JPH11288629A - ブッシング - Google Patents

ブッシング

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JPH11288629A
JPH11288629A JP2696899A JP2696899A JPH11288629A JP H11288629 A JPH11288629 A JP H11288629A JP 2696899 A JP2696899 A JP 2696899A JP 2696899 A JP2696899 A JP 2696899A JP H11288629 A JPH11288629 A JP H11288629A
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shields
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shield
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勝二 進藤
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敏昭 六戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブッシングの碍管表面の電界集中によるコロナ
発生を防止できるブッシングを提供する。 【解決手段】ブッシングの内部の中心導体の周りに複数
のリングシールドで構成した内部シールドを用い、電位
が抜けるギャップを形成する。 【効果】ブッシングにおいて、内部シールド上部近傍の
碍管沿面の電界集中を緩和し、注水時のコロナ発生を防
止でき、耐汚損性能,耐電圧特性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブッシングに係り、
特にブッシング表面の電界集中を低減するのに好適な内
部シールドを備えたブッシングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブッシングは、碍管内部,外部の
電界を制御するため、中心導体の周りに同軸円筒シール
ドと外部にシールドリングを設けて構成している。
【0003】又、特開昭58−163111号公報に記載のよう
に、中心導体の周囲に電位調整用のコンデンサ筒あるい
はシールド電極を設け、碍管内面近傍に短尺絶縁筒を接
続して絶縁筒を形成し、その接続部近傍に電界緩和用電
極を配置したブッシングがある。又、特開昭60−86709
号公報に記載のように、中心導体と同軸状に接地電位の
第1の円環状シールドを設け、この第1の円環状シール
ドの内側に接地電位以上の電位を有する1番目の円環状
シールドを設け、インピーダンス支持部を介して、順次
円環状シールドを多段積みしたブッシングがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
電界を制御するため同軸円筒シールドを軸方向に高く設
置されているため、図10に示す等電位分布から分かる
ように、電位9全体が同軸円筒シールド110に沿って
軸方向に持ち上げられるため、同軸円筒シールド上部近
傍の空間に電位が集中し、その電位が外側空間に分布す
る。そのため、同軸円筒シールド110の上側近傍にお
ける碍管101の沿面に電界が集中し、注水時のコロナ
発生、もしくは、耐汚損性能を低下させる等の問題があ
った。特に、一般的に碍管表面がシリコーンゴムなどの
有機材である複合碍管を用いた場合は、注水時のコロナ
放電が碍管表面を劣化させ絶縁信頼性が低下し、延いて
はブッシングの寿命を短縮させる恐れがあるという問題
があった。
【0005】又、特開昭58−163111号公報に記載のブッ
シングは、内部シールドを段積みしているため、地震や
ガス絶縁開閉装置等の機械的振動で内部シールドがずれ
たり,動いたりし、絶縁信頼性の点で問題がある。又、
内部シールド内面に電界緩和用のシールドを用いること
は困難であり、内部シールド内面の接続金具とのトリプ
ルジャンクション部の絶縁的な対策が充分できず、ブッ
シングが大型化することや絶縁信頼性上問題となるもの
であった。
【0006】又、特開昭60−86709 号公報に記載のブッ
シングは、導体とシールドのどこか一部をインピーダン
ス部材で接続するため、複数のシールドを完全にガス絶
縁することができないものであり、インピーダンスによ
る電位分担は経年変化の恐れがあるものであった。又、
電界が強くなるシールド端部にインピーダンス部材を用
いているため、絶縁部材に比べて絶縁耐力が低くなり、
絶縁信頼性に問題があるものであった。
【0007】本発明の第1の目的は、ブッシングの内径
を大きくしなくても、ブッシング表面の電界集中を緩和
できるブッシングを提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、注水時のコロナ発
生を防止でき、耐汚損性能,耐電圧特性のすぐれたブッ
シングを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は碍管と、該碍管内に配置された中心導体
と、該中心導体の周りに設置された内部シールドを備え
たブッシングにおいて、内部シールドを中心導体の軸方
向に間隙を有して複数個設け、かつ該複数個の内部シー
ルドを導体で支持したことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明のブッシングでは、複数個の
内部シールドが接地電位に設定されていることを特徴と
するものである。
【0011】また、本発明のブッシングでは、複数個の
内部シールド間の間隙を中心導体の高圧端子側が順次大
きくなるように内部シールドを設置したことを特徴とす
るものである。
【0012】また、本発明のブッシングでは、複数個の
内部シールドの内径を中心導体の高圧端子側に向かって
順次小さく、もしくは少なくとも中心導体の高圧端子側
の内部シールドの内径を小さく構成したことを特徴とす
るものである。
【0013】また、本発明のブッシングでは、複数個設
けられた内部シールドのうち、接地電位側の内部シール
ドの形状を前記碍管から内部シールドまでの距離より
も、内部シールドの中心導体に沿った長さを大きくした
ことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図1は本発明の一実施例のブッシングの縦断
面図、図2は図1のブッシングの電位分布を示した一部
拡大縦断面図である。
【0015】本実施例では、碍管に磁器もしくはFRP
(fiberglass reinforced plasticsの略でガラス繊維強
化プラスチックのことをいう)の複合碍管を用いた場合
について説明する。ブッシングには、碍管101の内部
に中心導体102が配置されており、碍管101の頂部
は、中心導体102と電気的に接続された高圧端子10
3及び電界緩和用の外部シールド114が設けられてい
る。碍管101の下部はフランジ104を介して金属シ
ース105に取り付けられている。ブッシングの内部は
絶縁性ガスもしくは絶縁性の液体が封入されている。絶
縁性ガスとしては、例えばSF6 ,二酸化炭素,窒素等
が用いられ、絶縁性の液体としては、例えば絶縁油,パ
ーフロロカーボン等が用いられる。
【0016】碍管101の内部の中心導体102の周り
には、電位が接地電位になるように接地されたドーナッ
ツ状のリングシールド107a,107b,107cが
設けられている。リングシールド107a,107b,
107c間は複数の支持導体108a,108b,10
8cでシールド間隙G1,G2,G3を形成するように
支持されている。この支持導体108aは、フランジ4
と金属シース105との間に固定された円筒支持金具1
06に取り付けられている。ここで、リングシールド1
07a,107b,107c間の間隙G1,G2,G3
は、電位がシールド間を通り抜け外部に分布する間隙長
に調整されている。特に最上部のシールド間隙G1を大
きくするのが効果的で、シールド間の間隙長をG1>G
2>G3に設定するとブッシング碍管表面の電位を低減
することができる。
【0017】このように構成した場合の等電位線109
は、図2に示すように、各々のリングシールド107
a,107b,107cの周囲に等電位線を描くが各シ
ールド間には間隙G1,G2,G3が設けられているた
め、その間隙から漏れた等電位線109は外部空間に分
布する。この分布は、間隙長によって異なるが、図2に
示す一例のように、25%以下の等電位線109が各シ
ールド間の間隙G1,G2,G3から外部に分布するた
め、最上部のリングシールド107c下方の等電位線1
09が均等化される。また、最上部のリングシールド1
07c近傍の碍管101の表面の等電位間隔は広くな
る。このため、碍管101の表面に対する沿面方向成分
の電界を数十%低減できる。この結果、コロナ発生を防
止でき、耐電圧向上を図ることができ、従来は電界緩和
用の内部シールド先端部近傍の強電界が招く碍管破壊を
防止するために設けられていた外部下部シールドリング
113を取り除くことができる。また、中心導体102は
通電により発熱するが、シールドリング間に間隙G1,
G2,G3が設けられているため碍管101内部の対流
作用が良くなり、冷却効果が上がる効果がある。
【0018】本発明の他の一実施例を図3から図4によ
り説明する。図3は、本発明の他の実施例であるブッシ
ングの縦断面図、図4は、図3の内部シールドを示す一
部拡大縦断面図である。
【0019】本実施例では、内部シールドとして、同軸
円筒シールド110と、同軸円筒シールド110の軸上
にリングシールド107を設けている。同軸円筒シール
ド110とリングシールド107との間は支持導体10
8で接続され、シールド間の間隙Gを形成している。こ
の支持導体108としてはパイプ形状のものを用いてい
る。このように構成した場合、リングシールドの数を減
らすことができ、構造も簡単になる。また、性能的には
シールド間の間隙Gだけを調整すればよく、このシール
ド間の間隙Gを調整することにより、複数のリングシー
ルドの場合と同程度の効果が得られる。また、リングシ
ールド107の内径を円筒シールド110の内径より小
さくすると、碍管101の沿面における電位間隔が広が
り、沿面方向電界がさらに緩和される。ここで、支持導
体108としてはパイプ形状の他、楕円,円筒,プレー
トの形状を適用できる。又、円筒シールド側面に穴を設
けてもよい。
【0020】この図3のように構成した場合の等電位線
109は、図4に示すように、リングシールド107,
および円筒シールド110の周囲に等電位線を描くが各
シールド間には間隙Gが設けられているため、その間隙
から漏れた等電位線109は外部空間に分布する。この
分布は、間隙長によって異なるが、図2に示す一例と同
様に等電位線109がシールド間の間隙Gから外部に分
布するためリングシールド107下方の等電位線109
が均等化される。また、更に、円筒シールド110の形
状について、碍管101から円筒シールドまでの距離L
1よりも、円筒シールド110の中心導体102に沿っ
た長さL2を大きくすることにより、間隙Gから外部に
分布する等電位線109が均等化され、特に碍管101
の碍管フランジ104に近い沿面における等電位線10
9の分布を均等化することが可能になり、また、最上部
リングシールド107近傍の碍管101の表面の等電位
間隔が広くなるように、円筒シールド110の長さL2
を規定して、最上部リングシールド107を配置するこ
とで、碍管101の全長にわたる表面の沿面方向成分の
電界を低減できる。
【0021】さらに、図4に示す例では最上部のリング
シールド107に絶縁コーティング112を施してい
る。つまり、内部シールドによって等電位線109全体
が上方に押し上げられるため、最上部のリングシールド
107表面の電界が強くなる。このため、最上部のリン
グシールド107に絶縁コーティング112することに
よって表面電界を緩和し、耐電圧を向上させることがで
きる。
【0022】本発明の他の実施例を図5により説明す
る。図5は本発明の一実施例であるブッシングの縦断面
図である。
【0023】本実施例では、図1,図2に示す実施例と
同様に、内部シールドとして複数のリングシールドを用
いているが、本実施例では、リングシールド107a,
107b,107cの軸方向上方側の径を順次小さくしてい
る。このようにすると、電界がある一定値以上に高くな
る中心導体102との対向面積が小さくなり、絶縁信頼
性を向上できる。また、最上部のリングシールド107
cを絶縁コーティングすると表面電界が緩和される。従
って、最上部リングシールド107cと中心導体102
との距離を縮めることができる一方、碍管101との距
離を大きくできるので、碍管101表面の沿面方向成分
の電界を更に緩和し、均等化することが可能になる。
【0024】本発明の他の実施例を図6により説明す
る。図6は本発明の一実施例であるブッシングの縦断面
図である。
【0025】本実施例では、複数のリングシールド10
7a,107b,107c間を絶縁物111a,111
b,111cで接続している。このようにすると、上部
リングシールドほど容量分圧により電位が高くなり、高
電圧となる中心導体102との電圧差が少なくなる。こ
のため、リングシールド107a,107b,107cの
内径を上部ほど小さくすることができ、内部シールドを
小径化することができるので、ブッシング碍管101の
表面の電界を図5に示す実施例よりもさらに低減するこ
とができ、小径化,コロナ防止,耐電圧向上を図ること
ができる。
【0026】本発明の他の実施例を図7により説明す
る。図7は本発明の一実施例であるブッシングの縦断面
図である。
【0027】本実施例は、碍管に複合碍管を用いた例を
示している。ここで、複合碍管とは、内側のFRP製の
筒状の碍管115とその外側に設けられた耐候性を有す
るゴムからなるノンセラミック碍管101aとで形成さ
れた碍管のことである。FRP製の碍管115の外側を覆
う材料には、例えばシリコーンゴム,EVA(エチレン
ビニル アセテートの略)、EPDM,EPR(エチ
レン プロピレン共重合体の略)等がある。このような
複合碍管では、ブッシング表面で部分放電や局所的なア
ーク放電が発生するとトラッキングやクラックを生成す
るため複合碍管の劣化が進み、ブッシングの寿命を短く
する恐れがある。このような複合碍管に図7に示すよう
な内部シールドを用いると碍管101aの表面の沿面方
向成分の電界を低減することができるため、コロナ及び
部分的なアーク放電を防止することができブッシングの
絶縁信頼性向上及び寿命短縮を防止することができる。
【0028】また、この実施例において図3の同軸円筒
シールドと、リングシールドを設けた例のように、碍管
から同軸円筒シールドまでの距離L1よりも、同軸円筒
シールドの中心導体に沿った長さL2を大きくすること
で、より等電位線の分布を均等化することが可能にな
る。
【0029】更に、この構成以外にも図1,図5および
図6の複数のリングシールドを採用することによっても
良い効果を得られる。
【0030】さらに、本発明の他の実施例を図8を用い
て説明する。図8は図7と同様に複合碍管を用いた本発
明の一実施例であるブッシングの縦断面図であり、図7
の部材番号と同じものは同一材質で構成されている。
【0031】この図8のブッシングでは既に述べたブッ
シングのように複合碍管が円錐形状ではなく、円筒形状
のものを採用しているが、同軸円筒シールド110と、
リングシールド107を設けたことにより、碍管の等電
位線の分布を均等化させているので、コロナ及び部分的
なアーク放電を防止することができブッシングの絶縁信
頼性向上及び寿命短縮を防止している。
【0032】そして、本発明の他の実施例を図9を用い
て説明する。図9は図8と同様に複合碍管を用いた本発
明の一実施例であるブッシングの縦断面図であり、図8
の部材番号と同じものは同一材質で構成されている。
【0033】この図9のブッシングでは図8に述べたブ
ッシングのように全体が円筒形状のものではなく、高圧
端子側が円錐状になっているものである。
【0034】このブッシングでは高圧端子側が円錐状に
形成されているため、複合碍管の容量を少なくして構成
することを可能にすると共に、高圧端子側の碍管の等電
位線分布を均等化させることを実現している。
【0035】また、この図9の一実施例ではブッシング
全体中で、高圧端子側近くの一個所で円筒形状から円錐
状に形状を変更しているが、このように一個所のみの形
状変更でなく、二個所以上の形状変更、例えば円筒形状
から円錐形状に変更し、更に円錐形状から円筒形状へ、
その後、円筒形状から円錐形状に変更することで、より
碍管の等電位線分布を均等化させることを実現できる。
【0036】本発明の他の実施例を図10により説明す
る。図10は、本実施例であるブッシングの縦断面図で
ある。
【0037】本実施例では、図10に示すように、ブッ
シングの上部及び下部に上述した内部シールドを適用し
ている。このように、ブッシング上部にも下部と同様な
円筒シールド110d及びリングシールド107dを用
いると、碍管上部表面の沿面方向成分の電界を低減する
ことができる。この場合、上部の内部シールドの電位
は、高圧端子103の電位と同じ電位となっている。こ
の結果、図3に示すブッシング碍管上部の外部シールド
リング114を除去することができ、コスト低減を図る
ことができる。また、FRPを使用した複合碍管におい
ては導体からの放射熱を内部シールドで遮断することが
でき複合碍管の温度上昇を抑えることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ブッシング内部シール
ドに複数のリングシールドを用い、シールド間間隙を形
成することにより、碍管表面の沿面方向成分の電界を緩
和し、注水時のコロナ発生を防止することができ、耐汚
損性能が向上する。又、碍管内部の冷却効果を上げるこ
とができる。又、外部シールドを設けなくてもよく、碍
管の小径化,コスト低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるブッシングの縦断面図
である。
【図2】ブッシングの電位分布を示した一部拡大縦断面
図である。
【図3】本発明の他の実施例であるブッシングの縦断面
図である。
【図4】図3の内部シールドを示す一部拡大縦断面図で
ある。
【図5】本発明の他の一実施例であるブッシングの縦断
面図である。
【図6】本発明の他の一実施例であるブッシングの縦断
面図である。
【図7】本発明の一実施例の碍管に複合碍管を用いた例
を示すブッシングの縦断面図である。
【図8】本発明の一実施例の碍管に複合碍管を用いたブ
ッシングの縦断面図である。
【図9】本発明の一実施例の碍管に複合碍管を用いたブ
ッシングの縦断面図である。
【図10】本発明の一実施例の上部及び下部に内部シー
ルドを適用したブッシングの縦断面図である。
【符号の説明】
101…碍管、101a…ノンセラミック碍管、102
…中心導体、103…高圧端子、104…碍管フラン
ジ、105…金属シース、106…円筒支持金具、10
7,107a,107b,107c,107d…リングシ
ールド、108,108a,108b,108c…支持
導体、109…等電位線、110,110d…円軸円筒
シールド、111a,111b,111c…支持絶縁
物、112…絶縁コーティング、113…外部下部シー
ルドリング、114…外部上部シールドリング、115
…FRP製の碍管、G,G1,G2,G3…シールド間
間隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山極 時生 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】碍管と、該碍管内に配置された中心導体
    と、該中心導体の周りに設置された内部シールドを備え
    たブッシングにおいて、 前記内部シールドを前記中心導体の軸方向に間隙を有し
    て複数個設け、かつ該複数個の内部シールドを導体で支
    持したことを特徴とするブッシング。
  2. 【請求項2】請求項1のブッシングにおいて、 前記複数個の内部シールドが接地電位に設定されている
    ことを特徴とするブッシング。
  3. 【請求項3】請求項1のブッシングにおいて、 前記複数個の内部シールド間の間隙を前記中心導体の高
    圧端子側が順次大きくなるように前記内部シールドを設
    置したことを特徴とするブッシング。
  4. 【請求項4】請求項1のブッシングにおいて、 前記複数個の内部シールドの内径を前記中心導体の高圧
    端子側に向かって順次小さく、もしくは少なくとも前記
    中心導体の高圧端子側の内部シールドの内径を小さく構
    成したことを特徴とするブッシング。
  5. 【請求項5】請求項1のブッシングにおいて、 前記複数個の内部シールド間を絶縁部材で接続したこと
    を特徴とするブッシング。
  6. 【請求項6】請求項1のブッシングにおいて、 少なくとも前記高圧端子側の内部シールドを絶縁コーテ
    ィングしたことを特徴とするブッシング。
  7. 【請求項7】請求項1のブッシングにおいて、 前記中心導体の高圧端子部に高圧端子の電圧と同電位と
    なる中心導体の周りを囲み、且つブッシングの軸方向に
    前記同電位部材よりも長さの短い前記高圧端子と同電位
    の複数のシールド、もしくは円筒シールドと長さの短い
    シールドを設けたことを特徴とするブッシング。
  8. 【請求項8】請求項1のブッシングにおいて、 前記複数個の内部シールドのうち、少なくとも1個の内
    部シールドがドーナッツ状のリングシールドで構成され
    ていることを特徴とするブッシング。
  9. 【請求項9】請求項1のブッシングにおいて、 前記碍管が、複合碍管で構成されていることを特徴とす
    るブッシング。
  10. 【請求項10】請求項1のブッシングにおいて、 前記複数個設けられた内部シールドのうち、接地電位側
    の内部シールドの形状を前記碍管内壁から内部シールド
    までの距離よりも、内部シールドの前記中心導体に沿っ
    た長さを大きくしたことを特徴とするブッシング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018521455A (ja) * 2015-05-19 2018-08-02 タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド 絶縁アセンブリ
CN108766682A (zh) * 2018-04-24 2018-11-06 河南平高电气股份有限公司 高压套管及使用该高压套管的高压电器设备

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