5は、エレベータ制御手段
2からの指令データに基づきドア開閉時間を実測するも
のである。判定値幅可変手段6は、演算手段4により算
出された固定判定値幅Hを、エレベータ制御手段2から
のデータに基づき可変判定値幅Wとするものである。比
較手段7は、開閉時間計測手段5によって計測された実
測値Zと判定値幅可変手段6により設定された可変判定
値幅Wとを比較して、実測値Zが可変判定値幅Wに入っ
ているときは信号を発報手段8に供給せず、かつ実測値
Zが可変判定値幅Wに入っていないときには信号を発報
手段8に供給するものである。発報手段8は、比較手段
7から信号が供給されると、監視センター10に通信回
線9を介して予兆信号が発報される。
【0011】可変判定値幅Wは、図2に示すように、ド
ア開閉時間が長くなる冬場には大きな値となり、かつ、
ドア開閉時間が短くなる夏場には小さな値となるように
してある。
ア開閉時間が長くなる冬場には大きな値となり、かつ、
ドア開閉時間が短くなる夏場には小さな値となるように
してある。
【0012】以上のような構成とするこにとより、図2
に示すように、冬場の実測値Zが、固定判定値幅Hより
大きくても、可変判定値幅W内に入っているので、予兆
信号を監視センター10に発報することがない。したが
って、エレベータドアが故障しないにもかかわらず季節
によりドア開閉時間が変化しても、予兆信号が発報され
なくなる。
に示すように、冬場の実測値Zが、固定判定値幅Hより
大きくても、可変判定値幅W内に入っているので、予兆
信号を監視センター10に発報することがない。したが
って、エレベータドアが故障しないにもかかわらず季節
によりドア開閉時間が変化しても、予兆信号が発報され
なくなる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、無駄な
予兆信号の発生低減を図ることのできるエレベータ遠隔
故障診断システムがえられた。
予兆信号の発生低減を図ることのできるエレベータ遠隔
故障診断システムがえられた。
【図1】本発明のエレベータ遠隔故障診断システムを示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】ドア開閉時間の変化分に対応した検出値幅と月
との関係を示す説明図である。
との関係を示す説明図である。
1 エレベータ遠隔故障診断システム 2 エレベータ制御手段 3 記憶手段 4 演算手段 5 開閉時間計測手段 6 判定値幅可変手段 7 比較手段 8 発報手段 9 通信回線 10 監視センター
Claims (1)
- 【請求項1】 予め算出されたドア開閉時間の判定値幅
に、ドア開閉時間の実測値が入っていると予兆信号を発
報させず、かつ、前記判定値幅に前記実測値が入ってい
ないと予兆信号を発報させるエレベータ遠隔故障診断シ
ステムにおいて、前記判定値幅を季節に応じて可変可能
に設定したことを特徴とするエレベータ遠隔故障診断シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18686197A JPH1129278A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | エレベータ遠隔故障診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18686197A JPH1129278A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | エレベータ遠隔故障診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1129278A true JPH1129278A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16195952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18686197A Pending JPH1129278A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | エレベータ遠隔故障診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1129278A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010280495A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターのドア点検装置及びドア点検方法 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18686197A patent/JPH1129278A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010280495A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターのドア点検装置及びドア点検方法 |
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