JPH11286035A - 射出成形機用ノズルヒーター - Google Patents
射出成形機用ノズルヒーターInfo
- Publication number
- JPH11286035A JPH11286035A JP9011598A JP9011598A JPH11286035A JP H11286035 A JPH11286035 A JP H11286035A JP 9011598 A JP9011598 A JP 9011598A JP 9011598 A JP9011598 A JP 9011598A JP H11286035 A JPH11286035 A JP H11286035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- nozzle
- molding machine
- injection molding
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出ノズルへのノズルヒータの着脱の都度、
常に同じノズル温度の制御性能が得られる射出成形機用
ノズルヒーターを提供する。 【解決手段】 射出成形機用ノズルヒーターは、シース
細管ヒータ−２の内側に、射出ノズル１と適度の嵌合を
持つ内スリーブ２を密着して構成されているので、シー
ス細管ヒーター２と射出ノズル１間の熱伝達率が定数と
なり、ノズルヒータの着脱の都度、常に同じノズル温度
の制御性能が得られる。なお、前記シース細管ヒータ−
２の外側に外スリーブ３を密着して設けてもよい。
常に同じノズル温度の制御性能が得られる射出成形機用
ノズルヒーターを提供する。 【解決手段】 射出成形機用ノズルヒーターは、シース
細管ヒータ−２の内側に、射出ノズル１と適度の嵌合を
持つ内スリーブ２を密着して構成されているので、シー
ス細管ヒーター２と射出ノズル１間の熱伝達率が定数と
なり、ノズルヒータの着脱の都度、常に同じノズル温度
の制御性能が得られる。なお、前記シース細管ヒータ−
２の外側に外スリーブ３を密着して設けてもよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の射出
ノズルのノズルヒーターに関するものである。
ノズルのノズルヒーターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２に示すように、射出成形機のシリン
ダ２１の先端部には、射出ノズル１が取り付けられてい
る。この射出ノズル１が金型２２にタッチし、スクリュ
２３が前進することにより金型キャビティ２２ａ内に溶
融樹脂が供給される。
ダ２１の先端部には、射出ノズル１が取り付けられてい
る。この射出ノズル１が金型２２にタッチし、スクリュ
２３が前進することにより金型キャビティ２２ａ内に溶
融樹脂が供給される。
【０００３】射出ノズル１は、通常、冷却された金型２
２にタッチして、金型キャビティ２２ａ内に所定の温度
に制御された溶融樹脂を供給する。そのため、従来、図
３に示すような円筒状のシース細管ヒーター２４が、バ
ンドカバー２５のナベネジ２６を締め付けることによ
り、射出ノズル１の外周壁に直接固定されている。な
お、シース細管ヒーター２４は、発熱応答特性がバンド
ヒーターより良好であるのでノズル温度の制御性能が優
れ、射出ノズル１に多く使用されている。
２にタッチして、金型キャビティ２２ａ内に所定の温度
に制御された溶融樹脂を供給する。そのため、従来、図
３に示すような円筒状のシース細管ヒーター２４が、バ
ンドカバー２５のナベネジ２６を締め付けることによ
り、射出ノズル１の外周壁に直接固定されている。な
お、シース細管ヒーター２４は、発熱応答特性がバンド
ヒーターより良好であるのでノズル温度の制御性能が優
れ、射出ノズル１に多く使用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のシース細管ヒー
ターと射出ノズル間の熱伝達率Ｈは、バンドカバーのナ
ベネジの締付力によって伝熱接触面積が変化するため、
一定の値をとらず、取り付けの都度変化する。そのた
め、ノズル温度の制御性能が著しく悪化（例えばヒータ
ーがＯＮしても射出ノズルに熱が伝達しにくくなり応答
性が悪化）する場合があった。
ターと射出ノズル間の熱伝達率Ｈは、バンドカバーのナ
ベネジの締付力によって伝熱接触面積が変化するため、
一定の値をとらず、取り付けの都度変化する。そのた
め、ノズル温度の制御性能が著しく悪化（例えばヒータ
ーがＯＮしても射出ノズルに熱が伝達しにくくなり応答
性が悪化）する場合があった。
【０００５】本発明は、射出ノズルへのノズルヒーター
の着脱の都度、常に同じノズル温度の制御性能が得られ
る射出成形機用ノズルヒーターを提供することを課題と
する。
の着脱の都度、常に同じノズル温度の制御性能が得られ
る射出成形機用ノズルヒーターを提供することを課題と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による射出成形機
用ノズルヒーターは、シース細管ヒーターの内側に、射
出ノズルと適度の嵌合を持つ内スリーブを密着して構成
されているので、シース細管ヒーターと射出ノズル間の
熱伝達率が定数となり、ノズルヒーターの着脱の都度、
常に同じノズル温度の制御が得られる。なお、前記シー
ス細管ヒーターの外側に外スリーブを密着して設けても
よい。
用ノズルヒーターは、シース細管ヒーターの内側に、射
出ノズルと適度の嵌合を持つ内スリーブを密着して構成
されているので、シース細管ヒーターと射出ノズル間の
熱伝達率が定数となり、ノズルヒーターの着脱の都度、
常に同じノズル温度の制御が得られる。なお、前記シー
ス細管ヒーターの外側に外スリーブを密着して設けても
よい。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき、図面を参照して説明する。
づき、図面を参照して説明する。
【０００８】図１は、本発明による射出成形機用ノズル
ヒーターの要部断面図である。
ヒーターの要部断面図である。
【０００９】同図に示すように、射出ノズル１のノズル
ヒーターは、シース細管ヒーター２の外周に外スリーブ
３を挿入した後、シース細管ヒーター２の内周に内スリ
ーブ４を挿入して一体に組み合わされて構成されてい
る。前記内スリーブ４の外径は、通常状態におけるシー
ス細管ヒーター２の内径より大としているので、上記組
み合わせにおいて、内スリーブ４、シース細管ヒーター
２および外スリーブ３は密着して一体となる。なお、上
記組み合わせの順序は必ずしも上記通りでなくてもよ
い。また、外スリーブ３は、必ずしもシース細管ヒータ
ー２と密着してなくても良い。
ヒーターは、シース細管ヒーター２の外周に外スリーブ
３を挿入した後、シース細管ヒーター２の内周に内スリ
ーブ４を挿入して一体に組み合わされて構成されてい
る。前記内スリーブ４の外径は、通常状態におけるシー
ス細管ヒーター２の内径より大としているので、上記組
み合わせにおいて、内スリーブ４、シース細管ヒーター
２および外スリーブ３は密着して一体となる。なお、上
記組み合わせの順序は必ずしも上記通りでなくてもよ
い。また、外スリーブ３は、必ずしもシース細管ヒータ
ー２と密着してなくても良い。
【００１０】上記ノズルヒータは、内スリーブ４を介し
て、射出ノズル１の外周壁に適度の嵌合をもって挿入さ
れるので、シース細管ヒーター２と射出ノズル１間の熱
伝達率を定数とすることができる。
て、射出ノズル１の外周壁に適度の嵌合をもって挿入さ
れるので、シース細管ヒーター２と射出ノズル１間の熱
伝達率を定数とすることができる。
【００１１】なお、ノズルヒーターの射出ノズル１への
位置決めは、内スリーブ４を、シース細管ヒーター２や
外スリーブ３より長くして、そこにビス５をネジ込んで
行っている。
位置決めは、内スリーブ４を、シース細管ヒーター２や
外スリーブ３より長くして、そこにビス５をネジ込んで
行っている。
【００１２】
【発明の効果】本発明によるノズルヒーターと射出ノズ
ル間の熱伝達率が定数であるため、ノズルヒーターの着
脱の都度、常に同じノズル温度の制御性能が得られる。
また、射出ノズルと内ノズルの嵌合の基準値の変化によ
って、より高い熱伝達率が得られ、ノズルの温度応答性
が良好となる。
ル間の熱伝達率が定数であるため、ノズルヒーターの着
脱の都度、常に同じノズル温度の制御性能が得られる。
また、射出ノズルと内ノズルの嵌合の基準値の変化によ
って、より高い熱伝達率が得られ、ノズルの温度応答性
が良好となる。
【図１】本発明による射出成形機用ノズルヒーターの部
分断面図である。
分断面図である。
【図２】射出ノズルへのノズルヒーターの取り付け状態
を示す図である。
を示す図である。
【図３】従来の射出成形機用ノズルヒーターの部分断面
図であり、図３（ａ）は正面図、図３（ｂ）はその側面
図である。
図であり、図３（ａ）は正面図、図３（ｂ）はその側面
図である。
１ 射出ノズル ２ シース細管ヒーター ３ 外スリーブ ４ 内スリーブ ５ ビス
Claims (2)
- 【請求項１】 シース細管ヒーター（２）の内側に、射
出ノズル（１）と適度の嵌合を持つ内スリーブ（４）を
密着してなる射出成形機用ノズルヒーター。 - 【請求項２】 シース細管ヒーター（２）の外側に外ス
リーブ（３）を密着してなる請求項１記載の射出成形機
用ノズルヒーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011598A JPH11286035A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 射出成形機用ノズルヒーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011598A JPH11286035A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 射出成形機用ノズルヒーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11286035A true JPH11286035A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13989527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9011598A Pending JPH11286035A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 射出成形機用ノズルヒーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11286035A (ja) |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP9011598A patent/JPH11286035A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE60325891D1 (en) | Spitze für thermisches trommelfellthermometer | |
| TW200916297A (en) | Hot-runner nozzle with temperature sensor | |
| US6252210B1 (en) | Electrical sleeve heater with built-in thermal sensor | |
| CA2501784C (en) | Apparatus for retaining a heater and thermocouple on an injection molding nozzle | |
| KR20020063821A (ko) | 점도의 온도의존성이 높은 수지의 사출성형용 노즐 | |
| JPH11286035A (ja) | 射出成形機用ノズルヒーター | |
| JP2004025812A (ja) | ホットランナー型を有する射出金型 | |
| JPH07323442A (ja) | 射出成形機のノズル装置 | |
| US20140284399A1 (en) | Injection molding nozzle with two-part material pipe | |
| JP2006044274A (ja) | 射出成形金型用の加熱型ノズル | |
| JP2006306318A (ja) | ヒータ内蔵グリップ | |
| JP2000263592A (ja) | 射出成形機のノズル装置 | |
| JP3987453B2 (ja) | ホットランナノズル取付構造 | |
| JP2001259498A (ja) | 温調器付きディスペンサー | |
| JPH06127187A (ja) | 筆記具 | |
| JP3273236B2 (ja) | 射出成形機の加熱バレル | |
| CN220409661U (zh) | 一种3d打印机喷头加热套件 | |
| JPH10249903A (ja) | ノズル用ヒータ | |
| KR200205936Y1 (ko) | 사출성형기용 온도센서 | |
| JPH09239781A (ja) | 射出ノズル | |
| JP2001242016A (ja) | 電子体温計 | |
| JP2678960B2 (ja) | 射出ユニットのシリンダアセンブリ | |
| JP2002276641A (ja) | 締結方法と締結機構 | |
| KR200201987Y1 (ko) | 차체패널의 드레인 홀에의 장착용 플러그 | |
| JP2003200474A (ja) | 射出成形機のチップノズルおよびアダプタ |