JPH11289503A - 放送信号復調装置及び放送信号復調方法 - Google Patents

放送信号復調装置及び放送信号復調方法

Info

Publication number
JPH11289503A
JPH11289503A JP10088981A JP8898198A JPH11289503A JP H11289503 A JPH11289503 A JP H11289503A JP 10088981 A JP10088981 A JP 10088981A JP 8898198 A JP8898198 A JP 8898198A JP H11289503 A JPH11289503 A JP H11289503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
control information
stream
multiplexing
transmission control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10088981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4091161B2 (ja
Inventor
Shusuke Tsuboi
秀典 坪井
Masami Aizawa
雅己 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP08898198A priority Critical patent/JP4091161B2/ja
Publication of JPH11289503A publication Critical patent/JPH11289503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4091161B2 publication Critical patent/JP4091161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】同一時刻に伝送路符号化方式が異なる複数の放
送信号の視聴を可能にする。 【解決手段】伝送制御信号デコード装置18は誤り訂正
装置34の出力から伝送制御信号を抽出する。復調装置
33は、この伝送制御信号に基づいて、各TSに応じた
復調処理を行う。誤り訂正装置34からの復調出力はビ
ットストリーム出力多重装置15において時分割多重さ
れ、事業者コード等の多重出力に関する情報が信号切換
装置16に供給される。これにより、信号切換装置16
は、各TSを対応したデコード装置20,27に供給す
る。こうして、同一物理チャンネルに含まれる複数のス
トリームが同一時刻に視聴可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星ディジタル放
送に好適な放送信号復調装置及び放送信号復調方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信衛星を利用した衛星(BS)
ディジタル放送が検討されている。BSディジタル放送
は、MPEG(Moving Picture Experts Group)2によ
る圧縮技術を採用することによって多チャンネル化を可
能にする。また、BSディジタル放送は、ペイパービュ
ーによる番組毎の課金システムを採用することができ、
更に、番組表を表示する電子番組表(EPG)の機能も
有する。
【0003】図12は、このような衛星(BS)ディジ
タル放送を受信する従来の放送信号復調装置を示すブロ
ック図である。
【0004】アンテナ1にはBSディジタル放送の12
GHz帯の高周波信号が誘起する。この高周波信号はチ
ューナ2に供給され、視聴者の操作に基づく所定のチャ
ンネルが選局されて、140MHz帯の信号に変換され
て復調装置3に供給される。BSディジタル放送におい
ては、周波数帯域毎に分けられた複数のチャンネル(以
下、物理チャンネルという)を用いた伝送を行うように
なっており、視聴者が複数の物理チャンネルのうち視聴
を希望する番組が伝送されている物理チャンネルを指定
することによって、選局が行われる。
【0005】BSディジタル放送においては、I軸(In
Phase)及びQ軸(Quadrature Phase)の各位相信号に
変換された番組データをPSK変調して伝送するように
なっている。復調装置3は、入力された信号をI軸,Q
軸の各位相信号に復調して、誤り訂正装置4に出力す
る。誤り訂正装置4は各位相信号に誤り訂正処理を施し
て出力する。
【0006】上述したように、BSディジタル放送は多
チャンネル化されており、複数のチャンネル(プログラ
ム)が1つの物理チャンネルで伝送される。MPEG2
規格では、複数のプログラムを1つのストリームで伝送
することを考慮したトランスポートストリーム(Transp
ort Stream (TS))でデータを伝送することができ
る。トランスポートストリームは、固定長のパケット
(トランスポートパケット)によって構成されており、
ビデオデータ、音声データ及びその他のデータを含んで
いる。
【0007】誤り訂正装置4の出力はこのようなトラン
スポートストリーム及びタイミングクロックであり、デ
スクランブル装置5に供給される。放送局側では、契約
視聴者以外による視聴を防止するために、放送信号にス
クランブルを施している。誤り訂正装置4の出力データ
ストリーム中には、上述したように複数のチャンネルに
相当する映像/音声データや制御データが時分割多重さ
れており、これらのチャンネル及び番組の中には、有料
のものもあり、これらはスクランブルされている。
【0008】デスクランブル装置5では、視聴が許可さ
れている番組だけをパケット単位でデスクランブルす
る。デスクランブル装置5は、デスクランブルに必要な
鍵をシステム制御装置7から受け取り、予め視聴が許可
されている番組、あるいは新たに購入した番組データを
デスクランブルする。
【0009】デスクランブル装置5は、誤り訂正装置4
から供給されたすべての番組データをパケット単位でデ
ータストリーム分配装置6に出力する。データストリー
ム分配装置6は、システム制御装置7が指定するパケッ
トの識別方法に従って、デスクランブル装置5から供給
される複数の番組データのうち視聴する番組のデータを
選択し、選択したデータを映像データ、音声データ、制
御データ等に分類する。そして、データストリーム分配
装置6は、視聴する番組のデータのうち映像データを映
像デコード装置8に、音声データを音声デコード装置9
に夫々出力する。また、データストリーム分配装置6
は、入力されたデータストリームから制御データを抽出
してシステム制御装置7に出力する。
【0010】映像デコード装置8は、MPEG形式で圧
縮されている映像データを伸張処理して元のデータに戻
し、圧縮及び伸張による映像データと音声データの遅延
時間を調整をした後に、ディジタル映像信号をCCIR
656フォーマットでアナログのNTSC信号に変換し
て、CRT13に出力する。こうして、CRT13にお
いて希望する番組が映出される。
【0011】一方、音声デコード装置9は、圧縮された
音声データを伸張して元のデータに戻し、アナログ音声
信号としてスピーカ14に供給する。こうして、スピー
カ14から希望する番組の音声が出力される。
【0012】ところで、BSディジタル放送において
は、放送事業者は異なる変調方式及び異なる誤り訂正方
式を採用することができる。このように伝送路符号化方
式が相違すると、受信側においては、方式に対応した復
調装置及び誤り訂正装置を用いる必要がある。図12で
は、チューナ2が選択する物理チャンネルにおいて番組
を放送している事業者が採用している伝送路符号化方式
を復調装置3及び誤り訂正装置4において用いることに
より、この事業者が放送している番組を視聴することが
可能になる。
【0013】即ち、図12の装置では、所定の物理チャ
ンネルで伝送された1事業者によるビットストリームの
みについて視聴が可能である。ところが、現在検討され
ているBSディジタル放送においては、1物理チャンネ
ルで複数の事業者による放送信号を伝送することが可能
である。しかし、この場合でも、図12の装置では、1
つの伝送路符号化方式にしか対応していないので、1事
業者による放送信号のみしか視聴、又は記録することが
できないという問題があった。しかも、図12の装置に
複数の事業者に対応させて複数の復調装置及び誤り訂正
装置を設けた場合でも、同一時刻にはデコード装置に1
事業者のビットストリームしか供給されないので、複数
の事業者によるチャンネルを同時に利用することができ
ない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の放送信号復調装置においては、チューナが選択し
た物理チャンネルに含まれる1つの事業者のディジタル
データのビットストリームのみが視聴又は記録に用いら
れるようになっていることから、同一の物理チャンネル
において複数の事業者が番組を放送している場合でも、
同一時刻においては、1事業者のビットストリームに基
づく視聴又は記録しか行うことができないという問題点
があった。
【0015】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、複数のチューナ、復調装置及び誤り訂正装
置を用いることなく、伝送路符号化方式が異なる複数の
番組を同時に視聴又は記録することができる放送信号復
調装置及び放送信号復調方法を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
放送信号復調装置は、1つの物理チャンネルに同一若し
くは異なる伝送路符号化方式の複数のストリーム又は1
つのストリームが含まれた放送信号を受信する受信手段
と、前記受信手段が受信した放送信号から前記ストリー
ムに関する伝送制御情報を抽出する伝送制御情報抽出手
段と、前記伝送制御情報に基づいて前記受信手段が受信
したストリームを復調する復調手段と、前記復調手段が
復調したストリームを多重して出力する多重手段と、前
記伝送制御情報に基づいて前記多重手段の出力に関する
出力制御情報を得、この出力制御情報を出力する出力制
御手段とを具備したものであり、本発明の請求項2に係
る放送信号復調装置は、1つの物理チャンネルに同一若
しくは異なる伝送路符号化方式の複数のストリーム又は
1つのストリームが含まれた放送信号を受信する受信手
段と、前記受信手段が受信した放送信号から前記ストリ
ームに関する伝送制御情報を抽出する伝送制御情報抽出
手段と、前記伝送制御情報に基づいて前記受信手段が受
信したストリームを復調する復調手段と、前記復調手段
が復調したストリームを多重して出力する多重手段と、
前記伝送制御情報に基づいて前記多重手段の出力に関す
る出力制御情報を得、この出力制御情報を出力する出力
制御手段と、前記出力制御情報に基づいて前記多重手段
の出力を分離して出力する分離手段とを具備したもので
あり、本発明の請求項8に係る放送信号復調方法は、1
つの物理チャンネルに同一若しくは異なる伝送路符号化
方式の複数のストリーム又は1つのストリームが含まれ
た放送信号を受信する処理と、前記受信手段が受信した
放送信号から前記ストリームに関する伝送制御情報を抽
出する処理と、前記伝送制御情報に基づいて前記受信手
段が受信したストリームを復調する処理と、前記復調手
段が復調したストリームを多重して出力する多重処理
と、前記伝送制御情報に基づいて前記多重手段の出力に
関する出力制御情報を得、この出力制御情報を出力する
処理とを具備したものである。
【0017】本発明の請求項1においては、受信手段に
よって1つの物理チャンネルに含まれる1又は複数のス
トリームが受信される。伝送制御情報抽出手段は、受信
されたストリームに関する伝送制御情報を抽出し、復調
手段はこの伝送制御情報に基づいて受信ストリームを復
調する。復調されたストリームは多重手段によって多重
出力され、また、多重手段の出力に関する出力制御情報
が出力制御手段によって出力される。
【0018】本発明の請求項2において、多重手段から
は受信手段によって受信されたストリームの復調出力が
多重されて出力される。また、この多重手段の出力に関
する出力制御情報が出力制御手段によって出力される。
分離手段は、この出力制御情報を基にして、多重手段の
出力を分離する。分離手段の出力を例えば対応するデコ
ーダに供給することによって、受信したストリームの視
聴が可能となる。
【0019】本発明の請求項8において、1つの物理チ
ャンネルに含まれる1又は複数のストリームが受信さ
れ、伝送制御情報に基づいて復調される。復調されたス
トリームは多重出力され、また、多重手段の出力に関す
る出力制御情報も出力される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
放送信号復調装置の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0021】本実施の形態は、各事業者が採用している
伝送路符号化方式を判別し、判別結果に基づいてTSを
復調して誤り訂正し、これらのビットストリームを多重
することによって、伝送路符号化方式が異なる複数のT
Sの視聴及び記録を可能にしている。
【0022】BSディジタル放送においては、異なる事
業者の複数のHDTVを多重して1衛星中継器で伝送す
ることを考慮して、個々の番組の独立性を向上させるた
めに複数TSを用いた伝送を行う。変調方式の切換え及
び複数TSの柔軟な構成を可能とするために、MPEG
制御項目以外の伝送系に関する制御を行うために、伝送
制御信号としてのTMCC(Transmission & Multiplex
ing Configuration Control )を多重して伝送する。
【0023】図2はこのようなBSディジタル放送方式
のフレーム構成を説明するための説明図である。
【0024】TSのパケット長(188バイト)に16
バイトのリードソロモン誤り訂正符号を付加した204
バイトを1スロットとしてTS及び変調方式の選択単位
とし、48スロットで1フレームを構成して伝送路符号
化の基本伝送単位とする。
【0025】各フレームは、図2に示すように、各1バ
イトの同期・TMCCと各204バイトの主信号部とに
よって構成される。TMCCは、1伝送フレーム当たり
8バイトのTMCC情報とその前後に付加した夫々2バ
イトのTAB1,TAB2により構成される。これらの
TAB1,TAB2は同期語を兼用する。各フレームは
先にTMCCが伝送され、次に主信号部が伝送される。
【0026】TMCCは複数TSにおけるスロット制御
及び伝送方式に関する制御情報を伝送する信号である。
このTMCCを受信することによって、各TSを伝送路
符号化方式に対応した復調及び誤り訂正方式で処理する
ことが可能となる。受信側においては、電源投入時及び
チャンネル変更時だけでなく、常にTMCCを監視する
ことが要求される。
【0027】なお、TMCCの伝送には、低C/Nであ
っても信頼性が高い変調方式であるBPSKが採用され
る。
【0028】図2は所定時刻における1つの物理チャン
ネルの構成を示している。スロット毎に事業者が割り当
てられるようになっており、例えば、1フレームの各ス
ロットのうちスロット2,5,6は事業者Aによるもの
であり、スロット3,4,7,45〜48は事業者Bに
よるものである。
【0029】また、各スロットは、PSK変調のうち伝
送されるデータのビットレートに応じた8PSK、QP
SK又はBPSK等の変調方式で変調されている。例え
ば、スロット1〜44には、例えばMPEG2フォーマ
ットのMP@HLフォーマットでエンコードされたHD
信号を8PSKで変調したビットストリームを多重し、
スロット45〜48には、例えばMPEG2フォーマッ
トのMP@MLフォーマットでエンコードされた標準テ
レビジョン信号をQPSKで変調したビットストリーム
を多重することができる。
【0030】アンテナ1にはBSディジタル放送の12
GHz帯の高周波信号が誘起し、この高周波信号はチュ
ーナ2に供給される。チューナ2は、視聴者の操作に基
づく所定の物理チャンネルを選局して、140MHz帯
の信号に変換して復調装置33に供給する。復調装置3
3は、後述する伝送制御信号デコード装置18に制御さ
れて、入力された放送信号を復調してI軸、Q軸の各位
相信号を得て誤り訂正装置34に出力する。誤り訂正装
置34は、伝送制御信号デコード装置18に制御され
て、復調信号を誤り訂正処理してトランスポートストリ
ームとタイミングクロックとを得る。
【0031】本実施の形態においては、誤り訂正装置3
4の出力はビットストリーム出力多重装置15及び伝送
制御信号デコード装置18に供給されるようになってい
る。伝送制御信号デコード装置18は、誤り訂正装置3
4の出力に含まれる伝送制御信号(TMCC)をデコー
ドして、選局した物理チャンネルに含まれる放送信号
(TS)の伝送路符号化方式(変調方式及び誤り訂正方
式)を判別する。
【0032】伝送制御信号デコード装置18は、判別結
果に基づいて、復調装置33の復調パラメータ及び誤り
訂正装置34の誤り訂正パラメータを設定するための信
号を出力する。これにより、復調装置33及び誤り訂正
装置34において、選局した物理チャンネルに含まれる
全てのTSを復調すると共に誤り訂正することができる
ようになっている。
【0033】各スロットには、放送する事業者を特定す
るためのTS_ID(Transport Stream_ID )が割り当
てられており、例えば、伝送制御信号デコード装置18
は、このTS_IDを用いて、該当するスロット番号に
属するビットストリームを抽出し、抽出したビットスト
リームに対して復調動作を指示するようになっている。
図2に示すように、1つの物理チャンネルに2つの事業
者のTSが含まれる場合には、2つのTS_IDに該当
するスロット番号に属するビットストリームが抽出され
ることになる。
【0034】こうして、異なる事業者によって異なる伝
送路符号化方式が用いられて放送信号が多重されている
場合でも、誤り訂正装置34からは、選局した物理チャ
ンネルに含まれる全てのTSが出力される。ビットスト
リーム出力多重装置15は、入力された複数のビットス
トリームを時間圧縮して時分割多重し、デスクランブル
装置5に出力する。
【0035】デスクランブル装置5は、放送事業者との
間の契約によって視聴が許可されている番組、又はペー
パービュー(Pay Per View)方式の有料番組のうち視聴
者が購入した番組をパケット単位でデスクランブルす
る。デスクランブル装置5の出力信号は、信号切換装置
16の端子aに供給される。
【0036】伝送制御信号デコード装置18は、判別結
果を伝送制御信号出力制御装置19にも与えている。伝
送制御信号出力制御装置19は、誤り訂正装置34から
出力されるビットストリームと伝送路符号化方式との対
応又はビットストリームと事業者との対応を示す情報を
出力制御情報として信号切換装置16に出力するように
なっている。例えば、伝送制御信号出力制御装置19か
らの出力制御情報は、伝送制御信号によって与えられる
事業者コード、変調方式、誤り訂正方式及びエンコード
方式等である。
【0037】信号切換装置16は、伝送制御信号出力制
御装置19の出力信号に基づいて、端子aを介して入力
されたストリームを対応するデコード装置20,27に
出力するようになっている。
【0038】例えば、デコード装置20がMPEG2の
MP@HLフォーマットのデコードを行うものであり、
デコード装置27がMPEG2のMP@MLフォーマッ
トのデコードを行うものであるものとすると、信号切換
装置16は、出力制御情報に基づいて、デスクランブル
装置5の出力のうちMPEG2のMP@HLフォーマッ
トのデータをデコード装置20に供給し、MPEG2の
MP@MLフォーマットのデータをデコード装置27に
供給するようになっている。
【0039】デコード装置20は、データストリーム分
配装置6、システム制御装置7、映像デコード装置8、
音声デコード装置9、CRT13及びスピーカ14によ
って構成されている。伝送制御信号デコード装置18か
らの判別結果はシステム制御装置7,24にも供給され
る。システム制御装置7,24はこの判別結果に基づい
て夫々デコード装置20,27を制御するようになって
いる。
【0040】即ち、データストリーム分配装置6は、シ
ステム制御装置7が指定するパケットの識別方法に従っ
て、入力された複数の番組データのうち視聴する番組の
データを選択し、選択したデータを映像データ、音声デ
ータ、制御データ等に分類する。そして、データストリ
ーム分配装置6は、視聴する番組のデータのうち映像デ
ータを映像デコード装置8に、音声データを音声デコー
ド装置9に夫々出力する。
【0041】映像デコード装置8は、MPEG形式で圧
縮されている映像データを伸張処理して元のデータに戻
し、圧縮及び伸張による映像データと音声データの遅延
時間を調整をした後に、ディジタル映像信号をCCIR
656フォーマットでアナログのNTSC信号に変換し
て、CRT13に出力する。こうして、CRT13にお
いて希望する番組が映出される。
【0042】一方、音声デコード装置9は、圧縮された
音声データを伸張して元のデータに戻し、アナログ音声
信号としてスピーカ14に供給する。こうして、スピー
カ14から希望する番組の音声が出力される。
【0043】デコード装置27は、デコード装置20と
同様の構成であり、データストリーム分配装置6、シス
テム制御装置7、映像デコード装置8、音声デコード装
置9、CRT13及びスピーカ14と夫々同一構成のデ
ータストリーム分配装置21、システム制御装置24、
映像デコード装置22、音声デコード装置23、CRT
25及びスピーカ26によって構成されている。
【0044】なお、有料放送がない場合には、デスクラ
ンブル装置5を省略可能であることは明らかである。
【0045】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3のタイミングチャートを参照して説明
する。図3(a)はビットストリーム出力を示し、図3
(b)は事業者コード等の出力制御情報を示している。
【0046】いま、所定の物理チャンネルによって図2
に示すフレームが伝送されるものとし、図2のスロット
2,5,6には、A事業者によってMPEG2フォーマ
ットのMP@HLフォーマットでエンコードされたHD
信号を8PSKで変調したビットストリームが多重さ
れ、スロット3,4,7,45〜48には、B事業者に
よってMPEG2フォーマットのMP@MLフォーマッ
トでエンコードされた標準テレビジョン信号をQPSK
で変調したビットストリームが多重されているものとす
る。また、デコード装置20はMP@HLフォーマット
に対応したデコーダであり、デコード装置27はMP@
MLフォーマットに対応したデコーダであるものとす
る。
【0047】アンテナ1に誘起した衛星放送信号はチュ
ーナ2に供給され、視聴者の選択による物理チャンネル
が選局される。いま、視聴者が事業者A,Bが使用する
図2に示すフレームの物理チャンネルを選局するものと
する。チューナ2によって選局された放送信号は復調装
置3に供給される。TMCCは対応するスロットに先行
して伝送されており、復調装置33にスロットのデータ
が入力される時点において、対応するTMCCは伝送制
御信号デコード装置18においでデコードされている。
【0048】復調装置33には伝送制御信号デコード装
置18から各スロットによって伝送されるTSの復調に
必要な情報が供給されており、復調装置33はチューナ
2の出力をI軸及びQ軸の各位相信号に復調して、誤り
訂正装置34に出力する。誤り訂正装置34には伝送制
御信号デコード装置18から各TSの誤り訂正に必要な
情報が供給されており、復調装置33の出力を誤り訂正
してビットストリーム出力多重装置15に出力する。
【0049】こうして、誤り訂正装置34からは事業者
A,Bによるトランスポートストリームとタイミングク
ロックとがビットストリーム出力多重装置15に出力さ
れる。ビットストリーム出力多重装置15は誤り訂正装
置34からのトランスポートストリームを多重して出力
する。即ち、ビットストリーム出力多重装置15は、図
3(a)に示すように、事業者AによるTSと事業者B
によるTSとを時間圧縮して時分割多重する。図3
(a)の符号1A,2A,…は事業者AによるTSを示
し、符号1B,2B,…は事業者BによるTSを示して
いる。また、図3の出力制御情報A1,B1が2事業者
各々のコード、変調方式、エンコード方式を現わす信号
である。
【0050】このように、ビットストリーム出力多重装
置15の出力には、チューナ2において受信した物理チ
ャンネルに含まれる全てのTS(事業者)の復調出力が
含まれている。ビットストリーム出力多重装置15に時
分割多重されているTSがいずれの事業者(番組)のも
のであるかの情報は、伝送制御信号出力制御装置19が
出力する。
【0051】ビットストリーム出力多重装置15の出力
はデスクランブル装置5に供給され、視聴者が購入した
番組だけがパケット単位でデスクランブルされる。デス
クランブル装置5の出力は、信号切換装置16に供給さ
れて、伝送制御信号出力制御装置19の出力に基づいて
切換選択されて、デコード装置20,27に出力され
る。即ち、信号切換装置16は、事業者AによるTSは
デコード装置20に出力し、事業者BによるTSはデコ
ード装置27に供給する。
【0052】デコード装置20は、事業者AによるMP
@HLフォーマットでエンコードされたHD信号が供給
される。データストリーム分配装置6は入力された信号
を、システム制御装置7の出力に基づいて映像デコード
装置8及び音声デコード装置9に分配する。映像デコー
ド装置8は映像データをデコードしてCRT13に高品
位テレビジョン映像を出力させる。また、音声デコード
装置9は、音声データをデコードしてスピーカ14から
音響出力させる。
【0053】デコード装置27は、事業者BによるMP
@MLフォーマットでエンコードされたSD信号が供給
される。デコード装置27は、デコード装置20と同様
の処理によって、SD信号をデコードし、CRT25に
標準テレビジョン映像を映出させ、スピーカ26から音
声を出力させる。
【0054】なお、デコード装置20,27と同様に、
記録装置を設けることによって、信号切換装置16の出
力を記録可能であることは明らかである。
【0055】このように、本実施の形態においては、T
MCC等の伝送制御信号を抽出して復調装置及び誤り訂
正装置を制御することにより、受信した物理チャンネル
に伝送路符号化方式が異なる複数のTSが含まれる場合
でも、1系統の復調装置及び誤り訂正装置のみを用い
て、受信した物理チャンネル中に含まれる全てのTSを
復調すると共に、復調した全てのTSをビットストリー
ム出力多重装置によって多重させ、多重の方法を提供す
ることによって、同一物理チャンネルで放送されている
複数種類のTS及び複数の事業者によるTSを、同一時
刻に視聴又は記録可能にしている。
【0056】図3においては、2つの事業者による2種
類のTSを多重した例について説明したが、事業者の数
及びTSの種類の数はいくつであってもよい。例えば、
図4は、4つの事業者による4種類のTSを多重する例
を示している。
【0057】即ち、同一の物理チャンネルで放送される
事業者がA、B、C、Dの4事業者である場合には、図
4に示すように、ビットストリーム出力多重装置15か
らは4事業者の番組のビットストリームが時間的に圧縮
されて多重出力される。また、伝送制御信号出力制御装
置19からは4事業者の事業者コード等の出力制御情報
が4事業者の番組のビットストリームの多重に合わせて
多重出力される。
【0058】他の処理は2事業者の場合と同様である。
図4の出力制御情報A1,B1,C1,D1が4事業者
各々のコード、変調方式、エンコード方式を現わす信号
であり、ビットストリーム1A,1B,1C,1D,2
A,2B,2C,2D,…は、各事業者ごとのビットス
トリームを現わしている。
【0059】ところで、図3及び図4においては、伝送
制御信号出力制御装置19は事業者コード等の出力制御
情報を出力しているが、事業者コード等の出力制御情報
の他に、多重された信号から所望のビットストリームを
後段で抽出するためのクロック信号を同時に出力しても
よい。図5及び図6はこの場合の例を示すタイミングチ
ャートであり、夫々図3及び図4に対応している。
【0060】例えば、伝送制御信号出力制御装置19
は、多重されたA1,B1のビットストリーム、事業者
コードを後段の装置で容易に抽出するために、図5
(c),(d)に示す2つのタイミングのクロック信号
ACK,BCKを同時に出力する。これらのクロック信
号ACK,BCKは、夫々A事業者及びB事業者のTS
に対応するタイミングで変化する。後段の装置では、こ
れらのクロック信号に基づいて、ビットストリーム出力
から所望のTSを抽出するのである。
【0061】また、図5の例では各事業者(TS)毎に
クロック信号を発生させたが、事業者数(TSの種類の
数)に拘わらず、1種類の基準信号及びクロック信号を
用いることもできる。図6はこの場合の例であり、図6
(c)の基準信号としては同期バイト信号又はフレーム
同期信号等を用いる。この基準信号を基にして、1種類
のクロック信号(図6(d))を出力する。そして、多
重される事業者の数(TSの種類数)をバスデータ等の
制御信号により後段の装置に伝送する。これらの基準信
号、1種類のクロック信号及びバスデータを用いること
によって、後段の装置において各TSを分離抽出するこ
とが可能となる。
【0062】また、更に、事業者コード等に代えてクロ
ック信号のみを用いるようにしてもよいことは明らかで
ある。
【0063】図7は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。図7において図1と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態は時間
軸圧縮して時分割多重したTSを後段において分離抽出
可能とするために伝送する事業者コード等の出力制御情
報を、ビットストリームに多重するようにした例であ
る。
【0064】本実施の形態は、ビットストリーム出力多
重装置15に代えてビットストリーム伝送制御信号多重
装置17を設けると共に、信号切換装置16に代えてビ
ットストリーム伝送制御信号多重分離装置30を設けた
点が図1の実施の形態と異なる。
【0065】ビットストリーム伝送制御信号多重装置1
7は、誤り訂正装置34からのTSと伝送制御信号出力
制御装置19からの事業者コード等の出力制御情報とを
時間圧縮し時分割多重してデスクランブル装置5に出力
するようになっている。また、ビットストリーム伝送制
御信号多重分離装置30は、時分割多重されているTS
と事業者コード等の出力制御情報とを分離して、出力制
御情報に基づいてTSを分離選択して出力するようにな
っている。
【0066】図8は図7中のビットストリーム伝送制御
信号多重装置17の具体的な構成を示すブロック図であ
る。
【0067】ビットストリーム圧縮装置31には誤り訂
正装置34からのTSが入力される。ビットストリーム
圧縮装置31は入力されたTSを時間軸圧縮して伝送制
御信号多重装置32に出力する。伝送制御信号多重装置
32は、ビットストリーム圧縮装置31の出力に伝送制
御信号出力制御装置19からの事業者コード等の出力制
御情報を時分割多重して出力するようになっている。な
お、事業者コード等の出力制御情報を挿入する間隔は例
えば2バイト間隔等の一定値に設定する。
【0068】図9は図7中のビットストリーム伝送制御
信号多重分離装置30の具体的な構成を示すブロック図
である。
【0069】伝送制御信号抽出装置33にはデスクラン
ブル装置5の出力が供給される。伝送信号抽出装置33
は、デスクランブル装置5の出力に含まれるTSと事業
者コード等の出力制御情報とを分離し、TSをビットス
トリーム伸張装置34に出力し、出力制御情報を信号切
換装置35に出力するようになっている。出力制御情報
を挿入する間隔が一定であるので、伝送制御信号抽出装
置33において、例えばフレーム同期を基準とすること
によって、容易に出力制御情報を抽出可能である。また
例えば4バイト間隔で挿入された出力制御情報の後ろに
続くビットストリームを、直前の出力制御情報により規
定することにすれば、伝送制御信号の切換えにも容易に
対応可能である。
【0070】ビットストリーム伸張装置34は、時間軸
圧縮されているTSを伸張して信号切換装置35の端子
aに供給する。信号切換装置35は、事業者コード等の
出力制御情報に基づいて、端子aを介して入力されたT
Sを分離して端子c,dから出力するようになってい
る。
【0071】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図10を参照して説明する。図10はビッ
トストリーム伝送制御信号多重装置17の出力を説明す
るための説明図である。図10のA1,B1は、ビット
ストリームに対応して出力した出力制御情報を示し、1
A,1B,2A,2B,…は、1バイト単位に分割され
たビットストリームを示している。
【0072】ビットストリームの多重処理及びその分離
処理以外の処理は図1の実施の形態と同様である。い
ま、所定の物理チャンネルによって図2に示すフレーム
が伝送されるものとし、図2のスロット2,5,6に
は、A事業者によってMPEG2フォーマットのMP@
HLフォーマットでエンコードされたHD信号を8PS
Kで変調したビットストリームが多重され、スロット
3,4,7,45〜48には、B事業者によってMPE
G2フォーマットのMP@MLフォーマットでエンコー
ドされた標準テレビジョン信号をQPSKで変調したビ
ットストリームが多重されているものとする。また、デ
コード装置20はMP@HLフォーマットに対応したデ
コーダであり、デコード装置27はMP@MLフォーマ
ットに対応したデコーダであるものとする。
【0073】誤り訂正装置34からは事業者A,Bによ
る全てのビットストリームがビットストリーム伝送制御
信号多重装置17に供給される。ビットストリーム伝送
制御信号多重装置17のビットストリーム圧縮装置31
は入力されたビットストリームを時間軸圧縮して伝送制
御信号多重装置32に出力する。伝送制御信号多重装置
32には伝送制御信号出力制御装置19から事業者コー
ド等の出力制御情報が与えられており、伝送制御信号多
重装置32は、図10に示すように、ビットストリーム
及びこのビットストリームに対応する事業者コード等の
出力制御情報を多重して出力する。
【0074】図10はビットストリーム1A,1B,2
A,2B,…に夫々対応させて事業者コード等の出力制
御情報A1,B1が時分割多重されていることが示され
ている。図10に示すビットストリームはデスクランブ
ル装置5を介してビットストリーム伝送制御信号多重分
離装置30に供給される。
【0075】ビットストリーム伝送制御信号多重分離装
置30の伝送制御信号抽出装置33は、入力されたスト
リームからビットストリーム1A,1B,2A,2B,
…と事業者コード等の出力制御情報A1,B1,A1,
B1,…を分離する。分離されたビットストリームは、
ビットストリーム伸張装置34に与えられて時間伸張さ
れた後、信号切換装置35に供給される。信号切換装置
35は入力されたビットストリームを対応する事業者コ
ード等の出力制御情報に基づいて分離する。即ち、この
場合には、事業者Aによるビットストリーム1A,2
A,3A,…は端子cからデコード装置20に供給さ
れ、事業者Bによるビットストリーム1B,2B,3
B,…は端子bからデコード装置27に供給される。
【0076】他の作用は図1の実施の形態と同様であ
る。
【0077】このように、本実施の形態においても図1
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0078】図11は本発明の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。図11において図7と同一の構成要素
には同一符号を付して説明を省略する。
【0079】本実施の形態は複数系統の受信部を設けた
点が図7の実施の形態と異なる。即ち、受信部50は、
アンテナ1、チューナ2,復調装置33、誤り訂正装置
34、伝送制御信号デコード装置18及び伝送制御信号
出力制御装置19によって構成されており、受信部60
は、アンテナ61、チューナ62,復調装置63、誤り
訂正装置64、伝送制御信号デコード装置68及び伝送
制御信号出力制御装置69によって構成されている。受
信部50と受信部60の構成は同様である。
【0080】誤り訂正装置34,64は夫々チューナ
2,62が選局した各物理チャンネルに含まれる全ての
TSをビットストリーム伝送制御信号多重装置17に供
給するようになっている。また、伝送制御信号出力制御
装置19,69は誤り訂正装置34の出力に対応した事
業者コード等の出力制御情報をビットストリーム伝送制
御信号多重装置17に出力する。
【0081】なお、図11においては、2系統の受信部
はいずれも衛星放送を受信するものであるが、地上波放
送、ケーブルテレビ又はその他のメディアの放送信号を
受信するものであってもよいことは明らかである。
【0082】このように構成された実施の形態において
は、例えば、チューナ2が選局した物理チャンネルによ
って事業者Aによる放送信号が伝送され、チューナ62
が選局した物理チャンネルによって事業者Bによる放送
信号が伝送されているものとする。これらの放送信号に
基づくTSは誤り訂正装置34,64からビットストリ
ーム伝送制御信号多重装置17に供給される。
【0083】こうして、この場合には、ビットストリー
ム伝送制御信号多重装置17からは図10と同様のスト
リームが出力される。
【0084】他の作用は図7の実施の形態と同様であ
る。
【0085】このように、本実施の形態においても上記
各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0086】また、図11の実施の形態は図1の実施の
形態に適用することも可能である。この場合において、
例えば、チューナ2が選局した物理チャンネルによって
事業者A,Bによる放送信号が伝送され、チューナ62
が選局した物理チャンネルによって事業者C,Dによる
放送信号が伝送されているものとする。そうすると、ビ
ットストリーム出力多重装置15からは、例えば図4に
示すビットストリーム出力が出力されることになる。
【0087】なお、上記各実施の形態においては、TS
とビットストリームとを厳密に区別して用いていない
が、これは、TSであっても、TSよりも広い概念のビ
ットストリームであっても、同様に適用可能であるから
である。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のチューナ、復調装置及び誤り訂正装置を用いること
なく、伝送路符号化方式が異なる複数の番組を同時に視
聴又は記録することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放送信号復調装置の一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】BSディジタル放送信号のフレーム構成示す説
明図。
【図3】実施の形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図4】実施の形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図5】実施の形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図6】実施の形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図8】図7中のビットストリーム伝送制御信号多重装
置17の具体的な構成を示すブロック図。
【図9】図7中のビットストリーム伝送制御信号多重分
離装置30の具体的な構成を示すブロック図。
【図10】図7の実施の形態の動作を説明するための説
明図。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図12】従来の放送信号復調装置を示すブロック図。
【符号の説明】
15…ビットストリーム出力多重装置、16…信号切換
装置、18…伝送制御信号デコード装置、19…伝送制
御信号出力制御装置、20,27…デコード装置、33
…復調装置、34…誤り訂正装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの物理チャンネルに同一若しくは異
    なる伝送路符号化方式の複数のストリーム又は1つのス
    トリームが含まれた放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した放送信号から前記ストリームに
    関する伝送制御情報を抽出する伝送制御情報抽出手段
    と、 前記伝送制御情報に基づいて前記受信手段が受信したス
    トリームを復調する復調手段と、 前記復調手段が復調したストリームを多重して出力する
    多重手段と、 前記伝送制御情報に基づいて前記多重手段の出力に関す
    る出力制御情報を得、この出力制御情報を出力する出力
    制御手段とを具備したことを特徴とする放送信号復調装
    置。
  2. 【請求項2】 1つの物理チャンネルに同一若しくは異
    なる伝送路符号化方式の複数のストリーム又は1つのス
    トリームが含まれた放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した放送信号から前記ストリームに
    関する伝送制御情報を抽出する伝送制御情報抽出手段
    と、 前記伝送制御情報に基づいて前記受信手段が受信したス
    トリームを復調する復調手段と、 前記復調手段が復調したストリームを多重して出力する
    多重手段と、 前記伝送制御情報に基づいて前記多重手段の出力に関す
    る出力制御情報を得、この出力制御情報を出力する出力
    制御手段と、 前記出力制御情報に基づいて前記多重手段の出力を分離
    して出力する分離手段とを具備したことを特徴とする放
    送信号復調装置。
  3. 【請求項3】 前記出力制御手段は、前記出力制御情報
    を前記多重手段の出力とは別に出力することを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれか一方に記載の放送信号復調
    装置。
  4. 【請求項4】 前記出力制御手段は、前記出力制御情報
    を前記多重手段の出力に多重して出力することを特徴と
    する請求項1又は2のいずれか一方に記載の放送信号復
    調装置。
  5. 【請求項5】 前記出力制御手段は、前記多重手段の出
    力から各ストリームを分離させるために、前記多重手段
    の出力に含まれる各ストリームに同期したタイミング信
    号を出力することを特徴とする請求項1又は2のいずれ
    か一方に記載の放送信号復調装置。
  6. 【請求項6】 前記出力制御手段は、前記多重手段の出
    力から各ストリームを分離させるために、前記多重手段
    の出力に同期した基準信号と前記多重手段の出力に含ま
    れるストリーム数の情報とを出力することを特徴とする
    請求項1又は2のいずれか一方に記載の放送信号復調装
    置。
  7. 【請求項7】 前記受信手段は、複数の物理チャンネル
    に含まれる複数のストリームを受信することを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれか一方に記載の放送信号復調
    装置。
  8. 【請求項8】 1つの物理チャンネルに同一若しくは異
    なる伝送路符号化方式の複数のストリーム又は1つのス
    トリームが含まれた放送信号を受信する処理と、 前記受信手段が受信した放送信号から前記ストリームに
    関する伝送制御情報を抽出する処理と、 前記伝送制御情報に基づいて前記受信手段が受信したス
    トリームを復調する処理と、 前記復調手段が復調したストリームを多重して出力する
    多重処理と、 前記伝送制御情報に基づいて前記多重手段の出力に関す
    る出力制御情報を得、この出力制御情報を出力する処理
    とを具備したことを特徴とする放送信号復調方法。
JP08898198A 1998-04-01 1998-04-01 放送信号復調装置及び放送信号復調方法 Expired - Fee Related JP4091161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08898198A JP4091161B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 放送信号復調装置及び放送信号復調方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08898198A JP4091161B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 放送信号復調装置及び放送信号復調方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11289503A true JPH11289503A (ja) 1999-10-19
JP4091161B2 JP4091161B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=13957986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08898198A Expired - Fee Related JP4091161B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 放送信号復調装置及び放送信号復調方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4091161B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271281A (ja) * 2000-12-06 2002-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ofdm信号伝送システム、携帯端末および電子商取引システム
US7706412B2 (en) 2003-01-31 2010-04-27 Sony Corporation Data processing apparatus and method, and digital broadcasting receiver
JP2010136353A (ja) * 2008-10-29 2010-06-17 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 地上デジタルテレビジョン放送における緊急速報の受信機及び送信装置、並びに伝送システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271281A (ja) * 2000-12-06 2002-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ofdm信号伝送システム、携帯端末および電子商取引システム
US7706412B2 (en) 2003-01-31 2010-04-27 Sony Corporation Data processing apparatus and method, and digital broadcasting receiver
KR100993977B1 (ko) * 2003-01-31 2010-11-11 소니 주식회사 데이터 처리 장치 및 방법, 및, 디지털 방송 수신기
JP2010136353A (ja) * 2008-10-29 2010-06-17 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 地上デジタルテレビジョン放送における緊急速報の受信機及び送信装置、並びに伝送システム
JP4598870B2 (ja) * 2008-10-29 2010-12-15 日本放送協会 地上デジタルテレビジョン放送における緊急速報の受信機及び送信装置、並びに伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4091161B2 (ja) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7339933B2 (en) Reception system for replacing transport packets
JP4114234B2 (ja) 信号処理装置および受信装置と信号処理方法
US6937618B1 (en) Separating device and method and signal receiving device and method
US5923755A (en) Multi-service data receiver architecture
US20030192061A1 (en) Set-top box system and method for viewing digital broadcast
US6691311B1 (en) Digital signal receiving apparatus and receiving method
JP3837906B2 (ja) デジタル放送受信端末装置
JP4688244B2 (ja) 信号処理装置および方法、並びにコンピュータ読み取り可能な媒体
US7779442B1 (en) Information distribution system
US20080055488A1 (en) Video channel changing
KR100659453B1 (ko) 수신장치 및 방법, 기록매체
JP4091161B2 (ja) 放送信号復調装置及び放送信号復調方法
JPH11224462A (ja) 放送信号記録方法及び装置
KR100730464B1 (ko) 디지털신호 수신장치 및 수신방법
KR100661253B1 (ko) 수신장치 및 수신 복호방법
JP3780780B2 (ja) 受信装置
JP3513036B2 (ja) 放送信号受信装置
JP3975473B2 (ja) 信号処理装置及び信号処理方法、並びに情報記録媒体
JPH10191095A (ja) Mpeg共同視聴システム
JPH09289616A (ja) テレビジョン信号受信装置
JP3754999B2 (ja) ディジタル放送方法およびその受信装置
KR100267238B1 (ko) 디지털 방송 수신기에서 아날로그 방송 수신방법및 장치.
JPH11177955A (ja) ディジタル放送受信装置及びディジタル放送受信方法
JPH06205317A (ja) 多チャンネル放送受信機
JP2003009109A (ja) デマルチプレクサ装置、ディジタル放送の受信装置、及び情報抽出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080228

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees