JP2000339132A - 文書音声化装置および文書音声化方法 - Google Patents

文書音声化装置および文書音声化方法

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JP2000339132A
JP2000339132A JP11151860A JP15186099A JP2000339132A JP 2000339132 A JP2000339132 A JP 2000339132A JP 11151860 A JP11151860 A JP 11151860A JP 15186099 A JP15186099 A JP 15186099A JP 2000339132 A JP2000339132 A JP 2000339132A
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Akihiro Uetake
昭浩 上竹
Shinsaku Inada
真作 稲田
Yasuyuki Inoue
康行 井上
Tomotaka Yamazaki
友敬 山崎
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面に表示されたテキスト文書の一部を容易
に選択して音声化することができるようにする。 【解決手段】 読み上げモードが開始されると(S1
0)、表示されたHTML文書から最初の先頭タグが検
索され(S11)、その先頭タグが要素を音声化すべき
音声化タグであるかどうかが判断される(S12)。音
声化タグでないとされれば、次の先頭タグについて同様
の判断がなされる。検索された先頭タグが音声化タグで
あるとされれば、対応する終了タグが検索され、そのタ
グで示される要素であるテキストが特定される(S1
3)。特定されたテキストは、表示色などが変更され特
定されたことが示される(S14)。音声化の範囲を決
定するキー操作が行われると、特定されたテキストに基
づき音声合成がなされ、テキストが音声化される(S1
5)。音声化の範囲が要素毎に特定されるため、容易に
音声化範囲を選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画面に表示され
たテキスト文章を選択的に音声化するような文書音声化
装置および文書音声化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、HTML(Hyper-Text Markup
Language)形式で記述された文書(以下、HTML文書
と呼ぶ)が普及しつつある。HTML文書は、マークア
ップ言語であって、タグと称される制御記号を用いて文
書構造などを記述するようにされている。HTML文書
は、テキストファイルからなり、機種に依存しないよう
にされているため、インターネットなどで情報を交換す
る際に標準的に用いられている。また、所定の記録媒体
に記録して、閉じた環境で用いる文書にも、HTML文
書を利用する例が多くなってきている。例えばCD−R
OM(Compact Disc-Read Only Memory) などに、HTM
L文書を記録し、配付する。
【0003】HTMLファイルを解釈して、HTMLフ
ァイルの記述に基づく画面表示などを行うためのソフト
ウェアを、HTMLブラウザと称する。以下では、HT
MLブラウザを単にブラウザと略称する。
【0004】ところで、近年では、インターネットの普
及に伴い、パーソナルコンピュータのみならず、NTS
C方式のテレビジョン受像機に上述のブラウザが搭載さ
れた所定のインターネット端末を接続し、テレビジョン
受像機の例えばCRT(Cathode Ray Tube)からなるモニ
タに上述のHTML文書を表示させる例が多く見受けら
れる。
【0005】しかしながら、テレビジョン受像機のNT
SC方式による画面は、パーソナルコンピュータの画面
に比べて低解像度であるため、モニタに映出されたHT
ML文書などによるテキスト文書を、長時間にわたって
読むことは、相当の苦痛を伴う作業である。また、同一
の画面に表示されたテキスト文書を複数の人々が同時に
読むような場合、文書を読む速度が人によってそれぞれ
異なるため、ストレスを感じる場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような問題を解
決するためには、例えば表示されたテキスト文書を音声
化することが考えられる。このような、テキスト文書の
音声化を行うソフトウェアは、従来から多く製品化され
ている。これらのテキスト文書音声化ソフトウェアは、
主に視覚障害者向けのものであって、ユーザインターフ
ェイスも、その用途に適して設計されている。
【0007】例えば、従来のテキスト文書音声化ソフト
ウェアでは、テキスト文書の先頭から音声化が行われる
ようにされたものが多かった。この場合には、任意の部
分を選択して音声化することができないという問題点が
あった。
【0008】また、パーソナルコンピュータで用いられ
るソフトウェアでは、マウスなどのポインティングデバ
イスを用いて、例えばドラッグ操作により表示されてい
るテキスト文書の範囲を任意に指定し、指定された範囲
について音声化を行うようにされたものも存在する。し
かしながら、この場合には、ドラッグ操作そのものが煩
雑な手順であるという問題点があった。
【0009】したがって、この発明の目的は、画面に表
示されたテキスト文書の一部を容易に選択して音声化す
ることができるような文書音声化装置および文書音声化
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、マークアップ言語で記述された文
書を画面に表示し、表示された文書を選択的に音声化す
る文書音声化装置において、マークアップ言語で記述さ
れた文書中のタグを検出するタグ検出手段と、要素を音
声化すべきタグが登録された音声化タグの登録情報に基
づき、タグ検出手段で検出されたタグの要素を音声化す
べきかどうかを判断する判断手段と、判断手段によって
音声化すべきと判断された要素を音声化する音声化手段
とを有することを特徴とする文書音声化装置である。
【0011】また、この発明は、マークアップ言語で記
述された文書を画面に表示し、表示された文書を選択的
に音声化する文書音声化方法において、マークアップ言
語で記述された文書中のタグを検出するタグ検出のステ
ップと、要素を音声化すべきタグが登録された音声化タ
グの登録情報に基づき、タグ検出のステップで検出され
たタグの要素を音声化すべきかどうかを判断する判断の
ステップと、判断のステップによって音声化すべきと判
断された要素を音声化する音声化のステップとを有する
ことを特徴とする文書音声化方法である。
【0012】上述したように、この発明は、マークアッ
プ言語で記述された文書中のタグを検出し、要素を音声
化すべきタグが登録された音声化タグの登録情報に基づ
き、検出されたタグが要素を音声化するタグであると判
断されたら、そのタグの要素を音声化するようにしてい
るため、文書中から、簡単な操作で音声化する部分を選
択することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明に
適用される一例のシステム構成を示す。端末1は、例え
ば公衆電話回線といった所定の通信回線4で、インター
ネットなどの、HTML形式の文書ファイル(以下、H
TML文書と略称する)が伝送される通信ネットワーク
に接続される。図示されない供給元から、HTML文書
が通信回線4を介して伝送され、端末1に供給される。
端末1には、HTMLブラウザが搭載されており、供給
されたHTML文書を解釈し、HTML文書の記述に従
った表示データを作成する。作成された表示データは、
さらに、例えばNTSC方式のテレビジョン信号に変換
され、モニタ2に表示される。
【0014】なお、端末1は、端末1に設けられた操作
パネル上のスイッチやダイヤルなどの、図示されない各
種操作子を操作することによって、ユーザによる動作の
制御がなされる。また、リモートコントロールコマンダ
3(以下、リモコン3と略称する)を用いて端末1の動
作を制御することもできる。すなわち、端末1とリモコ
ン3との間で、例えば赤外線信号による通信を行うよう
にされ、リモコン3に設けられた各種操作子を操作する
ことで、端末1の動作を制御することができる。
【0015】図2は、リモコン3の一例の外観を示す。
リモコン3には、上述の操作子として、上下左右の4方
向をそれぞれ指示する矢印キー40、決定キー41、読
み上げキー42が設けられる。赤外線信号は、赤外線信
号送信部44から外部に送信される。また、スイッチ群
43は、端末1に対して様々な指示を出すための各種ス
イッチなどが配置される。なお、図2に示されるリモコ
ン3の外観および機能は、一例であって、これに限定さ
れるものではない。
【0016】詳細は後述するが、読み上げキー42が押
されることで、端末1の動作モードがモニタ2に表示さ
れたHTML文書の読み上げを開始するモードに移行す
る。その後、上下(乃至は左右)の矢印キー40を操作
することで、読み上げる範囲を指定し、決定キー41を
押すことで、指定された範囲の文書の読み上げが開始さ
れる。読み上げは、例えば端末1で合成された音声によ
ってなされる。また、読み上げを指示する範囲の指定
は、後述する、HTML文書のタグによって示される要
素を1単位としてなされる。
【0017】図3は、上述した端末1の一例の構成を示
す。ホストバス10に対して、CPU(Central Process
ing Unit) 11、PCIブリッジ/メモリコントローラ
12およびキャッシュメモリ13が接続される。PCI
ブリッジ/メモリコントローラ12に対して、メインメ
モリ14が接続される。メインメモリ14は、PCIブ
リッジ/メモリコントローラ12を介してCPU11に
アクセスされ、CPU11のワークメモリとして用いら
れる。キャッシュメモリ13は、頻繁に用いられるコマ
ンドやデータを一時的に溜め込み、CPU11によって
直接的にアクセスされる。
【0018】なお、図示しないが、ホストバス10に対
して、例えば予め所定のプログラムやデータが記憶され
たROM(Read Only Memory)を接続することができる。
CPU11は、ROMに記憶されたプログラムやデータ
に基づき動作する。
【0019】ホストバス10とPCI(Peripheral Comp
onent Interconnect) バス20とがPCIブリッジ/メ
モリコントローラ12を介して接続される。PCIバス
20に対して、グラフィックコントローラ21、入出力
コントローラ23、オーディオコントローラ25および
通信部27が接続される。
【0020】CPU11で生成された表示データがPC
Iバス20を介してグラフィックコントローラ21に供
給され、例えばドット毎のR(赤)、G(緑)およびB
(青)からなるデータに変換され、NTSCコンバータ
22に供給される。NTSCコンバータ22では、供給
されたデータをNTSC方式のテレビジョン信号に変換
し、出力する。出力されたテレビジョン信号は、モニタ
2に供給され、映出される。
【0021】CPU11では、テキストデータを受け取
って、そのテキストデータに対応した音声データを合成
することができる。テキストデータに基づく音声データ
の合成は、既に実現されている周知の技術に基づき行う
ことができる。合成された音声データは、PCIバス2
0を介してオーディオコントローラ25に供給され、出
力タイミングなどを制御され、D/A変換器26に供給
される。オーディオデータは、D/A変換器26でアナ
ログ音声信号に変換され、アンプなどで増幅されスピー
カなどで再生される。
【0022】端末1の操作パネル上に設けられた図示さ
れない操作子を操作することで、操作に応じた制御信号
が出力され、この制御信号が入出力コントローラ23に
供給される。この制御信号は、入出力コントローラ23
でCPU11に対するコマンドに変換されて出力され、
PCIバス20を介してCPU11に供給される。
【0023】また、入出力コントローラ23は、例えば
IrDA(Infrated Data Association) による赤外線通
信のインターフェイスを有する。なお、赤外線通信を行
うインターフェイスは、IrDAに限らず、他の方式の
ものでもよい。上述したリモコン3と端末1とは、入出
力コントローラ23のこの赤外線通信インターフェイス
を用いて通信される。
【0024】リモコン3に設けられた各種操作子の操作
に基づく赤外線信号が、リモコン3の赤外線信号送信部
から送信され、入出力コントローラ23に接続された赤
外線信号受信部24に受信される。受信部24では、受
信された赤外線信号に応じた制御信号を出力し、入出力
コントローラ23でこの制御信号がCPU11に対する
所定のコマンドに変換される。このコマンドは、PCI
バス20を介してCPU11に供給される。
【0025】なお、入出力コントローラ23は、上述の
他にも、キーボードやマウスなどの入力デバイスを接続
可能にできる。また、入出力コントローラ23に対して
IDE(Integrated Drive Electronics)に対応したイン
ターフェイスを設けることも可能である。入出力コント
ローラ23に、フロッピーディスクドライブや光磁気デ
ィスクドライブ、ハードディスクドライブなどの記録媒
体あるいは記録媒体駆動装置を接続するようにもでき
る。
【0026】通信部27は、通信回線4と接続され、端
末1と外部との通信の制御を行う。通信回線4がアナロ
グ回線である場合には、通信部27は、モデムであり、
通信回線4がディジタル回線である場合には、通信部2
7は、ターミナルアダプタなどの所定のインターフェイ
スである。なお、通信回線4は、上述のような有線回線
である必要はなく、衛星放送や衛星通信、地上波ディジ
タル放送などのような、無線による回線を用いることも
できる。この場合には、通信部27は、通信方式に対応
した受信回路を備える。通信回線4を介して転送された
HTML文書は、通信部27によって受信されて端末1
で処理可能なデータ形式に変換され、バス20に供給さ
れる。
【0027】図4は、HTML文書の記述の一例を示
す。HTML文書は、従来技術でも述べたように、マー
クアップ言語であって、タグと称される記号を用いて文
書構造を規定する。それぞれ比較記号としても用いられ
る括弧「<>」で括った部分がHTML文書におけるタ
グである。タグ<>が先頭タグであり、タグ</>が終
了タグである。先頭タグと終了タグとで囲まれた情報
(テキスト)を要素と称する。タグ自身に記述されたテ
キストに基づき、要素の書式や構造、レイアウトなどが
規定される。
【0028】図4の例では、タグ<html>および<
/html>で囲まれた部分がHTML文書であるとさ
れ、タグ<head>および</head>は、囲まれ
た部分がHTML文書のヘッダ部であり、タグ<tit
le>および</title>で囲まれた部分は、この
HTML文書のタイトルであることが示される。タイト
ルは、ブラウザの所定位置に表示させることができる。
【0029】タグ<body>および</body>で
囲まれた部分がこのHTML文書の本体であり、この部
分の記述がブラウザ画面に表示される。タグ<body
>および</body>で囲まれた各タグ<h1>およ
び</h1>、<b>および</b>、<h2>および
</h2>、ならびに、<i>および</i>は、それ
ぞれのタグに囲まれたテキストの表示方法を指示する。
例えば、タグ<i>は、テキストを斜体で表示すること
を指示する。ブラウザは、受け取ったHTML文書を、
逐次解釈し、記述されたタグの指示に基づく表示を行
う。
【0030】通信部27で受信されたHTML文書は、
例えば、PCIバス20、PCIブリッジ/メモリコン
トローラ12を介してメインメモリ14に格納されると
共に、CPU11に供給される。CPU11では、供給
されたHTML文書を、タグの指示に従い、逐次的に解
釈し、表示データを作成する。表示データは、PCIブ
リッジ/メモリコントローラ12およびPCIバス20
を介してグラフィックドライバ21に供給される。グラ
フィックドライバ21の出力は、NTSCコンバータ2
2に供給され、表示データがNTSC方式のテレビジョ
ン信号に変換され、出力される。
【0031】この発明では、所定のタグで囲まれたテキ
ストを選択し、音声化して出力する。例えば、矢印キー
40を操作することで、タグの要素が順に選択され、選
択された範囲の要素であるテキストを音声化する。要素
を音声化すべきとされたタグは、予め指定しておく。な
お、以下では、要素を音声化すべきとされたタグを、音
声化タグと称する。
【0032】図5は、この発明によるHTML文書の音
声化を行う、一例の処理のフローチャートである。この
フローチャートは、CPU11によって実行される。先
ず、端末1上でブラウザが起動され、モニタ2にブラウ
ザ画面が表示されると共に、受信されたHTML文書が
タグの指示に従い表示を制御されて、モニタ2上のブラ
ウザ画面に表示される。音声化タグは、予め指定され、
例えば音声化タグデータベースに登録される。図4の例
では、タグ<title>、<h1>、<b>、<h2
>および<i>が音声化タグデータベースに登録されて
いる。勿論、実際には、さらに多種類のタグが音声化タ
グデータベースに登録される。
【0033】なお、この音声化タグデータベースに対し
て、ユーザが必要に応じて、新たに音声化タグを追加で
きるようにすると、好ましい。同様に、既に登録されて
いる音声化タグを削除できるようにすると、より好まし
い。
【0034】最初のステップS10では、リモコン3の
読み上げキー42が押され、処理を、選択されたテキス
トを音声化して読み上げる読み上げモードに移行させ
る。読み上げモードでは、要素単位にテキストが選択さ
れ、選択されたテキストの表示が所定の方法でフォーカ
スされる。リモコン3の矢印キー40を操作すること
で、キー40の操作方向に応じて、選択範囲が要素単位
で移動される。読み上げモードに移行直後は、先頭のタ
グの要素が選択され、表示がフォーカスされているもの
とする。
【0035】次のステップS11では、HTML文書か
ら、フォーカスされたテキストを要素とするタグの、前
あるいは次のタグが検索される。例えば、リモコン3の
下矢印キーが押されると、HTML文書内の、ブラウザ
画面上で現在フォーカスされている部分の次の先頭タグ
が検索される。タグの検索は、先頭タグであることを示
す記号<>をキーワードとして行う。記号<>で括られ
た部分に記述されたテキスト情報に基づき、そのタグの
種類が特定される。
【0036】ステップS12では、音声化タグデータベ
ースが参照され、検索されたタグが音声化であるかどう
かが判断される。若し、検索されたタグが音声化タグで
はないと判断されれば、処理はステップS11に戻さ
れ、次のタグが検索される。
【0037】一方、ステップS12で、検索されたタグ
が音声化タグデータベースに登録されているタグと一致
し、音声化タグであると判断されれば、処理はステップ
S13に移行する。ステップS13では、検索されたタ
グに対応する終了タグが検索される。ステップS13
で、音声化のオブジェクトを特定する。タグの検索は、
終了タグであることを示す記号</>をキーワードとし
て行う。例えば、ステップS11で先頭タグ<i>が検
索されたら、ステップS13では、先頭タグ<i>に対
応する終了タグ</i>が検索される。
【0038】こうして先頭タグと、先頭タグに対応する
終了タグとが検索されると、音声化すべきテキストの範
囲が特定される。図4の例を用いて説明すると、先頭タ
グ<i>と終了タグ</i>が検索され、これらのタグ
に囲まれたテキスト「インターネット、特にWWWを楽
しむもの」が音声化すべきテキストとして特定される。
特定されたテキストは、次のステップS14で、そのテ
キストの表示が変更され、特定されたテキストがブラウ
ザ画面上で明示的に示される。テキスト表示は、例えば
反転、太字化、他の文字色への変更、文字の拡大など様
々な方法で変更することが可能である。
【0039】音声化すべきテキストが特定された後、ス
テップS15で、次のキー入力が待たれる。若し、リモ
コン3において矢印キーが押された場合には、処理はス
テップS11に戻り、次の音声化タグの検索が行われ
る。一方、リモコン3において決定キー41が押された
ら、処理は次のステップS16に移行する。
【0040】ステップS16では、上述のステップS1
3で特定された、音声化すべきテキストの音声化が行わ
れる。CPU11によって、音声化すべきテキストデー
タに対応した音声データが合成される。合成された音声
データは、オーディオコントローラ25を介してD/A
変換器26に供給され、アナログオーディオ信号に変換
され、例えばスピーカなどで音声として再生される。
【0041】なお、図示しないが、上述のステップS1
0で読み上げキー42を押して読み上げモードに移行し
たのち、再び読み上げキー42を押すと、読み上げモー
ドが解除される。
【0042】上述では、テキストデータに対応する音声
データの合成をCPU11で行うように説明したが、こ
れはこの例に限られない。例えば、オーディオコントロ
ーラ25でハードウェア的に、供給されたテキストデー
タの音声合成を行うようにしてもよい。
【0043】また、上述では、HTML文書の音声化を
行うように説明したが、これはこの例に限定されない。
この発明は、HTML以外の形式の、例えばXML(Ext
ensible Mark-up Language) といったマークアップ文書
にも適用可能なものである。
【0044】さらに、上述では、端末1がテレビジョン
受像機に接続して用いられる、所謂セットトップボック
スであるとして説明したが、これはこの例に限定されな
い。例えばパーソナルコンピュータを端末1として用い
ることもできる。この場合、マウスなどのポインティン
グデバイスを、音声化の指示などを行う操作子はとして
用いることができる。
【0045】また、HTML文書は、通信回線4を介し
て供給されるのに限らず、所定の記録媒体から供給され
るようにしてもよい。例えば端末1にCD−ROMドラ
イブを設け、CD−ROMに記録されたHTML文書を
読み出して、音声化を行うようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、選択されたテキストデータを音声化するようにされ
ているため、モニタ(ブラウザ)上に表示されたテキス
トを読むこと無く、インターネットのホームページや電
子メールを楽しむことができる効果がある。
【0047】また、この発明によれば、先頭タグと終了
タグとで囲まれた部分を一括して、音声化すべきテキス
トとして選択するようにしているため、簡単な操作で音
声化する範囲を特定することができるという効果があ
る。
【0048】さらに、この発明によれば、音声化すべき
テキストであるかどうかの判断を、タグを使うことによ
って行うため、ユーザは、必要な部分を効率よく音声化
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に適用される一例のシステム構成を示
す略線図である。
【図2】リモコンの一例の外観を示す略線図である。
【図3】端末1の一例の構成を示すブロック図である。
【図4】HTML文書の記述の一例を示す略線図であ
る。
【図5】この発明によるHTML文書の音声化の一例の
処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・端末、2・・・モニタ、3・・・リモコン、4
・・・通信回線、11・・・CPU、14・・・メイン
メモリ、21・・・グラフィックコントローラ、22・
・・NTSCコンバータ、24・・・赤外線信号受信
部、25・・・オーディオコントローラ、26・・・D
/A変換器、27・・・通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 康行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山崎 友敬 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マークアップ言語で記述された文書を画
    面に表示し、表示された文書を選択的に音声化する文書
    音声化装置において、 マークアップ言語で記述された文書中のタグを検出する
    タグ検出手段と、 要素を音声化すべきタグが登録された音声化タグの登録
    情報に基づき、上記タグ検出手段で検出されたタグの要
    素を音声化すべきかどうかを判断する判断手段と、 上記判断手段によって音声化すべきと判断された要素を
    音声化する音声化手段とを有することを特徴とする文書
    音声化装置。
  2. 【請求項2】 マークアップ言語で記述された文書を画
    面に表示し、表示された文書を選択的に音声化する文書
    音声化方法において、 マークアップ言語で記述された文書中のタグを検出する
    タグ検出のステップと、 要素を音声化すべきタグが登録された音声化タグの登録
    情報に基づき、上記タグ検出のステップで検出されたタ
    グの要素を音声化すべきかどうかを判断する判断のステ
    ップと、 上記判断のステップによって音声化すべきと判断された
    要素を音声化する音声化のステップとを有することを特
    徴とする文書音声化方法。
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