JPH11282986A - カード - Google Patents
カードInfo
- Publication number
- JPH11282986A JPH11282986A JP10083136A JP8313698A JPH11282986A JP H11282986 A JPH11282986 A JP H11282986A JP 10083136 A JP10083136 A JP 10083136A JP 8313698 A JP8313698 A JP 8313698A JP H11282986 A JPH11282986 A JP H11282986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- points
- braille
- kinds
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多様なカード種別及び読取装置への挿入方向
を、視覚によらずに識別できるカードを実現する。 【解決手段】 カード1上の、カード機能実現のために
設けられた磁性膜あるいはICが搭載されていない位置
に、点字11、12、13を鑽孔により設け、この点字
によりカード種別等を識別可能とする。点字に代わって
文字、図柄等のマークを打ち抜きにより形成してもよ
い。
を、視覚によらずに識別できるカードを実現する。 【解決手段】 カード1上の、カード機能実現のために
設けられた磁性膜あるいはICが搭載されていない位置
に、点字11、12、13を鑽孔により設け、この点字
によりカード種別等を識別可能とする。点字に代わって
文字、図柄等のマークを打ち抜きにより形成してもよ
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードに係り、特
にその種別を識別容易としたカードに関する。
にその種別を識別容易としたカードに関する。
【0002】
【従来の技術】読取装置に挿入してその記録内容のリー
ド/ライトを行う磁気カードやICカードには、読取装
置への挿入方向が定められている。その挿入方向は、通
常矢印で示されている。また、視力に障害のある人にも
わかるようにするために、カードの1つの辺に切り欠き
を設け、その切り欠きの個数や形状等によって、挿入方
向と、そのカードが電話用か乗物用かなどの種別がわか
るようにしている。図3は、テレフォンカードの例で、
切り欠き31、32が設けられている。また、切り欠き
ではなく、カードの厚みを部分的に変えてエンボスと呼
ばれる凹凸をつくり、これで挿入方向やカード種別を示
すようにしたものもある。このエンボスを用いたものの
一例に、実公平8−5827号に記載されたテレフォン
カードがある。
ド/ライトを行う磁気カードやICカードには、読取装
置への挿入方向が定められている。その挿入方向は、通
常矢印で示されている。また、視力に障害のある人にも
わかるようにするために、カードの1つの辺に切り欠き
を設け、その切り欠きの個数や形状等によって、挿入方
向と、そのカードが電話用か乗物用かなどの種別がわか
るようにしている。図3は、テレフォンカードの例で、
切り欠き31、32が設けられている。また、切り欠き
ではなく、カードの厚みを部分的に変えてエンボスと呼
ばれる凹凸をつくり、これで挿入方向やカード種別を示
すようにしたものもある。このエンボスを用いたものの
一例に、実公平8−5827号に記載されたテレフォン
カードがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カードの辺に設けた切
り欠きの個数や形状を用いる方法、あるいはエンボスを
用いる方法では、表現できる情報量が限られる。一方、
テレフォンカード、ハイウエイカード、オレンジカー
ド、バスカード、地下鉄カード等々と多種多様なカード
が用いられるようになった今日では、これらを確実に識
別するには多くの情報量を表現する必要があり、切り欠
きやエンボスだけでは対応するのが難しくなっていると
いう問題がある。また、エンボスの利用は、厚みがある
程度以上あるカードにしか適用するのが難しいという問
題もある。
り欠きの個数や形状を用いる方法、あるいはエンボスを
用いる方法では、表現できる情報量が限られる。一方、
テレフォンカード、ハイウエイカード、オレンジカー
ド、バスカード、地下鉄カード等々と多種多様なカード
が用いられるようになった今日では、これらを確実に識
別するには多くの情報量を表現する必要があり、切り欠
きやエンボスだけでは対応するのが難しくなっていると
いう問題がある。また、エンボスの利用は、厚みがある
程度以上あるカードにしか適用するのが難しいという問
題もある。
【0004】本発明の目的は、カードの厚みに関係な
く、多様な情報を識別でき、それによって多様なカード
種別が容易にわかるようにしたカードを提供するにあ
る。
く、多様な情報を識別でき、それによって多様なカード
種別が容易にわかるようにしたカードを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、その種別、も
しくはその種別と読取装置への挿入方向とを表す点字
を、その機能を損なわない位置に鑽孔により形成したカ
ードを開示する。
しくはその種別と読取装置への挿入方向とを表す点字
を、その機能を損なわない位置に鑽孔により形成したカ
ードを開示する。
【0006】更に本発明は、その種別、もしくはその種
別と読取装置への挿入方向とを表すマークを、その機能
を損なわない位置に抜き打ちにより形成したカードを開
示する。
別と読取装置への挿入方向とを表すマークを、その機能
を損なわない位置に抜き打ちにより形成したカードを開
示する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明になるカードの例を示すもので、
カード自体は磁気カードでもICカードでもよい。カー
ド1の一部に点字11、12、13が設けられている。
磁気カードやICカードには磁性膜やICが搭載されて
その機能を実現しているが、通常はこれらはカード全面
に搭載されていないので、上記の点字11〜13は磁性
膜やICが搭載されていない部分に形成し、カードの機
能に影響を与えないようにする。点字の形成方法として
鑽孔によれば、鑽孔作業も容易で、カードの厚みに関係
なく形成できる。
する。図1は、本発明になるカードの例を示すもので、
カード自体は磁気カードでもICカードでもよい。カー
ド1の一部に点字11、12、13が設けられている。
磁気カードやICカードには磁性膜やICが搭載されて
その機能を実現しているが、通常はこれらはカード全面
に搭載されていないので、上記の点字11〜13は磁性
膜やICが搭載されていない部分に形成し、カードの機
能に影響を与えないようにする。点字の形成方法として
鑽孔によれば、鑽孔作業も容易で、カードの厚みに関係
なく形成できる。
【0008】点字11〜13によって示す情報は、その
点字の内容によってカード種別を表し、また必要があれ
ば、点字の方向によってカードの挿入方向を示すように
する。このように点字を数個用いることで、極めて多様
な情報を表現できる。
点字の内容によってカード種別を表し、また必要があれ
ば、点字の方向によってカードの挿入方向を示すように
する。このように点字を数個用いることで、極めて多様
な情報を表現できる。
【0009】図2は、本発明になるカードの別の例を示
すもので、ここでもカード自体は磁気カードでもICカ
ードでもよい。カード2の一部にマーク21が設けられ
ている。このマーク21を設ける位置は図1の点字の場
合と同様で、カードの機能に影響を与えない位置とす
る。図2のマーク21は文字「KE」であり、これはカ
ードをその形状に切り抜いて形成する。例えばマーク形
状の刀形を作り、これでカードを打ち抜いて形成する。
この方法でも、カードの厚みに関係なくマークを容易に
形成できる。
すもので、ここでもカード自体は磁気カードでもICカ
ードでもよい。カード2の一部にマーク21が設けられ
ている。このマーク21を設ける位置は図1の点字の場
合と同様で、カードの機能に影響を与えない位置とす
る。図2のマーク21は文字「KE」であり、これはカ
ードをその形状に切り抜いて形成する。例えばマーク形
状の刀形を作り、これでカードを打ち抜いて形成する。
この方法でも、カードの厚みに関係なくマークを容易に
形成できる。
【0010】マークによって示す情報は、マークの形状
に対応し、カードの読取装置への挿入方向もマークで示
すことができる。マークとしては文字、図柄等の多様な
ものが使えるので、この方法でも極めて多様な情報の表
現が可能である。
に対応し、カードの読取装置への挿入方向もマークで示
すことができる。マークとしては文字、図柄等の多様な
ものが使えるので、この方法でも極めて多様な情報の表
現が可能である。
【0011】なお、以上の説明では、磁気カードまたは
ICカードを例として説明し、カード種別の他に読取装
置への挿入方向も示すものとしたが、これはカード種別
だけに適用してもよく、また、従来の切り欠きと併用し
てもよいことはいうまでもない。
ICカードを例として説明し、カード種別の他に読取装
置への挿入方向も示すものとしたが、これはカード種別
だけに適用してもよく、また、従来の切り欠きと併用し
てもよいことはいうまでもない。
【0012】また、ICカードでも特に非接触ICカー
ドの場合は読取装置へ挿入して使用せず、特定エリアの
ゲート通過で自動的にリート/ライトが行える。この場
合は特に挿入方向の表示は不要である。但しカード上の
ICとしては読取装置との交信のための電力伝送・通信
用回路、アンテナ等があるが、これらのICを搭載した
位置もさけて点字あるいはマークを設けることは云うま
でもない。
ドの場合は読取装置へ挿入して使用せず、特定エリアの
ゲート通過で自動的にリート/ライトが行える。この場
合は特に挿入方向の表示は不要である。但しカード上の
ICとしては読取装置との交信のための電力伝送・通信
用回路、アンテナ等があるが、これらのICを搭載した
位置もさけて点字あるいはマークを設けることは云うま
でもない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、視覚によらなくても多
様なカードの、例えばテレフォンカード、ハイウエイカ
ード、オレンジカード、バスカード、地下鉄カード等々
の種別やその挿入方向等を容易に識別できるカードを、
カードの厚さに関係なく実現できるという効果がある。
様なカードの、例えばテレフォンカード、ハイウエイカ
ード、オレンジカード、バスカード、地下鉄カード等々
の種別やその挿入方向等を容易に識別できるカードを、
カードの厚さに関係なく実現できるという効果がある。
【図1】本発明になるカードの例を示す図である。
【図2】本発明になるカードの別の例を示す図である。
【図3】従来のテレフォンカードの例を示す図である。
1、2 カード 11、12、13 点字 21 マーク
Claims (2)
- 【請求項1】 その種別、もしくはその種別と読取装置
への挿入方向とを表す点字を、その機能を損なわない位
置に鑽孔により形成したカード。 - 【請求項2】 その種別、もしくはその種別と読取装置
への挿入方向とを表すマークを、その機能を損なわない
位置に抜き打ちにより形成したカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10083136A JPH11282986A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10083136A JPH11282986A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | カード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11282986A true JPH11282986A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13793799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10083136A Pending JPH11282986A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11282986A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108693189A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-10-23 | 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 | 大口径熔石英光学元件基准标识的构建方法 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10083136A patent/JPH11282986A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108693189A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-10-23 | 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 | 大口径熔石英光学元件基准标识的构建方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070704 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070925 |