JPH1128826A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH1128826A
JPH1128826A JP20221597A JP20221597A JPH1128826A JP H1128826 A JPH1128826 A JP H1128826A JP 20221597 A JP20221597 A JP 20221597A JP 20221597 A JP20221597 A JP 20221597A JP H1128826 A JPH1128826 A JP H1128826A
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JP
Japan
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recording
temperature
ink
unit
head
Prior art date
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Application number
JP20221597A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Minamizawa
文宏 南沢
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクが凍っている場合は、記録ヘッドを非
駆動状態に制御してインクおよび記録用紙の無駄な消費
をなくすことができるインクジェット記録装置を実現す
る。 【解決手段】 ステップ100で電源ONを検出する
と、ステップ120で着信および印刷データの入力を禁
止する。続いてステップ140で記録ヘッドの温度TE
を検出し、その検出温度TEが、−5゜C以下の場合
は、検出温度TEの大きさに対応する時間のタイマをセ
ットし、タイムアップするまで記録ヘッドを非駆動状態
に維持する。そして、タイムアップし、ステップ200
で記録許可フラグが立ったことを検出すると、ステップ
220で着信禁止解除および印刷データ入力禁止解除を
実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクをノズルか
ら被記録媒体に向けて吐出することにより被記録媒体に
記録を行う記録ヘッドが備えられたインクジェット記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記インクジェット記録装置とし
ては、たとえば、ファクシミリおよびプリンタの双方の
機能を備えたものが知られている。また、上記インクジ
ェット記録装置に備えられた記録ヘッドとしては、たと
えばインク液滴を吐出するノズルと、このノズルに連通
するインク室と、電圧の印加により圧電歪みを発生し、
その圧電歪みによりインク室の容積を変化させるアクチ
ュエータと、インク室へインクを供給するインクカート
リッジとを備えたものが知られている。そして、上記イ
ンクジェット記録装置は、ファクシミリとして機能する
場合は、送信元のファクシミリから通信回線を介して送
信されたファクシミリデータに基づいて上記記録ヘッド
を駆動し、上記ファクシミリデータを記録用紙へ記録す
る。また、プリンタとして機能する場合は、コンピュー
タから出力された印刷データに基づいて上記記録ヘッド
を駆動し、上記印刷データを印刷用紙へ印刷する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記インク
ジェット記録装置は、通常はファクシミリモードに設定
しておき、必要に応じてプリンタモードに切替えること
が多い。そこで、上記インクジェット記録装置をファク
シミリモードに設定しておき、家を留守にする場合など
に、室温が氷点下になると、インクジェット記録装置の
記録ヘッド内のインクが凍ったり、インクの性質が劣化
する。したがって、そのようなインクの状態においてフ
ァクシミリデータが受信されると、記録ヘッドが駆動さ
れた場合にインクがノズルから正常に吐出されないた
め、受信したファクシミリデータの記録品質が低下す
る。このような場合、ファクシミリデータの送信元にフ
ァクシミリデータの再送信を依頼しなければならない。
また、インクおよび記録用紙が無駄に消費されるという
問題がある。
【0004】また、上記のようにインクの性質が劣化し
ている場合に、プリンタモードに切替えて印刷を実行す
ると、上記同様にインクがノズルから正常に吐出されな
いため、コンピュータから送信された印刷データの印刷
品質が低下する。このため、印刷のやり直しが必要とな
り、インクおよび印刷用紙が無駄に消費されるという問
題がある。つまり、上記従来のインクジェット記録装置
は、所定の温度下でインクの性質が劣化している状態で
あっても記録を実行してしまうという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、インクの温度が所定の
温度以下の場合は、記録ヘッドを非駆動状態に制御でき
るインクジェット記録装置を実現することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、インクをノズ
ルから被記録媒体に向けて吐出することにより前記被記
録媒体に記録を行う記録ヘッドと、この記録ヘッドを駆
動する駆動手段とが備えられたインクジェット記録装置
において、前記インクの温度を検出する温度検出手段
と、この温度検出手段により検出された検出温度が所定
の温度以下の場合は、前記駆動手段を所定の時間、非駆
動状態に制御する制御手段とが備えられたという技術的
手段を採用する。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のインクジェット記録装置において、前記制御手段
は、前記温度検出手段により検出された検出温度に対応
して前記所定の時間を設定する時間設定手段を備え、前
記時間設定手段により設定された前記所定の時間、前記
駆動手段を非駆動状態に制御するものであるという技術
的手段を採用する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドにより記録を行うための記録情報を通信
手段を介して受信する記録情報受信手段が備えられてお
り、前記駆動手段は、前記記録情報受信手段により受信
された記録情報に基づいて前記記録ヘッドを駆動するも
のであり、前記制御手段は、前記温度検出手段により検
出された検出温度が前記所定の温度以下である場合は、
前記記録情報受信手段を前記所定の時間、非受信状態に
することにより、前記駆動手段を非駆動状態に制御する
ものであるという技術的手段を採用する。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載のインクジェット記録装置において、前記記録情報受
信手段により受信された記録情報を記憶する記録情報記
憶手段が備えられており、前記駆動手段は、前記記録情
報記憶手段に記憶された記録情報に基づいて前記記録ヘ
ッドを駆動するものであり、前記制御手段は、前記温度
検出手段により検出された検出温度が前記所定の温度以
下である場合は、前記記録情報記憶手段に前記記録情報
受信手段により受信された記録情報を記憶させるととも
に、前記駆動手段を前記所定の時間、非駆動状態に制御
するものであるという技術的手段を採用する。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載のインクジェット記録装置において、前記制御手段に
は、前記記録情報記憶手段に記憶された前記記録情報の
記憶量が所定の量に達した場合に前記記録情報受信手段
を非受信状態に制御する受信制御手段が備えられたとい
う技術的手段を採用する。
【0011】
【作用】請求項1ないし請求項5に記載の発明では、イ
ンクの温度を検出する温度検出手段により検出された検
出温度が所定の温度以下の場合は、上記記録ヘッド制御
手段は、上記記録ヘッドを駆動する駆動手段を所定の時
間、非駆動状態に制御する。つまり、インクの温度が所
定の温度以下の場合は、インクの性質が劣化していると
推定されることから、インクの温度が上記所定の温度以
下の場合は、記録ヘッドの駆動を禁止し、記録のやり直
しや、インクおよび記録用紙の無駄な消費をなくすこと
ができる。
【0012】特に、請求項2に記載の発明では、上記温
度検出手段により検出された検出温度に対応した上記所
定の時間が、上記制御手段に備えられた時間設定手段に
より設定される。そして、上記制御手段は、上記設定さ
れた所定の時間、上記駆動手段を非駆動状態に制御す
る。つまり、記録ヘッドをインクの温度に応じた時間、
駆動しないようにできる。したがって、インクの温度が
インクの性質が回復するにまで上昇していないにもかか
わらず、記録ヘッドを駆動させてインクおよび記録用紙
を無駄に消費されることをなくすことができる。また、
記録ヘッドが非駆動状態に制御されるのは、上記所定の
時間であるため、その所定の時間が経過した後に、記録
ヘッドの非駆動状態を解除して記録を行うことができ
る。
【0013】また、請求項3に記載の発明では、上記記
録ヘッドにより記録を行うための記録情報を通信手段を
介して受信する記録情報受信手段が備えられており、上
記駆動手段は、その記録情報受信手段により受信された
記録情報に基づいて記録ヘッドを駆動するものである場
合に、上記制御手段は、上記温度検出手段により検出さ
れた検出温度が上記所定の温度以下である場合は、上記
記録情報受信手段をその所定の時間、非受信状態にする
ことにより、駆動手段を非駆動状態に制御する。つま
り、インクジェット記録装置に、記録情報を通信手段を
介して受信して記録する機能が備えられている場合に、
インクの温度が所定の温度以下である場合は、記録情報
の受信をしないようにすることにより、記録ヘッドを駆
動させないようにすることができる。
【0014】たとえば、後述する発明の実施の形態に記
載するように、インクジェット記録装置がファクシミリ
モードに設定されており、インクの温度が0゜C以下で
ある場合に、インクの温度が0゜Cを超えるまで着信を
禁止するように制御することができる。これにより、イ
ンクの温度が0゜C以下の場合に着信し、着信したファ
クシミリデータを記録ヘッドにより記録することによ
り、記録品質が低下したり、記録ができなかったりする
事態を回避し、インクおよび記録用紙の無駄な消費をな
くすことができる。
【0015】特に、請求項4に記載の発明では、上記記
録情報受信手段により受信された記録情報を記憶する記
録情報記憶手段が備えられており、上記駆動手段は、上
記記録情報記憶手段に記憶された記録情報に基づいて前
記記録ヘッドを駆動するものである場合に、上記制御手
段は、上記温度検出手段により検出された検出温度が上
記所定の温度以下である場合は、上記記録情報記憶手段
に上記記録情報受信手段により受信された記録情報を記
憶させるとともに、駆動手段を上記所定の時間、非駆動
状態に制御する。つまり、上記駆動手段が所定の時間、
非駆動状態に制御されている間に、上記記録情報受信手
段により受信された記録情報を上記記録情報記憶手段に
記憶させることができる。
【0016】たとえば、後述する発明の実施の形態に記
載するように、記録ヘッドの駆動が禁止されている間に
着信があり、ファクシミリデータを受信した場合であっ
ても、その受信したファクシミリデータを記録情報記憶
手段たるRAMに記憶しておくことができる。 これに
より、インクの性質が回復した後でRAMに記憶されて
いるファクシミリデータを読出して記録を行うことがで
きるため、ファクシミリデータの送信先に対してファク
シミリデータの再送信を依頼する必要がなくなる。ま
た、インクおよび記録用紙の無駄な消費を減らすことが
できる。
【0017】特に、請求項5に記載の発明では、上記記
録情報記憶手段に記憶された記録情報の記憶量が所定の
量に達した場合に上記記録情報受信手段を非受信状態に
制御する受信制御手段を備えるため、送信元は、通信の
中断を知ることができる。つまり、受信できなかった記
録情報が存在することを送信元に知らせることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェット記
録装置の一実施形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明実施形態のインクジェット記録装置の外
観を示す斜視図である。 なお、以下の実施形態では、
インクジェット記録装置として、ファクシミリおよびプ
リンタの双方の機能を備えたマルチファンクションタイ
プのインクジェット記録装置(以下、記録装置と略称す
る)を代表に説明する。
【0019】記録装置1には、箱形状のハウジング2が
備えられており、このハウジング2の上面前部には操作
パネル3が設けられている。操作パネル3には、ファク
シミリデータの送信先のFAX番号やコピー枚数などを
入力するための「0」〜「9」のテンキー3a、ファク
シミリデータの送信開始やコピーを指示するためのスタ
ートボタン3b、ファクシミリデータの送信中止やコピ
ー中止を指示するためのストップボタン3c、短縮FA
X番号を用いてファクシミリデータを送信するための短
縮ダイヤルボタン3d、ファクシミリモードとプリンタ
モードとを切替えるための切替ボタン3e、原稿の読取
精度やコピー濃度などを設定するための設定ボタン3f
などが設けられている。
【0020】操作パネル3の後部には、送信先のFAX
番号、送信状態およびコピー状態などを表示する液晶表
示部(LCD)4が設けられており、この液晶表示部4
の後部には、送信原稿やコピー原稿をセットする原稿セ
ット部5が設けられている。この原稿セット部5にセッ
トされた原稿は、ハウジング2の内部に設けられた紙送
り機構(図示省略)によってハウジング2の内部へ搬送
され、この搬送された原稿の記録部分は、イメージスキ
ャナ(図4に符号45で示す)によって読み取られる。
この読取られた原稿は、操作パネル3の下方に設けられ
た原稿排出口6を介してトレイ6a上に積層可能に排出
される。
【0021】原稿セット部5の後部には、受信したファ
クシミリデータや印刷データを記録するための記録用紙
をセットする記録用紙セット部7が設けられている。こ
の記録用紙セット部7には、複数枚の記録用紙を積層し
て収納可能な記録用紙カセット(図示省略)が着脱自在
に取り付けられる。この記録用紙カセットに収納された
記録用紙は、上記紙送り機構によってハウジング2の内
部へ搬送され、この搬送された記録用紙は、記録ヘッド
(図2に符号20で示す)によってインクによる記録が
行われる。この記録された記録用紙は、トレイ6aの下
方に設けられた記録用紙排出部8から排出される。ま
た、ハウジング2の右側面下部には、この記録装置1の
電源をON、OFFするための電源スイッチ9が設けら
れており、ハウジング2の前面右下部には、映像信号を
入力するための映像入力端子10が設けられている。な
お、ハウジング2の左側面には、送信先と通話などを行
うための受話器(図示省略)が設けられている。
【0022】次に、記録装置1の内部構造について図2
を参照して説明する。図2は、記録装置1の内部機構の
うち、記録用紙に記録を行う部分を示し、イメージスキ
ャナを省略して示す説明図である。記録装置1には、図
中矢印F1で示す方向から給紙された記録用紙11を取
り込んで矢印F2で示す方向へ紙送りするプラテンロー
ラ12が備えられている。このプラテンローラ12の下
方には、プラテンローラ12の軸線と平行にキャリッジ
軸13が設けられており、このキャリッジ軸13には、
記録ヘッド20が搭載されたキャリッジ29が支持され
ている。キャリッジ軸13の左下にはキャリッジモータ
14が設けられており、キャリッジ軸13の右下にはプ
ーリ16が設けられている。キャリッジモータ14の回
転軸には、プーリ15が取付けられており、このプーリ
15とプーリ16には、無端状のベルト17が掛け渡さ
れている。
【0023】このベルト17には、キャリッジ29が取
付けられており、キャリッジ29は、キャリッジモータ
14の駆動により、キャリッジ軸13上を矢印F7およ
びF8方向にスライドする。記録ヘッド20には、ブラ
ックインクを吐出するブラック用ヘッド21と、イエロ
ーインクを吐出するイエロー用ヘッド22と、シアンイ
ンクを吐出するシアン用ヘッド23と、マゼンタインク
を吐出するマゼンタ用ヘッド24とが備えられている。
ブラック用ヘッド21には、ブラック用ヘッド21へブ
ラックインクを供給するブラックインクカートリッジ2
5が取付けられており、イエロー用ヘッド22には、イ
エロー用ヘッド22へイエローインクを供給するイエロ
ーインクカートリッジ26が取付けられている。また、
シアン用ヘッド23には、シアン用ヘッド23へシアン
インクを供給するシアンインクカートリッジ27が取付
けられており、マゼンタ用ヘッド24には、マゼンタ用
ヘッド24へマゼンタインクを供給するマゼンタインク
カートリッジ28が取付けられている。 なお、本実施
形態では、ブラックインクカートリッジ25の容積は、
20ccであり、他のカートリッジの容積は、それぞれ
10ccである。また、各カートリッジは、着脱自在に
取付けられている。
【0024】ここで、各ヘッド21ないし24の構成に
ついて図3を参照して説明する。図3は、インクジェッ
トヘッド20をノズル側から見た分解斜視説明図であ
る。なお、図3は、各ヘッドの構成を分かり易くするた
め、互いに間隔を置いて描かれているが、実際には、各
ヘッドは、一体形成されている。各ヘッド21ないし2
4には、ドロップ・オン・デマンド型のインクジェット
ヘッドのうち、たとえば、圧電セラミックスを利用した
せん断モード型のヘッド(たとば、特開昭63−247
051号公報に記載のもの)が用いられる。また、ヘッ
ド21ないし24のいずれかのヘッドの所定箇所には、
ヘッドの温度を検出する温度センサ(図4に符号62で
示す)が取付けられている。
【0025】各ヘッド21ないし24には、縦方向に複
数のノズル20bを有するノズルプレート20aがそれ
ぞれ形成されており、各ノズル20bは、ヘッド内に形
成されたインク室にそれぞれ連通している。そして、ヘ
ッドドライバIC(図4に符号58で示す)から出力さ
れた駆動信号により、圧電材料により形成されたインク
室の壁が変形し、インク室の容積が変化すると、そのイ
ンク室に連通するノズル20bからインク液滴20cが
吐出される。
【0026】この場合、ファクシミリデータを記録する
場合は、ブラック用ヘッド21のみが駆動され、ブラッ
ク用ヘッド21のノズル20bからブラックインク液滴
が吐出され、記録用紙11にブラックの記録が行われ
る。また、カラー印刷を行う場合は、ヘッド21ないし
24を選択的に駆動し、記録用紙11の上に着弾したイ
ンク液滴20c上に他の色のインク液滴20cを重ね合
わせて着弾させることにより、カラー印刷が行われる。
【0027】図2において、キャリッジ軸13に沿った
その下方には、リニア型のタイミングスリット63が設
けられており、キャリッジ29の前面下部には、上記タ
イミングスリット63に印されたスリットの間隔を読み
取ってキャリッジ29の位置に対応したパルス信号を出
力するエンコーダセンサ(図4に符号59で示す)が設
けられている。このエンコーダセンサから出力されるパ
ルス信号に基づいてCPU(図4に符号40で示す)に
よるキャリッジ29の速度制御が行われる。
【0028】プラテンローラ12の左端方向には、ノズ
ルのインク吐出機能を回復するために実行されるフラッ
シングの際に各ヘッド21ないし24から吐出されるイ
ンクを吸収するインク吸収パッド30が設けられてい
る。プラテンローラ12の右端方向には、各ヘッド21
ないし24のノズルから不良インクを吸引してインク吐
出機能を回復させるパージ装置31が配置されている。
このパージ装置31は、各ヘッドのノズルプレート20
aに被せる吸引キャップ32と、この吸引キャップ32
を図中矢印F3で示す方向に進出させるカム33と、吸
引キャップ32内を負圧にするポンプ34とから構成さ
れる。
【0029】また、吸引キャップ32の左側には、パー
ジングを行った各ヘッド21ないし24のノズルプレー
ト20aに付着したインクや異物を払拭するワイパ部材
35が設けられており、吸引キャップ32の右側には、
ホームポジションに復帰した記録ヘッド20の各ヘッド
21ないし24のノズルプレート20aにキャップ37
を矢印F5で示す方向に進出して蓋をし、各ノズル20
bの乾きを防止するキャッピング装置36が設けられて
いる。 さらに、図2には示さないが、後に図4の制御
系のブロック図に示すように、原稿に記録されたデータ
を読取るイメージスキャナ45と、このイメージスキャ
ナ45に対して原稿の送り込みおよび送り出しを行うイ
メージスキャナモータ(ISモータ)48と、相手ファ
クシミリ61から送信されたファクシミリデータを復調
し、または、イメージスキャナ45で読取られたデータ
を変調して相手方ファクシミリ61へ送出する通信用モ
デム60が備えられている。
【0030】次に、記録装置1の主な制御系の構成につ
いて、それをブロックで示す図4を参照して説明する。
記録装置1には、記録ヘッド20への記録指令、イメー
ジスキャナ45への読取指令などを行うCPU40が備
えられている。CPU40は、それらの指令のほか、温
度センサ62により検出された記録ヘッド20の温度の
大きさに基づいて通信用モデム60の着信を禁止する時
間を設定する制御、ヘッドドライバIC58の駆動を禁
止する時間を設定する制御、各モータの制御などを行
う。また、記録装置1には、相手ファクシミリ61から
送信され、通信用モデム60により受信されたファクシ
ミリデータ、あるいは、ホストコンピュータ64から出
力され、インターフェース41を介して入力された印刷
データを展開するゲートアレイ42とを備えている。
【0031】CPU40とゲートアレイ42とを接続す
るアドレスバスおよびデータバスには、CPU40によ
り実行される各種制御プログラム、送信先のFAX番号
などが記憶されているROM43、およびゲートアレイ
42に入力されたファクシミリデータ、または、記録デ
ータを蓄積するためのRAM44とが接続されており、
CPU40は、ROM43およびRAM44との間で必
要なデータの入出力を行う。また、ROM43には、図
5に示す待機時間テーブル43aが記憶されている。こ
の待機時間テーブル43aは、温度センサ62により検
出された検出温度TEと待機時間Tとを対応付けてテー
ブル形式で記憶するものであり、待機時間Tは、通信用
モデム60を非着信状態に設定している時間、または、
記録ヘッド20を非駆動状態に維持している時間として
用いられる。
【0032】ここで、記録装置1の電源を立ち上げた後
の記録ヘッド20およびインクの温度上昇特性について
図10を参照して説明する。図10は、−10゜Cの環
境下に置かれていた記録装置1の電源を立ち上げた場合
における記録ヘッド20およびインクカートリッジ内の
インクの温度上昇特性を示す特性図である。図10にお
いて、実線は記録ヘッド20の温度上昇特性を示し、一
点鎖線はインクカートリッジ内のインクの温度上昇特性
を示す。記録ヘッド20およびインクの温度は、最初は
環境温度の−10゜Cと等しく、その後、電源や暖房器
具から発生する熱の伝導により上昇するが、インクの温
度は、経過時間にほぼ比例して上昇するのに対し、記録
ヘッド20の温度は、急な勾配で上昇する。
【0033】たとえば、記録ヘッド20の温度およびイ
ンクカートリッジ内のインクの温度が0゜Cになるまで
に要する時間tは、記録ヘッド20が時間t1であるの
に対し、インクカートリッジ内のインクが時間t2であ
り、0゜Cになるまでの時間は、記録ヘッド20よりも
インクの方がΔt(=t2−t1)遅い。これは、イン
クの比熱が、記録ヘッド20の比熱より大きいためであ
る。
【0034】したがって、温度センサ62により検出さ
れた検出温度TEが0゜Cになっても、インクカートリ
ッジ内のインクの温度は、0゜Cより低い。このため、
温度センサ62によって検出される検出温度TEに基づ
いて記録ヘッド20を非駆動状態に維持する時間を設定
するには、そのことを予め加味しておく必要がある。ま
た、記録装置1で用いるインクは、−5゜C以下になる
と凍り始め、インクの性質が劣化するため、インクの温
度が−5゜Cを超えるまで、記録ヘッド20を非駆動状
態にして待機する必要がある。
【0035】そこで、本発明者は、検出温度TEと上記
待機時間との関係を実験により求めた。その結果は、図
5の待機時間テーブル43aに示すとおりである。つま
り、検出温度TEが−5゜C以下であり−10゜Cより
高い場合の待機時間Tは10分であり、検出温度TEが
−10゜C以下であり−15゜Cより高い場合の待機時
間Tは30分である。また、検出温度TEが−15゜C
以下であり−20゜Cより高い場合の待機時間Tは60
分であり、検出温度TEが−20゜C以下の場合の待機
時間Tは90分である。なお、インクカートリッジ内に
温度センサを設けてインクの温度を検出することも考え
られるが、インクカートリッジはインクがなくなるごと
に交換するものであるため、温度センサを設けられてい
る分、インクカートリッジの単価が高くなるため好まし
くない。
【0036】また、図4に示すように、ゲートアレイ4
2には、受信した各データをイメージデータとして一時
的に記憶するイメージメモリ54と、キャリッジ29の
移動速度を計測し、記録タイミングを決定するエンコー
ダセンサ59とが接続されている。ゲートアレイ42
は、キャリッジ29の移動にともない、エンコーダセン
サ59が出力した信号に基づいて記録クロック57を生
成する。さらに、ゲートアレイ42には、ヘッドドライ
バIC58が接続されており、このヘッドドライバIC
58は、ゲートアレイ42から出力された記録データ5
5、転送クロック56および記録クロック57に基づい
て動作し、記録ヘッド20を駆動する。
【0037】さらに、CPU40には記録用紙11の有
無を検出する記録用紙センサ50と、原稿がイメージス
キャナ45の読取部分にあることを検出するイメージス
キャナ部用紙センサ51と、キャリッジ29がホームポ
ジションにあることを検出するキャリッジ原点センサ5
2と、キャリッジモータ14を駆動するための第1のモ
ータドライバ45と、プラテンローラ12回転用のライ
ンフィードモータ47を駆動するための第2のモータド
ライバ46と、イメージスキャナモータ48を駆動する
ための第3のモータドライバ49と、各種の信号をCP
U40に与える操作パネル3とが接続されている。
【0038】次に、記録ヘッド20の温度が低い場合に
記録ヘッド20の駆動を禁止するためにCPU40によ
り実行される制御内容について図6ないし図8を参照し
て説明する。 図6は、CPU40により実行される主
制御の内容を示すメインフローチャートであり、図7
は、図6のステップ140において実行されるヘッド温
度TEを検出するための処理内容を示すフローチャート
である。図8(A)は、図6のステップ120において
実行される記録禁止処理の内容を示すフローチャートで
あり、同図(B)は、図6のステップ220において実
行される記録禁止解除処理の内容を示すフローチャート
である。 なお、ここでは、記録装置1は、切替ボタン
3eによりモードを切替えない限り、ファクシミリモー
ドが優先されるものとする。また、記録装置1は電源を
入れない状態で−8゜Cの室内に長時間放置されてお
り、記録ヘッド20およびインクカートリッジ内のイン
クの温度は、共に−8゜Cになっているものとする。さ
らに、記録装置1で用いるインクは、−5゜C以下にな
ると凍り始め、インクの性質が劣化するものとする。
【0039】まず、CPU40は、記録装置1の電源ス
イッチ9がON側に倒され、電源が立ち上がったことを
検出すると(ステップ100)、記録禁止処理を実行す
る(ステップ120)。記録禁止処理では、図8(A)
に示すように、通信用モデム60に対して着信禁止指令
信号を出力することにより通信用モデム60を非受信状
態に制御し(ステップ122)、ホストコンピュータ6
4から出力される印刷データの入力を禁止する(ステッ
プ124)。つまり、次のステップにおいてヘッド温度
TE検出処理の結果が出るまで記録ヘッド20を非駆動
状態に維持する。
【0040】そして、温度センサ62によって記録ヘッ
ド20の温度TEを検出するヘッド温度TE検出処理を
実行する(ステップ140)。このヘッド温度TE検出
処理では、図7に示すように、まず、温度センサ62に
よって検出されたヘッド温度TEが−5゜Cより高い温
度であるかを判定し(ステップ142)、ヘッド温度T
Eが−5゜Cより高い温度である場合は(ステップ14
2:Yes)、記録許可フラグを立て(ステップ14
4)、ヘッド温度TEが−5゜C以下である場合は(ス
テップ142:No)、ステップ146以降を実行し、
ヘッド温度TEに対応する待機時間Tを決定する。つま
り、記録装置1で用いるインクは、−5゜Cより低い温
度で凍り始め、インクの性質が劣化し、記録品質が低下
するためインクの温度が−5゜Cを超えるまで記録ヘッ
ド20を非駆動状態にして待機させる必要があるかを判
定する。
【0041】ここでは、インクの温度は、室温と同じ−
8゜Cであるため、ステップ146へ進む(ステップ1
42:No)。ステップ146では、ヘッド温度TEが
−5゜C以下であり、−10゜Cより高いかを判定す
る。ここでは、ヘッド温度TEは、−8゜Cであるため
ステップ148へ進み(ステップ126:Yes)、タ
イマTに10分をセットし、タイマTをスタートさせ
る。つまり、待機時間Tとして10分を設定する。続い
て、液晶表示部4に、たとえば、「ウォーミングアップ
中です。10分お待ち下さい。」というメッセージを表
示する(ステップ150)。
【0042】そして、10分経過し、タイムアップする
と(ステップ152:Yes)、液晶表示部4に、たと
えば、「記録できます。」というメッセージを表示し
(ステップ154)、記録許可フラグを立てる(ステッ
プ144)。続いて、図6のメイン制御へ戻り、記録許
可フラグが立っているかを判定するステップ200では
肯定判定され、ステップ220へ進み、記録禁止解除処
理を実行する。この記録禁止解除処理では、図8(B)
に示すように、通信用モデム60に対して着信禁止解除
信号を出力して通信用モデム60の非受信状態を受信待
機状態に制御し(ステップ222)、ホストコンピュー
タ64から出力される印刷データの入力禁止状態を解除
する(ステップ224)。
【0043】つまり、電源が立ち上がってから10分経
過すれば、電源や暖房器具から発生する熱の伝導によ
り、インクカートリッジ内のインクの温度は、−5゜C
より高くなっていると推定されるため、記録ヘッド20
を駆動可能状態にする。そして、CPU40は、ファク
シミリモードになっているかを判定し(ステップ24
0)、ファクシミリモードになっている場合は(ステッ
プ240:Yes)、ファクシミリモード処理を実行す
る(ステップ260)。つまり、受信待機状態におい
て、相手ファクシミリ61から送信されたファクシミリ
データを受信した場合は、記録ヘッド20を駆動して受
信したファクシミリデータを記録用紙11に記録する。
【0044】また、プリンタモードになっている場合は
(ステップ240:No)、プリンタモード処理を実行
する(ステップ280)。つまり、ホストコンピュータ
64から出力された印刷データを入力した場合は、その
入力した印刷データを記録ヘッド20により記録用紙1
1に記録する。なお、検出温度TEが、−10゜C以下
であり、−15゜Cより高い場合は(ステップ146:
No)、30分間待機し(ステップ156ないしステッ
プ164)、検出温度TEが、−15゜C以下であり、
−20゜Cより高い場合は(ステップ156:No)、
60分間待機し(ステップ166ないしステップ17
4)、検出温度TEが、−20゜C以下である場合は
(ステップ166:No)、90分間待機する(ステッ
プ176ないしステップ184)。つまり、検出温度T
Eが低いほど、インクの温度が−5゜Cより高くなるま
でに要する時間が長いため、検出温度TEの大きさに対
応する時間待機して、インクの温度が−5゜Cより高く
なるのを待つ。
【0045】以上のように、本実施形態の記録装置1
は、インクの温度が、−5゜C以下である場合は、イン
クの温度が−5゜Cより高くなるまで記録ヘッド20に
より記録を禁止することができる。したがって、インク
の性質が劣化している状態で記録ヘッド20を駆動して
記録品質が低い記録が行われるのを防止できる。しか
も、インクおよび記録用紙の無駄な消費をなくすことが
できる。
【0046】また、図8(A)に示した記録禁止処理と
して、図9に示す記録禁止処理を実行するプログラムを
用いることもできる。図9に示す記録禁止処理では、印
刷データの入力禁止処理を行い(ステップ126)、待
機中にファクシミリデータの着信があった場合は(ステ
ップ128:Yes)、その着信したファクシミリデー
タをRAM44に蓄積し(ステップ130)、その蓄積
されたファクシミリデータのデータ量BがB1以上にな
った場合に(ステップ132:Yes)、ファクシミリ
データの着信を禁止する(ステップ134)。つまり、
この記録禁止処理によれば、記録ヘッド20が非駆動状
態に制御されている間にファクシミリデータを受信した
場合であっても、その受信したファクシミリデータを記
憶しておき、その後待機状態が解除されたときに、記憶
されているファクシミリデータを読出して記録すること
ができる。また、通信の中断により、受信できなかった
記録情報が存在することを送信元に知らせることができ
る。
【0047】なお、上記実施形態では、記録ヘッド20
の温度に基づいてインクの温度を推定する手段を用いた
が、記録装置1が置かれている環境の温度を検出し、そ
の検出温度に基づいてインクの温度を推定する手段を用
いることもできる。また、上記待機時間Tの設定時間
は、インクカートリッジの容量やインクの性質などに対
応して変更することができる。さらに、上記実施形態で
は、検出温度TEを5゜C単位で判定して待機時間Tを
設定したが、5゜Cより小さい単位で判定し、待機時間
Tをより細かく設定することもできる。 また、上記実
施形態では、図6ないし図9のフローチャートにより示
される制御および処理を記録装置1に内蔵されたCPU
40に実行させたが、それらの制御および処理をホスト
コンピュータ64に実行させることもできる。
【0048】ところで、CPU40により実行されるス
テップ100からステップ280が、請求項1に記載の
制御手段として機能し、ステップ142からステップ1
84が、請求項2に記載の時間設定手段として機能す
る。また、CPU40により実行されるステップ126
からステップ134が、請求項5に記載の受信制御手段
として機能する。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、インク
の温度が所定の温度以下の場合は、記録ヘッドを駆動さ
せないことができるインクジェット記録装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の記録装置の外観を示す斜視図
である。
【図2】図1に示す記録装置の内部機構のうち、イメー
ジスキャナを省略して記録用紙に記録を行う部分を示す
説明図である。
【図3】インクジェットヘッドをインク液滴を吐出する
ノズルの形成されたノズルプレートから見た分解斜視説
明図である。
【図4】記録装置の主な制御系の構成をブロックで示す
説明図である。
【図5】待機時間テーブルの構成を示す説明図である。
【図6】CPU40により実行される主制御の内容を示
すメインフローチャートである。
【図7】図6のステップ140において実行されるヘッ
ド温度TEを検出するための処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図8】(A)は、図6のステップ120において実行
される記録禁止処理の内容を示すフローチャートであ
り、(B)は、図6のステップ220において実行され
る記録禁止解除処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【図9】図8(A)に示した記録禁止処理の変更例を示
すフローチャートである。
【図10】−10゜Cの環境下に置かれていた記録装置
1の電源を立ち上げた場合における記録ヘッド20およ
びインクカートリッジ内のインクの温度上昇特性を示す
特性図である。
【符号の説明】
1 記録装置 3 操作パネル 5 原稿セット部 7 記録用紙セット部 11 記録用紙 12 プラテンローラ 20 記録ヘッド 20b ノズル 21 ブラック用ヘッド 22 イエロー用ヘッド 23 マゼンタ用ヘッド 24 シアン用ヘッド 25 ブラックインクカートリッジ 26 イエローインクカートリッジ 27 マゼンタインクカートリッジ 28 シアンインクカートリッジ 40 CPU 45 イメージスキャナ 60 通信用モデム 58 ヘッドドライバIC 62 温度センサ T タイマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクをノズルから被記録媒体に向けて
    吐出することにより前記被記録媒体に記録を行う記録ヘ
    ッドと、 この記録ヘッドを駆動する駆動手段とが備えられたイン
    クジェット記録装置において、 前記インクの温度を検
    出する温度検出手段と、 この温度検出手段により検出された検出温度が所定の温
    度以下の場合は、前記駆動手段を所定の時間、非駆動状
    態に制御する制御手段とが備えられたことを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記温度検出手段により検出された検出温度に対応して
    前記所定の時間を設定する時間設定手段を備え、 前記時間設定手段により設定された前記所定の時間、前
    記駆動手段を非駆動状態に制御するものであることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドにより記録を行うための
    記録情報を通信手段を介して受信する記録情報受信手段
    が備えられており、 前記駆動手段は、 前記記録情報受信手段により受信された記録情報に基づ
    いて前記記録ヘッドを駆動するものであり、 前記制御手段は、 前記温度検出手段により検出された検出温度が前記所定
    の温度以下である場合は、前記記録情報受信手段を前記
    所定の時間、非受信状態にすることにより、前記駆動手
    段を非駆動状態に制御するものであることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記録情報受信手段により受信された
    記録情報を記憶する記録情報記憶手段が備えられてお
    り、 前記駆動手段は、 前記記録情報記憶手段に記憶された記録情報に基づいて
    前記記録ヘッドを駆動するものであり、 前記制御手段は、 前記温度検出手段により検出された検出温度が前記所定
    の温度以下である場合は、前記記録情報記憶手段に前記
    記録情報受信手段により受信された記録情報を記憶させ
    るとともに、前記駆動手段を前記所定の時間、非駆動状
    態に制御するものであることを特徴とする請求項3に記
    載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段には、 前記記録情報記憶手段に記憶された前記記録情報の記憶
    量が所定の量に達した場合に前記記録情報受信手段を非
    受信状態に制御する受信制御手段が備えられたことを特
    徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
JP20221597A 1997-07-10 1997-07-10 インクジェット記録装置 Pending JPH1128826A (ja)

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JP20221597A JPH1128826A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 インクジェット記録装置

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JPH1128826A true JPH1128826A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16453876

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JP20221597A Pending JPH1128826A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH1128826A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8297741B2 (en) 2009-09-18 2012-10-30 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
US9156253B2 (en) 2013-03-28 2015-10-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printer, liquid ejection device, and printing method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8297741B2 (en) 2009-09-18 2012-10-30 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
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