JPH11289919A - 釣り針 - Google Patents

釣り針

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Publication number
JPH11289919A
JPH11289919A JP9340298A JP9340298A JPH11289919A JP H11289919 A JPH11289919 A JP H11289919A JP 9340298 A JP9340298 A JP 9340298A JP 9340298 A JP9340298 A JP 9340298A JP H11289919 A JPH11289919 A JP H11289919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harris
stopper
fishing hook
insertion hole
fishhook
Prior art date
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Pending
Application number
JP9340298A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Yorozu
秀明 萬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yorozu Corp
Original Assignee
Yorozu Corp
Yorozu Jidosha Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Yorozu Corp, Yorozu Jidosha Kogyo KK filed Critical Yorozu Corp
Priority to JP9340298A priority Critical patent/JPH11289919A/ja
Publication of JPH11289919A publication Critical patent/JPH11289919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハリスに容易に取り付けることができ、か
つ、ハリスの切断しにくい釣り針を提供する。 【解決手段】 針本体11の後端部針先12側に、該針
本体と同方向に設けたハリス挿通孔17と、該ハリス挿
通孔に沿った先端スリット部19で連通するV溝18を
備えた非金属材からなるハリス抜止め具16を一体的に
設けた釣り針。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハリスに容易に取
り付けることのできる釣り針に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、釣り針は手作業によってハリスに
取り付けていたが、この作業は非常に煩わしいものであ
るため、機械で取り付けたハリス付き釣り針が市販され
るようになって来ている。しかしながら、この釣り針は
高価であるという課題を有する。
【0003】そのため、本出願人は、特開平9−517
43号公報で、安価で、かつハリスを極めて容易に取り
付けることができ、しかも、ハリスの切断が生じにくい
釣り針を提案した。すなわち、図4に示すように、釣り
針1の本体2の後端部を平坦とした耳部4に貫通孔6を
設けるとともに、前記耳部4上端部にV字型切欠部5を
設け、該切欠部5の底部と貫通孔6とをスリット7で連
通したものである。この釣り針1では、ハリス8を、そ
の先端部aが耳部4の上方に所定長さ突出するように前
記切欠部5からスリット7を経て貫通孔6内に挿入する
(図5)。ついで、貫通孔6を境として道糸側のハリス
8bを本体2に沿って位置させるとともに、道糸側のハ
リス8bを針先3側から耳部4側に向かって数回巻き付
け(図6)、ハリス8bの巻き終わり部を針先3側から
切欠部5に押し込んでスリット7を通過させて貫通孔6
内に位置させる。その後、ハリス8bを引っ張ってハリ
ス8の巻きたるみを無くして釣り針1をハリス8へ取り
付けるものである(図7)。
【0004】このように、前記のものでは、ハリス8を
耳部4に設けた切欠部5、スリット7を介して貫通孔6
内に位置させる作業と、ハリス8を本体2に巻回するだ
けであるから極めて容易であるとともに、ハリス8には
結び目や力の掛かるクロス部が形成されないため、使用
中のハリス8の切断事故の発生が少ないという利点を有
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記貫
通孔6、スリット7は金属製本体2の耳部4に形成され
ており、どうしても硬く鋭いエッジ部が存在するため、
使用時にハリス8がエッジ部と擦れ合って切断する恐れ
が存在する。したがって、本発明の第1の課題は、ハリ
スを極めて容易に取り付けることができるとともに、ハ
リスの使用中に擦れ合うことによる切断を皆無とする釣
り針を提供することであり、また、第2の課題は、魚の
釣れ易い釣り針を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を達
成するために、請求項1に記載の発明は、針本体の後端
部針先側に、該針本体と同方向に設けたハリス挿通孔
と、該ハリス挿通孔に沿った先端スリット部で連通する
V溝を備えた非金属材からなるハリス抜止め具を一体的
に設けた釣り針である。請求項2に記載の発明は、前記
請求項1の発明において、前記スリット部の巾を適用ハ
リス径より若干小とした釣り針である。請求項3に記載
の発明は、前記請求項1,2のいずれかに記載の発明に
おいて、前記ハリス抜止め具を着色した略球状体とした
釣り針である。請求項4に記載の発明は、前記請求項1
〜3のいずれかに記載の発明において、前記V溝の面を
ハリス抜止め具と異なる色とした釣り針である。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
にしたがって説明する。図1〜3に示すように、本発明
にかかる釣り針10は、大略、本体11の後端部にハリ
ス抜止め具16を一体的に取り付けたものである。
【0008】前記本体11の後端部は板状に押し潰して
耳部13を形成し、該耳部13の中央部に貫通孔14
を、耳部13の側部にV字型の切欠部15を設けるとと
もにこの耳部13を針先12側に傾斜させたものであ
る。
【0009】前記ハリス抜止め具16は、前記本体11
の耳部13に一体的に設けたもので、たとえば、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ナイロンやポリカーボネート
等の合成樹脂、あるいは、合成ゴム、シリコンゴムやウ
レタンゴム等のゴム類からなる球状体である。
【0010】そして、このハリス抜止め具16は、本体
11に沿う長手方向のハリス挿通孔17と、先端スリッ
ト部19で前記挿通孔17と連通するV溝18とを有
し、これらハリス挿通孔17とV溝18とが針先12側
となるように、本体11の耳部13に設けたものであ
る。なお、このハリス抜止め具16は、前述のように、
たとえば、合成樹脂からなり、この合成樹脂の一部が前
記貫通孔14および切欠部15内に充填されて耳部13
に一体成形されたものである。なお、前記貫通孔14お
よび切欠部15はハリス抜止め具16が耳部13から抜
けるのを防止するために設けたものであるが、これに限
らず耳部13の表裏面に本体11と直交方向にV溝を設
けたり、あるいは表裏面に凹凸を設けてもよい。
【0011】前記構成からなる釣り針10をハリスに取
り付けるには、前記従来の技術に示すものと同様、ハリ
スの先端部を所定長さハリス抜止め具16から外方に突
出するように、前記V溝18から挿通孔17に位置させ
る。ついで、道糸側のハリスを本体11に沿って所定長
さだけ本体11と密着させ、ハリスを針先12側からハ
リス抜止め具16側に数回巻き付けたのち前記V溝18
からハリス挿通孔17に挿入する。その後、ハリスの道
糸側を引っ張ってハリスの巻きたるみを無くすことによ
り釣り針10をハリスに取り付けるものである。なお、
ハリスを釣り針10に取り付けるのに際し、前述の場合
と逆に、ハリスの先端部を針先12側に位置させて、こ
の部分を本体11に巻回するようにしてもよい。
【0012】なお、前記ハリス抜止め具16に設けるハ
リス挿通孔17の形状は図示のものに限らないが、図示
のものでは、その長径、円の場合はその径は適用される
ハリス径の約2倍、スリット部19の巾はハリス径と同
一か若干小さくすることが好ましい。特に、ハリス挿通
孔17の径を前述のようにすれば、ハリス挿通孔17内
でハリスの遊びが少なくハリスの緩みが生じず釣り針1
0とハリスとの一体化を図ることができる。
【0013】また、前記ハリス抜止め具16の形状は、
図に示すものに限らないが、図示のように、略球状体と
する場合、ハリス抜止め具16の表面を、たとえば、赤
色、橙色、銀色等に着色あるいは合成樹脂材にこれら色
の蛍光色素を混入したものとし、ビーズ玉を付けたと同
様、集魚効果を持たせることが好ましい。
【0014】さらに、前記ハリス抜止め具16のV溝1
8の面にハリス抜止め具16の本体の色と異なる色に着
色することによりV溝18の位置を明確にし、ハリスの
V溝18内へ容易に挿入するようにするのが好ましい。
【0015】なお、前記ハリス挿通孔17およびV溝1
8は、本体11の針先12側に設けてあるため、ハリス
が引っ張られる方向と針先12が魚の顎に食い込む方向
が同一方向となり、魚が掛かった場合、針先12は確実
に魚の顎等に食い込み、「かかり」が向上するとともに
ハリスは挿通孔17のスリット部19とは反対方向に押
圧されるので、ハリスがスリット部19から外れること
がない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
請求項1の釣り針によれば、ハリスに取り付けるには、
ハリスを、ハリス抜止め具のV溝からハリス挿通孔への
挿入および本体への巻回だけでよく、非常に取り付け作
業を容易に行える。しかも、ハリス抜止め具は合成樹脂
等非金属製部材であって、硬いエッジ部がなくて使用に
よるハリスの損傷が殆ど生じないばかりか、ハリスに結
び目や力のかかるクロス部が形成されないため、使用中
の切断は殆ど生じない。また、前記ハリス挿通孔および
V溝は釣り針本体の針先側に設けてあるため、ハリスが
引っ張られる方向と針先が魚の顎に食い込む方向が同一
方向となり、魚が掛かった場合、針先は確実に魚の顎等
に食い込み、「かかり」が向上するとともにハリスは挿
通孔のスリット部とは反対方向に押圧されるので、ハリ
スがスリット部から外れることがない。
【0017】請求項2の釣り針では、前記スリット部の
巾が適用ハリス径より若干小さいため、使用中にハリス
の一方が容易にスリット部から抜けることがない。
【0018】請求項3の釣り針では、ハリス抜止め具そ
のものを着色されたビーズ状としたため、それだけ集魚
効果を期待することができる。
【0019】請求項4の釣り針では、V溝面の色をハリ
ス抜止め具の色と異ならしめたから、ハリスのV溝の位
置が明確となり、初心者、高齢者にも取付作業を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる釣り針の要部断面側面図。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 図1の針本体の正面図。
【図4】 従来の釣り針の斜視図。
【図5】 ハリスの釣り針への取付け方法を示す説明
図。
【図6】 ハリスの釣り針への取付け方法を示す説明
図。
【図7】 ハリスの釣り針への取付け方法を示す説明
図。
【符号の説明】
10…釣り針、11…本体、12…針先、13…耳部、
14…貫通孔、15…切欠部、16…ハリス抜止め具、
17…ハリス挿通孔、18…V溝、19…スリット部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針本体の後端部針先側に、該針本体と同
    方向に設けたハリス挿通孔と、該ハリス挿通孔に沿った
    先端スリット部で連通するV溝を備えた非金属材からな
    るハリス抜止め具を一体的に設けたことを特徴とする釣
    り針。
  2. 【請求項2】 前記スリット部の巾が適用ハリス径より
    若干小とした前記請求項1に記載の釣り針。
  3. 【請求項3】 前記ハリス抜止め具が着色された略球状
    体であることを特徴とする前記請求項1,2のいずれか
    に記載の釣り針。
  4. 【請求項4】 前記V溝の面をハリス抜止め具と異なる
    色としたことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか
    に記載の釣り針。
JP9340298A 1998-04-06 1998-04-06 釣り針 Pending JPH11289919A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010093061A (ko) * 2000-03-24 2001-10-27 후지이 시게카츠 낚시바늘
KR101888317B1 (ko) * 2017-11-28 2018-08-13 유현옥 낚시 바늘 지선 채비 및 그 제조방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010093061A (ko) * 2000-03-24 2001-10-27 후지이 시게카츠 낚시바늘
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