JPH11284687A - データ伝送方式 - Google Patents

データ伝送方式

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JPH11284687A
JPH11284687A JP10086568A JP8656898A JPH11284687A JP H11284687 A JPH11284687 A JP H11284687A JP 10086568 A JP10086568 A JP 10086568A JP 8656898 A JP8656898 A JP 8656898A JP H11284687 A JPH11284687 A JP H11284687A
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JP
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data
transmission
predetermined number
return
buffer memory
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Application number
JP10086568A
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English (en)
Inventor
Masaaki Okada
真明 岡田
Nobuaki Ishii
伸明 石井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のデータ伝送方式の複雑な再送処理を改
善し、高品質通話路を使用する際のデータ伝送処理の短
縮が可能なデータ伝送方式を提供する。 【解決手段】 データ送信装置1において、データをバ
ッファ5に格納した後、データにCRCビットを付加し
て送信手段7からデータ伝送路3に送信する。データ受
信装置2ではCRC手段8で受信データのCRCを行
い、データに誤りがないとき、返送手段10にてデータ
送信装置1にそのデータの先頭部(送信時に付加した通
番と送信先アドレス)だけを随時返送する。データ送信
装置1では返送データとバッファ5内のデータの先頭部
を比較し、一致すればバッファ5内からデータを消去手
段11で消去する。データ送信装置1内で再送タイマ6
を動かしデータを送信してから返送されてくるまでにか
かる所定時間よりも長い時間をタイムアウトに設定し、
タイムアトすると送信手段7にデータの再送を行わせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送方式に
関し、特に、データ誤り再送処理方式の改善に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高品質のデータ伝送路といえども、送信
側データを伝送する際、伝送路での雑音や瞬断により正
しくデータが届かないことがあり、受信側でデータに誤
りがないかをチェックし、もしデータ誤りを生じていた
なら、送信側から正しいデータを再送し、誤り訂正する
必要がある。
【0003】現在、光伝送技術の進歩により伝送路の容
量・品質が大幅に改善されており、また、電話交換機内
部の機器間の通話路などほとんど誤りが生じない伝送路
もある。このような、誤りが少ない伝送路で大量のデー
タをやり取りする場合には、誤り訂正処理の高速化が重
要になる。さらに高品質伝送路での大量データ伝送が普
及すると、装置の小型化・簡素化といったことも重要に
なる。
【0004】特開平3−64147号公報には、送信側
で、受信側からの返送をタイマー監視し、タイムオーバ
ー時に再送するようにしたCPU間通信方法が開示され
ている。
【0005】特開昭59−178831号公報には、送
信文に連続番号を付し、所定桁数の送信文を一括送信
し、受信側では異常のあった送信文の番号を返送してそ
の送信文だけの再送を要求することにより、高品質ライ
ンの伝送効率を高めたデータ伝送方式が開示されてい
る。
【0006】特開昭56−73948号公報には、応答
データを確認符号を用いずにフレーム番号だけで構成す
ることにより、応答データの情報量を削減して応答時間
を短縮したデータ伝送制御方式が開示されている。
【0007】特開平2−135831号公報には、デー
タシーケンス番号の系列を調べ、その結果に基づいてデ
ータの棄却または処理を行うことにより、エラーの発生
が事象の結果と逆方向に発生した場合でも伝送シーケン
スの一貫性を維持可能にした通信プロトコルの冗長化方
式が開示されている。
【0008】特開昭63−318838号公報には、デ
ータの誤り検出に、データに付加されたCRC符号を用
いた誤り制御通信方法が開示されている。
【0009】特開昭62−241447号公報には、パ
リティチェック、CRCチェック等を行う3重誤り制御
方法が開示されている。
【0010】特開平5−136764号公報にも従来の
データ伝送方式が開示されており、この従来のデータ伝
送方式を図7に示す。
【0011】図7を用いて、この従来のデータ伝送方式
における誤り訂正処理について説明する。図7におい
て、1は送信側のデータ送信装置、2は受信側のデータ
受信装置、3はデータ伝送路であり、信号伝送の様子を
合わせて模式的に示した。データ送信装置1はデータ制
御部(APL)1Aと回線制御部1Bとを有する。デー
タ受信装置2はデータ制御部(APL)2Aと回線制御
部2Bとを有する。
【0012】データ送信装置1において、送信されるデ
ータを部分データ毎に区分すると共に各部分データに対
して送信順序に従う通番を付与して送信し、データ受信
装置2において、受信された各通番及び部分データ毎
に、データの誤り存在の有無をチェックし、チェックの
結果に関する情報を含む識別コードを通番及び部分デー
タ毎に付与し、通番及び部分データの受信終了毎に、デ
ータ受信装置2からのレスポンスとして通番及び対応す
る識別コードをデータ送信装置1に返送し、データ送信
装置1において、識別データの情報に従って通番毎に再
送訂正の必要の有無を判断するというものである。
【0013】データ受信装置2では、データを受け取る
と各データに対してエラーチェックを行い、誤りの有無
を一括もしくは1つずつ返送している。その際、従来の
技術では、全データに対してデータの誤りの存在の有無
の結果に関する情報を含む識別コードを返送データにく
っつけるという処理を行う。データ受信装置2からデー
タ送信装置1にレスポンスとして送られてきたデータか
ら各送信データごとの受信結果が再送要・不要の情報を
読みとる処理も行っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、図7
の従来のデータ伝送方式において、データ受信装置2か
らデータ送信装置1に再送要求処理に時間を要すること
である。
【0015】その理由は、従来のデータ伝送方式では、
再送要・不要に関係なくレスポンスとして送信結果が送
られてくるために誤りがなかった場合においても、送ら
れたデータ個々の再送要求要・不要の判断処理を行って
いるためである。
【0016】第二の問題点は、図7の従来のデータ伝送
方式では、送受信間で行われる処理が複雑で、負荷が大
きいことである。。
【0017】その理由は、従来のデータ伝送方式では、
データ受信装置2では再送要求に関する識別コードを付
加をおこない、データ送信装置で、そのコードの判別を
行っている。なかには、誤りデータを確定する処理を行
っているものもあるためである。
【0018】本発明の課題は、従来のデータ伝送方式の
複雑な再送処理を改善することにより、高品質通話路を
使用する際のデータ伝送処理の短縮が可能なデータ伝送
方式を提供する事にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
伝送路と、このデータ伝送路に接続されたデータ送信装
置及びデータ受信装置とを備えたデータ伝送方式におい
て、前記データ送信装置は、データに、該データの識別
番号及び該データの送信先アドレスを付加した状態で、
該データを格納するバッファメモリと、このバッファメ
モリに格納された、前記識別番号及び前記送信先アドレ
スを付加された前記データを、該データにCRC(cycli
c redundancy check) ビットを付加した状態で送信デー
タとして前記データ伝送路を介して前記データ受信装置
に送信する送信手段とを有し、前記データ受信装置は、
前記データ送信装置から前記データ伝送路を介して送信
された前記送信データを受信データとして受信し、該受
信データのCRCを行い、該受信データに誤りがないか
否かをチェックするCRC手段と、該受信データに誤り
がないときのみ、該受信データの前記識別番号及び前記
送信先アドレスのみを返送データとして前記データ伝送
路を介して前記データ送信装置に返送する返送手段とを
有し、前記データ送信装置は、前記データ受信装置から
前記データ伝送路を介して返送された前記返送データを
受信し、該返送データが前記バッファメモリに格納され
ている前記データの前記識別番号及び前記送信先アドレ
スに一致すれば、前記バッファメモリに格納されている
前記データを消去する消去手段と、前記送信手段が前記
送信データを送信した時にタイマ動作を開始し、前記送
信データを送信してから前記返送データが前記バッファ
メモリに格納されている前記データの前記識別番号及び
前記送信先アドレスに一致することを確かめるまでに要
する所定時間を越えても、前記バッファメモリに格納さ
れている前記データの前記識別番号及び前記送信先アド
レスに一致する前記返送データが受信できない場合にタ
イムアウトとなり、タイムアウトとなると前記送信手段
に前記送信データを再送させるタイマとを有することを
特徴とするデータ伝送方式が得られる。
【0020】
【作用】本発明では、データ受信装置から返送されてく
るデータに再送の要求がないため、返送されてきたレス
ポンスが再送要求であるのかどうかの判断をする処理が
必要なく、再送判断処理時間を省くことができ、構造的
にも簡易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0022】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
によるデータ伝送方式は、データ伝送路3と、第1及び
第2のデータ通信装置101及び200とを備えてい
る。第1のデータ通信装置100は、データ伝送路3に
接続されたデータ送信装置1を有し、第2のデータ通信
装置200は、データ伝送路3に接続されたデータ受信
装置2を有している。
【0023】データ送信装置1は、データに、該データ
の識別番号(通番)及び該データの送信先アドレスを付
加した状態で、該データを格納するバッファ(即ち、バ
ッファメモリ)5を有する。このバッファ5内のデータ
のフォーマットの例を図2に示す。
【0024】データ送信装置1は、バッファ5に格納さ
れた、識別番号(通番)及び送信先アドレスを付加され
たデータを、データにCRC(cyclic redundancy chec
k) ビット(エラーコード)を付加した状態で送信デー
タとしてデータ伝送路3を介してデータ受信装置2に送
信する送信手段7を有する。この送信データのフォーマ
ットの例も図2に示す。
【0025】データ受信装置2は、データ送信装置1か
らデータ伝送路3を介して送信された送信データを受信
データとして受信し、受信データのCRCを行い、受信
データに誤りがないか否かをチェックし、受信データに
誤りがあった場合は、該受信データを廃棄するCRC手
段8と、受信データに誤りがないときのみ、受信データ
の識別番号(通番)及び送信先アドレスのみを返送デー
タとしてデータ伝送路3を介してデータ送信装置1に返
送する返送手段10とを有する。この返送データのフォ
ーマットの例も図2に示す。
【0026】データ送信装置1は、データ受信装置2か
らデータ伝送路3を介して返送された返送データを受信
し、返送データがバッファ5に格納されているデータの
識別番号(通番)及び送信先アドレスに一致すれば、バ
ッファ5に格納されている当該データを消去する消去手
段11と、送信手段7が送信データを送信した時にタイ
マ動作を開始し、送信データを送信してから返送データ
がバッファ5に格納されているデータの識別番号(通
番)及び送信先アドレスに一致することを確かめるまで
に要する所定時間を越えても、バッファ5に格納されて
いるデータの識別番号(通番)及び送信先アドレスに一
致する返送データが受信できない場合にタイムアウトと
なり、タイムアウトとなると送信手段7に送信データを
再送させる再送タイマ6とを有する。再送タイマ6は、
タイマ動作を開始してから、所定時間以内に、バッファ
5に格納されているデータの識別番号及び送信先アドレ
スに一致する返送データを受信した場合は、タイマ動作
を停止し、リセットとなるので、送信手段7に送信デー
タの再送を行わせはしない。
【0027】データ送信装置1は、返送データがバッフ
ァ5に格納されているデータの識別番号及び送信先アド
レスに一致しない場合は、当該返送データを廃棄する返
送データ廃棄機能を、更に有する。
【0028】図3を参照して、図1のデータ伝送方式の
具体的な動作について説明する。
【0029】図3に示した動作は、図1のデータ送信装
置1が、全バッフア5にデータが入っているかどうかを
監視するバッファFULL監視手段4を更に有する場合
の動作例である。
【0030】図3において、まず、データ送信装置にお
いて、バッファ内にデータを保管できるスペースがある
かをチェックする(ステップ1)。もし空きスペースが
あるなら、送信したいデータに通番及び送信先アドレス
を付加し(ステップ2)、その後、そのデータをバッフ
ァに格納する(ステップ3)。そのデータにCRCビッ
トをエラーコードとして付加し(ステップ4)、データ
を送信する(ステップ5)のであるが、その際にエラー
タイマ(図1では再送タイマ)がタイマ動作を開始する
(ステップ12)。
【0031】データ受信装置において、データを受け取
ると(ステップ6)、まず、CRCを行い(ステップ
7)、送信されてきたデータに誤りがないか否かを確認
する。もし、データに誤りがあったなら、そのデータは
破棄(廃棄)する(ステップ13)。そして、正しいデ
ータをデータ受信装置内部に取り込むと同時に、その送
信先アドレス及び通番のみを抜き取りデータ送信装置に
返送してやる(ステップ8)。
【0032】データ送信装置において、返送されてきた
データを受け取ると、返送データとバッファ内部に蓄積
されているデータを比較し(ステップ9)、一致するデ
ータが存在したなら、そのデータを削除して(ステップ
10)、データ転送終了である(ステップ11)。も
し、一致するデータが存在しなかった場合は、返送デー
タを破棄(廃棄)する(ステップ14)。エラータイマ
(再送タイマ)がタイムアウトになると(ステップ1
5)、データを再送する(ステップ16)。
【0033】図4を参照すると、データ伝送路3とし
て、データの送信及び受信を別々の伝送路(つまり2本
の高品質・高速データ伝送路)を用いた場合の本発明に
よる第2の実施例を示している。この場合、第1及び第
2のデータ通信装置100及び200の各々に、図1に
示した構成のデータ送信装置及びデータ受信装置が設け
られる。また、第1のデータ通信装置100(或いは第
2のデータ通信装置200)のデータ送信装置及びデー
タ受信装置から第2のデータ通信装置200(或いは第
1のデータ通信装置100)に送信されるデータは、第
1のデータ通信装置100(或いは第2のデータ通信装
置200)のデータ結合器13を介して2本の伝送路の
一方(或いは2本の伝送路の他方)に送信され、第2の
データ通信装置200(或いは第1のデータ通信装置1
00)のデータ分離器14により第2のデータ通信装置
200(或いは第1のデータ通信装置100)のデータ
受信装置及びデータ送信装置に分離される。
【0034】図5を参照すると、本発明の第3の実施例
によるデータ伝送方式は、以下の点を除けば、図1のデ
ータ伝送方式と同様である。
【0035】即ち、データ送信装置1の送信手段7は、
送信データを、予め決められた数N(Nは2以上の整
数)だけ連続的にデータ伝送路3を介してデータ受信装
置2に送信する手段である。
【0036】データ受信装置2のCRC手段8は、デー
タ送信装置1からデータ伝送路3を介して送信された予
め決められた数Nの送信データを予め決められた数Nの
受信データとして連続的に受信し、予め決められた数N
の受信データのCRCを連続的に行い、予め決められた
数Nの受信データに誤りがないか否かを連続的にチェッ
クする手段である。
【0037】データ受信装置2の返送手段10は、予め
決められた数Nの受信データに誤りがないとき、予め決
められた数Nの受信データの識別番号(通番)及び送信
先アドレスのみを多重化して返送データとしてデータ伝
送路3を介してデータ送信装置1に返送する手段であ
る。
【0038】図6に、この多重化された返送データのフ
ォーマットの例を各列に示す。
【0039】データ送信装置1の再送タイマ6は、デー
タ送信装置1の送信手段7が予め決められた数Nの送信
データを送信した時にタイマ動作を開始し、予め決めら
れた数Nの送信データを送信してから返送データがバッ
ファ5に格納されているデータの識別番号(通番)及び
送信先アドレスに一致することを確かめるまでに要する
所定時間を越えても、返送データが受信できない場合に
タイムアウトとなり、タイムアウトとなるとデータ送信
装置1の送信手段7に予め決められた数Nの送信データ
を再送させるものである。
【0040】特に、データ受信装置2のCRC手段8
は、予め決められた数Nの受信データのCRCを連続的
に行い、予め決められた数Nの受信データに誤りがあれ
ば、この誤りを発生した受信データ以降の受信データを
全て廃棄する。
【0041】また、データ受信装置2の返送手段10
は、予め決められた数Nの受信データに誤りがあれば、
この誤りを発生した受信データより前の誤りがない受信
データの識別番号(通番)及び送信先アドレスのみを多
重化して返送データとしてデータ伝送路3を介してデー
タ送信装置1に返送する。
【0042】ここで、データ送信装置1の送信手段7
は、予め決められた数Nの送信データとして送信したに
もかかわらず、データ送信装置1の消去手段11で消去
されずにバッファ5に残った送信データを、それ以降の
予め決められた数Nの送信データに含ませて、データ伝
送路3を介してデータ受信装置2に送信する。
【0043】具体的には、データ送信装置1の送信手段
7は、バッファ5の先頭部に格納された送信データか
ら、バッファ5の最終部に格納された送信データに向か
って、予め決められた数Nづつ順番に送信データを送信
していき、バッファ5の最終部に格納された送信データ
まで送信されると、バッファ5の先頭部に格納された送
信データに戻って送信される。
【0044】なお、データ送信装置1の再送タイマ6の
機能に代えて、データ送信装置1の送信手段7に、予め
決められた数Nの送信データとして送信したにもかかわ
らず、データ送信装置1の消去手段11で消去されずに
バッファ5に残った送信データを、それ以降の予め決め
られた数Nの送信データに含ませて、データ伝送路3を
介してデータ受信装置2に送信する上述した機能を持た
せることにより、データ送信装置1の再送タイマ6を不
要とすることもできる。
【0045】このようにデータ送信装置1の再送タイマ
6を取り除いた場合にも、具体的には、データ送信装置
1の送信手段7は、バッファ5の先頭部に格納された送
信データから、バッファ5の最終部に格納された送信デ
ータに向かって、予め決められた数Nづつ順番に送信デ
ータを送信していき、バッファ5の最終部に格納された
送信データまで送信されると、バッファ5の先頭部に格
納された送信データに戻って送信されるようにする。
【0046】
【発明の効果】第1の効果は、本発明は、データを伝送
するための処理時間を短縮することで伝送能力の向上を
図っており、伝送量が多い伝送路に有効である。
【0047】その理由は、従来のデータ伝送方式では、
再送要・不要に関係なくレスポンスとして送信結果が送
られてくるために誤りがなかった場合においても、送ら
れたデータ個々の再送要求要・不要の判断処理を行って
いたところを再送が必要なものに関してレスポンスを送
らないようにしているためである。
【0048】第2の効果は、構造的にも簡易なであり小
型化可能である。
【0049】その理由は、従来のデータ伝送方式では、
受信側では再送要求に関する識別コードの付加をおこな
い、送信側で、そのコードの判別を行っている。なかに
は、誤りデータを確定する処理を行っているものもあ
る。本発明では、データ送信時にタイマを走らせ、タイ
ムアウトするとデータを再送するようにしているので再
送要・不要コードの付加・判別回路が必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるデータ伝送方式の
ブロック図である。
【図2】図1のデータ伝送方式を説明するための図であ
る。
【図3】図1のデータ伝送方式の動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例によるデータ伝送方式の
ブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例によるデータ伝送方式の
ブロック図である。
【図6】図5のデータ伝送方式を説明するための図であ
る。
【図7】従来のデータ伝送方式のブロック図である。
【符号の説明】
1 データ送信装置 2 データ受信装置 3 データ伝送路 5 バッファ 6 再送タイマ 7 送信手段 8 CRC手段 10 返送手段 11 消去手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送路と、このデータ伝送路に接
    続されたデータ送信装置及びデータ受信装置とを備えた
    データ伝送方式において、 前記データ送信装置は、データに、該データの識別番号
    及び該データの送信先アドレスを付加した状態で、該デ
    ータを格納するバッファメモリと、このバッファメモリ
    に格納された、前記識別番号及び前記送信先アドレスを
    付加された前記データを、該データにCRC(cyclic re
    dundancy check) ビットを付加した状態で送信データと
    して前記データ伝送路を介して前記データ受信装置に送
    信する送信手段とを有し、 前記データ受信装置は、前記データ送信装置から前記デ
    ータ伝送路を介して送信された前記送信データを受信デ
    ータとして受信し、該受信データのCRCを行い、該受
    信データに誤りがないか否かをチェックするCRC手段
    と、該受信データに誤りがないときのみ、該受信データ
    の前記識別番号及び前記送信先アドレスのみを返送デー
    タとして前記データ伝送路を介して前記データ送信装置
    に返送する返送手段とを有し、 前記データ送信装置は、前記データ受信装置から前記デ
    ータ伝送路を介して返送された前記返送データを受信
    し、該返送データが前記バッファメモリに格納されてい
    る前記データの前記識別番号及び前記送信先アドレスに
    一致すれば、前記バッファメモリに格納されている前記
    データを消去する消去手段と、前記送信手段が前記送信
    データを送信した時にタイマ動作を開始し、前記送信デ
    ータを送信してから前記返送データが前記バッファメモ
    リに格納されている前記データの前記識別番号及び前記
    送信先アドレスに一致することを確かめるまでに要する
    所定時間を越えても、前記バッファメモリに格納されて
    いる前記データの前記識別番号及び前記送信先アドレス
    に一致する前記返送データが受信できない場合にタイム
    アウトとなり、タイムアウトとなると前記送信手段に前
    記送信データを再送させるタイマとを有することを特徴
    とするデータ伝送方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ受信装置の前記CRC手段は、前記受信デー
    タのCRCを行い、該受信データに誤りがあった場合
    は、該受信データを廃棄することを特徴とするデータ伝
    送方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ送信装置の前記タイマは、前記タイマ動作を
    開始してから、前記所定時間以内に、前記バッファメモ
    リに格納されている前記データの前記識別番号及び前記
    送信先アドレスに一致する前記返送データを受信した場
    合は、前記タイマ動作を停止し、リセットとなることを
    特徴とするデータ伝送方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ送信装置は、前記返送データが前記バッファ
    メモリに格納されている前記データの前記識別番号及び
    前記送信先アドレスに一致しない場合は、当該返送デー
    タを廃棄する返送データ廃棄手段を、更に有することを
    特徴とするデータ伝送方式。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ送信装置の前記送信手段は、前記送信データ
    を、予め決められた数N(Nは2以上の整数)だけ連続
    的に前記データ伝送路を介して前記データ受信装置に送
    信する手段であり、 前記データ受信装置の前記CRC手段は、前記データ送
    信装置から前記データ伝送路を介して送信された前記予
    め決められた数Nの前記送信データを予め決められた数
    Nの受信データとして連続的に受信し、該予め決められ
    た数Nの受信データのCRCを連続的に行い、該予め決
    められた数Nの受信データに誤りがないか否かを連続的
    にチェックする手段であり、 前記データ受信装置の前記返送手段は、該予め決められ
    た数Nの受信データに誤りがないとき、該予め決められ
    た数Nの受信データの前記識別番号及び前記送信先アド
    レスのみを多重化して前記返送データとして前記データ
    伝送路を介して前記データ送信装置に返送する手段であ
    り、 前記データ送信装置の前記タイマは、前記データ送信装
    置の前記送信手段が前記予め決められた数Nの前記送信
    データをした時にタイマ動作を開始し、前記予め決めら
    れた数Nの前記送信データを送信してから前記返送デー
    タが前記バッファメモリに格納されている前記データの
    前記識別番号及び前記送信先アドレスに一致することを
    確かめるまでに要する所定時間を越えても、前記返送デ
    ータが受信できない場合にタイムアウトとなり、タイム
    アウトとなると前記データ送信装置の前記送信手段に前
    記予め決められた数Nの前記送信データを再送させるこ
    とを特徴とするデータ伝送方式。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ受信装置の前記CRC手段は、前記予め決め
    られた数Nの受信データのCRCを連続的に行い、前記
    予め決められた数Nの受信データに誤りがあれば、この
    誤りを発生した受信データ以降の受信データを全て廃棄
    する手段であり、 前記データ受信装置の前記返送手段は、前記予め決めら
    れた数Nの受信データに誤りがあれば、この誤りを発生
    した受信データより前の誤りがない受信データの前記識
    別番号及び前記送信先アドレスのみを多重化して前記返
    送データとして前記データ伝送路を介して前記データ送
    信装置に返送する手段であることを特徴とするデータ伝
    送方式。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ送信装置の前記送信手段は、前記予め決めら
    れた数Nの前記送信データとして送信したにもかかわら
    ず、前記データ送信装置の前記消去手段で消去されずに
    前記バッファメモリに残った送信データを、それ以降の
    前記予め決められた数Nの送信データに含ませて、前記
    データ伝送路を介して前記データ受信装置に送信する手
    段であることを特徴とするデータ伝送方式。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ送信装置の前記送信手段は、前記バッファメ
    モリの先頭部に格納された前記送信データから、前記バ
    ッファメモリの最終部に格納された前記送信データに向
    かって、前記予め決められた数Nづつ順番に前記送信デ
    ータを送信していき、前記バッファメモリの最終部に格
    納された前記送信データまで送信されると、前記バッフ
    ァメモリの先頭部に格納された前記送信データに戻って
    送信されることを特徴とするデータ伝送方式。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記データ送信装置の前記タイマの機能に代えて、前記
    データ送信装置の前記送信手段に、前記予め決められた
    数Nの前記送信データとして送信したにもかかわらず、
    前記データ送信装置の前記消去手段で消去されずに前記
    バッファメモリに残った送信データを、それ以降の前記
    予め決められた数Nの送信データに含ませて、前記デー
    タ伝送路を介して前記データ受信装置に送信する機能を
    持たせたことを特徴とするデータ伝送方式。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のデータ伝送方式にお
    いて、 前記データ送信装置の前記送信手段は、前記バッファメ
    モリの先頭部に格納された前記送信データから、前記バ
    ッファメモリの最終部に格納された前記送信データに向
    かって、前記予め決められた数Nづつ順番に前記送信デ
    ータを送信していき、前記バッファメモリの最終部に格
    納された前記送信データまで送信されると、前記バッフ
    ァメモリの先頭部に格納された前記送信データに戻って
    送信されることを特徴とするデータ伝送方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468887B1 (ko) * 2002-10-29 2005-01-29 한국철도기술연구원 철도 신호 장비 시리얼 데이터 통신 감시 시스템
US8161331B2 (en) 2006-12-04 2012-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Data training system and method thereof
JP2013229935A (ja) * 2013-07-11 2013-11-07 Canon Inc ネットワーク通信装置及び方法とプログラム

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