JPH11290454A - ドリップチャンバー - Google Patents

ドリップチャンバー

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JPH11290454A
JPH11290454A JP10110119A JP11011998A JPH11290454A JP H11290454 A JPH11290454 A JP H11290454A JP 10110119 A JP10110119 A JP 10110119A JP 11011998 A JP11011998 A JP 11011998A JP H11290454 A JPH11290454 A JP H11290454A
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JP
Japan
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drip chamber
main body
liquid
chamber main
valve
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Application number
JP10110119A
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English (en)
Inventor
Ei Okawa
鋭 大川
Sumio Ohara
澄夫 大原
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容量が小さくても気泡を下流側に流出させるこ
とがなく、ドリップチャンバー部分における体外循環量
を抑え得るドリップチャンバーを提供する。 【解決手段】上端側開口部及び下端側開口部を有するド
リップチャンバー本体と、該ドリップチャンバー本体の
両開口部に装着された液流入路形成部材及び液流出路形
成部材と、ドリップチャンバー本体の下端側に収容配置
され液体を濾過するフィルターとを有するドリップチャ
ンバーにおいて、ドリップチャンバー本体内のフィルタ
ーより上流側に、該ドリップチャンバー本体内の液体の
液面の上下動に応じて、ドリップチャンバー本体内の上
流側と下流側の流路を開閉し得るバルブを一体的に設け
る。バルブは、例えばドリップチャンバー本体に設けら
れ下方に窪んだ球面形状の底面と、該底面の中心位置に
設けられた通孔と、ドリップチャンバー本体内に流入す
る液体より比重が軽く設定され通孔を開閉し得る球体と
で形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工透析時等に使
用される体外循環回路において、患者への負担を軽減さ
せるためにドリップチャンバー部分における血液の体外
循環量を極力低減させ得るドリップチャンバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】人工透析等のように体外循環による血液
浄化療法を行う場合には、血液の体外循環量を抑えるこ
とが重要であり、そのため、従来においては、体外循環
回路のチューブ径を細くしたり、チューブの長さを短く
することが行われている。そして、この体外循環回路
に、回路内の気泡を除去する目的で設けられるドリップ
チャンバーとしては、例えば図5に示すものが使用され
ている。
【0003】すなわち、ドリップチャンバー51は、上
下端に開口部を有するドリップチャンバー本体52と、
このドリップチャンバー本体52内の下端側に収容配置
されたフィルター53と、ドリップチャンバー本体52
の上端側(上流側)に装着されチューブ55が接続され
る液流入路形成部材54と、ドリップチャンバー本体5
2の下端側(下流側)に装着されチューブ57が接続さ
れる液流出路形成部材56等を有している。そして、チ
ューブ55、液流入路形成部材54を介してドリップチ
ャンバー本体52内に導入された血液等の液体が、フィ
ルター53で濾過された後に、液流出路形成部材56を
介してチューブ57に流出される如く構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このド
リップチャンバー51にあっては、体外循環量を抑える
ためにその容量(容積)を小さくすると、気泡が下流側
のチューブ57内に混入し易くなるため、あまり小さく
することができず、ドリップチャンバー部分における体
外循環量を抑えることが難しいという問題点があった。
すなわち、前述したように、体外循環量を抑えるために
チューブ55、57の径を細くしたりその長さを短くす
ることが行われるが、体外循環回路に設けられるドリッ
プチャンバー51自体の容量を小さくできれば、体外循
環量をより抑えることができる。
【0005】ところが、このドリップチャンバー51の
容量を小さくすると、ドリップチャンバー本体52内の
上部空間内に収容される気泡量が減少し、この気泡量の
減少に伴い気泡の一部がフィルター53、液流出路形成
部材56を介して、下流側のチューブ57内に混入し易
くなる。そして、このチューブ57内に混入した気泡
は、血液が再度流入することによって体外循環回路から
の抜き(気泡抜き)が難しくなるため、ドリップチャン
バー51の容量を小さくすることが現実的に困難で、ド
リップチャンバー部分における体外循環量を抑えること
が難しくなる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、請求項1または2記載の発明の目的は、容量が
小さくても気泡を下流側に流出させることがなく、ドリ
ップチャンバー部分における体外循環量を抑え得るドリ
ップチャンバーを提供することにある。また、請求項3
記載の発明の目的は、請求項1または2記載の発明の目
的に加え、バルブの開閉動作をより確実に行い得るドリ
ップチャンバーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、上端側開口部
及び下端側開口部を有するドリップチャンバー本体と、
該ドリップチャンバー本体の両開口部に装着された液流
入路形成部材及び液流出路形成部材と、ドリップチャン
バー本体内の下端側に収容配置され液体を濾過するフィ
ルターとを有するドリップチャンバーにおいて、ドリッ
プチャンバー本体内のフィルターより上流側に、該ドリ
ップチャンバー本体内の液体の液面の上下動に応じて、
ドリップチャンバー本体内の上流側と下流側の流路を開
閉し得るバルブを一体的に設けたことを特徴とする。
【0008】このように構成することにより、ドリップ
チャンバー本体に一体的に設けられるバルブは、液流入
路形成部材からドリップチャンバー本体内へ気泡が進入
すると、ドリップチャンバー本体内の液体の液面が下降
することにより閉じて、気泡のフィルター側への流入が
阻止され、下端側の液流出路形成部材に接続されている
チューブ内への気泡の混入が防止される。
【0009】一方、液流入路形成部材から液体が流入
し、ドリップチャンバー本体内の液面が上昇するとバル
ブが開いて、液体が下端側方向へ流入し、液流出路形成
部材を介して下流側のチューブ内に流出する。このドリ
ップチャンバー本体内の液体の液面の上下動に応じたバ
ルブの開閉動作によって、ドリップチャンバー本体内の
気泡の下流側への流出が阻止されるため、ドリップチャ
ンバー本体の容量を小さくしても、下流側のチューブ内
への気泡の混入を確実に防止することができて、ドリッ
プチャンバー部分における体外循環量を抑えることがで
きる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上端側開口
部を有するドリップチャンバー本体と、該ドリップチャ
ンバー本体の開口部に装着された液流入路形成部材を有
するドリップチャンバーにおいて、ドリップチャンバー
本体の下端側に、ドリップチャンバー本体内の液体の液
面の上下動に応じて、ドリップチャンバー本体内と外部
回路との流路を開閉し得るバルブを一体的に設けたこと
を特徴とする。
【0011】このように構成することにより、ドリップ
チャンバー本体の下端側に一体的に設けられるバルブ
は、例えば液流入路形成部材からドリップチャンバー本
体内への気泡の供給で、ドリップチャンバー本体内の液
体の液面が下降することによって閉じて、気泡の外部回
路への流入が阻止され、外部回路を形成するチューブ内
への気泡の混入が防止される。
【0012】一方、液流入路形成部材から液体が流入
し、ドリップチャンバー本体内の液面が上昇するとバル
ブが開いて、液体がドリップチャンバー本体内から外部
回路に流出する。このドリップチャンバー本体内の液体
の液面の上下動に応じたバルブの開閉動作によって、ド
リップチャンバー本体内の気泡の下流側のチューブ内へ
の混入が阻止されるため、ドリップチャンバー本体の容
量を小さくしても、外部回路のチューブ内への気泡の混
入が確実に防止され、ドリップチャンバー部分における
体外循環量を抑えることができる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、バルブが、
ドリップチャンバー本体に設けられた下方に窪んだ球面
形状の底面と、該底面の中心位置に設けられた通孔と、
ドリップチャンバー本体内に流入する液体より比重が軽
く設定され通孔を開閉し得る球体とを有することを特徴
とする。
【0014】このように構成することにより、球体が下
方に窪んだ球面形状の底面に沿って転動しながら、その
外周面が底面の中心位置に設けた通孔に接触することに
よってバルブが閉じた状態となり、また、液体より比重
が軽い球体が液面の上昇に追従して浮上することによっ
てバルブが開くため、液面の上下動に追従したバルブの
開閉動作が確実かつスムーズとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は、本
発明に係わるドリップチャンバーの一実施例を示し、図
1がその断面図、図2がその動作説明図である。
【0016】図1において、ドリップチャンバー1は、
長手方向(軸方向)の一端側にバルブ3が設けられた円
筒形状のドリップチャンバー本体2を有し、このドリッ
プチャンバー本体2の上端側(上流側)開口部2aには
流入孔4aを有する液流入路形成部材4が液密に装着さ
れ、下端側(下流側)開口部2bには流出孔5aを有す
る液流出路形成部材5が液密に装着されている。また、
ドリップチャンバー本体2の下端側内部には、支持部材
7によって支持されたフィルター6が配置され、液流入
路形成部材4及び液流出路形成部材5にはチューブ8、
9が接続されている。
【0017】ドリップチャンバー本体2のバルブ3は、
ドリップチャンバー本体2がくびれることによって形成
された下方に窪んだ球面形状の底面10と、この底面1
0の最深位置となる中心位置に形成された通孔11と、
底面10上に転動自在に収容配置された球体12とを有
している。この球体12は、例えばエチレンビニルアル
コール等のように抗血栓性に優れた材料によって形成さ
れると共に、生理食塩水より比重が軽くかつ血液よりも
比重が軽くなるように設定されている。
【0018】また、バルブ3の球体12は、その外径が
通孔11の内径より所定寸法大きく形成され、血液等の
液体が完全にドリップチャンバー本体2の底面10上か
ら抜けた後に通孔11を閉じるのでなく、液体の一部が
底面10上に残っている状態(通孔11内が液体で完全
に充満されている状態)で通孔11を閉じるように設定
されている。これにより、液流出路形成部材5に接続さ
れたチューブ9内への気泡の混入が防止される。
【0019】そして、このバルブ3の球体12は、ドリ
ップチャンバー本体2内の液体が少なくなり液面が下降
することによって下方に下がり、その外周面で通孔11
を閉じ(バルブ3が閉じ)、下段のフィルター6部分へ
の液体の流入を阻止する。また、ドリップチャンバー本
体2内の液体の量が多くなり液面が上昇することによっ
て上方に浮上して通孔11が開き(バルブ3が開き)、
フィルター6部分への液体の流入を可能にする。
【0020】次に、上記ドリップチャンバー1の動作を
体外循環回路の操作手順に合わせて、図2を参照して説
明する。先ず、体外循環回路内を生理食塩水W1で満た
すと、図2(a)に示すように、生理食塩水W1より比
重が軽い球体12が液面の上昇に追従して浮上する。こ
の状態においては、バルブ3の通孔11が開き、生理食
塩水W1は、通孔11を通り下段のフィルター6部に流
入する。そして、血液W2の体外循環が始まると、生理
食塩水W1が血液W2に置換されていき、この時、血液
W2より比重が軽く設定されている球体12は、浮上し
た状態を維持する。
【0021】この体外循環時に、チューブ8を介してド
リップチャンバー本体2内に気泡Aが進入してきた場合
は、血液W2の液面が下降しこれに追従して球体12も
下がり、図2(b)に示すように、球体12の外周面が
通孔11の開口部に接触して通孔12が閉じられる。次
に、再び血液W2が流れてきてドリップチャンバー本体
2内の液面が上昇すると、これに追従して球体12も浮
上し、図2(c)に示すように、通孔11が再び開き、
血液W2がフィルター6部に流入し流出孔5aを介して
チューブ9に流出する。
【0022】そして、体外循環終了時には、血液W2が
生理食塩水W1に置換され、この時も、球体12は浮上
した状態を維持する。また、所定量の生理食塩水W1に
よる体外循環回路の洗浄後、気泡Aが進入してくると生
理食塩水W1の液面が下がり、図2(d)に示すよう
に、球体12により通孔11が閉じられ、これにより体
外循環回路内での液移動が停止する。すなわち、ドリッ
プチャンバー本体2内の液面の上下動に関与する気泡A
の量に応じてバルブ3が開閉し、気泡Aの量が多くなっ
た場合には、バルブ3が閉じることにより気泡Aのフィ
ルター6部への流入が阻止されることになる。
【0023】このように、上記実施例のドリップチャン
バー1によれば、ドリップチャンバー本体2に、球面形
状の底面10の通孔11が液面の上下動に応じて球体1
2で開閉されるバルブ3を設けているため、ドリップチ
ャンバー本体2内に液流入路形成部材4から気泡Aが進
入すると、この気泡Aによって液面が下がり、球体12
で通孔11を閉塞することができる。この通孔11の閉
塞により、気泡Aが下段のフィルター6部に流入するこ
とがなくなり、ドリップチャンバー本体2の容量を小さ
くした場合であっても、下流側のチューブ9内への気泡
Aの混入を確実に防止することができる。その結果、ド
リップチャンバー本体2の容量を小さくすることができ
て、体外循環回路のドリップチャンバー1部分における
体外循環量を抑えることが可能となる。
【0024】また、体外循環の終了時に、液面が下がる
ことによって球体12が自動的に下がり通孔12を閉塞
するため、人工透析療法の終了時の自動停止操作が可能
となる等、操作性に優れたドリップチャンバー1が得ら
れる。
【0025】さらに、ドリップチャンバー本体2に設け
られるバルブ3が、下方に窪んだ球面形状の底面10
と、この底面10の最深位置である中央部分に形成され
た通孔11と、この通孔11を開閉し得る球体12とで
形成されると共に、球体12の比重が生理食塩水W1や
血液W2の比重より小さく(軽く)設定されているた
め、球体12の下降時に底面10に沿って球体12が転
動して通孔11を確実に閉塞することができて、バルブ
3の開閉操作(通孔11の開閉操作)を確実かつスムー
ズに行うことができる。
【0026】特に、球体12の比重や底面10の形状、
通孔11の内径と球体12の外径等により、球体12が
通孔11を閉塞する際に、血液W2等の液体の一部が底
面10より上方に残るように設定されているため、底面
10上方の気泡Aが通孔11を介してフイルター6部側
へ流入することがなくなり、下流側のチューブ9内への
気泡Aの混入がより確実に防止されて、体外循環回路に
おける面倒な気泡抜き作業等が不要となる。
【0027】なお、上記実施例のドリップチャンバー1
においては、ドリップチャンバー本体2のバルブ3の下
方にフィルター6を設ける場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものでもなく、フィルター6が
不要な場合には、図3に示すように、ドリップチャンバ
ー本体2からフィルター6を廃止しても良い。この場合
は、バルブ3の通孔11部に液流出路形成部材を兼用さ
せ、この通孔11部にチューブ9を直接接続する。この
ように構成しても、上記実施例のドリップチャンバー1
と略同様の作用効果を得ることができる。
【0028】また、上記実施例においては、液流入路形
成部材4の流入孔4aが、ドリップチャンバー本体2の
軸方向に対して直交する方向(横方向)に形成されてい
る場合を例にして説明したが、例えば図4に示すよう
に、流入孔4aをドリップチャンバー本体2の軸方向に
向けて設けることもできる。さらに、上記実施例におい
ては、バルブ3が通孔11を開閉し得る球体12を有す
るように形成したが、フィルター6部への気泡等の流入
を阻止し得る適宜形状のバルブ構造を採用することがで
き、このバルブ構造の形状に応じて、底面10の形状等
も適宜に設定することができる。
【0029】また、上記実施例におけるドリップチャン
バー1自体の形状、ドリップチャンバー本体2における
バルブ3の位置、通孔11や球体12の大きさ、液流入
路形成部材4や液流出路形成部材5の構造等も一例であ
って、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更
可能であることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、ドリップチャンバー本体のフィルターより
上流側に、液面の上下動に応じて流路を開閉し得るバル
ブを設け、上流側から気泡が進入した場合に、バルブに
よって流路を閉じて気泡のフィルター部への流入を阻止
することができるため、ドリップチャンバーの容量を小
さくしても、下端側の液流出路形成部材に接続されたチ
ューブ内への気泡の混入を確実に防止することができ
て、ドリップチャンバー部分における体外循環量を抑え
ることができる。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、ドリ
ップチャンバー本体の下端側に、液面の上下動に応じて
流路を開閉し得るバルブを設け、上流側から気泡が進入
した場合に、バルブによって流路を閉じて外部回路への
気泡の流入を阻止することができるため、ドリップチャ
ンバー本体の容量を小さくしても、下端側に接続された
外部回部のチューブ内への気泡の混入を確実に防止する
ことができて、ドリップチャンバー部分における体外循
環量を抑えることができる。
【0032】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載の発明の効果に加え、球体が球面形状
の底面に沿って転動しながら、その外周面が底面の中心
位置に設けた通孔に接触することによってバルブが閉じ
た状態となり、また、液体より比重が軽い球体が液面の
上昇に追従して浮上することによってバルブが開くた
め、バルブの開閉動作を確実に行うことができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるドリップチャンバーの一実施例
を示す断面図
【図2】同その動作説明図
【図3】本発明に係わるドリップチャンバーの他の実施
例を示す断面図
【図4】本発明に係わるドリップチャンバーのさらに他
の実施例示す要部断面図
【図5】従来のドリップチャンバーを示す断面図
【符号の説明】
1 ドリップチャンバー 2 ドリップチャンバー本体 3 バルブ 4 液流入路形成部材 4a 流入孔 5 液流出路形成部材 5a 流出孔 6 フィルター 8、9 チューブ 10 底面 11 通孔 12 球体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端側開口部及び下端側開口部を有するド
    リップチャンバー本体と、該ドリップチャンバー本体の
    両開口部に装着された液流入路形成部材及び液流出路形
    成部材と、前記ドリップチャンバー本体内の下端側に収
    容配置され液体を濾過するフィルターとを有するドリッ
    プチャンバーにおいて、前記ドリップチャンバー本体内
    のフィルターより上流側に、該ドリップチャンバー本体
    内の液体の液面の上下動に応じて、ドリップチャンバー
    本体内の上流側と下流側の流路を開閉し得るバルブを一
    体的に設けたことを特徴とするドリップチャンバー。
  2. 【請求項2】上端側開口部を有するドリップチャンバー
    本体と、該ドリップチャンバー本体の開口部に装着され
    た液流入路形成部材を有するドリップチャンバーにおい
    て、前記ドリップチャンバー本体の下端側に、ドリップ
    チャンバー本体内の液体の液面の上下動に応じて、ドリ
    ップチャンバー本体内と外部回路との流路を開閉し得る
    バルブを一体的に設けたことを特徴とするドリップチャ
    ンバー。
  3. 【請求項3】前記バルブは、前記ドリップチャンバー本
    体に設けられ下方に窪んだ球面形状の底面と、該底面の
    中心位置に設けられた通孔と、ドリップチャンバー本体
    内に流入する液体より比重が軽く設定され前記通孔を開
    閉し得る球体とを有することを特徴とする請求項1また
    は2記載のドリップチャンバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001029460A (ja) * 1999-07-22 2001-02-06 Satoshi Kotsuji 血液分離チャンバー
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