JPH11288604A - 斜面の照明をも行なう斜面保護工法及びこれに使用する斜面保護部材 - Google Patents

斜面の照明をも行なう斜面保護工法及びこれに使用する斜面保護部材

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JPH11288604A
JPH11288604A JP10090172A JP9017298A JPH11288604A JP H11288604 A JPH11288604 A JP H11288604A JP 10090172 A JP10090172 A JP 10090172A JP 9017298 A JP9017298 A JP 9017298A JP H11288604 A JPH11288604 A JP H11288604A
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slope
protection member
slope protection
lighting
road
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JP10090172A
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English (en)
Inventor
Toshimichi Nakayama
利通 中山
Hisakazu Fujita
久数 藤田
Seiichi Mori
清一 森
Nobuyuki Nakamura
延之 中村
Keiichi Yamamoto
慶市 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamagiwa Corp
Ibiden Greentec Co Ltd
Original Assignee
Yamagiwa Corp
Ibiden Greentec Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

Abstract

(57)【要約】 【課題】斜面の保護を行うことができることは勿論のこ
と、法面保護部材それ自体に照明器具を取付けて、この
照明器具により法面保護部材上、またはその近傍を言わ
ば間接的に照明してこれを設置した斜面の夜間における
景観向上や、斜面上の植生植物の育成を図るようにした
斜面の照明をも行なう保護工法を提供すること。 【解決手段】地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あ
るいはトンネル坑口等の一部平坦部も含む斜面200上
に配置されて、この斜面200の保護を行う斜面保護部
材100に、当該斜面保護部材100またはその近傍を
照らす照明器具20を取付けて、これら照明器具20を
有した斜面保護部材100を所定形状に配列することに
より、これらの斜面保護部材100によって斜面200
の保護を行うと同時に、夜間での各照明器具20の作動
により、夜間における当該斜面200の景観向上や植生
植物の育成等を図るようにしたことを特徴とする斜面2
00の照明をも行なう保護工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜面を保護するた
めの斜面保護部材に関し、特に、斜面等の照明をも行っ
て、斜面及びその周辺の景観向上等を図るようにした斜
面保護部材、及びこれを使用した斜面の照明をも行なう
保護工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁あ
るいはトンネル坑口等の斜面は、これを何等かの手段に
よって保護しておかなければならないものであるが、こ
のような保護は、斜面上にモルタルを吹き付けたり、あ
るいは保護強度を十分なものにし得る法枠のための保護
ブロック等を配置したり、前記擁壁で覆ったりして行わ
れている。
【0003】このような擁壁や保護ブロックによる斜面
の保護は、これらが種々改良されてきているが、景観を
向上させるという点では未だ不十分なものであった。例
えば、高速道路沿線やインター・チェンジ等の法面で
は、その照明を、多数のポールを立設してその上端に設
けた照明器具によって行うことがなされている。しかし
ながら、林立したポールは昼間においては単に目障りな
ものであり、むしろ道路沿線やインター・チェンジ等の
斜面の景観を損ねているものとなっている。
【0004】また、上記のような照明器具は、所謂直接
照明を行うものであるから、これによって斜面の照明が
なされると同時に、付近を通る人の目にもその光が直接
入ることになり、まぶしさを与えるものでもある。この
ため、折角ライト・アップされている斜面も、照明器具
から直接来る光に邪魔されて、その付近を通る人には目
に入りにくく、何のためのライト・アップか、というこ
とになる。
【0005】特に、近年において、例えば広い面積の斜
面に保護ブロックを多数配列施工するような人造構造物
を構築する場合には、それがもたらす景観を良好にする
ことが、その構造物本来の目的を達成する他に求められ
てきつつある。
【0006】すなわち、人造構造物を構築する場合に
は、その周辺の景観をむしろ積極的に向上させて、生活
環境の向上や人間性回復をも行えるようにすることが求
められてきている。その例を示すと、例えば法面につい
て言えば、これに積極的に植物を植えつけて、自然環境
に近いものとする法面植生工法が種々提案されてきてい
る。
【0007】しかも、その人為的に建造した構造物によ
る景観の向上は、万人に受け入れられるものでなければ
ならないことは当然であるが、できれば地域の特性を考
慮して活性化や再生化を図るようなものであることがよ
り一層好ましいものである。
【0008】そして、前述した道路沿線のライト・アッ
プに関して言えば、むしろドライバーや通行人に精神的
な安らぎを与え、ゆとりと心の潤いをもった気分で道路
を通行できればより好ましいものである。
【0009】そこで、本発明者等は、以上のような要望
をも満足しながら、しかも斜面の保護をも同時に行うよ
うにするにはどうしたらよいかについて種々検討を重ね
てきた結果、本発明を完成したのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、斜面の保護を行いながらその付近の景観の向
上を図ることのできる斜面の照明をも行なう保護工法、
及び斜面保護部材を提供することである。
【0011】より詳しくは、請求項1に係る発明の目的
とするところは、斜面の保護を行うことができることは
勿論のこと、法面保護部材それ自体に照明器具を取付け
て、この照明器具により法面保護部材上、またはその近
傍を言わば間接的に照明してこれを設置した斜面の夜間
における景観向上や、斜面上の植生植物の育成を図るよ
うにした斜面の照明をも行なう保護工法を提供すること
にある。
【0012】請求項2に係る発明の目的とするところ
は、請求項1の発明と同様な目的を達成することができ
る他、太陽エネルギーをも有効に利用することができる
ようにした斜面の照明をも行なう保護工法を提供するこ
とにある。
【0013】また、請求項3及び請求項4に係る発明の
目的とするところは、請求項1に係る照明をも行なう保
護工法を具体的に実施することができるようにした斜面
保護部材を提供することにあり、請求項5に係る発明の
目的とするところは、太陽エネルギーをも有効に利用す
ることができるようにした斜面保護部材を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実
施形態の説明中において使用する符号を付して説明する
と、「地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あるいは
トンネル坑口等の一部平坦部も含む斜面200上に配置
されて、この斜面200の保護を行う斜面保護部材10
0に、当該斜面保護部材100またはその近傍を照らす
照明器具20を取付けて、これら照明器具20を有した
斜面保護部材100を所定形状に配列することにより、
これらの斜面保護部材100によって斜面200の保護
を行うと同時に、夜間での各照明器具20の作動によ
り、夜間における当該斜面200の景観向上や植生植物
の育成等を図るようにしたことを特徴とする斜面200
の照明をも行なう保護工法」である。
【0015】すなわち、本発明に係る斜面の照明をも行
なう保護工法は、本来的には斜面200の保護を行う目
的で開発された斜面保護部材100に、この斜面保護部
材100上または周辺を照明するための照明器具20を
取付けて、これら照明器具20を有した斜面保護部材1
00を斜面200上に所定形状に配列することにより、
斜面保護部材100上またはその近傍を照明するように
したものである。
【0016】これにより、当該方法を採用した斜面20
0上を言わば間接的に照明して、斜面200の夜間にお
ける景観を、例えば図2に示したように向上させるよう
にしたものである。
【0017】そして、当該斜面の照明をも行なう保護工
法は、これを採用した斜面200の昼間での景観をも図
1にも示したように、ポールや支柱の乱立がないように
することによって向上させるようにしたものである。
【0018】そのために、この請求項1に係る斜面の照
明をも行なう保護工法では、図3に示した交点ブロック
100a、図4に示したコラムフレーム100b、図6
に示した交点ブロック100c、あるいは図9や図10
に示したプレキャストブロック100dを含む斜面保護
部材100に照明器具20を設けておくとともに、この
照明器具20を有した斜面保護部材100を所定形状に
配列施工する必要があるものである。
【0019】勿論、各斜面保護部材100は、本来的に
は斜面200を保護するためのものであるから、斜面2
00の崩壊等を防止することになることは言うまでもな
い。
【0020】また、上記課題を解決するために、請求項
2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に係る斜面
の照明をも行なう保護工法について、各照明器具20に
対する給電は、市販電力(いわゆる買電)、斜面保護部
材100上あるいはこれらの間に位置する当該斜面20
0上に配置した太陽電池40からの電力を蓄積した蓄電
池41からの電力、あるいはこれら電力の併用によって
行うようにしたことである。
【0021】すなわち、この請求項2の斜面の照明をも
行なう保護工法では、各照明器具20に対する電力供給
を、市販電力をそのまま採用するだけでなく、各斜面保
護部材100またはその周辺の斜面200上に設けた太
陽電池40によって得られた電力をも有効に利用しよう
というものである。
【0022】さらに、上記課題を解決するために、請求
項3に係る発明の採った手段は、「地山、造成地や道路
沿線の法面、擁壁、あるいはトンネル坑口等の斜面20
0上に配置して、この斜面200の保護を行う斜面保護
部材100であって、この斜面保護部材100が複数の
腕部11を有した放射状のものである場合には、その中
央部上面12または各腕部11間の隅部14に、また当
該斜面保護部材100が放射状でない場合には、その中
央部上面12または角部15に、当該斜面保護部材10
0またはその近傍を照らす照明器具20を設けて、当該
斜面保護部材100を斜面200上に設置することによ
り、斜面200の保護を行うと同時に、夜間での照明器
具20の作動によって当該斜面200の景観向上や植生
植物の育成等を図るようにしたことを特徴とする斜面保
護部材100」である。
【0023】すなわち、この請求項3に係る斜面保護部
材100は、前述した本発明に係る斜面の照明をも行な
う保護工法を具体的に実施するにあたって採用されるも
のの基本的構成例を示すものであり、当該斜面保護部材
100が図3の交点ブロック100aや図6の交点ブロ
ック100cのように、腕部11を放射状に有するタイ
プのものである場合には、照明器具20を各腕部11間
に位置する隅部14あるいは上面12上に設け、また図
9や図10に示したような腕部11のないプレキャスト
ブロック100dであれば、照明器具20を角部15あ
るいは上面12上に設けるようにしたものである。
【0024】照明器具20を、各斜面保護部材100を
構成している基体10の上面12側に設ければ、これら
の照明器具20は上面12上や腕部11上を照らすこと
になり、例えば、図2に示したような景観を作り出すも
のである。また、照明器具20を、交点ブロック100
a、コラムフレーム100bあるいは交点ブロック10
0cの隅部14に設ければ、その近傍に位置する斜面2
00上をこれらの照明器具20が部分的に照らすことに
なり、例えば図5に示すような景観を形成することにな
るものである。
【0025】請求項4に係る発明の採った手段は、「地
山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あるいはトンネル
坑口等の斜面200上に配置されて、アンカー30等の
取付部材によって斜面200上に固定される斜面保護部
材100であって、アンカー30等の取付部材のヘッド
部31に照明器具20を取付けて、当該斜面保護部材1
00により斜面200の保護を行うと同時に、夜間での
照明器具20の作動により、当該斜面200の景観向上
や植生植物の育成等を図るようにしたことを特徴とする
斜面保護部材100」である。
【0026】すなわち、斜面保護部材100は、図4に
も示すように、アンカー30によって斜面200上に固
定(一次緊張)させることが多いものであり、しかも上
方に突出したアンカー30の先端はヘッド部31によっ
て覆蓋されることの多いものである。そこで、この請求
項4に係る斜面保護部材100では、これに使用される
アンカー30のヘッド部31に照明器具20を取付ける
ようにして、斜面保護部材100側に特別な加工をしな
くても、照明器具20の取付けが行えるようにしたもの
である。
【0027】そして、上記課題を解決するために、請求
項5に係る発明の採った手段は、上記請求項3または請
求項4に係る斜面保護部材100について、表面に太陽
電池40を一体化して、この太陽電池40からの電力を
照明器具20において使用できるようにしたことであ
る。
【0028】すなわち、この請求項5に係る斜面保護部
材100では、これが設置される場所に降り注ぐ太陽エ
ネルギーをも十分活用できるようにしたものであり、い
わゆる省エネ対策を施したものなのである。
【0029】
【発明の実施の形態】以上のように構成した各発明を、
図面に示した実施の形態に基づいて説明するが、これら
の実施形態は、主として請求項3〜5のいずれかの斜面
保護部材100を示すものであり、これら各斜面保護部
材100は、これを実際に施工することが、請求項1ま
たは請求項2に係る発明を実施することになって、これ
らの斜面の照明をも行なう保護工法を実質的に含むもの
であるから、以下、各斜面保護部材100を中心に説明
を行う。
【0030】図1において、本発明に係る斜面の照明を
も行なう保護工法を採用しながら斜面保護部材100に
よる保護を行った斜面200の昼間の状態が示してあ
る。すなわち、この斜面200は、道路沿いの地山を整
地して、例えば図3に示した交点ブロック100aのよ
うな斜面保護部材100を多数配列して形成したもので
ある。
【0031】さらに、各斜面保護部材100を構成して
いる基体10から四方に放射状に伸びている腕部11を
直接接続するか、互いに離れた各腕部11間にこれらを
連続させる部分をコンクリートによって形成することに
より、図1に示したような格子状の斜面保護枠を表面に
形成することもできる。
【0032】そして、各斜面保護部材100(交点ブロ
ック100a)の基体10の上面12には、図1及び図
3に示したように、照明器具20が設けてあり、これら
照明器具20に対しては、各斜面保護部材100内に埋
設した配線を介して電力を供給するようにしてある。
【0033】このような斜面保護部材100は、図9や
図10に示したようなプレキャストブロック100dと
して、工場で予め形成しておくものであってもよいし、
整地に地山や法面上で直接現場で形成するようにしても
よい。
【0034】いずれにしても、図3に示したような斜面
保護部材100では、その基体10の上面12を照らす
ことになる照明器具20を当該斜面保護部材100の中
央上面に設けておくものである。
【0035】以上のように、照明器具20を有した多数
の斜面保護部材100を所定形状に配置した場合には、
図1に示したように、ポールの乱立は全く見られないも
のであり、オリジナリティーを有するデザインのものと
なっている。
【0036】特に、この図1に示した例では、各斜面保
護部材100にて形成した格子状の斜面保護枠から露出
している部分に植生を施すようにしているから、道路沿
いに無味乾燥な人造構造物が連続するというイメージを
与えないようにしていて、昼間の景観の向上が図られて
いる。
【0037】これに対して、当該斜面200の夜間にお
ける景観はというと、図2に示したようになる。すなわ
ち、各斜面保護部材100に設けた照明器具20が点灯
されて、各斜面保護部材100を構成している基体10
の上面12や、これに連続する腕部11が照らされるこ
とになり、全体として、格子状の斜面保護枠が斜面20
0上に浮かび上がることになるのである。
【0038】この浮かび上がった斜面保護枠は、当該斜
面200の直近を通っている道路を通行する人にとって
のガイド灯ともなるのであり、その光は言わば間接照明
であるためやわらかい感じを与えるものであり、例えば
道路を通行する車の運転者や同乗者に対して安らぎを与
えるものとなるのである。
【0039】換言すれば、この斜面200上に浮かび上
がった斜面保護枠は、街路灯のようなまぶしさを人に与
えるものではないから、道路の通行を邪魔することはな
く、逆にやわらかい光で道路の案内を行うことになるの
であり、通行者は安心してゆとりをもち通行することが
できるのである。
【0040】図5に示した他の例の場合は、各斜面保護
部材100の隅部14に照明器具20を設けておいて、
これらの斜面保護部材100によって格子状に形成した
斜面保護枠の間に、市松模様に植生した部分を形成して
おいて、この植生部分の各コーナー部を各照明器具20
によって照らすようにしているものである。
【0041】この場合においては、植生植物に対して光
を与えることになり、植生植物の成育を助長するととも
にその美しさを浮かび上がらせ、かつ斜面200の略全
体を浮かび上がらせることができるものである。
【0042】従って、このような斜面200が造成地を
構成するものであって、その上に住宅が形成されていれ
ば、その住宅から洩れてくる光と相まって、当該造成地
は、あたかも不夜城のように浮かび上がることになるの
である。
【0043】勿論、この図5に示したような斜面200
の下側に道路があれば、これを通行する人に安らぎを与
えることは、図2に示したものと同様である。
【0044】本発明に係る斜面の照明をも行なう保護工
法は、上記の図2や図5に例示したような場合に限ら
ず、例えばある地域を囲んでいる山や丘に適用するとと
もに、各斜面保護部材100の配列を工夫することによ
り、その地域の特徴(特性)を示すキャッチフレーズや
標語、あるいは図形等が夜間に浮かび上がるようにすれ
ば、その地域の活性化の一助ともなる。
【0045】さて、以上のような作用をなすための斜面
保護部材100であるが、代表的には図3に示したもの
のように構成される。すなわち、図3に示した斜面保護
部材100は、コンクリートによって工場で予め形成し
た十字状の交点ブロック100aであるが、この交点ブ
ロック100aの中心部、つまり基体10には照明器具
20が設けてあるものである。
【0046】この照明器具20は、これを設けた基体1
0の上面12上、あるいはこの基体10から放射状に突
出する4本の腕部11上を照らすことになるものであ
り、そのための配線は腕部11内等に予め埋設されてい
るものである。
【0047】照明器具20としては種々なものが考えら
れるが、白熱灯や水銀灯は勿論のこと、殺虫灯等であっ
てもよい。照明器具20が殺虫灯あれば、図5に示した
例のように、斜面200上の植生植物にとって害虫を殺
すことができるため、斜面200上の植生をより効果的
に行うことができるものである。
【0048】この照明器具20に対しては、当然その電
力供給が問題となるが、この電力は一般に買電を使用す
ればよいのであるが、特に好ましくは、太陽電池40に
よって得られた電力を照明器具近傍に蓄電した電力、あ
るいはこれと買電とを併用すればよい。
【0049】太陽電池40は、図7に示すように、当該
斜面保護部材100が施工される斜面200上に設ける
ようにしてもよいし、後述する図8に示した交点ブロッ
ク100cのように、当該太陽電池40の表面に設ける
ようにしてもよい。
【0050】このような太陽電池40を採用する場合に
は、斜面200のどこかに蓄電池41を設置しておく必
要があることはいうまでもない。
【0051】また、図3に示した交点ブロック100a
は、予め工場で形成しておくプレキャスト品であっても
よいが、斜面200上にコンクリートで直接施工するも
のであってもよいことは前述した通りである。
【0052】この種の斜面保護部材100は種々なもの
が考えられるものであるが、図4に示したように、その
基体10を斜面200上に固定したアンカー30に緊張
して構成するコラムフレーム100bを対象としてもよ
いものである。
【0053】図4に示したコラムフレーム100bは、
斜面200に対して立設固定したアンカー30に対して
緊張されるものであり、斜面200上に配置されるベー
スプレート51と、この上に一体化されてアンカー30
が挿通されるセンターボックス52と、このセンターボ
ックス52上に一体化されてアンカー30のヘッド部3
1からの力を受ける支圧板53と、センターボックス5
2に接続されて放射状に突出することになる複数のコラ
ム54とを有した受圧板50に対して、直接コンクリー
トを吹付けるか、あるいは受圧板50の周囲に組んだ型
枠にコンクリートを添着することにより形成されるもの
である。
【0054】つまり、このコラムフレーム100bにお
いては、その受圧板50をアンカー30を介して斜面2
00上に固定するものであり、アンカー30上にはヘッ
ド部31が設けられることになるものである。このヘッ
ド部31に対して、照明器具20を予め組み込んでおく
ことにより、本発明で述べている斜面保護部材100と
なるものである。
【0055】この図4に示したような受圧板50を使用
して斜面保護部材100とする場合には、照明器具20
のための配線をセンターボックス52やコラム54内に
通しておけばよいことになる。
【0056】図6には、斜面保護部材100として交点
ブロック100cを採用した場合の例が示してあるが、
この交点ブロック100cでは、その基体10をコンク
リートによって予め形成しておくときに、腕部11を後
にコンクリートで形成するための鉄筋11aを四方に突
出させておくものである。このため、中央のコンクリー
ト製の基体10は、小さな腕部11が突出する略四角形
状のものとしてあり、この基体10の腕部11間に位置
する隅部14に照明器具20が設けてあるのである。
【0057】この交点ブロック100cは、図5に示し
たような施工例の場合に適したものであり、例えば図6
に示した正面部と、その後側に位置する隅部14の2箇
所に照明器具20を設けたものである。
【0058】なお、この図6に示した交点ブロック10
0cの場合、各鉄筋11aを利用して互いに連結し合
い、この連結部をコンクリートで固めるか、あるいは各
鉄筋11a間に型枠を連結して、この型枠によって長い
腕部11を後から形成するものであり、これにより、斜
面200上に図5等に示したような格子状の斜面保護枠
を形成するものである。
【0059】勿論、この交点ブロック100cは、斜面
200上に固定したアンカー30によって一次緊張がな
されることもあるものであり、そのために、その基体1
0の中央にはアンカー30を挿通するための孔が形成し
てある。また、照明器具20のための配線は、コンクリ
ート中に埋められてしまう鉄筋11aに巻き付けておく
とよいものである。
【0060】前述したように、太陽電池40を採用する
場合には、図7に示した斜面200のように、各斜面保
護部材100からなる格子枠の間にこの太陽電池40を
配置することもよいが、図8に示した斜面保護部材10
0のように、その基体10または腕部11上に設けるよ
うにして実施してもよい。
【0061】なお、図7に示した太陽電池40の下側に
は、これが形成した電力を蓄めておくための蓄電池41
が配置してあり、この蓄電池41からの電力は、図示し
ないタイマー等の制御部を通して各照明器具20に供給
されるようになっている。
【0062】図8に示した斜面保護部材100は、その
基本構成を、斜面200上に固定したアンカー30によ
って一次緊張される交点ブロックとするものであり、そ
の基体10及び腕部11の上面に、架台42を介して太
陽電池40を一体化したものである。
【0063】勿論、この太陽電池40からの電力は、前
述したような蓄電池41に一旦貯め置かれるものであ
る。そして、この斜面保護部材100の各腕部11間に
位置する隅部14には、照明器具20が設けてあるので
ある。
【0064】なお、この実施形態における図8の斜面保
護部材100は、その下面側に膨張性充填材やセメント
液状物の注入可能な可撓性袋が配置してあり、これらの
ものによって、斜面200と斜面保護部材100との間
にできた隙間を埋めて、斜面200上の各斜面保護部材
100の安定化を図るようにしているものである。
【0065】さらに、図9及び図10には、工場におい
て、全体を予めコンクリートで形成するプレキャストブ
ロック100dの例が示してあり、このようなプレキャ
ストブロック100dの角部15や、中央上面に照明器
具20を設けるようにすることにより、本発明で述べて
いる斜面保護部材100とするものである。
【0066】以上のように、本発明において採用される
斜面保護部材100としては、図3に示した交点ブロッ
ク100a、図4に示したコラムフレーム100b、図
6や図8に示した交点ブロック100c、あるいは図9
及び図10に示したプレキャストブロック100d等、
種々な態様のものが採用されるのであるが、いずれも斜
面200の保護を行う作用を有している点で変わりはな
い。これら各斜面保護部材100は、斜面200上にそ
のまま載置されてコンクリートで互いに連結されたり、
あるいは個々にアンカー30により一次緊張された後
に、周辺をコンクリートで固める二次緊張されたりする
ものであったりするが、その各基体10あるいは腕部1
1等が斜面200上の崩壊を防止することは言うまでも
ない。
【0067】すなわち、各斜面保護部材100は、これ
が斜面200上に施工された後は、図1や図5に示した
ように、斜面200上を強固に保護する枠体として構成
されるものであるため、斜面200上での土砂の流亡や
崩壊を完全に阻止することになるのである。このこと
は、この種の斜面保護部材100における重要な目的で
もあり、効果でもあることは、従来のそれと変わりはな
い。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した通り、まず請求項1に係る
発明においては、上記実施形態において例示した如く、
「地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あるいはトン
ネル坑口等の斜面200上に配置されて、この斜面20
0の保護を行う斜面保護部材100に、当該斜面保護部
材100またはその近傍を照らす照明器具20を取付け
て、これら照明器具20を有した斜面保護部材100を
所定形状に配列することにより、これらの斜面保護部材
100によって斜面200の保護を行うと同時に、夜間
での各照明器具20の作動により、夜間における当該斜
面200の景観向上や植生植物の育成等を図るようにし
たこと」にその特徴があり、これにより、法面保護部材
それ自体に照明器具を取付けて、斜面の保護を行うこと
ができることは勿論のこと、この照明器具により法面保
護部材上、またはその近傍を言わば間接的に照明して、
これを設置した斜面の夜間における景観向上や、斜面上
の植生植物の育成を図るようにした斜面の照明をも行な
う保護工法を提供することができるのである。
【0069】すなわち、この請求項1に係る斜面の照明
をも行なう保護工法によれば、照明器具20を設けた斜
面保護部材100によって斜面200の保護が行えると
同時に、斜面200のやわらかな照明を行うことができ
るのであり、これにより、この斜面200の景観の向上
を図ることができる。
【0070】また、この請求項1の斜面の照明をも行な
う保護工法について、これに使用される各照明器具20
への電力供給を太陽電池40によっても行うようにすれ
ば、市販電力を引くことの困難な地域、山間部において
も、太陽電池40からの電力によって斜面200の景観
向上を図ることができるのである。
【0071】一方、請求項3に係る発明においては、同
様に、「地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あるい
はトンネル坑口等の斜面200上に配置して、この斜面
200の保護を行う斜面保護部材100であって、この
斜面保護部材100が複数の腕部11を有した放射状の
ものである場合には、その中央部上面12または各腕部
11間の隅部14に、また当該斜面保護部材100が放
射状でない場合には、その中央部上面12または角部1
5に、当該斜面保護部材100またはその近傍を照らす
照明器具20を設けて、当該斜面保護部材100を斜面
200上に設置することにより、斜面200の保護を行
うと同時に、夜間での照明器具20の作動によって当該
斜面200の景観向上や植生植物の育成等を図るように
した」にその構成上の特徴があり、また請求項4に係る
発明においては、「地山、造成地や道路沿線の法面、擁
壁、あるいはトンネル坑口等の斜面200上に配置され
て、アンカー30によって斜面200上に固定される斜
面保護部材100であって、アンカー30のヘッド部3
1に照明器具20を取付けて、当該斜面保護部材100
により斜面200の保護を行うと同時に、夜間での照明
器具20の作動により、当該斜面200の景観向上や植
生植物の育成等を図るようにした」にその構成上の特徴
があり、以上により、斜面の保護を行うことができるこ
とは勿論のこと、請求項1または2に係る照明をも行な
う保護工法を具体的に実施することができるのである。
【0072】以上のような、請求項1〜請求項4に係る
発明によれば、次のような効果がもたらされる。 (1)斜面の保護部材100の一形態である法枠を工場
で予め製造する時に、この法枠の一部に予め太陽電池を
蓄えた電力により作動する照明器具を組み込めるように
しておくことにより、クリーンエネルギーを利用できる
だけでなく、長い配線等を必要とせずにクリーンエネル
ギーの利用が行え、コンパクトで軽量な斜面保護部材を
提供することができる。 (2)法面上、道路わきに設置された擁壁上、トンネル
抗口、アンカーヘッド部等に取付けられる斜面保護部材
に上記の照明器具を取り付けておくことによりメンテナ
ンス(維持管理)が容易で、耐久性や外観上(見栄え)
が優れ植物の生育上好ましい条件を斜面等の法面上の緑
化資材に与えることができる。 (3)また、上記照明器具による夜間照明の提供によ
り、見る人、例えば通行人やその土地の住民等に安らぎ
や心に潤いを与え、秩序ある快適な空間づくり(アメニ
ティー社会の創出)等に役立つことができる。
【0073】そして、請求項5に係る斜面保護部材10
0においては、上記のような請求項3または請求項4に
係る斜面保護部材100について、表面に太陽電池40
を一体化して、この太陽電池40からの電力を照明器具
20において使用できるようにしたことにより、太陽エ
ネルギーをも有効に利用することができるようにした斜
面保護部材を提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る斜面の照明をも行なう保護工法を
適用した斜面の昼間の状態を示す斜視図である。
【図2】同斜面の夜間において各照明器具を作動させた
状態を示す斜視図である。
【図3】図1において使用されている斜面保護部材の拡
大斜視図である。
【図4】請求項4に係る斜面保護部材の一例であるコラ
ムフレームを示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る斜面の照明をも行なう保護工法の
他の例を適用した斜面の夜間における状態を示した斜視
図である。
【図6】斜面保護部材を構成するための交点ブロックの
一例を示す斜視図である。
【図7】各斜面保護部材に給電するための太陽電池及び
蓄電池を配置した斜面の斜視図である。
【図8】基体や腕部の上面に太陽電池を設けた斜面保護
部材の一例を示す縦断面図である。
【図9】本発明の斜面保護部材としてプレキャストブロ
ックを採用した場合の一例を示す斜面の斜視図である。
【図10】他のプレキャストブロックを採用して斜面保
護部材としたときの場合を示す斜面の斜視図である。
【符号の説明】
100 斜面保護部材 100a 交点ブロック 100b コラムフレーム 100c 交点ブロック 100d プレキャストブロック 10 基体 11 腕部 11a 鉄筋 12 上面 13 アンカー挿通孔 14 隅部 15 角部 20 照明器具 30 アンカー 31 ヘッド部 40 太陽電池 41 蓄電池 50 受圧板 200 斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 清一 岐阜県大垣市河間町3丁目55番地 イビデ ン工業株式会社内 (72)発明者 中村 延之 岐阜県大垣市河間町3丁目55番地 イビデ ン工業株式会社内 (72)発明者 山本 慶市 岐阜県大垣市河間町3丁目55番地 イビデ ン工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あ
    るいはトンネル坑口等の一部平坦部も含む斜面上に配置
    されて、この斜面の保護を行う斜面保護部材に当該斜面
    保護部材またはその近傍を照らす照明器具を取付けて、 これら照明器具を有するようにした斜面保護部材を所定
    形状に配列することにより、これらの斜面保護部材によ
    って前記斜面の保護を行うと同時に、夜間での前記各照
    明器具の作動により、夜間における当該斜面の景観向上
    や植生植物の育成等を図るようにしたことを特徴とする
    斜面の照明をも行なう保護工法。
  2. 【請求項2】前記各照明器具に対する給電は、市販電
    力、前記斜面保護部材上あるいはこれらの間に位置する
    当該斜面上に配置した太陽電池からの電力を蓄積した蓄
    電池からの電力、あるいはこれら電力の併用によって行
    うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の斜面の
    照明をも行なう保護工法。
  3. 【請求項3】地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あ
    るいはトンネル坑口等の斜面上に配置して、この斜面の
    保護を行う斜面保護部材であって、 この斜面保護部材が複数の腕部を有した放射状のもので
    ある場合には、その中央部上面または前記各腕部間の隅
    部に、また当該斜面保護部材が放射状でない場合には、
    その中央部上面または角部に、当該斜面保護部材または
    その近傍を照らす照明器具を設けて、 当該斜面保護部材を前記斜面上に設置することにより、
    前記斜面の保護を行うと同時に、夜間での前記照明器具
    の作動によって当該斜面の景観向上や植生植物の育成等
    を図るようにしたことを特徴とする斜面保護部材。
  4. 【請求項4】地山、造成地や道路沿線の法面、擁壁、あ
    るいはトンネル坑口等の斜面上に配置されて、アンカー
    等の取付部材によって前記斜面上に固定される斜面保護
    部材であって、 前記アンカー等の取付部材のヘッド部に照明器具を取付
    けて、当該斜面保護部材により前記斜面の保護を行うと
    同時に、夜間での前記照明器具の作動により、当該斜面
    の景観向上や植生植物の育成等を図るようにしたことを
    特徴とする斜面保護部材。
  5. 【請求項5】表面に太陽電池を取付けて一体化し、この
    太陽電池からの電力を前記照明器具において使用できる
    ようにしたことを特徴とする請求項3または請求項4に
    記載の斜面保護部材。
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