JPH11282772A - 情報配信システム、情報送信装置、情報受信装置 - Google Patents

情報配信システム、情報送信装置、情報受信装置

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JPH11282772A
JPH11282772A JP10081505A JP8150598A JPH11282772A JP H11282772 A JPH11282772 A JP H11282772A JP 10081505 A JP10081505 A JP 10081505A JP 8150598 A JP8150598 A JP 8150598A JP H11282772 A JPH11282772 A JP H11282772A
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Japan
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JP10081505A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakatsuyama
孝 中津山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送時間の短縮、音声出力の高品位化、再生
側の処理負担の削減、再生側の検索性の向上。 【解決手段】 情報送信装置側(2,3)ではテキスト
情報に対応する音読情報となる中間言語情報をテキスト
情報と合成し、かつ階層情報を付して送信する(S
D)。そして情報受信装置側(6,7)では、テキスト
情報と中間言語情報を抽出して、テキスト情報を表示出
力するとともに、中間言語情報を用いて音声合成を行な
い、その音声合成情報を出力する。このとき階層情報を
用いて、操作に応じた情報部分を選択し、出力を実行さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテキスト情報を、そ
の音読情報となる中間言語情報とともに配信する新規な
情報配信システム、及び情報配信システムを構成する情
報送信装置、情報受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばサーバ側から端末装置側へ通信回
線を利用して音声情報を配信する情報サービスとして
は、従来より次の2つの方式が考えられている。1つは
出版物等の活字やテキストデータとしての文章を、サー
バ側で読み上げ等により音声信号(デジタルオーディオ
信号又はアナログオーディオ信号)に変換し、この音声
信号を通信回線により端末装置に伝送する方式である。
端末装置側では送信されてきた音声信号について所定の
オーディオ処理を行い、音声として出力する。
【0003】もう1つの方式としては、サーバ側はテキ
ストデータの形態で、通信回線により端末装置に情報を
伝送する方式である。この場合端末装置側では送信され
てきたテキストデータに基づいて音声合成処理を行って
音声信号を得、所定のオーディオ処理を行って音声とし
て出力する。これらの2つの方式のいづれかが、例えば
ユーザーの要求に応じて行う情報サービス(on demand
service )において採用されるべく開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの方
式では次のような問題がある。まずサーバ側で音声信号
に変換して送信する方式では、通信回線としての伝送路
の伝送速度の関係から、例えば配信時間の短縮を求める
場合は、或る程度音声信号を圧縮処理することでデータ
量を減らして伝送することが必要になる。この場合、圧
縮処理によりオーディオ情報としての大幅な音質劣化が
生じ、端末装置側のユーザーに高品位な音声を提供でき
ないという問題がある。一方、高音質化を求めて圧縮処
理を行わないまま伝送すれば、当然ながら伝送に長時間
要するようになってしまい、これもユーザーにとって好
ましくない。
【0005】またサーバ側からはテキストデータで伝送
を行い、端末装置側でテキストデータからの音声合成処
理を行って音声出力する方式の場合は、端末装置側のハ
ードウエア、ソフトウエアとして大きな負担がかかって
しまう。例えば音声合成のためにテキストデータを分析
する過程で、不特定のテキストを対象とすると、処理に
用いる辞書や文法などの情報量が膨大なものとならざる
を得ず、また音声出力の高音質化を求めれば、韻律(イ
ントネーション)やアクセントの分析も複雑になり、端
末装置側の処理負担が著しく増大する。これらのことは
端末装置の普及、小型化、低価格化などに大きな障害と
なる。
【0006】さらに、配信される情報を享受する端末装
置側のユーザーの視点で考えると、配信された情報の音
声出力を実行させる際に、そのユーザーにとって必要な
情報を簡単に検索させたいということがある。例えば電
子新聞のような形態の情報が供給された際には、その中
で自分が知りたいニュースなどを簡単に検索して再生さ
せたい。つまり文章の見出しなどを頼りに再生させたい
箇所を指定できることが好ましい。
【0007】しかしながら音声信号による情報が配信さ
れる場合は、端末装置はその音声信号から見出しや本文
としての部分を判別しなければならず、かなり高度かつ
複雑な処理が必要となり、端末装置の普及、小型化、低
価格化の実現が困難になる。また配信がテキストデータ
形態で行われる場合であっても、端末装置はそのテキス
トデータの分析処理により見出しや本文としての部分を
判別しなければならないため、同様に大きな処理負担が
強いられることになる。これらのことから、ユーザーの
使用性として、検索性の優れた端末装置を構築すること
が困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、配信される情報としての音声情報の高音質
化、伝送時間の短縮、端末装置側(受信装置側)での処
理負担の減少を実現するとともに、端末装置側での良好
な検索性を実現することを目的とする。
【0009】このため情報配信システムとして、送信装
置側にはテキスト情報を入力するテキスト情報入力手段
と、入力されたテキスト情報から、そのテキスト情報に
対応する音読情報となる中間言語情報を生成し、テキス
ト情報と中間言語情報とを合成するとともに、合成され
たデータ列が階層情報によって区切られた状態となる送
出情報を生成する送出情報生成手段と、送出情報生成手
段で生成された送出情報を送信することができる送信手
段とを設ける。また受信装置側には、送信手段により送
信される送出情報を受信する受信手段と、受信手段で受
信された送出情報から、少なくともテキスト情報と中間
言語情報を抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出された
テキスト情報を表示出力することのできる表示手段と、
抽出手段で抽出された中間言語情報を用いて音声合成情
報を生成し、その音声合成情報に基づいて音声出力を行
うことのできる音声出力手段と、これら表示手段と音声
出力手段により出力させるテキスト情報及び中間言語情
報情報の選択指示を行うことのできる選択操作手段と、
選択操作手段での選択指示が行われた際に、抽出手段で
抽出されるテキスト情報と中間言語情報に対応して付さ
れている階層情報を参照して選択指示に応じた所定のテ
キスト情報及び中間言語情報情報を選択し、表示手段及
び音声出力手段において出力動作を実行させる出力制御
手段とを備えるようにする。
【0010】即ち、中間言語情報として、音声合成処理
における音声合成のためにテキストデータを分析し、所
定のデータ形態とした情報をサーバ側(情報送信装置)
から端末装置側(情報受信装置)に伝送するようにす
る。これにより、例えば音声信号自体を伝送することに
比べて著しくデータ量を削減するとともに、サーバ側で
高度なテキストデータ分析を行うことで、端末装置側で
再生出力される音声信号を高音質なものとする。もちろ
ん端末装置側ではテキストデータ分析のためのハードウ
エア、ソフトウエアは不要となる。さらに中間言語情報
だけでなくテキストで情報も送信することで、端末装置
側で音声出力だけでなく表示出力することも可能とす
る。また、階層情報を付加しておくことにより、端末装
置側では受信した送出情報としての文章を構成する各文
字列について、見出しや本文としての部分を容易に認識
できるようになり、操作に応じて出力すべき情報部分を
選択する処理も簡易な処理となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報配信システ
ム、及び情報配信システムを構成する情報送信装置、情
報受信装置としての実施の形態を説明していく。説明は
次の順序で行う。 1.情報配信システムの構成 2.オーサリングシステムの構成 3.送信システムの構成 4.端末装置側の構成 5.送出情報(登録情報)の構造 6.オーサリングシステムでの送出情報(登録情報)の
生成動作 7.送信システムの送出情報の送信動作 8.再生端末装置の情報出力動作
【0012】1.情報配信システムの構成 図1は本例の情報配信システムの構成を示している。こ
の情報配信システムは、コンテンツ1、オーサリングシ
ステム2、データベース3、送信システム4、伝送路
5、端末側送受信装置6、再生端末装置7から構成され
る。
【0013】コンテンツ1は情報ソースとしての各種の
出版物や電子テキストデータを示している。即ち新聞、
雑誌、その他小説などの文字情報として活字として表さ
れているものや、電子出版物としてデータ化されたテキ
ストデータが相当する。
【0014】オーサリングシステム2は、コンテンツ1
として、活字又はテキストデータ形態で提供された情報
を用いて、ユーザーに提供するサービス情報としての送
出情報(登録情報TD)を生成する部位である。オーサ
リングシステムで生成された送出情報(登録情報TD)
は、データベース3に格納され、以降、情報配信サービ
スとしてのサービスデータとして用いられることにな
る。サービスプロバイダとして機能する送信システム4
は、ユーザーへの伝送路5への接続サービス、会員登
録、課金処理等を担当するとともに、必要な情報をデー
タベースから読み出し、また必要な情報処理を行って、
送出情報SDとしてユーザー側に送信する。
【0015】なお、オーサリングシステム2で生成され
データベース3に格納された送出情報は、そのまま配信
サービス用のデータとして用いられてもよいが、本例の
場合、後述するように、データ圧縮のための省略処理な
どが行われることがあり、説明上の区別のために、オー
サリングシステム2で生成される送出情報は登録情報T
Dと呼び、また送信システム4からユーザー側に送信さ
れる送出情報を送出情報SDと呼ぶこととする。
【0016】この情報配信サービスを利用する一般ユー
ザーは、例えば携帯用として小型軽量に形成された再生
端末装置7を用いる。そして情報を得たい際には、再生
端末装置7を端末側送受信装置6に接続する。端末側送
受信装置は、例えば不特定多数のユーザーがそれぞれ所
持する再生端末装置7を接続できるように、例えば駅や
コンビニエンスストアの店頭などに公衆装置として設置
されるものでもよいし、ユーザーが所有して自宅などに
配置するものでもよい。いづれにしても端末側送受信装
置7は、例えばISDN回線などの公衆回線や、当該情
報配信サービス専用の通信回線などとしての伝送路5と
接続され、通信可能とされる形態であればよい。また伝
送路5の一部又は全部が、有線回線に限らず、無線通信
回線とされてもよい。さらに、再生端末装置7と端末側
送受信装置6の接続形態も、装置自体を嵌合して各種端
子が接続される接続形態の他、ケーブル接続や、赤外線
や電波による無線接続形態も考えられる。
【0017】ユーザーは、端末側送受信装置6側から送
信システム4を介してデータベース3に対する欲しい情
報のリクエストを行う。するとデータベース3から該当
する情報、即ちオーサリングシステム2で生成された送
出情報が読み出され、その送出情報が伝送路5を介して
端末側送受信装置6に送信される。端末側送受信装置6
で受信された送出情報、即ちユーザーが求めたサービス
情報は、接続されている再生端末装置7において音声及
び画像として出力されることになる。
【0018】2.オーサリングシステムの構成 図2はオーサリングシステム2の構成を示している。オ
ーサリングシステム2は、上記コンテンツ1として提供
される活字又はテキストデータを用いて、ユーザーに提
供するサービス情報としての登録情報TDを生成する部
位であるため、コンテンツ1の入力部位としてOCR
(Optical Character Reader;光学式文字読取装置)2
1、電子テキスト入力インターフェース22が設けられ
る。即ち、活字としてのコンテンツが提供された場合
は、OCR21によって読取処理が行われ、電子データ
としてのテキストデータ形態に変換される。そして登録
情報生成部23に取り込まれる。また近年は電子化され
る出版物が増えているが、電子化されテキストデータ形
態で供給されるコンテンツ(例えばCD−ROMなどの
記録媒体によって提供されたり、通信回線を介して提供
されるコンテンツ)に関しては、電子テキスト入力イン
ターフェース22を介して、登録情報生成部23に取り
込まれる。
【0019】登録情報生成部23は、例えばワークステ
ーションやパーソナルコンピュータにより形成される。
登録情報生成部23は、取り込まれたテキストデータ
(コンテンツ1として提供されたテキストデータ)に基
づいて登録情報TDを生成する処理を行う。この生成処
理については詳しくは後述するが、概略的にいえば、ま
ずテキストデータを所要の単位で区分し(例えば文、文
節、句読点等で区分する)、区分したそれぞれの文字列
に対応する中間言語情報を生成する。中間言語情報と
は、テキストに対応した音読情報であり、例えば発音記
号情報となる。中間言語情報の生成処理に関しては、発
音記号辞書24、音韻辞書25を参照することになる。
そして、区分したテキストデータとそれに対応する中間
言語情報を合成して、登録情報TDとしての1つのブロ
ックを形成していく。このようなブロックが1又は複数
個連続したデータ列として1つの登録情報TDが形成さ
れる。また、テキストの区分として、いわゆる階層的な
区分も行い、例えば大見出し、小見出し、本文などの区
分を分析する。そして例えば上記ブロック毎に階層情報
を付加し、各ブロックのテキスト内容の階層的な位置づ
けが判別できるようにしている。そして登録情報生成部
23は、このような処理を経て生成した登録情報TD
を、データベース3に格納させることになる。
【0020】なおオペレータインターフェースとして、
操作部26aに相当することになるキーボードやマウス
などの入力機器や、表示部26bに相当する表示モニタ
などが配されたオペレータコンソール26が形成され、
オーサリング処理のオペレーションに用いられる。
【0021】3.送信システムの構成 送信システム4の構成を図3に示す。まずワークステー
ションもしくはパーソナルコンピュータによる送出情報
生成部41が設けられる。送出情報生成部41は、ユー
ザー側からの要求に応じてデータベース3から所要の登
録情報を読み出し、必要な処理を行った後、送信情報S
Dとしてユーザー側に送信する処理を行う。この一連の
送信処理については後述する。またユーザーの認証など
の処理や、課金処理等に際しては、ユーザー登録データ
ベース42に登録されている情報を用いたり、必要デー
タの書込を行う。伝送路5とのデータ通信のための接続
はネットワーク接続機器43を介して行われる。またオ
ペレータインターフェースとして、キーボードやマウス
などの入力機器による操作部44aや、表示モニタなど
の表示部44bなどが配されたオペレータコンソール2
6が形成される。
【0022】4.端末装置側の構成 図4に、端末側送受信装置6及び再生端末装置7の構成
を示す。端末側送受信装置6は、モデム62の端子61
が伝送路5と接続され、送信システム4と通信可能とさ
れる。またこの例では、端末側送受信装置6は電源端子
(コンセントプラグ)63により商用電源に接続され、
例えば電源回路64により整流平滑処理等が行われて動
作電源電圧を得るとともに、バッテリー充電回路65と
して、再生端末装置7内のバッテリー74に対する充電
回路が設けられている。即ち端末側送受信装置6と再生
端末装置7が接続される際には、端子67と端子72が
接続され、これによってバッテリー充電回路65がバッ
テリー74に対して充電電流を供給することができるよ
うにされている。従って再生端末装置7は、バッテリー
74を電源として動作電源電圧を得るとともに、端末側
送受信装置6に接続することで充電が行われる。
【0023】また端末側送受信装置6と再生端末装置7
が接続されると、モデム62からの端子66とインター
フェース部73からの端子71が接続され、これによっ
て、送信システム4から伝送路5を介して供給される送
出情報SDが、モデム62及び再生端末装置7のインタ
ーフェース部73を介してコントローラ75に取り込ま
れるようになる。またユーザー側からの送信情報(リク
エスト等)は、コントローラ75が、インターフェース
73、モデム62を介して送信システム4に送信できる
ようになる。
【0024】コントローラ75は、いわゆるマイクロコ
ンピュータとして形成され、再生端末装置7の各部の動
作制御、操作部77によるユーザー操作の監視、受信さ
れた送出情報SDに関する音声や画像の出力のために必
要な情報処理等を行う。音声や画像の出力のために必要
な情報処理とは、送出情報SDからテキストデータと中
間言語情報を分離する処理や、中間言語情報に基づいて
音声合成を行う処理などである。コントローラ75は必
要な処理を、メモリ76を利用して実行する。メモリ7
6としては、動作プログラムや各種処理に必要なパラメ
ータ、音声合成用の素片情報等を保持したROM又はR
AMや、送出情報SDとして送られてきた情報を格納す
るRAM、作業領域としてのRAMなどから構成されて
いる。
【0025】再生端末装置7には音声出力系として、オ
ーディオ回路78、音声出力部80が設けられている。
コントローラ75の処理によって、送出情報から中間言
語情報が分離され、さらに音声合成処理されて生成され
た合成音声情報(音声信号)は、オーディオ回路78
で、D/A変換、イコライジング、増幅処理等が行わ
れ、音声出力部80に供給される。音声出力部80は、
スピーカSPやヘッドホンHPとして構成され、ユーザ
ーに対して合成音声情報に基づく音声を出力する。即ち
ユーザーは、送信システム4から供給されたサービス情
報(送出情報SD)としての音声を聴くことができる。
【0026】また再生端末装置7には表示出力系とし
て、表示ドライバ79、表示部81が設けられる。コン
トローラ75の処理によって、送出情報からテキストデ
ータが分離されると、そのテキストデータは表示ドライ
バ79に供給される。表示ドライバ79は供給されたテ
キストデータに基づいて表示部81を駆動することで、
文字としての表示出力をユーザーに提供する。表示部8
1は例えば液晶パネルや表示管などで形成されればよ
い。表示部81でテキストデータが表示されることによ
り、ユーザーは、音声出力部80から出力される音声と
合わせて、その内容を表示上でも確認できることにな
る。
【0027】操作部77としては、ユーザーが各種操作
を行うための操作子が設けられている。例えばサービス
情報のリクエスト操作や、受信した情報の音声や表示出
力としての再生出力を指示するためのキー等が設けられ
る。コントローラ75は操作部77の操作に応じて所要
の処理を実行することになる。
【0028】5.送出情報(登録情報)の構造 ここで、オーサリングシステム2で生成される登録情報
TDの構造として、登録情報を形成する中間言語情報、
階層情報、区切情報について説明する。上記したように
登録情報生成部23では、入力テキスト列から中間言語
情報を生成するとともに、テキスト情報と中間言語情報
を合成し、かつ階層情報(及び区切情報)を付加して登
録情報TDを生成する。
【0029】まず中間言語情報について述べる。中間言
語情報とは、テキスト情報の音読情報となる情報であ
り、具体的にはテキスト情報に対応する発音記号情報と
なる。さらに、発音記号情報に加えて、抑揚/強調デー
タ、音量データを付加することもできる。もちろん他の
情報も考えられるが、本例では説明上、中間言語情報と
しては少なくとも発音記号情報が含まれ、場合によって
は抑揚/強調データや音量データが付加できるものとす
る。
【0030】まず発音記号情報に関しては、その発音記
号の表記を基本的にローマ字表記によるものとしてい
る。図8に日本語としてのテキスト情報に関する発音記
号の表記例を、また図9に英語/米語としてのテキスト
情報に関する発音記号の表記例を、それぞれ示す。各図
において、実際の発音音声(左側)に対応させて、表記
例を右側に示している。登録情報TDとして生成すべき
或るテキスト情報からは、それが日本語テキストの場合
は図8の表記例に従って発音記号情報が生成され、また
英語/米語テキストの場合は、図9の表記例に従って発
音記号情報が生成されるものとなる。
【0031】抑揚/強調データは、図10に示すような
データ例となる。即ち抑揚は基本的にはA=440Hz
とする平均律音階で表現され、それが発音記号に1:1
で対応される形態を採る。まず図10(a)に示すよう
に、平均律音階(C、C#・・・・B)に対応する音階
記号としてアルファベット小文字が割り当てられる。即
ち平均律音階「C、D、E、F、G、A、B」にそれぞ
れ対応して音階記号「c、d、e、f、g、a、b」が
割り当てられるとともに、平均律音階「C#、D#、F
#、G#、A#」にそれぞれ対応して音階記号「i、
j、k、l、h」が割り当てられる。そして強調に関し
ては、音階記号「a、b、c、d、e、f、g、h、
i、j、k、l」がアルファベット大文字による音階記
号「A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、
L」とされることで表現される。
【0032】また平均律音階は、その音階名(C、C#
・・・・B)とともに数字によりオクターブが表現され
るが、抑揚/強調データとしてのオクターブ表現も図1
0(b)に示すように同様の数字が用いられる。
【0033】従って、抑揚/強調データは、図10
(c)に例を示すように、平均律音階C1は「c1」と
なり、アクセント(強調)をつける場合は「C1」とな
る。また同様に平均律音階A4は「a4」又は「A4」
となり、平均律音階A#9は「h9」又は「H9」とな
る。
【0034】そして、このような抑揚/強調データが発
音記号情報に1:1で対応される形態となるため、例え
ば発音として5音分のテキストについて図11のように
「ミ、ミ、ミ、ラ、シ」(音階名でE3、E3、E3、
A3、B2とする)と発音させたく、かつ1音目と4音
目を強調させたい場合には、抑揚/強調データは「E
3、e3、e3、A3、b2」となる。但し本例では、
オクターブ記号として同じ数字が連続する部分について
は、その2つめ以降のデータに関してオクターブ数字を
省略することで、データ量を減少させることを可能とし
ている。この場合、省略形として示すように、抑揚/強
調データは「E3、e、e、A、b2」となる。
【0035】次に音量データの表記例を図12に示す。
音量データは再生端末装置7におけるマスターボリュー
ムに対する相対的な音量変化を表す情報とされる。音量
データのデータ値は図12に示すように「1」〜「9」
の値で示され、中間値である「5」は、dBとしての相
対音量が0とされる。つまり再生端末装置7におけるマ
スターボリュームによる音量を示すことになる。そして
「1」〜「4」及び「6」〜「9」は、それぞれ図示す
るように相対音量(dB)を示すことになり、例えば音
量データ「3」は、再生端末装置7におけるマスターボ
リュームによる音量より−6dB低い音量を示すデータ
となる。
【0036】このような中間言語情報がテキスト情報と
合成されて登録情報TDが形成されるわけであるが、こ
の登録情報TDとしてのデータ列には、さらに階層情報
や区切情報が付加されることになる。
【0037】階層情報は例えば図5に示すように定義さ
れる。即ち階層情報K1〜K4、及び階層情報を付加し
ない文字列として、登録情報TDとしてのデータ列内の
各部を5段階の階層に分けることができる。例えば階層
情報K1は< >という記号が用いられ、この<
>によって囲まれた部分はタイトルとして示される。同
様に階層情報K2は[ ]という記号が用いられ、こ
の[ ]によって囲まれた部分は大見出しとして示さ
れる。また階層情報K3は{ }という記号が用いら
れ、この{ }によって囲まれた部分は中見出しとし
て示される。階層情報K4は( )という記号が用い
られ、この( )によって囲まれた部分は小見出しと
して示される。さらに、これら階層情報が付されない部
分は本文としてのデータ部分であると定義される。
【0038】区切情報は、例えば図6に示すように定義
される。区切情報は登録情報TDとしてのデータ列内で
の各種の区切を示すコードとされ、本例では図6に示す
3種類の区切情報を用いる例を述べる。もちろんより多
数の区切情報を設定してもかまわない。まず1バイトの
Nullコード、即ち「00000000」(以下「0
0h」と16進表記で示す)は、登録情報TDにおいて
階層の区切を示すコードとされている。つまり上記各階
層情報が付される場合には、その直前にNullコード
が配される。また、階層情報の配されない本文としての
部分の直前にもNullコードが配されることになる。
【0039】区切情報sp1は、登録情報TDにおける
ブロック内でのテキスト列と中間言語情報の区切りを示
すコードとされる。具体例としては例えばASCIIコ
ードの「7C」としての「|」が割り当てられる。ここ
でいうブロックとは、テキスト列と中間言語情報が合成
された1つの単位をいい、登録情報TDとは1又は複数
のブロックで形成される。
【0040】区切情報sp2は、中間言語情報内におけ
るセクションの区切りを示すコードとされる。ここで
「セクション」とは、中間言語情報内の音読情報として
の1つの情報を指すこととしており、本例では音読情報
として、発音記号列、抑揚/強調データ、音量データの
3つの情報の例をあげているが、これらの各情報に相当
するデータ区間をそれぞれ1つのセクションと呼ぶこと
とする。区切情報sp2の具体例としては例えば「/」
が割り当てられる。
【0041】以上のような中間言語情報、階層情報、区
切情報がテキスト情報とともに用いられて生成される登
録情報の例を図7に示す。なお、この図7は1つの登録
情報TDを形成する多数のブロックの中の1つのブロッ
クのみを示している。
【0042】ここでは「毎朝新聞」というテキストに対
して生成される登録情報TDの例を示しているが、図示
するように「毎朝新聞」というテキストに対する発音記
号情報は例えば「maityousinbun」となり、それに対応
する抑揚/強調データは「d3eeEcb2a」とな
る。また音量データは「5667543」となる。ま
た、この「毎朝新聞」は階層としてはタイトルに相当す
るものであるとする。
【0043】従って中間言語情報が発音記号情報のみと
される場合は、登録情報TDは、例1として示すよう
に、Nullコード「00h」、階層情報K1「<」、
テキスト情報「毎朝新聞」、区切情報sp1「|」、中
間言語情報の発音記号情報「maityousinbun」、区切情
報sp1、区切情報sp1「|」、階層情報K1「>」
というデータ列となる。
【0044】また中間言語情報が発音記号情報と抑揚/
強調データとされる場合は、登録情報TDは、例2とし
て示すように、Nullコード「00h」、階層情報K
1「<」、テキスト情報「毎朝新聞」、区切情報sp1
「|」、中間言語情報の発音記号情報「maityousinbu
n」、区切情報sp2「/」、中間言語情報の抑揚/強
調データ「d3eeEcb2a」、区切情報sp1
「|」、階層情報K1「>」というデータ列となる。
【0045】また中間言語情報が発音記号情報、抑揚/
強調データ、音量データとされる場合は、登録情報TD
は、例3として示すように、Nullコード「00
h」、階層情報K1「<」、テキスト情報「毎朝新
聞」、区切情報sp1「|」、中間言語情報の発音記号
情報「maityousinbun」、区切情報sp2「/」、中間
言語情報の抑揚/強調データ「d3eeEcb2a」、
区切情報sp2「/」、中間言語情報の音量データ「5
667543」、区切情報sp1「|」、階層情報K1
「>」というデータ列となる。
【0046】6.オーサリングシステムでの送出情報
(登録情報)の生成動作 以上のような形態の登録情報TDの生成のためのオーサ
リングシステム2の処理を図13〜図15で説明する。
図13は登録情報生成部23での生成処理を示してい
る。OCR21もしくは電子テキスト入力インターフェ
ース22から取り込まれたテキストデータは、登録情報
生成部23において登録情報TDの生成に用いられるこ
とになるが、登録情報生成部23では生成対象となるテ
キストデータに対して、まずステップF101として階
層分析を行うことになる。
【0047】例えば1つの新聞、雑誌、小説等となる全
テキスト(一部のテキスト部分毎でもよいが)につい
て、そのテキストを構成する例えば文章、文、文節など
の区分で、それぞれ階層を判別する。即ち、例えば文毎
に、タイトル、大見出し、中見出し、小見出し、本文の
いづれであるかを分析していく。図14の上段にテキス
トデータとして新聞データの例を示しているが、そのテ
キストデータを構成する文字列として、図示するように
例えば「毎朝新聞」はタイトル、「経済欄」は大見出
し、「株式市況」は中見出し、「電機」は小見出し、
「ソニー ¥12,000 アイウ ¥19,000・
・・・」は本文、というように判別する。
【0048】続いてステップF102で、階層分析の結
果に応じて階層情報を付加していく。例えば図14の例
として中段に示すように、Nullコードに続いて各文
字列に< >、[ ]・・・等の階層情報を付加してい
く。ステップF103では分析された階層構造に応じて
データベース3にアイテム登録を行う。即ち登録情報T
Dの登録のためのディレクトリ構造をデータベース3に
構築する。
【0049】ステップF104以降は、各文字列毎に登
録情報TDを生成していく処理となる。ステップF10
4では1つのブロックとしての登録情報となる部分を切
り出すようにテキストデータを分割する。例えば句読
点、段落、文節などに相当するデータを基準にして分割
する。このテキスト分割は特に上記階層構造の分割状態
には限定されず、例えばオペレータの指定などで或る程
度任意に設定できる。例えば1つの階層に含まれる文字
列を複数のブロックとしての文字列で切り出すようにし
てもよい。
【0050】ステップF105では切り出した文字列に
対して文法分析を行い、続いてステップF106で発音
記号辞書24を参照しながら、その文字列に対応する発
音記号情報を生成する。さらに、ステップF107,F
108では、音韻辞書25を参照しながら、その文字列
に対応する抑揚/強調データ、音量データを生成する。
なお、これらのデータを登録情報TDに付加しないこと
がオペレータによって選択された場合は、これらの処理
は不要となる。
【0051】ステップF106〜F108の処理で、或
る文字列に対して、少なくとも発音記号情報を含み、場
合によっては抑揚/強調データ、音量データを含むよう
な中間言語情報が生成されることになる。するとステッ
プF109の処理として、その文字列としてのテキスト
データと中間言語情報を合成し、登録情報TDとしての
1つのブロックを形成する。またこのとき必要な区切情
報(sp1「|」、sp2「/」)を付加する。
【0052】例えばステップF104で切り出された文
字列が「毎朝新聞」であったとすると、図14の下段に
示すように、00h<毎朝新聞|maityousinbun|>と
いう登録情報TDの1ブロックが形成される(抑揚/強
調データ、音量データを含まない例で示している)。こ
のように登録情報TDの1ブロックを生成したら、ステ
ップF110でそのブロックをデータベース3に登録す
る。即ちステップF103で設定した階層構造のディレ
クトリに応じた1つのブロックとして登録する。
【0053】テキストデータの全文字列について処理が
終了していなければ、ステップF111からF104に
戻って同様の処理を繰り返す。例えば図14の例では、
続いて「経済欄」という文字列を切り出し、図示するよ
うに00h[経済欄|keizairan|]という登録情報T
Dの1ブロックが形成される。そしてそのブロックがデ
ータベース3に登録される。以降も同様にステップF1
04以降の処理が繰り返されていく。例えば本文に相当
する部分では00hソニー ¥12,000|soni- it
imannisenen|というブロックや、00hアイウ ¥1
9,000|aiu itimankyuusenen|というブロックが
形成され、登録されていく。そして全文字列について処
理を終えたら、ステップF111から処理を終了させ
る。
【0054】このような処理によってデータベース3に
蓄積される登録情報TDは、例えば図15のような構造
となり、即ち本文を構成する各文字列の登録情報ブロッ
ク(TD51、TD52・・・)に対して、タイトル
(TD11等)、大見出し(TD21等)、中見出し
(TD31等)、小見出し(TD41等)までの各ブロ
ックが階層的に付加された状態となる。
【0055】なお、登録情報TDの生成処理は図13の
例に限らず多様な処理手順が考えられる。例えば中間言
語情報の生成後に階層情報付加を行うようにしたり、テ
キスト分割してから階層分析を行うようにするなどの各
手順が考えられる。いづれにしても、階層情報が付加さ
れた上で登録情報TDがデータベース3に登録されるよ
うにすればよい。
【0056】7.送信システムの送出情報の送信動作 送信システム4は、ユーザーの要求に応じてデータベー
スに登録された登録情報TDを、送出情報SDとして端
末装置側に送信する動作を行う。送出情報生成部41に
よる送信処理を図17に示す。ユーザーからの送信要求
があった場合は、まずステップF201としてユーザー
の認知処理を行う。そしてステップF202でユーザー
登録管理データベース42を参照して、ユーザーの識別
や、正当なユーザーであるか否かを確認などを行うこと
になる。それらの確認を行ったら要求内容の受理を行な
い、続いて送出情報SDの送信処理に移る。
【0057】まずステップF203で、ユーザーが要求
した項目に基づいてデータベース3の検索を行い、必要
な登録情報TDを取り込む。そしてステップF204で
登録情報をソーティングし、ユーザーの要求した項目に
応じて送り出し順にデータを並び替える。さらに、ステ
ップF205では、送信するデータ量を圧縮するため
に、登録情報の階層情報を用いて省略処理を行う。例え
ば図15のような登録情報を送信する場合は、見出し部
分等で共通する階層部分は省略できるため、省略処理を
行って図16のようなデータとする。そしてこの図16
のようなデータ列が送出情報SDとされ、ステップF2
06で端末装置側に送信することになる。その後、端末
装置側からの受信終了確認が検出されればステップF2
07で送信終了処理を行って一連の送信処理を終了す
る。また、このステップF206,F207での処理の
際には、ユーザー管理データベース42に対して、その
ユーザーに対する送信履歴情報や課金情報を書き込むこ
とになる。
【0058】なお、送出情報SDは図16のように省略
処理されたデータとなるが、省略した部分は必要に応じ
て再生端末装置7側で補間できるようにしてもよい。ま
た省略処理を行わないで送信する例も考えられる。
【0059】8.再生端末装置の情報出力動作 以上のように送信システム4から送信されてきた送出情
報SDに対しては、再生端末装置7側でユーザーが任意
に再生させることができる。まず、再生端末装置7での
再生指示のための操作形態を図18、図19に示す。
【0060】例えば再生端末装置7が小型携帯用に形成
されている例を示すが、図18(a)の例では、図4の
操作部77に相当する操作子として十字方向キー77
a、ストップキー77b、メニューキー77cが設けら
れている例を示している。各操作子の操作機能を図18
(b)に示す。十字方向キー77aは、上下左右に押圧
できる形態とされており、つまり上操作、下操作、右操
作、左操作が可能とされる。そして各操作はそれぞれ再
生させるデータ部分の指示(ポインティング)方向とし
て、上指示、下指示、右指示、左指示を意味する。デー
タ列に対して上下左右の方向がどのように対応するかは
後述する。
【0061】ストップキー77bは再生停止操作とな
る。またメニューキー77cは特別な機能を引き出すた
めのメニュー呼び出し操作となり、この点については詳
述は避けるが、例えば通信の制御情報やメモリ残量、バ
ッテリー残量等の確認操作などに用いられる。
【0062】図19(a)は図4の操作部77に相当す
る操作子としてロータリーキー77d、ストップキー7
7b、メニューキー77cが設けられている例を示して
いる。各操作子の操作機能を図19(b)に示すがスト
ップキー77b、メニューキー77cについては図18
の例と同様である。ロータリーキー77dは、上下方向
に回動できるとともに、本体側に押し込む(プッシュ操
作)ことのできる形態とされている。そして上回動操
作、下回動操作は、それぞれ再生させるデータ部分の指
示方向として、上指示、下指示を意味する。またプッシ
ュ操作としてはシングルプッシュ(1回押し)とダブル
プッシュ(2回押し)を区別するようにし、例えばシン
グルプッシュを再生させるデータ部分の指示方向として
右指示、ダブルプッシュを左指示を意味するものとす
る。
【0063】以上の各例のように操作子を設定すると、
再生端末装置7の操作方式の簡略化、ブラインド操作の
容易性、装置の小型化の促進などが実現させる。本例で
は、再生端末装置7で受信した送出情報SDを表示及び
音声の両方で出力することができるようにするものであ
り、そもそもテキストデータを音声により出力するとい
うことは、機器に十分な表示スペースが用意できない場
合(例えば携帯用機器を想定した場合)や、視覚障害者
にも好適な情報提供ができるようにすることを想定した
場合に、より有効なものとなる。従って操作方式として
は表示に頼らなくても簡単に操作できることや、操作そ
のものが簡単であることが望まれ、また操作キー等の数
もできるだけ少数とすることが好ましい。そして図1
8、図19の例は、このような条件に合致する操作系と
なる。
【0064】例えばこのような操作系を考え、上下左右
方向の指示(ポインティング)とストップキー操作のみ
で、ユーザーが望む再生を行うようにするための処理
(操作に対応するコントローラ75の処理)を図20に
示す。なお、再生端末装置7には図16に示す送出情報
SDが取り込まれているとして、操作に対応した再生位
置の例を図21、図22に示しながら処理を説明してい
く。
【0065】再生時にはコントローラ75はステップF
301、F302、F303、F304で、十字方向キ
ー77a(又はロータリーキー77d)による右操作、
左操作、下操作、上操作をそれぞれ監視している。また
ステップF305でストップキー77bの操作も監視し
ている。
【0066】ステップF301で検出される右操作は、
送出情報SDのデータ列として、現在再生しているブロ
ックの次のブロックのポインティング操作とされる。即
ち右操作があった場合はコントローラ75はステップF
306で、現在の再生位置からデータ列の順方向での次
のNullコードを探し、ステップF310、F311
ではその検出したNullコードから次のNullコー
ドまでのデータ、つまり検出したNullコードを先頭
とするブロックの再生を行う。例えばそれまで図21の
ブロックTD42の再生を行っていたとすると、右操作
があった場合は、矢印で示すようにブロックTD53
の再生に移る。また図22のブロックTD22の再生を
行っていた場合は、矢印のようにブロックTD33の
再生に移る。
【0067】まずステップF310では、そのブロック
から、区切情報sp1「|」を基準にしてテキストデー
タを抽出し、そのテキストデータを表示部81に表示さ
せる。さらにステップF311では、同じくそのブロッ
クから、区切情報sp1「|」を基準にして中間言語情
報を抽出し、その中間言語情報の発音記号列に基づいて
音声合成出力を行う。もちろん抑揚/強調データや音量
データが含まれていた場合は、それらのデータも用いて
音声合成を行う。またこのとき、表示部81に表示され
ている文字列が、出力させる音声に同期してユーザーに
認識されるように表示制御を行う。例えば発音される文
字を反転表示させたり、アンダーラインを付するような
表示制御を行なう。またそのブロックの文字列が長い場
合には、ステップF310で全文字を表示することがで
きない場合があるが、その場合は、ステップF311で
発音される音声に合わせて表示文字がスクロールされて
いくようにしてもよい。もちろん、ステップF310で
全文字が表示できる場合でも、ステップF311でスク
ロール表示が行われるようにしてもよい。
【0068】ステップF302で検出される左操作は、
送出情報SDのデータ列として、現在再生しているブロ
ックの前のブロックのポインティング操作とされる。即
ち左操作があった場合はコントローラ75はステップF
307で、現在の再生位置からデータ列を逆方向にみて
次のブロックのNullコードを探し、ステップF31
0、F311でその検出したNullコードを先頭とす
るブロックの再生を行う。即ち上記同様の処理により、
そのブロックの表示及び音声出力が行なわれる。
【0069】例えば図21の例ではブロックTD42の
再生から、矢印で示すようにブロックTD52の再生
に移る。また図22の場合はブロックTD22の再生か
ら、矢印のようにブロックTD55の再生に移る。そ
してステップF310、F311で上記同様の処理によ
り、そのブロックの表示及び音声出力が行なわれる。
【0070】ステップF303で検出される下操作は、
送出情報SDのデータ列として、現在再生しているブロ
ックから順方向にみて、現在のブロックの階層以上の階
層となるブロックのポインティング操作とされる。即ち
下操作があった場合はコントローラ75はステップF3
08で、現在の再生位置からデータ列を順方向にみて、
現階層以上の階層情報が付されている、最初のブロック
のNullコードを探し、ステップF310、F311
でその検出したNullコードを先頭とするブロックの
再生、つまり表示及び音声出力を行う。例えば図21の
例ではブロックTD42の再生から、矢印で示すよう
にブロックTD43の再生に移ることになる。また図2
2の場合はブロックTD22の再生から、矢印のよう
にブロックTD12の再生に移る。
【0071】ステップF304で検出される上操作は、
送出情報SDのデータ列として、現在再生しているブロ
ックから逆方向にみて、現在のブロックの階層以上の階
層となるブロックのポインティング操作とされる。即ち
上操作があった場合はコントローラ75はステップF3
09で、現在の再生位置からデータ列を逆方向にみて、
現階層以上の階層情報が付されている、最初のブロック
のNullコードを探し、ステップF310、F311
でその検出したNullコードを先頭とするブロックの
再生、つまり表示及び音声出力を行う。例えば図21の
例ではブロックTD42の再生から、矢印で示すよう
にブロックTD41の再生に移ることになる。また図2
2の場合はブロックTD22の再生から、矢印のよう
にブロックTD21の再生に移る。
【0072】ステップF305でストップ操作が検出さ
れた場合は、ステップF312で再生終了処理を行っ
て、再生動作を終える。
【0073】以上の処理により、受信した送出情報SD
に基づいて、配信サービスされる対象とされた元々のテ
キストデータに関する音声再生及び表示再生が、非常に
簡易な操作に応じて選択的に実現されることになる。つ
まりユーザーは知りたい部分の情報を、上下左右方向の
操作により容易に検索することができる。またステップ
F311の処理としてテキストデータによる表示動作
と、それに対応する中間言語情報による音声出力の同期
がとられることで、ユーザーは音声を聞きながらその内
容を表示上で確認していくことができる。
【0074】また、コントローラ75は、既に音読情報
とされている中間言語情報に基づいて音声合成処理を行
って音声信号出力を行えばよく、例えば膨大な辞書や文
法データを用いるテキストデータの分析処理は、オーサ
リングシステム2側で既に行われているため、不要とな
る。従って、処理負担は小さく、ハードウエア、ソフト
ウエアとしても小規模なもので対応できる。従って再生
端末装置7としての小型軽量化、消費電力の削減、低価
格化なども容易に実現できる。さらに、受信した送出情
報SDに対するブロック単位の処理や、各ブロックにお
けるテキストデータと中間言語情報の分離は区切情報s
p1、sp2を監視して行えばよいため、コントローラ
75の分離処理は単純化され、これによっても処理負担
の縮小、ハードウエア、ソフトウエアの小規模化を促進
できる。
【0075】そしてさらに、例えば音声信号データが圧
縮されたデータ形態で送信されてくるものではないた
め、圧縮処理による音質劣化はなく、さらに上述のよう
に抑揚/強調データや音量データなども付加されている
ことで、非常に高品位な音声再生出力を行うことが可能
となる。さらに伝送路5で伝送される送出情報SDは、
オーディオデータに比べてデータ量が非常に少ないた
め、伝送に時間がかかることはなく、ユーザーにとって
快適な情報提供を行うことができる。
【0076】以上実施の形態の例を説明してきたが、本
発明としては各種の変形例が考えられることはいうまで
もない。例えば再生端末装置7として携帯用の小型装置
を想定したが、本発明のシステムの場合、汎用のパーソ
ナルコンピュータでも十分に音声合成出力が可能になる
ため、端末装置をパーソナルコンピュータとして、受信
された送出情報SDの再生処理を行うアプリケーション
ソフトウエアを提供するという形態でも本システムを実
現できる。特にパーソナルコンピュータとしてサウンド
機能が搭載されているものであれば、ソフトウエア提供
のみで音声合成ができる。
【0077】また、本発明ではテキスト情報と中間言語
情報を合成して送出情報を生成することを基本としてい
るが、システム形態によっては、例えば本発明における
中間言語情報のみを送出情報SDとして提供することも
考えられる。特に上記例のようにポインティング操作に
より階層状態に応じて検索していくことができ、検索性
に優れているため、ユーザーにとっては再生音声を確認
しているのみでも十分に所望の情報を探し出すことがで
きる。従って、テキストデータを表示しないような方式
としても、十分実用的となる。
【0078】また、再生端末側(再生端末装置7)にお
いて音声合成用の素片情報テーブルを更新することで、
合成音声の声の質をユーザーの好みにより選択できた
り、将来的な音質改善に対応できる。また、ユーザーの
好みに合わせて声の高さや読出速度などを自由に選択で
きるようにすることも考えられる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、情報送
信装置側ではテキスト情報に対応する音読情報となる中
間言語情報をテキスト情報とともに送信する。そして情
報受信装置側では、テキスト情報と中間言語情報を抽出
して、テキスト情報を表示出力するとともに、中間言語
情報を用いて音声合成を行ない、その音声合成情報を出
力する。即ち、中間言語情報として、音声合成処理にお
ける音声合成のためにテキストデータを分析し、所定の
データ形態とした情報をサーバ側(情報送信装置)から
端末装置側(情報受信装置)に伝送するようにする。こ
れにより、例えば音声信号自体を伝送することに比べて
著しくデータ量を削減することができ、音声情報サービ
スの際の伝送時間を短縮化でき、ユーザーに対して待た
せることなく情報配信を行うことができる。また換言す
れば、通信回線がさほど高速なデータ伝送を行う回線で
なくとも十分にサービスが可能となる。さらに、中間言
語情報の作成をサーバ側で行うことになるため、例えば
テキストデータ分析のために用いる辞書情報、文法情報
などの追加、更新が容易であり、将来的なサービス拡張
や情報品質の高品位化、新造語の追加などにも容易に対
応できる。
【0080】また、サーバ側で高度なテキストデータ分
析を行なって中間言語情報を生成することが可能である
ため、端末装置側では、その中間言語情報を用いて高音
質な再生音声出力を行うことができる。
【0081】また、端末装置側ではテキストデータ分析
のためのハードウエア、ソフトウエアは不要となり、そ
れは特に高音質化が求められる場合でも同様であるた
め、端末装置の処理負担が削減され、装置の小型軽量
化、低価格化、低消費電力化が実現され、例えば携帯用
の端末装置などとしても好適なものとなる。さらにサー
バ側からは中間言語情報だけでなくテキストで情報も送
信するため、端末装置側で音声出力だけでなく、対応す
る文字を表示出力することも可能となり、例えばユーザ
ーは出力される音声を聞きながら表示される文字を確認
できる。またサーバ側では、活字情報を認識してテキス
ト情報としてのデータを得ることで、電子データ化され
ていない出版物の情報の配信サービスにも好適である。
【0082】さらに本発明の場合、送出情報は、テキス
ト情報と中間言語情報が合成されて形成されたデータ列
が階層情報によって区切られた状態となるようにしてお
り、これによって端末装置側では、階層情報を認識する
ことで送出情報内の各情報の階層的な位置づけ(例えば
見出しと本文などの別)を容易に判別できる。従って端
末装置側では、選択操作手段で再生させる情報の選択指
示が行われた際に、階層情報を参照して選択指示に応じ
た所定のテキスト情報及び中間言語情報情報を簡単な処
理で選択し、出力動作を実行させることができる。即ち
端末装置としては処理負担をさほど増大することはない
まま、ユーザーにとって知りたい情報の検索性を向上さ
せることができる。
【0083】また送信手段は、送信対象となっている送
出情報について、その送出情報に付加されている階層情
報に基づいて一部のデータの省略処理を行い、その省略
処理された送出情報の送信を行うようにすることで送信
データ量の圧縮を図ることができる。
【0084】また階層情報としては、送出情報を構成す
るデータ列について、少なくともタイトル情報部分と本
文情報部分を判別できる情報とすることで、端末装置側
での出力動作、出力選択処理に好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム構成のブロック
図である。
【図2】実施の形態のオーサリングシステムのブロック
図である。
【図3】実施の形態の送信システムのブロック図であ
る。
【図4】実施の形態の端末装置側の構成のブロック図で
ある。
【図5】実施の形態の階層情報の説明図である。
【図6】実施の形態の区切情報の説明図である。
【図7】実施の形態の登録情報の説明図である。
【図8】実施の形態の発音記号情報の説明図である。
【図9】実施の形態の発音記号情報の説明図である。
【図10】実施の形態の抑揚/強調データの説明図であ
る。
【図11】実施の形態の抑揚/強調データの具体例の説
明図である。
【図12】実施の形態の音量のデータの説明図である。
【図13】実施の形態のオーサリング処理のフローチャ
ートである。
【図14】実施の形態のオーサリング処理で生成される
登録情報の説明図である。
【図15】実施の形態の登録情報の説明図である。
【図16】実施の形態の登録情報に対して省略処理を行
った送出情報の説明図である。
【図17】実施の形態の送信処理のフローチャートであ
る。
【図18】実施の形態の再生端末装置の操作系の説明図
である。
【図19】実施の形態の再生端末装置の操作系の説明図
である。
【図20】実施の形態の再生検索処理のフローチャート
である。
【図21】実施の形態の操作に基づく再生情報選択の説
明図である。
【図22】実施の形態の操作に基づく再生情報選択の説
明図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ、2 オーサリングシステム、3 デー
タベース、4 送信システム、5 伝送路、6 端末側
送受信装置、7 再生端末装置、21 OCR、22
電子テキスト入力インターフェース、23 登録情報生
成部、24 発音記号辞書、25 音韻辞書、26 オ
ペレータコンソール、41 送出情報生成部、42 ユ
ーザー登録管理データベース、43 ネットワーク接続
機器、44 オペレータコンソール、62 モデム、7
3 インターフェース部、75コントローラ、76 メモリ、7
7 操作部、78 オーディオ回路、79 表示ドライ
バ、80 音声出力部、81 表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト情報を入力するテキスト情報入
    力手段と、 前記テキスト情報入力手段から入力されたテキスト情報
    から、そのテキスト情報に対応する音読情報となる中間
    言語情報を生成し、前記テキスト情報と前記中間言語情
    報とを合成するとともに、合成されたデータ列が階層情
    報によって区切られた状態となる送出情報を生成する送
    出情報生成手段と、 前記送出情報生成手段で生成された送出情報を送信する
    ことができる送信手段と、 前記送信手段により送信された前記送出情報を受信する
    受信手段と、 前記受信手段で受信された送出情報から、少なくとも前
    記テキスト情報と前記中間言語情報を抽出する抽出手段
    と、 前記抽出手段で抽出された前記テキスト情報を表示出力
    することのできる表示手段と、 前記抽出手段で抽出された前記中間言語情報を用いて音
    声合成情報を生成し、その音声合成情報に基づいて音声
    出力を行うことのできる音声出力手段と、 前記表示手段及び前記音声出力手段により出力させるテ
    キスト情報及び中間言語情報情報の選択指示を行うこと
    のできる選択操作手段と、 前記選択操作手段での選択指示が行われた際に、前記抽
    出手段で抽出される前記テキスト情報と前記中間言語情
    報に対応して付されている前記階層情報を参照して前記
    選択指示に応じた所定のテキスト情報及び中間言語情報
    情報を選択し、前記表示手段及び前記音声出力手段にお
    いて出力動作を実行させる出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、送信対象となっている
    送出情報について、その送出情報に付加されている階層
    情報に基づいて一部のデータの省略処理を行い、その省
    略処理された送出情報の送信を行うことを特徴とする請
    求項1に記載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】 前記階層情報は、前記送出情報を構成す
    るデータ列について、少なくともタイトル情報部分と本
    文情報部分を判別できる情報とされていることを特徴と
    する請求項1に記載の情報配信システム。
  4. 【請求項4】 テキスト情報を入力するテキスト情報入
    力手段と、 前記テキスト情報入力手段から入力されたテキスト情報
    から、そのテキスト情報に対応する音読情報となる中間
    言語情報を生成し、前記テキスト情報と前記中間言語情
    報とを合成するとともに、合成されたデータ列が階層情
    報によって区切られた状態となる送出情報を生成する送
    出情報生成手段と、 前記送出情報生成手段で生成された送出情報を送信する
    ことができる送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報送信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は、送信対象となっている
    送出情報について、その送出情報に付加されている階層
    情報に基づいて一部のデータの省略処理を行い、その省
    略処理された送出情報の送信を行うことを特徴とする請
    求項4に記載の情報送信装置。
  6. 【請求項6】 前記階層情報は、前記送出情報を構成す
    るデータ列について、少なくともタイトル情報部分と本
    文情報部分を判別できる情報とされていることを特徴と
    する請求項4に記載の情報送信装置。
  7. 【請求項7】 テキスト情報と、そのテキスト情報に対
    応する音読情報となる中間言語情報とが合成されている
    とともに、合成されたデータ列が階層情報によって区切
    られた状態とされている送出情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段で受信された送出情報から、少なくとも前
    記テキスト情報と前記中間言語情報を抽出する抽出手段
    と、 前記抽出手段で抽出された前記テキスト情報を表示出力
    することのできる表示手段と、 前記抽出手段で抽出された前記中間言語情報を用いて音
    声合成情報を生成し、その音声合成情報に基づいて音声
    出力を行うことのできる音声出力手段と、 前記表示手段及び前記音声出力手段により出力させるテ
    キスト情報及び中間言語情報情報の選択指示を行うこと
    のできる選択操作手段と、 前記選択操作手段での選択指示が行われた際に、前記抽
    出手段で抽出される前記テキスト情報と前記中間言語情
    報に対応して付されている前記階層情報を参照して前記
    選択指示に応じた所定のテキスト情報及び中間言語情報
    情報を選択し、前記表示手段及び前記音声出力手段にお
    いて出力動作を実行させる出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報受信装置。
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Cited By (6)

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