JPH11290115A - 理美容室における可動式シャンプー装置 - Google Patents

理美容室における可動式シャンプー装置

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JPH11290115A
JPH11290115A JP10094498A JP9449898A JPH11290115A JP H11290115 A JPH11290115 A JP H11290115A JP 10094498 A JP10094498 A JP 10094498A JP 9449898 A JP9449898 A JP 9449898A JP H11290115 A JPH11290115 A JP H11290115A
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JP
Japan
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shampoo
fresh water
water tank
pump
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP10094498A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Nakamura
重光 中村
Kido Murayama
鬼童 村山
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Individual
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給排水設備が不要で、任意の場所に移動で
き、省スペース化を図ることのできる可動式シャンプー
装置を提供する。 【解決手段】 上部に洗髪台4を有する移動可能なケー
シング1内に清水タンク2及び汚水タンク3を備え、ケ
ーシング1には、洗髪台4に設けたシャワーノズル5に
清水タンク2からの清水を供給するポンプ11及びシャ
ンプーノズル7にシャンプーを供給するポンプ12を備
え、洗髪台4と汚水タンク3とを配管10で接続した理
美容室における可動式シャンプー装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、理美容室、老人ホ
ームや入院患者等、給排水設備のない所でシャンプーを
するための可動式シャンプー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】古くは、シャンプーは日本髪の髪結いの
前に使用して10日位もたせていた程度の物であるが、
最近のライフスタイルの変化で、毎日とか朝シャンと
か、頻繁にシャンプーが行われるようになった。
【0003】ここ60年位の間には、洗剤の種類が変わ
ってきた。石鹸、油類、中性洗剤、界面活性剤を主流に
したもの、今は酵素を使ったものが主流になってきた。
界面活性剤は良い物、悪い物、根こそぎ洗い流す。一
方、酵素は、必要な油は残し、表面の埃だけ洗い流すく
らい、毎日シャンプーしても良い結果が得られる。
【0004】しかし、洗い方に問題がある。技術感覚で
シャンプーすると、皮膚病の発生個所となる。60年前
と現代では、食文化も変わり、アルカリ食品から美食酸
性食品に変わり、体質も酸性体質に変わって、表皮も抵
抗力がなくなり少しの刺激で炎症を起こす。そこで人の
手で洗うと皮膚に水分を与えたときに痒みを感じる。そ
れで痒いからと言って強くゴシゴシ洗うと刺激の限界を
超えて、頭皮が剥がれ、洗ったのにふけが出る。
【0005】したがって、シャンプーとマッサージは別
々に区分しないといけない。酵素シャンプーで洗い流
し、その後弱酸性ローションを付けて指腹で客の好みで
指圧マッサージをする。このやり方に変えなければ皮膚
病が蔓延する。
【0006】今までのシャンプーは人手、特に指を使っ
て、次の10の工程で行ってきた。 (1)頭全体をお湯で流す。 (2)シャンプー付けマッサージ。 (3)洗い流し。 (4)シャンプー付けマッサージ。 (5)すすぎ洗い。 (6)トリートメント軽くマッサージ。 (7)すすぎ流し。 (8)リンス付けマッサージ。 (9)すすぎ流し。 (10)タオルで拭き上げ。
【0007】この10の工程を全部手で行うので、10
分から5分位かかり、これをシャンプーマンは毎日10
人から20人位行うので、手荒れしない方がおかしいと
言うことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動シャンプー
装置は、ネックや生え際がよく洗えず、人の手を必要と
し、コスト高で家業では実用に乏しかった。また、給排
水設備が必要であった。
【0009】可動式のシャンプー装置も椅子1台に1個
所給排水の設備が必要で、洗面台とコストは余り変わら
ず、スペースは少しサロンらしくなったが、客とスタッ
フ及び経営にはメリットはない。
【0010】これから、技術社会から知的情報社会に変
わり、今、労働環境を改善しておかなければ、21世紀
に理美容業を目指す若者がいなくなってしまう。
【0011】そこで、人の手に変わる自動シャンプー機
からシャンプー剤の種類の変化により洗い方を変える必
要がある。
【0012】本発明が解決しようとする課題は、給排水
設備が不要で、任意の場所に移動でき、省スペース化を
図ることのできる可動式シャンプー装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の理美容室における可動式シャンプー装置
は、上部に洗髪台を有する移動可能なケーシング内に清
水タンク及び汚水タンクを備え、前記ケーシングには、
洗髪台に設けたシャワーノズルに清水タンクからの清水
を供給するポンプ及びシャンプーノズルにシャンプーを
供給するポンプを備え、前記洗髪台と汚水タンクとを配
管で接続したものである。
【0014】これにより、スタッフの手荒れと流し方の
姿勢も変わり、腰痛の原因も解決する。客も施術椅子の
枕に寝た状態で洗い流すので今問題の椎骨動脈圧迫の原
因も解決する。そして、産前産後の婦人や老人には体型
により椅子の角度が変えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施例の外側カバーを採っ
た状態を示すものであり、1はケーシング、2は清水タ
ンク、3は汚水タンク、4は洗髪台、5はシャワーノズ
ル、6は清水タンク2とシャワーノズル5を接続するホ
ース、7はシャンプーノズル、8はシャンプータンク、
9はシャンプータンク8とシャンプーノズル7を接続す
るホース、10は洗髪台4と汚水タンク3を接続する配
管、11は清水タンク2内の清水をシャワーノズル5に
送水するポンプ、12はシャンプータンク8内のシャン
プーをシャンプーノズル7に送るポンプ、13は給湯
口、14は排水ホース、15は排水ポンプ、16はキャ
スター、17は電気コードである。
【0016】図2は、発明のシャンプー装置の全体の図
面である。図2に示すように、図1の構造のシャンプー
装置の外部を外装パネル18で覆い、フロントパネルに
は操作盤19が設けられている。操作盤19には、水圧
調整つまみ20と温度調整つまみ21が設けられてお
り、ポンプ11の出力を調整することによりシャワーノ
ズル5から出る湯の圧力を調整し、また清水タンク2内
の清水を加熱する温度を調整することができる。図中2
2は電源ランプ、23は圧力計である。
【0017】本実施例では、給排水の設備のない所で使
えるように2個のタンク2,3を作り、キャスター16
を付けて移動できるようにしたものである。ケーシング
1上部の洗髪台4は、取り外して中の清掃をすることが
できる。図3(a)はシャワーノズル5の実施例を示す
側面図であり、シャワーノズル5の先端部に設けられた
シャワーヘッド5aの先端部に図3(b)に示すように
噴出口5bが多数設けられており、ここからシャワーが
噴出すると共に、その圧力で頭皮のマッサージを施すこ
とができる。なお、本実施例のシャワーノズル5は、手
持ち部5cを手で持ち、ペンを使うようにして頭皮のマ
ッサージを行う。シャワーの圧力を高くすると水が飛び
散るので、シャワーノズル5の先端に筒状のネットを被
せ、飛散を防止しながらシャワーを行う。シャンプーノ
ズル7についても同様の構造である。
【0018】次に、本実施例のシャンプー装置の使用方
法について説明する。本発明では、酵素を使ったシャン
プーを使い、シャンプーノズルを用いて頭部に付け、3
〜5分位放置して、頭皮や髪の油分を分解し、シャワー
ノズルを用いてシャワーですすぎ洗い後、化粧水を付け
て手でマッサージを行う。すると、頭皮の痒みも感じ
ず、快適なマッサージを行うことができ、スタッフの手
荒れは解消する。これで、客にもスタッフにもよく、経
費節減にもなる。
【0019】クロスカットシャンプークロスを使い、首
まで充分洗い流しができる。また理美容業のタオルもペ
ーパータオルが使えるので、作業前後の洗ったり乾かし
たりする手間が省け、スタッフの労働時間を短縮できる
ものとする。
【0020】スタッフも腰掛けで洗い流しできるように
したシャワーを変形にして直接シャンプーに手を使わず
できるようにした。手荒れ、肩痛、腰痛を防ぎ、高齢者
スタッフも楽にできる。
【0021】今までバックシャンプーのときは首で支え
たが、これは枕で支え、寝る角度の体型に合わせてでき
るので、時間をかけて流しても楽である。
【0022】
【発明の効果】(1)理美容業は、カット、シャンプ
ー、シェービング、パーマの技術を主流に約60年近く
続き、世界中のサロンが衰退している。技術主流からリ
ラクゼーションまたはリフレッシュメニューに変わろう
としている。労働、経済、環境の改善、それにはスタッ
フの過労と手荒れを解決しなければならない。技術の改
善、少子化の進む中、高齢になっても働けることを考
え、衛生面も、理美容業を美的産業に発展させるのに役
立つ。そして、サロンを少しでも広く使え、設備コスト
ダウンに役立つ。
【0023】(2)家庭や老人ホームでの入浴の方法も
変わり、ベッドの上で足浴をやり、発汗させベッドの上
で入浴できるようにすなわち設備のない所で風呂場まで
運ばなくても洗髪、シャンプーができる。
【0024】(3)1個所給排水設備があればよく、家
業的サロンの設備コストを軽減できる。
【0025】(4)スタッフの手荒れ、肩痛、腰痛を防
ぐことができ、労働改善技術を見直すことができる。
【0026】(5)客の首痛や椎骨動脈圧迫も解決でき
る。また体型に合わせ角度が変えられ、客が楽になり頭
皮のトラブルを防ぐことができる。さらに首でも椅子の
枕でも両方使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】 シャンプー装置の全体を示す斜視図である。
【図3】 本発明実施例のシャンプーノズルを示す側面
図及びシャワーヘッド部の正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング、2 清水タンク、3 汚水タンク、4
洗髪台、5 シャワーノズル、6 ホース、7 シャ
ンプーノズル、8 シャンプータンク、9 ホース、1
0 配管、11 ポンプ、12 ポンプ、13 給湯
口、14 排水ホース、15 排水ポンプ、16 キャ
スター、17 電気コード、18 外装パネル、18
外装パネル、19 操作盤、20 水圧調整つまみ、2
1 温度調整つまみ、22 電源ランプ、23 圧力計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に洗髪台を有する移動可能なケーシ
    ング内に清水タンク及び汚水タンクを備え、前記ケーシ
    ングには、洗髪台に設けたシャワーノズルに清水タンク
    からの清水を供給するポンプ及びシャンプーノズルにシ
    ャンプーを供給するポンプを備え、前記洗髪台と汚水タ
    ンクとを配管で接続したことを特徴とする理美容室にお
    ける可動式シャンプー装置。
JP10094498A 1998-04-07 1998-04-07 理美容室における可動式シャンプー装置 Pending JPH11290115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10094498A JPH11290115A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 理美容室における可動式シャンプー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10094498A JPH11290115A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 理美容室における可動式シャンプー装置

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Publication Number Publication Date
JPH11290115A true JPH11290115A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14111983

Family Applications (1)

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JP10094498A Pending JPH11290115A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 理美容室における可動式シャンプー装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020064735A (ko) * 2002-07-13 2002-08-09 임정연 이동식 두발 세척대
KR20160121881A (ko) * 2015-04-13 2016-10-21 최요한 이동식 세면장치
CN108326900A (zh) * 2018-02-07 2018-07-27 金云中 一种理发设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020064735A (ko) * 2002-07-13 2002-08-09 임정연 이동식 두발 세척대
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