JPH11285945A - 工作機械の流体供給方法 - Google Patents
工作機械の流体供給方法Info
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- JPH11285945A JPH11285945A JP10090265A JP9026598A JPH11285945A JP H11285945 A JPH11285945 A JP H11285945A JP 10090265 A JP10090265 A JP 10090265A JP 9026598 A JP9026598 A JP 9026598A JP H11285945 A JPH11285945 A JP H11285945A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- tool
- fluid
- processing
- machine tool
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/10—Arrangements for cooling or lubricating tools or work
- B23Q11/1076—Arrangements for cooling or lubricating tools or work with a cutting liquid nozzle specially adaptable to different kinds of machining operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工作機械に既設の駆動源を利用し、また既存
の工具及び工具ホルダを使用し、ノズルの向きを最適方
向に変更して、加工部に充分量の切削液又はエア等の流
体を供給する。 【解決手段】 主軸頭１にノズル２を回動可能に取り付
け、テーブル３に係合部材４を固定する。加工に際し、
まず、主軸頭１及びテーブル３をＸ，Ｙ，Ｚの直交３軸
方向に相対移動し、ノズル２の先端を係合部材４の係合
孔４ａに挿入する。次に、主軸頭１及びテーブル３を加
工プログラムに指定された工具の種類や加工位置に応じ
たＮＣ指令で３軸方向に相対移動し、係合部材４によっ
てノズル２の向きを変更する。このとき、次工具の交換
に備え、主軸頭１及びテーブル３の現在位置をＮＣ装置
のメモリに記憶する。その後、切削液又はエア等の流体
をノズル２から加工部に向けて供給し、加工を開始す
る。
の工具及び工具ホルダを使用し、ノズルの向きを最適方
向に変更して、加工部に充分量の切削液又はエア等の流
体を供給する。 【解決手段】 主軸頭１にノズル２を回動可能に取り付
け、テーブル３に係合部材４を固定する。加工に際し、
まず、主軸頭１及びテーブル３をＸ，Ｙ，Ｚの直交３軸
方向に相対移動し、ノズル２の先端を係合部材４の係合
孔４ａに挿入する。次に、主軸頭１及びテーブル３を加
工プログラムに指定された工具の種類や加工位置に応じ
たＮＣ指令で３軸方向に相対移動し、係合部材４によっ
てノズル２の向きを変更する。このとき、次工具の交換
に備え、主軸頭１及びテーブル３の現在位置をＮＣ装置
のメモリに記憶する。その後、切削液又はエア等の流体
をノズル２から加工部に向けて供給し、加工を開始す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の流体供
給方法に関するものである。
給方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図５に示すように、工作機械の主
軸頭３１にフレキシブノズル３２を設け、切削液又はエ
ア等の流体をノズル３２の先端から加工部に向けて供給
する技術が知られている。ところが、ＮＣフライスやマ
シニングセンタ等のＡＴＣを装備した工作機械では、工
具交換に際して工具の種類や長さが変わると、切削液又
はエア等の流体の到達位置が加工部位から離れ、工具及
びワークに切削液又はエア等の流体が充分に供給され
ず、工具が早期に摩耗又は損傷したり、ワークの仕上面
精度が低下したりするなどの問題が発生する。
軸頭３１にフレキシブノズル３２を設け、切削液又はエ
ア等の流体をノズル３２の先端から加工部に向けて供給
する技術が知られている。ところが、ＮＣフライスやマ
シニングセンタ等のＡＴＣを装備した工作機械では、工
具交換に際して工具の種類や長さが変わると、切削液又
はエア等の流体の到達位置が加工部位から離れ、工具及
びワークに切削液又はエア等の流体が充分に供給され
ず、工具が早期に摩耗又は損傷したり、ワークの仕上面
精度が低下したりするなどの問題が発生する。
【０００３】こうした問題に対処するため、従来、以下
の方法が提案されている。 （１） ノズルの吐出口近傍にノズル駆動装置を設け、
工具長に応じたＮＣ指令によりノズルの角度を調整する
方法。 （２） 工具の刃先に穿設した孔から切削液又はエア等
の流体を供給する所謂オイルホール方法。 （３） 工具ホルダに設けたノズルから切削液又はエア
等の流体を供給する所謂ホルダノズルスルー方法。
の方法が提案されている。 （１） ノズルの吐出口近傍にノズル駆動装置を設け、
工具長に応じたＮＣ指令によりノズルの角度を調整する
方法。 （２） 工具の刃先に穿設した孔から切削液又はエア等
の流体を供給する所謂オイルホール方法。 （３） 工具ホルダに設けたノズルから切削液又はエア
等の流体を供給する所謂ホルダノズルスルー方法。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の切削
液又はエア等の流体を供給する方法によると、以下の問
題点があった。 （１） ノズル角度を調整するための専用駆動源が必要
となり、これがワークと干渉するおそれもある。 （２） 孔加工された特殊な工具しか使用できない。 （３） ノズル付きの特殊な工具ホルダしか使用できな
い。
液又はエア等の流体を供給する方法によると、以下の問
題点があった。 （１） ノズル角度を調整するための専用駆動源が必要
となり、これがワークと干渉するおそれもある。 （２） 孔加工された特殊な工具しか使用できない。 （３） ノズル付きの特殊な工具ホルダしか使用できな
い。
【０００５】そこで、本発明の課題は、工作機械に既設
の駆動源を利用し、また既存の工具及び工具ホルダを使
用し、ノズルの向きを最適方向に変更して、加工部に充
分量の切削液又はエア等の流体を供給できる方法を提供
することにある。
の駆動源を利用し、また既存の工具及び工具ホルダを使
用し、ノズルの向きを最適方向に変更して、加工部に充
分量の切削液又はエア等の流体を供給できる方法を提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の流体供給方法は、ノズルを第１移動体に
設け、ノズルに係合する係合部材を第２移動体に設け、
第１移動体と第２移動体とを相対移動して、係合部材に
よりノズルの向きを変更し、流体をノズルから加工部に
向けて供給することを特徴とする。また、ノズルの向き
を変更した際には、第１移動体及び第２移動体の現在位
置がメモリに記憶される。
めに、本発明の流体供給方法は、ノズルを第１移動体に
設け、ノズルに係合する係合部材を第２移動体に設け、
第１移動体と第２移動体とを相対移動して、係合部材に
よりノズルの向きを変更し、流体をノズルから加工部に
向けて供給することを特徴とする。また、ノズルの向き
を変更した際には、第１移動体及び第２移動体の現在位
置がメモリに記憶される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明による流体
供給方法の第一実施形態を示すものである。マシニング
センタ等の工作機械において、第１移動体としての主軸
頭１には、切削液又はエア等の流体を吐出するノズル２
が回動可能に取り付けられている。また、工作機械の第
２移動体としてのテーブル３には、ノズル２に係合する
係合部材４が固定されている。係合部材４には、ノズル
２の先端部が挿入可能な逆円錐形状の係合孔４ａが設け
られている。
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明による流体
供給方法の第一実施形態を示すものである。マシニング
センタ等の工作機械において、第１移動体としての主軸
頭１には、切削液又はエア等の流体を吐出するノズル２
が回動可能に取り付けられている。また、工作機械の第
２移動体としてのテーブル３には、ノズル２に係合する
係合部材４が固定されている。係合部材４には、ノズル
２の先端部が挿入可能な逆円錐形状の係合孔４ａが設け
られている。
【０００８】加工に際しては、まず、主軸頭１及びテー
ブル３をＸ，Ｙ，Ｚの直交３軸方向に相対移動し、ノズ
ル２の先端を係合部材４の係合孔４ａに挿入する。次い
で、主軸頭１及びテーブル３を加工プログラムに指定さ
れた工具の種類や加工位置に応じたＮＣ指令で３軸方向
に相対移動し、係合部材４によってノズル２の向きを変
更する。そして、次工具の交換に備え、主軸頭１及びテ
ーブル３の現在位置をＮＣ装置のメモリに記憶する。そ
の後、切削液又はエア等の流体をノズル２から加工部に
向けて供給し、加工を開始する。
ブル３をＸ，Ｙ，Ｚの直交３軸方向に相対移動し、ノズ
ル２の先端を係合部材４の係合孔４ａに挿入する。次い
で、主軸頭１及びテーブル３を加工プログラムに指定さ
れた工具の種類や加工位置に応じたＮＣ指令で３軸方向
に相対移動し、係合部材４によってノズル２の向きを変
更する。そして、次工具の交換に備え、主軸頭１及びテ
ーブル３の現在位置をＮＣ装置のメモリに記憶する。そ
の後、切削液又はエア等の流体をノズル２から加工部に
向けて供給し、加工を開始する。
【０００９】こうすれば、既存の工具及び工具ホルダを
使用し、また工作機械に既設の駆動源を利用し、これを
ＮＣ制御することによって、ノズル２の向きを最適方向
に変更し、加工部に充分量の切削液又はエア等の流体を
供給することができる。また、次工具を交換した際に
は、主軸頭１及びテーブル３を予め記憶した位置に相対
移動させることで、ノズル２と係合部材４とを短時間に
位置決めすることができる。
使用し、また工作機械に既設の駆動源を利用し、これを
ＮＣ制御することによって、ノズル２の向きを最適方向
に変更し、加工部に充分量の切削液又はエア等の流体を
供給することができる。また、次工具を交換した際に
は、主軸頭１及びテーブル３を予め記憶した位置に相対
移動させることで、ノズル２と係合部材４とを短時間に
位置決めすることができる。
【００１０】図３及び図４は本発明による流体供給方法
の第二実施形態を示すものである。ここでは、棒状の係
合部材１４を用い、その先端部をノズル１２の内側に挿
入して、前記第一実施形態と同様の方法で、ノズル１２
の向きを変更する。
の第二実施形態を示すものである。ここでは、棒状の係
合部材１４を用い、その先端部をノズル１２の内側に挿
入して、前記第一実施形態と同様の方法で、ノズル１２
の向きを変更する。
【００１１】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、係合部材の形状をノズルの種類に応じて
変更したり、ノズル及び係合部材を主軸頭やテーブルと
は別の移動体に設けるなど、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施する
ことも可能である。
ものではなく、係合部材の形状をノズルの種類に応じて
変更したり、ノズル及び係合部材を主軸頭やテーブルと
は別の移動体に設けるなど、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施する
ことも可能である。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の流体供給
方法によれば、工作機械に既設の駆動源を利用し、また
既存の工具及び工具ホルダを使用し、ノズルの向きを最
適方向に変更して、加工部に充分量の流体を供給できる
という優れた効果を奏する。
方法によれば、工作機械に既設の駆動源を利用し、また
既存の工具及び工具ホルダを使用し、ノズルの向きを最
適方向に変更して、加工部に充分量の流体を供給できる
という優れた効果を奏する。
【図１】本発明による流体供給方法の第一実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】図１の係合部材を示す斜視図である。
【図３】本発明による流体供給方法の第二実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】図３の係合部材を示す斜視図である。
【図５】従来の流体供給方法を示す斜視図である。
１・・主軸頭、２，１２・・ノズル、３・・テーブル、
４，１４・・係合部材。
４，１４・・係合部材。
Claims (2)
- 【請求項１】 ノズルを第１移動体に設け、ノズルに係
合する係合部材を第２移動体に設け、第１移動体と第２
移動体とを相対移動して、係合部材によりノズルの向き
を変更し、流体をノズルから加工部に向けて供給するこ
とを特徴とする工作機械の流体供給方法。 - 【請求項２】 ノズルの向きを変更した際に、第１移動
体及び第２移動体の現在位置をメモリに記憶する請求項
１記載の工作機械の流体供給方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090265A JPH11285945A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 工作機械の流体供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090265A JPH11285945A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 工作機械の流体供給方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285945A true JPH11285945A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13993686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090265A Pending JPH11285945A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 工作機械の流体供給方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11285945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016132091A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | エンシュウ株式会社 | 工作機械および原姿勢復帰処理プログラム |
| IT201700032903A1 (it) * | 2017-03-24 | 2018-09-24 | F O M Ind S R L | Unita' operatrice per macchine utensili, macchina utensile, e metodo per la lavorazione di componenti |
| CN112775684A (zh) * | 2021-01-05 | 2021-05-11 | 江苏博尚工业装备有限公司 | 基于车削中心的自动化数控复合机床 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10090265A patent/JPH11285945A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016132091A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | エンシュウ株式会社 | 工作機械および原姿勢復帰処理プログラム |
| IT201700032903A1 (it) * | 2017-03-24 | 2018-09-24 | F O M Ind S R L | Unita' operatrice per macchine utensili, macchina utensile, e metodo per la lavorazione di componenti |
| EP3388192A3 (en) * | 2017-03-24 | 2019-01-16 | F.O.M. Industrie S.r.l. | Operating unit for machine tools, machine tool, and method for processing components |
| CN112775684A (zh) * | 2021-01-05 | 2021-05-11 | 江苏博尚工业装备有限公司 | 基于车削中心的自动化数控复合机床 |
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