JP2007004690A - 記憶制御方法、システム及びプログラム - Google Patents

記憶制御方法、システム及びプログラム Download PDF

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【課題】 ホストから二重書きされた複数の記憶装置のデータを別の記憶制御装置内の1つの記憶装置に格納する多対1のリモートコピーを行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】 二重化された複数の記憶制御装置からのデータを格納する記憶制御方法において、二重化された第1の記憶制御装置及び第2の記憶制御装置のデータを通信装置により受領するステップと、第1の記憶制御装置から受領したデータと同一のデータを第2の記憶制御装置から受領するのを待つデータ待ち合わせ処理を行って受領したデータを記憶装置へ格納するステップとを有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は二重化された複数の記憶制御装置からのデータを格納する記憶制御技術に関し、特に記憶制御装置間の距離が長く、記憶制御装置間のデータ転送を非同期リモートコピーにより行う記憶制御技術に適用して有効な技術に関するものである。
一般に、情報処理システムではデータの破壊を防止してシステムの信頼性を高めるため、同一のデータを2台の磁気ディスク記録装置等の入出力装置に入出力する、いわゆる二重書き制御方式が採用されている。二重化された入出力装置の制御方式においては、二重化された両方の装置に対して入出力処理を行い、両方の処理が終わった時点で当該入出力動作が完了となる。これにより入出力動作毎にデータの二重化が保証される。これに関係する従来技術として、例えば特許文献1に開示された技術が知られている。
特許文献2には、複数の記憶制御装置間でライトデータの順序性を常時保証する非同期転送によるリモートコピー(以下、非同期リモートコピーという)の技術が開示されている。また、特許文献3には、3以上の記憶制御装置間で、常時、ライトデータの更新順序性を保持する技術が開示されている。
図16は従来のリモートコピー技術とホスト二重書きディスク装置とを組み合わせたデータセンタの構築例を示す図である。ディスク装置二重書きを適用した、大型計算機システム、サーバー、パーソナルコンピュータ、その他の上位計算機システム(以下、ホストという)において、非同期リモートコピー技術を組み合わせて3つのデータセンタを設置する場合、リモートコピー技術が論理ディスクに対して、1対1構成のディスクペア間のデータコピーだけが可能であり、二重書きディスク装置に障害が発生して一重書きになった場合も遠隔地にコピーを残すことを考慮すると図16に示す構成となる。この場合、ホストから二重書きしている正ディスク装置数+副ディスク装置数と同数のディスク装置数を、遠隔地のデータセンタに設置する必要がある。
図17は従来のリモートコピー技術における3つのデータセンタの構築例(カスケード接続)を示す図である。図17の構成例では、データセンタ1からデータセンタ2へリモートコピーを行った後、データセンタ2からデータセンタ3へのリモートコピーを行っている。
図18は従来のリモートコピー技術における3つのデータセンタの構築例(マルチホップ接続)を示す図である。図18の構成例では、データセンタ1からデータセンタ2へのリモートコピーと、データセンタ1からデータセンタ2へのリモートコピーとを行っている。
ホスト二重書きシステムにおいては、ホストからのI/Oを2つのディスク装置(正ディスク装置と副ディスク装置)で受領するが、リモートコピーに関する従来の技術で3つのデータセンタを構築する場合(図17、図18)、ホストからのI/Oを唯一のディスク装置で受領する必要があり、ホスト二重書きシステムへの適用はできなかった。
特開昭62−274448号公報 特許第3414218号公報 特開2003−122509号公報
前記の様に従来の技術において非同期リモートコピー技術を組み合わせて3つのデータセンタを設置する場合、ホストから二重書きしている正ディスク装置数+副ディスク装置数と同数のディスク装置数を遠隔地のデータセンタに設置する必要がある為、コストパフォーマンスの面で問題があった。また、リモートコピーに関する従来の技術で3つのデータセンタを構築する場合、ホストからのI/Oを唯一のディスク装置で受領する必要がある為、ホスト二重書きシステムへの適用はできなかった。
この様に、"3つ以上のデータセンタ間で、常時、データ更新の順序性を保持する"従来のリモートコピー技術は、ホストによるディスク二重書きを適用しているシステムに対する考慮が不足していた。
ここで、非同期リモートコピーのデータ更新の順序性を常時保証する事項について補足説明する。
ホストから発行されたI/Oは記憶制御装置に書き込まれ、記憶制御装置が報告するデータの書き込み完了報告を認識し、ホストは次のステップを実行する。ホストは記憶制御装置のデータ書き込み完了を受領しない場合、または障害報告があった場合は、次のI/Oを正常には発行しない。従ってデータの書き込みの順序性は、ホストが記憶制御装置から書き込み完了報告を受領する前後で、記憶制御装置が順序性保存の何らかの処理をすることで維持されるべきものである。
同期転送のリモートコピーでは、転送されコピーされるデータが別の記憶制御装置に書き込まれ、別の記憶制御装置からの書き込み完了を受領した後、ホストに対して書き込み完了報告を行う。リモートコピーを行わない場合と比較し、リモートコピーに係る処理、及びデータ転送処理時間が長くかかり、性能が遅延する。リモートコピーにおける接続距離を延長すると、データ転送に伴う処理時間が増大し、リモートコピーを行うことによりホストのI/O処理の性能を更に低下させる。これを打破する一つの方法が非同期転送である。
非同期転送は、ホストからI/Oを受領した記憶制御装置が、別の記憶制御装置へデータを転送し、別の記憶制御装置の書き込み完了を待たずに、ホストからI/Oを受領した記憶制御装置が書き込み完了報告をホストへ返す。これにより、記憶制御装置間のデータ転送は、ホストのI/O処理と関係が無くなり、ホストのI/O処理と非同期に実行できる。しかし、ホストからのデータの到着順序を守って、別の記憶制御装置へデータを書き込まなければ、別の記憶制御装置のデータ順序性は維持されず、両記憶制御装置間でデータの不整合を来す可能性がある。データの順序性を常時保証する機能を追加すれば、この様な可能性を極小化できる。
別の記憶制御装置は、ホストI/Oを受領した記憶制御装置と比較し、通常はデータの更新は遅れているが、ホストからのデータ到着順序を守って記憶制御装置へ書き込む限り、データの順序性に矛盾は無く、ジャーナルファイルシステムやデータベースリカバリ処理により、障害時の回復が可能である。
"データの順序性を常時保証する非同期転送によるリモートコピー"の技術によれば、ホストに完了報告を返す際に、記憶制御装置がデータの順序性を保証する処理をしていることが特徴である。記憶制御装置におけるオーバヘッドや内部処理の遅延時間に拘らず、ホストに返す際にデータ順序情報をブロック毎に管理する措置を施しているため、常時順序性を保証できる。
本発明の目的は上記問題を解決し、ホストから二重書きされた複数の記憶装置のデータを別の記憶制御装置内の1つの記憶装置に格納する多対1のリモートコピーを行うことが可能な技術を提供することにある。
本発明は、二重化された複数の記憶制御装置からのデータを格納する記憶制御システムにおいて、第1の記憶制御装置から受領したデータと同一のデータを第2の記憶制御装置から受領した後、その受領したデータを記憶装置へ格納するものである。
本発明の記憶制御システムでは、ホストから二重化された正記憶制御装置及び副記憶制御装置へデータの書き込みを要求するライト要求が行われると、正記憶制御装置及び副記憶制御装置は、そのライト要求と共にホストから送信されたライトデータを受領してキャッシュメモリや磁気ディスク装置に格納した後、その受領したライトデータをそれぞれ第3の記憶制御装置に送信する。
第3の記憶制御装置は、正記憶制御装置または副記憶制御装置のいずれかからライトデータを受領すると、そのライトデータをキャッシュメモリに格納した後、そのライトデータとキャッシュメモリ中の他のライトデータとを比較し、当該ライトデータと同一のデータを他の記憶制御装置から受領しているかどうかを判定する。その結果、そのライトデータと同一のデータを他の記憶制御装置から受領していない場合には、当該ライトデータと同一のデータが他の記憶制御装置から送信されるのを待つデータ待ち合わせ処理を行い、同一のデータを他の記憶制御装置から受領している場合には、そのデータを磁気ディスク装置等へ書き込む処理を行う。
本発明によれば、ホストから二重書きされた複数の記憶装置のデータを別の記憶制御装置内の1つの記憶装置に格納する多対1のリモートコピーを行うことが可能である。
以下に二重化された正記憶制御装置及び副正記憶制御装置のキャッシュメモリまたは磁気ディスク装置のデータを第3の記憶制御装置内の磁気ディスク装置へ格納する一実施形態の記憶制御システムについて説明する。
図1は本実施形態の記憶制御システムの概略構成を示す図である。図1に示す様に本実施形態の正記憶制御装置104または副記憶制御装置104は、ライトデータ受領部130と、ライトデータ送信部140とを有している。
ライトデータ受領部130は、ホスト100からライトデータ112を通信装置により受領する処理部である。ライトデータ送信部140は、ホスト100から受領したライトデータ112を通信装置により第3記憶制御装置109へ送信する処理部である。
正記憶制御装置104または副記憶制御装置104をライトデータ受領部130及びライトデータ送信部140として機能させる為のプログラムは、ROM等の記録媒体に記録されて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
第3記憶制御装置109は、ライトデータ受領部150と、ライトデータデステージ部160とを有している。
ライトデータ受領部150は、二重化された正記憶制御装置104及び副記憶制御装置104のライトデータ112を通信装置により受領する処理部である。ライトデータデステージ部160は、正記憶制御装置104または副記憶制御装置104から受領したライトデータ112と同一のデータを他方の記憶制御装置104から受領するのを待つデータ待ち合わせ処理を行って受領したライトデータ112を第3記憶制御装置109のディスク装置105へ格納する処理部である。
第3記憶制御装置109をライトデータ受領部150及びライトデータデステージ部160として機能させる為のプログラムは、ROM等の記録媒体に記録されて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
図1に示す様に本実施形態の記憶制御システムは、1台のホスト100、1台の正記憶制御装置104、正記憶制御装置104に接続された1台以上のディスク装置105、1台の副記憶制御装置104、副記憶制御装置104に接続された1台以上のディスク装置105、第3記憶制御装置109、第3記憶制御装置109に接続された1台以上のディスク装置105から構成される。
ホスト100は、CPU101、主記憶102、チャネル103から構成される場合もある。正記憶制御装置104、副記憶制御装置104、及び第3記憶制御装置109は、制御用メモリ107、キャッシュメモリ108を含み、図示していないが、CPU、主記憶、ROMや通信装置を備え、ディスク装置105へのアクセスを制御するコンピュータであるものとする。本実施形態においては、正記憶制御装置104は、第3記憶制御装置109とデータ転送を行う非同期リモートコピー機能を持つ。同様に、副記憶制御装置104も第3記憶制御装置109とデータ転送を行う非同期リモートコピー機能を持つ。第3記憶制御装置109の内部構成は、正記憶制御装置104、及び副記憶制御装置104と同様である。
制御用メモリ107には、ライトデータ112に対応したライトデータ管理情報113が作成される。
ホスト100は、正記憶制御装置104、及び副記憶制御装置104にライト要求110を発行する時、ライトデータ112にホスト二重書き情報111を付与する。ホスト二重書き情報111は、このライトデータをホストが二重書きするか、一重書きするかを示すホスト二重書き状態ビット211である。
すなわち、ホスト二重書き状態では、ライトデータ112に、ホスト二重書き状態ビット211がオンのホスト二重書き情報111が付加されて、正記憶制御装置104、及び、副記憶制御装置104にライトデータが送られる。また、ディスク障害等でホスト一重書きの状態では、ライトデータ112に、ホスト二重書き状態ビット211がオフのホスト二重書き情報111が付加されて、正記憶制御装置104、或いは、副記憶制御装置104にライトデータ112が送られる。
このホスト二重書き情報111は、第3記憶制御装置側でライトデータ112を待ち合わせる為の情報として使用される。
図2は本実施形態のライトデータ管理情報113の構成を示す図である。ここでは、特に本実施形態に直接関係する情報について説明する。なお、本実施形態では、ホスト100がライト要求110を発行する際、指定するディスクを論理ディスクと呼ぶ。論理ディスクID120は、対応するライトデータを書き込むよう、ホスト100から指定された論理ディスクの番号であり、ライト要求110に含まれる情報である。
図3は本実施形態の論理ディスクの定義例を示す図である。本実施形態では、ホスト100が認識している論理ディスクと、ディスク装置105(物理ディスク)は、1対1に対応している必要はなく、図3に示す様に、論理ディスクが複数のディスク装置105上に定義されていても良い。また、論理ディスクに冗長データを含ませ、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)構成にしても良い。
図2のライトアドレス121は、対応するライトデータ112を書き込む論理ディスク内のアドレスを示す情報(例えば、論理ディスクの先頭から1MByteの領域という様な情報)で、ライト要求110に含まれる情報である。ライトデータ長122は、対応するライトデータの長さを示すものである。以上の情報は、何れも、通常のライト要求110に含まれる情報である。ライトデータポインタ123は、対応するライトデータ112へのポインタである。ホスト二重書き情報111については、既に説明した通りである。ライト要求110にホスト二重書き情報111を付加することが本実施形態の特徴の1つである。第3記憶制御装置保留ビット124は、第3記憶制御装置109内でのライトデータ112の保留が必要であることを示す情報であり、正記憶制御装置104、及び、副記憶制御装置104では常にオフになっているものとする。
制御用メモリ107に含まれるもう1つの情報は、リモートコピー構成管理情報114である。本情報は、正記憶制御装置104の論理ディスクに対応して存在する情報で、対応する論理ディスクのリモートコピーペアになっている第3論理ディスクの番号、すなわち、第3記憶制御装置109の番号と、第3論理ディスクの第3記憶制御装置内の論理ディスク番号を含む。もちろん、リモートコピーペアを持たない論理ディスクには、ヌル値が入るものとする。
副記憶制御装置104の内の制御用メモリ107にも、同様に、対応する論理ディスクのリモートコピーペアになっている第3論理ディスクの番号、すなわち、第3記憶制御装置109の番号と、第3論理ディスクの第3記憶制御装置内の論理ディスク番号を含む。
第3記憶制御装置109の制御用メモリ107にも、ライトデータ管理情報113が含まれる。フォーマットは、正記憶制御装置104や副記憶制御装置104と同じで良い。但し、第3記憶制御装置保留ビット124は、ライトデータ112の書き込みを遅延させていることを示す情報である。
更に第3記憶制御装置109の制御用メモリ107に含まれるもう1つの情報は、リモートコピー構成管理情報114である。本情報は、正記憶制御装置104及び副記憶制御装置104の論理ディスクに対応して存在する情報で、対応する2台の論理ディスクのリモートコピーペアになっているディスクの番号、すなわち、正記憶制御装置104の番号と、正ディスクの正記憶制御装置104内の論理ディスク番号、及び副記憶制御装置104の番号と、副ディスクの副記憶制御装置104内の論理ディスク番号を含む。もちろん、リモートコピーペアを持たない論理ディスクには、ヌル値が入るものとする。
図4は本実施形態のライトデータ受領部130の処理手順を示すフローチャートである。正記憶制御装置104のライトデータ受領部130は、ホスト100から通信装置によりライト要求110を受け取ったときに動作を開始する。
まず正記憶制御装置104のライトデータ受領部130は、通信装置により受け取ったライトデータ112をキャッシュメモリ108に格納する(ステップ131)。次に、正記憶制御装置104のライトデータ受領部130は、制御用メモリ107内のライトデータ管理情報113を、当該ライト要求に対応して確保する(ステップ132)。更に、ライト要求110に含まれるホスト二重書き情報111等の情報を、確保したライトデータ管理情報113に格納し、ライトデータポインタ123、第3記憶制御装置保留ビット124をオフにする(ステップ133)。また、この動作(ステップ133)は、非同期リモートコピーで更新順序を保証する為に使用する順序データ(ホストがライトデータに付与する時刻情報、或いは制御装置が生成するシーケンス番号等)をライトデータ管理情報113に格納する処理を含み、非同期リモートコピーの一般的な動作であるため、詳細については特に記述しない。最後に、ホスト100に、ライト要求110の完了報告を行う(ステップ134)。
以上の処理には、ディスク装置105へのアクセスがないため、高速な応答が可能となる。また、ライトデータ112をディスク装置105へ書き込む処理は、正記憶制御装置104が後から実行する。この動作は、通常の制御装置の動作であるため、特に、詳細に記述しない。
また副記憶制御装置104のライトデータ受領部130も、正記憶制御装置104のライトデータ受領部130と同じ動作を行う。
図5は本実施形態のライトデータ送信部140の処理手順を示すフローチャートである。図5に示す様に正記憶制御装置104のライトデータ送信部140は、ライトデータ112を第3記憶制御装置109に送る機能を持つ。
すなわちライトデータ送信部140は、送信するライトデータ112のライトデータ管理情報113を選択して、リモートコピーペアが存在する第3記憶制御装置109へ通信装置により送る。ライトデータ112の長さ、書き込みを行う第3論理ディスク内アドレスは、ライトデータ管理情報113内の情報を参照して指定する(ステップ141)。この動作(ステップ141)では、非同期リモートコピー機能で更新順序を保証する為に、順序データ(ホストがライトデータに付与する時刻情報、或いは制御装置が生成するシーケンス番号等)からライトデータを選択する処理を含み、非同期リモートコピーの一般的な動作であるため、詳細については特に記述しない。次に、第3記憶制御装置109からの完了報告を待つ(ステップ142)。完了報告が返ってくると、転送の終わったライトデータ管理情報113を解放する(ステップ143)。この後、ステップ141へ戻り、次に送信すべきライトデータ112を見つける。
また副記憶制御装置104のライトデータ送信部140も、正記憶制御装置104のライトデータ送信部140と同じ動作を行う。
図6は本実施形態のライトデータ受領部150の処理手順を示すフローチャートである。第3記憶制御装置109のライトデータ受領部150は、正記憶制御装置104または副記憶制御装置104から通信装置によりライトデータ112を受け取ったときに動作する。
なお第3記憶制御装置109のライトデータ受領部150は、ライトデータ管理情報113の設定において、第3記憶制御装置保留ビット124をオンに設定する(ステップ153)以外は、正記憶制御装置104或いは副記憶制御装置104のライトデータ受領部130と同様の処理を行う。
図7は本実施形態のライトデータデステージ部160の構成を示す図である。第3記憶制御装置109のライトデータデステージ部160は、ライトデータ112をディスク装置105に書き込む機能を持ち、図7に示す様にホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170と、ライトデータ書き込み処理190で構成される。
ホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170は、正記憶制御装置104から送られてきたライトデータ112と、副記憶制御装置104から送られてきたライトデータ112との待ち合わせを行う機能を持ち、本実施形態の特徴の1つである。ホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170について、図8及び図9を用いて説明する。
図8は本実施形態のホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の処理手順を示すフローチャートである。図8に示す様にホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170は、ライトデータ受領部150で受領し、キャッシュメモリ108に格納したライトデータ112を先頭から参照し、第3記憶制御装置保留ビット124がオンであるものを検索する(ステップ171)。
次にステップ172では、ステップ171の検索結果を参照して第3記憶制御装置保留ビット124がオンであるライトデータ112が検索されたかどうかを調べ、第3記憶制御装置保留ビット124がオンであるライトデータ112が検索された場合にはステップ173へ進み、そうでない場合にはステップ181へ進む。
ステップ173では、前記検索されたライトデータ112のホスト二重書き状態ビット211がオンであるかどうかを調べ、ホスト二重書き状態ビット211がオンである場合にはステップ174に進み、そうでない場合にはステップ180へ進む。
ステップ174では、ライトデータ受領部150が受領したライトデータ管理情報113から、ホスト二重書きのライトデータ管理情報113について、対となるホスト二重書きのライトデータ管理情報113を探す。すなわち、同一論理ディスクID、同一ライトアドレス、同一データ長を持ち、そのライトデータ管理情報113と対応するライトデータ112の内容が同一であると共に、ホスト二重書き状態ビット211がオンであるものを探す。
ステップ175では、ステップ174の検索結果を参照して前記条件を満たすライトデータが見つかったかどうかを調べ、ステップ171で検索したライトデータ112と対になる二重書きライトデータを見つけた場合にはステップ176へ進み、その書き込み状態を一重書き状態に変更するため、1つのライトデータ管理情報113のホスト二重書き状態ビット211をオフに設定し、他方のライトデータ管理情報113と対応するキャッシュメモリ108内のライトデータ112を削除する。これにより、2つの二重書きライトデータ112を1つのライトデータ112にまとめることができる。
ステップ171で検索したライトデータ112の二重書きライトデータ管理情報113と対になる二重書きライトデータ管理情報113が見つからない場合(ステップ175の判定がNOの場合)には、非同期リモートコピー機能によるライトデータの転送が遅延しているか、ホスト二重書き中に障害を検出してホスト一重書きに切り替わった可能性がある。このためステップ177では、ホスト二重書きライトデータ管理情報113と、同じライトデータ112を持つホスト一重書きのライトデータ、すなわちホスト二重書き状態ビット211がオフのライトデータ管理情報113を探す。ステップ178では、ステップ177の検索結果を参照してホスト二重書き状態ビット211がオフのライトデータ管理情報113が見つかったかどうかを調べ、同じライトデータ112を持つライトデータ管理情報113が見つかった場合にはステップ179へ進み、その二重書き状態のライトデータ管理情報113と対応するキャッシュメモリ108内のライトデータ112を削除する。
同じライトデータ112を持つホスト一重書きのライトデータ管理情報113が見つからなかった場合(ステップ178の判定がNOの場合)には、リモートコピー機能によるライトデータの転送が遅延していると判断してステップ180へ進み、次のライトデータ管理情報113について処理を行う。
図9は本実施形態のホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の続きを示す図である。前述の処理を、全てのライトデータ管理情報113について実行した後(ステップ172の判定がNOの場合)、図9に示す様に第3記憶制御装置保留ビット124をオフに設定する処理を行い、ホスト一重書きライトデータ112をディスク装置105に書き込む。
まず、キャッシュメモリ108に格納したライトデータ112を先頭から参照し、第3記憶制御装置保留ビット124がオンであるものを検索する(ステップ181)。
次にステップ182では、ステップ181の検索結果を参照して第3記憶制御装置保留ビット124がオンであるライトデータ112が検索されたかどうかを調べ、第3記憶制御装置保留ビット124がオンであるライトデータ112が検索された場合にはステップ183へ進み、そうでない場合にはステップ171へ戻る。
ステップ183では、前記検索されたライトデータ112のホスト二重書き状態ビット211がオンであるかどうかを調べ、ホスト二重書き状態ビット211がオフである場合にはステップ184に進み、そうでない場合にはステップ171へ戻る。
ステップ184では、前記検索されたライトデータ112の第3記憶制御装置保留ビット124をオフに設定し、ステップ185へ進む。そしてステップ185では、キャッシュメモリ108に格納した次のライトデータ112を参照し、第3記憶制御装置保留ビット124がオンであるものを検索してステップ182へ進む。
前記の様に第3記憶制御装置保留ビット124をオフに設定することで、ライトデータ管理情報113は、次のライトデータ書き込み処理190に渡される。
図10は本実施形態のライトデータ書き込み処理190の処理手順を示すフローチャートである。図10の様にライトデータ書き込み処理190では、まず、ライトデータ管理情報113の中で、第3記憶制御装置保留ビット124がオフのライトデータ管理情報を選択する(ステップ191)。この動作(ステップ191)では、非同期リモートコピー機能で更新順序を保証する為に、順序データ(ホストがライトデータに付与する時刻情報、或いは制御装置が生成するシーケンス番号等)からライトデータを選択する処理を含み、非同期リモートコピーの一般的な動作であるため、詳細については特に記述しない。
次に、しかるべき計算を行い、書き込みを行うディスク装置105と書き込みアドレスを求める(ステップ192)。この計算方法は、通常のRAID等で用いられる方法であるため、詳細には記述しない。次に、ライトデータ112をディスク装置105に書き込む要求を、ディスク装置105に発行し(ステップ193)、ディスク装置105からの完了要求を待つ(ステップ194)。完了報告を受け取った後、ステップ181へ戻り、次にディスク装置105にデステージすべきライトデータ管理情報113を見つける。
これにより、正記憶制御装置104が破壊されても、副記憶制御装置104と第3記憶制御装置109では同一内容の論理ディスクが保持され、ホスト二重書き制御により、ホスト100の業務は継続される。同様に、副記憶制御装置104が破壊された場合も、正記憶制御装置104と第3記憶制御装置109で同一内容の論理ディスクが保持され、ホスト100の業務は継続される。
更に、正記憶制御装置104と副記憶制御装置104の双方が破壊された場合でも、正記憶制御装置104及び副記憶制御装置104での更新順序が保持された論理ディスクが第3記憶制御装置109に保持され、第3記憶制御装置109に接続したホスト100での業務再開が可能である。なお第3記憶制御装置109を用いて障害時に回復動作を行う場合には、第3記憶制御装置109のディスク装置105の内容を障害の発生した正記憶制御装置104のディスク装置105または副記憶制御装置104のディスク装置105へコピーすることにより行う。
前記の例で説明してきた内容は、第3記憶制御装置109で、二重書きのライトデータ112の待ち合わせ判断(ステップ174)に、ライトデータ112自身の比較を行うため、十分な処理性能が得られない可能性がある。そこで、ライトデータ112自身の比較処理を改善する処理例について以下に説明する。
図11は本実施形態のライト要求110の識別情報を含むホスト二重書き情報111の例を示す図である。図11では、ホスト100がライト要求110を発行する時、ライトデータ112に付加されるホスト二重書き情報111として、ホスト二重書き状態ビット211と、ホスト二重書き番号212を付加することを表している。
ホスト二重書き番号212は、正記憶制御装置104と副記憶制御装置104へのライト要求110が同一であることを表すユニークな番号であり、第3記憶制御装置109で二重書きライトデータ112の待ち合わせ処理で用いられる。本実施形態では、ライト要求毎にカウントアップするシーケンス番号とする。
ホスト二重書き番号212を用いた処理を行うにあたって、各処理部で前記説明した内容と変更があるのは、ホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170である。変更後の処理フローを図12に示す。
図12は本実施形態のホスト二重書き番号212を用いるホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の処理手順を示すフローチャートである。図12に示す様に、ライトデータ受領部150が受領したライトデータ管理情報113から、ホスト二重書きのライトデータ管理情報113について、対となるホスト二重書きのライトデータ管理情報113を探すステップ274の処理では、同じライトデータ112を探す(比較)処理を、ホスト二重書き番号の比較に置き換えることで、処理性能の改善が図られ、ステップ277の処理でも同様である。
以上説明してきた内容は、1台のホスト100から正記憶制御装置104と副記憶制御装置104に接続している構成例である。図13に示す構成例では、複数のホスト100から、正記憶制御装置104と副記憶制御装置104に接続した構成である。以下、この構成における処理について説明する。
図13は本実施形態の複数のホスト100を正記憶制御装置104と副記憶制御装置104に接続した記憶制御システムの構成例を示す図である。図13の例では、複数のホスト100を正記憶制御装置104と副記憶制御装置104に接続して各ホスト100から二重書きを行うと共に、正記憶制御装置104及び副記憶制御装置104から第3記憶制御装置109へライトデータ112を送信している。
図14は本実施形態のホスト100の識別情報を含むホスト二重書き情報111の例を示す図である。図14では、ホスト100がライト要求110を発行する時、ライトデータ112に付加されるホスト二重書き情報111として、ホスト二重書き状態ビット211と、ホスト二重書き番号212、そして、ホストID313を付加することを表している。ホストID313は、ホスト100毎に割り当てられたユニークな番号であり、各ホスト100から発せられたライト要求110を区別する為に用いられる。
ホストID313を用いた処理を行うにあたって、各処理部で前記説明した内容と変更があるのは、ホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170である。変更後の処理フローを図15に示す。
図15は本実施形態のホストID313を用いるホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の処理手順を示すフローチャートである。図15に示す様に、ライトデータ受領部150が受領したライトデータ管理情報113から、ホスト二重書きのライトデータ管理情報113について、対となるホスト二重書きのライトデータ管理情報113を探すステップ374の処理では、同じホストID313を持つライトデータ管理情報113から検索する様に処理内容を変更しており、また、対となる二重書きライトデータ管理情報113が見つからない場合に、対となるホスト一重書きのライトデータ管理情報113を検索処理(ステップ377)においても、同様に同じホストID313を持つ一重書きのライトデータ管理情報113から検索する様に変更している。
これらの変更により、各ホスト100のホスト二重書き番号212が重複した場合でも、ホストID313毎に二重書きライトデータ管理情報113の待ち合わせが可能である。
以上説明した様に本実施形態の記憶制御システムによれば、第1の記憶制御装置から受領したデータと同一のデータを第2の記憶制御装置から受領した後、その受領したデータを記憶装置へ格納するので、ホストから二重書きされた複数の記憶装置のデータを別の記憶制御装置内の1つの記憶装置に格納する多対1のリモートコピーを行うことが可能である。
本実施形態の記憶制御システムの概略構成を示す図である。 本実施形態のライトデータ管理情報113の構成を示す図である。 本実施形態の論理ディスクの定義例を示す図である。 本実施形態のライトデータ受領部130の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のライトデータ送信部140の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のライトデータ受領部150の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のライトデータデステージ部160の構成を示す図である。 本実施形態のホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の続きを示す図である。 本実施形態のライトデータ書き込み処理190の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のライト要求110の識別情報を含むホスト二重書き情報111の例を示す図である。 本実施形態のホスト二重書き番号212を用いるホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態の複数のホスト100を正記憶制御装置104と副記憶制御装置104に接続した記憶制御システムの構成例を示す図である。 本実施形態のホスト100の識別情報を含むホスト二重書き情報111の例を示す図である。 本実施形態のホストID313を用いるホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理170の処理手順を示すフローチャートである。 従来のリモートコピー技術とホスト二重書きディスク装置とを組み合わせたデータセンタの構築例を示す図である。 従来のリモートコピー技術における3つのデータセンタの構築例(カスケード接続)を示す図である。 従来のリモートコピー技術における3つのデータセンタの構築例(マルチホップ接続)を示す図である。
符号の説明
170…ホスト二重書きライトデータ待ち合わせ処理、190…ライトデータ書き込み処理、212…ホスト二重書き番号、313…ホストID、100…ホスト、101…CPU、102…主記憶、103…チャネル、104…記憶制御装置、105…ディスク装置、107…制御用メモリ、108…キャッシュメモリ、109…第3記憶制御装置、110…ライト要求、111…ホスト二重書き情報、112…ライトデータ、113…ライトデータ管理情報、114…リモートコピー構成管理情報、211…ホスト二重書き状態ビット、130…ライトデータ受領部、140…ライトデータ送信部、150…ライトデータ受領部、160…ライトデータデステージ部、120…論理ディスクID、121…ライトアドレス、122…ライトデータ長、123…ライトデータポインタ、124…第3記憶制御装置保留ビット。

Claims (10)

  1. 二重化された複数の記憶制御装置からのデータを格納する記憶制御方法において、
    二重化された第1の記憶制御装置及び第2の記憶制御装置のデータを通信装置により受領するステップと、
    第1の記憶制御装置から受領したデータと同一のデータを第2の記憶制御装置から受領するのを待つデータ待ち合わせ処理を行って受領したデータを記憶装置へ格納するステップとを有することを特徴とする記憶制御方法。
  2. 第1の記憶装置から受領したデータと第2の記憶装置から受領したデータの内の一方を削除して他方を記憶装置へ格納することを特徴とする請求項1に記載された記憶制御方法。
  3. 二重化された第1の記憶制御装置及び第2の記憶制御装置へのデータの二重書きの状態を示す二重書き状態ビットがオンであるデータについて前記データ待ち合わせ処理を行ってそのデータの二重書き状態ビットをオフに設定し、前記二重書き状態ビットがオフに設定されたデータを記憶装置へ格納することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載された記憶制御方法。
  4. 第1の記憶制御装置から受領したデータと同一であると共に前記二重書き状態ビットがオフであるデータを第2の記憶制御装置から受領している場合に、第1の記憶制御装置から受領したデータを削除し、第2の記憶制御装置から受領したデータを記憶装置へ格納することを特徴とする請求項3に記載された記憶制御方法。
  5. 第1の記憶制御装置から受領したデータと同一であると共に前記二重書き状態ビットがオンまたはオフである何れのデータも第2の記憶制御装置から受領していない場合に、第1の記憶制御装置から受領したデータと同一のデータの第2の記憶制御装置からの受領を待つことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載された記憶制御方法。
  6. 第1の記憶制御装置から受領したデータの内容を含む情報と第2の記憶制御装置から受領したデータの内容を含む情報とを比較して前記データ待ち合わせ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載された記憶制御方法。
  7. 第1の記憶制御装置から受領したデータを識別する為の識別子を含む情報と第2の記憶制御装置から受領したデータを識別する為の識別子を含む情報とを比較して前記データ待ち合わせ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載された記憶制御方法。
  8. 第1の記憶制御装置から受領したデータを送信した情報処理装置を識別する為の識別子を含む情報と第2の記憶制御装置から受領したデータを送信した情報処理装置を識別する為の識別子を含む情報とを比較して前記データ待ち合わせ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載された記憶制御方法。
  9. 二重化された複数の記憶制御装置からのデータを格納する記憶制御システムにおいて、
    二重化された第1の記憶制御装置及び第2の記憶制御装置のデータを通信装置により受領するデータ受領部と、
    第1の記憶制御装置から受領したデータと同一のデータを第2の記憶制御装置から受領するのを待つデータ待ち合わせ処理を行って受領したデータを記憶装置へ格納するデータデステージ部とを備えることを特徴とする記憶制御システム。
  10. 二重化された複数の記憶制御装置からのデータを格納する記憶制御方法をコンピュータに実行させる為のプログラムにおいて、
    二重化された第1の記憶制御装置及び第2の記憶制御装置のデータを通信装置により受領するステップと、
    第1の記憶制御装置から受領したデータと同一のデータを第2の記憶制御装置から受領するのを待つデータ待ち合わせ処理を行って受領したデータを記憶装置へ格納するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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