JPH11285992A - リニアボイスコイルアクチュエ―タ用把持器およびその把持方法 - Google Patents

リニアボイスコイルアクチュエ―タ用把持器およびその把持方法

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JPH11285992A
JPH11285992A JP11037478A JP3747899A JPH11285992A JP H11285992 A JPH11285992 A JP H11285992A JP 11037478 A JP11037478 A JP 11037478A JP 3747899 A JP3747899 A JP 3747899A JP H11285992 A JPH11285992 A JP H11285992A
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Japan
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grip
magnetic field
gripper
housing
rail
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JP11037478A
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Edward A Neff
エー.ネフ エドワード
Tsung Chen Chaa
ツング チェン チャー
Hans Portegies
ポーテギュイズ ハンス
Byu Toon
ビュ トーン
T Simnovic Thomas
ティー.シムノビック トーマス
Nugaien Nin
ヌガイエン ニン
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SMC Corp
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    • B25J9/02Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊な部品の把持に適合した自動化された工程
において使用されるアクチュエータ用把持器を提供す
る。 【解決手段】本発明は、部品を再度位置決めするために
機械と組み合わせて使用される把持器である。構造的に
は、本発明は、室を有して形成されるハウジングを含
む。固定極ハウジング磁石は、室内部に位置決めされ
る。一対のグリップがハウジングに対する移動のために
摺動可能に取り付けられる。それぞれのグリップは、部
分的には、室内部に収容され、部分的には、ハウジング
から突出する。それぞれのグリップには電磁コイルが取
り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、製品の自動
化された組み立てに有用な機械に関するものである。よ
り詳細には、本発明は、製品の組み立て工程において構
成部品の検査、組み立ておよび位置決めに有用な電動ア
クチュエータに関するものである。本発明は、限定され
るものではないが、自動化された過程において、特殊
な、もしくは壊れやすい部品を選択的に把持し、正確に
位置決めするアクチュエータの把持器として特に有用で
ある。
【0002】
【従来の技術】製品の自動化された組み立てに有用な数
々の装置が長年に渡って成功裏に使われている。いずれ
の場合においても、自動化された組み立て装置は、完成
品の製造および組み立ての際に行われる方法、工程およ
び過程の効率性および正確性を向上させることを目的と
して使用されてきた。実際に、現在大多数の消費者向製
品が自動化された組み立て装置を組み込む組み立てライ
ンによって製造されている。
【0003】製造される製品の複雑性が増大するにつれ
て、その製品の製造に必要となる機械の複雑性も相応に
増大するであろうということは容易に理解されよう。例
えば、プリント回路基板を含む多くの製品において、小
さな組み立て部品が正確に位置決めされ、挿入されるこ
とが要求される。組み立て部品の形が特殊で、変化する
ような場合、および/または、部品が壊れやすいような
場合には、より小さな組み立て部品が使用されるほど、
位置決め工程の困難さも増加する。
【0004】自動化された組み立てシステムの一部とし
て成功裏に用いられている装置の一種として、リニアボ
イスコイルアクチュエータがある。この種のアクチュエ
ータは、電磁コイルと固定極磁石を備えている。電流が
電磁コイルに付与されると、コイルに磁界が生成され
る。この電磁コイルによって生成された磁界は、固定極
磁石により生成された磁界と相互作用し、その電磁コイ
ルを固定極磁石に対し並進移動させる。ある形式の把持
器がコイルに取り付けられ、移動コイルと共に移動す
る。使用の際、把持器は、コイルの制御下に、部品に対
して位置決めされ、把持器と部品が接触するまで前進す
る。そこで、把持器は部品を把持する。次いで、把持器
と部品は、電磁コイルの制御下に、並進して再度位置決
めされる。さらに、アクチュエータ全体、把持器、およ
び部品は、横方向に移動し、回動し、さもなければ、再
配置されて部品の更なる再度の位置決めをすることもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、これらのリ
ニアボイスコイルアクチュエータは、部品の再度の位置
決めに効果的であることが判明してきている。しかしな
がら、従来の把持器の設計は、非対称、もしくは特殊な
形状の部品には完全に満足されるものではないことも判
明してきている。この問題は、連続する部品の物理的な
寸法の差異および/または、部品のピックアップ位置
(pick-up position)の差異によって一層大きなものと
なる。このような場合、従来の把持器の構造では、異な
る部品および異なる位置に効果的に適合することができ
ないことがあり、部品の把持が困難になり、正確な操作
が困難になる。
【0006】特定の工程において、挿入もしくは他の操
作の前に、部品が正確に横方向に整列されることが要求
される際には、他の潜在的な問題が発生する。この形式
の工程の例には、極めて小さなパッケージが横方向に高
精度に設置されることが要求されるマイクロ電子機器の
組み立てが含まれる。しかしながら、従来の把持器は、
このような形態で部品を横方向に再度位置決めできるよ
うに、特に設計された装置を備えてはいなかった。代替
的に、横方向の再度の位置決めは、従来においては、ア
クチュエータ全体、および部品を選択的に移動させるこ
とによって成し遂げられていた。しかしながら、幾つか
の場合においては、移動するアクチュエータの大きさが
部品自体よりも大幅に大きいことがあり、特定の組み立
て作業に要求された精度を満たすことは困難である。
【0007】特に壊れやすい部品をピックアップおよび
操作しなければならない際には、さらに他の潜在的な問
題が発生する。従来のアクチュエータが従来の把持器と
共に使用される多くの場合において、把持器が部品を把
持する際に把持器によって付与される力を決定する方法
がないことがある。結果として、壊れやすい部品は、組
み立て作業の際に把持器によって過剰な力が付与されて
損傷を受けることがある。
【0008】上記に鑑み、本発明の目的は、特殊な部品
の把持に適合した自動化された工程において使用される
アクチュエータ用把持器を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、変化する寸法の部
品、即ち、異なる大きさの部品の把持に適合する自動化
された工程において使用されるアクチュエータ用把持器
を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、部品の横方向
の正確な位置決めが可能な自動化された工程において使
用されるアクチュエータ用把持器を提供することにあ
る。
【0011】本発明の別の目的は、壊れやすい部品と共
に用いられることがある自動化された工程において使用
されるアクチュエータ用把持器を提供することにある。
【0012】本発明のさらに別の目的は、部品が正確、
且つ、適切にアクチュエータ用把持器に係合されている
か否かを決定する自動化された工程において使用される
アクチュエータ用把持器を提供することにある。
【0013】本発明のまたさらに別の目的は、簡単に使
用でき、製造が相対的に容易であり、コスト効率が比較
的に優れた自動化された工程において使用されるアクチ
ュエータ用把持器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの要求を
満たすための把持器に指向したものである。該把持器
は、第1グリップと、第2グリップと、第1グリップに
取り付けられて第1磁界を選択的に生成して第1グリッ
プを移動させる手段と、さらに第1グリップおよび第2
グリップを移動させて部品の再度の位置決めをする手段
とを備える。本発明の特有な構成により、第1グリップ
と第2グリップは別個に移動、制御されて特殊な部品を
把持する。さらに、第1グリップおよび第2グリップ
は、正確に移動されて部品の横方向の再度の位置決めを
する。その上、第1グリップおよび第2グリップに付与
される力は正確に制御されて、本把持器を壊れやすい部
品の把持および移動に使用することが可能となる。
【0015】構造的に、該把持器は、典型的には、スロ
ット形状の孔部を有する内室を形成するハウジングを含
む。第1グリップおよび第2グリップは、部分的には、
前記室内部に収容され、また部分的には、スロット形状
の孔部から突出するように設置される。さらに、第1お
よび第2グリップは、ハウジングに固定されたレール上
に摺動可能となっている。該レールは、並進移動軸を規
定する。これにより、機能的に、第1グリップおよび第
2グリップが並進移動軸に沿って互いに並進移動するこ
とが可能となる。
【0016】本発明は、該室内部に位置決めされたハウ
ジング磁石をさらに含む。機能的に、ハウジング磁石
は、ハウジングの室内部でハウジング磁界を生成するよ
うに働く。好ましくは、ハウジング磁界は、ハウジング
に対して静的であり、磁界の南北両極が並進移動軸に沿
うように並進移動軸に整列される。ハウジング磁界は、
種々の型、構成の磁石によって作り出すことができる。
例えば、横長の、希土類(rare-earth)磁石が利用可能
である。代替的な実施の形態においては、2つの磁石が
利用可能である。
【0017】本発明は、同一のハウジングもしくは別々
のハウジングに位置決めされる第1電磁コイルおよび第
2電磁コイルをさらに含む。第1電磁コイルは第1グリ
ップに取り付けられ、第2電磁コイルは第2グリップに
取り付けられる。第1および第2電磁コイルはコントロ
ーラを介して別々に電源に接続される。これにより、別
々の電流を第1および第2電磁コイルに選択的に通電さ
せることが可能になる。機能的に、第1もしくは第2電
磁コイルのいずれかに電流が通電することにより、コイ
ルにより可変の磁界が生成される。第1電磁コイルによ
って生成された磁界は第1磁界と参照することとし、第
2電磁コイルによって生成された磁界は第2磁界と参照
することとする。
【0018】第1および第2磁界の強度および向きは、
第1および第2電磁コイルに通電させる電流を調節する
ことにより選択的に制御することができる。重要なこと
は、第1および第2磁界が独立に、もしくは協調して上
述されたハウジング磁界と相互作用することである。結
果として、ある力が第1磁界上に生成され、またある力
が第2磁界に生成される。これらのそれぞれの力は第1
および第2電磁コイルに通電させる電流を調整すること
により制御される。
【0019】第1および第2電磁コイルに生成された力
はそれぞれ第1および第2グリップに付与される。これ
らの力によってグリップのそれぞれが並進移動軸に沿っ
て移動する。このように、第1および第2電磁コイルに
電流を選択的に通電させることにより、第1グリップお
よび第2グリップは並進移動軸に沿って選択的に位置決
めされる。続いて、第1および第2グリップ間に位置決
めされた部品が選択的にグリップ間で保持され、もしく
は圧締される。さらに、該保持動作は、第1および第2
電磁コイルに通電させる電流を調節することにより選択
的に制御される。
【0020】幾つかの場合においては、上述した基本動
作を改変することが望ましい。そのような改変の1つ
は、並進移動軸もしくはレールに沿った第1および第2
グリップの並進的な位置を光学的に符号化する1つ以上
の位置センサを含めることである。これらの位置センサ
からの出力は、第1および第2電磁コイルに付与する電
流を正確に制御して部品を正確に把持および位置決めす
るために使用される。
【0021】もう1つの改変は、第1および第2電磁コ
イルにより生成された力の向きおよび大きさを符号化す
る1つ以上の力センサを追加することである。力センサ
からの出力は、部品を保持、もしくは圧締する力の大き
さを決定するために使用され、第1および第2電磁コイ
ルに付与される電流をより正確に制御するために使用さ
れる。この特徴は、壊れやすい部品を扱う際には特に有
用であり、把持の際に部品へ過度の力が付与されるのを
防ぐ。
【0022】本発明の操作のために、把持器が、第1お
よび第2グリップを移動させる手段、即ち、リニアボイ
スコイルアクチュエータを備える機械に取り付けられ
る。そこで該機械を使用して、把持器を位置決めし、部
品が第1および第2グリップ間に配置される。続いてコ
ントローラを使用して、第1電磁コイルに電流を通電さ
せ、第2電磁コイルに別の電流を通電させる。第1およ
び第2電磁コイルに電流が付与されることにより、第1
および第2グリップが並進移動して部品を保持もしく
は、圧締する。重要なことは、この特有の構成により、
グリップは、特殊な形状の、偏心している(off-center
ed) および/もしくは、壊れやすい部品を把持すること
ができる。
【0023】部品が把持器によって保持された際に、コ
ントローラは、第1および第2電磁コイルを通電させる
電流を調節することができる。例えば、部品が間に保持
された状態で、第1および第2グリップが協調して並進
移動するように電流を調節することが可能である。第1
および第2グリップの協調した移動により、把持器が部
品の横方向の位置を調節できるようになる。該機械は、
把持器、部品、もしくは機械のアセンブリ全体を再配置
させるためにも使用され、グリッパおよび部品は、当業
者において公知とされるいかなる手段によっても更なる
再度の位置決めがなされてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明において新規性を有する特
徴および本発明自体は、添付の図面を説明と共に考察す
ることにより、その構造および動作に関し、最良に理解
されるであろう。図面において、同一の参照符号は同一
の部位を示すものである。
【0025】最初に図1を参照すると、本発明の特徴を
有する把持器10が、部品14を移動および位置決めす
るために、自動化された組み立て機械12上で動作する
ように配置されているのが示されている。まず、把持器
10が部品14をコンベア16からピックアップしてい
るのが示されている。次に、機械12は、破線で示した
把持器10が他の製品部品18との係合のために部品1
4を開放する位置へ、把持器10および部品14を搬送
する。組み立て後、部品14および18の結合体がコン
ベア20により、梱包されたり他の部品(図示せず)と
の更なる組み付けがされる後続する作業位置に搬送され
る。
【0026】把持器10およびその操作に関して言え
ば、図1に示された機械12は、単なる例示のためのも
のでしかないことが理解されよう。実際には、把持器1
0は、予め選択された複数の位置間で把持器10を移動
させるために複数のアクチュエータを備えた機械に取り
付け可能である。例えば、把持器10は、把持器10を
選択的に移動、回動および/または、再度の位置決めを
することができる1つ以上のアクチュエータ21、即
ち、リニアボイスアクチュエータに取り付けることもで
きる。ここで提供された特有な構成により、把持器10
は、コンピュータチップや眼鏡を含めて壊れやすい物品
の組み立てに使用することが可能である。代替的には、
例えば、把持器10は、自動化された臨床アナライザの
ための潜在的に危険な試料を含有する試験管等の物品を
把持するためにも使用可能である。
【0027】本発明の構造の詳細については、図2およ
び図3を参照することにより一層容易に理解されよう。
図2および図3では、把持器10が実質的に長方形の形
状のハウジング22を含むことが諒解されよう。ハウジ
ング22は、矢印26に示される並進移動軸にそって位
置決めされるスロット形状のハウジング孔部24を含
む。図2および図3は、把持器10が第1グリップ28
および第2グリップ30を含み、それらの両者がハウジ
ング孔部24を通って延在していることをさらに示して
いる。
【0028】第1グリップ28および第2グリップ30
の共動は、図2および図3を比較することにより、一層
理解されよう。図2において、把持器10は、開配置に
位置決めされ、第1グリップ28および第2グリップ3
0が互いに離間し、並進移動軸26に沿って位置決めさ
れていることが示されている。図2の開配置により、把
持器10は、円筒状部品32の周囲を移動し、第1グリ
ップ28および第2グリップ30の間で円筒状部品32
を把持することが可能となる。開配置において、グリッ
プ28および30は、特殊な形状の部品および/また
は、適正に位置決めされていない部品の周囲を移動する
ことが可能である。図3において、把持器10は、閉配
置にあり、第1グリップ28および第2グリップ30が
互いに近接していることが示されている。図3の閉配置
により、把持器10は、機械12による把持器10の移
動の際に、第1グリップ28および第2グリップ30の
間で円筒状部品32を把持することが可能となる。
【0029】本発明の把持器10を図2の開配置および
図3の閉配置の間で移動させることを可能とする構造の
詳細は、図4および図5を参照することにより一層理解
されよう。図4および図5においては、ハウジング22
が室34を含むように形成されること、およびハウジン
グ磁石36が室34の内部に位置決めされることが諒解
されよう。機能的には、ハウジング磁石36は、室34
の内部で並進移動軸26に実質的に平行に整列するハウ
ジング磁界を生成する。図4および図5によって示され
ている実施の形態においては、ハウジング磁界は、ハウ
ジング22に対して静的である。電磁型を含み多くの形
態の磁石がハウジング磁石36として使用され得ること
を理解すべきである。例えば、ハウジング磁石36は、
室34の長さに実質的に相当する寸法を有し、並進移動
軸26に実質的に平行な横長の希土類の磁石であっても
よい。代替的には、ハウジング磁石36は、室34の内
部で並進移動軸26に沿って位置決めされた一対の磁石
であってもよい。
【0030】図4および図5は、本発明がハウジング2
2の室34の内部に取り付けられたレール38もしくは
ガイドを含んでいることを示している。レール38は、
直線的であり、並進移動軸26に実質的に平行である。
第1グリップ28および第2グリップ30が部分的に室
34に収容され、また部分的にハウジング孔部24から
突出しているのが示されている。第1グリップ28およ
び第2グリップ30の室34に収容されている部分によ
り、第1グリップ28および第2グリップ30が摺動可
能にレール38に設置される。レール38上に第1グリ
ップ28および第2グリップ30が摺動可能に設置され
ることにより、第1グリップ28および第2グリップ3
0が並進移動軸26に沿ってレール38の上部を並進移
動して、部品14を把持することが可能となる。代替的
には、例えば、第1グリップ28および第2グリップ3
0は、実質的に平行なレール(図示せず)に別々に設置
される。
【0031】続いて、図4および図5では、本発明の把
持器10が、室34の内部に位置決めされて第1グリッ
プ28に取り付けられた第1電磁コイル40をさらに含
むことが示されている。第1電磁コイル40およびハウ
ジング磁石36の結合体により第1リニアボイスコイル
アクチュエータ41が形成される。同様に、本発明の把
持器10は、室34の内部に位置決めされて第2グリッ
プ30に設置された第2電磁コイル42を含む。第2電
磁コイル42およびハウジング磁石36の結合体により
第2リニアボイスコイルアクチュエータ43が形成され
る。
【0032】第1電磁コイル40および第2電磁コイル
42は、ワイヤハーネス44およびワイヤハーネス46
によりそれぞれコントローラ48に接続されている。そ
の一方、コントローラ48は、電源50に接続されてい
る。機能的には、コントローラ48は、第1電磁コイル
40および第2電磁コイル42のそれぞれに別々の電流
を割り当てる。第1電磁コイル40および第2電磁コイ
ル42を通電する電流は、第1電磁コイル40および第
2電磁コイル42に、第1磁界および第2磁界をそれぞ
れ生成させる。第1および第2磁界の大きさおよび方向
は、第1電磁コイル40および第2電磁コイル42に供
給される別々の電流の大きさおよび極性に適切な変化を
付与することによってコントローラ48により制御可能
である。
【0033】第1および第2磁界はハウジング磁石36
によって生成されたハウジング磁界と相互作用する。こ
の相互作用の結果、第1電磁コイル40、即ち、第1グ
リップ28に力が付与される。同様に、第2電磁コイル
42、即ち、第2グリップ30に力が付与される。第1
電磁コイル40に付与される力と第2電磁コイル42に
付与される力の大きさおよび方向は、第1電磁コイル4
0および第2電磁コイル42に供給される別々の電流の
大きさおよび極性に適切な変化を付与することによって
調節可能である。上述した通り、示されている1つのハ
ウジング磁石の代わりに2つの別々のハウジング磁石を
使用してもよい。いずれの場合においても、別々のコイ
ル40、42が2つの別々の、個別に操作可能な回路を
生成する。
【0034】上述した通り、第1グリップ28および第
2グリップ30に力を付与することにより、第1グリッ
プ28および第2グリップ30の並進移動軸26に沿っ
た並進移動が可能となる。特に、第1電磁コイル40お
よび第2電磁コイル42に電流を正しく付与することよ
り、把持器10を、図2および図4の開配置から図3お
よび5の閉配置の状態にすることができる。
【0035】本発明は、重要な様々の適用項目に応じ
て、改変を施すことができる。より具体的には、図2〜
図6において第1グリップ28および第2グリップ30
は、円筒状部品32のような特定の部品と組み合わせる
ように働くため、特別な形状を有していることが諒解さ
れよう。図2〜図6に示された把持器10の場合におい
ては、第1グリップ28に含まれる第1凹部52と、対
応する第2グリップ30に含まれる第2凹部54との形
状をなすことにあらわれている。第1凹部52および第
2凹部54は、部品32に合わせた形状になるように寸
法が決められ、把持器10によるこの型および/また
は、形状の部品のより容易な操作が可能となっている。
他の型の部品のために必要とされる場合には、第1凹部
52および第2凹部54には他の形状が採用されること
が理解できるであろう。
【0036】他の適用形態は、第1電磁コイル40に取
り付けられていることが示されている第1位置センサ5
6および第2電磁コイル42に取り付けられていること
が示されている第2位置センサ58を組み込むことであ
る。機能的には、第1位置センサ56は、レール38で
符号化されたデータを解析し、並進移動軸26に沿った
第1電磁コイル40の位置を求める。そこで、第1位置
センサ56は、第1電磁コイル40の位置を示す第1位
置信号を作り出す。第1位置信号は、続いて、ワイヤハ
ーネス44を介してコントローラ48に受け渡される。
同様に、第2位置センサ58は、レール38で符号化さ
れたデータを解析し、並進移動軸26に沿った第2電磁
コイル42の位置を求める。そこで、第2位置センサ5
8は、第2電磁コイル42の位置を示す第2位置信号を
作り出す。第2位置信号は、ワイヤハーネス46を介し
てコントローラ48に受け渡される。第1位置センサ5
6および第2位置センサ58により作り出された位置信
号がコントローラ48により利用されて第1電磁コイル
40および第2電磁コイル42への電流をより正確に制
御すること、さらに、それによって第1グリップ28お
よび第2グリップ30の並進位置をより正確に制御する
ことが可能となることは、当業者には理解されるであろ
う。結果として、位置信号は、ピックアップおよび設置
の位置が変化しないように、把持器10に対する正確な
位置決めに使用することができる。レール38における
必要な位置データを符号化するためには、光学的、機械
的、および磁気的手段を含めて様々な手段が存在するこ
とも理解できるであろう。
【0037】第3の適用形態は、第1電磁コイル40に
取り付けられていることが示されている第1力センサ6
0、および、第2電磁コイル42に取り付けられている
ことが示されている第2力センサ62を組み込むことで
ある。第1力センサ60および第2力センサ62は、第
1電磁コイル40および第2電磁コイル42によって生
成された力を示す第1および第2力信号をそれぞれ作り
出す。これらの力信号は、ワイヤハーネス44およびワ
イヤハーネス46を介してコントローラ48に受け渡さ
れる。第1力センサ60および第2力センサ62によっ
て作り出された力信号がコントローラ48により利用さ
れて第1電磁コイル40および第2電磁コイル42への
電流をより正確に制御すること、さらに、それによって
グリップ28およびグリップ30によって付与される力
をより正確に制御することが可能となることは、当業者
には理解されるであろう。例えば、第1グリップ28が
部品14と接触する時点を、閾値レベルを超えた第1力
信号の立ち上がりにより特定することができる。同様
に、第2グリップ30が部品14と接触する時点を、閾
値レベルを超えた第2力信号の立ち上がりにより特定す
ることができる。これにより、本発明の把持器10が壊
れやすい部品に使用されることが可能となる。
【0038】図1に示されるように、本発明の把持器1
0は、操作のために、機械12の1つ以上のアクチュエ
ータ21に通常取り付けられ、これにより、把持器10
の移動、回動および/または再度の位置決めが可能とな
る。機械12の制御下に、図2および図4に示されてい
る開配置において、把持器10は、円筒状部品32のよ
うな部品のそれぞれ反対側に第1グリップ28および第
2グリップ30が存在するように位置決めされる。
【0039】コントローラ48は、そこで、第1電磁コ
イル40および第2電磁コイル42に個々の電流を通電
させるために使用される。前述したように、該電流によ
って、第1グリップ28および第2グリップ30は、図
3および図5に示される閉配置をとるように並進移動す
る。重要な点は、第1グリップ28および第2グリップ
30の個々の運動により、把持器10が、非対称の形状
の組み立て部品の場合を補償し、連続的に変化する形状
を有する部品の場合を補償し、不適切に位置決めされた
部品の場合を補償する点である。
【0040】閉配置をとるべく第1グリップ28および
/または第2グリップ30が並進運動をする際に、第1
力センサ60および第2力センサ62が使用される。上
述したように、第1力センサ60は、第1グリップ28
への力を常時モニタするために使用される。第1力セン
サ60からの第1力信号が所定の閾値を超えて立ち上が
るときには、第1グリップ28は、部品14と接触して
いる。同様に、第2力センサ62は、第2グリップ30
への力を常時モニタする。第2力センサ62からの力が
所定の閾値を超えて立ち上がることは、第2グリップ3
0が部品14と接触したことを意味するものである。こ
の特徴により、壊れやすい部品14に過度の力が付与さ
れることを防ぐことができる。
【0041】さらに、第1位置センサ56および第2位
置センサ58が、ピックアップおよび設置の位置が変化
しないように用いられることを理解することが重要であ
る。従って、第1位置センサ56および第2位置センサ
58によって、把持器10が部品14を正確にピックア
ップおよび設置することが可能となる。
【0042】閉配置においては、第1グリップ28およ
び第2グリップ30が部品32を保持することにより、
アクチュエータ21が始動されて把持器10および部品
32が再配置される。また、閉配置においては、コント
ローラ48によって第1電磁コイル40および第2電磁
コイル42に付与された電流が選択的に変更され、必要
であれば、把持器10の保持および把持する力が変更さ
れる。
【0043】その上、図6を参照すると、第1電磁コイ
ル40および第2電磁コイル42に付与される電流が選
択的に変更されることにより、第1グリップ28および
第2グリップ30が部品32を挟持して並進移動軸26
に沿って一緒に移動している。このようにして、把持器
10は、部品32の横方向の位置を調節する。これによ
り、把持器10が部品32を正確に再度位置決めするこ
とが可能となる。
【0044】部品32が所望の位置に到達した後、コン
トローラ48により第1電磁コイル40および第2電磁
コイル42に付与された電流が選択的に変更されること
によって、把持器10は、再度、図2および図4の開配
置をとり、部品32を開放する。
【0045】ここにおいて詳細に開示されているような
機械12と共に用いられる特定の把持器10は、物体を
確保する完全な能力を有し、前述された利点を十分に提
供するが、これは、本発明の現在における好ましい実施
の形態の例示にすぎず、付随する請求項において記載さ
れたもの以外に、ここで示された構成もしくは設計の詳
細に限定を加えることを意図するものではないことを理
解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を有する装置の斜視図である。
【図2】開配置において示されている本発明の特徴を有
する把持器の等角図である。
【図3】閉配置において示されている図2の把持器の等
角図である。
【図4】図2の4−4線に沿った把持器の断面図であ
る。
【図5】図3の5−5線に沿った把持器の断面図であ
る。
【図6】横方向に部品の再度の位置決めをする把持器の
側面図である。
【符号の説明】
10 把持器 12 組み立て機械 14 部品 16 コンベア 18 部品 20 コンベア 21 アクチュエータ 22 ハウジング 24 ハウジング孔部 26 並進移動軸(矢印) 28 第1グリップ 30 第2グリップ 32 円筒状部品 34 室 36 ハウジング磁石 38 レール 40 第1電磁コイル 41 第1リニアボイスコイルアクチュエータ 42 第2電磁コイル 43 第2リニアボイスコイルアクチュエータ 44 ワイヤハーネス 46 ワイヤハーネス 48 コントローラ 50 電源 52 第1凹部 54 第2凹部 56 第1位置センサ 58 第2位置センサ 60 第1力センサ 62 第2力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード エー.ネフ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92067、ランチョ サンタ フェ、エル カミノ リアル 16535 (72)発明者 チャー ツング チェン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92635、フルエルトン、レキシントン ド ライブ 1807 (72)発明者 ハンス ポーテギュイズ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92592、テメキュラ、スコテラ ロード 34470 (72)発明者 トーン ビュ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92126、サンディエゴ、レッド ロビン プレイス 11076 (72)発明者 トーマス ティー.シムノビック アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92083、ビスタ、ウイロー リッジ ドラ イブ 1928 (72)発明者 ニン ヌガイエン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92840、ガーデン グローブ、アパートメ ント シー、エル プラド 13451

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1グリップと、 第2グリップと、 第1磁界を選択的に生成し、前記第1グリップを前記第
    2グリップに対して選択的に直線移動させ、前記第1グ
    リップおよび前記第2グリップによって部品を把持する
    前記第1グリップに取り付けられた手段と、 前記第1グリップおよび前記第2グリップの双方を移動
    させて部品を位置決めするための手段と、 からなることを特徴とする部品を把持および位置決めす
    るための把持器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の把持器において、第2磁界
    を選択的に生成し、前記第2グリップを前記第1グリッ
    プに対して選択的に実質的に直線移動させ、前記第1グ
    リップおよび前記第2グリップによって部品を把持する
    前記第2グリップに取り付けられた手段を含むことを特
    徴とする把持器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の把持器において、前記第1
    グリップ、前記第2グリップ、および前記第1グリップ
    に取り付けられた前記手段を保持するハウジングを含
    み、前記ハウジングが前記第1磁界と相互作用して前記
    第1グリップを移動させるハウジング磁界を含むことを
    特徴とする把持器。
  4. 【請求項4】請求項1記載の把持器において、前記第2
    グリップに対する前記第1グリップの直線移動をガイド
    するためのレールを含むことを特徴とする把持器。
  5. 【請求項5】請求項4記載の把持器において、前記レー
    ルに対する第1グリップの位置をモニタするための第1
    位置センサを含むことを特徴とする把持器。
  6. 【請求項6】請求項1記載の把持器において、第1グリ
    ップに付与される力をモニタするための第1力センサを
    含むことを特徴とする把持器。
  7. 【請求項7】並進移動軸に沿って移動可能な第1グリッ
    プと、 並進移動軸に沿って移動可能な第2グリップと、 前記第1グリップに固定された第1磁界と、 前記第2グリップに固定された第2磁界と、 前記第1磁界および前記第2磁界を制御し、前記第1グ
    リップおよび前記第2グリップを選択的に移動させ、前
    記第1グリップおよび前記第2グリップによって部品を
    把持するためのコントローラと、 からなることを特徴とする部品を把持するための把持
    器。
  8. 【請求項8】請求項7記載の把持器において、前記第1
    グリップおよび前記第2グリップがハウジングに取り付
    けられ、前記第1グリップと第2グリップは前記ハウジ
    ングに対して並進移動軸に沿って移動することを特徴と
    する把持器。
  9. 【請求項9】請求項8記載の把持器において、前記ハウ
    ジングに近接した磁界を生成する手段を含み、前記ハウ
    ジング磁界が前記第1磁界と相互作用して前記第1グリ
    ップを移動させ、前記第2磁界と相互作用して前記第2
    グリップを移動させることを特徴とする把持器。
  10. 【請求項10】請求項9記載の把持器において、前記ハ
    ウジング磁界は、前記ハウジングに取り付けられて、前
    記並進移動軸に実質的に平行に位置決めされた固定極磁
    石を含むことを特徴とする把持器。
  11. 【請求項11】請求項7記載の把持器において、前記第
    1磁界を生成するための第1電磁コイルと前記第2磁界
    を生成するための第2電磁コイルとを含むことを特徴と
    する把持器。
  12. 【請求項12】請求項7記載の把持器において、前記第
    1グリップおよび前記第2グリップによる実質的に直線
    的、且つ、相対的な運動をガイドするためのレールを含
    むことを特徴とする把持器。
  13. 【請求項13】請求項12記載の把持器において、前記
    レールに対する前記第1グリップの位置をモニタするた
    めの第1位置センサを含むことを特徴とする把持器。
  14. 【請求項14】請求項13記載の把持器において、前記
    第1位置センサからの第1位置信号が前記コントローラ
    に転送され、前記第1磁界の制御の際に前記コントロー
    ラによって利用されることを特徴とする把持器。
  15. 【請求項15】請求項7記載の把持器において、前記第
    1グリップに付与される力をモニタするための第1力セ
    ンサを含むことを特徴とする把持器。
  16. 【請求項16】請求項15記載の把持器において、前記
    第1力センサからの第1力信号が前記コントローラに転
    送され、前記第1磁界の制御の際に前記コントローラに
    よって利用されることを特徴とする把持器。
  17. 【請求項17】ハウジングと、 並進移動軸を定義し、前記ハウジングに取り付けられた
    レールと、 前記ハウジングに近接し、前記並進移動軸に対して実質
    的に平行なハウジング磁界と、 前記レールに取り付けられて前記レールに沿って移動可
    能な第1グリップと、 前記第1グリップ上に載置された第1磁界と、 前記レールに取り付けられて前記レールに沿って移動可
    能な第2グリップと、 前記第2グリップ上に載置された第2磁界と、 前記第1磁界および前記第2磁界を制御して前記第1グ
    リップおよび前記第2グリップを前記レールに沿って選
    択的に位置決めし、前記第1グリップおよび前記第2グ
    リップにより選択的に部品を把持することを特徴とする
    部品を把持するための把持器。
  18. 【請求項18】請求項17記載の把持器において、前記
    第1磁界を生成するための第1電磁コイルと前記第2磁
    界を生成するための第2電磁コイルとを含み、前記第1
    電磁コイルは、前記ハウジング磁界と相互作用して前記
    第1グリップに付与される力を生成し、前記第2電磁コ
    イルは、前記ハウジング磁界と相互作用して前記第2グ
    リップに付与される力を生成することを特徴とする把持
    器。
  19. 【請求項19】請求項17記載の把持器において、前記
    レールに沿った前記第1グリップの位置をモニタするた
    めの第1位置センサと、前記レールに沿った前記第2グ
    リップの位置をモニタするための第2位置センサとを備
    えることを特徴とする把持器。
  20. 【請求項20】請求項19記載の把持器において、前記
    第1位置センサおよび前記第2位置センサからの位置信
    号が前記コントローラに転送されて前記第1磁界および
    前記第2磁界の制御の際に前記コントローラによって利
    用されることを特徴とする把持器。
  21. 【請求項21】請求項17記載の把持器において、前記
    第1磁界によって前記第1グリップに付与される力をモ
    ニタする第1力センサと、前記第2磁界によって前記第
    2グリップに付与される力をモニタする第2力センサと
    を備えることを特徴とする把持器。
  22. 【請求項22】請求項21記載の把持器において、前記
    第1力センサおよび前記第2力センサからの力信号が前
    記コントローラに転送されて、前記第1磁界および前記
    第2磁界の制御の際に前記コントローラによって利用さ
    れることを特徴とする把持器。
  23. 【請求項23】第2グリップに対し第1グリップを選択
    的に移動させることに適合した第1リニアボイスコイル
    アクチュエータと、 前記第1グリップに対し前記第2グリップを選択的に移
    動させることに適合した第2リニアボイスコイルアクチ
    ュエータと、 前記第1リニアボイスコイルアクチュエータおよび前記
    第2リニアボイスコイルアクチュエータを制御して前記
    第1グリップおよび前記第2グリップによって部品を選
    択的に把持するためのコントローラとを備えることを特
    徴とする部品を把持するための把持器。
  24. 【請求項24】請求項23記載の把持器において、前記
    第1リニアボイスコイルアクチュエータおよび前記第2
    リニアボイスコイルアクチュエータを保持するためのハ
    ウジングと、前記第1グリップおよび前記第2グリップ
    をガイドするためのレールとを含むことを特徴とする把
    持器。
  25. 【請求項25】請求項23記載の把持器において、前記
    第1グリップおよび前記第2グリップが並進移動軸に沿
    って実質的に直線移動することを特徴とする把持器。
  26. 【請求項26】ハウジング磁界を生成する工程と、 前記ハウジング磁界と相互作用して第2グリップに対し
    て第1グリップを選択的に移動させる第1磁界を生成す
    る工程と、 前記ハウジング磁界と相互作用して前記第1グリップに
    対して前記第2グリップを選択的に移動させる第2磁界
    を生成する工程と、 前記第1グリップおよび前記第2グリップを選択的に位
    置決めして前記第1グリップおよび前記第2グリップに
    よって部品を把持するために前記第1磁界および前記第
    2磁界を制御する工程とからなることを特徴とする部品
    を把持するための方法。
  27. 【請求項27】請求項26記載の方法において、前記第
    2グリップに対する前記第1グリップの位置をモニタす
    る工程を含むことを特徴とする部品を把持するための方
    法。
  28. 【請求項28】請求項26記載の方法において、前記第
    1磁界によって前記第1グリップに付与される力をモニ
    タする工程を含むことを特徴とする部品を把持するため
    の方法。
  29. 【請求項29】請求項26記載の方法において、前記第
    1グリップおよび前記第2グリップを一緒に移動させる
    ために前記第1磁界および前記第2磁界を制御すること
    によって部品を再度位置決めする工程を含むことを特徴
    とする部品を把持するための方法。
JP11037478A 1998-02-18 1999-02-16 リニアボイスコイルアクチュエ―タ用把持器およびその把持方法 Pending JPH11285992A (ja)

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