JPH11282634A - 二重化装置i/o制御方式およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

二重化装置i/o制御方式およびそのプログラム記録媒体

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JPH11282634A
JPH11282634A JP10083684A JP8368498A JPH11282634A JP H11282634 A JPH11282634 A JP H11282634A JP 10083684 A JP10083684 A JP 10083684A JP 8368498 A JP8368498 A JP 8368498A JP H11282634 A JPH11282634 A JP H11282634A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理履歴を採取せずにシステムダウン時に正系
装置および副系装置に対する処理内容を同一にする。 【解決手段】正系装置8に対するI/O要求12と副系
装置9に対するI/O要求13との間にリンクを付加す
るI/O要求リンク手段2と、前記I/O要求を装置毎
のキュー10および11に保持するI/O要求キュー7
と、システムが緊急終了したとき前記I/O要求キュー
の中から前記リンクを付加したI/O要求14および1
5を探し出すI/O要求検索手段3と、前記リンクを付
加したI/O要求について正系装置および副系装置の各
I/O要求を比較し何れか一方が未実行のI/O要求が
あればそれを検索するI/O要求状態比較手段4と、前
記未実行のI/O要求を前記I/O要求キューから取り
込むI/O要求取り込み手段5と、前記未実行のI/O
要求を該当装置に実行するI/O要求実行手段6とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二重化装置I/O制
御方式およびそのプログラム記録媒体に関し、特にマル
チプロセスで装置毎のI/O要求をキューイングして実
行する情報処理システムの二重化装置I/O制御方式お
よびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の二重化装置I/O制御シ
ステムは、システムダウン(回復不可能な例外などによ
るシステム緊急終了)時に二重化の正系装置と副系装置
の内容を一致させるため、更新データ以外に正副の一致
性をチェックできる情報たとえば更新履歴などを保持し
ておき、再度システムが立ち上がった時点またはシステ
ムが二重化装置を認識した時点で、正副の不一致を検出
し、データを一致させていた。
【0003】たとえば、特開平6−44009号公報に
よれば、仮想ディスク装置を使用する計算機システムの
拡張記憶機構の障害復旧制御方式は、二重化されている
前記仮想ディスク装置に書き込み要求が発生した場合に
その要求データを記憶する前に,正系の仮想ディスク装
置内の管理情報内に書き込み先のアドレスやその要求転
送長などのチェックデータを書き込む正系チェックデー
タ書き込み手段と、要求データを正系の仮想ディスク装
置に記憶した後に副系の仮想ディスク装置に記憶する前
に,正系の仮想ディスク装置に書き込んであるチェック
データを副系に切り替える正系チェックデータの副系へ
の切り替え手段と、要求データを副系の仮想ディスク装
置に記録した後に正系の仮想ディスク装置に書き込んで
あるチェックデータをリセットする正系チェックデータ
のリセット手段と、システムの立ち上げや仮想ディスク
装置の組み込み時等に正系の仮想ディスク装置に書き込
んであるチェックデータにより正系および副系の内容が
一致しているか否か、判別する正系チェックデータの判
別手段と、正系および副系の内容に不一致が発生してい
ることが検出された場合には正系および副系の内容を一
致させる障害データの自動復旧手段と、復旧が完了した
後に正系チェックデータの内容をリセットする正系チェ
ックデータのリセット手段とを有する。
【0004】すなわち、二重化された仮想ディスク装置
の書き込み中にシステム停止等が発生した場合にも、正
系および副系の内容を自動復旧により一致させて、デー
タの信頼性の高いシステム運用を可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の二
重化装置I/O制御方式は、次の問題点を有する。
【0006】第1の問題点は、二重化装置のデータ更新
に一致制御を行うためのオーバーヘッドを伴う点であ
る。その理由は、二重化装置のデータ更新する場合に、
仮想ディスク装置内の管理情報域内のチェックデータ
を、正系書き込み前,正系書き込み後,副系書き込み後
の3回余計に一致制御のためにアクセスする必要があ
り、正系装置および副系装置への書き込みI/Oと合わ
せて5回のアクセスが必要となるためである。
【0007】第2の問題点は、仮想ディスク装置内のチ
ェックデータを使用するため、二重化装置の復旧動作が
必要になる率が高くなる点である。その理由は、正系装
置や副系装置のデータ障害以外に、仮想ディスク装置内
のチェックデータが障害等でアクセスできない場合に
も、正系および副系のデータの一致性をチェックできな
いためである。
【0008】第3の問題点は、システムダウンによる正
系装置と副系装置のデータの不一致発生から復旧まで時
間を要する点である。その理由は、システムダウン時に
復旧を行わずに、システムの立ち上げや仮想ディスク装
置の組み込み時に不一致を検出して復旧するためであ
る。
【0009】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、処
理履歴を採取せずにシステムダウン時に正系装置および
副系装置に対する処理内容を同一にする二重化装置I/
O制御方式およびそのプログラム記録媒体を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の二重化装置I/
O制御方式は、正系装置および副系装置を含む二重化装
置を備える情報処理システムの二重化装置I/O制御方
式において、正系装置に対するI/O要求と副系装置に
対するI/O要求との間にリンクを付加するI/O要求
リンク手段と、前記I/O要求を装置毎のキューに保持
するI/O要求キューと、前記情報処理システムが緊急
終了し動作中のプロセスが停止し新たなI/O要求が停
止したとき前記I/O要求キューの中から前記リンクを
付加したI/O要求を探し出すI/O要求検索手段と、
前記リンクを付加したI/O要求について正系装置およ
び副系装置の各I/O要求を比較し何れか一方が未実行
のI/O要求があればそれを検出するI/O要求状態比
較手段と、前記未実行のI/O要求を前記I/O要求キ
ューから取り込むI/O要求取り込み手段と、前記未実
行のI/O要求を該当装置に実行するI/O要求実行手
段とを有して構成される。
【0011】また、本発明の二重化装置I/O制御方式
のプログラム記録媒体は、正系装置および副系装置を含
む二重化装置を備える情報処理システムの二重化装置I
/O制御方式において、正系装置に対するI/O要求と
副系装置に対するI/O要求との間にリンクを付加する
I/O要求リンクステップと、前記I/O要求を装置毎
のキューに保持するI/O要求キューと、前記情報処理
システムが緊急終了し動作中のプロセスが停止し新たな
I/O要求が停止したとき前記I/O要求キューの中か
ら前記リンクを付加したI/O要求を探し出すI/O要
求検索ステップと、前記リンクを付加したI/O要求に
ついて正系装置および副系装置の各I/O要求を比較し
何れか一方が未実行のI/O要求があればそれを検出す
るI/O要求状態比較ステップと、前記未実行のI/O
要求を前記I/O要求キューから取り込むI/O要求取
り込みステップと、前記未実行のI/O要求を該当装置
に実行するI/O要求実行ステップとを含む。
【0012】さらに、本発明の二重化装置I/O制御方
式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求リン
クステップは発生したI/O要求が二重化装置に対する
二重化I/O要求であるか否かを判断し、二重化I/O
要求であるときには正系装置に対するI/O要求に副系
装置に対するI/O要求を指すポインタをセットし、さ
らに副系装置に対するI/O要求に正系装置に対するI
/O要求を指すポインタをセットし、前記I/O要求を
正系装置および副系装置の各I/O要求キューに乗せ
る。
【0013】さらに、本発明の二重化装置I/O制御方
式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求検索
ステップはI/O要求キューを参照し、未実行のI/O
要求の中から二重化装置の相手系のI/O要求を指すポ
インタを得て、正系装置および副系装置の各I/O要求
を指すポインタを前記I/O要求状態比較ステップに渡
す。
【0014】さらに、本発明の二重化装置I/O制御方
式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求状態
比較ステップは前記I/O要求検索ステップからポイン
タを渡された正系装置および副系装置の各I/O要求を
比較し何れか一方が未実行のI/O要求である場合、前
記未実行のI/O要求を指すポインタを前記I/O要求
取り込みステップに渡す。
【0015】さらに、本発明の二重化装置I/O制御方
式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求取り
込みステップは前記I/O要求比較ステップから未実行
のI/O要求を指すポインタを渡されたとき前記I/O
要求を取り込むメモリ領域を確保し、前記ポインタを使
って前記I/O要求のイメージを前記メモリ領域に読み
込む。
【0016】さらに、本発明の二重化装置I/O制御方
式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求実行
ステップは前記I/O要求取り込みステップが取り込ん
だI/O要求を該当装置に実行し、前記該当装置からそ
の結果を受け取る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0018】図1は本発明の実施の一形態を示す構成図
である。同図において、本発明による二重化装置I/O
制御方式は、正系装置および副系装置を含む二重化装置
を備える情報処理システムの二重化装置I/O制御方式
において、正系装置8に対するI/O要求12と副系装
置9に対するI/O要求13との間にリンクを付加する
I/O要求リンク手段2と、前記I/O要求を装置毎の
キュー10および11に保持するI/O要求キュー7
と、前記情報処理システムが緊急終了し動作中のプロセ
スが停止し新たなI/O要求が停止したとき前記I/O
要求キューの中から前記リンクを付加したI/O要求1
4および15を探し出すI/O要求検索手段3と、前記
リンクを付加したI/O要求について正系装置および副
系装置の各I/O要求を比較し何れか一方が未実行のI
/O要求があればそれを検出するI/O要求状態比較手
段4と、前記未実行のI/O要求を前記I/O要求キュ
ーから取り込むI/O要求取り込み手段5と、前記未実
行のI/O要求を該当装置に実行するI/O要求実行手
段6とを有する。
【0019】なお、プロセッサ1は上記情報処理システ
ムを構成しマルチプロセス動作する中央処理装置であ
り、システムダウンした場合のシステム強制停止処理に
おいて、動作している各プロセスを順次停止させ、新た
なI/O要求を停止した後に、I/O要求検索手段3を
起動する。
【0020】I/O要求キュー7は、装置毎のキュー1
0,11のようなI/O要求を多数キューイング可能な
領域を装置毎に備えている。一つの装置は同時に複数I
/Oを処理しないため、プロセッサ1は同時にI/O要
求が来た場合にI/O要求を装置毎のキュー10,11
に並べておき、順番に実行している。ここでI/O要求
はメモリ上の構造体であり、I/O要求のリンクはポイ
ンタである。
【0021】I/O要求キュー7の中の装置毎のキュー
10および11には、正系装置8に対するI/O要求1
4および副系装置9に対するI/O要求15が並んでお
り、正副個々の装置へのI/Oは非同期に実行され、ま
た、I/O要求は複数プロセスから同時に複数個要求さ
れる。
【0022】I/O要求リンク手段2は、二重化装置に
対するI/O要求があると、正系装置8に対するI/O
要求12と副系装置9に対するI/O要求13の間にリ
ンクを付加した後にI/O要求キュー7にI/O要求を
乗せる。
【0023】プロセッサ1は、システムダウンする場合
において、非同期に動作している各プロセスを順次停止
させていき、新たなI/O要求を停止した後に、I/O
要求検索手段3を起動する。
【0024】I/O要求検索手段3は、I/O要求キュ
ー7の中を検索して、まだ実行されていないI/O要求
の中からI/O要求リンク手段2の付加したリンクを検
索し、それを見つけたらI/O要求状態比較手段4に情
報を渡す。
【0025】I/O要求状態比較手段4は、リンクでつ
ながれた正副2つのI/O要求を比較し、正系か副系の
どちらか一方のみI/Oが実行された状態になっている
I/O要求の場合に、I/O要求取り込み手段5を起動
する。
【0026】I/O要求取り込み手段5は、正系か副系
のどちらか一方のみI/Oが実行された状態になってい
るI/O要求のうち未実行の方を、I/O要求キュー7
から取り込んで、I/O要求実行手段6へ引き渡す。
【0027】I/O要求実行手段6は、引き渡されたI
/O要求を正系装置8または副系装置9のどちらか該当
する装置に実行する。
【0028】図2は上記のI/O要求リンク手段2の処
理を示す流れ図である。
【0029】まず、システム運用中に装置に対してI/
O要求を行う場合に、I/O要求リンク手段2はそれが
二重化装置に対するI/O要求であるか判断する(2
1)。それが二重化I/O要求ならば、正系装置8に対
するI/O要求に副系装置9に対するI/O要求を指す
ポインタをセットし(22)、副系装置9に対するI/
O要求に正系装置8に対するI/O要求を指すポインタ
をセットし(23)、I/O要求をそれぞれの装置のI
/O要求キュー7に乗せる(24)。
【0030】次に、システムダウン時には、プロセッサ
1は非同期に動作している各プロセスを順次停止させて
いき、最後のプロセスとなった時点、つまりI/O要求
キュー7へ新たなI/O要求が停止しかつI/O要求キ
ュー7から装置へのI/O実行が停止した時点で、I/
O要求検索手段3を起動する。
【0031】図3はI/O要求検索手段3の処理を示す
流れ図である。同図において、I/O要求検索手段3
は、二重化装置のI/Oキューに並んでいるI/O要求
を参照し(31)、まだ実行されていないI/O要求の
中から二重化の相手系のI/O要求を指すポインタを得
て(32)、正副のI/O要求を指すポインタをI/O
要求状態比較手段4に渡す(33)。
【0032】図4はI/O要求状態比較手段4の処理を
示す流れ図である。同図において、I/O要求状態比較
手段4は、ポインタを渡された正副2つのI/O要求を
比較し(41,42,43)、正系か副系のどちらか一
方のみI/Oが実行された状態になっているI/O要求
の場合に、実行していない正系または副系に対するI/
O要求を指すポインタを、I/O要求取り込み手段5に
渡す(44)。
【0033】図5はI/O要求取り込み手段5の処理を
示す流れ図である。同図において、I/O要求取り込み
手段5は、I/O要求を取り込むために必要な領域をメ
モリ上に確保し(51)、I/O要求状態比較手段4か
ら渡されたI/O要求を指すポインタを使ってI/O要
求のイメージを確保した領域に読み込む(52)。
【0034】図6はI/O要求実行手段6の処理を示す
流れ図である。同図において、I/O要求実行手段6
は、上記のI/O要求に該当する装置にI/Oを実行し
(61)、その装置からI/Oの結果を受け取る(6
2)。
【0035】上記のようにして、I/O要求検索手段
3,I/O要求状態比較手段4,I/O要求取り込み手
段5,I/O要求実行手段6の順番を繰り返すことによ
り、I/O要求キュー7に存在する正系または副系のう
ち片方のみしか実行されていないI/O要求を、順次実
行することができる。
【0036】なお、上記の二重化装置I/O制御方式
は、プロセッサ1の主記憶(図示していない。)に保持
されたプログラムを実行することによって動作する。こ
のプログラムはオペレーティングシステムの一部であ
り、通常、ハードディスクに格納されており、情報処理
システムの稼動時に主記憶にロードされ実行される。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、システムダウン時にI/O要求キューをチェッ
クして正系装置および副系装置の更新内容を一致させて
いるので、更新履歴がなくても正系装置および副系装置
の内容を常に同一に保持することができる。したがっ
て、更新履歴などの採取に伴うオーバヘッドを削減し、
障害の復旧に要する時間を大幅に短縮できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す構成図。
【図2】I/O要求リンク手段の処理を示す流れ図。
【図3】I/O要求検索手段の処理を示す流れ図。
【図4】I/O要求状態比較手段の処理を示す流れ図。
【図5】I/O要求取り込み手段の処理を示す流れ図。
【図6】I/O要求実行手段の処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 I/O要求リンク手段 3 I/O要求検索手段 4 I/O要求状態比較手段 5 I/O要求取り込み手段 6 I/O要求実行手段 7 I/O要求キュー 8 正系装置 9 副系装置 10,11 装置毎のキュー 12,13,14,15 I/O要求

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正系装置および副系装置を含む二重化装
    置を備える情報処理システムの二重化装置I/O制御方
    式において、正系装置に対するI/O要求と副系装置に
    対するI/O要求との間にリンクを付加するI/O要求
    リンク手段と、前記I/O要求を装置毎のキューに保持
    するI/O要求キューと、前記情報処理システムが緊急
    終了し動作中のプロセスが停止し新たなI/O要求が停
    止したとき前記I/O要求キューの中から前記リンクを
    付加したI/O要求を探し出すI/O要求検索手段と、
    前記リンクを付加したI/O要求について正系装置およ
    び副系装置の各I/O要求を比較し何れか一方が未実行
    のI/O要求があればそれを検出するI/O要求状態比
    較手段と、前記未実行のI/O要求を前記I/O要求キ
    ューから取り込むI/O要求取り込み手段と、前記未実
    行のI/O要求を該当装置に実行するI/O要求実行手
    段とを有することを特徴とする二重化装置I/O制御方
    式。
  2. 【請求項2】 正系装置および副系装置を含む二重化装
    置を備える情報処理システムの二重化装置I/O制御方
    式において、正系装置に対するI/O要求と副系装置に
    対するI/O要求との間にリンクを付加するI/O要求
    リンクステップと、前記I/O要求を装置毎のキューに
    保持するI/O要求キューと、前記情報処理システムが
    緊急終了し動作中のプロセスが停止し新たなI/O要求
    が停止したとき前記I/O要求キューの中から前記リン
    クを付加したI/O要求を探し出すI/O要求検索ステ
    ップと、前記リンクを付加したI/O要求について正系
    装置および副系装置の各I/O要求を比較し何れか一方
    が未実行のI/O要求があればそれを検出するI/O要
    求状態比較ステップと、前記未実行のI/O要求を前記
    I/O要求キューから取り込むI/O要求取り込みステ
    ップと、前記未実行のI/O要求を該当装置に実行する
    I/O要求実行ステップとを含むことを特徴とする二重
    化装置I/O制御方式のプログラム記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の二重化装置I/O制御方
    式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求リン
    クステップは発生したI/O要求が二重化装置に対する
    二重化I/O要求であるか否かを判断し、二重化I/O
    要求であるときには正系装置に対するI/O要求に副系
    装置に対するI/O要求を指すポインタをセットし、さ
    らに副系装置に対するI/O要求に正系装置に対するI
    /O要求を指すポインタをセットし、前記I/O要求を
    正系装置および副系装置の各I/O要求キューに乗せる
    ことを特徴とする二重化装置I/O制御方式のプログラ
    ム記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の二重化装置I/O制御方
    式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求検索
    ステップはI/O要求キューを参照し、未実行のI/O
    要求の中から二重化装置の相手系のI/O要求を指すポ
    インタを得て、正系装置および副系装置の各I/O要求
    を指すポインタを前記I/O要求状態比較ステップに渡
    すことを特徴とする二重化装置I/O制御方式のプログ
    ラム記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の二重化装置I/O制御方
    式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求状態
    比較ステップは前記I/O要求検索ステップからポイン
    タを渡された正系装置および副系装置の各I/O要求を
    比較し何れか一方が未実行のI/O要求である場合、前
    記未実行のI/O要求を指すポインタを前記I/O要求
    取り込みステップに渡すことを特徴とする二重化装置I
    /O制御方式のプログラム記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の二重化装置I/O制御方
    式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求取り
    込みステップは前記I/O要求比較ステップから未実行
    のI/O要求を指すポインタを渡されたとき前記I/O
    要求を取り込むメモリ領域を確保し、前記ポインタを使
    って前記I/O要求のイメージを前記メモリ領域に読み
    込むことを特徴とする二重化装置I/O制御方式のプロ
    グラム記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の二重化装置I/O制御方
    式のプログラム記録媒体において、前記I/O要求実行
    ステップは前記I/O要求取り込みステップが取り込ん
    だI/O要求を該当装置に実行し、前記該当装置からそ
    の結果を受け取ることを特徴とする二重化装置I/O制
    御方式のプログラム記録媒体。
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